JPH06168541A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置

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Publication number
JPH06168541A
JPH06168541A JP32012792A JP32012792A JPH06168541A JP H06168541 A JPH06168541 A JP H06168541A JP 32012792 A JP32012792 A JP 32012792A JP 32012792 A JP32012792 A JP 32012792A JP H06168541 A JPH06168541 A JP H06168541A
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JP
Japan
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pulse
circuit
voice
signal
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Pending
Application number
JP32012792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sugimori
正昭 杉森
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 倍速再生などの特殊再生モードに設定し、た
とえば自動レベル応答指示のレベル応答指示信号を与え
る。レベル判別回路50で音声状態を判別して、無音状
態のときには“H”のレベル応答制御信号を出力する。
読み出しアドレスが初期状態になる直前の一定期間内で
トリガパルスの発生を待つ。トリガパルスが発生したタ
イミングを先頭とするゲートパルスを発生し、音声信号
データをメモリ22に書き込んでいく。メモリ22から
の音声信号データの読み出し、すなわち音声信号の再生
開始のタイミングを変化させ、音声の立ち上がりを捉え
るようにする。 【効果】 音声の内容再現率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声再生装置に関し、
特にたとえば倍速再生などの特殊再生が可能なビデオテ
ープレコーダやオーディオテープレコーダなどのよう
な、音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダやオーディオテー
プレコーダには、たとえば2倍速,5倍速または1/2
倍速など、記録時の速度とは異なった速度で再生する特
殊再生機能が設けられている。このとき、その音声をそ
のまま再生した場合には、時間軸が圧縮あるいは伸張さ
れた信号となるため、周波数が変わるばかりか、その内
容を把握することは不可能となる。
【0003】そこで、本願出願人は、先に、特開平1−
159865号公報(G11B20/02)において、
書き込みと読み出しを並行してなし得るメモリを用い
て、時間軸を修正した音声を連続的に得る逆転音声再生
回路を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、再
生音声信号は、たとえば2倍速の場合には単純に一定記
録時間のうち、1/2に時分割された片方だけの再生音
声信号が取り出されるため、記録されている音声信号に
よってはその内容再現率が減少する可能性があると考え
られる。たとえば、音声が人声であって、特殊再生時に
言葉の出だしの音を逃して途中から再生された場合に
は、主語や接続語などが欠けてしまう。したがって、短
い時間で全体の文脈を掴む用途でこのような特殊再生を
使用する場合には、不都合があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、特
殊再生時に音声の内容再現率を向上することができる、
音声再生装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録時の媒
体移送速度と再生時の媒体移送速度とが異なる場合にほ
ぼ記録時の媒体移送速度で連続的に音声を再生できる音
声再生装置において、再生開始のタイミングを変化させ
る手段を有し、それによって音声の立ち上がりを捉える
ようにしたことを特徴とする、音声再生装置である。
【0007】
【作用】たとえば特殊再生モードとして5倍速モードや
2倍速モードに設定する。自動レベル応答指示が出てい
る場合には、音声状態を判別する。無音状態であれば、
一定期間内で音声の発生を待ち、音声が発生すると、そ
