JPH06166045A - パッキンシート用カレンダ並びにパッキンシートの製造方法 - Google Patents
パッキンシート用カレンダ並びにパッキンシートの製造方法Info
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- JPH06166045A JPH06166045A JP5161985A JP16198593A JPH06166045A JP H06166045 A JPH06166045 A JP H06166045A JP 5161985 A JP5161985 A JP 5161985A JP 16198593 A JP16198593 A JP 16198593A JP H06166045 A JPH06166045 A JP H06166045A
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パッキンシートを形成するための混合材をロ
ールで圧延するに際し、混合材の層の表面温度を厚さと
は無関係に、できるだけ広い範囲で均一で、かつ加熱ロ
ール表面温度も一様に維持しながら、作業が実施できる
ようにするパッキンシート製造用のカレンダと、パッキ
ンシートの製造方法の提供。 【構成】 架台1に液状の加熱媒体で加熱される大径の
加熱ロール2と、小径の押圧ロール3を軸支してなるパ
ッキンシート用カレンダにおいて、加熱ロール2の外周
の一部を包囲して少くとも1つの放熱用の熱源4を配設
し、加熱ロール2上に形成されたパッキンシートが、該
加熱ロール2の幅全体にわたって追加加熱されるように
する。製造方法としては、ロール2,3の隙間にあらか
じめ混合したゴム、繊維および溶剤から成る混合材を投
入し、多数回の加熱ロール2の回転の間に混合材を極め
て優れた層材に圧延し、またこの圧延された層材を加熱
ロール2の回転の間に完全に加硫するものである。
ールで圧延するに際し、混合材の層の表面温度を厚さと
は無関係に、できるだけ広い範囲で均一で、かつ加熱ロ
ール表面温度も一様に維持しながら、作業が実施できる
ようにするパッキンシート製造用のカレンダと、パッキ
ンシートの製造方法の提供。 【構成】 架台1に液状の加熱媒体で加熱される大径の
加熱ロール2と、小径の押圧ロール3を軸支してなるパ
ッキンシート用カレンダにおいて、加熱ロール2の外周
の一部を包囲して少くとも1つの放熱用の熱源4を配設
し、加熱ロール2上に形成されたパッキンシートが、該
加熱ロール2の幅全体にわたって追加加熱されるように
する。製造方法としては、ロール2,3の隙間にあらか
じめ混合したゴム、繊維および溶剤から成る混合材を投
入し、多数回の加熱ロール2の回転の間に混合材を極め
て優れた層材に圧延し、またこの圧延された層材を加熱
ロール2の回転の間に完全に加硫するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパッキンシート製造用の
カレンダと、架台に流動性の熱媒体で加熱される大径の
加熱ロールと、小径の押圧ロールを軸承した前記カレン
ダで、ロール隙間にあらかじめ混合したゴム、繊維およ
び溶剤から成る軟い混合材を装入し、多数回の加熱ロー
ル回転の間に前記混合材を極めて優れた層材に圧延し、
またこの圧延された層材を加熱ロール回転の間に完全に
加硫するパッキンシートの製造方法とに関するものであ
る。
カレンダと、架台に流動性の熱媒体で加熱される大径の
加熱ロールと、小径の押圧ロールを軸承した前記カレン
ダで、ロール隙間にあらかじめ混合したゴム、繊維およ
び溶剤から成る軟い混合材を装入し、多数回の加熱ロー
ル回転の間に前記混合材を極めて優れた層材に圧延し、
またこの圧延された層材を加熱ロール回転の間に完全に
加硫するパッキンシートの製造方法とに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パッキンシートは特殊なカレンダで製造
