JPH06171208A - インクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録方法Info
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- JPH06171208A JPH06171208A JP4328116A JP32811692A JPH06171208A JP H06171208 A JPH06171208 A JP H06171208A JP 4328116 A JP4328116 A JP 4328116A JP 32811692 A JP32811692 A JP 32811692A JP H06171208 A JPH06171208 A JP H06171208A
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Abstract
度、堅牢性を向上させる。 【構成】 インクにエネルギーを付与して吐出口からイ
ンク滴として吐出させて、該インク滴を被記録材上に着
弾させて記録を行うインクジェット記録方法において、
顔料系インクと、pHを4以下に調製した染料系インク
とを同一地点に着弾させることを特徴とするインクジェ
ット記録方法。
Description
口から噴射し、被記録材上に着弾させて記録を行うイン
クジェット記録方法に関する。
音の発生が少なく、高集積のヘッドを使用することによ
り、高解像度の記録画像を高速で得ることができるとい
う利点を有している。このようなインクジェット記録方
法に使用されるインクとしては、従来より各種の水溶性
染料を水もしくは水と有機溶剤との混合液に溶解させた
染料系インクが使用されてきた。しかしながら、染料系
インクによる記録画像は、耐光性及び耐水性等の堅牢性
がしばしば問題になっていた。特に公文書等によく用い
られる黒色に関しては、他の色に比較して特に堅牢性が
要求されていた。一方、顔料を高分子分散剤に分散させ
た顔料分散液を水溶性溶剤に溶解させた顔料系インクが
特開昭56−147859、特開昭56−147860
公報等に開示されている。顔料系インクは、耐水性及び
耐光性に共に格段に優れるために、各種の顔料系インク
の検討がなされ、特開平4−57859、特開平4−5
7860等には、顔料と染料とを併用したインクが開示
されている。
インクの場合には、染料が被記録材に染着することによ
り発色するため、被記録材の表面状態が画像濃度に与え
る影響は小さいが、顔料系インクの場合には、顔料が被
記録材の表面に凝集し、固着することにより発色するた
め、被記録材の表面状態が画像濃度に与える影響は大き
い。
類によっては、画像濃度が著しく劣化し、画像品位が損
なわれるという不都合が生じていた。特に、オフィス等
で一般に使用されるコピー用紙、ボンド紙等の普通紙は
インクジェット用専用紙と異なり、紙の表面状態が一様
でないために、顔料系インクの画像濃度が問題となって
いた。
0558には、顔料系インクを吐出する前もしくは後
に、インクを増粘する作用を持つ溶液を吐出し、インク
を増粘させて、にじみのない定着性の良好な記録画像を
得るインクジェット記録方法が開示されているが、この
方法は、記録紙上でインクを増粘させているために、イ
ンクが定着するまでに時間がかかるという不都合があっ
た。また、増粘のみによっては、顔料を完全に記録紙上
に残すことができないため、良好な画像濃度が得られな
い場合があった。
文具用インクと異なり、吐出安定性、長期の貯蔵安定
性、並びに、微細なノズル先端で固化しない性質などが
要求され、これらの性質はいずれも、被記録材表面での
顔料の凝集しやすさと矛盾するものである。
て、インクジェット記録用のインクに要求される吐出安
定性、長期貯蔵安定性、微細なノズル先端で固化しない
性質等を保ちながら、顔料系インクの被記録材表面での
凝集性を高めることにより、普通紙を含むあらゆる紙に
おいて充分な印字濃度を持ち、堅牢性に優れた記録画像
を提供することを目的とする。特に、あらゆる紙面にお
いて充分な印字濃度をもち、堅牢性に優れた黒色印字を
提供することを目的とする。
の本発明は、インクにエネルギーを付与して吐出口から
インク滴として吐出させて、該インク滴を被記録材上に
着弾させて記録を行うインクジェット記録方法におい
て、顔料系インクと、pHを4以下に調製した染料系イ
ンクとを同一地点に着弾させることを特徴とするインク
ジェット記録方法である。
与して吐出口からインク滴として吐出させて、該インク
滴を被記録材上に着弾させて記録を行うインクジェット
記録方法において、顔料系インクと、塩を含有させた染
料系インクとを同一地点に着弾させることを特徴とする
インクジェット記録方法である。
とも顔料分散液、水溶性有機溶剤及び水を構成要素に持
つことを含み、顔料系インクがブラックであることを含