の音声信号データをメモリに書き込む。メモリからの音
声信号データの読み出し、すなわち音声信号の再生開始
のタイミングを変化させ、音声の立ち上がりを再生す
る。また、強制レベル応答指示が出ている場合には、音
声状態の如何に拘わらず、再生開始のタイミングを変化
させ音声の立ち上がりを再生する。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、音声再生時に音声の
立ち上がりを確実に捉えることができるので、音声の内
容再現率を向上することができる。この発明の上述の目
的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例の音声再生装置10
は、一例として、倍速再生などの特殊再生が可能なビデ
オテープレコーダに採用される。音声再生装置10は、
シスコン回路12を含む。シスコン回路12は再生モー
ドを指定するすなわち倍速情報を含むモード指令信号を
発生させる。その指定される再生モードは、通常再生モ
ード,2倍速再生モードまたは5倍速再生モードなど
で、それぞれのモード指令信号に従ってテープ速度が異
なり、オーディオトラックを走査するオーディオヘッド
14からは、その速度に応じた再生音声信号が得られ
る。このテープの走行速度に比例する再生音声信号をア
ンプ16で増幅した後、A/D変換回路18でA/D変
換パルスに基づいて、6ビットのA/D変換出力を生成
する。このA/D変換出力は、パラレルシリアル変換回
路20に与えられ、パラレルシリアル変換回路20は、
転送パルスに基づいて、A/D変換出力をパラレルに入
力して、書き込みパルスに同期してメモリ22にシリア
ルに供給する。
【0010】N逓倍回路24は、15kHzの基準サン
プリングパルスをシスコン回路12から与えられるモー
ド指令信号に基づいてN逓倍し、このN逓倍パルスがA
/D変換回路18に与えるA/D変換パルスや、パラレ
ルシリアル変換回路20に与える転送パルスとして利用
される。メモリ22は、書き込みモードで書き込みアド
レス信号に従って書き込みを行い、一方、読み出しモー
ドで読み出しアドレスに従って読み出しを行うたとえば
256kbitのRAMである。シリアルパラレル変換
回路26は、1ビットずつ読み出されたA/D変換出力
を6ビットの並列データに変換して、D/A変換回路2
8へ与える。D/A変換回路28は、発振回路30から
の15kHzの基準サンプリングパルスに同期して、与
えられた並列データをD/A変換し、音声信号を形成す
る。その音声信号は、ローパスフィルタ32およびアン
プ34を介して出力される。
【0011】発振回路30は、15kHzの基準サンプ
リングパルスと90kHzの基準クロックパルスとを形
成する。(N+1)逓倍回路36は、シスコン回路12
からのモード指令信号に従って、基準クロックパルスを
(N+1)逓倍した逓倍出力を書き込みパルス発生回路
38に入力している。読み出しパルス発生回路40は、
発振回路30からの基準クロックパルスをそのまま読み
出しパルスとして出力する。書き込みパルス発生回路3
8は、逓倍出力から読み出しパルスに位相同期する出力
分を間引いて書き込みパルスを生成する。
【0012】アドレス情報発生回路42は、モード設定
時に発せられるリセットパルスによってリセットされた
後、書き込みパルス発生回路38からの書き込みパルス
を加算計数することによって、アドレス情報を生成す
る。また、読み出しアドレス発生回路44は、リセット
パルスによってリセットされた後に、読み出しパルスを
加算計数して読み出しアドレス信号を生成する。
【0013】また、レベル検出回路46は、A/D変換
されたデータが一定のレベル以上の場合に、ゲートパル
ス発生回路48とレベル判別回路50とにトリガパルス
を与える。レベル判別回路50は、一定期間、たとえば
アドレス情報発生回路42からのアドレス情報(AD)
の1期間に与えられたトリガパルスを加算計数すること
によって、音声信号データの有無を判別し、レベル応答
制御信号を発生する。ゲートパルス発生回路52は、シ
スコン回路12からのモード指令信号,レベル判別回路
50からのレベル応答制御信号,および外部からのレベ
ル応答指示信号に従って、アドレス情報,読み出しアド
レス発生回路44からの読み出しアドレス信号(R
A),およびレベル検出回路46からのトリガパルスを
比較して、適宜、ゲートパルス(GP)を生成する。
【0014】書き込みアドレス発生回路52は、このゲ
ートパルス発生期間中にのみ書き込みパルスを加算計数
して、書き込みアドレス信号(WA)を生成する。アド
レス切換回路54は、書き込みパルスとゲートパルスと
をANDゲート56に入力して得られる論理積出力の発
生時に、書き込みアドレスを選択し、一方、読み出しパ
ルス発生回路40からの読み出しパルス発生時に読み出