され、これは流動性の熱媒体で加熱された大径の加熱ロ
ールと、加熱されない、大抵は冷却された小径の押圧ロ
ールを有している。大径の加熱ロールは経済的なパッキ
ンシートの製造には必要である。なぜならパッキンシー
トは不連続な工程で生産されるもので、そこではあらか
じめ混合したゴム材、繊維および溶剤から成る混合材が
ロール隙間に投入され、次いで多数回の加熱ロール回転
の間に加熱ロール上で、極めて優れた層材に圧延される
のである。圧延された層材は加熱ロールの回転の間に、
加熱ロールから放出される熱で加硫されて、中空円筒状
のパッキンシートに形成される。加熱ロールの直径は例
えばほぼ1300mm以上で幅は約2000mmである。加硫が完了
すると加熱ロールと押圧ロールは停止し、加熱ロール上
に圧延された層材は軸方向の切断によって1枚のシート
状になって、その切断縁を掴まれて加熱ロールから剥が
される。
され、これは流動性の熱媒体で加熱された大径の加熱ロ
ールと、加熱されない、大抵は冷却された小径の押圧ロ
ールを有している。大径の加熱ロールは経済的なパッキ
ンシートの製造には必要である。なぜならパッキンシー
トは不連続な工程で生産されるもので、そこではあらか
じめ混合したゴム材、繊維および溶剤から成る混合材が
ロール隙間に投入され、次いで多数回の加熱ロール回転
の間に加熱ロール上で、極めて優れた層材に圧延される
のである。圧延された層材は加熱ロールの回転の間に、
加熱ロールから放出される熱で加硫されて、中空円筒状
のパッキンシートに形成される。加熱ロールの直径は例
えばほぼ1300mm以上で幅は約2000mmである。加硫が完了
すると加熱ロールと押圧ロールは停止し、加熱ロール上
に圧延された層材は軸方向の切断によって1枚のシート
状になって、その切断縁を掴まれて加熱ロールから剥が
される。
【0003】以前に使用されていたゴム材、石綿繊維お
よび溶剤の混合材は現在では許されておらず、パッキン
シート製造用に準備される代用繊維は加工が著しく困難
で、温度と回転数に関する作業パラメータは極めてきび
しいものとなった。もしそれらが守られなければ不良品
が生ずるのである。以前石綿繊維を用いてパッキンシー
トを生産していた時代は、機械指導者の技術的知識と能
力のみに頼って生産できたのであるが、現在使用される
繊維と、常にきびしくなる技術的な要求のもとでは、機
械の作業指示にコンピュータを必要とする程複雑な工程
の進行が守られねばならない。この困難さに関しては本
質的には、パッキンシート製造用の混合材は強い断熱特
性を有し、従って構造部材に使用されるパッキンシート
は、その厚さが厚ければ厚い程、結果として熱の遮断作
用が強くなって、圧延された層材の表面温度が益々取去
られ、加硫作用が減速し、かつ不均一になるという事態
を惹き起こすのである。さらに、層材の上層部を充分に
加硫するには、作業工程の不経済をもたらす。この問題
を克服するには適切な工程に対する極めて高い要求が課
せられる。これらの高い要求はしかし、不利なことには
圧延された層材が厚くなるほど温度低下が著しくなるこ
とから、生産される製品の品質に悪影響を及ぼすのであ
る。
よび溶剤の混合材は現在では許されておらず、パッキン
シート製造用に準備される代用繊維は加工が著しく困難
で、温度と回転数に関する作業パラメータは極めてきび
しいものとなった。もしそれらが守られなければ不良品
が生ずるのである。以前石綿繊維を用いてパッキンシー
トを生産していた時代は、機械指導者の技術的知識と能
力のみに頼って生産できたのであるが、現在使用される
繊維と、常にきびしくなる技術的な要求のもとでは、機
械の作業指示にコンピュータを必要とする程複雑な工程
の進行が守られねばならない。この困難さに関しては本
質的には、パッキンシート製造用の混合材は強い断熱特
性を有し、従って構造部材に使用されるパッキンシート
は、その厚さが厚ければ厚い程、結果として熱の遮断作
用が強くなって、圧延された層材の表面温度が益々取去
