JPH06175034A - 長作動距離対物レンズ - Google Patents

長作動距離対物レンズ

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JPH06175034A
JPH06175034A JP4330371A JP33037192A JPH06175034A JP H06175034 A JPH06175034 A JP H06175034A JP 4330371 A JP4330371 A JP 4330371A JP 33037192 A JP33037192 A JP 33037192A JP H06175034 A JPH06175034 A JP H06175034A
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JP
Japan
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lens
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object side
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JP4330371A
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Katsuyuki Abe
阿部勝行
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長作動距離を有し、可視域での観察・検査、
近赤外線領域における検査・測定にも対応できるように
可視域及び近赤外域での色収差の補正を行った全長の短
い顕微鏡対物レンズ。 【構成】 物体側から、物体側に凹面を向けた正メニス
カスレンズ、及び、正レンズ、負レンズ、正レンズから
なる屈折力の弱い3枚接合レンズを含み、物体からの光
束を収斂光束に変換する正屈折力の第1群G1と、物体
側に凸面を向けた少なくとも2つの接合レンズを有する
負屈折力の第2群G2と、負レンズ、正レンズ、負レン
ズの3枚接合レンズからなる負屈折力の第3群G3とか
ら構成され、第1群の焦点距離、第1群の第1レンズの
焦点距離、各3枚接合レンズの正レンズと負レンズのア
ッベ数に関する条件を有する長作動距離対物レンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡対物レンズに関
し、特に、倍率が50×程度で長い作動距離を有し、可
視光線領域から近赤外線領域まで収差補正をした対物レ
ンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体IC及び液晶パネルの観察
・検査において、肉眼観察やテレビカメラによる観察の
他に、YAGレーザー等を用いて半導体ICパターン及
び液晶基板上の配線の欠陥部分をリペアすることが頻繁
に行われている。これらの場合、標本の挿脱、交換等の
操作を容易に行うために、標本観察のための顕微鏡対物
レンズの作動距離は大きいことが望ましい。このような
要望に応える長作動距離の対物レンズとしては、特開昭
63−23119号、特開平4−26813号に開示さ
れたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の対物レンズ
は、後記するように、操作性向上のために長作動距離を
有し、さらに、肉眼やテレビカメラによる観察・検査の
他に、YAGレーザー(波長1064nm)等の近赤外
線領域における検査・測定にも十分対応できるよう、可
視光線領域及び近赤外線領域での色収差の補正を行った
ものである。これにより、例えば、肉眼やテレビカメラ
による観察で発見された半導体ICパターン及び液晶基
板上の配線の欠陥部分に焦点を合わせたまま、YAGレ
ーザーを照射して正確に欠陥部分をリペアすることが可
能になる。
【0004】このような使用方法を考えると、特開昭6
3−23119号のものは、長作動距離を有している
が、主に可視光線領域において収差補正されたものであ
り、可視光での結像位置と赤外光での結像位置とは一致
せず、たとえ結像位置をずらしても、近赤外線領域では
十分な結像性能になっていない。したがって、可視光及
び赤外光を含めての検査・測定が必要な場合には、不適
切な対物レンズである。また、特開平4−26813号
のものは、長作動距離を有し、可視域より近赤外域まで
収差補正がなされているが、これは、長作動距離を確保
するため、正屈折力を持つ物体側の前群レンズの焦点距
離が長くなっている。その結果、対物レンズの全長及び
