JPH06166697A - 新規ペプチド、その製法及び用途 - Google Patents
新規ペプチド、その製法及び用途Info
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- JPH06166697A JPH06166697A JP4343573A JP34357392A JPH06166697A JP H06166697 A JPH06166697 A JP H06166697A JP 4343573 A JP4343573 A JP 4343573A JP 34357392 A JP34357392 A JP 34357392A JP H06166697 A JPH06166697 A JP H06166697A
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- JP
- Japan
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- tyr
- arg
- gly
- peptide
- met
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は新規ペプチド、Met−Tyr、L
eu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Al
a−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−Pr
o、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、Arg
−Val−Tyr又は/及びLys−Trp−Glyに
関するものである。 【効果】 各新規ペプチドはすぐれたACE阻害活性を
示し、栄養剤、特定保健用食品として使用できるほか、
血圧降下剤としても有利に使用できる。
eu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Al
a−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−Pr
o、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、Arg
−Val−Tyr又は/及びLys−Trp−Glyに
関するものである。 【効果】 各新規ペプチドはすぐれたACE阻害活性を
示し、栄養剤、特定保健用食品として使用できるほか、
血圧降下剤としても有利に使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規ペプチド、Met
−Tyr、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−
Trp−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−A
rg−Pro、Arg−Phe−His、Arg−Ty
r、Arg−Val−Tyr又は/及びLys−Trp
−Glyに関するものであり、また、その製法に関し、
更には、その血圧降下性の用途に関するものである。
−Tyr、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−
Trp−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−A
rg−Pro、Arg−Phe−His、Arg−Ty
r、Arg−Val−Tyr又は/及びLys−Trp
−Glyに関するものであり、また、その製法に関し、
更には、その血圧降下性の用途に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先に、本発明者らは、魚肉を熱変性処理
した後、中性ないしアルカリプロテアーゼ処理して加水
分解し、酵素を失活せしめた後、分離処理することによ
ってACE阻害活性を有するペプチドα−1000を得
た(特願平4−72227)。
した後、中性ないしアルカリプロテアーゼ処理して加水
分解し、酵素を失活せしめた後、分離処理することによ
ってACE阻害活性を有するペプチドα−1000を得
た(特願平4−72227)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではペプチドα
−1000から強力なACE阻害活性を有する各ペプチ
ドを単離することを目的とした。
−1000から強力なACE阻害活性を有する各ペプチ
ドを単離することを目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ペプ
チドα−1000の水溶液をODS樹脂処理し、その溶
離液のうち、最もACE(アンジオテンシン変換酵素)
阻害活性の強い画分をクロマトグラフィーにかけ、更に
逆相HPLCにかけて、ACE阻害活性の強いペプチ
ド、Met−Tyr、Leu−Tyr、Tyr−Le
u、Gly−Trp−Ala−Pro、Met−Ph
e、Gly−Arg−Pro、Arg−Phe−Hi
s、Arg−Tyr、Arg−Val−Tyr及びLy