むものである。
とも水溶性染料、水溶性有機溶剤及び水を構成要素に持
つことを含み、染料系インクがシアン、マゼンタまたは
イエローであることを含むものである。
インク、マゼンタインク及びイエローインクにエネルギ
ーを付与して吐出口からインク滴として吐出させて、該
インク滴を被記録材上に着弾させてカラー記録を行うイ
ンクジェット記録方法において、顔料系ブラックインク
と、pHを4以下に調製したシアン、マゼンタまたはイ
エローいずれかの染料系インクとを同一地点に着弾させ
ることを特徴とするインクジェット記録方法である。
インク、マゼンタインク及びイエローインクにエネルギ
ーを付与して吐出口からインク滴として吐出させて、該
インク滴を被記録材上に着弾させてカラー記録を行うイ
ンクジェット記録方法において、顔料系ブラックインク
と、塩を含有させたシアン、マゼンタまたはイエローい
ずれかの染料系インクとを同一地点に着弾させることを
特徴とするインクジェット記録方法である。
度との関係を鋭意検討した結果、次の知見を得た。
と、直後に顔料が凝集し、被記録材表面に留まることに
より、色画像が得られる。従って、被記録材の表面状態
が顔料系インクの分散状態を不安定にするものであれ
ば、充分な画像濃度が得られ、逆に、顔料系インクの分
散状態が安定しており、被記録材へのインクの浸透が優
先する場合は、充分な画像濃度が得られない。
謂普通紙は、酸性紙と中性紙とに大別され、その用途に
応じ、種々の表面状態をとっている。
求される吐出安定性、長期の貯蔵安定性、微細なノズル
先端における固化防止といった性質は、顔料系インクの
分散安定性を要求するものであり、被記録材上での凝集
と相反する性質のものである。
しくは少量の塩の存在下において、顔料系インクの分散
安定性は著しく劣化するが、染料系インクにおいては、
染料や溶剤の選択によって吐出安定性、長期の貯蔵安定
性、微細なノズル先端における固化しない性質が保たれ
ることを発見し、本発明に至った。
では、分散安定性のよい顔料系インクが、酸性もしくは
塩を含有する染料系インクと被記録材上で交わることに
よって、安定な分散状態がくずれ、瞬時に凝集し、被記
録材表面に固着することにより充分な画像濃度が得られ
るものである。更に顔料系インクをブラック、顔料系イ
ンクに重ねる染料系インクを例えばシアン、マゼンタま
たはイエローのいずれかにすることによって、特に画像
濃度、堅牢性に優れた黒色画像を得ることができるもの
である。更に、顔料系ブラックインクと、シアン、マゼ
ンタ及びイエロー3色の染料系インクを使用することに
よって、カラー画像においても画像濃度、堅牢性に優れ
た黒色画像を得ることができる。
する。
分散液、水溶性有機溶媒及び水から構成されることが好
ましい。
させたものである。
く、特にファーネス法、チャネル法で製造され、1次粒
子径が15〜40mμ、BET法による比表面積が50
〜300m2/g、DBP吸油量が40〜150ml/1
00g、揮発分が0.5〜10%、pHが2〜9のカー
ボンブラックが好ましい。そのようなカーボンブラック
としては、NO.2300、NO.900、MCF.8
8、NO.33、NO.40、NO.45、NO.5
2、MA7、MA8、NO.2200B(以上、三菱化
成製)、RAVEN1255(コロンビア製)、REG
AL400R、REGAL330R、REGAL660
R、MOGUL L(以上、キャボット製)、Colo
r Black FW1、Color Black F
W18、Color Black S170、Colo
r Black S150、Printex 35、P
rintex U(以上、テグッサ製)等の市販品を使
用してもよいし、新たに製造したものでもよい。
ことが好ましく、重量平均分子量が1000〜3000
0、とりわけ3000〜15000の樹脂が好ましい。
例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレ
ン、ビニルナフタレン誘導体、α、β−エチレン性不飽
和カルボン酸と脂肪族アルコールとのエステル、アクリ
ル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導
体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマール酸、フマ
ール酸誘導体等から選ばれた少なくとも2つ以上の単量
体からなり、塩基を溶解させた水溶液及びアルカリ溶液
に可溶であるブロック共重合体、グラフト共重合体もし
くはランダム共重合体、またはこれらの塩、親水性単量
体からなるホモポリマーまたはそれらの塩、またはポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ナフ
タレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等の水溶性樹
