JPH06174030A - 摩擦車式無段変速機 - Google Patents

摩擦車式無段変速機

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JPH06174030A
JPH06174030A JP35030092A JP35030092A JPH06174030A JP H06174030 A JPH06174030 A JP H06174030A JP 35030092 A JP35030092 A JP 35030092A JP 35030092 A JP35030092 A JP 35030092A JP H06174030 A JPH06174030 A JP H06174030A
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JP
Japan
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input
cam
thrust
disc
disk
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JP35030092A
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English (en)
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Hideharu Yamamoto
英晴 山本
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
    • F16H2015/383Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces with two or more sets of toroid gearings arranged in parallel

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速比、スリップ量、油温などの変化に対応
させて、入力ディスクと出力ディスクとの間に作用させ
る推力を変化させることができるようにする。 【構成】 推力カム装置38は、入力軸10と一体に回
転しかつ軸方向に移動可能に設けられたカム入力部材4
0と、これと入力ディスク16との間に回転可能に支持
されるカムローラ42とを有し、カム入力部材40は、
入力軸10に直交する駆動カム部44とこれの外径部か
ら入力ディスク16方向に入力軸10と平行に伸びるシ
リンダ部46とを有しており、駆動カム部44及び入力
ディスク16のそれぞれカムローラ42と接触する面に
はカム面が形成されており、シリンダ部46の内周面と
入力ディスク16の外径部との間、カム入力部材40の
内径部と入力軸10との間、及び入力ディスク16の内
径部と入力軸10との間にそれぞれシール部材48、5
0、52が設けられてカム入力部材40と入力ディスク
16との間に油圧室54が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩擦車式無段変速機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の摩擦車式無段変速機として、特開
平1−275951号公報に示されるものがある。これ
に示されるものは、入力軸の回りを回転可能かつ軸方向
に移動可能な入力ディスクと、入力軸の回りを回転可能
かつ入力ディスクから遠ざかる方向への移動を禁止され
た出力ディスクと、両ディスクによって形成されるトロ
イド状のみぞ内に両ディスクと摩擦接触する状態に配置
される摩擦ローラと、摩擦ローラを偏心軸を介して回転
自在に支持するローラ支持部材と、入力ディスクの摩擦
ローラ接触面とは反対側である背面側に入力軸と一体に
回転するようにかつ軸方向に移動可能に設けられるカム
フランジと、カムフランジと入力ディスクとに挟まれて
入力軸の回りを回転可能に設けられる保持器に回転可能
に支持されるカムローラと、カムフランジを入力ディス
ク方向に押圧する皿ばねと、を有している。入力ディス
クの背面側、カムフランジ及びカムローラによってロー
ディングカムが構成される。カムフランジの入力ディス
クに対向する面及び入力ディスクの背面にはカム面が形
成されている。カム面は円周方向に深さが変化する略V
字状の溝としてある。入力軸に回転力が作用していない
ときはカムフランジ及び入力ディスクの谷同士及び山同
士が互いに向かい合う位置にあり、谷間にカムローラが
配置される。入力軸14に回転力が作用するとカムフラ
ンジが回転し、これの回転力がカムローラを介して入力
ディスクに伝達され、カムローラ及び入力ディスクも回
転する。この回転力伝達の際、カムローラはカムフラン
ジ及び入力ディスクのカム面に沿って回転し、カムフラ
ンジと入力ディスクとが相対回転する。カムローラはカ
ムフランジ及び入力ディスクのカム面の山と谷との間の
斜面上に位置するため、相対回転によって変化した斜面