s−Trp−Glyを単離することに成功したものであ
る。
チドα−1000の水溶液をODS樹脂処理し、その溶
離液のうち、最もACE(アンジオテンシン変換酵素)
阻害活性の強い画分をクロマトグラフィーにかけ、更に
逆相HPLCにかけて、ACE阻害活性の強いペプチ
ド、Met−Tyr、Leu−Tyr、Tyr−Le
u、Gly−Trp−Ala−Pro、Met−Ph
e、Gly−Arg−Pro、Arg−Phe−Hi
s、Arg−Tyr、Arg−Val−Tyr及びLy
s−Trp−Glyを単離することに成功したものであ
る。
【0005】そして、これらペプチドはほとんど苦味は
なく、天然起源で安全であり、血圧降下剤の有効成分と
して、または、血圧降下性機能食品の有効成分としてす
ぐれたものである。
なく、天然起源で安全であり、血圧降下剤の有効成分と
して、または、血圧降下性機能食品の有効成分としてす
ぐれたものである。
【0006】本発明のペプチド、Met−Tyr、Le
u−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala
−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、
Arg−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−V
al−Tyr又は/及びLys−Trp−Glyはすべ
て文献未載の新規化合物であって、魚肉以外の動植物蛋
白から供給することもでき、更には化学合成によって得
られたペプチドでも使用することができる。
u−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala
−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、
Arg−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−V
al−Tyr又は/及びLys−Trp−Glyはすべ
て文献未載の新規化合物であって、魚肉以外の動植物蛋
白から供給することもでき、更には化学合成によって得
られたペプチドでも使用することができる。
【0007】次に、ペプチドα−1000について説明
する。
する。
【0008】ペプチドα−1000は魚介類を原料とし
て製造するものであるが、先ず、これを採肉機、デボー
ナー等によって処理して魚肉質を分離する。原料は出来
る限り新鮮なものが好ましい。分離した魚肉は、10k
g程度のすり身に分割し、このまま次の処理に使用して
もよいが、−20〜−50℃、例えば−30℃程度の冷
気を吹き付けて急速凍結し、−20〜−25℃に保存し
ておき、必要に応じてこれを適宜使用することにしても
よい。
て製造するものであるが、先ず、これを採肉機、デボー
ナー等によって処理して魚肉質を分離する。原料は出来
る限り新鮮なものが好ましい。分離した魚肉は、10k
g程度のすり身に分割し、このまま次の処理に使用して
もよいが、−20〜−50℃、例えば−30℃程度の冷
気を吹き付けて急速凍結し、−20〜−25℃に保存し
ておき、必要に応じてこれを適宜使用することにしても
よい。
【0009】魚介類としては、イワシ、アジ、マグロ、
カツオ、サンマ、サバ等赤身魚;ヒラメ、タイ、キス、
コノシロ、タラ、ニシン、ブリ等白身魚;サメ、エイ等
軟骨魚肉;ワカサギ、コイ、イワナ、ヤマメ等淡水魚
肉;アイザメ、アンコウ等深海魚肉のほか、エビ、カ
ニ、タコ、アミ類等も適宜使用できる。
カツオ、サンマ、サバ等赤身魚;ヒラメ、タイ、キス、
コノシロ、タラ、ニシン、ブリ等白身魚;サメ、エイ等
軟骨魚肉;ワカサギ、コイ、イワナ、ヤマメ等淡水魚
肉;アイザメ、アンコウ等深海魚肉のほか、エビ、カ
ニ、タコ、アミ類等も適宜使用できる。
【0010】採肉した後、粉砕機等によって魚介類を粉
砕し、原料重量に対して1/2量〜20倍量、好ましく
は等量〜10倍量の加水を行った後、加熱処理し、もっ
て、自己消化酵素を失活させ、且つ雑菌を死滅させると
ともに、タンパク質を熱変性させて後に行う酵素反応効
率を上昇せしめる。加熱条件としては、このような作用
が奏される条件であればすべての条件が利用できるが、
例えば65℃以上、2〜60分、好ましくは80℃以
上、5〜30分とするのがよい。
砕し、原料重量に対して1/2量〜20倍量、好ましく
は等量〜10倍量の加水を行った後、加熱処理し、もっ
て、自己消化酵素を失活させ、且つ雑菌を死滅させると
ともに、タンパク質を熱変性させて後に行う酵素反応効
率を上昇せしめる。加熱条件としては、このような作用
が奏される条件であればすべての条件が利用できるが、
例えば65℃以上、2〜60分、好ましくは80℃以
上、5〜30分とするのがよい。
【0011】次いで、アンモニア水か、水酸化ナトリウ
ム(カリウム)水溶液等アルカリ剤を加えて、使用する
蛋白分解酵素の適値にpHを調整し(例えばアルカルプ
ロテアーゼの場合は、pH7.5以上、好ましくは8以
上)、温度も酵素適温(使用酵素によって異なるが、2
0〜65℃、アルカリプロテアーゼの場合は35〜60
℃、好ましくは40〜55℃)に加温し、蛋白分解酵素
