JPH0617171U - プリント回路基板用電気コネクタ - Google Patents

プリント回路基板用電気コネクタ

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JPH0617171U
JPH0617171U JP061503U JP6150392U JPH0617171U JP H0617171 U JPH0617171 U JP H0617171U JP 061503 U JP061503 U JP 061503U JP 6150392 U JP6150392 U JP 6150392U JP H0617171 U JPH0617171 U JP H0617171U
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    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/52Fixed connections for rigid printed circuits or like structures connecting to other rigid printed circuits or like structures
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ピン端子と左右の連結ピンを交換するだけで一
方,他方のプリント回路基板間の距離が様々であって
も、それら様々な離隔距離の接続に適応できると共に、
特に全体の強度が十分なる電気コネクタを提供すること
を目的とする。 【構成】互いに平行に配置された上部ピン支持体2と下
部ピン支持体3を備え、上記上,下部ピン支持体2,3
間に所定のピッチで横並びに架設された複数の針状のピ
ン端子4より成り、上部ピン端子支持体2と下部ピン端
子支持体3が左右に於いてピン端子4と平行に配設され
た連結ピン5A,5Bによって連結されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリント回路基板用電気コネクタに係わり、更に詳しくは一方のプリ ント回路基板と他方のプリント回路基板とを接続する電気コネクタであって、平 行に置かれる一方と他方のプリント回路基板の組付け時の左右、前後方向の位置 ズレを吸収するようにした電気コネクタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、互いに平行に配置された上部ピン支持体と下部ピン支持体とを備 え、上,下部ピン支持体間に所定のピッチで横並びに架設された複数の針状のピ ン端子より成り、上記ピン端子の一方と他方に雌コネクタを介し又は介さず直接 に接続された一方,他方のプリント回路基板の組付け時の左右、前後方向の位置 ズレを吸収するようにした電気コネクタが多々用いられている。
【0003】 これらの従来技術の1つは、特開昭63−266787号公報に示されている 。即ち下部ピン支持体の左右各々に側柱が一体的に形成され、これら側柱間に上 部ピン支持体が水平に連結され、この側柱によって全体が組付けられた上,下部 ピン支持体間に上記のピン端子が垂直に装着された構成のものである。
【0004】 もう一つの従来例は互いに平行に配置された上部ピン支持体と下部ピン支持体 とが互いに独立して離隔配置され、この上下ピン支持体に架せられたピン端子に よってこの2つの部材が連結されている構成のものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術の内、特開昭63−266787号公報記載のものによれば次の 問題がある。即ち、今ある離隔距離の一方,他方のプリント回路基板間を接続す る為にある一つの電気コネクタが選ばれているとして、その状態から上記と異な った離隔距離の一方,他方のプリント回路基板を接続しようとすると、それに合 った長さのピン端子が選ばれるから、この選択されたピン端子をもつ電気コネク タが選ばれるのは当然であるが、この従来技術は下部ピン端子支持体の左右に側 柱が一体的に形成され、側柱間に上部ピン端子支持体が架せられた構成であって 、即ち上,下部ピン支持体は一体ものなので、上記要求に答える為に長さの異な るピン端子を用意するのみならず、高さ違いの側柱をもつ上,下部ピン支持体の 一体ものを用意しなければならないから、側柱付上,下部ピン支持体の製造の為 のプラスチックス成形型の複数を予め用意しておかねばならない。従って1つ1 つの製造コストの低下化に限界を与えている。
【0006】 更にもう1つのタイプの従来技術の場合には、上述した如き問題はないものの 、上,下部ピン端子支持体は複数のピン端子のみで相互に連結されているにすぎ ないから、この種の電気コネクタの強度が不十分となる。
