JPH0616328B2 - 早送り巻戻し装置 - Google Patents

早送り巻戻し装置

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JPH0616328B2
JPH0616328B2 JP61292712A JP29271286A JPH0616328B2 JP H0616328 B2 JPH0616328 B2 JP H0616328B2 JP 61292712 A JP61292712 A JP 61292712A JP 29271286 A JP29271286 A JP 29271286A JP H0616328 B2 JPH0616328 B2 JP H0616328B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主としてビデオテープレコーダにおけるテ
ープ送りに適用されるもので、長尺物を巻取り方向また
は巻戻し方向に高速度で送れるように構成した早送り巻
戻し装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の早送り巻戻し装置の構成の一例を示す概
要図であり、同図において、(33)は巻取りリール台、
(2)は巻取りリールで、上記巻取りリール台(33)にかん
合される。(34)は供給リール台、(3)は供給リールで、
上記供給リール台(34)にかん合される。(1)は磁気テー
プ、(28)はテープ(1)の終端に連設した透明なリーダー
テープである。
(30)は発光ダイオード、(29)はフオトトランジスタであ
つて、上記発光ダイオード(30)に相対向させて磁気テー
プ(1)の反対側に配置され、上記リーダーテープ(28)の
所で発光ダイオード(30)から発射された光が通過し、こ
れをフオトトランジスタ(29)が受光することによりテー
プ終端を検知する供給側テープ終端検知手段(4)を構成
している。(9)は上記巻取りリール台(33)の駆動手段で
ある巻取り側モータであり、この巻取り側モータ(9)
は、起動スイツチ(13)および駆動停止手段である第1の
制御スイツチ(11)を介して電源(15)に接続されている。
以上の構成は、巻戻しのための構成であり、早送りのた
めの構成として次のような構成が備えられている。
(10)は上記供給リール台(34)の駆動手段であるモータ
で、早送り時には供給リール台(34)およびモータ(10)と
もに巻取り側になり、このモータ(10)は起動スイツチ(1
4)および駆動停止制御手段である第1の制御スイツチ(1
2)を介して電源(16)に接続されている。
(32)は発光ダイオード、(31)はフオトトランジスタであ
つて、早送り時においてテープの始端に連結のリーダー
テープ(図示省略する)を検知する巻取り側テープ終端
検知手段(5)を構成している。
つぎに、上記構成の巻戻し動作について説明する。
起動スイツチ(13)を閉じた時に発光ダイオード(30)の光
が磁気テープ(1)により遮断されていると、第1の制御
スイツチ(11)が閉じられ、電源(15)からモータ(9)に給
電されて、リール台(33)を介して巻取りリール(2)が反
時計方向に回転し、磁気テープ(1)をリール(2)で巻取
る。この巻取りが進行して第4図のような状態になる
と、リーダーテープ(28)の所を発光ダイオード(30)の光
が通過してフオトトランジスタ(29)をONにし、上記第1
の制御スイツチ(11)が開くため、上記モータ(9)の回転
が停止して、巻戻しが完了する。
早送り動作については、テープの始端検知に発光ダイオ
ード(32)とフオトトランジスタ(31)とからなるテープ終
端検知手段(5)を働かせ、また第1の制御スイツチ(12)
の働きでモータ(10)を制御する以外、上述の巻戻しと同
様に動作するので、詳しい説明は省略する。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のように構成された従来の早送り巻戻し装置におい
ては、テープの送り速度を高くするためにモータなどリ
ール駆動手段の電圧を倍にすればリール回転速度が上昇
して早送り巻戻し時間を約半分することが可能である。
しかしながら、テープの送り速度を上げると、テープ終
端検知にともないリール駆動手段を停止させてもリール
の慣性回転によりリーダーテープを巻き取つて停止する
ことになるから、リーダーテープ長さの短かい場合、テ
ープを不測に切断してしまう不都合があり、かといつて
テープの早送り巻戻し時の送り速度を送り終端でのテー
プ切断の発生しない速度に設定すると、早送り巻戻しに
