JP6793128B2 - ローラベアリングアセンブリ - Google Patents

ローラベアリングアセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP6793128B2
JP6793128B2 JP2017543704A JP2017543704A JP6793128B2 JP 6793128 B2 JP6793128 B2 JP 6793128B2 JP 2017543704 A JP2017543704 A JP 2017543704A JP 2017543704 A JP2017543704 A JP 2017543704A JP 6793128 B2 JP6793128 B2 JP 6793128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
bearing assembly
cup
straight
roller bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017543704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017534037A (ja
Inventor
エイブラハムソン、スコット
Original Assignee
コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー
コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー, コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー filed Critical コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー
Publication of JP2017534037A publication Critical patent/JP2017534037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6793128B2 publication Critical patent/JP6793128B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/583Details of specific parts of races
    • F16C33/585Details of specific parts of races of raceways, e.g. ribs to guide the rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/361Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C23/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
    • F16C23/06Ball or roller bearings
    • F16C23/08Ball or roller bearings self-adjusting
    • F16C23/082Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
    • F16C23/086Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/64Special methods of manufacture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、概してローラベアリングアセンブリに関する。より具体的には、本発明は、テーパローラベアリングアセンブリが用いられることの多い用途に利用できるストレートローラを含むローラベアリングアセンブリに関する。
軸線方向及び径方向両方の荷重に対応できるローラベアリングアセンブリが様々な用途に必要とされる。典型的には、これらの用途に用いられるローラベアリングアセンブリは、純粋な回転を可能とするように、一対の内輪軌道と外輪軌道との間に配置された、対応するベアリングアセンブリにおける長手方向中心軸線に対してそれぞれが対応しながら傾斜するか或いは先細って頂点で交わる複数のテーパローラを含む。このことから、これらのアセンブリは一般にテーパローラベアリングアセンブリと呼ばれる。テーパローラは一方の端部が他方に対して大きく、それらの端部の間に延在して円錐台形状の外面によって形成される本体部を含む。また、テーパローラの本体部の外面は、様々な用途に応じて形成されてもよい。想定されるように、こうしたテーパローラの製造は困難で時間を要することがあるため、製造費が高くなることがある。
