JPH0388289A - プリント配線板用コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概　　　要 複数のプリント配線板を電気的に接続するとともに、概
略平行に固定するために用いられるコネクタに関し、 各プリント配線板間の離間寸法を任意に設定することが
できるプリント配線板用コネクタの提供を目的とし、 互いに嵌合するコネクタの一方にガイドピンを設け、他
方に該ガイドピンに嵌合する凹穴を形成してなるコネク
タの一方を一のプリント配線板に、他方を他のプリント
配線板に固着し、該コネクタにより咳２枚のプリント配
線板を所定の間隔で接続・固定するようにしたプリント
配線板用コネクタにおいて、前記コネクタの一方にネジ
穴を形戒し、前記ガイドビンにネジ山を形成して、該ネ
ジ穴に螺合し、該ガイドピンを回転して、ガイドピンの
長手方向の突出量を調整することにより、嵌合時に該ガ
イドビン先端が凹穴の底に当接して、前記２枚のプリン
ト配線板の離間寸法を任意に設定しろるように構成する
。

産業上の利用分野 本発明は複数のプリント配線板を電気的に接続するとと
もに、概略平行に固定するために用いられるコネクタに
関する。

電子装置内におけるプリント配線板（本願明細書中では
、複数のＩＣ，ＬＳＩ等の電子部品を実装した後のパッ
ケージのことをいう）の収納の形態には種々のものがあ
るが、比較的に小型の装置においては、プリント配線板
上にスペーサ等を介して次々にプリント配線板を積層す
る構造（以下スタック構造という〉が採られることがあ
る。このようなスタック構造においては、プリント配線
板同士の電気的接続の為に複数の接続ビン及び接続穴を
有するコネクタ（本願明細書中では、単にコネクタとい
うときは、雄側及び雌側の双方を指すものとする〉が使
用され、このコネクタに前記スペーサの機能を持たせる
ようにして、その構成を簡略化したものがある。

そして、このようなスタック構造において、プリント配
線板と他のプリント配線板との離間寸法は、そのプリン
ト配線板に実装されている電子部品の構成や、あるいは
放熱等の観点から多様であり、これにフレキシブルに対
応することができるプリント配線板用コネクタの提供が
要望されている。

従来の技術 第４図乃至第６図は従来技術の説明図である。

２１及び２２はプリント配線板であり、プリント配線板
２１及び２２上には複数のＩＣ％ＬＳＩ等の電子部品２
３が実装されている。２４は凹状に形成され、その底部
に複数の接続ピン２５を配列してなる雄側コネクタであ
る。雄側コネクタ２４は接続ピン２５に導通する脚２６
を有しており、この脚がプリント配線板２１の所定の位
置に形成されたスルーホールに挿入され、ハンダ付けさ
れることにより固定されている。

２７は雄側コネクタ２４の凹部２４ａに嵌合する凸部２
７ａを有し、凸部２７ａに雄側コネクタ２４の複数の接
続ピン２５が嵌合する複数の接続穴を配列してなる雌側
コネクタである。雌側コネクタ２７は接続穴に導通する
脚２８を有しており、この脚２８がプリント配線板２２
の所定の位置に形成されたスルーホールに挿入され、ハ
ンダ付けされることにより固定されている。

嵌合作業時に接続ピン２５と接続穴の位置が適正でない
と、接続部の破損や接触不良を生じることがあるため、
雄側コネクタ２４を凹状に、雌側コネクタ２７を凸状に
形成して、この雄側コネクタ２４の凹部２４ａに雌側コ
ネクタ２７の凸Ｂ２７ａを嵌入することにより、雄側コ
ネクタ２４の接続ピン２５が雌側コネクタ２７の接続穴
に確実に嵌合・接続されるようにしている。そして、プ
リント配線板２１と２２との離間寸法Ａ（第６図）は、
雄側コネクタ２４の寸法Ｂと雌側コネクタ２７の寸法Ｃ
によって一義的に設定される。

第７図及び第８図は他の従来技術の説明図である。プリ
ント配線板３１に設けられた雄側コネクタ３２の接続ピ
ン３３の配列方向の両端部近傍に２本のガイドピン３４
．３４が設けられ、プリント配線板３５に設けられた雌
側コネクタ３６の接続穴の配列方向の両端部近傍に、雄
側コネクタ３２のガイドピン３４．３４に嵌合する凹穴
が形成され、このガイドピン３４．３４及び凹穴によっ
て、雄側コネクタ３２の接続ピン３３と雌側コネクタ３
６の接続穴との嵌合が確実になされるようにしたもので
ある。プリント配線板３１と３５の離間寸法Ａ（第８図
〉は、雄側コネクタ３２０寸法Ｂと雌側コネクタ３６０
寸法Ｃによって一義的に設定される。

発明が解決しようとする課題 上述した２つの従来技術によると、プリント配線板間の
離間寸法Ａは、雄側コネクタの寸法Ｂと、雌側コネクタ
の寸法Ｃによって一義的に決定されるようになっている
。しかし、プリント配線板間の離間寸法は搭載する部品
の種類やその他の設計上の理由から種々設定したい場合
があり、このため、第６図あるいは第８図における寸法
Ｂ及びＣが異なる種々のコネクタを準備しておく必要が
あるという問題があった。そして、適当な寸法のコネク
タが無い場合には、設計上の制約になるという問題があ
った。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、各
プリント配線板間の離間寸法を任意に設定することがで
きるプリント配線板用コネクタを提供することを目的と
している。

