JP3726758B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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    • F16C2361/65Gear shifting, change speed gear, gear box

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の変速機として適用されるトロイダル型無段変速機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーローラ軸受として円すいころ軸受を採用しているトロイダル型無段変速機としては、例えば、実開昭58−112762号公報に記載のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のトロイダル型無段変速機にあっては、転動体である円すいころと内輪軌道面との接触部、および、円すいころと外輪軌道面との接触部は、どちらも線接触であるため、転動体と軌道面の接触部の剛性が高くなり、この接触部の剛性の高さがパワーローラ軸受において転動体に働く荷重の不均一を招くという問題があった。
【0004】
すなわち、転がり軸受の転動体と軌道面の接触は、どちらも曲面体であるため、いわゆるヘルツ接触となる。ヘルツ接触は、線接触と点接触に分類され、円筒ころ軸受や円すいころ軸受等のように、転動体がころのものは線接触となり、玉軸受の様に転動体が球のものは点接触となる。線接触は点接触よりも剛性が高く、接触部が変形しにくい。
【0005】
本発明の目的は、転動体と軌道面の接触部の剛性を低く抑えることで、転動体に働く荷重の不均一を是正し、パワーローラ軸受の耐久信頼性を高めることができるトロイダル型無段変速機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、トラニオンに対しローラ軸を介することなく直接背面を支持された外輪を有し、パワーローラ軸受として円すいころ軸受を採用したトロイダル型無段変速機において、転動体と内輪軌道面の接触部、および、前記転動体と外輪軌道面の接触部のうち、一方を線接触とし、他方を点接触とした。
【0007】
ここで、線接触とは、点接触では無いという意味であり、転動体のである円すいころの側面全てが接触する必要はない。
【0008】
【発明の効果】
本発明にあっては、トラニオンに対しローラ軸を介することなく直接背面を支持された外輪を有し、パワーローラ軸受として円すいころ軸受を採用したトロイダル型無段変速機において、転動体と軌道面の接触部のうち、内輪側と外輪側の両方を共に線接触とするのではなく、一方を線接触とし、他方を点接触とすることで、転動体と軌道面の接触部の剛性が低く抑えられる。この結果、転動体に働く荷重の不均一が是正され、パワーローラ軸受の耐久信頼性を高めることができると共に、転動体の倒れを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のトロイダル型無段変速機を実現する実施の形態を、請求項1,3,4,7,8に対応する第1実施例と、請求項2,6,8に対応する第2実施例と、請求項1,4,6,8に対応する第3実施例と、請求項1,3,4,6に対応する第4実施例と、請求項1,3,5,7,8に対応する第5実施例とに基づいて説明する。
【0010】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例のトロイダル型無段変速機の変速機構を示す概略図で、エンジンからの回転駆動力は、図外のトルクコンバータおよび前後進切換え機構を介して入力軸1に入力される。
【0011】
前記入力軸1と同軸上にトルク伝達軸2が配置され、該トルク伝達軸2の両端部位置には、第1入力ディスク3と第2入力ディスク4とを、軸方向移動可能にスプライン結合している。
【0012】
前記第1入力ディスク3の背面と入力軸1との間には、入力トルクに応じて軸方向推力を発生するローディングカム機構5を介装している。
【0013】
前記第2入力ディスク4の背面とトルク伝達軸2の端部に螺合されたナット6との間には、両入力ディスク3,4にプリロードを付与する皿バネ7を介装している。
【0014】
前記両入力ディスク3,4の中間位置には、トルク伝達軸2に遊装した出力ディスク8を配置している。この出力ディスク8は、2つの出力ディスクの背面を互いに合わせて一体結合したもので、出力ディスク8の外周部には出力ギア9を形成している。
【0015】
前記第1入力ディスク3の出力ディスク8側対向面と、前記第2入力ディスク4の出力ディスク8側対向面には、トロイド状溝3a,4aを形成している。同様に、前記出力ディスク8の両入力ディスク3,4に対向する対向面には、トロイド状溝8a,8bを形成している。
【0016】
