JPH06170543A - 自動溶接装置 - Google Patents

自動溶接装置

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JPH06170543A
JPH06170543A JP25176192A JP25176192A JPH06170543A JP H06170543 A JPH06170543 A JP H06170543A JP 25176192 A JP25176192 A JP 25176192A JP 25176192 A JP25176192 A JP 25176192A JP H06170543 A JPH06170543 A JP H06170543A
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JP
Japan
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welding
base
automatic welding
welding robot
arrow
Prior art date
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Application number
JP25176192A
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English (en)
Inventor
Shigeo Mogi
茂雄 茂木
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Obayashi Corp
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 旋回台15を旋回用電動機により旋回自在に設
け、この旋回台上に所定方向に移動自在な移動体20を設
けるとともに、この移動体20上に上ガイドレール19を介
して溶接ロボット22を移動自在に設け、上記移動体20側
にラック体を設けるとともに溶接ロボット22側にラック
体に噛合するピニオンを有する走行用電動機を設け、か
つ上記旋回台側と溶接ロボット22側とを互いに係脱自在
な係合金具26を設けたものである。 【効果】 溶接ロボットを案内するための移動体自体を
旋回させるとともに所定方向に沿って移動させることが
でき、したがって例えば断面が矩形状の鉄骨材同士を溶
接する際に、この自動溶接装置をコーナ部に配置するこ
とにより、自動溶接装置全体を移動させることなく、隣
接する2辺を自動的に溶接することができるので、鉄骨
材同士を簡単かつ迅速に溶接することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨材例えば支柱材の
自動溶接を行う自動溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場において、鉄骨材とし
て、例えば断面が矩形状の支柱材同士の溶接を自動的に
行う場合には、図3に示すような自動溶接装置61が使
用されている。
【0003】この自動溶接装置61は、溶接すべき一方
の支柱材側に支持されるガイドレール62と、このガイ
ドレール62に走行自在に設けられた溶接機63とから
構成されており、支柱材51同士を溶接する場合には、
一方の支柱材51Aに上記ガイドレール62を固定して
おき、このガイドレール62に沿って上記溶接機63を
走行させながら、上下の支柱材51同士の継手部52の
溶接を自動的に行うものである。
【0004】そして、支柱材51のある辺の継手部52
Aの溶接が終了すると、ガイドレール62をその辺から
取り外し、隣の辺に移動させて、引き続いてその辺にお
ける継手部52Bの溶接が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動溶接装置の構成によると、断面が矩形状の支柱材51
の溶接を行う場合には、各辺ごとに溶接機63を案内す
るためのガイドレール62を設置しなければならず、手
間が掛かるという問題があり、しかも断面が矩形状の支
柱材51同士の溶接を行う場合、溶接による歪みの発生
を防止するために、反対側における辺も同時に溶接して
おり、したがって自動溶接装置の設置替えを行う際に
は、2台同時に替えなければならず、非常に手間が掛か
っていた。
【0006】そこで、本発明は上記問題を解消し得る自
動溶接装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の自動溶接装置は、支持台上に軸受を介して
旋回台を旋回自在に設けるととともにこの旋回台を旋回
させる旋回駆動装置を設け、上記旋回台上に所定方向に
移動自在な移動体を設けるとともに、この移動体上にガ
イド部材を介して溶接機を移動自在に設け、上記移動体
側にラック体を設けるとともに溶接機側にラック体に噛
合するピニオンを有する走行駆動装置を設け、かつ上記
旋回台側と溶接機側とを互いに係脱自在な係合金具を設
けたものである。
【0008】
【作用】上記の構成によると、旋回台上に所定方向に移
動体を移動自在に設け、かつこの移動体に沿って走行自
在な溶接機を設けるとともに、旋回台と溶接機とを互い
に係脱自在な構成としたので、溶接機を案内するための
移動体自体を旋回させることができ、したがって例えば
断面が矩形状の支柱材同士を溶接する際に、この自動溶
接装置をコーナ部に配置することにより、自動溶接装置
自体を移動させることなく、隣接する2辺を自動的に溶
接することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づき説明する。図1および図2において、11は建築
構造物の骨組みである鉄骨材例えば断面が矩形状の支柱
材1同士を溶接するための自動溶接装置で、例えば下側
の支柱材1に取付ブラケット12などを介して支持され
る支持台13と、この支持台13の上面に旋回軸受14
を介して鉛直軸心回りで回転自在に支持された旋回台1
5と、この旋回台15を旋回させる旋回駆動装置、例え
ば旋回用電動機16と、上記旋回台15の上面に設けら
れたスライド受材17に摺動案内される下ガイドレール
18が下面に設けられるとともに上面に下ガイドレール
18と同一方向で上ガイドレール(ガイド部材)19が
設けられた移動体20と、この移動体20の上ガイドレ
ール19に摺動案内されるスライド部材21が下面に設
けられた溶接ロボット(溶接)21と、この溶接ロボッ
ト22に設けられるとともに上記移動体20の側面に設
けられたラック体23に噛合するピニオン24を有する
走行駆動装置、例えば出力軸に上記ピニオン24が取り
