JPH061738U - エンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切り換え装置 - Google Patents

エンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切り換え装置

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JPH061738U JP4527292U JP4527292U JPH061738U JP H061738 U JPH061738 U JP H061738U JP 4527292 U JP4527292 U JP 4527292U JP 4527292 U JP4527292 U JP 4527292U JP H061738 U JPH061738 U JP H061738U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切
り換え装置に関し、発電ヘルツを正確で簡単に切り換え
る。 【構成】 調速レバー3の高速調整具8を調速基盤4の
高速制限ストッパ6に、調速レバー3のアイドル用接当
部10を調速基盤4のアイドル制限ストッパ7に各々押
し当て可能に設定し、アイドル制限ストッパ7に低ヘル
ツ用調整具14を取り付け、高速調整具8を高ヘルツ用
調整具12として構成して、高ヘルツ用調整具12及び
低ヘルツ用調整具14の押し当て操作で調速レバー3を
高・低ヘルツ用回転位置P・Qに二位置切り換え設定可能
に構成する。調速レバー3をこの二つの位置P・Qに切
り換えると、発電ヘルツは正確で簡単に切り換わる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切り換え装置に関し、発電 ヘルツを正確で簡単に切り換えられるものを提供する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の対象となるエンジン発電機の基本構造は、図1、又は図3に示すよう に、 エンジンEに発電機Gを連動連結し、エンジンEにガバナレバー1と調速装置 2を設け、調速装置2をエンジンEに固定した調速基盤4と調速基盤4に揺動自 在に支持した調速レバー3とから構成し、エンジンEに揺動自在に支持したガバ ナレバー1をガバナスプリング5を介して調速装置2の調速レバー3に連動し、 調速レバー3の揺動でエンジンEを設定回転数に変移可能に構成するとともに、 調速基盤4に高速制限ストッパ6及びアイドル制限ストッパ7を設け、調速レ バー3に高速調整具8及びアイドル用接当部10を設け、調速基盤4の高速制限 ストッパ6とアイドル制限ストッパ7との間で調速レバー3の揺動範囲を規制し て、調速レバー3の高速調整具8を調速基盤4の高速制限ストッパ6に押し当て てエンジンEを最高回転数に設定し、調速レバー3のアイドル用接当部10を調 速基盤4のアイドル制限ストッパ7に押し当ててエンジンEをアイドリング回転 数に設定するように構成した形式のものである。
【0003】 通常、電源の周波数は地域により異なるので(具体的には、50ヘルツと60ヘ ルツの二種類あるので)、例えば、高ヘルツ仕様では3600rpmに、低ヘル ツ仕様では3000rpmにエンジン発電機のエンジン回転数を各々切り換え設 定する必要がある。
【0004】 そこで、当該エンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切り換え装置の従来技 術としては、図3に示すように、調速レバー3に立ち上げた支持壁11に高速調 整ネジ8を進退調整可能に螺合し、当該高速調整ネジ8を高速制限ストッパ6に 対してネジ込み進出した押し出し位置Sとネジ戻し後退した引き戻し位置Rとの 二位置に切り換え可能に構成して、 押し出し位置Sの高速調整ネジ8が高速制限ストッパ6に押し当たると、調速 レバー3が低回転側の低ヘルツ用回転位置Qに設定され(図3の仮想線参照)、引 き戻し位置Rの高速調整ネジ8が高速制限ストッパ6に押し当たると、調速レバ ー3が高回転側の高ヘルツ用回転位置Pに設定される(図3の実線参照)ように構 成したものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術では、高速調整ネジ8を支持壁13に対してネジ込み、又はネジ 戻しにより進退調整するので、ネジの回転誤差がエンジン回転数の誤差となって 現れ易い。このため、実際には、エンジンEを運転しながら適正回転数になるよ うに高速調整ネジ8をネジ調整する必要があるので、ヘルツ切り換え操作は手間 と時間がかかり煩雑であった。 