JP2785036B2 - 機能性食品 - Google Patents

機能性食品

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、機能性を有する新規ペプチドの利用に関す
るものである。
更に詳細には、本発明は、魚介類を自己消化処理と蛋
白分解酵素処理を同時に行って得られたもので、分子量
が500〜6,000の機能性ペプチドを有する食品及びカルシ
ウム吸収促進剤に関するものである。
(従来技術及び問題点) 一般に、魚介類を酸、アルカリ、蛋白分解酵素等で加
水分解して呈味性の加水分解物を得ることは普通に行わ
れている。
また、本発明者らは、先に、魚介類をまず自己消化分
解し、次いで蛋白分解酵素による処理を行い、新規なペ
プチドを得ることに成功することができた(特開昭62-8
7058)。
ここに得られた新規なペプチドについて各種試験をし
たところ機能性においてすぐれたものがみられたのであ
るが、その他、魚介類から得られる各種ペプチドについ
ては、牛乳から得られる多くの機能性ペプチド(New Fo
od Industry Vol.29,No.4(1987)29〜43頁)と同じ様
に、新らしい機能性ペプチドの出現が期待されるのであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、よりすぐれた機能性ペプチドを求めて
鋭意研究した結果、魚介類を自己消化処理と蛋白分解酵
素処理を同時に行うことによって、分子量500〜6,000の
新規な機能性ペプチドを得ることに成功し、しかも得ら
れたペプチドはカルシウム吸収促進能を有するという全
く新規にして有用な知見を得た。
本発明はこの新知見を基礎として更に研究の結果完成
されたものである。
本発明の有効成分である機能性ペプチドは、魚介類を
原料として製造するものであるが、先ず、これを採肉
機、デボーナー等によって処理して魚肉質を分離する。
原料は出来る限り新鮮なものが好ましい。分離した魚肉
は、10kg程度のすり身に分割し、このまま次の処理に使
用してもよいが、−20〜−50℃、例えば−30℃、程度の
冷気を吹き付けて急速凍結し、−20〜−25℃に保存して
おき、必要に応じてこれを適宜使用するようにしてもよ
い。
魚介類としては、イワシ、アジ、マグロ、カツオ、サ
ンマ、サバ等赤身魚;ヒラメ、タイ、キス、コノシロ、
タラ、ニシン、ブリ等白身魚;サメ、エイ等軟骨魚肉;
ワカサギ,コイ、イワナ、ヤマメ等淡水魚肉;アイザ
メ、アンコウ等深海魚肉のほか、エビ、カニ、タコ、ア
ミ類、各種貝類等も適宜使用できる。
本発明においては、採肉した後、粉砕機等によって魚
介肉を粉砕し、加水すると同時に蛋白分解酵素を添加
し、酵素適温(使用酵素によって異なるが、20〜60℃程
度)にまで加温し、pHも適値(pH3〜9程度)に調整
し、ゆるやかに攪拌しつつ、自己消化処理と蛋白分解酵
素処理を同時に行わせ、2〜20時間、好ましくは3〜5
時間程度で処理を停止するために、処理液を10〜15分煮
沸する。
また、蛋白分解酵素としては、蛋白質を分解し得る酵
素であればすべての酵素が単独で又は混合して使用し得
る。その起源は、動植物のほか微生物に求めることがで
き、ペプシン、レニン、トリプシン、キモトリプシン、
パパイン、ブロメレインのほか、細菌プロテアーゼ、糸
状菌プロテアーゼ、放線菌プロテアーゼ等も広く利用で
きる。これらの酵素は、通常、市販されているものが使
用されるが、未精製の酵素、酵素を含有した培養液、麹
といった固体又は液体の酵素含有物も、目的により必要
に応じて使用することができる。
蛋白分解酵素の量は、酵素の精製度によって相違し、
また、処理時間によっても相違するが、処理液の0.05〜
1%、好ましくは0.1%程度の使用で十分である。
酵素反応停止処理液はバイブロスクリーン等によって
濾過し、必要によりジェクター処理した後、シャープレ
ス遠心分離機等を用いて例えば10,000〜30,000rpmで遠
心分離する。
これを減圧濃縮等によって濃縮し(30Bx程度にまで)
た後、再度遠心分離してペプチド原液を得る。
こうして得たペプチド原液は、活性炭濾過、珪藻土濾
過等によって精製し、そのまま機能性ペプチド原液とし
て使用することができる。
ここに得られる機能性ペプチド原液は、更にアルコー
ル類による精製、イオン交換樹脂による精製等を行うこ
ともできるが、これらの精製は特に必要とすることな
く、各種組成物に有効成分として使用できる程に精製さ
れているものである。
ここに得られる機能性ペプチド原液は、デキストリン
を添加もしくは添加せずに、凍結乾燥したり、噴霧乾燥
したりして、粉末化することもできるものである。