このことから、図9に示すようなベアリングアセンブリ10を利用することが望ましく、ベアリングアセンブリ10は、テーパローラに比べて割合簡単に製造され、ベアリングアセンブリの先細内側カップ12と先細外側カップ14との間のローラ保持具17内に回転可能に収容される、複数のストレートローラ20を利用する。図から分かるように、内側カップ12及び外側カップ14はそれぞれ内輪軌道16と外輪軌道18とを画成し、そのいずれも円錐台形状の表面によって画成される。また、図10Aを参照すると、ベアリングアセンブリ10が「静止」位置にあるときの円錐台形状の外輪軌道18の一部が、対応するストレートローラ20と共に示される。ベアリングアセンブリが「静止」しているということは、その先細内側カップ12と先細外側カップ14との間に相対回転が生じておらず、各ストレートローラ20の長手方向中心軸線24がベアリングアセンブリの長手方向中心軸線22と交差しながら、各ストレートローラ20はローラの全長に沿って円錐台形状の内輪軌道16及び円錐台形状の外輪軌道18の両方と接触しうることを意味する。
しかしながら、内側カップ12と外側カップ14との間に相対回転が生じると、各ストレートローラ20は、その長手方向中心軸線24を横断し且つベアリングアセンブリの長手方向中心軸線22と交差するようにその中間点から外方に延在する旋回軸線26(図9)周りに回転を始める。この、旋回軸線26周りの回転動作は、図10B及び図9から最もよく分かるように、内側カップ12及び外側カップ14における径方向位置に対する、ローラの表面の接線速度によって駆動される。なお、各ストレートローラ20の旋回軸線26周りの回転限度は、対応するローラ保持ポケット23の寸法によって制限される。各ストレートローラ20の、対応する旋回軸線26周りの回転は、その第1端面21がその第2端面23ほど外輪軌道18に沿って移動しないために発生する。例えば、ストレートローラ20が旋回軸線26周りに回転しないようにするためには、第2端面23は、図10Bに示すように、「高速経路」17が「低速経路」19よりも大きな円形経路であることから、第1端面21が低速経路19に沿って回転するよりも速く軌道の高速経路17に沿って回転する必要がある。勿論、これは、ストレートローラ20は全ての部分が同時に回転するため、不可能である。「中間経路」21は、外輪軌道18に沿って移動する各ストレートローラ20の中間点を表す経路である。
図10B及び12を参照すると、ストレートローラ20の旋回軸線26周りの回転によって、円錐台形状の外輪軌道18は、ストレートローラの長手方向中心軸線24に対して凹状の外形を有するかのように機能する。この凹状の外形は、回転するストレートローラ20の長手方向中心軸線24を通過する平面と、ローラの第1端面21及び第2端面23が外輪軌道18と接触する点とによって画成される双曲線の円錐曲線である。図示のように、この構成はストレートローラ20に望ましくない端部荷重を引き起こし、それによってストレートローラに望ましくない応力が生じる。こうした端部荷重はスポーリングを引き起こし、許容できない時間枠におけるベアリングの故障を引き起こす。
本発明は、従来技術の構成及び方法の考察を認識しそれに対処する。
本開示に係るローラベアリングアセンブリの一実施例は、内輪軌道を画成する先細内側カップと、外輪軌道を画成し、外輪軌道が凸状の外形を有し、凸状の外形が外輪軌道とローラベアリングアセンブリの長手方向中心軸線が存在する中央平面との交差によって画成される先細外側カップと、各々が内輪軌道及び外輪軌道と回転接触するように細内側カップと先細外側カップとの間に配置された複数のストレートローラとを備え、各ストレートローラが、第1端面、第2端面及びそれらの間に延在する円筒形状の本体部を有する。
本開示に係るローラベアリングアセンブリの他の実施例は、先細内輪軌道を画成する内側カップと、先細外輪軌道を画成し、先細外輪軌道が凸状の外形を有し、凸状の外形が先細外輪軌道とローラベアリングアセンブリの長手方向中心軸線が存在する中央平面との交差によって画成される外側カップと、内周、外周及びそれらの間に延在する円筒形状の本体部を有し、本体部が複数のローラポケットを画成するローラ保持具と、内側カップと外側カップとの間に配置された複数のストレートローラとを備え、各ストレートローラが先細内側軌道及び先細外側軌道と回転接触するように、各ストレートローラがローラ保持具の対応するローラポケット内に配置され、各ストレートローラが、第1端面、第2端面及びそれらの間に延在する円筒形状の本体部を有する。