られ、加硫作用が減速し、かつ不均一になるという事態
を惹き起こすのである。さらに、層材の上層部を充分に
加硫するには、作業工程の不経済をもたらす。この問題
を克服するには適切な工程に対する極めて高い要求が課
せられる。これらの高い要求はしかし、不利なことには
圧延された層材が厚くなるほど温度低下が著しくなるこ
とから、生産される製品の品質に悪影響を及ぼすのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の欠
点を排除するものである。本発明の課題は、現在でも使
用されるゴム材、繊維および溶剤から成る、影響を受け
易い混合材であっても、層材の表面温度は厚さとは無関
係に、できるだけ広い範囲で均一で、かつ加熱ロール表
面温度も一様に維持しつつ、作業が実施できるようにす
ることである。
点を排除するものである。本発明の課題は、現在でも使
用されるゴム材、繊維および溶剤から成る、影響を受け
易い混合材であっても、層材の表面温度は厚さとは無関
係に、できるだけ広い範囲で均一で、かつ加熱ロール表
面温度も一様に維持しつつ、作業が実施できるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を、加
熱ロールの加熱とは別に、圧延された層材を外部からの
熱源によって加熱することにより解決した。このために
パッキンシート用カレンダは、加熱ロールの外周の一部
を少くとも1つの放熱エネルギ源で包囲し、加熱ロール
の外周を、外部から追加的に加熱して、加熱ロールの幅
全体が加熱されるように構成したのである。
熱ロールの加熱とは別に、圧延された層材を外部からの
熱源によって加熱することにより解決した。このために
パッキンシート用カレンダは、加熱ロールの外周の一部
を少くとも1つの放熱エネルギ源で包囲し、加熱ロール
の外周を、外部から追加的に加熱して、加熱ロールの幅
全体が加熱されるように構成したのである。
【0006】外部から加熱することで、加熱ロール上で
圧延された層材の表面は、加熱ロールの表面温度を一様
に、または殆ど一様に保つことができる。従って層材の
表面と加熱ロールの表面間の、すべての層材が圧延上層
部を含めて一様の温度を有することになる。このことは
機械の操作を著しく容易ならしめ、コンピュータ制御は
簡単となり、従来使用されなかった混合材もパッキンシ
ートに加工できるようになった。工程期間は、加熱ロー
ルが全作業過程にわたって一定な、または殆ど一定な回
転数を維持することが可能となるので、短縮するのであ
る。
圧延された層材の表面は、加熱ロールの表面温度を一様
に、または殆ど一様に保つことができる。従って層材の
表面と加熱ロールの表面間の、すべての層材が圧延上層
部を含めて一様の温度を有することになる。このことは
機械の操作を著しく容易ならしめ、コンピュータ制御は
簡単となり、従来使用されなかった混合材もパッキンシ
ートに加工できるようになった。工程期間は、加熱ロー
ルが全作業過程にわたって一定な、または殆ど一定な回
転数を維持することが可能となるので、短縮するのであ
る。
【0007】製造工程の終了後にパッキンシートを加熱
ロールから取外すためには、製造したパッキンシートの
剥ぎ取りのために、その剥ぎ取り作業に要する作業範囲
から、また加熱ロールから離れる方向に、外部熱源を揺
動させ、または摺動させることは有効である。
ロールから取外すためには、製造したパッキンシートの
剥ぎ取りのために、その剥ぎ取り作業に要する作業範囲
から、また加熱ロールから離れる方向に、外部熱源を揺
動させ、または摺動させることは有効である。
【0008】これは外部熱源を揺動可能なカバー体、ま
たは摺動可能な支持体に装着することによって有利に達
成することができる。
たは摺動可能な支持体に装着することによって有利に達
成することができる。
【0009】外部熱源を作業範囲から取り除くには著し
い力を要する。そのため、カバー体および/または摺動