本考案は、このエンジン発電機の調速レバーを正確で簡単にヘルツ切り換えす ることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための手段を、実施例を示す図面により以下に説明する。 即ち、本考案は前記基本構造のエンジン発電機において、 上記アイドル制限ストッパ7に低ヘルツ用調整具14を取り付け、上記高速調 整具8を高ヘルツ用調整具12として構成し、高ヘルツ用調整具12及び低ヘル ツ用調整具14の押し当て操作で調速レバー3を高ヘルツ用回転位置Pと低ヘル ツ用回転位置Qとに二位置切り換え設定可能に構成して、 調速レバー3の高ヘルツ用調整具12を調速基盤4の高速制限ストッパ6に押 し当ててエンジンEを高ヘルツ用回転数に設定し、調速レバー3のアイドル用接 当部10を調速基盤4の低ヘルツ用調整具14に押し当ててエンジンEを低ヘル ツ用回転数に設定するように構成したことを特徴とするエンジン発電機の調速レ バーの発電ヘルツ切り換え装置である。
【0007】
【作用】
高ヘルツ用調整具12を高速制限ストッパ6に押し当てると調速レバー3を高 ヘルツ用回転位置Pにそのまま位置決めでき、低ヘルツ用調整具14にアイドル 接当部10を押し当てると調速レバー3を低ヘルツ用回転位置Qに位置決めでき る。このため、調速レバー3の切り換え揺動のみでエンジン発電機のヘルツの切 り換えが簡単にできる。 従って、従来技術のように調整ネジを進退調整してヘルツ切り換えする必要が ないので、ネジ調整に伴うエンジン回転数の誤差がないうえ、エンジンを運転し ながら調整操作するという煩雑さもなくせる。
【0008】
【考案の効果】
(1)発電ヘルツの切り換え操作は調速レバーの高・低ヘルツ用回転位置への切り 換え揺動操作のみで済むので、エンジン発電機の発電ヘルツは簡単で正確に切り 換えられる。 (2)低ヘルツ用調整具を既存のアイドル制限ストッパに追加するだけで良く、 調速基盤も調速レバーも汎用エンジン用のものと共通化できるので、量産性を高 めて製造コストを引き下げられる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて述べる。図1はエンジン発電機の調速 レバーの発電ヘルツ切り換え装置の概略説明図、図2は同エンジン発電機の左側 面図である。 図2に示すように、縦型ガソリンエンジンEの後方に発電機Gを連動連結し、 エンジンEの側壁に調速装置2を設け、調速装置2はエンジンEに固定した調速 基盤4と、調速基盤4に支点15を中心に揺動自在に支持した調速レバー3とか ら構成される。
【0010】 図1及び図2に示すように、上記ガソリンエンジンEにガバナレバー1を支点 13を中心に揺動自在に支持し、ガバナレバー1の入力部16をガバナウエイト 17にガバナスリーブ18を介して連動し、ガバナレバー1の出力部19を気化 器20のスロットル弁21に連結ロッド22を介して連動するとともに、ガバナ レバー1の途中部23をガバナスプリング5を介して上記調速装置2の調速レバ ー3に連動する。これにより、ガバナスプリング5のスプリングフォースとガバ ナウエイト17のガバナフォースとの不釣合い力で気化器20のスロットル弁2 1を操作して、エンジンEの実回転数を設定回転数に調整可能に構成する。また 、調速レバー3の揺動によりガバナスプリング5の張力を変化させて、エンジン Eの設定回転数が変移可能になる。 図1に示すように、調速装置2の調速基盤4に高速制限ストッパ6及びアイド ル制限ストッパ7を立ち上げ、調速レバー3に支持壁11及びアイドル用接当部 10を立ち上げ、支持壁11に高速調整ネジ8を螺合して、調速基盤4の高速制 限ストッパ6とアイドル制限ストッパ7との間で調速レバー3の揺動範囲を規制 する。即ち、調速レバー3の高速調整ネジ8を調速基盤4の高速制限ストッパ6 に押し当てるとエンジンEを最高回転数に設定でき、調速レバー3のアイドル用 接当部10を調速基盤4のアイドル制限ストッパ7に押し当てるとエンジンEを アイドリング回転数に設定できる。
【0011】 一方、上記調速基盤4のアイドル制限ストッパ7に低ヘルツ用調整ネジ14を 螺合し、上記高速調整ネジ8を高ヘルツ用調整ネジ12として構成し、高ヘルツ 用調整ネジ12及び低ヘルツ用調整ネジ14の押し当て操作で調速レバー3を高 ヘルツ用回転位置Pと低ヘルツ用回転位置Qとに二位置切り換え設定可能に構成 する。 この場合、調速レバー3の高ヘルツ用調整ネジ12を調速基盤4の高速制限ス トッパ6に押し当てるとエンジンEは高ヘルツ用回転数に設定され、調速レバー 3のアイドル用接当部10を調速基盤4の低ヘルツ用調整ネジ14に押し当てる とエンジンEは低ヘルツ用回転数に設定されて、エンジン発電機の発電周波数を 高・低ヘルツに切り換え可能になる。 尚、符号24は高ヘルツ用調整ネジ12の緩み止めスプリングであり、符号2 5は低ヘルツ用調整ネジ14の緩み止めスプリングである。