前記トロイド状溝3aとトロイド状溝8aとの間には、左右位置に2個配置された第1パワーローラ10,10を摩擦により動力の受け渡しを可能に挟持している。同様に、トロイド状溝4aとトロイド状溝8bとの間には、左右位置に2個配置された第2パワーローラ11,11を摩擦により動力の受け渡しを可能に挟持している。
【0017】
そして、第1入力ディスク3と出力ディスク8(トロイド状溝8a)と第1パワーローラ10,10により第1トロイダル変速部12を構成している。また、第2入力ディスク4と出力ディスク8(トロイド状溝8b)と第2パワーローラ11,11により第2トロイダル変速部13を構成している。
【0018】
上記変速機構において、各パワーローラ10,10,11,11は、後述する作動により目標変速比に応じた傾転角が得られるようにそれぞれ傾転される。つまり、両入力ディスク3,4の入力回転を、各パワーローラ10,10,11,11を介し、無段階(連続的)に変速して出力ディスク8に伝達する。
【0019】
図2は第1実施例のトロイダル型無段変速機の変速制御系を示す概略図で、第1パワーローラ10,10は、トラニオン14,14の一端に支持されていて、パワーローラ回転軸15,15を中心として回転自在である。このトラニオン14,14の他端部には、トラニオン14,14を軸方向に移動させて各パワーローラ10,10を傾転させる油圧アクチュエータとしてのサーボピストン16,16を設けている。
【0020】
なお、第2パワーローラ11,11も同様に、図外のトラニオンの一端に支持されていて、トラニオンを軸方向に移動させて各パワーローラ11,11を傾転させる油圧アクチュエータとしてのサーボピストンを設けている。そして、各パワーローラ10,10,11,11を支持する4個のトラニオンは、これらが同期して動くように図外の同期ワイヤにより連結されている。
【0021】
前記サーボピストン16,16は、ピストン16a,16aによりハイ側油室16b,16bとロー側油室16c,16cに画成される。
【0022】
前記サーボピストン16,16を作動制御する油圧制御系として、変速制御弁19が設けられている。この変速制御弁19とサーボピストン16,16とは、ハイ側油室16b,16bに接続されるハイ側油路17と、ロー側油室16c,16cに接続されるロー側油路18により接続されている。
【0023】
前記変速制御弁19には、ハイ側油路17を接続するポート19aと、ロー側油路18を接続するポート19bとを有する。
【0024】
前記変速制御弁19のライン圧ポート19cには、図外のオイルポンプ及びリリーフ弁を有する油圧源からのライン圧が供給される。
【0025】
前記変速制御弁19の変速スプール19dは、レバー20及びプリセスカム21と連動すると共に、ステップモータ22により軸方向に変位するように駆動される。前記プリセスカム21は、1つのトラニオンシャフトの下端部に設けられ、トラニオン14の軸方向及び傾転方向を検知し、変速制御弁19にフィードバックする。
【0026】
前記ステップモータ22を駆動制御する電子制御系として、CVTコントロールユニット23が設けられている。このCVTコントロールユニット23には、スロットル開度センサ24、エンジン回転センサ25、入力ディスク回転センサ26、出力軸回転センサ(車速センサ)27、インヒビタースイッチ28、油温センサ29等からの入力情報が取り込まれる。
【0027】
図3は第1実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラ10を示す断面図である。なお、パワーローラ11についても同じ構造である。
【0028】
前記パワーローラ10は、内輪30と外輪31と円すいころ軸受32(パワーローラ軸受)とを有して構成している。前記内輪30は、第1入力ディスク3の動力を摩擦によって出力ディスク8に伝達する。前記外輪31は、トラニオン14に対し揺動可能もしくはスライド可能に支持される。前記円すいころ軸受32は、外輪31に対し内輪30を回転可能に支持する。
【0029】
前記外輪31の外周部には、円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部31a(つば)を一体形成している。
【0030】
前記円すいころ軸受32は、内輪30に形成された内輪軌道面32aと、外輪31に形成された外輪軌道面32bと、これら内外輪軌道面32a,32bに挟持された円すいころ32c(転動体)と、複数の円すいころ32cを保持する保持器32dと、有している。
【0031】
前記内輪軌道面32aは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、内輪30側に中心を持つ曲率半径Rによる円弧の集合体である凸曲面としている。
【0032】
前記外輪軌道面32bは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、円すいころ32cのころ軸方向断面形状に合致させた方形溝としている。
【0033】
