JPH06173968A - 分離コロのトルク発生機構 - Google Patents

分離コロのトルク発生機構

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JPH06173968A
JPH06173968A JP4330498A JP33049892A JPH06173968A JP H06173968 A JPH06173968 A JP H06173968A JP 4330498 A JP4330498 A JP 4330498A JP 33049892 A JP33049892 A JP 33049892A JP H06173968 A JPH06173968 A JP H06173968A
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separation roller
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separation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離トルクを安定し、かつ容易に分離トルク
の設定値を変更する。 【構成】 フリクションハブ33は、外径が異なる外嵌部
33a,33bを備え、組立時に支持軸12に対する取付方向を
選択することにより、フリクションスプリング24によっ
て外嵌される外嵌部33a,33bを選択できる。フリクショ
ンスプリング24は弾性変形して外嵌部21aおよび外嵌部3
3a,33bに外嵌するので、外嵌部33a,33bの外径が変化
することにより、フリクションハブ33で発生する摩擦力
が変化して分離コロ10における分離トルクも変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置,プ
リンタ装置,複写機等に用いられる分離給紙機構におけ
る、分離コロのトルク発生機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は分離給紙機構の概略を示す構成
図、図5はディスク方式を用いた従来のトルク発生機構
を示す側面断面図、また図6はスプリングクラッチ方式
を用いた従来の分離コロのトルク発生機構を示す側面断
面図である。
【0003】1は用紙Pの束が載置される用紙トレー、
2はガイド路を形成するガイド板、3はピックアップコ
ロ、4は、加圧スプリング4aの付勢力によって、原稿
Dをピックアップコロ3に圧接させる加圧板、5は分離
給紙された原稿Dを搬送する搬送ローラ対、6はフィー
ドコロ、10は分離コロである。
【0004】分離ブラケット11は軸11aによって回動可
能に支持され、かつスプリング11bによってA方向に付
勢されており、支持軸12を回転方向において拘束して支
持している。ここで、スプリング11bは分離コロ10をフ
ィードコロ6に圧接させる力(分離圧)を発生させてい
る。
【0005】また、分離コロ10は円筒状に形成され、か
つ外周面に原稿Dに対して所定の摩擦力を作用させる摩
擦部材10aが周着されている。
【0006】図5に示すディスク方式のトルク発生機構
において、支持軸12は、一端部付近に鍔部12aが形成さ
れ、かつ他端部付近にねじ部12bが形成されている。支
持軸12には、両端面にフリクションリング13が固着した
分離コロ10,この分離コロ10の両側でフリクションリン
グ13に接する2枚のスペーサ14と、フリクションスプリ
ング15とが遊嵌し、さらにねじ部12bに圧縮ナット16お
よびこの圧縮ナット16の移動を防止する固定ナット17が
螺着している。ここで、圧縮ナット16はフリクションス
プリング15を圧縮変形させ、フリクションスプリング15
は、フリクションリング13とスペーサ14との間に変形量
に対応する摩擦力を発生させることにより、外力に抗し
て分離コロ10を回転停止させる力(分離トルク)を発生さ
せている。
【0007】また、図6に示すスプリングクラッチ方式
の支持軸12は、一端部付近に鍔部12aが形成されてい
る。支持軸12には、一端面に固定ハブ21が固着した分離
コロ10が回動可能に遊嵌し、さらに固定ねじ22によって
フリクションハブ23が固定されている。前記固定ハブ21
には、外径がDhである円筒形の外嵌部21aが形成されて