課題を解決するための手段 互いに嵌合するコネクタの一方に一対のネジ穴を形成す
るとともに、このネジ穴にその一部にネジ山が形成され
たガイドピンをそれぞれ螺合し、他方のコネクタの該ガ
イドピンに対応する位置に、該ガイドピンが嵌合する凹
穴を形成する。そして、これらガイドピンを回転して、
ガイドピンの長手方向の突出量を調整することにより、
嵌合時に該ガイドピンの先端が凹穴の底に当接して、該
コネクタの一方が固着されたプリント配線板と、他方が
固着されたプリント配線板との離間寸法を任意に設定し
うるように構成する。

作　　　用 本発明によれば、一方のコネクタに設けられたガイドピ
ンを回転することにより、その突出量を調整できるよう
になっており、この突出量を他方のコネクタの凹穴の深
さより短くした場合には、コネクタのそれぞれの対向面
の当接により、各プリント配線板の離間寸法が決まり（
最小離間寸法〉、ガイドピンの突出量を他方のコネクタ
の凹穴の深さより長くした場合には、核ガイドピンの先
端が凹穴の底に当接することになり、各プリント配線板
の離間寸法を長くすることができる。このように、ガイ
ドピンを回転することにより、各プリント配線板間の＃
１Ｍ寸法を任意の値に設定することができる。

実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は一実施例の構成を示す一部断面図である。１は
雄側コネクタであり、雄側コネクタｌはベース部材２に
複数の接続ピン３を配列し、ベース部材２の接続ピン３
の配列方向両端部近傍に貫通したネジ穴４を形成すると
ともに、このネジ穴４にネジ山が形成されたガイドピン
５を螺合して構成されている。

６は雌側コネクタであり、雌側コネクタ６はベース部材
７の前記雄側コネクタ１の接続ピン３に対応する位置に
複数の接続穴８を形成・配列し、接続穴８の内部に接続
ピン３と電気的に接続される弾性を有するピン９を設け
るとともに、この接続穴９・の配列方向の両端部近傍で
雄側コネクタ１のガイドピン５．５に対応する位置に凹
穴１０゜１０が形成されて構成されている。

第２図及び第３図には、第１図に示した雄側及び雌側コ
ネクタ１．６をそれぞれプリント配線板１１．１２に固
定し、雄側及び雌側コネクタ１゜６を互いに嵌合した状
態が示されている。

第２図はガイドピン５．５がその基端部側端面がベース
部材２の下面と面一となるように回転・調整された後に
、雄側コネクタ１をプリント配線板１１の所定の位置に
固定し、雌側コネクタ６をプリント配線板１２の所定の
位置に固定し、雄側及び雌側コネクタ１，６を嵌合した
状態である。

ガイドピン５．５の突出量は凹穴１０．１０の深さより
も短いので、ガイドピン５．５の先端は凹穴１０．１０
の底に至らず、雄側及び雌側コネクタ１．６の対向面が
当接することにより、２枚のプリント配線板１１．１２
は最小離間寸法りで対向配置される。

また、２枚のプリント配線板１１．１２の離間寸法を大
きくしたい場合には、ガイドピン５．５をドライバ等に
より回転してガイドピン５．５゜の突出量を長くして、
雄側コネクタ１をプリント配線板１１の所定の位置に固
定し、雌側コネクタ６をプリント配線板１２の所定の位
置に固定して、これらを嵌合せしめると、第３図に示す
ように、ガイドピン５．５の突出量は凹穴１０．１０の
深さよりも長いので、ガイドピン５．５の先端は凹穴１
０．１０の底に当接する。これにより、２枚のプリント
配線板１１．１２は離間寸法Ｅで対向配置される。

このように、本実施例によれば、ガイドピン５゜５のベ
ース部材２に対する突出量を調整することにより、２枚
のプリント配線板１１．１２の離間寸法を任意に設定す
ることができ、従来の如く、種々の寸法を有する複数の
コネクタを準備しておく必要がないとともに、設計上の
制約等を無くすことができる。

発明の効果 本発明は以上詳述したように樋底したから、２枚のプリ
ント配線板を任意の離間寸法で接続・固定することがで
き、本発明によるコネクタ一種類により、種々の設計上
の要求に対応することができるようになるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例のコネクタの構成を示す一部断
面図、 第２図及び第３図は第１図のコネクタ嵌合時の態様を示
す図、 第４図乃至第６図は従来技術の説明図、第７図及び第８
図は他の従来技術の説明図である。 １・・・雄側コネクタ、 ３・・・接続ピン、 ４・・・ネジ穴、 ５・・・ガイドピン、 ６・・・雌側コネクタ、 １０・・・凹穴、 １１．１２・・・プリン ト配線板。 一炙＊例の騰貞乏承１一部ｄＡ面凶 第１図 第 図 扶柔＃ｉ術の説明図　（微合荊） 第５図 ２ ＜１ ４１釆ｊ＊ｍｑｔＲ，ｅｎ’ｌ！Ｊ　　（＆＆４＆）第
６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　互いに嵌合するコネクタ（１，６）の一方にガイドピ
   ン（５）を設け、他方に該ガイドピン（５）に嵌合する
   凹穴（１０）を形成してなるコネクタ（１，６）の一方
   を一のプリント配線板に、他方を他のプリント配線板に
   固着し、該コネクタ（１，６）により該２枚のプリント
   配線板（１１，１２）を所定の間隔で接続・固定するよ
   うにしたプリント配線板用コネクタにおいて、 前記コネクタ（１，６）の一方にネジ穴（４）を形成し
   、 前記ガイドピン（５）にネジ山を形成して、該ネジ穴（
   ４）に螺合し、 該ガイドピン（５）を回転して、ガイドピン（５）の長
   手方向の突出量を調整することにより、嵌合時に該ガイ
   ドピン（５）先端が凹穴（１０）の底に当接して、前記
   ２枚のプリント配線板（１１，１２）の離間寸法を任意
   に設定しうるようにしたことを特徴とするプリント配線
   板用コネクタ。