すなわち、前記円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を、ころ側面(円すい凸曲面)と凸曲面とが互いにクロス状態で接触する点接触とし、前記円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を、ころ側面と方形溝とが接触する線接触としている。言い換えると、前記つば部31aを設けた外輪31側の円すいころ32cと外輪軌道面32bとの接触部を線接触とし、前記つば部31aが無い内輪30側の円すいころ32cと内輪軌道面32aとの接触部を点接触としている。
【0034】
次に、作用を説明する。
【0035】
[変速比制御作用]
トロイダル型無段変速機は、トラニオン14,14を傾転軸方向(図2の上下方向)に変位し、パワーローラ10,10を傾転させることによって変速比を変える。
【0036】
つまり、CVTコントロールユニット23からの目標変速比が得られる駆動指令によりステップモータ22を回転させるとによって変速スプール19dが変位すると、サーボピストン16,16の一方のサーボピストン室に作動油が導かれ、他方のサーボピストン室から作動油が排出され、トラニオン14,14が傾転軸方向に変位する。
【0037】
これにより、パワーローラ回転軸15,15がディスク回転中心位置に対してオフセットする。このオフセットによりパワーローラ10,10と入出力ディスク3,8との接触部で発生するサイドスリップ力によりパワーローラ10,10が傾転する。
【0038】
この傾転運動およびオフセットは、プリセスカム21及びレバー20を介して変速スプール19dに伝達され、ステップモータ22との釣り合い位置で静止し、所定の傾転角となった時点でトラニオン14,14に与えた変位が元のディスク回転中心位置に戻され、パワーローラ10,10の傾転動作を停止することでなされる。変速比は、パワーローラ10,10の傾転角により決まる。なお、パワーローラ11,11についても同様の変速比制御作用を示す。
【0039】
[円すいころ軸受への荷重負荷作用]
まず、図4に示すように、転動体と内輪軌道面、および、転動体と外輪軌道面との接触部が、いずれも線接触であるパワーローラについて説明する。
【0040】
トロイダル型無段変速機において、入出力ディスクとパワーローラの内輪とのトルク伝達は摩擦によって行われる。よって、内輪には、摩擦を発生させるための押付力が入出力ディスクのそれぞれから働く。
【0041】
このように、入出力ディスクから内輪に働く前記押付力は、パワーローラ軸受を介してトラニオンに負荷され、トラニオンは、上下の軸端部にて支持される。よって、トラニオンは、図5に示すように、弓状に変形し、外輪もこの変形に追従するように弓状に変形する。
【0042】
ところが、内輪は外輪に対して十分に肉厚であり、それほど変形しない。よって、各転動体に働く荷重が、不均一となる(偏荷重)。つまり、トラニオンの上下軸端部に近い位置では荷重が大きくなり、トラニオンの上下軸端部から遠くなるほど荷重が小さくなり、トラニオンの上下軸端部から最も遠いパワーローラ回転軸Lの両側位置では荷重が最小となる。
【0043】
このように、各転動体に働く荷重が不均一となるため、転動体や外輪の耐久性が低下する。特に、図4に示すように、パワーローラ軸受として円すいころ軸受を用いた場合、転動体と内輪軌道面、および、転動体と外輪軌道面との接触部が、いずれも線接触となるため、剛性が高く、点接触となる玉軸受を用いた場合よりもさらに荷重の不均一度合いが大きくなる。
【0044】
また、トラニオンの弓状に変形に追従するように外輪が弓状に変形するため、図6に示すように、外輪軌道面と内輪軌道面のなす角度が、変形前のθから変形後のθ'(<θ)というように変化する。よって、転動体の円すい側面の角度と異なってしまうため、エッジロードを起こしてしまう。ここで、エッジロードとは、転動体の角(エッジ)が軌道面と接触する片当たりにより、高い面圧を発生することをいう。
【0045】
これに対し、第1実施例では、円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を点接触とし、円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を線接触としている。このため、両接触部が共に線接触である図4の例に比べ、接触部の剛性が低くなり、トラニオン14の変形を吸収し易くなり、各円すいころ32cに働く荷重の不均一度合いを低減することができる。
【0046】
また、円すいころ32cと外輪軌道面32bとは線接触であるため、円すいころ32cは外輪軌道面32bにならって転動する。よって、トラニオン14の変形に沿って外輪31が変形すると、内輪30に対する円すいころ32cの角度が変わる。しかし、内輪軌道面32aが凸曲面であるため、円すいころ32cの角が内輪軌道面32aと接触する片当たりによるエッジロードの発生を防止することができる。
【0047】
