JPH061628A - 自動ガラススクライバー - Google Patents

自動ガラススクライバー

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JPH061628A
JPH061628A JP28993092A JP28993092A JPH061628A JP H061628 A JPH061628 A JP H061628A JP 28993092 A JP28993092 A JP 28993092A JP 28993092 A JP28993092 A JP 28993092A JP H061628 A JPH061628 A JP H061628A
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glass
glass plate
cutter
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Haruo Wakayama
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Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
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MITSUBOSHI DAIYAMONDO KOGYO KK
Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス板の種別変更に容易に対処でき、かつ
マニュアルによるスクライバー動作を可能にした自動ガ
ラススクライバーを提供する。 【構成】 1基の光学的読み取り手段をカッターヘッド
と一体的に設け;ガラス板をX方向へスクライブし、そ
のスクライブラインに、光学的読み取り手段による撮像
中心が合致するようカッターヘッドをY方向に移動させ
た時の移動量cy、およびY方向へスクライブし、その
スクライブラインに、撮像中心が合致するようカッター
ヘッドをX方向に移動させた時の移動量cxを求め、次
にガラス板に対して、既知のアライメントマークM1,
M2の座標データ(x1,y1)、(x2,y2)に従って、カ
ッターヘッドを座標(x1−cx,y1−cy)へ移動させた
時に、撮像中心とアライメントマークM1とのずれ量お
よび、カッターヘッドを座標(x2−cx,y2−cy)へ移
動させた時に、撮像中心とアライメントマークM2との
ずれ量を求め、両アライメントマークを結ぶラインに対
してカッターヘッドを平行移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板上に記された
アライメントマークを参照してカッターにより、Xおよ
びY方向にスクライブする自動ガラススクライバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】回転自在のテーブルがY方向に移動し、
カッターヘッドがX方向に移動する方式のガラススクラ
イバーの側面図および正面図を図1および図2に示して
いる。ガラス板がセットされるテーブル41は、回転テ
ーブル42上に載っており、この回転テーブル42は、
テーブル送りモータ43の回転軸に直結されたボールネ
ジ44により、Y方向(図1で横方向)に延在する2本の
レール45に沿って移動自在となっている。一方、ガラ
スカッターを備えるカッターヘッド46は、X方向(図
2で横方向)に延在するレール47上をカッター軸モー
タ48の駆動により移動可能である。そして、テーブル
41上のガラス板に記された2個のアライメントマーク
を取り込むためのCCDカメラ49,50が、カメラ支
持金具51,52によって位置調節自在に設けられる。
【0003】上記装置におけるスクライブ動作を述べ
る。スクライブ対象のガラス板に記されたアライメント
マーク(図3に記すM1,M2)の座標データおよびスク
ライブピッチ(図4に示した“Px”,“Py”)のデータ
が本装置の制御部(不図示)に対して予め設定入力されて
おり、最初に1枚のガラス板をダミーガラスとして、テ
ーブル41上の所定位置にセットする。この後、基準ラ
イン設定スイッチ(不図示)のオンにより、両アライメン
トマークの2点を結ぶライン上にカッターヘッド46を
移動させることで、X方向に1本の基準ラインをスクラ
イブする。この時のCCDカメラ49,50の撮像領域
1,W2を図3に示しており、Ltがその基準ラインで
ある。ここで、撮像領域W1,W2の撮像中心O1,O2
基準ラインLt上に重なるように、それぞれのCCDカ
メラ49,50をY方向へ個別に移動する。この作業に
より、カッターヘッド46によるカッターラインと撮像
中心O1,O2とにおけるY方向のずれがなくなったこと
になる。
【0004】図3、図4において、基準ラインLtから
アライメントマークM1,M2がずれているのは、当該
ガラス板の寸法誤差およびテーブル41上へのセット時
の位置ずれによるものである。この位置ずれを矯正する
ために、各アライメントマークM1,M2がO1−O2
結ぶライン上に重なるように、テーブル41の旋回動作
およびY方向の移動を行う。即ち、図3に示したよう
に、撮像領域W1においては、アライメントマークM1