を加えて30分〜30時間(アルカリプロテアーゼの場
合は30分〜25時間、好ましくは1〜17時間)処理
する。
ム(カリウム)水溶液等アルカリ剤を加えて、使用する
蛋白分解酵素の適値にpHを調整し(例えばアルカルプ
ロテアーゼの場合は、pH7.5以上、好ましくは8以
上)、温度も酵素適温(使用酵素によって異なるが、2
0〜65℃、アルカリプロテアーゼの場合は35〜60
℃、好ましくは40〜55℃)に加温し、蛋白分解酵素
を加えて30分〜30時間(アルカリプロテアーゼの場
合は30分〜25時間、好ましくは1〜17時間)処理
する。
【0012】蛋白分解酵素としては、中性又はアルカリ
性条件下で蛋白質を分解し得る酵素であればすべての酵
素が単独で又は混合して使用し得る。その起源は、動植
物のほかに微生物に求めることができ、ペプシン、レニ
ン、トリプシン、キモトリプシン、パパイン、ブロメレ
インのほか、細菌プロテアーゼ、糸状菌プロテアーゼ、
放線菌プロテアーゼ等も広く利用できる。これらの酵素
は、通常、市販されているものが使用されるが、未精製
の酵素、酵素を含有した培養液、麹といった固体又は液
体の酵素含有物も、目的により必要に応じて使用するこ
とができる。酵素の添加量としては0.1%〜5.0%
程度でもよい。
性条件下で蛋白質を分解し得る酵素であればすべての酵
素が単独で又は混合して使用し得る。その起源は、動植
物のほかに微生物に求めることができ、ペプシン、レニ
ン、トリプシン、キモトリプシン、パパイン、ブロメレ
インのほか、細菌プロテアーゼ、糸状菌プロテアーゼ、
放線菌プロテアーゼ等も広く利用できる。これらの酵素
は、通常、市販されているものが使用されるが、未精製
の酵素、酵素を含有した培養液、麹といった固体又は液
体の酵素含有物も、目的により必要に応じて使用するこ
とができる。酵素の添加量としては0.1%〜5.0%
程度でもよい。
【0013】次いで必要あれば中和処理を行った後、7
0℃(好適には80℃)以上の温度に2〜60分間(好
適には5〜30分間)保持し、酵素を失活させるととも
に後に行う分離を良好ならしめる。加熱失活処理後、ハ
イブロスクリーン等による濾過によって粗分離し、必要
によりジェクター処理した後、超遠心分離処理して、浮
遊物、沈殿物を除去する。
0℃(好適には80℃)以上の温度に2〜60分間(好
適には5〜30分間)保持し、酵素を失活させるととも
に後に行う分離を良好ならしめる。加熱失活処理後、ハ
イブロスクリーン等による濾過によって粗分離し、必要
によりジェクター処理した後、超遠心分離処理して、浮
遊物、沈殿物を除去する。
【0014】次に、ケイソウ土等濾過助剤(例えばセラ
イト)を用いて濾過し、濾液を活性炭処理して(0.0
5〜20%W/V、好ましくは0.1〜10%W/V使
用、20〜65℃、好ましくは25〜60℃、15分〜
4時間、好ましくは30分〜2時間)、脱臭、脱色、精
製する。
イト)を用いて濾過し、濾液を活性炭処理して(0.0
5〜20%W/V、好ましくは0.1〜10%W/V使
用、20〜65℃、好ましくは25〜60℃、15分〜
4時間、好ましくは30分〜2時間)、脱臭、脱色、精
製する。
【0015】これを減圧濃縮(0〜50℃)その他常法
にしたがって濃縮し(30B×程度にまで)た後、必要
あれば再度(超)遠心分離又は濾過してペプチド原液を
得る。このようにして得たペプチド原液は、殺菌(UH
TSTその他常法による)した後、容器に充填して製品
(α−1000(液体))とする。また、希望するので
あれば、更に濃縮したりあるいは逆に希釈したり、ま
た、噴霧乾燥、凍結乾燥等の常法によって60メッシュ
程度に粉末化し、これを袋等の容器に充填して製品(α
−1000(粉末))とすることもできる。これらの製
品は、冷蔵ないし冷凍保管する。
にしたがって濃縮し(30B×程度にまで)た後、必要
あれば再度(超)遠心分離又は濾過してペプチド原液を
得る。このようにして得たペプチド原液は、殺菌(UH
TSTその他常法による)した後、容器に充填して製品
(α−1000(液体))とする。また、希望するので
あれば、更に濃縮したりあるいは逆に希釈したり、ま
た、噴霧乾燥、凍結乾燥等の常法によって60メッシュ
程度に粉末化し、これを袋等の容器に充填して製品(α
−1000(粉末))とすることもできる。これらの製
品は、冷蔵ないし冷凍保管する。
【0016】このようにして得た、液状、ペースト状な
いし粉末状のペプチドがα−1000である。
いし粉末状のペプチドがα−1000である。
【0017】ペプチドα−1000(スプレードライ粉
末)の物理化学的性質は、下記表1、表2、表3に示す
とおりである。
末)の物理化学的性質は、下記表1、表2、表3に示す
とおりである。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】ここに得られるペプチドα−1000の水
溶液をODS樹脂などのペプタイド吸着性樹脂に通し、
水などで洗浄した後、各種濃度のエタノールなどで溶離
流下を行い、各画分のなかからACE阻害活性の強い画
分をとり、サイズ排除クロマトグラフィーで分離精製
し、更に逆相HPLCによるクロマトを行うことによっ