物像間距離が従来のものより大幅に長く、机上面から目
の高さまでの距離が長くなる等、操作上の問題点があっ
た。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、操作性向上のために長作動
距離を有し、肉眼やテレビカメラによる観察・検査の他
に、YAGレーザー等の近赤外線領域における検査・測
定にも十分対応できるよう、可視光線領域及び近赤外線
領域での色収差の補正を行った全長の短い対物レンズを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の長作動距離対物レンズは、物体側から順に、最物体
側に配置され、物体側に凹面を向けた正メニスカスレン
ズ、及び、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる屈折
力の弱い3枚接合レンズを含み、物体からの光束を収斂
光束に変換する正屈折力の第1レンズ群と、物体側に凸
面を向けた少なくとも2つの接合レンズを有する負屈折
力の第2レンズ群と、負レンズ、正レンズ、負レンズの
3枚接合レンズからなる負屈折力の第3レンズ群とから
構成され、以下の条件を満足することを特徴とするもの
である。
【0007】(1) 2<|f1 /f23|<5 (2) f>7F (3) ν1P-1−ν1N>30 ,ν1P-2−ν1N>30 (4) ν3N-1>ν3P ,ν3N-2>ν3P ただし、Fは全系の焦点距離、f1 は前記第1レンズ群
の焦点距離、f23は前記第2レンズ群と第3レンズ群の
合成焦点距離、fは前記第1レンズ群中の最も物体側の
レンズの焦点距離、ν1P-1、ν1P-2はそれぞれ前記第1
レンズ群中の3枚接合レンズの物体側の正レンズ、像側
の正レンズのアッベ数、ν1Nは該3枚接合レンズの負レ
ンズのアッベ数、ν3N-1、ν3N-2はそれぞれ前記第3レ
ンズ群中の物体側の負レンズ、像側の負レンズのアッベ
数、ν3Pは前記第3レンズ群中の正レンズのアッベ数で
あり、また、前記各焦点距離は全て基準波長であるe線
(波長546.07nm)における値である。
【0008】
【作用】以下、上記構成を採用した理由と作用について
説明する。本発明の対物レンズは、第1レンズ群の焦点
距離を長くすることにより、長作動距離を確保し、第1
レンズ群中に3枚接合レンズ及び第2レンズ群中に複数
の接合レンズを用いて、軸上色収差を補正し、第2レン
ズ群、第3レンズ群という2つの負屈折力群を設けるこ
とにより、諸収差を良好に補正しつつ、レンズ全長の短
縮を実現し、さらに、第3レンズ群中にも3枚接合レン
ズを用いることにより、倍率色収差を補正し、全体とし
て可視域より赤外域までの広い波長域にわたって色収差
を効果的に補正しているものである。
【0009】以下、各条件式について説明する。条件
(1)式は、第1レンズ群の正屈折力と第2レンズ群、
第3レンズ群の合成の負屈折力との比を定めたもので、
球面収差、像面湾曲及び色収差の補正に関するものであ
る。この条件の上限である5を越えると、第2レンズ群
と第3レンズ群に対して第1レンズ群の正屈折力が弱く
なりすぎ、第1レンズ群で発生した色収差を第2レンズ
群と第3レンズ群では補正しきれなくなる。他方、この
条件の下限の2を越えると、第2レンズ群と第3レンズ
群に対して第1レンズ群の正屈折力が強くなりすぎ、短
波長域で発生する高次の球面収差が補正不足になり、長
波長域すなわち近赤外域で発生する高次の球面収差との
バランスがとれなくなる。また、像面湾曲も補正不足に
なり、平坦な像面が得られなくなる。
【0010】条件(2)式は、第1レンズ群中の最も物
体側の正メニスカスレンズのパワーを定めたもので、球
面収差、コマ収差の補正に関するものである。この条件
の下限の7Fを越えると、この正メニスカスレンズの形
状が平凸レンズに近くなり、無収差となるアプラナティ
ックな条件から大きく外れるため、球面収差、コマ収差
の発生が大きくなり、特に、条件(1)式に関して述べ
たように、短波長域で発生する高次の球面収差が補正不
足になり、他のレンズでは補正しきれなくなる。
【0011】条件(3)式は、色収差を可視域より赤外
域までの広い波長域にわたって効果的に補正するために
設けられた条件である。これらの条件を満たさないで、
第1レンズ群中の3枚接合レンズの物体側の正レンズ、
像側の正レンズのアッベ数と真ん中の負レンズのアッベ
数との差が30以下になると、正レンズと負レンズのア
ッベ数の差が小さくなりすぎ、色収差を補正しようとす
ると、接合面の曲率半径がきつくなり、正レンズと負レ
ンズ共にパワーが強くなり、色収差を良好に補正するこ
とができなくなる。
【0012】条件(4)式は、色収差、特に倍率色収差