本明細書の一部に組み込まれ且つそれを構成する添付の図面は、本発明の1つ以上の実施例を示し、説明文と共に本発明の本質を説明する。
本発明の、最良の態様を含む、当業者を対象とする完全且つ実施可能な開示が、以下のような添付の図面を参照する本明細書に記載される。
本開示の実施例に係るローラベアリングアセンブリの断面図である。 ストレートローラが静止している、図1に示すローラベアリングアセンブリの外側カップ及びストレートローラの部分上面図である。 ストレートローラが動作している、図1に示すローラベアリングアセンブリの外側カップ及びストレートローラの部分上面図である。 図1に示すローラベアリングアセンブリのローラ保持具及び対応するストレートローラの部分図である。 図2Aに示すローラベアリングアセンブリの、4−4線に沿った部分断面図である。 図2Bに示すローラベアリングアセンブリの、5−5線に沿った部分断面図である。 図1に示すローラベアリングアセンブリの断面図における指定部分の拡大図である。 ストレートローラが静止している、本開示に係るローラベアリングアセンブリの第2実施例の部分断面図である。 ストレートローラが動作している、本開示に伴う図7に示すローラベアリングアセンブリの第2実施例の部分断面図である。 従来技術におけるローラベアリングアセンブリの断面図である。 ストレートローラが静止している、図9に示す従来技術におけるローラベアリングアセンブリの外側カップ及びストレートローラの部分上面図である。 ストレートローラが動作している、図9に示す従来技術におけるローラベアリングアセンブリの外側カップ及びストレートローラの部分上面図である。 図9に示す従来技術におけるローラベアリングアセンブリのローラ保持具及び対応するストレートローラの部分図である。 図10Bに示す従来技術におけるローラベアリングアセンブリの、12−12線に沿った部分断面図である。
本明細書及び図面において参照符号を繰り返し使用することで、本開示に係る本発明の同一又は類似の特徴又は要素を表すようになっている。
ここで、その1つ以上の例示が添付の図面に示される、本発明の好適な実施例を詳細に参照する。各例示は本発明の非限定の説明によって提供される。つまり、当業者にとって、本発明においてその範囲及び趣旨から逸脱することなく修正例及び変形例を作ることができることは明らかであろう。例えば、一実施例の一部として示され或いは説明された特徴が、更なる実施例を生み出すために他の実施例に用いられてもよい。これによって、本発明は、付属の請求項及びその均等物の範囲内で、そうした修正例及び変形例を網羅するようになっている。
図面を参照すると、図1〜図6に示すように、本発明に係るローラベアリングアセンブリ100の実施例は、先細内側カップ110と、先細外側カップ130と、それらの間に配置され、複数のローラポケット178を画成するローラ保持具170と、それぞれが、対応するローラポケット178内に回転可能に受容される複数のストレートローラ150とを含む。ローラ保持具170及びストレートローラ150が内側カップ110と外側カップ130との間に回転可能に受容されることで、各ストレートローラ150は、内側カップ110及び外側カップ130によってそれぞれ画成される内輪軌道118と外輪軌道138との間に回転可能に受容され、且つ内輪軌道118及び外輪軌道138と回転接触する。なお、図示のような内側カップ110及び外側カップ130がドロンカップ(シェル形カップ)の技術を用いて構成されても、代替実施例における内側カップ及び外側カップは精密接地のカップであってもよい。また、図1に示すように、中央軸孔182を画成する内側カラー180が内側カップ110の径方向内方に配置され、外側カラー184が外側カップ130の径方向外方に配置されることにより、ベアリングアセンブリの設置が容易になる。
図3を参照すると、図示の実施例において、ローラ保持具170は、環状第1端部材172と、環状第2端部材174と、それらの間に延在する複数の長尺の中央部材176とを含み、こうして複数のローラポケット178を形成する。また、図1を参照すると、第2端部材174が第1端部材172よりも大きな直径を有することから、中央部材176は第1端部材172と第2端部材174との間に円錐台形状に延在する。ストレートローラ150は、対応するローラポケット178内に回転可能に受容され、各ストレートローラ150は、第1端面152と、第2端面154と、その間に延在する円筒形状の本体部とを含む。ローラ保持具170のローラポケット178の寸法は、後に詳述されるように、内側カップ110と外側カップ130とが互いに相対回転しながら、対応するストレートローラ150の対応する旋回軸線160(図1)周りの回転限度を制限するように選択される。なお、図3に示すローラポケット178の寸法は、例示のみの目的で、ストレートローラ150がそこで回転可能な程度に拡大されている。