て、それぞれの単一のペプタイドを単離することができ
る。
溶液をODS樹脂などのペプタイド吸着性樹脂に通し、
水などで洗浄した後、各種濃度のエタノールなどで溶離
流下を行い、各画分のなかからACE阻害活性の強い画
分をとり、サイズ排除クロマトグラフィーで分離精製
し、更に逆相HPLCによるクロマトを行うことによっ
て、それぞれの単一のペプタイドを単離することができ
る。
【0022】各ペプタイドについては、それぞれ塩酸加
水分解後アミノ酸分析システムによって、Met−Ty
r、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp
−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−
Pro、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、A
rg−Val−Tyr及びLys−Trp−Glyが確
認できた。
水分解後アミノ酸分析システムによって、Met−Ty
r、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp
−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−Arg−
Pro、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、A
rg−Val−Tyr及びLys−Trp−Glyが確
認できた。
【0023】そして、これらペプタイドはそれぞれに高
いACE阻害活性を有することが確認された。
いACE阻害活性を有することが確認された。
【0024】本発明の各ペプタイドは、1種もしくは2
種以上によってACE阻害剤としての利用、例えば血圧
降下剤ないし血圧降下を目的として特定保健用食品向け
ペプチドとしても使用することができる。したがって本
ペプチドは、調味料、栄養強化用食品といった食品ない
しは動物飼料添加剤として使用されるほか、上記した独
特の生理活性の故に、高血圧性疾病の予防、ある場合に
は治療のために、医薬として、または輸液、健康食品、
臨床栄養食品等としても巾広く使用することができる。
種以上によってACE阻害剤としての利用、例えば血圧
降下剤ないし血圧降下を目的として特定保健用食品向け
ペプチドとしても使用することができる。したがって本
ペプチドは、調味料、栄養強化用食品といった食品ない
しは動物飼料添加剤として使用されるほか、上記した独
特の生理活性の故に、高血圧性疾病の予防、ある場合に
は治療のために、医薬として、または輸液、健康食品、
臨床栄養食品等としても巾広く使用することができる。
【0025】食品として使用する場合には、ペプチドを
そのまま添加したり、他の食品ないしは食品成分と併用
したりして適宜常法にしたがって使用できる。また、医
薬として使用する場合には、経口又は非経口投与するこ
とができる。経口投与の場合には、例えば常法にしたが
い、錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル剤、散剤とするこ
とができ、又、非経口投与の場合には、例えば注射薬製
剤、点滴剤、坐剤等として使用することができる。
そのまま添加したり、他の食品ないしは食品成分と併用
したりして適宜常法にしたがって使用できる。また、医
薬として使用する場合には、経口又は非経口投与するこ
とができる。経口投与の場合には、例えば常法にしたが
い、錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル剤、散剤とするこ
とができ、又、非経口投与の場合には、例えば注射薬製
剤、点滴剤、坐剤等として使用することができる。
【0026】以下、本発明を参考例及び実施例によって
更に詳しく説明する。
更に詳しく説明する。
【0027】
【参考例】新鮮イワシをボデーナーで処理して採肉し
た。採肉した魚肉質を10kgのすり身に分割し、これ
を−30℃以下で急速凍結した後、粉砕機で粉砕した後
等量の水を加え、これをタンクに送り、100℃に10
分間加熱して自己消化酵素を失活させ、熱変性させた。
次いでアンモニア水を加えてpHを10.0に調整し
た。
た。採肉した魚肉質を10kgのすり身に分割し、これ
を−30℃以下で急速凍結した後、粉砕機で粉砕した後
等量の水を加え、これをタンクに送り、100℃に10
分間加熱して自己消化酵素を失活させ、熱変性させた。
次いでアンモニア水を加えてpHを10.0に調整し
た。
【0028】これに市販のアルカリプロテアーゼ製品の
0.1%液を加え、45℃に17時間保持して酵素分解
を行った。次いで15分間煮沸して酵素を失活せしめ
た。
0.1%液を加え、45℃に17時間保持して酵素分解
を行った。次いで15分間煮沸して酵素を失活せしめ
た。
【0029】これをバイブロスクリーン(150メッシ
ュ)に通し5000rpmでジエクター処理した後、シ
ャープレス遠心分離機で処理し(15000rpm)、
ケイソウ土を濾過助剤として用い、濾過処理したものを
ペプタイド原液とした。
ュ)に通し5000rpmでジエクター処理した後、シ