の補正に関するものである。上記のように、軸上色収差
に関しては、第1レンズ群中の3枚接合レンズや第2レ
ンズ群の複数の接合レンズによって補正しているが、倍
率色収差は補正不足になっている。そこで、第3レンズ
群のパワーを強くすることにより倍率色収差を補正する
が、このとき、最適な各レンズのアッベ数の条件が
(4)式である。この条件を外れて、第3レンズ群中の
物体側の負レンズ、像側の負レンズのアッベ数が真ん中
の正レンズのアッベ数より小さくなると、倍率色収差が
補正できないだけでなく、軸上色収差がこの第3レンズ
群により大きく発生してしまう。なお、条件(3)式及
び条件(4)式で述べられている3枚接合レンズに異常
分散性を有する硝材を用いれば、2次スペクトルを極め
て良好に補正することができる。
【0013】なお、前述の第1レンズ群中の3枚接合レ
ンズは、正メニスカスレンズやそれに続く正レンズ群に
より、物体からの光束が光軸とほぼ平行に変換され、光
束径が大きくなった位置に配置し、この3枚接合レンズ
の焦点距離をf’としたとき、|F/f’|<0.08
を満足するようにそのパワーを弱くする方が、軸上色収
差の補正にとって望ましい。
【0014】
【実施例】次に、本発明の長作動距離対物レンズの実施
例1〜4について説明する。各実施例のレンズデータは
後記するが、実施例1〜4のレンズ断面図をそれぞれ図
1〜図4に示す。
【0015】レンズ構成について、実施例1は、図1に
示すように、第1レンズ群G1 は、物体側に凹面を向け
た正メニスカスレンズと、両凸レンズと、両凸レンズ、
両凹レンズ、両凸レンズの3枚接合レンズと、両凸レン
ズとから構成され、第2群レンズ群G2 は、両凸レン
ズ、両凹レンズの接合レンズ2個から構成され、第3レ
ンズ群G3 は、両凹レンズ、両凸レンズ、両凹レンズの
3枚接合レンズから構成されている。
【0016】実施例2においては、図2に示すように、
第1レンズ群G1 は、物体側に凹面を向けた正メニスカ
スレンズ2枚と、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ
の3枚接合レンズと、両凸レンズとから構成され、第2
群レンズ群G2 は、物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの接
合レンズ、及び、両凸レンズと両凹レンズの接合レンズ
から構成され、第3レンズ群G3 は、両凹レンズ、物体
側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズの3枚接合レンズから構成さ
れている。
【0017】実施例3においては、図3に示すように、
第1レンズ群G1 は、物体側に凹面を向けた正メニスカ
スレンズ2枚と、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ
の3枚接合レンズと、両凸レンズとから構成され、第2
群レンズ群G2 は、両凸レンズ両凸レンズ、両凹レンズ
の接合レンズ2個から構成され、第3レンズ群G3 は、
物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に凹
面を向けた正メニスカスレンズ、両凹レンズの3枚接合
レンズから構成されている。
【0018】さらに、実施例4においては、図4に示す
ように、第1レンズ群G1 は、物体側に凹面を向けた正
メニスカスレンズと、両凸レンズと、両凸レンズ、両凹
レンズ、両凸レンズの3枚接合レンズと、両凸レンズと
から構成され、第2群レンズ群G2 は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズの接合レンズ、及び、両凸レンズと両凹
レンズの接合レンズから構成され、第3レンズ群G
3 は、両凹レンズ、両凸レンズ、両凹レンズの3枚接合
レンズから構成されている。
【0019】以下に各実施例のレンズデータを示すが、
記号は、上記の他、Fは全系の焦点距離、βは倍率、N
Aは開口数、WDは作動距離(物体面から最も物体側の
レンズ面の面頂までの距離)、r1 、r2 …は物体側か
ら順に示した各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は物
体側から順に示した各レンズ面間の間隔、nd1、nd2
は物体側から順に示した各レンズのd線の屈折率、
νd1、νd2…は物体側から順に示した各レンズのアッベ
数である。また、Lは物体面から各実施例の対物レンズ
の最終レンズ面の面頂までの距離を表す。