図6から最もよく分かるように、内側カップ110は、環状内側フランジ112と、環状外側フランジ114と、それらの間に延在する円錐台形状の本体部116とを含む。本体部116の円錐台形状の内面が内側カラー180と隣接するのに対して、本体部116の円錐台形状の外面がローラベアリングアセンブリ100の内輪軌道118を画成する。同様に、外側カップ130は、環状内側フランジ132と、環状外側フランジ134と、それらの間に延在する円錐台形状の本体部136とを含む。そして、本体部136の円錐台形状の外面も外側カラー184と隣接する。しかしながら、外側カップの本体部136の内面によって画成される、ベアリングアセンブリ100の外輪軌道138は、円錐台形状の表面では画成されない。むしろ、外輪軌道138は、ベアリングアセンブリの長手方向中心軸線101が存在する任意の平面である、回転しているベアリングアセンブリ100の対称面と、外側カップ130の外輪軌道138との交差によって画成されるように、凸状の外形を画成する。こうして、図2A及び図4に示すように、ストレートローラ150が、内側カップ110と外側カップ130との間に相対的な動作がなく且つストレートローラ150の長手方向中心軸線158がローラベアリングアセンブリ100の長手方向中心軸線101と交差する「静止」位置にあるとき、ストレートローラ150はその全長に沿って内輪軌道118と接触する。しかしながら、外輪軌道138の凸状の外形に伴い、ストレートローラ150は、中間部分であるその全長の一部のみに沿って外輪軌道と接触する。
しかしながら、内側カップ110と外側カップ130との間に相対回転が生じると、各ストレートローラ150は、その長手方向中心軸線158を横断し且つベアリングアセンブリの長手方向中心軸線101と交差するようにその中間点から外方に延在する旋回軸線160(図1)周りに回転を始める。この、旋回軸線160周りの回転動作は図2B及び図5から最もよく分かる。なお、図3に示すように、各ストレートローラ150の旋回軸線160周りの回転限度は、対応するローラポケット178の寸法によって制限される。先述のように、各ストレートローラ150の、対応する旋回軸線160周りの回転は、その第1端面152がその第2端面154ほど外輪軌道138に沿って移動しないために発生する。例えば、ストレートローラ150が旋回軸線160周りに回転しないようにするためには、第2端面154は、図2Bに示すように、「高速経路」142が「低速経路」144よりも大きな円形経路であることから、第1端面152が低速経路144に沿って回転するよりも速く軌道の高速経路142に沿って回転する必要がある。これは、ストレートローラ150は全ての部分が同時に回転するため勿論不可能である。「中間経路」146は、外輪軌道138に沿って移動する各ストレートローラ150の中間点を表す経路である。
図2B及び図5を参照すると、先述した図9〜図12に示す従来技術のベアリングアセンブリ10とは異なり、凸状の外輪軌道130は、各ストレートローラ150が旋回軸線160周りに回転することによって、ストレートローラの長方向中心軸線158に対して真っ直ぐな外形を有するかのように機能する。具体的には、開示のローラベアリングアセンブリ100の各ストレートローラ150の中間部分が、旋回軸線160周りに回転しながら外輪軌道138との接触を維持するのに対して、従来技術のベアリングアセンブリの各ストレートローラ20の中間部分は外輪軌道18との接触を失うため、ローラへの端部荷重を引き起こす。こうして、開示のストレートローラ150の回転によって、その端部が外輪軌道138と接触することで、各ストレートローラ150のより多くの部分が、ストレートローラが図2A及び図4に示す静止位置にあるときよりも外輪軌道138と接触する。従って、開示のベアリングアセンブリ100の凸状の外輪軌道138によってストレートローラの端部荷重が軽減されることで、スポーリングが減少する。
本発明の1つ以上の好適な実施例が先に説明されたが、当業者は、本発明においてその範囲及び趣旨から逸脱することなく様々な修正及び変形を行えることが理解されるであろう。本発明は、付属の請求項及びその均等物の範囲内及び趣旨内で、そうした修正例及び変形例を網羅するようになっている。