さらに、円すいころ32cを案内するつば部31aが外輪31に設けられているため、円すいころ32cの大径側端面とつば部31aとの片当たりを防止することができる。すなわち、円すいころ32cは外輪軌道面32bに沿って転動するし、かつ、つば部31aも外輪31に設けられているので、円すいころ32cとつば部31aとの角度の変化がない。
【0048】
加えて、図4に示す線接触による円すいころ軸受の内輪軌道面および外輪軌道面の面圧を比較した場合、外輪軌道面は円すい体の外周面すなわち凸曲面であるが、内輪軌道面は円すい体の内周面すなわち凹曲面であるため、転動体の接触面圧は、内輪側の方が低い。これに対し、第1実施例にように、内輪軌道面32aを点接触に変更した場合、面圧が上昇しても、線接触である外輪軌道面32bの面圧とほぼ同等にすることができる。よって、内輪軌道面32aを点接触に変更したことによる疲労寿命の低下は起こらない。
【0049】
次に、効果を説明する。
第1実施例のトロイダル型無段変速機にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0050】
(1) パワーローラ軸受として円すいころ軸受32を採用したトロイダル型無段変速機において、円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部、および、円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部のうち、内輪側接触部を線接触とし、外輪側接触部を点接触としたため、円すいころ32cと両軌道面32a,32bの接触部の剛性が低く抑えられ、この結果、円すいころ32cに働く荷重の不均一が是正され、円すいころ軸受32の耐久信頼性を高めることができると共に、円すいころ32cの倒れを防止することができる。
【0051】
(2) 外輪31に円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部31aを設け、つば部31aを設けた外輪側の円すいころ32cと外輪側軌道面32bとの接触部を線接触とし、つば部31aが無い内輪側の円すいころ32cと内輪軌道面32aとの接触部を点接触としたため、円すいころ32cに働く荷重の不均一を是正することができると共に、円すいころ32cの倒れによるつば部31aと大径側端面との片当たりを防止することができる。
【0052】
(3) 点接触となる内輪側の内輪軌道面32aのパワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、凸曲面としたため、円すいころ32cおよび線接触となる外輪軌道面32bが通常の円すいころ軸受と同様の形状となり、安価に製造することができる。
【0053】
(4) 円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部31aを、外輪31に設けたため、点接触とした内輪側接触部の面圧の上昇を最小限に抑えることができる(請求項7)。
【0054】
(第2実施例)
この第2実施例は、転動体と内輪軌道面の接触部、および、転動体と外輪軌道面の接触部のうち、一方の転動体軸方向接触幅を、他方の転動体軸方向接触幅より短く設定した例である。
【0055】
第2実施例のパワーローラ10は、図7に示すように、内輪30と外輪31と円すいころ軸受32(パワーローラ軸受)とを有して構成している。
【0056】
前記内輪30の外周部には、円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部30a(つば)を一体形成している。
【0057】
前記円すいころ軸受32は、内輪30に形成された内輪軌道面32aと、外輪31に形成された外輪軌道面32bと、これら内外輪軌道面32a,32bに挟持された円すいころ32c(転動体)と、複数の円すいころ32cを保持する保持器32dと、有している。
【0058】
前記内輪軌道面32aは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、両側の斜面と頂面による台形状凸面としている。つまり、円すいころ32cに対して、両側の斜面により逃げを施し、頂面により接触を確保している。
【0059】
前記外輪軌道面32bは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、円すいころ32cのころ軸方向断面形状に合致させた方形溝としている。
【0060】
すなわち、前記円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を、ころ側面と頂面のみが接触することで転動体軸方向接触幅wが短い線接触とし、前記円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を、ころ側面と方形溝とが接触することで転動体軸方向接触幅Wが長い線接触としている。
【0061】
作用を説明すると、内輪軌道面32aと円すいころ32cとの接触も線接触になるが、その接触幅wが短いため、円すいころ32cの全幅にわたって線接触とする場合に比べ、内輪側接触部の剛性を極めて低く抑えることができる。