がO1−O2ラインLtより図中上側にずれ、撮像領域W
2においてはアライメントマークM2がO1−O2ライン
Ltより下側にずれている場合には、まず、両アライメ
ントマークM1,M2間を結ぶラインが基準ラインLt
と平行になるように、テーブル41を反時計方向回りに
旋回させ、次にテーブル41をY方向に移動させること
により、各アライメントマークM1,M2をO1−O2
イン上に重ねることができる。この時のテーブル41の
旋回角度およびY方向の移動量を以降のガラス板に対す
る初期設定値として記憶する。その後、撮像中心O1
2を各アライメントマークM1,M2上に合致させる
ために、CCDカメラ49,50をX方向に移動する。
この操作により、カッターラインが両アライメントマー
クM1,M2を結ぶラインと完全に合致したことにな
り、これで初期設定を終える。
【0005】次に、加工対象のガラス板をテーブル41
にセットし、前記の初期設定値に基づき、テーブル41
の旋回およびY方向の移動を行う。この時、前回のダミ
ーガラスと寸法誤差およびセット時の位置ずれが皆無の
場合は、このガラス板のアライメントマーク(M1',M
2'とする)はCCDカメラ49,50の撮像中心O1
2に完全に合致する筈であるが、実際には種々の誤差
があるために一致せず、ここでは図4に示したような位
置ずれがあったとする。
【0006】その場合、各撮像領域に対して画像処理
(本出願の基礎出願である特願平4−106425に開
示したものであり、その詳細は以下の本実施例中で述べ
ている)することにより、アライメントマークM1',M
2'の位置を検出し、該撮像領域W1,W2の中心O1,O
2(前回のガラス板におけるM1,M2の位置と同じ)よ
りのずれを求め、このずれ量からテーブル41の回転補
正角度を求めてその角度だけ回転テーブル42によって
テーブル41を回転させる。これにより、図4で示すよ
うに、本来スクライブされるべきライン(M1'−M2'
方向)がカッター方向(O1−O2方向)と平行になる。こ
の状態で撮像中心O1よりのアライメントマークM1'の
X方向およびY方向のずれ量a,bが求められる。
【0007】この後、このガラス板に対してX方向にス
クライブすべきラインがカッターヘッドの真下に来るよ
うにテーブル41をY方向に移動させる。この移動量
は、前記のアライメントマークM1',M2'から1番目
のX方向のスクライブラインまでのY方向の距離をGと
すると、(G+a)となる。この後はテーブル41が指定
のスクライブピッチPyでY方向に移動する毎にカッタ
ーヘッド46によりX方向にスクライブされる。これが
終了すれば、テーブル41を90°旋回させた後、X方
向のスクライブと同様にテーブル41が移動される。即
ち、アライメントマークM1'を通るY方向のラインか
ら1番目のY方向のスクライブラインまでの距離をHと
すると、テーブル41の移動量は(H+b)となり、X方
向のスクライブピッチPxに従ってY方向にスクライブ
される。尚、前回のダミーガラス板は、ずれ量a,bを
0としてそのまま被加工ガラス板として供することがで
きる。
【0008】図5に側面図および図6に正面図に示した
ガラススクライバーは、回転自在のテーブル41に対
し、カッターヘッド46がカッター軸モータ48および
カッターブリッジ駆動モータ61によりそれぞれレール
47,レール62に沿ってXおよびY方向に移動可能と
したものである。本装置においてもカメラ支持金具5
1,52によって移動調節自在にCCDカメラ49,5
0を備える。スクライブの動作としては前例に示したも
のとほぼ同じであるので省略する。
【0009】上記の二つの装置では、ガラス板上にスク
ライブされるべき方向(M1'−M2'方向)とカッター方
向(O1−O2方向)とのずれを矯正するためにテーブルを
微動回動させる機構が必要であり、そのためテーブル機
構が複雑になるばかりでなく、その旋回作業も煩雑であ
る。そこで、テーブルを固定とし、ガラス板のセットに
方向ずれがあってもそのずれた方向(斜め方向)へスクラ
イブ可能とした装置を本出願人が提案している(特開昭
64−009826号公報)。この装置であればテーブ
ルの旋回作業を省くことができる。以下図7を用いてそ
の機構を述べる。
【0010】1は被加工ガラス板が載置されるテーブ
ル、2はテーブル1に所定部に設けられた基準ピンであ
り、この基準ピン2にガラス板の端縁を押し当てること
により所定の位置にセットされるようになっている。3
は四角の枠体からなるブリッジであり、Y方向に延在す
るレール4をガイドとしてY方向に移動自在に設けら
れ、そして、ブリッジ3の底板3aに固定した雌ネジ5
に螺合しているボールネジ6をY軸モータMyで回転さ
せることで、該ブリッジ3はY方向に移動する。
【0011】又、ブリッジ3の上板3bには、X方向に
延在するレール7をガイドとしてX方向に移動自在とし
たカーソル8が設けられていて、Y方向の駆動部と同様
にボールネジ9をX軸モータMxで回転させることによ
り、該カーソル8はX方向に移動する。そしてこのカー
ソル8にはガラスカッターを備えるカッターヘッドが設
けられており、X方向およびY方向に切断に応じてその
方向へカッターヘッドが回動可能に設けられる。
【0012】10は支持ポールであり、11は支持ポー