Claims (7)

  1. ローラベアリングアセンブリであって、
    内輪軌道を画成している先細内側カップと、
    外輪軌道を画成している先細外側カップであって、前記外輪軌道が円錐台形状の凸状の外形を有し、前記ローラベアリングアセンブリの長手方向中心軸線が前記円錐台形状の回転軸線によって画成され、前記凸状の外形が前記外輪軌道と前記ローラベアリングアセンブリの前記長手方向中心軸線が存在する中央平面との交差によって画成されている、先細外側カップと、
    複数のストレートローラであって、各ストレートローラが前記内輪軌道及び前記外輪軌道と回転接触するように、前記先細内側カップと前記先細外側カップとの間に配置された複数のストレートローラであって、各ストレートローラが、第1端面、第2端面、及びそれらの間に延在する円筒形状の本体部を有する、複数のストレートローラと、
    複数の対称なローラポケットを画成しているローラ保持具であって、各ローラポケットが、対応するストレートローラを受容し、各ローラポケットが、前記ローラベアリングアセンブリの前記長手方向中心軸線と交差するとともに前記対応するストレートローラの長手方向中心軸線の中間点と交差する旋回軸線の周りを各ストレートローラが、前記先細外側カップの前記先細内側カップに対する相対回転時の前記外輪軌道における速度差に起因して限定的に回転可能となるように、各対応するストレートローラの最大幅よりも大きな最大幅を有し、前記旋回軸線が、前記対応するストレートローラの前記長手方向中心軸線を横断している、ローラ保持具と
    を備えるローラベアリングアセンブリ。
  2. 前記内輪軌道が円錐台形状の表面によって画成されている、請求項1に記載のローラベアリングアセンブリ。
  3. 前記内輪軌道が凹状の外形を有し、前記凹状の外形が前記中央平面と前記内輪軌道との交差によって画成されている、請求項1に記載のローラベアリングアセンブリ。
  4. ローラベアリングアセンブリであって、
    先細内輪軌道を画成している内側カップと、
    先細外輪軌道を画成している外側カップであって、前記先細外輪軌道が円錐台形状の凸状の外形を有し、前記ローラベアリングアセンブリの長手方向中心軸線が前記円錐台形状の回転軸線によって画成され、前記凸状の外形が前記先細外輪軌道と前記ローラベアリングアセンブリの前記長手方向中心軸線が存在する中央平面との交差によって画成されている、外側カップと、
    内周、外周及びそれらの間に延在する円錐台形状の本体部を有するローラ保持具であって、前記本体部が複数の対称なローラポケットを画成している、ローラ保持具と、
    前記内側カップと前記外側カップとの間に配置された複数のストレートローラと
    を備え、
    各ストレートローラが前記先細内輪軌道及び前記先細外輪軌道と回転接触するように、各ストレートローラが、前記ローラ保持具の対応するローラポケット内に配置され、各ストレートローラが、第1端面、第2端面、及びそれらの間に延在する円筒形状の本体部を有し、
    各ローラポケットが、前記ローラベアリングアセンブリの前記長手方向中心軸線と交差するとともに対応するストレートローラの長手方向中心軸線の中間点と交差する旋回軸線の周りを各ストレートローラが、前記外側カップの前記内側カップに対する相対回転時の前記先細外輪軌道における速度差に起因して限定的に回転可能となるように、各対応するストレートローラの最大幅よりも大きな最大幅を有し、前記旋回軸線が、前記対応するストレートローラの前記長手方向中心軸線を横断している、ローラベアリングアセンブリ。
  5. 前記内輪軌道が円錐台形状の表面によって画成されている、請求項4に記載のローラベアリングアセンブリ。
  6. 前記内輪軌道が凹状の外形を有し、前記凹状の外形が前記中央平面と前記内輪軌道との交差によって画成されている、請求項4に記載のローラベアリングアセンブリ。
  7. 前記内側カップ及び前記外側カップが、ドローンカップを更に含む、請求項4に記載のローラベアリングアセンブリ。
JP2017543704A 2014-11-03 2014-11-03 ローラベアリングアセンブリ Active JP6793128B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2014/063659 WO2016072963A1 (en) 2014-11-03 2014-11-03 Roller bearing assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017534037A JP2017534037A (ja) 2017-11-16
JP6793128B2 true JP6793128B2 (ja) 2020-12-02

