JPH0543247Y2 - - Google Patents

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JPH0543247Y2
JPH0543247Y2 JP1985180368U JP18036885U JPH0543247Y2 JP H0543247 Y2 JPH0543247 Y2 JP H0543247Y2 JP 1985180368 U JP1985180368 U JP 1985180368U JP 18036885 U JP18036885 U JP 18036885U JP H0543247 Y2 JPH0543247 Y2 JP H0543247Y2
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lever
governor
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spring
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、使用状態に合せて出力周波数を簡単
に切換えあるいは設定することができ、且つアイ
ドリング状態を維持することもできる発動発電機
の周波数切換装置に関する。
[従来の技術] 一般に、発動発電機では、使用する地域(例え
ば50Hz地域と、60Hz地域)などに合せて、エンジ
ン回転数を例えば3000rpmあるいは3600rpmに予
め設定されているものがある。
このように、エンジンの回転数が予め設定され
ていると、出荷後に仕様変更が生じて、エンジン
回転数を切換える必要ができた場合に、再調整し
なければならず、極めて煩雑な作業が要求され
る。
これに対処するに、最近では操作レバーによつ
て、エンジンの回転数を簡単に切換えることが出
来るようにしておき、出荷後に仕様変更が生じた
場合、容易に応需できるようにしたものがある。
例えば実開昭58−108245号公報には、ひとつの
操作レバーを設定角度回動させることにより、こ
の操作レバーに連設されたひとつのガバナスプリ
ングのガバナレバーに対する付勢力を可変させ
て、エンジンの回転数を所定に切換えるようにし
た周波数切換装置が開示されている。
しかし、この先行技術では、操作レバーが機器
から突出されているので、作業者に接触しやす
く、誤動作し易いという問題がある。
さらに、予め設定された回転数以外の回転数を
任意に選択することができない。
その上、一つのガバナスプリングによつて各設
定周波数領域の回転数を制御しているので、各運
転領域に合せた、適正なばね定数を設定すること
が困難であり、少なくとも一方の運転領域の速度
変動率が大きくなり、ガバナ性能が低下してしま
う。
また、上記先行技術ではアイドリング状態を維
持させることが困難であり、無負荷運転時の取扱
いが不便である。
また、実開昭59−81750号公報において、クラ
ンクケースに揺動自在に固定されたレバー受台を
調節することにより、周波数の変換を行なうこと
ができ、さらに、上記レバー受台に揺動可能に固
定した速度調速レバーを調節することにより、速
度の微調節が可能な発電機用内燃機関の微調節付
サイクル切換装置が開示されている。
しかしながら、この先行技術においても、50Hz
および60Hzの周波数領域の回転数しか得られず、
予め設定された回転数以外の回転数を任意に選択
的に設定し直すには、レバー受台と速度調速レバ
ーとを移動させて行なわなければならず非常に困
難で、また、設定ができたとしても、構造上一つ
のガバナスプリングによつて各設定周波数領域の
回転数を制御しているので、各運転領域に合せた
適正なばね定数を設定することが困難であり、少
なくとも一方の運転領域の速度変動率が大きくな
り、ガバナ性能が低下してしまう。
さらに、実開昭59−70043号公報において、2
つのストツプモータにて、ワイヤを介してスロツ
トル金具を回動動作させ、ロツドおよびスロツト
ルレバーを介してスロツトル弁を開閉させことに
より、50Hzおよび60Hzの周波数の回転数の他に、
スローダウン回転数を得ることのできる50Hz・60
Hz切換機構付き自動スローダウン装置が開示され
ている。
しかし、この行先技術によつても、50Hz、60Hz
の周波数の回転数およびスローダウン回転数しか
得ることはできず、それ以外の任意の回転数を得
ることはできない。
また、ストツプモータを用いて電気的に制御す
る構成となつているため、部品点数が多く構成が
複雑化し、かつ、装置が大型化してしまうという
問題がある。
[考案が解決しようとする課題] このように、従来技術では、操作レバーが機器