脂を分散剤として挙げることができる。とりわけ、アル
カリ可溶型の樹脂は、分散液の低粘度化が可能で、分散
も容易である利点がある。更に、pH6以下で凝集を開
始する樹脂が、画像濃度の向上には特に好ましい。
5重量%使用することが好ましい。本発明においては、
前記分散剤の溶解性を向上させ、長期保存性を向上させ
るために、インク全体を中性〜アルカリ性に調整するこ
とが、好ましい。但し、この場合、インクジェット記録
装置に使用される種々の部材の腐食をさせない程度にp
H7〜10とすることが好ましい。pHの調整は、各種
界面活性剤、浸透性を付与する溶剤等を適宜含有させる
ことにより行う。
ルコール硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩類、高級アルコールリン酸エステル塩等のアニオン界
面活性剤、脂肪族アミン塩類、第4級アンモニウム塩類
等のカチオン界面活性剤、高級アルコールエチレンオキ
サイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド
付加物、脂肪族エチレンオキサイド付加物、多価アルコ
ール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級ア
ルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミド
エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコール
エチレンオキサイド付加物、多価アルコールの脂肪酸エ
ステル、アルカノールアミンの脂肪酸アミド類等の非イ
オン性界面活性剤、アミノ酸型もしくはベタイン型界面
活性剤等を使用することができる。とりわけ、高級アル
コールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノール
エチレンオキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロ
ピレンオキサイド共重合体、アセチレングリコールのエ
チレンオキサイド付加物等の非イオン性界面活性剤が好
ましい。更に好ましくは、エチレンオキサイド付加物の
付加モル数は4〜20である。
0%とすることが好ましい。0.01%未満では、界面
活性剤の種類にもよるが、一般に浸透性が小さく、10
%を超える場合には、インクの初期粘度が大きくなるの
で好ましくない。
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、エチレングリ
コールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等が好ましい。これら
の含有量は、インク全量の0.1%〜20%とすること
が好ましい0.1%未満では、溶剤の種類にもよるが、
一般に浸透性が小さく、20%を超える場合には、着色
剤の溶解性がやや低下するので好ましくない。
アミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトン
等のケトン類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のポリアルキレングリコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサン
トリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のアルキレングリコール
類、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキル
エーテル類、エタノール、イソプロピルアルコール等の
1価アルコール類、そのほか、グリセリン、n−メチル
−2−ピロリドン、1,3ージメチル−2−イミダゾリ
ジノン、トリエタノールアミン、スルホラン、ジメチル
サルフォキサイド等を使用することができる。これらの
水溶性有機溶剤は、ノズル先端でのインクの固化、目詰
まりを防止するものであり、インク全量に対して、1〜
80重量%含有されていることが好ましい。
はなく、イオン交換水が好ましく、インク全量の10〜
90%含有されていることが好ましい。
分の他に必要に応じて、消泡剤、防腐剤等を添加しても
よい。
及び水溶性有機溶剤からなる。
ト記録方法に使用されるものが使用でき、例えば、 シアンインク:C.I.Basic Blue41、
C.I.Basic Blue75、C.I.Dire
ct Blue86、C.I.Direct Blue
199、C.I.Acid Blue9、 マゼンタインク:C.I.Basic Red27、
C.I.Basic Red46、C.I.Basic
Red29、C.I.Acid Red35、C.