しアドレス信号を選択して、メモリ22に入力する。し
たがって、メモリ22は、ANDゲート56からの論理
積出力を受けて書き込みモードとなり、書き込みアドレ
ス信号に従ってA/D変換出力を1ビットずつ書き込
む。また、メモリ22は、読み出しパルスを受けて読み
出しモードとなり、読み出しアドレス信号に従ってA/
D変換出力を1ビットずつ読み出す。
【0015】このような音声再生装置10の注目すべき
点は、再生音声信号をサンプリングして処理する際に、
処理のタイミングを変える点であり、以下、5倍速再生
モードおよび2倍速再生モードを例にとって動作を説明
する。 (A) 5倍速再生モードの場合 この5倍速再生モードでは、読み出し終了前の一定期間
中、たとえばアドレス情報の1期間中に、音声状態が無
音状態であるか有音状態であるかを判別する。音声状態
が無音状態であれば再生開始のタイミングを変化させ、
音声の立ち上がりを捉えるようにするレベル応答機能を
動作させ、一方、音声状態が有音状態であれば、特開平
1−159865号公報開示技術と同様に、読み出し終
了と同時に書き込み開始を行うようにする。このように
して、連続した音声をできるだけ音の立ち上がりから再
生できるようにする。
【0016】まず、発振回路30から得られる15kH
zの基準サンプリングパルスは、シスコン回路12のモ
ード指令信号を制御入力するN逓倍回路24において5
逓倍され、75kHzの5逓倍パルスを得る。75kH
zの5逓倍パルスは、再生音声信号が入力されるA/D
変換回路18のA/D変換パルスとして利用される。こ
のA/D変換回路18より得られる6ビットのA/D変
換出力は、パラレルシリアル変換回路20に転送されて
シリアル化され、書き込みアドレス変更のたびに1ビッ
トずつメモリ22に記録される。
【0017】また、発振回路30から出力される90k
Hzの基準クロックパルスは、モード指令信号を制御入
力とする(N+1)逓倍回路36において6逓倍され、
540kHzの6逓倍クロックが得られる。基準クロッ
クパルスは、読み出しパルス発生回路40を介して読み
出しパルスとして読み出しアドレス発生回路44に入力
される。この読み出しアドレス発生回路44は、読み出
しパルスをメモリ22のほぼ容量分だけ計数して、読み
出しアドレス信号を生成する。
【0018】一方、6逓倍クロックを計数入力とする書
き込みパルス発生回路38は、読み出しパルス発生時に
6逓倍クロックの通過を阻止することによって、書き込
みパルスを発生する。したがって、書き込みパルスが5
回連続的に発生し、読み出しパルス発生時に書き込みパ
ルスは休止状態となる。この書き込みパルスを計数する
アドレス情報発生回路42は、図2(A)で示すよう
な、読み出しアドレスの5倍の速度で変化するアドレス
情報を生成する。図2(A)において、(AD)はアド
レス情報の値の変化を示す。なお、アドレス情報発生回
路42は初期状態において、リセットパルスによって、
読み出しアドレス発生回路44とともに同時にリセット
されるため、両アドレスは所定の位相関係に規定されて
いる。
【0019】さらに、A/D変換回路18によって得ら
れる音声信号データが適当な閾値以上のときに、図2
(B)に示すようなトリガパルスがレベル検出回路46
から発生され、アドレス情報上の一定期間、たとえばア
ドレス情報の1期間、このトリガパルスの数をカウント
し、そのカウント値によって音声状態が有音か無音かを
レベル判別回路50で判別する。この判別結果に応じ
て、レベル判別回路50からは図2(C)に示すような
レベル応答制御信号が出力される。このレベル応答制御
信号と、外部から得られるレベル応答指示信号とによっ
て、ゲートパルス発生回路48で図2(D)に示すよう
なアドレス情報1巡分の時間幅のゲートパルスが生成さ
れる。レベル応答指示信号は、強制レベル応答指示か自
動レベル応答指示かを示す信号である。ここで、強制レ
ベル応答指示とは、音声状態の如何に拘わらず、強制的
に再生開始のタイミングを変化させ音声信号の立ち上が
りを捉える“レベル応答機能”を動作させる指示をい
い、一方、自動レベル応答指示とは、音声状態に応じ
て、自動的にレベル応答機能を動作させたり動作させな
かったりする指示をいう。
【0020】強制レベル応答指示が出ている場合、また
は自動レベル応答指示が出ておりかつレベル応答制御信
号が“H”(無音状態)の場合、すなわちレベル応答機
能を動作させる場合には、図2(E)で読み出しアドレ
ス信号が初期状態になる(読み出しが終わる)直前の、
アドレス情報が初期値からフルカウント値に達するまで
の期間(図2(A)中の矢印期間A)内で、トリガパル
スの発生を待つ。そして、トリガパルスが発生したと
き、あるいはトリガパルスが発生しなくてアドレス情報