【0020】実施例1 F =3.6 β =50 NA=0.45 WD=19.5 r1 = -61.4899 d1 = 3.0 nd1 =1.79025 νd1 =50.00 r2 = -21.7218 d2 = 0.1 r3 = 102.7598 d3 = 5.0 nd2 =1.57098 νd2 =71.30 r4 = -24.6913 d4 = 0.1 r5 = 142.7110 d5 = 6.5 nd3 =1.43985 νd3 =94.97=ν1P-16 = -15.8235 d6 = 2.0 nd4 =1.61673 νd4 =43.84=ν1N7 = 23.1375 d7 = 5.0 nd5 =1.43985 νd5 =94.97=ν1P-28 = -75.0034 d8 = 0.1 r9 = 17.1132 d9 = 6.0 nd6 =1.43985 νd6 =94.97 r10= -56.4376 d10= 0.35 r11= 19.2650 d11= 3.4 nd7 =1.43985 νd7 =94.97 r12= -104.9982 d12= 4.6 nd8 =1.61673 νd8 =43.84 r13= 25.1527 d13= 0.1 r14= 10.5909 d14= 4.0 nd9 =1.43985 νd9 =94.97 r15= -17.3448 d15= 3.5 nd10=1.88814 νd10=40.78 r16= 10.4504 d16= 3.2 r17= -10.3104 d17= 3.0 nd11=1.61673 νd11=43.84=ν3N-118= 4.6977 d18= 7.0 nd12=1.81264 νd12=25.43=ν3P19= -5.6328 d19= 1.0 nd13=1.72341 νd13=50.25=ν3N-220= 5.5592 |f1 /f23|=3.59 f= 41.13= 11.43F ν1P-1−ν1N=51.13 ν1P-2−ν1N=51.13 |F/f’|=0.034 L=78.45
【0021】実施例2 F =3.6 β =50 NA=0.45 WD=18 r1 = -155.4819 d1 = 3.0 nd1 =1.79025 νd1 =50.00 r2 = -19.2410 d2 = 0.2 r3 = -182.3302 d3 = 2.5 nd2 =1.57098 νd2 =71.30 r4 = -29.4952 d4 = 0.1 r5 = 86.7682 d5 = 5.0 nd3 =1.49845 νd3 =81.61=ν1P-16 = -15.1423 d6 = 2.2 nd4 =1.61673 νd4 =43.84=ν1N7 = 17.5027 d7 = 6.45 nd5 =1.49845 νd5 =81.61=ν1P-28 = -87.6042 d8 = 0.1 r9 = 16.4938 d9 = 6.4 nd6 =1.43985 νd6 =94.97 r10= -103.7120 d10= 0.18 r11= 20.8092 d11= 2.0 nd7 =1.61673 νd7 =43.84 r12= 7.9211 d12= 8.2 nd8 =1.43985 νd8 =94.97 r13= 34.9167 d13= 0.2 r14= 7.5675 d14= 5.0 nd9 =1.43985 νd9 =94.97 r15= -16.9717 d15= 1.3 nd10=1.88814 νd10=40.78 r16= 9.5172 d16= 1.8 r17= -19.4615 d17= 3.0 nd11=1.69974 νd11=56.49=ν3N-118= 3.5046 d18= 7.0 nd12=1.85504 νd12=23.78=ν3P19= 11.4909 d19= 1.0 nd13=1.69974 νd13=56.49=ν3N-220= 5.1526 |f1 /f23|=2.73 f= 27.52= 7.64F ν1P-1−ν1N=37.77 ν1P-2−ν1N=37.77 |F/f’|=0.01 L=70.33
【0022】実施例3 F =3.6 β =50 NA=0.45 WD=19 r1 = -117.8960 d1 = 3.0 nd1 =1.83945 νd1 =42.72 r2 = -21.9708 d2 = 0.1 r3 = -175.4194 d3 = 4.5 nd2 =1.57098 νd2 =71.30 r4 = -22.3164 d4 = 0.1 r5 = 274.5548 d5 = 6.45 nd3 =1.43985 νd3 =94.97=ν1P-16 = -14.8067 d6 = 2.0 nd4 =1.61673 νd4 =43.84=ν1N7 = 19.2251 d7 = 5.0 nd5 =1.43985 νd5 =94.97=ν1P-2 r8 = -107.2647 d8 = 0.1 r9 = 16.9832 d9 = 5.0 nd6 =1.43985 νd6 =94.97 r10= -158.9550 d10= 0.6 r11= 21.1964 d11= 5.0 nd7 =1.43985 νd7 =94.97 r12= -38.6650 d12= 8.4 nd8 =1.64824 νd8 =40.80 r13= 5954.3226 d13= 0.18 r14= 10.2087 d14= 4.9 nd9 =1.43985 νd9 =94.97 r15= -19.7981 d15= 3.4 nd10=1.88814 νd10=40.78 r16= 12.8495 d16= 1.72 r17= -8.3632 d17= 3.0 nd11=1.69974 νd11=56.49=ν3N-118= -985.5279 d18= 5.0 nd12=1.81264 νd12=25.43=ν3P19= -3.8487 d19= 1.0 nd13=1.72341 νd13=50.25=ν3N-220= 6.1193 |f1 /f23|=2.36 f= 31.72= 8.81F ν1P-1−ν1N=51.13 ν1P-2−ν1N=51.13 |F/f’|=0.054 L=78.45
【0023】実施例4 F =3.6 β =50 NA=0.45 WD=21 r1 = -41.9093 d1 = 3.0 nd1 =1.73234 νd1 =54.68 r2 = -19.6526 d2 = 1.0 r3 = 94.0422 d3 = 4.5 nd2 =1.57098 νd2 =71.30 r4 = -29.7474 d4 = 0.28 r5 = 31.8925 d5 = 6.5 nd3 =1.43985 νd3 =94.97=ν1P-16 = -22.9943 d6 = 2.5 nd4 =1.61673 νd4 =43.84=ν1N7 = 19.4732 d7 = 5.0 nd5 =1.45720 νd5 =90.31=ν1P-28 = -69.2078 d8 = 2.86 r9 = 14.7713 d9 = 5.74 nd6 =1.43985 νd6 =94.97 r10= -813.1188 d10= 0.47 r11= 23.0398 d11= 2.0 nd7 =1.61673 νd7 =43.84 r12= 7.1858 d12= 6.7 nd8 =1.43985 νd8 =94.97 r13= 18.5309 d13= 0.1 r14= 7.6587 d14= 4.4 nd9 =1.45720 νd9 =90.31 r15= -14.1197 d15= 1.3 nd10=1.83945 νd10=42.72 r16= 7.5688 d16= 1.4 r17= -7.3604 d17= 2.0 nd11=1.61673 νd11=43.84=ν3N-118= 4.2084 d18= 5.0 nd12=1.81264 νd12=25.43=ν3P19= -9.5873 d19= 3.0 nd13=1.61673 νd13=43.84=ν3N-220= 5.5074 |f1 /f23|=4.24 f= 47.81= 13.28F ν1P-1−ν1N=51.13 ν1P-2−ν1N=46.47 |F/f’|=0.018L=78.45
【0024】上記実施例1〜4の対物レンズは何れも射
出光が平行光束となる無限遠補正型の対物レンズであ
り、それ自身では結像しない。そこで、例えば図5に断
面を示す結像レンズと組み合わせて使用される。この結
像レンズは、以下に示すレンズデータを有する。ただ
し、データ中、r1'、r2'…は物体側から順に示した各
レンズ面の曲率半径、d1'、d2'…は物体側から順に示
した各レンズ面間の間隔、nd1' 、nd2' …は物体側か
ら順に示した各レンズのd線の屈折率、νd1' 、ν d2'
…は物体側から順に示した各レンズのアッベ数である。
【0025】 r1'= 41.7642 d1'= 3.4 nd1'=1.49845 νd1'=81.61 r2'= -106.8675 d2'= 0.1 r3'= 34.1715 d3'= 4.37 nd2'=1.49845 νd2'=81.61 r4'= -76.6304 d4'= 2.48 nd3'=1.85649 νd3'=32.28 r5'= 83.9370 d5'= 6.53 r6'= 998.6699 d6'= 2.87 nd4'=1.81265 νd4'=25.43 r7'= -39.4953 d7'= 1.91 nd5'=1.60548 νd5'=60.70 r8'= 24.5958 。
