JP2897204B2 - リードフレーム加熱装置 - Google Patents
リードフレーム加熱装置Info
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- lead frame
- plate
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Description
トランスファモールド機にあって、リードフレームをプ
リヒートするリードフレーム加熱装置に関する。
モールド機の主として加熱部分を示す従来例を示してお
り、図に示すようにミニタブレット(図示省略)を二列
に配列してプリヒートする部分P、ミニタブレットを支
持する機構S、リードフレームのセット部分Rに大略分
けることができる。このうち、ミニタブレットをプリヒ
ートする部分Pは、箱状加熱部1P、この加熱部1Pを
連通する導波管2P、導波管2Pの基部の高周波発生器
3P、ロッド電極4Pに接続している電極板5P,6P
があり、電極板5P,6Pに挟まれてミニタブレットが
移送され加熱されるガイド筒7Pが金型(図示省略)の
ポット配置に対応して配置されている。
は、ガイド筒7P内に下からミニタブレットを支持し押
し上げる押上バー8Sおよびその駆動部を有する。
イド筒7Pと連通するミニタブレットのガイド部9Rを
中心として、その上部両側にリードフレーム載置部分1
0R1〜10R4を有するターンテーブル11Rと、固
定テーブル12Rとが備えられ、ターンテーブル11R
の載置部分10R1上に一方向から供給されたリードフ
レームは180゜回転されて載置部分10R2に位置さ
れ、ついで移載機構(図示省略)によりターンテーブル
11Rから固定テーブル12Rへリードフレームを移載
しており、この結果載置部分10R1〜10R4全てに
わたってリードフレームが供給されてプリヒートされ
る。こうして、プリヒートされたリードフレームと前述
の高周波加熱によるミニタブレットとが移載機構により
モールド金型へ移載される。トランスファモールド機の
主として加熱部分の従来例の概略としては、図4に示す
如きものである。
目するに、プリヒートに当って一般的に行なわれている
手段は、図5に示すものがあり、リードフレーム20が
載置される余熱テーブル21内にカートリッジヒータ2
2を内蔵しており、リードフレーム20を回転させる際
にはリードフレーム20を載せたプレート(図示省略)
を浮かせて回転させ、回転後このプレートを沈ませてリ
ードフレーム20を置き直すという機構となっている。
ヒート機構において、カートリッジヒータ22による熱
は、熱伝導により余熱テーブル21に伝わり、ついでリ
ードフレーム20を載せたプレートに伝わることにな
り、この余熱テーブル21とプレートとの熱伝導状態に
より温度のばらつきが生じ、均一加熱ができにくいとい
う問題がある。
は、上昇動作、回転動作、下降動作を行なうことにな
り、この点回動動作だけの場合と異なり機構が複雑にな
り、ユニットの大型化につながると共に動作確認用セン
サが必要となるなどの問題がある。
リードフレームに応じてテーブル部分等の部品を交換し
なければならない状況では、部品点数の多さに伴って、
無視できないものとなる。
ームの温度加熱を均一にしかつ装置を小型化したリード
フレーム加熱装置の提供を目的とする。
発明は、次の発明特定事項を有する。
ルド金型内に供給するトランスファモールド機にあって
リードフレームをプリヒートするリードフレーム加熱装
置において、前記リードフレームを載置するプレート
と、このプレートを回転させる耐熱処理されたシリンダ
と、前記プレート上のリードフレームを加熱するよう配
置された遠赤外線ヒータとを有することを特徴とする。
のリードフレームを載置する部分は、溝及び底が抜けた
貫通溝のいずれかであることを特徴とする。
外線ヒータを備えることにより、プレート自体にヒータ
を内蔵させたり一体化することなくプレートを回転させ
るだけの機構に連結させれば良く、リードフレームの種
類が変ったとしてもプレートのみを変更するだけで済
む。
発明の実施の形態の一例を説明する。図1,図2におい
ては、加熱装置の一例が図示され、図において、ベース
プレート4上には、180゜以上旋回可能なシャフトを
有する耐熱用シリンダ3と、その両側に遠赤外線ヒータ
2を上に載せるためのブラケット5とが取付けられてい
る。耐熱用シリンダ3のシャフトに取付けられたフラン
ジ6には、リードフレーム7,8を整列させるためのプ
レート1が取付けられている。ブラケット5の上には、
遠赤外線ヒータ2が載置されるのであるが、この場合遠
赤外線ヒータ2はプレート1のリードフレーム載置部分
に対応して位置し、しかもプレート1の下面に接触しな
い程度の隙間を有して備えられる。
線ヒータではセラミック材料のものを使用し、リードフ
レームを整列させるプレート1の下に4個配列し、その
内の1個に熱伝対9を内蔵して、温度のフィードバック
信号を採り出せるようにして約250℃程度に温度を上
げられるようになっている。また、リードフレーム7,
8を整列させるためのプレート1には、前述のリードフ
レーム載置部分であるリードフレーム7,8を位置決め
する為の溝を有しており、また下面は遠赤外線ヒータ2
から熱吸収を高める為黒色塗装を施してある。リードフ
レーム7,8を整列させるためのプレート1と遠赤外線
ヒータ2との間の隙間を約5mmに設定し、耐熱温度約1
00℃の耐熱シリンダ3のフランジ6にプレート1を取