I.Acid Red37、 イエローインク:C.I.Basic Yellow2
4、C.I.BasicYellow51、C.I.B
asic Yellow67、C.I.Direct
Yellow86、C.I.Direct Yello
w142、C.I.Acid Yellow23 等のカラーインデックスに記載されている水溶性の酸性
染料、直接染料、塩基性染料を挙げることができる。ま
た、カラーインデックスに記載のないものでも水溶性染
料であれば使用できる。
ラックインクと同様である。
の他に必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐剤を添
加してもよい。
を促進するためにpH4以下に調整されるものである
が、調整方法としては、酢酸、塩酸等の酸を必要に応じ
て添加する方法、塩基性染料を使用する方法等がある。
とも、染料系インクに塩を含有させることによってもま
た、顔料系インクの凝集を促進することができる。塩を
含有させる場合でも勿論、pHは4以下であってもよい
ことはいうまでもない。
塩化カリウム、塩化リチウム、塩化アンモニウム、塩化
カルシウム、塩化マグネシウム、塩化バリウム等の塩酸
塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸アンモニウム
等の炭酸塩、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸リチ
ウム等の酢酸塩、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸
アルミニウム等の硫酸塩、更に、硝酸塩、亜硫酸塩、亜
硝酸塩等を使用することができる。但し、水に溶解し、
電離するものならば、上記に限定されない。
置について説明する。
ンクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エ
ネルギーによりインク滴を発生させる装置が好ましい。
図1、図2及び図3は、本発明に好適な記録装置の主要
部であるヘッド構成例を示す模式図である。
3の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断面で
ある。
するガラス、セラミックス又はプラスチック板等と、感
熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形
成される保護膜16、アルミニウム電極17−1、17
−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱
層19、アルミナ等の放熱性のよい基板20よりなって
いる。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出し、オリフィス22よりインク滴24となり、被記
録材25に向かって飛翔する。
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同
様な発熱ヘッド28とを密着して製作されている。
ジェット記録装置の一例を示す。
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐
出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更
に63はブレード61に隣接して設けられる吸収体であ
り、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突
出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ
62、吸収体63によって吐出回復部64が構成され、
ブレード61及び吸収体63によってインク吐出口面に
水分、塵埃等の除去が行われる。65は吐出エネルギー
発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する被
記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、66
は記録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行
う為のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸6
7と慴動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ
68によって駆動されるベルト69と接続(不図示)し
ている。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿
った移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域
及びその隣接した領域の移動が可能となる。
2は不図示のモータにより駆動される紙送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジの一例を示す図である。ここで40は供給用
インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋であ
り、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。こ
の栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク
袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44
は廃インクを受容する吸収体である。インク収容部とし
ては、インクとの接液面がポリオレフィン、特にポリエ
チレンで形成されているものが本発明にとって好まし
い。本発明で使用されるインクジェット記録装置として
は、上記の如きヘッドとインクカートリッジとが別体と
なったものに限らず、図6に示す如きそれらが一体にな
ったものにも好適に用いられる。
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を大
気に連通させる為の大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるも
のであって、キャリッジ66に対し着脱自在になってい
る。
限定されず、例えば、圧電素子を利用するピエゾ方式の
インクジェット記録装置でもよい。
リッジ上に並べて使用する例を示す模式図である。8
1、82、83、84はそれぞれイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラック各色のインクを吐出するための記録ヘ
ッドである。該ヘッドは前記した記録装置に搭載され、
記録信号に応じて、各色のインクを吐出する。図7では
記録ヘッドを4個使用した例を示したが、これに限定さ
れず、図8に示すように1つの記録ヘッドでイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックを液流路を分けて供給する
方法でもよい。
号を受けたとき、染料系インクが、ブラックの印字され
る前もしくは印字された後に、ブラックインクと同じ場
所に着弾するように構成する。着弾順序は、どちらが先
でもよいが、ブラックインクと他のインクとを殆ど時間
差を設けずに着弾させる場合は、ブラックインクを先に
着弾させる方が、インクの紙に対する定着が早くなるの
で好ましい。
ンク滴体積は、それぞれ単独で画像を形成したときに問
題がない範囲で、できるだけ小さくすることが、重ね打
ちしたインクの定着性がよくなるので、好ましい。ま
た、インクカートリッジの大きさも抑えることができ
る。インク滴の体積は、界面活性剤、浸透性溶剤等を含
有させてドット径を大きくすることにより、小さくする
ことができる。
する。特に断わりのない限り、「部」、「%」は重量基
準である。 (1)ブラックインクB1の調製 1)顔料分散液の調製
樹脂を完全に溶解させた。この溶液にカーボンブラック
(MCF88 三菱化成製)10部、イソプロピルアル
コール1部を加え、30分間プレミキシングを行った。
次いで、径1mmのジルコニウムビーズを用いて、3時
間分散処理を行い、更に遠心分離処理(12000rp
m、20分間)を行い、粗大粒子を除去して、分散液1
とした。
pHを8〜10に調整し、ブラックインクB1を得た。 (2)ブラックインクB2の調製 1)顔料分散液の調製
樹脂を完全に溶解させた。この溶液にカーボンブラック
(MCF88 三菱化成製)15部を加え、30分間プ
レミキシングを行った。次いで、径1mmのガラスビー
ズを用いて、3時間分散処理を行い、更に遠心分離処理
(12000rpm、20分間)を行い、粗大粒子を除
去して、分散液2とした。
えてpHを8〜10に調整し、ブラックインクB2を得
た。 (3)ブラックインクB3の調製 1)顔料分散液の調製
樹脂を完全に溶解させた。この溶液にカーボンブラック
(S170、テグッサ製)11部、イソプロピルアルコ
ール1部を加え、60分間プレミキシングを行った。次
いで、径0.5mmのジルコニウムビーズを用いて、1
0時間分散処理を行い、更に遠心分離処理(12000
rpm、20分間)を行い、粗大粒子を除去して、分散
液3とした。
pHを8〜10に調整し、ブラックインクB3を得た。 (4)染料系インクの調製 1)塩を含有するインクの調製
成分を混合した後、ポアサイズが0.22μmのメンブ
レンフィルター(商品名フロロポアフィルター、住友電
工製)にて、加圧濾過し、イエローインクY1、マゼン
タインクM1、シアンインクC1を得た。
記成分を混合溶解した後で、酢酸を加え、pHをそれぞ
れ、3、3.5、2.5に調整した。この溶液をポアサ
イズが0.22μmのメンブレンフィルター(商品名フ
ロロポアフィルター、住友電工製)にて濾過し、イエロ
ーインクY2、マゼンタインクM2、シアンインクC2
を得た。 (5)記録 実施例1〜12 上記のごとく調製したインクを用いて、2種類のコピー
用紙(ゼロックスのXerox4024、キャノンのN
P−DRY)にインクジェット記録方法により英数字と
ベタ部とを記録した。記録ヘッドは、キャノン製インク
ジェットプリンターBJC820に搭載されているもの
と同一の記録ヘッドを用いた。2つの記録ヘッドを図4
に示される記録装置のキャリッジ上に図7に示すように
並列に配し、打ち込み順序(着弾順序に等しい)、イン
ク滴体積等の記録条件を表14に示すように変化させて
顔料系ブラックインクとイエロー、マゼンタまたはシア
ンいずれかの染料系インクとを同一地点に着弾させた。
但し、インクに熱エネルギーを与えるヒーターへの通電
条件は、すべて一定とし、印加電圧28V、パルス幅