の高さだけ、カムフランジと入力ディスクとの間隔が離
れる。これにより、カムフランジは入力ディスクから離
れる方向に移動し、この移動量だけ皿ばねの圧縮量を増
大させる。これにより、入力ディスクと出力ディスクと
の間に作用する皿ばねによる力が増大し、皿ばね密着後
は入力軸などの弾性変形により更に大きい力が発生す
る。入力トルクが大きいほどカムフランジと入力ディス
クとの相対回転が大きくなるため、発生する力も増大す
る。この結果、入力トルクに見合った推力が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の摩擦車式無段変速機では、推力は入力トルクのみに
比例して発生するため、変速比、スリップ量、油温など
の他のパラメータの変化に対して推力を変えることがで
きない。このため、ローディングカムは必要な推力の最
大値以上の推力を発生するように設定されている。しか
しながら、必要な推力が最大値よりも小さい運転領域で
は、必要以上の推力を発生させることになるため、入出
力ディスクと摩擦ローラとの接触面や軸受けの寿命を低
下させるという問題がある。また各部材間に大きな摩擦
がかかるため、変速機の効率が低下するという問題があ
る。本発明は、このような課題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、推力カム装置
のカム入力部材と入力ディスクとの間に油圧室を形成す
ることにより上記課題を解決する。すなわち、本発明の
摩擦車式無段変速機は、入力軸(10)を中心として回
転可能かつ軸方向に移動可能に設けられる入力ディスク
(16、22)と、入力ディスク(16、22)と同心
にこれに対面するように設けられるとともに回転可能か
つ入力ディスク(16、22)から遠ざかる方向に移動
しないように拘束された出力ディスク(18、24)
と、両ディスク(16、22、18、24)によって形
成されるトロイド状のみぞ内に両ディスク(16、2
2、18、24)と摩擦接触するように配置される摩擦
ローラ(20、26)と、入力ディスク(16)の摩擦
ローラ(20)接触面とは反対側である背面側に設けら
れるとともに両ディスク(16、22、18、24)間
に入力トルクに応じた推力を作用可能な推力カム装置
(38)と、推力カム装置(38)を介して両ディスク
(16、22、18、24)に推力を作用するばね部材
(58)と、を有し、推力カム装置(38)は、入力軸
(10)と相対回転可能にかつ入力ディスク(16)か
ら遠ざかる方向に移動しないように拘束されたカム入力
部材(40)と、カム入力部材(40)と入力ディスク
(16)との間に支持されるカムローラ(42)と、を
有し、カム入力部材(40)は、入力軸(10)に直交
する駆動カム部(44)を有しており、カム入力部材
(40)の駆動カム部(44)及び入力ディスク(1
6)のそれぞれカムローラ(42)と接触する面とカム
ローラ(42)とによってカム入力部材(40)と入力
ディスク(16)とが相対回転するほど両部材を互いに
遠ざけるカム機構が形成されている、摩擦車式無段変速
機において、カム入力部材(40)と入力ディスク(1
6)との間にこれらを互いに遠ざける方向に押圧可能な
油圧室(54)が形成されていることを特徴とする。カ
ム入力部材(40)は、駆動カム部(44)と、駆動カ
ム部(44)の外径部から入力ディスク(16)方向に
入力軸(10)と平行に伸びるシリンダ部(46)と、
を有しており、油圧室(54)は、カム入力部材(4
0)のシリンダ部(46)の内周面と入力ディスク(1
6)の外径部との間、カム入力部材(40)の内径部と
入力軸(10)との間、及び入力ディスク(16)の内
径部と入力軸(10)との間にそれぞれシール部材(4
8、50、52)が設けられて形成されているものとす
ることができる。なお、かっこ内の数字は後述の実施例
の対応する部材を示す。
【0005】
【作用】カム入力部材と入力ディスクとは、これらが相
対回転することによりカムローラにより互いに遠ざかる
方向に移動しようとする。これにより、トルクに比例し
た推力が発生する。また、カム入力部材と入力ディスク
との間に形成されている油圧室に作用させる油圧を制御
することにより、油圧に比例した推力が発生する。すな
わち、推力カム装置のカムによる推力と油圧室の油圧に
よる推力とを同時に発生させることができる。これによ
り、発生する推力は、入力トルクと油圧とで決まること
になるため、入力トルクが一定でも油圧を変化させるこ
とにより推力を変化させて、必要な推力を発生させるこ
とができる。したがって、例えば、カムによりに必要な
推力の最小値を発生させ、変速比、スリップ量、油温な
どによる推力の変化に対してカムだけでは不足している
推力を、油圧により発生する推力で補うことにより、各
部材間の摩擦を最小に抑えることができる。また、油圧
のみで推力を発生させようとする場合には、必要な推力
を発生させるためには高い油圧が必要であり、またシリ
ンダも大きくしなければならず、ユニットが大型化する
ことになるが、本発明では、油圧だけで大きな推力を発