ル10より水平方向に突出したアームであり、12は、
アーム11の先端に設けられ、前記ブリッジ3及びカー
ソル8の上方に位置する、2次元の画像を取り込むCC
Dカメラである。尚、図中の位置Sの箇所にも同様に、
支持ポール、アームおよびCCDカメラ(12'とする)
が設けられている。13はCCDカメラ12,12'に
よる画像を表示したりするモニタ用表示装置であり、1
4は、操作用の設定スイッチである。
【0013】上記装置におけるスクライブ動作を以下に
述べる。まず、初期設定として、被服工のガラス板10
0に印刷されたアライメントマークの位置およびマーク
間の長さと、ガラス板100をY方向に送るときのスク
ライブピッチPyとを設定入力する。そして1枚のガラ
ス板100をダミーガラス(150とする)をテーブル1
の所定位置にセットした後に基準ライン設定スイッチを
押す。
【0014】これにより、図8に示したように、ダミー
ガラス150に対し、前記設定データに基づき、カッタ
ーヘッドにより、両アライメントマークM1,M2を結
ぶ方向と、それぞれアライメントマークM1,M2を通
り、前記ラインと直交する方向それぞれに基準ラインL
1,L2,L3がスクライブされる。
【0015】この時の3本の基準ラインにおける交点を
0,B0とする。ダミーガラス150に寸法誤差やセッ
ト時の位置ずれがなければ、この交点は、ダミーガラス
150上のアライメントマークM1,M2の位置に合致
するが、現段階では合致していなくてもよい。この時、
カメラ12,12'での撮像領域W1,W2が図8に示し
たような位置にあったとすると、ここで、撮像領域
1,W2の中心O1,O2がそれぞれ交点A0,B0に合致
するように、モニター用表示装置13を見ながらCCD
カメラ12,12'を移動させ、これにて初期設定が終
了する。
【0016】この後、被加工のガラス板100をテーブ
ル1にセットする。このセットしたガラス板100に寸
法誤差やセット時の位置ずれがなければ、前述したよう
に、撮像中心O1,O2がこのガラス板100のアライメ
ントマーク(M1',M2'とする)に合致するはずである
が、実際には僅かな誤差があるために、アライメントマ
ークM1,M2は例えば図9に示したように、前記中心
1,O2からずれてしまい、この状態でスクライブすれ
ばそのスクライブ方向は、O1−O2方向となり、本来ス
クライブすべき、M1−M2方向とはならない。
【0017】本装置では、カメラ12による撮像領域W
に対して画像処理(詳細は実施例で述べる)することによ
り、アライメントマークM1の座標を検出し、撮像中心
1よりのずれを求め、同様に他方のカメラ12'におい
てもアライメントマークM2と撮像中心O2とのずれを
求めることにより、アライメントマークM1−M2を結
ぶラインCxの方向がわかり、そのラインCxより距離
Gだけ平行移動させた1番目のスクライブラインL100
に対して、随意の方向にスクライブ可能とした上述のカ
ッターヘッドによりスクライブし、以下、カーソル8を
前記スクライブピッチPyだけ移動させつつ同方向にス
クライブする。Y方向のスクライブ時には、前記ライン
Cxと直交するラインCy方向にスクライブされる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの装置にあっても、被加工のガラス板のアライ
メントマークの位置が変更になった場合には、CCDカ
メラを基準ラインの交点へ移動させる作業が必要であ
り、又、CCDカメラ自体も随意の位置へ移動可能とす
るための機構が必要であり、CCDカメラを2系統必要
とした。
【0019】また、テスト機種のガラス板のようにアラ
イメントマークが印刷されていない場合や印刷精度の不
良によりアライメントマークを参照できない場合にはC
CDカメラを、ガラス板上のパターンの任意の位置へ移
動してガラス板のパターンをCCDカメラを通して確認
しながらスクライブしたいという要求がしばしばある。
しかしながら従来の装置ではCCDカメラが固定のため
にそのようなマニュアル操作によるスクライブは行え
ず、それ故、マニュアル操作におけるカッターヘッドの
移動位置や移動量を設定データとして本体に覚えさせ
る、いわゆるテーチングモードも行えなかった。
【0020】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、ガラス板の種別変更に容易に対処
でき、かつマニュアルによるスクライバー動作を可能に
した自動ガラススクライバーを提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、被加工の
ガラス板に記された2箇所のアライメントマークM1,
M2の位置を、光学的読み取り手段により読み取り、検
出した位置を基準点として、指定のピッチでスクライブ
する自動ガラススクライバーにおいて、ガラスカッター
を具備するカッターヘッドと一体的に設けた1基の光学
的読み取り手段と;作業テーブルにセットしたテスト用
のガラス板をガラスカッターによりX方向へスクライブ
させ、その時のスクライブラインに、前記光学的読み取
り手段による撮像領域内の所定ポイントO1が合致する
ようにカッターヘッドをY方向に移動させた時の該カッ
ターヘッドの移動量を、ガラスカッター刃先と光学的読