付けるようになっている。この場合、プレート1はリー
ドフレーム7,8の種類に応じて別のものと交換でき、
着脱可能となっている。
7,8の加熱等は次のようになる。すなわち、1枚のリ
ードフレーム7がプレート1上に引き出されプレート1
の一方の溝内に載置されると、シリンダ3によりプレー
ト1は180゜回転し、2枚目のリードフレーム8がプ
レート1上に再度引き出され他の片方の溝内に載置さ
れ、リードフレーム7とリードフレーム8が整列された
状態になる。この状態で遠赤外線ヒータ2により加熱さ
れたプレート1によりリードフレーム7とリードフレー
ム8は所定の温度に加熱され、その後、移載機構により
金型内に搬送される。
ム7と共に拡大した他の例を示しており、この例ではプ
レート1のリードフレーム載置部分がいわゆる底が抜け
た貫通溝構造を示しており、リードフレームの支えとし
てガイドレール10,11間にリードフレーム7が載置
される。このガイドレール10,11は図1、図2に示
すリードフレーム7の溝と同様搬送ガイドの役目をも持
つ。リードフレーム8に対してもガイドレール10,1
1を備えても良いことは、もちろんである。この場合、
リードフレーム7は下から遠赤外線ヒータ2により非接
触ではあるが、直接遠赤外線により温められることにな
る。
ート1の下方に配置したのであるが、プレート1の上方
でリードフレーム載置部分に非接触で配置するようにし
てもよい。
フレームを非接触にて遠赤外線ヒータによりプレートを
介して又は直接に加熱することができたため、離れてい
ても加熱効果が上げられると共に加熱温度のリードフレ
ームに対するばらつきが減少し、また、構造上プレート
の回転機構のみであり、またプレートが回転シリンダに
対して着脱もできるので、従来のような上下動のための
機構もなく、ユニットの簡素化や小型化が図れる。しか
も、リードフレームの種類をかえてもプレートの交換の
みにて対応することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 リードフレームを移載機構にてモールド
金型内に供給するトランスファモールド機にあってリー
ドフレームをプリヒートするリードフレーム加熱装置に
おいて、前記リードフレームを載置するプレートと、こ
のプレートを回転させる耐熱処理されたシリンダと、前
記プレート上のリードフレームを加熱するよう配置され
た遠赤外線ヒータとを有することを特徴とするリードフ
レーム加熱装置。 - 【請求項2】 前記プレートのリードフレームを載置す
る部分は、溝及び底が抜けた貫通溝のいずれかであるこ
とを特徴とする請求項1記載のリードフレーム加熱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6190697A JP2897204B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リードフレーム加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6190697A JP2897204B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リードフレーム加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10235674A JPH10235674A (ja) | 1998-09-08 |
JP2897204B2 true JP2897204B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=13184676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6190697A Expired - Lifetime JP2897204B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | リードフレーム加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897204B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5096882B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2012-12-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 発泡樹脂積層板の製造方法 |
JP2012020446A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Apic Yamada Corp | 樹脂モールド装置 |
JP7277935B2 (ja) | 2020-04-28 | 2023-05-19 | アピックヤマダ株式会社 | 樹脂モールド装置 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP6190697A patent/JP2897204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10235674A (ja) | 1998-09-08 |
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