がフルカウントに達したときを先頭とするゲートパルス
を発生する。たとえば、矢印期間A内にトリガパルスが
発生したときは、図2(D)のゲートパルス56が発生
し、図2(E)に示すように、メモリ22に音声信号デ
ータを書き込んでいく。そして、メモリ22からの音声
信号データの読み出し、すなわち音声信号の再生開始の
タイミングを変化させ、音声の立ち上がりをとらえる。
また、矢印期間A内にトリガパルスが発生しなくてアド
レス情報がフルカウントに達したときには、図2(D)
のゲートパルス58が発生する。
【0021】また、自動レベル応答指示が出ておりかつ
レベル応答制御信号が“L”(有音状態)のときには、
読み出しアドレス信号が初期状態になったとき、すなわ
ち矢印期間Aのアドレス情報がフルカウントに達したと
きを先頭とするゲートパルスを発生する。図2(D)の
ゲートパルス60および62が相当する。このゲートパ
ルス発生期間中に書き込みパルスをカウントして、書き
込みアドレス信号が生成される。したがって、図2から
わかるように、読み出しアドレス信号が1巡する期間中
に、書き込みアドレス信号が1回循環する。書き込みア
ドレス信号と読み出しアドレス信号とを入力するアドレ
ス切換回路54は、ゲートパルス発生期間中に発生する
書き込みパルスに同期して、書き込みアドレス信号を選
択してメモリ22に出力し、一方、読み出しパルスに同
期して読み出しアドレスを選択してメモリ22に出力す
る。このように、書き込みアドレス信号の選択に同期し
てメモリ22を書き込みモードに設定する。
【0022】したがって、メモリ22は、書き込み期間
中(ゲートパルスが“H”のとき)、音声信号データを
5回連続的に書き込んだ後1回の読み出しを行い、読み
出し期間中(ゲートパルスが“L”のとき)、6回に1
回の割合で音声信号データの読み出しを行う。読み出さ
れた音声信号データは、シリアルパラレル変換回路26
において、6ビットの並列データに変換された後、D/
A変換回路28に入力され、発振回路30からの基準サ
ンプリングパルスに同期して15kHzの割合でアナロ
グ化される。
【0023】(B) 2倍速再生モードの場合 この2倍速再生モードでは、上述の5倍速再生モードと
同様に、読み出し終了前の一定期間中、たとえばアドレ
ス情報の1期間中に、音声状態が有音状態か無音状態で
あるかどうかを判別して、その判別結果に応じてレベル
応答機能を動作させるか否かを決定する。
【0024】2倍速再生モードでは、まず、モード指令
信号に従って、N逓倍回路24においてサンプリングパ
ルスが2逓倍される。この30kHzの2逓倍パルス
が、再生音声信号を入力するA/D変換回路18のA/
D変換パルスとして利用される。30kHzでA/D変
換されたA/D変換出力は、パラレルシリアル変換回路
20を介してメモリ22に供給される。
【0025】一方、発振回路30が発する基準クロック
パルスは、(N+1)逓倍回路36においてモード指令
信号に従って3逓倍される。また、基準クロックパルス
は、読み出しパルス発生回路40を介して、読み出しパ
ルスとして読み出しアドレス発生回路44に入力され、
定速で変化する読み出しアドレス信号を生成する。ま
た、書き込みパルス発生回路38は、読み出しパルス発
生タイミングで3逓倍クロックから読み出しパルスのク
ロックを間引いて、書き込みパルスを生成する。この書
き込みパルスは、アドレス情報発生回路42によって計
数されて、図3(A)に示すようなアドレス情報を生成
する。
【0026】さらに、音声信号データのレベルが一定値
以上のときには、図3(B)に示すようなトリガパルス
がレベル検出回路46から発生され、アドレス情報上の
一定期間、たとえばアドレス情報の1期間、このトリガ
パルスの数をレベル判別回路50によってカウントす
る。そのカウント値によって、レベル判別回路50で、
音声状態が有音か無音かを判別し、図3(C)に示すよ
うな判別結果に応じたレベル応答制御信号が生成され
る。このレベル応答制御信号と、外部から得られるレベ
ル応答指示信号とによって、ゲートパルス発生回路48
で図3(D)に示すようなゲートパルスが形成される。
すなわち、強制レベル応答指示が出ているか、自動レベ
ル応答指示が出ておりかつレベル応答制御信号が“H”
(無音状態)であれば、すなわちレベル応答機能を動作
させる場合、図3(E)において読み出しアドレス信号
が初期状態になる(読み出しが終わる)直前の、アドレ
ス情報が初期値からフルカウント値に達するまでの期間
(図3中の矢印期間B)内で、トリガパルスの発生を待
つ。そして、トリガパルスが発生したとき、あるいは発
生しなくてもアドレス情報がフルカウントに達したとき
を先頭とするアドレス情報1巡分の時間幅のゲートパル
スを発生する。たとえば、矢印期間B内にトリガパルス