生させる必要がないため、油圧室を小さくすることがで
きる。
【0006】
【実施例】図1に摩擦車式無段変速機を示す。入力軸1
0に第1無段変速機構12及び第2無段変速機構14が
連結されている。第1無段変速機構12は、第1入力デ
ィスク16と、第1出力ディスク18と、両者間の回転
力を伝達する一対の第1摩擦ローラ20と、を有してい
る。第1入力ディスク16及び第1出力ディスク18の
第1摩擦ローラ20との接触面はトロイド面としてあ
る。第1入力ディスク16及び第1出力ディスク18に
対する第1摩擦ローラ20の接触状態を変えることによ
り、第1入力ディスク16と第1出力ディスク18との
回転速度比を連続的に変えることができる。第2無段変
速機構14も、第1無段変速機構12と同様の第2入力
ディスク22と、第2出力ディスク24と、一対の第2
摩擦ローラ26と、を有している。ただし、第2入力デ
ィスク22及び第2出力ディスク24の配置は、第1無
段変速機構12とは逆としてある。すなわち、第1出力
ディスク18及び第2出力ディスク24が互いに隣接す
るように配置してある。第1入力ディスク16は入力軸
10の外周にボールスプライン28を介して支持されて
いる。入力軸10は図示を省略した前後進切換機構及び
トルクコンバータと連結されており、これを介してエン
ジンの回転力が入力されるように構成されている。第2
無段変速機構14の第2入力ディスク22も入力軸10
にボールスプライン30を介して連結されている。第1
無段変速機構12の第1出力ディスク18及び第2無段
変速機構14の第2出力ディスク24は、それぞれニー
ドルベアリング32及び34を介して入力軸10上に回
転可能に支持されている。第1出力ディスク18及び第
2出力ディスク24と一体に回転するように駆動歯車3
6が設けられている。第1入力ディスク16の背面側に
推力カム装置38が配置されている。推力カム装置38
は、カム入力部材40と、第1入力ディスク16の背面
側と、カムローラ42と、から構成されている。カム入
力部材40は、第1入力ディスク16と対向する側にカ
ム面が形成されているとともに入力軸10に対して垂直
な駆動カム部44と、駆動カム部44の外径部から第1
入力ディスク16方向に入力軸10と平行に伸びるシリ
ンダ部46と、を有している。カム入力部材40の駆動
カム部44及び第1入力ディスク16の互いに対面する
カム面にカムローラ42が設けられている。カムローラ
42は、入力ディスク26とカム入力部材40とが相対
回転したとき第1入力ディスク16を第1出力ディスク
18側に押圧する力を発生するような形状としてある。
駆動カム部44の内周面と第1入力ディスク16の外径
部との間、カム入力部材40の内径部と入力軸10との
間、及び第1入力ディスク16の内径部と入力軸10と
の間に、それぞれシールリング48、50及び52(シ
ール部材)が設けられており、これによりカム入力部材
40と第1入力ディスク16との間に油圧室54が構成
されている。入力軸10には、油圧室54へ油を供給す
るための油穴56が形成されている。第2入力ディスク
22の背面側には、推力カム装置38と直列に皿ばね5
8(ばね部材)が設けられている。皿ばね58は、入力
軸10にねじ込まれるローディングナット60から圧縮
力を受けており、第2入力ディスク22を第2出力ディ
スク24方向に押圧している。皿ばね58は、カム入力
部材40にトルクが入力されない状態において、また油
圧室54への油圧の立ち上がる前の状態において、カム
ローラ42を駆動カム部44及び第1入力ディスク16
のカム面と接触させてすきまがないようにしている。
【0007】次に、本実施例の作用について説明する。
入力軸10に回転力が作用すると、第1入力ディスク1
6が追従して回転し、同時にカムローラ42が第1入力
ディスク16の入力トルクに見合った推力を発生させ
る。すなわち、駆動カム部44及び第1入力ディスク1
6のカム面のカムリードをL、入力トルクをT、カムに
より発生する推力をFa1とすると、Fa1=(2π/
L)・Tの推力が発生する。また、このとき、変速比、
スリップ量、油温などの検出量に基づいて制御された油
圧が油穴56から油圧室54に作用し、これにより、F
a2=A・Pの推力が発生する。ここで、Fa2は油圧
により発生する推力、Aは受圧面積、Pは油圧室54内
の油圧、である。Fa1とFa2とは、第1入力ディス
ク16及びカム入力部材40に並列に働くため、全体の
推力はFA=Fa1+Fa2=(2π/L)・T+A・
Pとなる。L及びAはあらかじめ決められている値であ
るため、FAはT及びPの値によって決定される。変速
に必要な推力は、図2に示されるように変速比によって
変化するため、以下のようにしてFAの値を変えること
ができる。すなわち、必要とされる推力が最小値の変速
比の推力の値を基準値として、Fa1がこの基準値にな
るようにLの値を設定する。基準値以上のFAを必要と
する変速比の領域では、Pの値を変化させてFa2の値
を変化させる。これにより、全変速比範囲にわたって余
分な推力を発生させることなく必要な推力だけを得るこ