【0062】
次に、効果を説明する。
第2実施例のトロイダル型無段変速機にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0063】
(5) パワーローラ軸受として円すいころ軸受32を採用したトロイダル型無段変速機において、円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部、および、円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部のうち、一方の転動体軸方向接触幅wを、他方の転動体軸方向接触幅Wより短く設定したため、円すいころ32cと両軌道面32a,32bの接触部の剛性が低く抑えられ、この結果、円すいころ32cに働く荷重の不均一が是正され、円すいころ軸受32の耐久信頼性を高めることができると共に、円すいころ32cの倒れを防止することができる。
【0064】
(6) 円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部30aを、内輪30に設けたため、外輪31の形状が単純となり、外輪31の加工が容易となる。
【0065】
(第3実施例)
第3実施例は、基本的には第1実施例と同じ構成であるが、つば部を内輪側に設けた例である。
【0066】
第3実施例のパワーローラ10は、図8に示すように、内輪30と外輪31と円すいころ軸受32(パワーローラ軸受)とを有して構成している。
【0067】
前記内輪30の外周部には、円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部30a(つば)を一体形成している。
【0068】
前記円すいころ軸受32は、内輪30に形成された内輪軌道面32aと、外輪31に形成された外輪軌道面32bと、これら内外輪軌道面32a,32bに挟持された円すいころ32c(転動体)と、複数の円すいころ32cを保持する保持器32dと、有している。
【0069】
前記内輪軌道面32aは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、内輪30に中心を持つ曲率半径Rによる円弧の集合体である凸曲面としている。
【0070】
前記外輪軌道面32bは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、円すいころ32cのころ軸方向断面形状に合致させた方形溝としている。
【0071】
すなわち、前記円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を、ころ側面と凸曲面とが接触する点接触とし、前記円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を、ころ側面と方形溝とが接触する線接触としている。
【0072】
作用を説明すると、円すいころ32cと外輪軌道面32bとは線接触であるため、円すいころ32cは外輪軌道面32bにならって転動する。よって、図9に示すように、トラニオン14の変形に沿って外輪31が変形すると、内輪30に対する円すいころ32cの角度が変わる。しかし、内輪軌道面32aが凸曲面であるため、円すいころ32cの角が内輪軌道面32aと接触する片当たりによるエッジロードの発生を防止することができる。
【0073】
効果を説明すると、第3実施例のトロイダル型無段変速機にあっては、第1実施例の(1),(3)および第2実施例の(6)の効果を得ることができる。
【0074】
(第4実施例)
第4実施例は、第1実施例に対し、外輪側接触部を点接触とし、内輪側接触部を線接触とした例である。
【0075】
第4実施例のパワーローラ10は、図10に示すように、内輪30と外輪31と円すいころ軸受32(パワーローラ軸受)とを有して構成している。
【0076】
前記内輪30の外周部には、円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部30a(つば)を一体形成している。
【0077】
前記円すいころ軸受32は、内輪30に形成された内輪軌道面32aと、外輪31に形成された外輪軌道面32bと、これら内外輪軌道面32a,32bに挟持された円すいころ32c(転動体)と、複数の円すいころ32cを保持する保持器32dと、有している。
【0078】
前記内輪軌道面32aは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、円すいころ32cのころ軸方向断面形状に合致させた円すい内面としている。
【0079】
前記外輪軌道面32bは、パワーローラ回転軸Lを含む断面形状を、外輪31側に中心を持つ曲率半径Rによる円弧の集合体である凸曲面としている。
【0080】