ャープレス遠心分離機で処理し(15000rpm)、
ケイソウ土を濾過助剤として用い、濾過処理したものを
ペプタイド原液とした。
【0030】上記で得たペプチド原液に活性炭を1%W
/V加え、30℃で60分間攪拌した後濾過して濾液を得
た。これを常法にしたがって減圧濃縮(20℃)した
後、常法にしたがってUHTST殺菌を行って、α−1
000(液体)製品を得、これを更に常法にしたがって
噴霧乾燥して粒径60メッシュのα−1000(粉末)
製品を得、それぞれこれらの製品は冷凍保管した。
/V加え、30℃で60分間攪拌した後濾過して濾液を得
た。これを常法にしたがって減圧濃縮(20℃)した
後、常法にしたがってUHTST殺菌を行って、α−1
000(液体)製品を得、これを更に常法にしたがって
噴霧乾燥して粒径60メッシュのα−1000(粉末)
製品を得、それぞれこれらの製品は冷凍保管した。
【0031】このようにして調製したペプチドα−10
00(粉末)について、セファデックスG−25カラム
を用い、下記の条件でゲル濾過した結果、図3の結果が
得られ、分子量は200〜10,000であることが判
明した。カラムサイズ:径16×950mm、溶出剤:
0.1Mホスフェートバッファー(pH7.0)、分
画:2ml/チューブ、流速:10ml/h、分子量マ
ーカー:バシトラシン(分子量1450)。
00(粉末)について、セファデックスG−25カラム
を用い、下記の条件でゲル濾過した結果、図3の結果が
得られ、分子量は200〜10,000であることが判
明した。カラムサイズ:径16×950mm、溶出剤:
0.1Mホスフェートバッファー(pH7.0)、分
画:2ml/チューブ、流速:10ml/h、分子量マ
ーカー:バシトラシン(分子量1450)。
【0032】上記によって得たα−1000(液体)
は、水分含量が73.6%(減圧加熱乾燥法)であっ
て、淡黄色を呈し、その10%溶液のpHは7.5を示
し、魚臭もなく苦味も認められなかった。その成分につ
いての分析、及び、アミノ酸組成についての測定を行っ
た結果、下記する表4及び表5に示す結果が得られた。
は、水分含量が73.6%(減圧加熱乾燥法)であっ
て、淡黄色を呈し、その10%溶液のpHは7.5を示
し、魚臭もなく苦味も認められなかった。その成分につ
いての分析、及び、アミノ酸組成についての測定を行っ
た結果、下記する表4及び表5に示す結果が得られた。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【実施例1】参考例で得られたペプチドα−1000
(粉末)5gを500mlの脱イオン水で溶解し、OD
S樹脂(YMC ODS−AQ 120−S50)カラ
ム(3.5×13cm)に流してペプチドを吸着させ、
脱イオン水で洗浄し、次に、0%、10%、25%、5
0%及び99.5%のエタノール水溶液各500mlで
溶離させ、それぞれY−1、Y−2、Y−3、Y−4及
びY−5の画分を得た。これら画分のACE阻害活性I
C50は表6に示される。
(粉末)5gを500mlの脱イオン水で溶解し、OD
S樹脂(YMC ODS−AQ 120−S50)カラ
ム(3.5×13cm)に流してペプチドを吸着させ、
脱イオン水で洗浄し、次に、0%、10%、25%、5
0%及び99.5%のエタノール水溶液各500mlで
溶離させ、それぞれY−1、Y−2、Y−3、Y−4及
びY−5の画分を得た。これら画分のACE阻害活性I
C50は表6に示される。
【0036】
【表6】
【0037】
【実施例2】ODSカラムクロマトグラフィーにより溶
出した10%エタノール画分(Y−2)のさらなる分離
はHPLCにより行った。まず、本画分が極性もしくは
親水性ペプチドを多く含むと考えられることから、マル
チモードでの分離が可能なAsahipak GS−3
20を用いたGPC分析を行った。試料液としてY−2
250mlを10mlまで濃縮したものを、また移動
相として50mM酢酸アンモニウム(pH6.7)/ア
セトニトリル(80/20)を用いて分析を行ったとこ
ろ、ペプチド結合の吸収である220nmの吸光度のピ
ークと一致した4つの高活性なベプチド画分が得られ
た。
出した10%エタノール画分(Y−2)のさらなる分離
はHPLCにより行った。まず、本画分が極性もしくは
親水性ペプチドを多く含むと考えられることから、マル
チモードでの分離が可能なAsahipak GS−3
20を用いたGPC分析を行った。試料液としてY−2
250mlを10mlまで濃縮したものを、また移動
相として50mM酢酸アンモニウム(pH6.7)/ア
セトニトリル(80/20)を用いて分析を行ったとこ
ろ、ペプチド結合の吸収である220nmの吸光度のピ
ークと一致した4つの高活性なベプチド画分が得られ
た。
【0038】4つの高活性なペプチド画分をそれぞれ5
mlまで濃縮し、前述と同一カラムを用いて再クロマト
を行い、活性画分を分取した(移動相:20mM酢酸ア
ンモニウム(pH4.0)、0.5ml/fracti
on)。各活性画分を分取し、0.5ml(もしくは
1.0ml)に濃縮後、TSK gel ODS−12
0Tカラムを用いた逆相HPLCに供した。溶出は、1
0mMギ酸アンモニウム(pH6.3)を含むアセトニ