このようにして得た機能性ペプチドは、文献未載で新
規なものであり、ESP-2と命名された。
ESP-2の物理化学的性質は次のとおりである。
1.元素分析値 C;55.22%、H;5.83%、N;7.31%、 O;31.64% 2.分子量 セファデックスG-50カラムクロマトグラフィーにより
分子量500〜6,000と認められる。
ゲル濾過による分子量分布図は第1図に示される。
3.融 点 145℃分解 4.比旋光度 ▲[α]20 D▼=19° 5.UVスペクトル 第2図のとおり。
6.IRスペクトル 第3図のとおり。
7.溶剤に対する溶解性 水、メタノール、DMSO等極性溶媒に可溶であるが、ク
ロロホルム、ヘキサン等非極性溶媒に不溶 8.呈色反応 ニンヒドリン反応 + ビウレット反応 + 銅−フォーリン反応 + フェノール硫酸反応 − 9.塩基性、酸性、中性の区別 微酸性、pH6.21(10%溶液) 10.物質の色、形状 黄白色粉末(凍結乾燥品) 11.水分含有 3.75%(常圧乾燥法) 12.塩 分 3.97%(Clとして電位差滴定法により測定) 13.全窒素及びアミノ酸態窒素 T−N:14.04%(ミクロケールダール法) アミノ酸態−N:2.22%(ホルモール法) 上記した機能性ペプチドは、すぐれた生理活性機能を
有している。
すなわちこのようにして得たペプチドは、後記する試
験例からも明らかなように卓越したカルシウム吸収促進
能を示すので、カルシウム吸収促進剤ないしはカルシウ
ム吸収促進性を有する機能性食品として、栄養食品や健
康食品等食品の技術分野のほか医療の技術分野において
広範に使用できるものである。
食品として使用する場合には、通常の食品ないし食品
添加物と全く同様に使用することができ、例えば、加熱
したり、溶解したり、他の食品等に添加混合しても何ら
差し支えなく、また場合によってはそのまま使用するこ
とも可能である。
医薬として使用する場合には、経口又は非経口投与す
ることができる。経口投与の場合には、例えば常法にし
たがい、錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル剤、散剤とす
ることができ、又、非経口投与の場合には、例えば注射
薬製剤、点滴剤、坐剤として使用することができる。
本発明に係る機能性ペプチドは、天然起源でありしか
も食品でもあるために毒性が全くないか又は極めて低
く、きわめて安全である(LD50>3,000mg/kg皮下、>5,
000mg/kg経口:いずれもラット)。
本発明に係る機能性ペプチドは、その種類、投与方
法、患者の症状、年令等によって異なるが、約0.1〜600
0mg/kg/日であり、1日に1〜4回投与するのが好まし
い。なお、予防目的のために健常人が服用する場合に
は、投与量、投与回数等に格別の制限はない。また必要
ある場合には、他の薬剤との併用も可能である。また、
機能性食品として使用する場合には、通常の食品ないし
機能性食品と全く同様に取扱うことができる。
以下、本発明を、試験例、製造例、調剤例により更に
詳細に説明する。
試験例1 製造例によってイワシから調製した機能性ペプチドES
P-2を用い、ニワトリヒナに10日間これを経口投与して
体重増加によるカルシウム吸収効果を試験した。
同様にして、魚介類を蛋白分解酵素、アルコール分
画、イオン交換処理して得たペプチドDAN-100(特開昭6
2-87058号)、大豆蛋白PM(不二製油製)、及びCPP(明
治乳業製)についても試験を行った。なお、飼料のみを
給餌したヒナ群を対照として、同様に試験した。
試験に供したニワトリヒナとしては、ふ化後10日のニ
ワトリヒナを購入し、3日間予備飼育を行った。その間
体重測定を行ない、平均的体重曲線のヒナを選別して試
験に用いた。
飼育は22±3℃、温度50±10%の部屋で、1ケージ5
羽の群飼い(1群10羽)で行ない、飼料は市販の中雛用
を、水は水道水をともに自由に摂取させた。
大豆蛋白PM、イワシ由来ペプチドDAN-100、ESP-2およ
びCPPは生理食塩水に溶解し、500mg/kgを1日1回、毎
朝10日間連続経口投与した。
試験は1月14日から開始し、1月24日まで毎日体重を
測定し、その結果について、投与前日からの体重の移動
および増減を表−1,2に示した。動物番号31、13、14、2
4、43および39は異常な成長曲線を描いたので、棄却検
定(スミノロフ法)により削除した。削除後の体重移動
および増減を表−3,4に示した。そしてこの表3,4の結果
をグラフにまとめ、第4図及び第5図にそれぞれ図示し
た。
上記結果から次のことが判る。
投与1日目(1/15)にDAN-100(P<0.001)、CPP
(p<0.001)およびPM群(P<0.01)の体重が投与前