多くの時間を要する欠点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、テープの不測の切断招くことなく、テープの
高速走行区間をできるだけ長くして、テープの早送り巻
戻しを高速化することができる早送り巻戻し装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる早送り巻戻し装置は、巻取り側リール
を回転駆動する巻取り側リール駆動手段と、テープの終
端を検知して信号を出力するテープ終端検知手段と、上
記テープ終端検知手段の出力により上記巻取り側リール
駆動手段を停止させる駆動停止制御手段と、早送り巻戻
し時にテープ走行制御信号を検出して出力する走行制御
信号検出手段と、巻取り側リールおよび供給側リールの
回転周期を検出する巻取り側リール回転検出手段および
供給側リール回転検出手段と、これら回転検出手段の出
力に同期して巻取り側リールおよび供給側リールが1回
転する間における上記走行制御信号検出手段の出力信号
を計数して出力する巻取り側走行制御信号計数手段おび
供給側走行制御信号計数手段と、これら走行制御信号計
数手段の出力を入力として、リールのハブ径および記録
時のテープ走行速度の全ての組合わせに対し、供給側リ
ールのテープが終端付近にない場合を判定して、高速制
御信号を上記巻取り側リール駆動手段に出力する高速制
御手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、早送り巻戻し時において、供給側リ
ールおよび巻取り側リールの1回転のあいだに移動する
テープ上の走行制御信号を計数して、それぞれの計数値
から供給側リールにおける巻装テープ量を判別し、その
判別値から送り終端でないときは高速制御信号を巻取り
側リール駆動手段に出力して高速送りとし、かつ上記判
別値から送り終端になつたときは上記の場合よりも低速
送りとすることによつて、早送り巻戻し時間を短縮化す
ることができながらもテープの不測の切断を防止するこ
とができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による早送り巻戻し装置の
構成を示すブロック図、第2図は高速制御装置の具体例
を示すブロック図であり、同図において第4図と同一符
号を付したものは同一の構成であり、それらの詳しい説
明は省略する。
第1図において、(6)は走行制御信号検知手段で、早送
り巻戻し時に走行制御信号を検出して信号Cを出力す
る。(7)は巻取り側リール回転検出手段で、巻取り側リ
ール(2)が1回転する毎に信号RTを出力する。(8)は供給
側リール回転検出手段で、供給側リール(3)が1回転す
る毎に信号RSを出力する。
(18)は巻取り側走行制御信号計数手段で、上記巻取り側
リール回転検出手段(7)の出力信号RTを基準として巻取
り側リール(2)が1回転するあいだの走行制御信号検知
手段(6)の出力信号Cを計数して、その計数値NTを出力
する。
(17)は供給側走行制御信号計数手段で。上記供給側リー
ル回転検出手段(8)の出力信号RSを基準として供給側リ
ール(3)が1回転するあいだの走行制御信号検知手段(6)
の出力信号Cを計数して、その計数値NSを出力する。
(19)は巻戻し速度を高速にする高速制御手段であつて、
巻取り側および供給側走行制御信号計数手段(18)および
(17)それぞれの出力である計数値NTおよび計数値NSを入
力とし、磁気テープ(1)の記録速度およびリールハブ径
を判別し、さらに供給側リール(3)に巻装されている磁
気テープ量を演算して、その演算磁気テープ量が所定の
値以上の場合、巻取り側リール駆動手段であるモータ
(9)に駆動電圧を供給する電源(15)を制御する。第2図
において、(20)は本実施例の早送り状態において巻戻し
状態における高速制御手段(19)と対称に早送り速度を高
速にするための高速制御手段である。
(21)は判別手段で、上記供給側および巻取り側走行制御
信号計数手段(17)および(18)の出力計数値NSおよび計数
値NTを入力とし、磁気テープ(1)の記録速度VREC.および
リールハブ径rhを判別して出力する。
(22)は演算手段で、上記判別手段(21)の出力である磁気
テープ(1)の記録速度VREC.およびリールハブ径rhと上記
供給側走行制御信号計数手段(17)の出力である計数値NS
を入力として供給側リール(3)の巻装テープ量LSを演算
してそれに対応する出力をおこなう。
(27)は電源制御手段で、上記演算手段(22)の出力を入力