【0012】 そこで、本実施例のヘルツ切り換え装置の機能を述べると、高・低ヘルツ用調 整ネジ12・14の進出度合を適正に位置決め固定したのちに、高ヘルツ用調整 ネジ12を高速制限ストッパ6に押し当てると調速レバー3を高ヘルツ用回転位 置Pに位置決めできる。また、低ヘルツ用調整ネジ14にアイドル接当部10を 押し当てると調速レバー3を低ヘルツ用回転位置Qに位置決めできる。 このため、従来技術のように一つの高速調整ネジ8の進退調整でヘルツを切り 換える煩雑さがなくなり、調速レバー3の切り換え揺動によって簡便・迅速に発 電ヘルツを切り換えられる。 但し、本考案のヘルツ切り換え装置はエンジンの種類を問わないので、上記実 施例のようなガソリンエンジンに限らず、ガスエンジン、ディーゼルエンジンに も適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン発電機の調速レバーの発電ヘルツ切り
換え装置の概略説明図である。
【図2】同エンジン発電機の左側面図である。
【図3】従来技術を示す図1の相当図である。
【符号の説明】
1 ガバナレバー 2 調速装置 3 調速レバー 4 調速基盤 5 ガズナスプリング 6 高速制限ストッパ 7 アイドル制限ストッパ 8 高速調整具 10 アイドル用接当部 12 高ヘルツ用調整具 14 低ヘルツ用調整具 P 高ヘルツ用回転位置 Q 低ヘルツ用回転位置 E エンジン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)に発電機(G)を連動連結
    し、エンジン(E)にガバナレバー(1)と調速装置(2)を
    設け、調速装置(2)をエンジン(E)に固定した調速基盤
    (4)と調速基盤(4)に揺動自在に支持した調速レバー
    (3)とから構成し、エンジン(E)に揺動自在に支持した
    ガバナレバー(1)をガバナスプリング(5)を介して調速
    装置(2)の調速レバー(3)に連結し、調速レバー(3)の
    揺動でエンジン(E)を設定回転数に変移可能に構成する
    とともに、 調速基盤(4)に高速制限ストッパ(6)及びアイドル制限
    ストッパ(7)を設け、調速レバー(3)に高速調整具(8)
    及びアイドル用接当部(10)を設け、調速基盤(4)の高
    速制限ストッパ(6)とアイドル制限ストッパ(7)との間
    で調速レバー(3)の揺動範囲を規制して、調速レバー
    (3)の高速調整具(8)を調速基盤(4)の高速制限ストッ
    パ(6)に押し当ててエンジン(E)を最高回転数に設定
    し、調速レバー(3)のアイドル用接当部(10)を調速基
    盤(4)のアイドル制限ストッパ(7)に押し当ててエンジ
    ン(E)をアイドリング回転数に設定するように構成した
    エンジン発電機において、 上記アイドル制限ストッパ(7)に低ヘルツ用調整具(1
    4)を取り付け、上記高速調整具(8)を高ヘルツ用調整
    具(12)として構成し、高ヘルツ用調整具(12)及び低
    ヘルツ用調整具(14)の押し当て操作で調速レバー(3)
    を高ヘルツ用回転位置(P)と低ヘルツ用回転位置(Q)と
    に二位置切り換え設定可能に構成して、 調速レバー(3)の高ヘルツ用調整具(12)を調速基盤
    (4)の高速制限ストッパ(6)に押し当ててエンジン(E)
    を高ヘルツ用回転数に設定し、調速レバー(3)のアイド
    ル用接当部(10)を調速基盤(4)の低ヘルツ用調整具
    (14)に押し当ててエンジン(E)を低ヘルツ用回転数に
    設定するように構成したことを特徴とするエンジン発電
    機の調速レバーの発電ヘルツ切り換え装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589100U (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 スズキ株式会社 発動発電機の発電周波数切替装置
JPS6073852U (ja) * 1983-10-27 1985-05-24 ヤンマーディーゼル株式会社 エンジン発電機の周波数切換装置

Patent Citations (2)

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