日に比し減じた。
投与2日目(1/16)はESP-2、DAN-100、CPPおよび対
照群はそれぞれ14.6、11.4、15.6および14.7gと順調な
成長を示したが、PM群は3.2gと際だった成長がみられな
かった。
投与3日目(1/17)は2日目と同様にESP-2、DAN-10
0、CPPおよび対照群はそれぞれ13.2、12.2、19.0および
13.0gと順調な成長を示したが、PM群のみは6.6gと他群
に比し、低い成長であった。
投与4日目(1/18)にESP-2およびDAN-100群がそれぞ
れ34.5gと増加を示し(P<0.05)、有意差は認められ
なかったが、CPP群も33.4g、また対照群も30.5gと順調
な増加を示した。PM群は7.7gと前日と同様に低い成長で
あった。
投与5日目(1/19)は、PM群を除く他の群はそれぞれ
41.8、38.3、37.6および35.5gと順調に成長した。PM群
は15.5gと依然として低い成長であった。
投与6日目(1/20)はESP-2、CPP群がそれぞれ56.1g
(P<0.05)、56.0g(P<0.05)と増加し、DAN-100、
対照群もそれぞれ52.1、49.5gと順調に増加した。
PM群は21.1gと依然低い増加であった。
投与7日目(1/21)は、ESP-2が72.5g(P<0.05)、
またPM群を除いた他の群はそれぞれ66.3、69.4、64.8g
と順調な成長を示した。PM群は33.4gと他群の成長の半
分であった。
投与8日目(1/22)は、PM群を除いた各群はそれぞれ
83.8、75.0、81.4および77.7gと順調に体重が増加し
た。PM群は41.3gと成長が抑えられた。
投与9日目(1/23)は、PM群を除いた各群はそれぞれ
86.9、83.6、90.4および82.7gと順調に体重が増加し
た。PM群は52.4gと依然低い体重増加であった。投与最
終日(1/24)は、PM群を除いた各群とも105.0、97.3、1
07.3および104.1gと10日間で順調な生長曲線を描いてき
た。
PM群は64.6g(P<0.001)と体重増加が抑制された。
これらの結果から、ESP-2には非常にすぐれた体重増
加能が認められ、ESP-2はすぐれた成長促進剤として使
用できることが明らかとなった。
また、本試験に供したニワトリヒナはカルシウム吸収
にすぐれているので、投薬による体重増加はカルシウム
吸収の結果ともみることができ、上記の結果の内、例え
ば第4図の成長曲線をみると、ESP-2群、およびCPP群は
順調な成長曲線を描き、カルシウムの吸収促進効果が認
められた(P<0.01)。有意差は認められなかったが、
DAN-100群についても対照群に比し、カルシウム吸収は
優れていた。
大豆蛋白のPM群は、成長曲線が第4図の通り、著しく
低く逆に成長抑制作用を示した。
以上の結果からカルシウム吸収効果については、ESP-
2にCPP(明治乳業)と同等以上の有効性が認められた。
試験例2 試験例1において、最終試験日(1月24日)に体重測
定を行った後、各ニワトリヒナを放血致死させて右側大
腿骨を採取し、下記の項目について測定を行った。
(1)湿重量 (2)乾燥重量 (3)灰化後重量 (4)Caの定量 次いで体重増加曲線(第4、5図)、大腿骨重量およ
び灰化後のカルシウム量を求めて対照群と比較し、カル
シウム吸収促進作用をstudents t-testを用いて評価
し、その結果を表5、6に示した。
上記の結果から次のことが判る。
(1)骨湿重量 最終試験日に体重測定後、右側大腿骨を採取し、湿重
量を測定した。有意差は認められなかったが(表−5、
6)、ESP-2、DAN-100、CPP、PMおよび対照群はそれぞ
れ1.782、1.6516、1.8147、1.3436および1.6466gと体重
に比例した重量を示した。
(2)骨乾燥重量 湿重量を測定したのち、乾熱乾燥器にて95℃、16時間
乾燥させ、重量を測定した(表−5、6)、ESP-2、DAN
-100、CPP、PMおよび対照群はそれぞれ0.7128、0.659
4、0.7319、0.5441および0.6591gと湿重量と同様の傾向
を示した。
(3)灰化 大腿骨の乾燥重量を測定したのち、電気炉で5時間50
0℃で加熱して灰化した。さらにその重量を電子天秤で
測定した(表−5、6)。
ESP-2、DAN-100、CPP、PMおよび対照群はそれぞれ0.2
793、0.2550、0.2767、0.1964および0.2502gと湿重量、
乾燥重量と同様の傾向を示した。
(4)カルシウム量測定 灰化成分の重量測定したのち、2N、HCl、10mlに溶解
して、カルシウム測定に供した。測定は、カルシウム測