おり、また前記フリクションハブ23には、外径がDfで
ある円筒形の外嵌部23aが形成されており、外嵌部21aお
よび外嵌部23aには、非変形時の内径がDiであるコイル
状のフリクションスプリング24が外嵌している。ここ
で、Dh>Df>Diの関係があり、フリクションスプリ
ング24は、外嵌部21aに対して内径をDhに弾性変形させ
て圧接し、かつ外嵌部23aに対して内径をDfに弾性変形
させて圧接することにより、外嵌部21a,23aで変形量に
対応する摩擦力を発生している。フリクションスプリン
グ24は、外嵌部21aにおいて大きく変形しているため固
定され、外嵌部23aにおける摩擦力により、分離コロ10
の分離トルクTを発生させている。また、外嵌部21aの
外径をDf,外嵌部23aの外径をDhとした場合には、外
嵌部21aで分離トルクTが発生するように構成できる。
【0008】ピックアップコロ3は、搬送方向であるB
方向に回転することにより、1枚または複数枚の用紙P
をフィードコロ6および分離コロ10の挾持位置に押出
す。前述したように、フリクションスプリング15,24に
よって分離トルクTが発生しているため、分離コロ10は
用紙Pから伝達される力の大,小によって回転が制御さ
れる。
【0009】用紙Pがピックアップコロ3によって1枚
だけ押出された場合、図7の説明図に示すように、フィ
ードコロ6および分離コロ10と用紙Pとの摩擦力が大き
いため、フィードコロ6の回転は用紙Pを介して分離コ
ロ10に伝達され、分離トルクTに抗して分離コロ10を回
転させる。
【0010】また、用紙Pがピックアップコロ3によっ
て2枚以上押出された場合、図8の説明図に示すよう
に、用紙P間の摩擦力が小さいため、フィードコロ6の
回転は最下部の用紙Pに伝達されるが、上部の用紙Pに
ほとんど伝達されない。複数の用紙Pを介して伝達され
る力は僅かであるため、分離コロ10を回転させず、分離
コロ10との摩擦力、あるいは用紙P間の摩擦力によって
上部の用紙Pは停止して搬送されない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たディスク方式のトルク発生機構においては、フリクシ
ョンリング13やスペーサ14の表面の加工精度により、あ
るいは硬度等により初期の分離トルクTが不安定にな
り、さらに経時的に分離トルクTが変化するという問題
があり、分離トルクTが規格値から外れた場合、用紙P
の分離が正常にできなくなる。また、スプリングクラッ
チ方式のトルク発生機構においては、外嵌部23aを高精
度に加工することにより、安定した分離トルクTを設定
することが可能であるが、例えば用紙Pの種類に対応さ
せて分離トルクTの設定値を変更しようとした場合、フ
リクションハブ23またはフリクションスプリング24を交
換しなければならず、ユーザの要求に対して短時間で対
応することが困難であり、さらに部品交換によりコスト
が発生する。
【0012】本発明の目的は前記の問題を解決するた
め、分離トルクが安定化され、かつ容易に分離トルクの
設定値を変更できる分離コロのトルク発生機構を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、回転方向で拘束された支持
軸と、この支持軸に遊嵌した分離コロと、この分離コロ
に対して回転方向で固定された円筒状の第1のハブと、
前記支持軸に固定された円筒状の第2のハブと、前記第
1のハブおよび前記第2のハブに外嵌して、前記分離コ
ロが外力に抗して回転停止するように、第1のハブおよ
び第2のハブの外周面で摩擦力を発生するコイル状の摩
擦スプリングとを備えた分離コロのトルク発生機構にお
いて、第2のハブの一端部付近と他端部付近とで異なる
外径の外嵌部を形成し、選択された一方の前記外嵌部が
前記摩擦スプリングで外嵌されるように、支持軸に対し
て第2のハブの取付方向を選択可能に構成したことを特
徴とする。
【0014】また第2の手段は、回転方向で拘束された
支持軸と、この支持軸に遊嵌した分離コロと、この分離
コロに対して回転方向で固定された円筒状の第1のハブ
と、前記支持軸に固定された円筒状の第2のハブと、前
記第1のハブおよび前記第2のハブに外嵌して、前記分
離コロが外力に抗して回転停止するように、第1のハブ
および第2のハブの外周面で摩擦力を発生するコイル状