から突出されているので、作業者に接触しやす
く、誤動作し易いといつた問題がある。
さらに、予め設定された回転数以外の回転数を
任意に選択することができない。
その上、一つのガバナスプリングによつて各設
定周波数領域の回転数を制御しているので、各運
転領域に合せた、適正なばね定数を設定すること
が困難であり、少なくとも一方の運転領域の速度
変動率が大きくなり、ガバナ性能が低下してしま
う。
また、上記行先技術ではアイドリング状態を維
持させることが困難であり、無負荷運転時の取扱
いが不便である。
さらに、ストツプモータを用いて電気的に制御
する場合には、部品点数が多く構成が複雑化し、
かつ、装置が大型化してしまう。
[考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、誤動作する心配がなく、狭隘な空間内にてエ
ンジン回転数を簡単に切換え動作させることがで
き、その上、設定回転数以外の回転数も任意に選
択することができるばかりでなく、各設定周波数
領域のガバナ性能が充分に保証され、しかもアイ
ドリング状態を維持することも可能で、部品点数
も少なく小型かつ簡単な構造の発動発電機の周波
数切換装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案による発動発電
機の周波数切換装置は、燃料の供給量を制御する
ガバナレバーに、スピードコントロールレバーと
周波数切換レバーとを第1,第2のガバナスプリ
ングを介してそれぞれ連設し、上記スピードコン
トロールレバーを回動させ且つ所定回動位置で固
定することで上記第1のガバナスプリングの上記
ガバナレバーに対する付勢力をアイドリング域と
高速回転域とに設定自在にし、また上記周波数切
換レバーを回転させることで上記第2のガバナス
プリングの上記ガバナレバーに対する付勢力を上
記第1のガバナスプリングとの合力或は単独で可
変設定自在にしたものである。
[作用] 上記構成により、上記スピードコントロールレ
バーと周波数切換レバーとを回動させて、この両
レバーに各々連設されている第1、第2のガバナ
スプリングのガバナレバーに対する付勢力を解く
ことによりアイドリング状態が設定され、また、
この状態からスピードコントロールレバーを回動
させて、このスピードコントロールレバーに連設
されている第1のガバナスプリングを付勢し、一
方、上記周波数切換レバーにより、この切換レバ
ーに連設されている第2のガバナスプリングを緊
張あるいは弛緩させることにより、上記ガバナレ
バーに対する速度変動率を高精度に保証した状態
で設定回転数を選択的に切換えることができる。
[考案の実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
図面は本考案の一実施例に係り、第1図はアイ
ドリング状態の周波数切換装置の正面図、第2図
は第1図の矢視平面図、第3図は第1図の矢
視側面図、第4図は50Hzにセツトした状態の周波
数切換装置の正面図、第5図は60Hzにセツトした
状態の周波数切換装置の正面図である。
これらの図において、符号1はエンジン本体に
設けられたキヤブレター、1aはスロツトルバル
ブ,1bはこのスロツトルバルブ1aを固設する
スロツトルシヤフト,1cはこのスロツトルシヤ
フト1bに連結されたスロツトルレバーである。
このスロツトルレバー1cにガバナロツド2の一
端が連結されており、このガバナロツド2の他端
がガバナレバー3の先部3aに連結されている。
さらに、このガバナレバー3の基部が、ガバナシ
ヤフト4にボルト5によつて固設されている。
また、このガバナレバー3の先端にレバー部3
bが曲げ形成され、このレバー部3bに第1のガ
バナスプリング6の一端が掛止されている。さら
に、第1のガバナスプリング6の他端がスピード
コントロールレバー7に連設されている。なお、
図の実施例における第1のガバナスプリング6の
ばね定数は、エンジンの回転数を例えば3000rpm
に設定するような値に予め設定されている。
第2図に示すように、このスピードコントロー
ルレバー7はエンジン本体10に螺入されたピボ
ツトボルト20に、カラー21およびフリクシヨ
ンワツシヤ22を介して枢支されている。すなわ
ち、このフリクシヨンワツシヤ22による摩擦力
により、上記スピードコントロールレバー7は、
回動可能な範囲の任意の位置でエンジン本体10
に固定されるようになつている。また、このスピ
ードコントロールレバー7にブラケツト7aと操
作部7bが曲げ形成され、さらに、この操作部7
bにつまみ23が装着されている。また、上記ブ
ラケツト7aにセツトボルト8が、低速方向