【0007】
【目的】
従って本考案の目的とする所は、上下のピン端子支持体の各プラスチック成形 型を1種類用意し、その1種類のプラスチック成形型から形成された1種類の上 下のピン端子支持体を用意さえすれば、即ちピン端子支持体の高さ違いのものを 別に用意することなく、同じものを用意さえすれば、あとは要求に即したピン端 子等の必要部品を用意するだけで、一方,他方のプリント回路基板の離隔距離が 様々であっても、その様々な離隔距離をもつ一方と他方のプリント回路基板の接 続の用に供すことができる電気コネクタを提供するにある。特に、この種の電気 コネクタに必要とされる強度を十分保った上でこの目的を達成する手段を提供す るにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応 する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると本考案は互いに平行に配置され た上部ピン支持体2と下部ピン支持体3を備え、上記上,下部ピン支持体2,3 間に所定のピッチで横並びに架設された複数の針状のピン端子4より成り、上記 ピン端子4の上方部、下方部各々に対し雌電気コネクタを介して又は介さず直接 に上,下部プリント回路基板34,35の導体を接続し、上部プリント回路基板 34の導体と下部プリント回路基板35の導体とを接続するようにしたプリント 回路基板用電気コネクタに於いて; 上記上部ピン端子支持体2と下部ピン端子支持体3は互いに独立して離隔せしめ られ、その互いに離隔した上,下部ピン端子支持体2,3間に架設されたピン端 子4は、上,下部ピン端子支持体2,3各々に形成されたピン端子支持孔11, 12に挿通された状態で当該ピン端子支持体2,3間に架設されていると共に、 上部ピン端子支持体2と下部ピン端子支持体3は、金属製連結ピン5A,5Bが 上,下部ピン端子支持体2,3の左右に於ける連結ピン取付穴22,23に取付 けられていることにより、左右に於いて、ピン端子4と平行に配置された上記連 結ピン5A,5Bにより連結されていることを特徴とするプリント回路基板用電 気コネクタである。
【0009】
【作用】
上記構成に基くと、今ある離隔距離の一方,他方のプリント回路基板34,3 5間を接続する為にある一つの電気コネクタ1が選択されているとして、その状 態からピン端子数は同じであっても上記と異なった離隔距離の一方,他方のプリ ント回路基板34,35を接続しようとすると、その新たな離隔距離に合わせた 長さのピン端子4が選ばれるから、当然にそれに合った離隔距離をもつ上,下部 ピン端子支持体2,3より成る電気コネクタ1が選択されるのは当然であるが、 その際、上部と下部ピン端子支持体2,3は、ピン端子4と連結ピン5A,5B によって連結されているだけなので、上記の要求に応ずる為には、その長さ違い のピン端子4と、それに合った長さの連結ピン5A,5Bを用意し、上部及び下 部のピン端子支持体2,3に装着すればよく、上部及び下部のピン端子支持体2 ,3自体の形状を変える必要がない。故に長さ違いのピン端子4を支持する為に 、上部及び下部のピン端子支持体自体を用意する必要がなく、それらを製造する 為の数種の成形型は不要となる。換言すれば、実際上は、ピン端子4と連結ピン 5A,5Bとして数種の長さのものを予め用意し、それを要求に即して変えるの みで、上,下部ピン端子支持体2,3間の距離が異なる様々な電気コネクタを用 意できる。特に、上,下部ピン端子支持体2,3は左右に於いて金属製の連結ピ ン5A,5Bによって連結されているので電気コネクタ全体の強度も十分となる 。
【0010】
【実施例】
次に添付図面に従い本考案の実施例を詳述する。 先ず図1〜図6を参照して説明する。 この電気コネクタ1は上部ピン端子支持体2と、それに対して独立し、離れた位 置に於いて平行に配置された下部ピン端子支持体3より成る。 上部及び下部のピン端子支持体2,3はプラスチックで成形されたものである。 そしてこの上,下部ピン端子支持体2,3間に直径Nのピン端子4の複数が架設 されている。即ちピン端子4は各ピン端子支持体2と3に対して直角に、図に於 いては上から下へ垂直に且つ互いに所定のピッチを保って横並びに平行に架せら れている。 そして互いに独立した上,下部ピン端子支持体2,3は左右に於いてピン端子4 の直径Nより大径直径Mの連結ピン5A,5Bによって連結されている。更に、 上部ピン端子支持体2の上面6の左右には基板取付部7A,7Bが上方に垂直に 突出した形で一体的に形成されている。