の摩擦スプリングとを備えた分離コロのトルク発生機構
において、分離コロの両側面で異なる外径の第1のハブ
を配置し、かつ第2のハブの一端部付近と他端部付近と
で異なる外径の外嵌部を形成し、選択された一方の第1
のハブおよび前記外嵌部が前記摩擦スプリングで外嵌さ
れるように、支持軸に対して分離コロおよび第2のハブ
の取付方向を選択可能に構成したことを特徴とする。
【0015】また第3の手段は、回転方向で拘束された
支持軸と、この支持軸に遊嵌した分離コロと、この分離
コロに対して回転方向で固定された円筒状の第1のハブ
と、前記支持軸に固定された円筒状の第2のハブと、前
記第1のハブおよび前記第2のハブに外嵌して、前記分
離コロが外力に抗して回転停止するように、第1のハブ
および第2のハブの外周面で摩擦力を発生するコイル状
の摩擦スプリングとを備えた分離コロのトルク発生機構
において、第1のハブの一端部付近と他端部付近とで異
なる外径の第1の外嵌部を形成し、かつ第2のハブの一
端部付近と他端部付近とで異なる外径の第2の外嵌部を
形成し、選択された一方の前記第1の外嵌部および前記
第2の外嵌部が前記摩擦スプリングで外嵌されるよう
に、分離コロに対して第1のハブの取付方向を選択可能
に構成し、かつ支持軸に対して第2のハブの取付方向を
選択可能に構成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】前記の第1の手段によれば、第2のハブの取付
方向を選択して、摩擦スプリングが外嵌する外嵌部を選
択することにより、第2のハブで発生する摩擦スプリン
グの摩擦力が2つのレベルに変化する。
【0017】また第2の手段によれば、分離コロおよび
第2のハブの取付方向を選択して、摩擦スプリングが外
嵌する第1のハブおよび外嵌部を選択することにより、
第1のハブおよび第2のハブで発生する摩擦スプリング
の摩擦力がそれぞれ2つのレベルに変化する。
【0018】また第3の手段によれば、第1のハブおよ
び第2のハブの取付方向を選択して、摩擦スプリングが
外嵌する第1の外嵌部および第2の外嵌部を選択するこ
とにより、第1のハブおよび第2のハブで発生する摩擦
スプリングの摩擦力がそれぞれ2つのレベルに変化し、
かつ支持軸に対して分離コロの取付方向を変化させる必
要がないことにより、分離コロの回転方向が一定に保持
される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図1ないし図4において、図6に基づいて
説明した部材に対応する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0020】図1は本発明のトルク発生機構の第1実施
例を示す組立前の側面断面図である。
【0021】フリクションハブ33は、両端部付近に外径
がそれぞれ異なる円筒形の外嵌部33aおよび外嵌部33bを
備え、組立時に支持軸12に対する取付方向を選択するこ
とにより、フリクションスプリング24によって外嵌され
る外嵌部33a,33bを選択できる。ここで、フリクション
スプリング24の内径をDi=16.0mm,固定ハブ21の外嵌
部21aの外径をDh=16.4mm,フリクションハブ33の外嵌
部33aの外径をDf1=16.2mmおよび外嵌部33bの外径をD
f2=16.6mmとする。
【0022】前述したように、フリクションスプリング
24の変形量が増加するとともに発生する摩擦力が大きく
なるので、外嵌部33a,33bを変更することにより分離ト
ルクTを変化させることができる。外嵌部33aを選択す
ることにより、フリクションスプリング24は、摩擦力に
より外嵌部21aで固定され、かつ外嵌部33aで分離トルク
1に対応する摩擦力を発生する。また外嵌部33bを選択
することにより、フリクションスプリング24は外嵌部33
bで固定され、かつ外嵌部21aで分離トルクT2に対応す
る摩擦力を発生する。ここで、分離トルクTは、T1
2となるように設定される。
【0023】図2は本発明の第2実施例を示す組立前の
側面断面図であり、図1に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0024】分離コロ10は、両側端面からそれぞれ外径
が異なる円筒形の外嵌部31aおよび外嵌部31bが突出して