Family

ID=51905423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017543704A Active JP6793128B2 (ja) 2014-11-03 2014-11-03 ローラベアリングアセンブリ

Country Status (6)

Country Link
US (3) US20170321745A1 (ja)
EP (1) EP3215751B1 (ja)
JP (1) JP6793128B2 (ja)
KR (1) KR20170066490A (ja)
CN (1) CN107076200B (ja)
WO (1) WO2016072963A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6793128B2 (ja) 2014-11-03 2020-12-02 コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー ローラベアリングアセンブリ

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR397201A (fr) 1908-12-08 1909-05-03 Gustave Jules Tresca Plaque tournante pour voitures automobiles
FR479207A (fr) * 1914-07-16 1916-03-01 Skf Svenska Kullagerfab Ab Perfectionnements aux coussinets à rouleaux
FR517696A (fr) * 1919-06-28 1921-05-10 Nordiska Kullager Ab Perfectionnements aux coussinets antifriction à rouleaux
CH117835A (de) * 1925-07-04 1926-12-01 Hugo Drotschmann Rollenlager.
FR897201A (fr) * 1942-04-13 1945-03-15 Roulement à rouleaux réglable
US2859076A (en) * 1955-09-27 1958-11-04 Edwin T Lorig Roller bearing
CH348580A (fr) * 1956-12-28 1960-08-31 Pitner Alfred Procédé de fabrication d'une bague de roulement à aiguilles et bague obtenue par ce procédé
US3572860A (en) * 1969-06-19 1971-03-30 Gen Motors Corp Modified cylindrical roller bearing
US3740108A (en) * 1971-11-15 1973-06-19 Skf Ind Trading & Dev Cylindrical roller bearing
US4403813A (en) * 1981-10-14 1983-09-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Roller bearing cage design
US5005988A (en) * 1990-03-28 1991-04-09 Thomson Industries, Inc. Linear motion bearing
JP2857220B2 (ja) * 1990-04-23 1999-02-17 テイエチケー株式会社 ころがりころ軸受
DE4114374C2 (de) 1991-05-02 2003-06-05 Hauni Werke Koerber & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Einhüllen eines Stranges der tabakverarbeitenden Industrie
WO1993003287A1 (en) * 1991-08-09 1993-02-18 Nobuo Takada Ball-and-roller bearing
CA2093648A1 (en) * 1991-08-09 1993-02-10 Nobuo Takata Antifriction roller bearing
US5902022A (en) * 1996-06-28 1999-05-11 The Torrington Company Controlled contact stress roller bearing
DE19928246B4 (de) * 1998-06-19 2004-08-12 Nsk Ltd. Kegelrollenlager
US6354745B1 (en) * 1999-09-16 2002-03-12 The Timken Company Fully self-aligning roller bearing
JP2001173665A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Nsk Ltd ころ軸受
JP4527912B2 (ja) * 2001-09-19 2010-08-18 日本トムソン株式会社 保持器付きころ
JP3726758B2 (ja) * 2002-02-18 2005-12-14 日産自動車株式会社 トロイダル型無段変速機
DE102005058149A1 (de) * 2005-12-06 2007-07-05 Schaeffler Kg Schrägrollenlager mit gekrümmten Laufbahnen
JP2008240965A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Jtekt Corp シェル形ころ軸受
CN101649860B (zh) * 2009-09-07 2011-12-28 浙江兆丰机电股份有限公司 圆锥滚子型驱动轮轮毂轴承单元
US20120082407A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-05 Amsted Rail Company, Inc. Railway car bearing seal spacer assembly
JP2013036596A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Ntn Corp 円すいころ軸受およびその取付構造
EP2791520B1 (en) * 2011-12-13 2019-07-31 Koyo Bearings North America LLC Bearing outer race
US9777767B2 (en) * 2013-07-19 2017-10-03 The Timken Company Relief contour for a roller bearing
EP3042092B1 (en) * 2014-04-08 2020-12-02 NRB Bearings Ltd. An improved roller bearing with enhanced stress bearing capacity
JP6793128B2 (ja) 2014-11-03 2020-12-02 コーヨー ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー ローラベアリングアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
US20240133425A1 (en) 2024-04-25
CN107076200A (zh) 2017-08-18
JP2017534037A (ja) 2017-11-16
US20200347878A1 (en) 2020-11-05
KR20170066490A (ko) 2017-06-14
WO2016072963A1 (en) 2016-05-12
CN107076200B (zh) 2023-02-28
US11885373B2 (en) 2024-01-30
US20170321745A1 (en) 2017-11-09
EP3215751A1 (en) 2017-09-13
EP3215751B1 (en) 2021-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120251025A1 (en) Angular contact ball bearing, in particular a spindle bearing, having improved cage guidance
JP6520061B2 (ja) 玉軸受
JP2019044975A (ja) 円すいころ軸受
JP5672805B2 (ja) オイルエア潤滑式転がり軸受装置
US9151328B2 (en) Conical roller bearing
US2615767A (en) Double row roller bearing
US20240133425A1 (en) Roller bearing assembly
KR100957033B1 (ko) 크로스 롤러 베어링
JP6267315B2 (ja) ステアリング・コラム用の軸受アセンブリ
US11286988B2 (en) Single-piece high-speed bearing cage
JP2012202453A (ja) 自動調心ころ軸受
JP2008267400A (ja) 玉軸受
US20170241476A1 (en) Bearing having an outer ring and rolling element piloted cage
JP6728675B2 (ja) 転がり軸受
JP6550711B2 (ja) 転がり軸受用冠型保持器
JP6914712B2 (ja) 円錐ころ軸受
JP2010025191A (ja) 自動調心ころ軸受
JP2019052739A5 (ja)
JP2013053716A (ja) 調心機能付き転がり軸受及び回転輪支持構造
JP7491836B2 (ja) 転がり軸受、回転機器および転がり軸受の製造方法
JP2020197297A (ja) ベアリング
JP2015021550A (ja) 転がり軸受
KR102536309B1 (ko) 조립성이 향상된 테이퍼 롤러 베어링
JP6742573B1 (ja) ベアリング
JP2009185860A (ja) 転がり軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190909

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20190919

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191023

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20191024

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20191213

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20191217

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200121

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200310

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200610

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20201001

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20201105

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20201105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6793128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250