可能な支持体が、架台にリンク連結された摺動可能なサ
ーボモータ、あるいは架台または基枠に取着された摺動
可能なサーボモータにそれぞれ装着されるならば好都合
である。
い力を要する。そのため、カバー体および/または摺動
可能な支持体が、架台にリンク連結された摺動可能なサ
ーボモータ、あるいは架台または基枠に取着された摺動
可能なサーボモータにそれぞれ装着されるならば好都合
である。
【0010】かかるパッキンシート用カレンダはフード
カバーで包囲され、これにより蒸発し、また湯気となっ
た溶剤を排気させることができる。そのため、カバー体
および/または支持体はフードカバーの一部に構成する
ことが望ましい。
カバーで包囲され、これにより蒸発し、また湯気となっ
た溶剤を排気させることができる。そのため、カバー体
および/または支持体はフードカバーの一部に構成する
ことが望ましい。
【0011】また1つのカバー体で加熱ロールの後背部
を包囲し、他のカバー体または支持体で加熱ロールの下
部開放部を包囲し、また別のカバー体または支持体で加
熱ロールの上部を包囲することが望ましい。
を包囲し、他のカバー体または支持体で加熱ロールの下
部開放部を包囲し、また別のカバー体または支持体で加
熱ロールの上部を包囲することが望ましい。
【0012】熱源としては電熱ヒータ、対流放熱器(コ
ンベクタ)および熱空気ノズルを使用できる。
ンベクタ)および熱空気ノズルを使用できる。
【0013】ロールが停止、汚れおよび/または過熱し
たとき、追加の加熱をスイッチオフするためのスイッチ
を設けることは有効である。
たとき、追加の加熱をスイッチオフするためのスイッチ
を設けることは有効である。
【0014】またもしこのパッキンシート用カレンダの
機械制御のために過熱のとき、機械を停止する手段を備
えた温度監視装置を有するならば効果的である。
機械制御のために過熱のとき、機械を停止する手段を備
えた温度監視装置を有するならば効果的である。
【0015】さらにもし製品温度、混合材の調製方法お
よび熱源の温度に応じて、追加過熱をおこなわせるため
のマイクロプロセッサを装備することは効果的である。
よび熱源の温度に応じて、追加過熱をおこなわせるため
のマイクロプロセッサを装備することは効果的である。
【0016】
【実施例】本発明の本質を以下、図面に示した実施例に
基づいてより詳細に説明する。
基づいてより詳細に説明する。
【0017】パッキンシート用カレンダは2つの架台1
を有し、これに加熱ロール2と押圧ロール3が軸支され
ている。加熱ロール2は加圧蒸気で加熱されるが、押圧
ロール3は加熱されずに冷却されている。
を有し、これに加熱ロール2と押圧ロール3が軸支され
ている。加熱ロール2は加圧蒸気で加熱されるが、押圧
ロール3は加熱されずに冷却されている。
【0018】加熱ロール2は部分的に熱源4で包囲され
ている。数個の熱源がカバー体5に装着され、該カバー
体5は架台1に回動支点8で支持されたサーボモータ7
の作動により回動支点6の回りに揺動可能である。サー
ボモータ7はピストン−シリンダユニットであるが、圧
縮空気式、油圧式、機械式または電動回転モータ式のい
づれでもよい。
ている。数個の熱源がカバー体5に装着され、該カバー
体5は架台1に回動支点8で支持されたサーボモータ7
の作動により回動支点6の回りに揺動可能である。サー
ボモータ7はピストン−シリンダユニットであるが、圧
縮空気式、油圧式、機械式または電動回転モータ式のい
づれでもよい。
【0019】カバー体5は加熱ロール2の外周の一部分
のみを包囲する。従って熱源4のための支持体9が配設
され、該支持体9はサーボモータ10の作動でベース近く
の位置から加熱ロール2の表面近くの位置まで摺動可能
である。
のみを包囲する。従って熱源4のための支持体9が配設
され、該支持体9はサーボモータ10の作動でベース近く
の位置から加熱ロール2の表面近くの位置まで摺動可能
である。
【0020】ここで、カバー体5は熱源4のための支持