として供給側リール(3)の巻装テープ量が所定の値以上
の場合、高速制御手段(19)を介して電源(15)を高速側に
制御する。
つぎに上記構成の巻戻し動作を説明する。
駆動スイッチ(13)を閉じたときに、供給側テープ終端検
出手段(4)が磁気テープ終端を検出していない場合、駆
動停止制御手段である第1の制御スイッチ(11)が閉じら
れて電源(15)から巻取り側リール駆動手段(9)であるモ
ータに通電されて磁気テープ(1)を巻取り側リール(2)に
巻取る。この時点での巻取り側リール駆動手段(9)に電
圧を供給する電源(15)の通常の供給電圧は、供給側テー
プ終端検出手段(4)が磁気テープ終端を検出して駆動停
止制御手段である第1の制御スイッチ(11)を開き、巻取
り側リール駆動手段(9)への電源供給が停止されて、巻
取り側リール(2)の慣性回転により磁気テープ(1)の終端
リーダーテープ(28)の途中で停止し、テープ終端に無理
がかかならい所定の電圧である。
巻取り側リール駆動手段(9)により供給側および巻取り
側リール(2),(3)が回転し始めると、巻取り側走行制御
信号計数手段(18)の出力で巻取り側リール(2)の1回転
する間の走行制御信号計数値NTと供給側走行制御信号計
数手段(17)の出力で供給側リール(3)の1回転する間の
走行制御信号計数値NSが高速制御手段(19)に入力され
る。上記高速制御手段(19)は、上記計数値NS NTより供
給側リール(3)における巻装磁気テープ量LSを求め、そ
の磁気テープ量LSが所定の値以上の場合、電源制御信号
を出力する。
電源(15)は上記高速制御手段(19)の出力である電源制御
信号により供給電圧を通常より高く供給して、巻戻し速
度を高速にする。
また、供給側リール(3)における巻装磁気テープ量LSが
所定の量以下となると、少なくとも電源(15)の供給電圧
は通常の電圧となり、そののち、供給側テープ終端検出
手段(4)がテープ終端を検出して第1の制御スイッチ(1
1)を開き、巻取り側リール駆動手段(9)の停止により巻
戻しを完了する。
さらに、上記高速制御手段(19)および周辺の動作を第2
図にもとづいて簡単に説明する。
まず、早送り巻戻し時において走行制御信号検出手段
(6)は第2図に示す如く記録再生時に走行制御信号を記
録再生する手段に、早送り巻戻し状態でも磁気テープ
(1)が接するようにし、再生時と同様にて走行制御信号
を磁気テープ(1)上から検出して信号Cを出力する。
つぎに、供給側リール回転検出手段(8)は供給側リール
(3)が1回転する毎に信号RSを出力するように供給側リ
ール(3)の回転系に反射板を設けてフオトダイオードに
より供給側リール(3)の回転を検出し信号RSを出力す
る。同様に、巻取り側リール回転検出手段(7)は、巻取
り側リール(2)が1回転するあいだに信号RTを出力す
る。つづいて、供給側走行制御信号計数手段(17)は、上
記供給側リール回転検出手段(8)の出力信号RSによりリ
セツトし、リセツト後、上記走行制御信号検出手段(6)
の出力信号Cを計数しはじめ、つぎの供給側リール回転
検出出力信号RSにより走行制御信号検出出力信号Cの計
数値NSを出力し、再びリセツトして走行制御信号検出手
段(6)の出力信号Cを計数しはじめる走行制御信号計数
カウンタ(17)を設ける。これにより供給側リール(3)が
1回転する間の走行制御信号を計数し、計数値NSを出力
する。同様に巻取り側走行制御信号計数手段(18)は巻取
り側リール(2)が1回転する間の走行制御信号を計数
し、計数値NTを出力する。
つぎに磁気テープ(1)の記録速度およびリールハブ径判
別手段(21)は、上記供給側および巻取り側走行制御信号
計数手段(17),(18)の出力計数値NS,計数値NTを入力と
し、磁気テープ(1)の記録速度VREC.およびリールハブ径
rhを判別して出力する。この判別手段(21)は供給側およ
び巻取り側リール(3),(2)の1回転する間の供給側およ
び巻取り側走行制御信号計数値の2乗和が存在する全て
の記録速度、リールハブ径、テープ長の組合せについて
固有の値をもつことより、存在しうる記録速度とリール
ハブ径の組合せについて2乗和の判別区間を設け、計数
値NSの計数値NTの2乗和を演算し、記録速度VREC.とリ
ールハブ径rhを判別し出力する。
以上のことについてさらに第3図をもとに詳しく説明す
る。
第3図は供給側および巻取り側リール(3),(2)の各々1
回転する間の走行制御信号の計数値の関係を示す図であ
り、図ではVHS規格の各種ビデオカセツトテープを例
にとつて示している。横軸に供給側リール(3)が1回転