すなわち、前記円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を、ころ側面と円すい内面とが接触する線接触とし、前記円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を、ころ側面と凸曲面とが接触する点接触としている。言い換えると、前記つば部30aを設けた内輪30側の円すいころ32cと内輪軌道面32aとの接触部を線接触とし、前記つば部30aが無い外輪31側の円すいころ32cと外輪軌道面32bとの接触部を点接触としている。
【0081】
作用を説明すると、外輪軌道面32bは、全体として円すい体の外周面すなわち凸曲面であり、この凸曲面に円すいころ32cと点接触する凸曲面を形成しているため、主曲率半径をどちらも凸曲面とすることができ、加工が容易となる。
【0082】
効果を説明すると、第4実施例のトロイダル型無段変速機にあっては、第1実施例の(1),(2),(3)および第2実施例の(6)の効果を得ることができる。
【0083】
(第5実施例)
第5実施例は、転動体の軸断面形状を凸曲面とし、内輪軌道面および外輪軌道面の軸断面形状を凹曲面とした例である。
【0084】
第5実施例のパワーローラ10は、図11に示すように、内輪30と外輪31と円すいころ軸受32(パワーローラ軸受)とを有して構成している。
【0085】
前記外輪31の外周部には、円すいころ32cの大径側端面を案内するつば部31a(つば)を一体形成している。
【0086】
前記円すいころ軸受32は、内輪30に形成された内輪軌道面32aと、外輪31に形成された外輪軌道面32bと、これら内外輪軌道面32a,32bに挟持された円すいころ32c(転動体)と、複数の円すいころ32cを保持する保持器32dと、有している。
【0087】
前記内輪軌道面32aは、パワーローラ回転軸Lを含む軸断面形状を、外輪31側に中心を持つ曲率半径Riによる円弧の集合体である凹曲面としている。
【0088】
前記外輪軌道面32bは、パワーローラ回転軸Lを含む軸断面形状を、内輪30側に中心を持つ曲率半径Ro(<Ri)による円弧の集合体である凹曲面としている。
【0089】
前記円すいころ32cは、ころ軸を含む軸断面形状を、曲率半径Rb(≒Ro)を持つ凸曲面としている。
【0090】
すなわち、前記円すいころ32cと内輪軌道面32aの接触部を、曲率半径Riと曲率半径Roとの径差によりころ側面と円すい内面とが部分接触する点接触とし、前記円すいころ32cと外輪軌道面32bの接触部を、曲率半径Riと曲率半径Rbとをほぼ同じ径にすることによりころ側面と凸曲面とが全体接触する線接触としている。言い換えると、前記つば部30aを設けた外輪31側の円すいころ32cと内輪軌道面32aとの接触部を線接触とし、前記つば部30aが無い内輪30側の円すいころ32cと外輪軌道面32bとの接触部を点接触としている。
【0091】
作用を説明すると、円すいころ32cの軸断面形状を凸曲面とし、内輪軌道面32aおよび外輪軌道面32bの軸断面形状を凹曲面とすることで、自動調心ころ軸受と同様の形状が構成され、内輪30の回転中心軸がパワーローラ回転軸Lからずれたとしても、内輪30の回転中心軸をパワーローラ回転軸Lに復帰させる自動調心作用を発揮することができる。
【0092】
効果を説明すると、第5実施例のトロイダル型無段変速機にあっては、第1実施例の(1),(2),(4)に加え、下記の効果を得ることができる。
【0093】
(7) 円すいころ32cの軸断面形状を凸曲面とし、内輪軌道面32aおよび外輪軌道面32bの軸断面形状を凹曲面としたため、両軌道面32a,32bの形状が通常の玉軸受と同様の形状となり、安価に製造できると共に、内輪30の回転中心軸をパワーローラ回転軸Lに一致させる自動調心機能を発揮することができる。
【0094】
以上、本発明のトロイダル型無段変速機を第1実施例〜第5実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のトロイダル型無段変速機の変速機構を示す概略図である。
【図2】第1実施例のトロイダル型無段変速機の変速制御系を示す概略図である。
【図3】第1実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラを示す断面図である。
【図4】第1実施例のパワーローラと比較する比較例のパワーローラを示す断面図である。
【図5】比較例のパワーローラにおいてトラニオンおよび外輪の弓状変形により転動体に働く荷重が不均一になることの作用説明図である。
【図6】比較例のパワーローラにおいてトラニオンおよび外輪の弓状変形によりエッジロードを起こしてしまうことの作用説明図である。
【図7】第2実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラを示す断面図である。
【図8】第3実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラを示す断面図である。
【図9】第3実施例のパワーローラにおいてトラニオンおよび外輪が弓状変形してもエッジロードが防止されることを示す作用説明図である。