が発生したときには、図3(D)のゲートパルス64や
66が発生し、図3(E)に示すようにメモリ22に音
声信号データを書き込んでいく。そして、メモリ22か
らの音声信号データの読み出し、すなわち音声信号の再
生開始のタイミングを変化させ、音声の立ち上がりを捉
える。矢印期間B内にトリガパルスが発生しなくてアド
レス情報がフルカウントに達したときには、図3(D)
のゲートパルス68が発生する。ここまでは、上述の5
倍速再生モードと同様である。
【0027】一方、自動レベル応答指示が出ておりかつ
レベル応答制御信号が“L”(有音状態)の場合には、
ゲートパルス70および72に示すように、読み出しア
ドレス信号が初期状態になったときを先頭とするゲート
パルスをアドレス情報2巡分のパルス期間について生成
する。このゲートパルス発生期間中に書き込みアドレス
信号が出力されるため、図3から明らかなように、書き
込みアドレス信号は、レベル応答機能が動作するときは
読み出しアドレス信号が1巡する期間中に1回循環し、
レベル応答機能が動作しないときは読み出しアドレス信
号が2巡する期間中に連続して2回循環することにな
り、レベル応答機能の有無で連続再生時間が変化する。
【0028】そして、アドレス切換回路54は、ゲート
パルス発生期間中、書き込みパルス発生タイミングで書
き込みアドレス信号を選択し、読み出しパルス発生タイ
ミングで読み出しアドレス信号を選択する。したがっ
て、メモリ22は、書き込み期間中(ゲートパルスが
“H”のとき)、音声信号データを2回連続的に書き込
んだ後1回の読み出しを行い、読み出し期間中(ゲート
パルスが“L”のとき)、3回に1回の割合で音声信号
データを読み出す。読み出された音声信号データは、シ
リアルパラレル変換回路26およびD/A変換回路28
を経て、アナログ化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】5倍速再生モードの動作を説明するための波形
図である。
【図3】2倍速再生モードの動作を説明するための波形
図である。
【符号の説明】
10 …音声再生装置 14 …オーディオヘッド 22 …メモリ 42 …アドレス情報発生回路 44 …読み出しアドレス発生回路 46 …レベル検出回路 48 …ゲートパルス発生回路 50 …レベル判別回路 52 …書き込みアドレス発生回路 54 …アドレス切換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録時の媒体移送速度と再生時の媒体移送
    速度とが異なる場合にほぼ記録時の媒体移送速度で連続
    的に音声を再生できる音声再生装置において、 再生開始のタイミングを変化させる手段を有し、それに
    よって音声の立ち上がりを捉えるようにしたことを特徴
    とする、音声再生装置。
JP32012792A 1992-11-30 1992-11-30 音声再生装置 Pending JPH06168541A (ja)

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JP32012792A JPH06168541A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 音声再生装置

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JPH06168541A true JPH06168541A (ja) 1994-06-14

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ID=18118005

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JP (1) JPH06168541A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6252837B1 (en) 1998-05-08 2001-06-26 Funai Electric Co. Ltd. Error compensation device for a disk signal reproduction apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6252837B1 (en) 1998-05-08 2001-06-26 Funai Electric Co. Ltd. Error compensation device for a disk signal reproduction apparatus

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991130