する間の走行制御信号の計数値を示し、縦軸に巻取り側
リール(2)が1回転する間の同じく走行制御信号の計数
値を示し、パラメータはVHS規格に規定されたハブ径
および記録速度である。第2図から明らかな様に、供給
側および巻取り側の各々のリールに巻装された磁気テー
プ(1)の上方より見た面積の和は、テープ長とテープ厚
の積に等しく常に一定であり、それらに両リールのハブ
を上方より見た面積を加えたものも常に一定である。上
記の面積は、各々リールに巻装された磁気テープの外周
りの2乗和に比例し、各々の外周りに比例するリール1
回転当りの走行制御信号の計数値の2乗和にも比例す
る。よつて、第3図のように両計数値の関係を示すグラ
フは同一のテープについて円弧を描く。そして、同図よ
り明らかなように、両計数値の2乗和は存在する全ての
記録速度、リールハブ径、テープ長の組み合せについて
固有の値をもち、演算により判別可能である。
つぎに、演算手段(22)は上記供給側走行制御信号計数手
段(17)の出力計数値NSと上記判別手段(21)の出力で磁気
テープ(1)の記録速度VREC.およびリールハブ径rhを入力
として、供給側リール(3)に巻装される磁気テープ(1)の
量LSを演算し、その磁気テープ量LSに対応した信号を出
力する演算手段である。ここで供給側リール(3)に巻装
される磁気テープ(1)の全長LSは、 により求まる。ここでrsは供給側リール(3)上に巻装さ
れた磁気テープの巻径、rhは供給側リール(3)のハブ
径、dは磁気テープ(1)の厚みである。
一方、供給側リール(3)が1回転する巻の磁気テープ(1)
の移動量lsは ls=NS×VREC.×T により求まる。ここでTは走行制御信号記録周期であ
る。
よつて、供給側リール(3)上に巻装された磁気テープ(1)
の巻径rsは により求まる。
このことにより、供給側リール(3)に巻装される磁気テ
ープ(1)の全長LSは により求まる。ただしテープ厚dと走行制御信号記録周
期は既に知られているものとする。
上記演算手段(22)は、NSおよび(VREC.×T)およ
び(2πrh)を得る2乗演算手段(23)と、NS
(VREC.×T)を得る演算手段(24)と、(2πrh)
を減算する減算手段(25)と、4πdで除する除算手段
(26)により構成されている。
(VREC.×T)の演算は、磁気テープ(1)の記録速度が
変化した時のみ演算され、(2πrh)の演算はテー
プハブ径が変化した時のみ演算される。電源制御手段(2
7)は上記演算手段(22)の出力である供給側リール(3)上
に巻装されている磁気テープ量LSに対応した信号を入力
とし、同磁気テープ量LSが所定の値以上の場合、巻戻し
速度を高速にすべく、巻取りリールを駆動する巻取り側
リール駆動手段(9)であるモータに電源を供給する電源
(15)の供給電圧を高くする制御信号を出力する。
本実施例の早送り状態の場合には、第2図において駆動
停止制御手段である第2の制御スイッチ(12)と、起動ス
イツチ(14)と、電源(16)と高速制御手段(20)が対称的に
作用する。
なお、上記実施例では、上記磁気テープの記録速度およ
びリールハブ径判別手段(21)として、供給側走行制御信
号計数手段(17)の出力計数値NSと巻取り側走行制御信号
計数手段(18)の出力計数値NTの2乗和に判別区間を設け
たもので示したが、計数値NSおよび計数値NTの各々に判
別区間を設け、各々の判別区間の任意の組合わせに対い
てそれぞれの磁気テープ(1)の記録速度およびリールハ
ブ径の判別値を出力するものを設けてもよい。
また上記高速制御手段として、上記巻取り側および供給
側走行制御信号計数手段の出力を入力とし、磁気テープ
の記録速度およびリールハブ径判値を出力する判別手段
と同判別手段の出力および上記供給側走行制御信号計数
手段の出力により供給側リールに巻装されている磁気テ
ープ量を演算し出力する演算手段、同演算手段の出力で
ある供給側リールに巻装されている磁気テープ量が所定
の値以上の場合に高速制御信号を出力していたが、実際
に供給側リールに巻装されている磁気テープ量を求める
ことなく、可能な磁気テープの記録速度およびリールハ
ブ径の全ての組合わせについて、供給側リールに巻装さ
れている磁気テープ量が所定の値以上となる巻取り側お
よび供給側走行制御信号計数手段の出力である巻取り側
走行制御信号計数値および供給側走行制御信号計数値の
範囲を予め設定しておき、各々の計数値が同範囲を満す
場合に高速制御信号を出力する高速制御手段を設けても
よい。
このような高速制御手段を用いると上記実施例より構成