トリル10%から50%(20分)のリニアグラジエン
トで行い、ACE阻害に寄与していると思われるピーク
を分取した。この結果、ほとんどのピークはほぼ単一と
なり、2回のHPLC操作でACE阻害活性ペプチドを
単離することができた。
mlまで濃縮し、前述と同一カラムを用いて再クロマト
を行い、活性画分を分取した(移動相:20mM酢酸ア
ンモニウム(pH4.0)、0.5ml/fracti
on)。各活性画分を分取し、0.5ml(もしくは
1.0ml)に濃縮後、TSK gel ODS−12
0Tカラムを用いた逆相HPLCに供した。溶出は、1
0mMギ酸アンモニウム(pH6.3)を含むアセトニ
トリル10%から50%(20分)のリニアグラジエン
トで行い、ACE阻害に寄与していると思われるピーク
を分取した。この結果、ほとんどのピークはほぼ単一と
なり、2回のHPLC操作でACE阻害活性ペプチドを
単離することができた。
【0039】なお、得られた画分の純度検定並びに再ク
ロマトはODSカラムを用いた逆相クロマトグラフィー
で、溶出は、0.1%トリフルオロ酢酸を含むアセトニ
トリル2%から30%(84分)のリニアグラジエント
で行った。
ロマトはODSカラムを用いた逆相クロマトグラフィー
で、溶出は、0.1%トリフルオロ酢酸を含むアセトニ
トリル2%から30%(84分)のリニアグラジエント
で行った。
【0040】
【実施例3】アミノ酸分析は、常法により塩酸加水分解
後、島津製作所製LC−6Aアミノ酸分析システムを用
いて行った。カラム:Shim−pack ISC−0
7/s1504Na(0.40cm×15cm)、カラ
ム温度:55℃、溶離液:A0.2Nクエン酸ナトリウ
ムpH3.20(7%エタノール含有)、B 0.2M
ホウ酸/0.6Nクエン酸ナトリウムpH10.0のプ
ログラムグラジエント、流速:0.3ml/min、検
出:o−フタルアルデヒド(oPA)法。ACE阻害ペ
プチドのアミノ酸配列はABI(Applied Bi
osystems Inc.)製477A/120A型
プロテインシーケンサーを用いて決定した。
後、島津製作所製LC−6Aアミノ酸分析システムを用
いて行った。カラム:Shim−pack ISC−0
7/s1504Na(0.40cm×15cm)、カラ
ム温度:55℃、溶離液:A0.2Nクエン酸ナトリウ
ムpH3.20(7%エタノール含有)、B 0.2M
ホウ酸/0.6Nクエン酸ナトリウムpH10.0のプ
ログラムグラジエント、流速:0.3ml/min、検
出:o−フタルアルデヒド(oPA)法。ACE阻害ペ
プチドのアミノ酸配列はABI(Applied Bi
osystems Inc.)製477A/120A型
プロテインシーケンサーを用いて決定した。
【0041】本発明で得られたペプチドは、Met−T
yr、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Tr
p−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−Arg
−Pro、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、
Arg−Val−Tyr及びLys−Trp−Glyで
あった。
yr、Leu−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Tr
p−Ala−Pro、Met−Phe、Gly−Arg
−Pro、Arg−Phe−His、Arg−Tyr、
Arg−Val−Tyr及びLys−Trp−Glyで
あった。
【0042】
【実施例4】シグマ社製ACE(EC.3.4.15.
1;ウサギ肺由来)2.5mU、蛋白質研究所製合成基
質Hippuryl−histidyl−L−leuc
ine 12.5mHを用いて、松井らの方法(T.M
atsui,H.Matsufuji and Y.O
sajima:Biosci.Biotech.Bio
chem.,56,517(1992))に準じて測定
した。すなわち、生成したL−histidyl−L−
leucineをTNP化させ、416nmの吸光度を
測定した。被験液での吸光度をEb、被験液の代わりに
水を加えた時の値をEc、あらかじめ反応停止液を加え
て反応させた時の被験液での値をEb2、水での値をE
b1として、阻害率(%)=((Ec−Eb1)−(Eb
−Eb2)/(Ec−Eb1))×100で表わした。試
料のACE阻害活性IC50値は、ACE酵素活性を50
%(阻害率)阻害するために必要な試料の蛋白質濃度で
示した。
1;ウサギ肺由来)2.5mU、蛋白質研究所製合成基
質Hippuryl−histidyl−L−leuc
ine 12.5mHを用いて、松井らの方法(T.M
atsui,H.Matsufuji and Y.O
sajima:Biosci.Biotech.Bio
chem.,56,517(1992))に準じて測定
した。すなわち、生成したL−histidyl−L−
leucineをTNP化させ、416nmの吸光度を
測定した。被験液での吸光度をEb、被験液の代わりに
水を加えた時の値をEc、あらかじめ反応停止液を加え