【0011】 所で以上迄はこの電気コネクタ1の全体を示したもので次に各部の詳細を説明 する。 先ず、上部ピン端子支持体2には上下に垂直にピン端子支持孔11が形成されて いると共に、下部ピン端子支持体3にも上下に垂直にピン端子支持孔12が形成 されている。当然のことながら、ピン端子支持孔11と12は、支持すべきピン 端子4の数と同数形成され、各支持孔11又は12間はピン端子4のピッチと同 様のピッチで形成されている。そして各ピン端子4は上方部分が上部ピン端子支 持体2のピン端子支持孔11に貫通され、下方部分が下部ピン端子支持体3のピ ン端子支持孔12に貫通されて、上、下部ピン端子支持体2と3に架設されてい る。この結果各ピン端子4は、ピン端子支持孔11から更に上方へ臨む上方部1 3と、ピン端子支持孔12から更に下方へ臨む下方部14と、上,下部ピン端子 支持体2,3間に位置する中間部15より成る。そして上部ピン端子支持体2の ピン端子支持孔11に着目する時、このピン端子支持孔11自体の下方部分の周 壁はピン端子支持体2の下面8に向うにつれて次第に広くなるテーパー壁16に 形成され、ピン端子4の周りに周囲間隙17が形成されている。逆に下部ピン端 子支持体3のピン端子支持孔12に着目する時、このピン端子支持孔12自体の 上方部分の周壁は大径の直壁18として形成され、ピン端子4の周りに周囲間隙 19が形成されている。同じようにこの実施例ではピン端子支持孔12の下方部 分の周壁も、大径の直壁20として形成され、ピン端子4の周りに周囲間隙21 が存在する。
【0012】 続いて連結ピン5A,5Bの取付に着目する。上部ピン端子支持体2の左右各 々には下面8に開口する連結ピン取付穴22が垂直に形成されている。他方下部 ピン端子支持体3の左右各々にも貫通せる連結ピン取付穴23が垂直に形成され ている。連結ピン5A,5Bはその上方部24を連結ピン取付穴22に挿着し、 下方部25を連結ピン取付穴23に貫通した態様で上,下部ピン端子支持体2, 3間に取付けられている。この結果中間部26が上,下部ピン端子支持体2,3 間に存在する。所で、連結ピン取付穴22自体の下方部分は、下面8に向うにつ れて次第に広くなるテーパー壁27に形成され、連結ピン5A,5Bの周りに周 囲間隙28が存在する。同じように、下部ピン端子支持体3の連結ピン取付穴2 3の上下部分も、上面9又は下面10に向うにつれて次第に広くなるテーパー壁 29,31に形成され、連結ピン5A,5Bの周りに周囲間隙30,32が存在 する。尚図中、33はリブ、34は上部プリント回路基板、35は下部プリント 回路基板、36は雌電気コネクタ、37は端子を示している。
【0013】 次にこの電気コネクタ1の用い方を説明する。 図5,図6に示すように上部ピン端子支持体2の上面6の上方に垂直に臨む各ピ ン端子4の上方部分13を一方のプリント回路基板34の穴に通し、当該上方部 分13をその一方のプリント回路基板34に表面実装されている雌コネクタ36 の端子37に接続せしめる。他方下部ピン端子支持体3の下面10の下方に垂直 に臨む各ピン端子4の下方部分14を他方のプリント回路基板35の穴に通し、 当該下方部分14をその他方のプリント回路基板35の導体に接続せしめる。こ の時、上方のピン端子支持体2の左右の基板取付部7A,7Bを上方のプリント 回路基板34の図示せざる取付穴に嵌合すると共に、下部ピン端子支持体3の左 右の連結ピン5A,5Bの下方部分25を下方のプリント回路基板35の図示せ ざる嵌合穴に嵌合せしめる。これによって上下のプリント回路基板34,35の 導体の電気的接続が図られる。
【0014】 而して、上部、下部プリント回路基板34と35は、各々装置に組付けられる ものであるが、組付時に予め定めた規定位置から僅かにズレて組付けられること もある。例えば、図5に於いて左右方向Xに沿ってズレたり、図6に於いて前後 方向Yにズレたりすることがある。この時、ピン端子4の中間部15及び連結ピ ン5A,5Bの中間部26が撓みこれらの位置ズレを吸収し、上下のプリント回 路基板34,35の導体の接続を可能にする。
【0015】 所で、今ある離間距離の一方,他方のプリント回路基板34,35を接続する 為に、図1〜図6に示すある一つの電気コネクタ1が選択されているとして、そ の状態からピン端子数は同じであっても上記と異なった離隔距離の一方,他方の プリント回路基板34,35を接続しようとすると、その新たな離隔距離に合わ せた長さのピン端子4が選ばれるから、当然にそれに合った離隔距離をもつ上, 下部ピン端子支持体2,3より成る電気コネクタ1が選択されるのは当然である が、その際、上部と下部ピン端子支持体2,3は、ピン端子4と連結ピン5A, 5Bによって連結されているだけなので、上記の要求に応ずる為には、例えば図 9に示すようにその違った長さPのピン端子4と、それに合った長さRの連結ピ ン5A,5Bを用意し、上部及び下部のピン端子支持体2,3にピン端子支持孔 11,12及び連結ピン取付穴22,23を利用して装着すればよく、上部及び 下部のピン端子支持体2,3自体の形状を変える必要がない。