がより簡単になる。
以上に述べた本発明はビデオテープレコーダーに限ら
ず、ベルトなどの長尺物の巻取りを早く安全に行う際に
応用が可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、早送り巻戻し時にお
いて、供給側リールに巻装されているテープの量によっ
てテープの送り終端でないと判別した時は高速とし、テ
ープの送り終端と判別された時は低速になるようにテー
プの走行を制御することにより、テープに無理な力をか
けて該テーープの不測の切断を招くことなく、テープの
高速走行区間をできるだけ長くして、テープの早送り巻
戻し時間を短縮化することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による早送り巻戻し装置の
構成を示すブロツク図、第2図は高速制御装置の具体例
を示すブロツク図、第3図は供給側および巻取り側リー
ルのそれぞれ1回転する間の走行制御信号の計数値の関
係を示すグラフ、第4図は従来の早送り巻戻し装置の構
成を示す概要図である。 (6)……走行制御信号検知手段、(7)……巻取り側リール
回転検出手段、(8)……供給側リール回転検出手段、(1
8)……巻取り側走行制御信号計数手段、(19)……高速制
御手段、(21)……判別手段、(22)……演算手段。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取り側リールを回転駆動する巻取り側リ
    ール駆動手段と、テープの終端を検知して信号を出力す
    るテープ終端検知手段と、上記テープ終端検知手段の出
    力により上記巻取り側リール駆動手段を停止させる駆動
    停止制御手段と、早送り巻戻し時にテープ走行制御信号
    を検出して出力する走行制御信号検出手段と、巻取り側
    リールおよび供給側リールの回転周期を検出する巻取り
    側リール回転検出手段および供給側リール回転検出手段
    と、これら回転検出手段の出力に同期して巻取り側リー
    ルおよび供給側リールが1回転する間における上記走行
    制御信号検出手段の出力信号を計数して出力する巻取り
    側走行制御信号計数手段および供給側走行制御信号計数
    手段と、これら走行制御信号計数手段の出力を入力とし
    て、リールのハブ径および記録時のテープ走行速度の全
    ての組合わせに対し、供給側リールのテープが終端付近
    にない場合を判定して、高速制御信号を上記巻取り側リ
    ール駆動手段に出力する高速制御手段とを備えたことを
    特徴とする早送り巻戻し装置。
  2. 【請求項2】上記高速制御手段は、上記巻取り側および
    供給側走行制御信号計数手段の出力を入力としてテープ
    の記録速度およびリールハブ径の判別値を出力する判別
    手段と、この判別手段の出力および上記供給側走行制御
    信号計数手段の出力により供給側リールにおける巻装テ
    ープ量を演算し出力する演算手段とを備え、上記演算手
    段の出力である巻装テープ量が所定の値以上の場合に高
    速制御信号を出力するように構成してなる特許請求の範
    囲第1項に記載の早送り巻戻し装置。
  3. 【請求項3】上記高速制御手段は、テープの記録速度お
    よびリールハブ径の全ての組合わせについて、供給側リ
    ールにおける巻装テープ量が所定の値以上となる巻取り
    側および供給側走行制御信号計数値の範囲を予め設定
    し、それぞれの計数値がその設定範囲にある場合に高速
    制御信号を出力するように構成してなる特許請求の範囲
    第1項に記載の早送り巻戻し装置。
  4. 【請求項4】上記テープの記録速度およびリールハブ径
    の判別手段は、上記巻取り側および供給側走行制御信号
    計数手段の出力である巻取り側走行制御信号計数値およ
    び供給側走行制御信号計数値の2乗和を演算し、その演
    算値よりテープの記録速度およびリールハブ径を判別し
    て、その判別値を出力するように構成してなる特許請求
    の範囲第2項に記載の早送り巻戻し装置。
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JPS59210557A (ja) * 1983-05-14 1984-11-29 Sharp Corp 磁気記録再生装置

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