て反応させた時の被験液での値をEb2、水での値をE
b1として、阻害率(%)=((Ec−Eb1)−(Eb
−Eb2)/(Ec−Eb1))×100で表わした。試
料のACE阻害活性IC50値は、ACE酵素活性を50
%(阻害率)阻害するために必要な試料の蛋白質濃度で
示した。
【0043】各単離ペプチドのACE阻害活性IC50は
次の表7に示される。
次の表7に示される。
【0044】
【表7】
【0045】
【発明の効果】本発明によって得られた各新規ペプチド
はほとんど苦味もないので、飲食品自体ないし添加物と
して使用できるだけでなく、すぐれたACE阻害活性を
有するので、保健用食品として血圧上昇を抑制ないし予
防のために使用することができ、また、ACE阻害剤な
いし血圧降下剤として各種の剤型に製剤化して医薬とし
ても有利に使用できる。
はほとんど苦味もないので、飲食品自体ないし添加物と
して使用できるだけでなく、すぐれたACE阻害活性を
有するので、保健用食品として血圧上昇を抑制ないし予
防のために使用することができ、また、ACE阻害剤な
いし血圧降下剤として各種の剤型に製剤化して医薬とし
ても有利に使用できる。
【図1】ペプチドα−1000のUVスペクトルを図示
したものである。
したものである。
【図2】ペプチドα−1000のIRスペクトルを図示
したものである。
したものである。
【図3】ペプチドα−1000のゲル濾過による分子量
分布を図示したものである。
分布を図示したものである。
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 5/08 8318−4H 5/10 ZNA 8318−4H C12P 21/06 8214−4B (72)発明者 関 英 治 愛媛県大洲市平野町野田779番地2 仙味 エキス株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 新規ペプチド、Met−Tyr、Leu
−Tyr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala−
Pro、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、A
rg−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−Va
l−Tyr又は/及びLys−Trp−Gly。 - 【請求項2】 魚肉から得られたペプチドα−1000
をODS樹脂処理して、Met−Tyr、Leu−Ty
r、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala−Pr
o、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、Arg
−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−Val−
Tyr又は/及びLys−Trp−Glyを分離するこ
とを特徴とする新規ペプチドの製法。 - 【請求項3】 ペプチド、Met−Tyr、Leu−T
yr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala−Pr
o、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、Arg
−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−Val−
Tyr又は/及びLys−Trp−Glyを有効成分と
する血圧降下剤。 - 【請求項4】 ペプチド、Met−Tyr、Leu−T
yr、Tyr−Leu、Gly−Trp−Ala−Pr
o、Met−Phe、Gly−Arg−Pro、Arg
−Phe−His、Arg−Tyr、Arg−Val−
Tyr又は/及びLys−Trp−Glyを有効成分と
する血圧降下性機能食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34357392A JP3369233B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 新規ペプチド、その製法及び用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34357392A JP3369233B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 新規ペプチド、その製法及び用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166697A true JPH06166697A (ja) | 1994-06-14 |