故に長さ違いのピ ン端子4を支持する為に、離隔距離の異なった別の上部及び下部のピン端子支持 体自体を用意する必要がなく、それらを製造する為の数種の成形型は不要となる 。換言すれば、実際上は、ピン端子4と連結ピン5A,5Bとして数種の長さの ものを予め用意し、それを要求に即して変えるのみで、上,下部ピン端子支持体 2,3間の距離が異なる様々な電気コネクタを用意できる。特に、上,下部ピン 端子支持体2,3は左右に於いてピン端子4の直径Nより大径直径Mの金属製の 連結ピン5A,5Bによって連結されているので電気コネクタ全体の強度も十分 となる。
【0016】 而して図7は上部のプリント回路基板34が左右方向の右方向X1にズレ、逆 に言えば下部プリント回路基板35が上部のプリント回路基板34に対して左方 向X2にズレた時の接続状態を示し、更に図8は上部のプリント回路基板34が 前後方向の後方向Y1にズレ、逆に言えば下部プリント回路基板35が上部のプ リント回路基板34に対し前方向Y2にズレた時の接続状態を示したものである が、これらの図から判るようにピン端子4の中間部15と連結ピン5A,5Bの 中間部26が撓み上下のプリント回路基板34,35の位置ズレを吸収して、各 導体が接続せしめられるものであるが、この様子を更に詳述すると、特に図8を 参照してより詳述すると、上部ピン端子支持体2のピン端子取付孔11の下方部 分の周りには周囲間隙17が存在するので、ピン端子4の中間部15の撓みが生 じ易いと共に、この撓んだ時でも雌電気コネクタ36の端子37に接続している 上方部分13はできるだけ垂直態様を保っている。同じように下部ピン端子支持 体3のピン端子取付孔12の上方部分18の周りには周囲間隙19が存在してい るので、ピン端子4の中間部15の撓みが生じ易いと共に、この撓んだ時でも下 方部分14はできるだけ垂直態様を保っている。勿論これら図7,図8は判り易 くする為に誇張して示してあるが、端子37に接触する上方部分13と、導体に 接続する下方部分14は、これらの結果、垂直にできるだけ維持され易く、一方 ,他方のプリント回路基板34,35が各々垂直に接続されることとなるので接 続精度が良好に保たれる。
【0017】 同じことは連結ピン5A,5Bに関しても言え、上部ピン端子支持体2の連結 ピン取付穴22の下方部分に形成されている周囲間隙28と、下部ピン端子支持 体3の連結ピン取付穴23の上方部分に形成されている周囲間隙30が連結ピン 5A,5Bの撓みを生じ易くしているものである。 所で、この連結ピン5A,5Bに関しては上例ではピン端子4より大径のものを 示したが、必ずしもピン端子の直径より大径でなくてもよく、金属材料強度を考 慮に入れて適宜な直径のものを採用できる。
【0018】
【効果】
以上詳述した如く請求項1項記載の考案によると、上下のピン端子支持体の各 プラスチック成形型を1種類用意し、その1種類のプラスチック成形型から形成 された1種類の上下のピン端子支持体を用意さえすれば、即ちピン端子支持体の 高さ違いのものを別に用意することなく、同じものを用意さえすれば、あとは要 求に即したピン端子、連結ピンを用意するだけで、一方,他方のプリント回路基 板の離隔距離が様々であっても、その様々な離隔距離をもつ一方と他方のプリン ト回路基板の接続の用に供すことができる電気コネクタを提供できる。特に電気 コネクタ全体の強度を十分なものとした上で、上記の利点が可能にされる。 更に請求項2項記載の考案によると、ピン端子支持孔の下方及び上方部分に周囲 間隙が在るのでピン端子及び連結ピンが、上下プリント回路基板相互の左右,前 後方向の位置ズレ時、互いの接続の為に撓み、上記位置ズレを吸収するものであ るが、その撓みを生じ易くするものであって、一方,他方のプリント回路基板が 相互に位置ズレしていても常時その接続精度が良好に維持される。 加えて請求項3項記載の考案によれば、ピン端子支持孔11の下方部分の周囲間 隙が下面へ行くに従い次第に広くなるので、ピン端子の上記撓みをより生じ易く しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷回路基板用電気コネクタの正面図である。
【図2】図1に示した印刷回路基板用電気コネクタの右
側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】上部プリント回路基板の導体と下部プリント回
路基板の導体とを接続した所を示す正面図である。
【図6】上部プリント回路基板の導体と下部プリント回
路基板の導体とを接続した所を示す断面図である。
【図7】上部プリント回路基板と下部プリント回路基板