おり、組立時に支持軸12に対する取付方向を選択するこ
とにより、フリクションスプリング24によって外嵌され
る外嵌部31a,31bを選択できる。ここで、外径Dh1,D
f1,Df2および内径Diを第1実施例と同じ寸法とし、
外嵌部31bの外径Dh2=16.8mmとする。
【0025】外嵌部31a,31bを選択し、かつ外嵌部31
a,31bを選択することにより、外径Dh1,Dh2と外径D
f1,Df2との組合せは、(16.4mmと16.2mm),(16.4mmと1
6.6mm),(16.8mmと16.2mm)および(16.8mmと16.6mm)であ
り、各組合せによって得られる分離トルクTをT1
2,T3およびT4とする。ここで分離トルクTは、T1
=T3<T2<T4となるように設定される。
【0026】図3は本発明の第3実施例を示す組立前の
側面断面図、図4は図3に示した分離コロおよび固定ハ
ブの斜視図であり、図1に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0027】分離コロ10の一端面には、端面付近で正六
角形断面の嵌合孔10bが形成され、固定ハブ34は、両端
部付近でそれぞれ外嵌部31aおよび外嵌部31bが形成さ
れ、さらに中央部付近で正六角形断面を有する嵌合部34
aが形成されている。固定ハブ34は、組立時に嵌合孔10b
に対して嵌合部34aおよび外嵌部31a,31bの一方が嵌合
して、回転方向で分離コロ10と固定され、分離コロ10に
対する取付方向を選択することにより、フリクションス
プリング24によって外嵌される外嵌部31a,31bを選択で
きる。
【0028】外嵌部33a,33bを選択し、かつ外嵌部31
a,31bを選択することにより、第2実施例と同じ分離ト
ルクT1,T2,T3,T4が得られる。
【0029】また摩擦部材10aは、用紙Pとの接触面を
滑らかに仕上げるため、図4に示すように研磨方向Aを
一方向に定めて接触面が研磨される。このため、摩擦部
材10aは周方向において方向性を有し、分離コロ10の取
付方向を変更することにより用紙Pに対する摩擦係数が
変化して、分離動作が不安定となってしまう。第3実施
例では、第2実施例と比較して分離コロ10の取付方向を
変更することなく、分離トルクT1,T2,T3,T4が得
られるため、用紙Pに対する分離動作が不安定となるこ
とを防止できる。
【0030】以上説明したように、第1実施例ないし第
3実施例によれば、スプリングクラッチ方式を採用して
いることにより、分離トルクTを安定化することがで
き、さらに分離トルクTの設定値を容易に変更できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、第2のハブの外嵌部を選択することによ
り、第2のハブで発生する摩擦スプリングの摩擦力が2
つのレベルに変化するので、分離コロにおける分離トル
クを2つのレベルに設定でき、また第2の手段によれ
ば、第1のハブおよび外嵌部を選択することにより、分
離コロおよび第2のハブで発生する摩擦スプリングの摩
擦力がそれぞれ2つのレベルに変化するので、分離コロ
における分離トルクを3つのレベルに設定でき、また第
3の手段によれば、第1の外嵌部および第2の外嵌部を
選択することにより、第1のハブおよび第2のハブで発
生する摩擦スプリングの摩擦力がそれぞれ2つのレベル
に変化するので、分離コロにおける分離トルクを3つの
レベルに設定でき、かつ分離コロの回転方向が一定に保
持されるので、回転方向の変化により摩擦係数が変化し
て、用紙に対する分離動作が不安定になることを防止で
き、さらに第1実施例ないし第3実施例においては、ス
プリングクラッチ方式を採用していることにより、設定
した分離トルクを安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトルク発生機構の第1実施例を示す組
立前の側面断面図である。
【図2】本発明のトルク発生機構の第2実施例を示す組
立前の側面断面図である。
【図3】本発明のトルク発生機構の第3実施例を示す組
立前の側面断面図である。
【図4】図3に示した分離コロおよび固定ハブの斜視図
である。
【図5】ディスク方式を用いた従来のトルク発生機構を
示す側面断面図である。
【図6】スプリングクラッチ方式を用いた従来のトルク