【0026】上記実施例1〜4の収差曲線図をそれぞれ
図6〜図9に示す。各収差曲線図には、球面収差、非点
収差、コマ収差、歪曲収差が示してあり、球面収差図中
には、基準波長のe線(波長546.07nm)と、H
e−Neレーザーの発信波長(波長632.80nm)
と、近赤外波長域の波長として、YAGレーザーの発信
波長(1064nm)及び1300nmの各波長の収差
を示してある。
【0027】各収差図から明らかなように、本発明の対
物レンズは、極めて長い作動距離を有しており、開口数
が大きいにもかかわらず、可視域から近赤外域まで諸収
差が共に良好に補正されていることが分る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、可視域から近赤外域までの広い波長域にわた
って良好な結像性能を有し、さらに、焦点距離の5〜6
倍という極めて長い作動距離を持つ対物レンズを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長作動距離対物レンズの実施例1のレ
ンズ断面図である。
【図2】実施例2の対物レンズのレンズ断面図である。
【図3】実施例3の対物レンズのレンズ断面図である。
【図4】実施例4の対物レンズのレンズ断面図である。
【図5】本発明の対物レンズと共に用いる結像レンズの
1例のレンズ断面図である。
【図6】実施例1の球面収差、非点収差、コマ収差、歪
曲収差を示す収差曲線図である。
【図7】実施例2の図6と同様な収差曲線図である。
【図8】実施例3の図6と同様な収差曲線図である。
【図9】実施例4の図6と同様な収差曲線図である。
【符号の説明】
1 …第1レンズ群 G2 …第2レンズ群 G3 …第3レンズ群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、最物体側に配置され、
    物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、及び、正レ
    ンズ、負レンズ、正レンズからなる屈折力の弱い3枚接
    合レンズを含み、物体からの光束を収斂光束に変換する
    正屈折力の第1レンズ群と、物体側に凸面を向けた少な
    くとも2つの接合レンズを有する負屈折力の第2レンズ
    群と、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズ
    からなる負屈折力の第3レンズ群とから構成され、以下
    の条件を満足することを特徴とする長作動距離対物レン
    ズ: (1) 2<|f1 /f23|<5 (2) f>7F (3) ν1P-1−ν1N>30 ,ν1P-2−ν1N>30 (4) ν3N-1>ν3P ,ν3N-2>ν3P ただし、Fは全系の焦点距離、f1 は前記第1レンズ群
    の焦点距離、f23は前記第2レンズ群と第3レンズ群の
    合成焦点距離、fは前記第1レンズ群中の最も物体側の
    レンズの焦点距離、ν1P-1、ν1P-2はそれぞれ前記第1
    レンズ群中の3枚接合レンズの物体側の正レンズ、像側
    の正レンズのアッベ数、ν1Nは該3枚接合レンズの負レ
    ンズのアッベ数、ν3N-1、ν3N-2はそれぞれ前記第3レ
    ンズ群中の物体側の負レンズ、像側の負レンズのアッベ
    数、ν3Pは前記第3レンズ群中の正レンズのアッベ数で
    あり、また、前記各焦点距離は全て基準波長であるe線
    (波長546.07nm)における値である。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208976A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Nikon Corp 顕微鏡用対物レンズ
JP2007531060A (ja) * 2004-03-29 2007-11-01 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 浸漬液を用いた広帯域顕微鏡観察用カタジオプトリック結像系
JP2008145787A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Olympus Corp 長作動距離対物レンズ
JP2010276767A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Hitachi Displays Ltd 電子回路パターンの欠陥修正方法およびその装置

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