体として同様に構成され、これはほぼ下部のロール隙間
に回転中心を有し、該熱源4を支持するカバー体5が水
平に近い姿勢から下方に向って、垂直に近い姿勢に揺動
できるようにすることもまた目的に適っている。
体として同様に構成され、これはほぼ下部のロール隙間
に回転中心を有し、該熱源4を支持するカバー体5が水
平に近い姿勢から下方に向って、垂直に近い姿勢に揺動
できるようにすることもまた目的に適っている。
【0021】加熱ロール2の左上において、他の熱源4
が別の支持体11に装着されている。この別の支持体11は
パッキンシート用カレンダの架台1の間に固定取付され
ている。
が別の支持体11に装着されている。この別の支持体11は
パッキンシート用カレンダの架台1の間に固定取付され
ている。
【0022】これら3つの熱源4を支持する部材5,
9,11は作業中はシールテープ12を介して互に分離さ
れ、互に気密状態で隣接配置されている。かくしてこれ
らの部材で加熱ロール2を殆ど完全に包囲するフードカ
バーが形成され、これより溶剤の蒸気が抜け出て行くこ
とになる。
9,11は作業中はシールテープ12を介して互に分離さ
れ、互に気密状態で隣接配置されている。かくしてこれ
らの部材で加熱ロール2を殆ど完全に包囲するフードカ
バーが形成され、これより溶剤の蒸気が抜け出て行くこ
とになる。
【0023】なお、以上の実施例において、ロール2,
3の停止、汚れおよび/または過熱のときに、追加の加
熱をスイッチオフするためのスイッチを配設することが
好ましい。
3の停止、汚れおよび/または過熱のときに、追加の加
熱をスイッチオフするためのスイッチを配設することが
好ましい。
【0024】また、当該パッキンシート用カレンダの機
械制御のために過熱の場合に機械を停止する手段を備え
た温度監視装置を有することが好ましい。
械制御のために過熱の場合に機械を停止する手段を備え
た温度監視装置を有することが好ましい。
【0025】さらに、製品温度、混合材の調製法および
熱源(加熱ロール2)の温度に応じて、追加加熱をする
ためのマイクロプロセッサを備えることが好ましい。
熱源(加熱ロール2)の温度に応じて、追加加熱をする
ためのマイクロプロセッサを備えることが好ましい。
【0026】また、上記実施例によるパッキンシート用
カレンダを利用したパッキンシートの製造方法にあって
は、ロール2,3の隙間にあらかじめ混合したゴム、繊
維および溶剤から成る混合材を投入し、多数回の加熱ロ
ールの回転の間に前記混合材を極めて優れた層材に圧延
し、またこの圧延された層材を加熱ロール2の回転の間
に完全に加硫するものである。
カレンダを利用したパッキンシートの製造方法にあって
は、ロール2,3の隙間にあらかじめ混合したゴム、繊
維および溶剤から成る混合材を投入し、多数回の加熱ロ
ールの回転の間に前記混合材を極めて優れた層材に圧延
し、またこの圧延された層材を加熱ロール2の回転の間
に完全に加硫するものである。
【0027】ここで、製造工程の間の加熱ロール2の回
転数は減少が極く僅かであるか、全くなくすることがで
きる。
転数は減少が極く僅かであるか、全くなくすることがで
きる。
【0028】また、製造されたパッキンシートの剥ぎ取
りのために、剥ぎ取り作業に要する作業範囲から、また
加熱ロール2から外部熱源4を、離れる方向に揺動さ
せ、または摺動させることが好ましい。
りのために、剥ぎ取り作業に要する作業範囲から、また
加熱ロール2から外部熱源4を、離れる方向に揺動さ
せ、または摺動させることが好ましい。
【図1】本発明の一実施例によるパッキンシート用カレ
ンダの断面図
ンダの断面図
【図2】図1に示したカレンダの背面図
1 架台 2 加熱ロール 3 押圧ロール 4 熱源 5 カバー体 6,8 回動支点 7,10 サーボモータ 11 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:26 4F (72)発明者 ハンス・フリートベルト・ラム ドイツ連邦共和国 デー3005 ヘミンゲン 4,アーニュマー・キルヒシュトラーセ 5ベー