付けられた走行用電動機25と、上記旋回台15側に設
けられて上記溶接ロボット22との係脱を行うための係
合金具26とから構成されている。なお、この係合金具
26は、例えばシリンダー装置により係合ピン31を溶
接ロボット22側に形成された係合穴32内に挿脱し得
るようにしたものである。
【0010】上記の構成において、例えば断面が矩形状
の支柱材1同士を上下方向で連結する場合、図1に示す
ように、まず自動溶接装置11を支柱材1のコーナ部に
配置する。この時、移動体20は、実線にて示すよう
に、最初に溶接すべき辺に沿うように配置しておく。
【0011】次に、この状態で、走行用電動機25を駆
動して、溶接ロボット22をその辺に沿って(矢印aに
て示す)移動させながら、支柱材1の端部同士である溶
接部2の溶接を行う。
【0012】そして、その辺の溶接が終了すると、溶接
ロボット22を旋回台15上に移動させた後、係合金具
26により、旋回台15側と溶接ロボット22側とを係
合させて互いに連結する。
【0013】次に、溶接ロボット22側に設けられた走
行用電動機25を駆動してピニオン24を回転させると
ともに、旋回用電動機16により旋回台15を矢印b方
向に旋回させる。
【0014】すると、移動体20は、ラック体23を介
して、仮想線および矢印c,dにて示すように、その一
端側が外方に突出するとともに、その突出された移動体
20が、その隣の辺側に向かって(矢印d方向)旋回す
る。
【0015】そして、移動体20が隣の辺と相対向する
平行な位置にくると旋回および走行を停止させた後、係
合金具26の係合を解除すれば、溶接ロボット22は移
動体20に沿って、すなわち隣の辺に沿って走行自在と
なる。したがって、引き続いて隣の辺における支柱材1
同士の溶接部2を自動的に溶接することができる。
【0016】勿論、反対側におけるコーナ部には、上記
と同様の自動溶接装置11が配置されて、同様の自動溶
接が行われれている。なお、移動体20の移動と同時に
旋回台15の旋回を行うように説明したか、勿論、別々
に行わせることもできる。
【0017】このように、支持台13を支柱部1のコー
ナ部に配置するとともに、旋回台15により移動体20
を旋回させ、かつ係合金具26により、溶接ロボット2
2を旋回台15側に係合させた状態で、走行用電動機2
5を駆動すれば、自動的に溶接ロボット22を案内する
移動体20を、溶接を行うべき一方の辺から隣の辺に移
動させることができ、したがって溶接作業の省力化を促
進することができるとともに、自動溶接装置自体を設置
替えする場合に比べて、溶接精度を向上させることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、旋
回台上に所定方向に移動体を移動自在に設け、かつこの
移動体に沿って走行自在な溶接機を設けるとともに、旋
回台と溶接機とを互いに係脱自在な構成としたので、溶
接機を案内するための移動体自体を旋回させるとともに
所定方向に沿って移動させることができ、したがって例
えば断面が矩形状の鉄骨材同士を溶接する際に、この自
動溶接装置をコーナ部に配置することにより、自動溶接
装置全体を移動させることなく、隣接する2辺を自動的
に溶接することができるので、溶接精度を向上させるこ
とができるとともに鉄骨材同士を簡単かつ迅速に溶接す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動溶接装置の平面
図である。
【図2】同実施例における一部切欠側面図である。
【図3】従来例の自動溶接装置の側面図である。
【符号の説明】
1 支柱材 11 自動溶接装置 13 支持台 14 旋回軸受 15 旋回台 16 旋回用電動機 17 スライド受材 18 下ガイドレール 19 上ガイドレール 20 移動体 21 スライド部材 22 溶接ロボット 23 ラック体 24 ピニオン 25 走行用電動機 26 係合金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台上に軸受を介して旋回台を旋回自在
    に設けるととともにこの旋回台を旋回させる旋回駆動装
    置を設け、上記旋回台上に所定方向に移動自在な移動体
    を設けるとともに、この移動体上にガイド部材を介して
    溶接機を移動自在に設け、上記移動体側にラック体を設
    けるとともに溶接機側にラック体に噛合するピニオンを
    有する走行駆動装置を設け、かつ上記旋回台側と溶接機
    側とを互いに係脱自在な係合金具を設けたことを特徴と
    する自動溶接装置。
JP25176192A 1992-09-22 1992-09-22 自動溶接装置 Pending JPH06170543A (ja)

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JP25176192A JPH06170543A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 自動溶接装置

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ID=17227533

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JP25176192A Pending JPH06170543A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 自動溶接装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364045B1 (ko) * 2000-05-09 2002-12-11 고려개발 주식회사 강교구조물의 보강재 용접장치
KR100859331B1 (ko) * 2006-10-31 2008-09-19 삼성중공업 주식회사 로봇의 이동장치
CN104816113A (zh) * 2015-04-21 2015-08-05 郑州职业技术学院 一种三自由度焊接机器人及其控制系统

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645276A (en) * 1979-09-18 1981-04-24 Shin Meiwa Ind Co Ltd Tool shifting unit
JPS59142081A (ja) * 1983-01-26 1984-08-15 三菱電機株式会社 多関節型ア−ク溶接ロボツト

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