発生機構を示す側面断面図である。
【図7】分離給紙機構における用紙に対する分離動作の
説明図である。
【図8】分離給紙機構における用紙に対する分離動作の
説明図である。
【図9】分離給紙機構の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
10…分離コロ、 12…支持軸、 21,34…固定ハブ、
24…フリクションスプリング、 33…フリクションハ
ブ、 21a,31a,31b,33a,33b…外嵌部、 P…用
紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向で拘束された支持軸と、この支
    持軸に遊嵌した分離コロと、この分離コロに対して回転
    方向で固定された円筒状の第1のハブと、前記支持軸に
    固定された円筒状の第2のハブと、前記第1のハブおよ
    び前記第2のハブに外嵌して、前記分離コロが外力に抗
    して回転停止するように、第1のハブおよび第2のハブ
    の外周面で摩擦力を発生するコイル状の摩擦スプリング
    とを備えた分離コロのトルク発生機構において、第2の
    ハブの一端部付近と他端部付近とで異なる外径の外嵌部
    を形成し、選択された一方の前記外嵌部が前記摩擦スプ
    リングで外嵌されるように、支持軸に対して第2のハブ
    の取付方向を選択可能に構成したことを特徴とする分離
    コロのトルク発生機構。
  2. 【請求項2】 回転方向で拘束された支持軸と、この支
    持軸に遊嵌した分離コロと、この分離コロに対して回転
    方向で固定された円筒状の第1のハブと、前記支持軸に
    固定された円筒状の第2のハブと、前記第1のハブおよ
    び前記第2のハブに外嵌して、前記分離コロが外力に抗
    して回転停止するように、第1のハブおよび第2のハブ
    の外周面で摩擦力を発生するコイル状の摩擦スプリング
    とを備えた分離コロのトルク発生機構において、分離コ
    ロの両側面で異なる外径の第1のハブを配置し、かつ第
    2のハブの一端部付近と他端部付近とで異なる外径の外
    嵌部を形成し、選択された一方の第1のハブおよび前記
    外嵌部が前記摩擦スプリングで外嵌されるように、支持
    軸に対して分離コロおよび第2のハブの取付方向を選択
    可能に構成したことを特徴とする分離コロのトルク発生
    機構。
  3. 【請求項3】 回転方向で拘束された支持軸と、この支
    持軸に遊嵌した分離コロと、この分離コロに対して回転
    方向で固定された円筒状の第1のハブと、前記支持軸に
    固定された円筒状の第2のハブと、前記第1のハブおよ
    び前記第2のハブに外嵌して、前記分離コロが外力に抗
    して回転停止するように、第1のハブおよび第2のハブ
    の外周面で摩擦力を発生するコイル状の摩擦スプリング
    とを備えた分離コロのトルク発生機構において、第1の
    ハブの一端部付近と他端部付近とで異なる外径の第1の
    外嵌部を形成し、かつ第2のハブの一端部付近と他端部
    付近とで異なる外径の第2の外嵌部を形成し、選択され
    た一方の前記第1の外嵌部および前記第2の外嵌部が前
    記摩擦スプリングで外嵌されるように、分離コロに対し
    て第1のハブの取付方向を選択可能に構成し、かつ支持
    軸に対して第2のハブの取付方向を選択可能に構成した
    ことを特徴とする分離コロのトルク発生機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3818352A1 (de) * 1987-05-30 1988-12-08 Toshiba Kawasaki Kk Bilderzeugungsvorrichtung mit kuehlungswirksamer schaltsteuerfunktion
EP1127817A2 (de) * 2000-02-22 2001-08-29 Cratech GmbH Maschine zum Vereinzeln von flachen Gegenständen

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