【図10】第4実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラを示す断面図である。
【図11】第5実施例のトロイダル型無段変速機に採用されたパワーローラを示す断面図である。
【符号の説明】
3 第1入力ディスク
4 第2入力ディスク
8 出力ディスク
10 第1パワーローラ
11 第2パワーローラ
14 トラニオン
30 内輪
30a つば部(つば)
31 外輪
31a つば部(つば)
32 円すいころ軸受(パワーローラ軸受)
32a 内輪軌道面
32b 外輪軌道面
32c 円すいころ(転動体)
32d 保持器
L パワーローラ中心軸

Claims (8)

  1. 入力ディスクと、出力ディスクと、これら入出力ディスクの対向面にそれぞれ形成されたトロイド状溝に挟持される複数のパワーローラと、該パワーローラを傾転可能に支持するトラニオンとを備え、
    前記パワーローラは、入力ディスクの動力を出力ディスクに伝達する内輪と、トラニオンに対しローラ軸を介することなく直接背面を支持された外輪と、該外輪に対して内輪を回転自在に支持するパワーローラ軸受を有して構成し、
    前記パワーローラ軸受は、内輪に形成された内輪軌道面と、外輪の前記背面と反対に形成された外輪軌道面と、これら内外輪軌道面に挟持された転動体と、を有し、前記転動体を円すい台形状とすることで円すいころ軸受を構成しているトロイダル型無段変速機において、
    前記転動体と内輪軌道面の接触部、および、前記転動体と外輪軌道面の接触部のうち、一方を線接触とし、他方を点接触としたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 入力ディスクと、出力ディスクと、これら入出力ディスクの対向面にそれぞれ形成されたトロイド状溝に挟持される複数のパワーローラと、該パワーローラを傾転可能に支持するトラニオンとを備え、
    前記パワーローラは、入力ディスクの動力を出力ディスクに伝達する内輪と、トラニオンに対しローラ軸を介することなく直接背面を支持された外輪と、該外輪に対して内輪を回転自在に支持するパワーローラ軸受を有して構成し、
    前記パワーローラ軸受は、内輪に形成された内輪軌道面と、外輪の前記背面と反対に形成された外輪軌道面と、これら内外輪軌道面に挟持された転動体と、を有し、前記転動体を円すい台形状とすることで円すいころ軸受を構成しているトロイダル型無段変速機において、
    前記転動体と内輪軌道面の接触部、および、前記転動体と外輪軌道面の接触部のうち、一方の転動体軸方向接触幅を、他方の転動体軸方向接触幅より短く設定したことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  3. 請求項1または請求項2の何れかに記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記内輪および外輪のどちらか一方に転動体の大径側端面を案内するつばを設け、
    前記つばを設けた側の転動体と軌道面との接触部を線接触とし、前記つばが無い側の転動体と軌道面との接触部を点接触としたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  4. 請求項1に記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記点接触となる側の軌道面のパワーローラ回転軸を含む断面形状を、凸曲面としたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  5. 請求項1または請求項2の何れかに記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記転動体の軸断面形状を凸曲面とし、前記内輪軌道面および外輪軌道面の軸断面形状を凹曲面としたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  6. 請求項3に記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記転動体の大径側端面を案内するつばを、内輪に設けたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  7. 請求項3に記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記転動体の大径側端面を案内するつばを、外輪に設けたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のトロイダル型無段変速機において、
    前記内輪軌道面と外輪軌道面のうち、点接触である、または、転動体軸方向接触幅をより短くしたのは内輪軌道面であることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
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