(L)から高速方向(H)へ螺入され、ロツクナ
ツト9によつて緩み止めされている。
さらに、このセツトボルト8の先端に、エンジ
ン本体10などに設けられたストツパ10aが対
設されている。
なお、このストツパ10aにセツトボルト8の
先端が当接されると、スピードコントロールレバ
ー7の回動が規制され、ガバナスプリング6が設
定値通りの付勢力によつてガバナレバー3を図に
おいて時計回り方向へ回動させるようになつてい
る。
一方、上記ガバナレバー3の基部に近い部分の
エンジン本体(クランクケース)10に、高さの
異なるボス10b,10cが突設され、この両ボ
ス10b、10cにベースプレート11の中央部
と、このベースプレート11の一端に段状に曲げ
形成されたフランジ部11aとがピボツトボルト
13とボルト19によつて固定されている。ま
た、このピボツトボルト13に、ベルクランク状
に形成された周波数切換レバー14の中央部がカ
ラー21を介して回動自在に枢支されている。
この周波数切換レバー14の一方に形成された
アーム部14aが段状に曲げ形成され、その先端
部に操作つまみ14bが曲げ形成されている。さ
らに、このアーム部14aの図においての反時計
回り方向の側面が上記ベースプレート11の図の
下部に曲げ形成されたストツパ11bに係合離間
自在に対向されている。
また、上記周波数切換レバー14の他方に形成
されたレバー部14cの先端部の時計回り方向側
面にブラケツト14eが曲げ形成されており、こ
のブラケツト14eにセツトボルト17が螺入さ
れ、ロツクナツト24によつて固定されている。
また、このブラケツト14eの一側に引張りス
プリング16の一端が掛止されており、この引張
りスプリング16の他端が上記ベースプレート1
1の図の下部に曲げ形成されたブラケツト11c
に掛止されている。
さらに、上記ブラケツト14eに螺入されたセ
ツトボルト17の先端に、上記ベースプレート1
1に曲げ形状されたストツパ11dが対向されて
いる。また、上記周波数切換レバー14のレバー
部14cに長孔14fが穿設され、この長孔14
fに第2のガバナスプリング15の一端が掛止さ
れている。
また、第2のガバナスプリング15の他端が、
上記ガバナレバー3の中途に複数穿設された孔3
cのうちのひとつに掛止されている。なお、図の
実施例における第2のガバナスプリング15のば
ね定数は、前記第1のガバナスプリング6との合
力でエンジンの回転数を例えば3600rpmに設定す
るような値に予め設定されている。
なお、上記周波数切換レバー14のアーム部1
4aの側面が上記ベースプレート11のストツパ
11bに掛止されると上記引張りスプリング16
が、この周波数切換レバー14を反時計回り方向
へ付勢する。また、上記周波数切換レバー14を
時計回り方向へ回転させて、この周波数切換レバ
ー14に形成されたブラケツト14eに螺入され
ているセツトボルト17の先端をベースプレート
11のストツパ11dに掛止すると、上記引張り
スプリング16がこの周波数切換レバー14を時
計回り方向へ付勢する。このとき、上記第2のガ
バナスプリング15がガバナレバー3を時計回り
方向へ付勢する。
次に、上記構成による周波数切換装置の動作に
ついて説明する。
エンジンをアイドリング状態にする場合は、ス
ピードコントロールレバーを低速方向(L)へ回
動させ、ガバナレバー3に対する第1のガバナス
プリング6の付勢力を解く(第2図の実線で示す
状態)。また、周波数切換レバー14を反時計回
り方向へ回動し、この周波数切換レバー14のア
ーム部14aの側面をベースプレート11に形成
されたストツパ11bに、引張りスプリング16
の付勢力によつて係止する。すると、この周波数
切換レバー14のレバー部14cに穿設された長
孔14fに一端を掛止するガバナスプリング15
がルーズになり、ガバナレバー3に対する付勢力
が解かれる。
その結果、上記ガバナレバー3が反時計回り方
向へ回動し、このガバナレバー3の先部3aにガ
バナロツド2,スロツトルレバー1c,スロツト
ルシヤフト1bを介して連設されたスロツトルバ
ルブ1aが閉弁し、エンジン回転数がアイドリン
グ状態にまで所定に低下される。
また、エンジン回転数を例えば3000rpmに切換
えて、50Hzの周波数を得ようとする場合は、周波
数切換レバー14を上記アイドリング状態と同
様、反時計回り方向へ回動させて、この周波数切
換レバー14のアーム部14aの側面をベースプ
レート11のストツパ11bに掛止させておく。
そして、スピードコントロールレバー7を高速
側(H方向)へ回動させ、このスピードコントロ
ールレバー7のブラケツト7aに螺装されている
セツトボルト8をエンジン本体10に設けられた