とができる。なお、FAはカム及び油圧の両方により得
られるため、カムのみで得るときよりも、Fa1の値を
小さくすることができる。これにより、カムリードLの
値を大きくすることができるため、カムの角度が大きく
なり、カムローラ42が駆動カム部44及び第1入力デ
ィスク16のカム面の山を乗り越えにくくなる。カムロ
ーラ42は油圧室54内に配置されるため、カムローラ
42が接触するカム入力部材40及び入力ディスク16
のカム面は、常に油で満たされている。これにより、カ
ム面への潤滑は不要である。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、カム入力部材と入力ディスクとの間に油圧室を形成
することにより、カムによる推力及び油圧による推力の
両方を同時に得ることができる。これにより、カムによ
っては対応できない変速比、スリップ量、油温などによ
る推力の変化に対して、油圧室に作用させる油圧を制御
することにより、発生させる推力を変化させて補い、常
に必要なだけの推力を得ることができる。これにより、
入力ディスクに余分な推力を加えることがないため、入
出力ディスクと摩擦ローラとの接触面に必要以上の力が
加わることはない。このため、摩擦車式無段変速機の効
率を向上させることができるとともに、各部材の寿命を
低下させることもない。また、油圧だけで大きな推力を
発生させる場合と比較して、油圧室を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した摩擦車式無段変速機の図であ
る。
【図2】摩擦ローラの傾転角と推力との関係を示した図
である。
【符号の説明】
10 入力軸 16 第1入力ディスク 18 第1出力ディスク 20 第1摩擦ローラ 22 第2入力ディスク 24 第2出力ディスク 26 第2摩擦ローラ 38 推力カム装置 40 カム入力部材 42 カムローラ 44 駆動カム部 46 シリンダ部 48、50、52 シールリング(シール部材) 54 油圧室 58 皿ばね(ばね部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸(10)を中心として回転可能か
    つ軸方向に移動可能に設けられる入力ディスク(16、
    22)と、 入力ディスク(16、22)と同心にこれに対面するよ
    うに設けられるとともに回転可能かつ入力ディスク(1
    6、22)から遠ざかる方向に移動しないように拘束さ
    れた出力ディスク(18、24)と、 両ディスク(16、22、18、24)によって形成さ
    れるトロイド状のみぞ内に両ディスク(16、22、1
    8、24)と摩擦接触するように配置される摩擦ローラ
    (20、26)と、 入力ディスク(16)の摩擦ローラ(20)接触面とは
    反対側である背面側に設けられるとともに両ディスク
    (16、22、18、24)間に入力トルクに応じた推
    力を作用可能な推力カム装置(38)と、 推力カム装置(38)を介して両ディスク(16、2
    2、18、24)に推力を作用するばね部材(58)
    と、 を有し、 推力カム装置(38)は、入力軸(10)と相対回転可
    能にかつ入力ディスク(16)から遠ざかる方向に移動
    しないように拘束されたカム入力部材(40)と、カム
    入力部材(40)と入力ディスク(16)との間に支持
    されるカムローラ(42)と、を有し、 カム入力部材(40)は、入力軸(10)に直交する駆
    動カム部(44)を有しており、 カム入力部材(40)の駆動カム部(44)及び入力デ
    ィスク(16)のそれぞれカムローラ(42)と接触す
    る面とカムローラ(42)とによってカム入力部材(4
    0)と入力ディスク(16)とが相対回転するほど両部
    材を互いに遠ざけるカム機構が形成されている、 摩擦車式無段変速機において、 カム入力部材(40)と入力ディスク(16)との間に
    これらを互いに遠ざける方向に押圧可能な油圧室(5
    4)が形成されていることを特徴とする摩擦車式無段変
    速機。
  2. 【請求項2】 カム入力部材(40)は、駆動カム部
    (44)と、駆動カム部(44)の外径部から入力ディ
    スク(16)方向に入力軸(10)と平行に伸びるシリ
    ンダ部(46)と、を有しており、 油圧室(54)は、カム入力部材(40)のシリンダ部
    (46)の内周面と入力ディスク(16)の外径部との
    間、カム入力部材(40)の内径部と入力軸(10)と
    の間、及び入力ディスク(16)の内径部と入力軸(1
    0)との間にそれぞれシール部材(48、50、52)
    が設けられて形成されている請求項1記載の摩擦車式無
    段変速機。
JP35030092A 1992-12-03 1992-12-03 摩擦車式無段変速機 Pending JPH06174030A (ja)

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