3.2μsec、駆動周波数5kHzとした。 (6)比較例 比較例1〜3 ブラックインクB1〜B3それぞれ単独で実施例と同様
に2種類の紙に記録を行った。
と同様にイエローインクY3を調製し、同様に記録を行
った。
と同様にマゼンタインクM3を調製し、同様に記録を行
った。
ンブレンフィルター(商品名フロロポアフィルター、住
友電工製)にて、加圧濾過し、ブラックインクB4を得
た。ブラックインクB4を用いて実施例と同様に記録を
行った。 (7)記録画像の評価 記録画像を以下のように評価した。
像の記録濃度をマクベスRD915(商品名;マクベス
社製)にて測定し、 濃度が1.25以上のものを ○ 濃度が1.25未満1.15以上のものを △ 濃度が1.15未満のものを × で表した。
時間毎にシルボン紙を記録面に重ね、その上から75g
/cm2の重りでこすり、シルボン紙への汚れの付き具
合いを観察した。その結果、 10秒以下で汚れがつかなくなるもの(10秒のものを
含む)を ◎ 10秒〜20秒で汚れがつかなくなるもの(20秒のも
のを含む)を ○ 20秒〜40秒で汚れがつかなくなるもの(40秒のも
のを含む)を △ 40秒以上かかって、汚れがつかなくなるものを × で表した。
部材、特に紙への染着性を利用して、顔料系インクの画
像濃度を向上させることができる。従って、画像品位が
高く、堅牢性が高い画像を得ることができる。
ラックインクに重ねる染料系インクにシアン、マゼンタ
またはイエローのいずれかを用いることによって、画像
濃度、堅牢性が向上することに加えて、独特の色味を持
つ黒色画像を得ることができる。
なる記録紙においても上記効果が得られるものである。
す側断面図である。
った断面図である。
を示す斜視図である。
様を示す斜視図である。
ある。
る。
視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 インクにエネルギーを付与して吐出口か
らインク滴として吐出させて、該インク滴を被記録材上
に着弾させて記録を行うインクジェット記録方法におい
て、顔料系インクと、pHを4以下に調製した染料系イ
ンクとを同一地点に着弾させることを特徴とするインク
ジェット記録方法。 - 【請求項2】 インクにエネルギーを付与して吐出口か
らインク滴として吐出させて、該インク滴を被記録材上
に着弾させて記録を行うインクジェット記録方法におい
て、顔料系インクと、塩を含有させた染料系インクとを
同一地点に着弾させることを特徴とするインクジェット
記録方法。 - 【請求項3】 顔料系インクが、少なくとも顔料分散
液、水溶性有機溶剤及び水を構成要素に持つ請求項1ま
たは2に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項4】 顔料系インクがブラックである請求項1
乃至3いずれか一に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 染料系インクが、少なくとも水溶性染
料、水溶性有機溶剤及び水を構成要素に持つ請求項1乃
至4いずれか一に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項6】 染料系インクがシアン、マゼンタまたは
イエローである請求項1乃至5いずれか一に記載のイン
クジェット記録方法。 - 【請求項7】 ブラックインク、シアンインク、マゼン
タインク及びイエローインクにエネルギーを付与して吐
出口からインク滴として吐出させて、該インク滴を被記
録材上に着弾させてカラー記録を行うインクジェット記
録方法において、顔料系ブラックインクと、pHを4以
下に調製したシアン、マゼンタまたはイエローいずれか
の染料系インクとを同一地点に着弾させることを特徴と
するインクジェット記録方法。 - 【請求項8】 ブラックインク、シアンインク、マゼン
タインク及びイエローインクにエネルギーを付与して吐
出口からインク滴として吐出させて、該インク滴を被記
録材上に着弾させてカラー記録を行うインクジェット記
録方法において、顔料系ブラックインクと、塩を含有さ
せたシアン、マゼンタまたはイエローいずれかの染料系
インクとを同一地点に着弾させることを特徴とするイン
クジェット記録方法。
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---|---|---|---|
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DE69323372T DE69323372T2 (de) | 1992-09-17 | 1993-09-15 | Tinten-Set für Tintenstrahlaufzeichnungsverfahren enthaltend Oberflächendurchdringungsmittel und Tintenstrahldrucker |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1992-12-08 JP JP32811692A patent/JP3204761B2/ja not_active Expired - Lifetime
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