ストツパ10aに当接させる(第2図の二点鎖線
の状態)。
このスピードコントロールレバー7が高速方向
(H)へ回動すると、このスピードコントロール
レバー7に第1のガバナスプリング6を介して連
設されたガバナレバー3が時計回り方向へ回動す
る。そして、このガバナレバー3にガバナロツド
2を介して連設されたキヤブレター1のスロツト
ルレバー1cが回動し、このスロツトルレバー1
cがスロツトルシヤフト1bに固設されたスロツ
トルバルブ1aを所定角度開弁させる。
その結果、エンジン回転数が上昇し、図示しな
いガバナ装置のガバナスリーブが突出し、このガ
バナスリーブが上記ガバナレバー3の基部を支持
するガバナシヤフト4を回動付勢し、上記ガバナ
レバー3を反時計回り方向へ回動させる。
そして、上記第1のガバナスプリング6の付勢
力と、ガバナ装置の付勢力とが釣合つた位置で、
ガバナレバー3の回動が停止し、スロツトルバル
ブ1aの開度を、例えばエンジン回転数が
3000rpmになるように制御する(第4図の状態)。
なお、エンジンの設定回転数は、上記スピード
コントロールレバー7のブラケツト7aに螺装さ
れているセツトボルト8を進退動させることで、
簡単に微調整することができる。
また、エンジンの回転数を例えば3600rpmに切
換えて、60Hzの周波数を得ようとする場合は、上
記スピードコントロールレバー7を高速(H)側
へセツトしたままの状態で、上記周波数切換レバ
ー14を時計回り方向へ回動させ、この周波数切
換レバー14に形成されたブラケツト14eに螺
入されているセツトボルト17の先端をベースプ
レート11に形成されたストツパ11dに引張り
スプリング16の付勢力によつて掛止させる。
すると、この周波数切換レバー14に一端を掛
止する第2のガバナスプリング15が緊張され、
第2のガバナスプリング15が上記ガバナレバー
3を時計回り方向へ回動させる。
その結果、エンジン回転数が上昇し、ガバナ装
置に設けられたガバナスリーブ(図示せず)が上
記ガバナレバー3を反時計回り方向へ回動させ
る。
そして、このガバナ装置の付勢力と、上記第2
のガバナスプリング15および第1のガバナスプ
リング6の合力とが釣合つた位置で、ガバナレバ
ー3の回動が停止し、スロツトルバルブ1aの開
度を、例えばエンジン回転数が3600rpmになるよ
うに制御する。
なお、このエンジンの設定回転数は、上記周波
数切換レバー14のブラケツト14eに螺装され
ているセツトボルト17を進退動させ、あるいは
ガバナレバー3に穿設された複数の孔3cに対
し、第2のガバナスプリング15の一端を選択的
に掛止させることにより、簡単に微調整すること
ができる。
また、上記スピードコントロールレバー7は、
フリクシヨンワツシヤ22による摩擦力により回
動可能な範囲(LからHまでの間)の任意の位置
でエンジン本体10に確実に固定され、エンジン
による振動や、上記第1のガバナスプリング6の
付勢力等が作用しても動くようなことは無い。
すなわち、スピードコントロールレバー7の回
動範囲(LからHまでの間)内であれば、設定回
転数以外のエンジン回転数を、上記スピードコン
トロールレバー7の回動角によつて任意に設定す
ることができる。
なお、上記第1のガバナスプリング6をルーズ
な状態にしたままで、第2のガバナスプリング1
5のみを緊張させるようにしても、エンジン回転
数を所定の値に設定することができる。また、本
考案による周波数切換装置は、ガソリンエンジン
に限らず、ガバナロツドを燃料噴射ポンプのコン
トロールラツクに連結することによりデイーゼル
エンジンに採用することもできる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、燃料の供
給量を制御するガバナレバーに、スピードコント
ロールレバーと、周波数切換レバーとが第1,第
2のガバナスプリングを介してそれぞれ連設され
ており、上記スピードコントロールレバーを回動
させ、且つ所定回動位置で固定することでこのス
ピードコントロールレバーに連設された第1のガ
バナスプリングのガバナレバーに対する付勢力が
調整自在にされ、また上記周波数切換レバーを回
動させることでこの周波数切換レバーに連設され
た第2のガバナスプリングのガバナレバーに対す
る付勢力が調整自在にされているので、上記スピ
ードコントロールレバーと周波数切換レバーの双
方を回動させ、この両レバーの各々に連設されて
いる第1、第2のガバナスプリングのガバナレバ
ーに対する付勢力を解くことにより、アイドリン
グ状態を設定することができ、無負荷運転時の取
扱いが便利になる。
また、上記アイドリング状態から上記スピード