の左右方向Xに於ける位置が予め定めた規定位置に対し
て互いにズレている時の接続状態を示した図である。
【図8】上部プリント回路基板と下部プリント回路基板
の前後方向Yに於ける位置が予め定めた規定位置に対し
て互いにズレている時の接続状態を示した図である。
【図9】ピン端子4及び連結ピン5A,5Bの長さを変
えた場合の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 印刷回路基板用電気コネクタ 2 上部ピン端子支持体 3 下部ピン端子支持体 4 ピン端子 5A,5B 連結ピン 6 上部ピン端子支持体の上面 7A,7B 基板取付部 8 上部ピン端子支持体の下面 9 下部ピン端子支持体の上面 10 下部ピン端子支持体の下面 11 ピン端子支持孔 12 ピン端子支持孔 13 上方部 14 下方部 15 中間部 16 テーパー壁 17 周囲間隙 18,20 直壁 19,21 周囲間隙 22,23 連結ピン取付穴 24 上方部 25 下方部 26 中間部 27,29,31 テーパー壁 28,30,32 周囲間隙 33 リブ 34 上部プリント回路基板 35 下部プリント回路基板 36 雌電気コネクタ 37 端子 X 左右方向 Y 前後方向 X1 右方向 X2 左方向 Y1 前方向 Y2 後方向 M 連結ピンの直径 N ピン端子の直径 P ピン端子の長さ R 連結ピンの長さ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配置された上部ピン支持体
    2と下部ピン支持体3を備え、上記上,下部ピン支持体
    2,3間に所定のピッチで横並びに架設された複数の針
    状のピン端子4より成り、上記ピン端子4の上方部、下
    方部各々に対し雌電気コネクタを介して又は介さず直接
    に上,下部プリント回路基板34,35の導体を接続
    し、上部プリント回路基板34の導体と下部プリント回
    路基板35の導体とを接続するようにしたプリント回路
    基板用電気コネクタに於いて;上記上部ピン端子支持体
    2と下部ピン端子支持体3は互いに独立して離隔せしめ
    られ、その互いに離隔した上,下部ピン端子支持体2,
    3間に架設されたピン端子4は、上,下部ピン端子支持
    体2,3各々に形成されたピン端子支持孔11,12に
    挿通された状態で当該ピン端子支持体2,3間に架設さ
    れていると共に、上部ピン端子支持体2と下部ピン端子
    支持体3は、金属製連結ピン5A,5Bが上,下部ピン
    端子支持体2,3の左右に於ける連結ピン取付穴22,
    23に取付けられていることにより、左右に於いて、ピ
    ン端子4と平行に配置された上記連結ピン5A,5Bに
    より連結されていることを特徴とするプリント回路基板
    用電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記上部ピン端子支持体2のピン端子支
    持孔11は、ピン端子支持体2の下面8に開口するその
    下方部分が、ピン端子4の周りに周囲間隙17が形成さ
    れるように、その内径が設定されていると共に、下部ピ
    ン端子支持体3のピン端子支持孔12は、ピン端子支持
    体の上面9に開口するその上方部分が、ピン端子4の周
    りに周囲間隙19が形成されるように、その内径が設定
    されている事を特徴とする請求項1項記載のプリント回
    路基板用電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記上部ピン端子支持体2のピン端子支
    持孔11は、ピン端子支持体2の下面8に開口するその
    下方部分の内壁が下面8に向うに従い次第に広くなるテ
    ーパー壁16として形成され、このテーパー壁16によ
    って上記の周囲間隙17が形成されていることを特徴と
    する請求項2項記載のプリント回路基板用電気コネク
    タ。
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EP93112385A EP0582264B1 (en) 1992-08-07 1993-08-03 Electrical connector for printed circuit boards
DE69301975T DE69301975T2 (de) 1992-08-07 1993-08-03 Elektrischer Verbinder für gedruckte Leiterplatten
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