JP3369233B2 JP3369233B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=18362573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34357392A Expired - Fee Related JP3369233B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 新規ペプチド、その製法及び用途 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3369233B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240600A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-04 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | ペプチドの精製方法 |
JP2002247955A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-03 | Takashi Okazaki | アンギオテンシン変換酵素阻害活性の高い分解物及びその製造方法並びに機能性食品 |
WO2005116053A1 (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Kyoto University | 新規な育毛剤 |
JP2009062363A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-03-26 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 繊維芽細胞増殖因子制御ペプチド |
WO2010087480A1 (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | 国立大学法人京都大学 | ペプチドを含む医薬または食品 |
WO2012070554A1 (ja) * | 2010-11-22 | 2012-05-31 | 国立大学法人京都大学 | ペプチド |
JP2014138617A (ja) * | 2014-04-18 | 2014-07-31 | Kikkoman Corp | アンジオテンシン変換酵素阻害ペプチド含有組成物 |
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CN109485700A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-19 | 广西大学 | 一种血管紧张素转化酶ace抑制肽及其制备方法 |
US10676505B2 (en) | 2016-06-16 | 2020-06-09 | Sunstar Inc. | Tripeptides having angiotensin converting enzyme inhibitory activity and uses thereof |
CN116350746A (zh) * | 2023-05-16 | 2023-06-30 | 海口桥水联合科技有限责任公司 | 沙丁鱼肽组合物在治疗过敏性鼻炎的药物中的应用 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP34357392A patent/JP3369233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2010087480A1 (ja) * | 2009-02-02 | 2012-08-02 | 国立大学法人京都大学 | ペプチドを含む医薬または食品 |
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JP2014138617A (ja) * | 2014-04-18 | 2014-07-31 | Kikkoman Corp | アンジオテンシン変換酵素阻害ペプチド含有組成物 |
US10676505B2 (en) | 2016-06-16 | 2020-06-09 | Sunstar Inc. | Tripeptides having angiotensin converting enzyme inhibitory activity and uses thereof |
CN109485700A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-19 | 广西大学 | 一种血管紧张素转化酶ace抑制肽及其制备方法 |
CN109485700B (zh) * | 2018-12-05 | 2021-08-17 | 广西大学 | 一种血管紧张素转化酶ace抑制肽及其制备方法 |
CN116350746A (zh) * | 2023-05-16 | 2023-06-30 | 海口桥水联合科技有限责任公司 | 沙丁鱼肽组合物在治疗过敏性鼻炎的药物中的应用 |
CN116350746B (zh) * | 2023-05-16 | 2024-03-22 | 海口桥水联合科技有限责任公司 | 沙丁鱼肽组合物在治疗过敏性鼻炎的药物中的应用 |
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