コントロールレバーと周波数切換レバーの一方ま
たは双方を回動させて、この両レバーに各々連設
されている第1、第2のガバナスプリングの少な
くとも一方を緊張させることにより、設定回転数
を簡単に選択することができる。
さらに、この設定回転数は、個々のガバナスプ
リングあるいは各ガバナスプリングの合力によつ
て制御されるので、ひとつのガバナスプリングに
よつて各回転数領域を設定する従来のものに比べ
て速度変動率が少なく、高精度のガバナ性能を得
ることができる。
また、上記周波数切換レバーは、上記第2のガ
バナスプリングのカバナレバーに対する付勢力を
緊張弛緩させるためにのみ用いられているので、
狭隘な空間内でも充分に動作させることができ
る。
したがつて、この周波数切換レバーは機器内に
収納させておくことができるため、従来のごと
く、誤つて接触などして誤動作してしまうことが
ない。
その上コンパクトにまとめることができ、製品
の小型軽量化を実現することができる。
さらに、上記スピードコントロールレバーを回
動させれば、設定回転数以外の回転数を任意に選
択することができるので、発電発電機を多目的に
使用することができる。
また、本考案による周波数切換装置は、従来の
製品に周波数切換レバーおよび第2のガバナスプ
リングを組付けるだけで適用することができ、汎
用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係り、第1図はアイ
ドリング状態の周波数切換装置の正面図、第2図
は第1図の矢視平面図、第3図は第1図の矢
視側面図、第4図は50Hzにセツトした状態の周波
数切換装置の正面図、第5図は60Hzにセツトした
状態の周波数切換装置の正面図である。 3……ガバナレバー、6……第1のガバナスプ
リング、7……スピードコントロールレバー、8
……セツトボルト、14……周波数切換レバー、
15……第2のガバナスプリング、16……引張
りスプリング、17……セツトボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃料の供給量を制御するガバナレバーに、スピ
    ードコントロールレバーと周波数切換レバーとを
    第1、第2のガバナスプリングを介してそれぞれ
    連設し、 上記スピードコントロールレバーを回動させ且
    つ所定回動位置で固定することで上記第1のガバ
    ナスプリングの上記ガバナレバーに対する付勢力
    をアイドリング域と高速回転域とに設定自在に
    し、 また上記周波数切換レバーを回動させることで
    上記第2のガバナスプリングの上記ガバナレバー
    に対する付勢力を上記第1のガバナスプリングと
    の合力或は単独で可変設定自在にしたことを特徴
    とする発動発電機の周波数切換装置。
JP1985180368U 1985-11-22 1985-11-22 Expired - Lifetime JPH0543247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985180368U JPH0543247Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP1985180368U JPH0543247Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6288849U JPS6288849U (ja) 1987-06-06
JPH0543247Y2 true JPH0543247Y2 (ja) 1993-10-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970043U (ja) * 1982-11-01 1984-05-12 ヤンマーディーゼル株式会社 50Hz.60Hz切換機構付き自動スロ−ダウン装置
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JPS6061453U (ja) * 1983-10-04 1985-04-30 富士重工業株式会社 エンジン停止制御装置
JPS60133142U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 スズキ株式会社 発動発電機の周波数切換装置

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JPS6288849U (ja) 1987-06-06

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