定セット「第一」を用いて0−クレゾールフタレインコ
ンプレキソン法にて測定し、全灰分のカルシウム量に換
算した。ESP-2、CPPは98.9、97.8mgと有意差を認めた
(P<0.01)。DAN-100は90.6mgで有意差は認められな
かった。PMは73.7mgと対照群よりも低い結果に終った。
これらの結果から明らかなように、ESP-2には卓越し
たカルシウム吸収能が存することが科学的に立証され
た。
製造例1 新鮮イワシをデボーナーで処理して採肉し、得られた
イワシ肉身10kgを粉砕機で粉砕した後、等量の水及びデ
ナチーム(市販プロテアーゼ製剤商品名)10gを加え、
よく混合し、45℃に4時間保持して自己消化及び酵素分
解を行った。反応液をpH7に中和し、次いで15分間煮沸
して酵素を失活せしめた。
これをバイブロスクリーン(150メッシュ)で濾過
し、濾液を5000rpmでジェクター処理した後、シャープ
レス遠心分離機で処理し(15,000rpm)、20Bxとなるま
で常温加熱濃縮し、そして再度シャープレス遠沈処理
(15,000rpm)した。
得られた清登液を減圧濃縮機にて4倍に濃縮し、濃縮
液を活性炭濾過し、次いで珪藻土濾過し、わずか黄色を
帯び透明な機能性ペプチドESP-2の溶液を得た。
製造例2 製造例1で得た機能性ペプチドESP-2をそのまま凍結
乾燥し、黄白色の機能性ペプチドESP-2を得た。
製造例3 製造例1で得た機能性ペプチドESP-2溶液に5%のデ
キストリンを加え、噴霧乾燥して、機能性ペプチドESP-
2乾燥粉末を得た。
製造例4 凍結イワシ10kgを粉砕し、等量の水及びペプシン(市
販)8gを添加して、よく混合し、45℃で3時間保持し、
自己消化及び酵素分解を行った。反応液をpH7に調整
し、15分間煮沸して酵素を失活せしめた。
反応液を冷却後、遠心分離し、分離液を限外濾過によ
り5倍に濃縮し、濃縮液を活性炭濾過し、次いで珪藻土
濾過し、わずか黄色を帯び透明な機能性ペプチドESP-2
の溶液を得た。
調剤例1 (1)ESP-2の凍結乾燥粉末(製造例2) 10g (2)塩化ナトリウム 9g (3)クロロブタノール 5g (4)炭酸水素ナトリウム 1g 全成分を蒸留水1000mlに溶解し、褐色アンプル1000個
に1mlずつ分注し、窒素ガスで置換して封入し、注射剤
を製造した。
調剤例2 (1)ESP-2の噴霧乾燥粉末(製造例3) 10g (2)卵黄粉末 3g (3)乳糖 87g (4)コーンスターチ 29g (5)ステアリン酸マグネシウム 1g (1),(2),(3)及び17gのコーンスターチを
混和し、7gのコーンスターチから作ったペーストととも
に顆粒化し、この顆粒に5gのコーンスターチと(5)と
を加え、得られた混合物を圧縮錠剤機で打錠し、錠剤10
00個を製造した。
調剤例3 ESP-2の溶液(製造例4)20kg、卵黄30kg、グラニュ
ー糖10kgに水を加えて全量を100kgとし、これを良く混
合した。
次いで90〜95℃で15〜30秒間殺菌処理し、品温を70℃
程度にまで急冷し、予じめ殺菌した褐色ビンに100gずつ
充填し、直ちに密栓し、ドリンク剤1000本を製造した。
(発明の効果) 本発明に係る有効成分である魚介類由来のペプチドは
卓越したカルシウム吸収促進機能を有するのみでなく、
極めて安全性が高いため、カルシウム吸収促進機能を有
する機能性食品として、そしてまたカルシウム吸収促進
剤として、飲食品、飼料、医薬、動物医薬等の技術分野
において重用されるものである。
また、本ペプチドは卓越した体重増加機能も有するの
で、成長促進剤ないし成長促進機能を有する飲食品とし
ても極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は機能性ペプチドESP-2のゲル濾過による分子量
分布を示す図で、第2図はESP-2のUVスペクトルを示す
図で、第3図はESP-2のIRスペクトルを示す図で、第4
図及び第5図は、表3及び4の結果をそれぞれ図示した
グラフである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚介類を、自己消化処理と蛋白分解酵素処
    理を同時に行って得られたもので、分子量500〜6000の
    ペプチドを含有すること、を特徴とするカルシウム吸収
    促進機能を有する食品。
  2. 【請求項2】魚介類を、自己消化処理と蛋白分解酵素処
    理を同時に行って得られたもので、分子量500〜6000の
    ペプチドを有効成分とすること、を特徴とするカルシウ
    ム吸収促進剤。
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