Claims (13)
- 【請求項1】 架台に液状の加熱媒体で加熱される大径
の加熱ロールと、小径の押圧ロールを軸支してなるパッ
キンシート用カレンダにおいて、加熱ロール(2)の外
周の一部を包囲して少くとも1つの放熱用の熱源(4)
を配設し、加熱ロール(2)上に形成されたパッキンシ
ートが、該加熱ロール(2)の幅全体にわたって追加加
熱されるようにしたことを特徴とするパッキンシート用
カレンダ。 - 【請求項2】 熱源(4)を揺動可能なカバー体(5)
に、または摺動可能な支持体(9)に装着したことを特
徴とする請求項1に記載のパッキンシート用カレンダ。 - 【請求項3】 カバー体(5)および/または摺動可能
な支持体(9)は、架台(1)にリンク連結されたサー
ボモータ(7)により揺動可能であるか、または架台
(1)または基枠に取着されたサーボモータ(10)によ
り摺動可能であることを特徴とする請求項1に記載のパ
ッキンシート用カレンダ。 - 【請求項4】 カバー体(5)および/または支持体
(9)は排気および/またはフードカバーの一部を形成
することを特徴とする請求項1に記載のパッキンシート
用カレンダ。 - 【請求項5】 カバー体(5)は加熱ロール(2)の後
背部を包囲していることを特徴とする請求項1に記載の
パッキンシート用カレンダ。 - 【請求項6】 他のカバー体または支持体(9)が加熱
ロール(2)の下側開放部を包囲していることを特徴と
する請求項1に記載のパッキンシート用カレンダ。 - 【請求項7】 別のカバー体または支持体(11)が加熱
ロール(2)の上部を包囲していることを特徴とする請
求項1に記載のパッキンシート用カレンダ。 - 【請求項8】 ロールの停止、汚れおよび/または過熱
のときに、追加の加熱をスイッチオフするためのスイッ
チを配設することを特徴とする請求項1に記載のパッキ
ンシート用カレンダ。 - 【請求項9】 当該パッキンシート用カレンダの機械制
御のために過熱の場合に機械を停止する手段を備えた温
度監視装置を有することを特徴とする請求項1に記載の
パッキンシート用カレンダ。 - 【請求項10】 製品温度、混合材の調製法および熱源
の温度に応じて、追加加熱をするためのマイクロプロセ
ッサを備えたことを特徴とする請求項1に記載のパッキ
ンシート用カレンダ。 - 【請求項11】 架台に流動性の熱媒体で加熱される大
径の加熱ロールと、小径の押圧ロールを軸支したパッキ
ンシート用カレンダにおいて、ロール隙間にあらかじめ
混合したゴム、繊維および溶剤から成る混合材を投入
し、多数回の加熱ロールの回転の間に前記混合材を極め
て優れた層材に圧延し、またこの圧延された層材を加熱
ロール回転の間に完全に加硫することを特徴とするパッ
キンシートの製造方法。 - 【請求項12】 製造工程の間の加熱ロールの回転数の
減少は、極く僅かであるか、全くないことを特徴とする
請求項11に記載のパッキンシートの製造方法。 - 【請求項13】 製造されたパッキンシートの剥ぎ取り
のために、剥ぎ取り作業に要する作業範囲から、また加
熱ロールから外部熱源を、離す方向に揺動させ、または
摺動させることを特徴とする請求項11に記載のパッキ
ンシートの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4222241A DE4222241C2 (de) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | Dichtungsplattenkalander |
DE42222419 | 1992-07-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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