み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1とのY
方向のずれ量cyとして記憶するY方向ずれ量記憶手段
と;次に前記ガラス板をガラスカッターによりY方向へ
スクライブさせ、その時のスクライブラインに、前記光
学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1
が合致するようにカッターヘッドをX方向に移動させた
時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター刃先
と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイント
とのX方向のずれ量cxとして記憶するX方向ずれ量記
憶手段と;作業テーブルにセットした被加工のガラス板
に対して、予め設定入力した第1および第2のアライメ
ントマークM1,M2の座標データ(x1,y1)、(x2
2)に従って、カッターヘッドを座標(x1−cx,y1
cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮像領
域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo1とす
る)と第1のアライメントマークM1とのずれ量dおよ
び、カッターヘッドを座標(x2−cx,y2−cy)へ移動
させた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定
ポイントO1(ガラス板上での座標をPo2とする)と第2
のアライメントマークM2とのずれ量eを、該光学的読
み取り手段よりの映像から求めることで第1および第2
のアライメントマークM1,M2の実際の座標を求める
画像処理手段と;第1および第2のアライメントマーク
M1,M2の座標に基づき求めたアライメントマークM
1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカッターヘッドを
平行移動させることで、および/又は前記ラインLm1m2
と直交する方向に対してカッターヘッドを平行移動させ
ることで、被加工のガラス板にX方向および/又はY方
向にスクライブするスクライブ手段と;を備えたことを
特徴とする。
【0022】
【作用】上記の第1発明は、図10に示すように、Y方
向にスライドするブリッジ3上をX方向に移動するカー
ソル8に装着されたカッターヘッド(不図示)のガラスカ
ッター刃先Cと、光学的読み取り手段12の撮像領域内
の所定のポイントO1とで、X方向およびY方向にそれ
ぞれ、cx,xyだけずれている場合である。この場合、
まず(A):ガラスカッターでX方向へ実際にスクライブ
し、そ時のスクライブラインへ前記ポイントO1が重な
るように、ブリッジ3をY方向へ移動させた時の移動量
から、前記ずれ量cyを知り、次に(B):ガラスカッタ
ーで今度はY方向へスクライブし、その時のスクライブ
ラインへ前記ポイントO1が重なるように、カーソル8
をX方向へ移動させた時の移動量から、前記ずれ量cx
を知り、それらのずれ量を記憶手段に記憶しておく。
【0023】この初期設定が済むと、次に作業テーブル
に被加工のガラス板をセットし、所定のスクライブスイ
ッチをオンにすると、予め設定入力してあった第1のア
ライメントマークM1の位置データ(その座標を(x1
1)とする)に従って、カッターヘッドを、座標(x1
cx,y1−cy)へ移動させた時に、撮像中心O1と、ア
ライメントマークM1とのずれが光学的読み取り手段1
2により光学的に読み取られ、同様に、第2のアライメ
ントマークM2(座標(x2,y2))に対しても、カッター
ヘッドを座標(x2−cx,y2−cy)へ移動させた時の撮
像中心O1と、アライメントマークM2とのずれが読み
取られる。これらのずれ量と、アライメントマークの座
標データとから、加工対象のガラス板上の二つのアライ
メントマークM1,M2を結ぶラインLm1m2が演算によ
り、求められ、このラインLm1m2と平行にカッターヘッ
ドを移動させることでガラス板は、X方向にスクライブ
され、又、ラインLm1m2と直交する方向へ平行移動させ
ることでY方向にスクライブされる。
【0024】上記の二つのアライメントマークM1,M
2は、ガラス板の辺縁に記されていた場合であって、第
1のアライメントマークM1に対して他方のアライメン
トマーク(第3のアライメントマークとする)M2'が随
意の位置に記されたあった場合は、請求項2の述べたよ
うに、両アライメントマークの位置を前述と同様にして
求め、その求めた二つの位置からX方向、Y方向にそれ
ぞれラインを延長した時の両ラインの交点を演算により
求め、その求めた交点を第2のアライメントマークM2
の位置とし、その後は、請求項1で述べたと同じ方法で
スクライブする。
【0025】第2の発明は、後で説明する実施例と同じ
ように、ポイントO1とガラスカッター刃先とのずれ量
cyが0の場合であって、その場合は、第1発明の装置
で行った(A)の作業を省略でき、この場合、カッターヘ
ッドの移動先の座標は、(x1−cx,y1)、(x2−cx,
2)となる。
【0026】第3の発明は、図11で示すように、ポイ
ントO1とガラスカッター刃先とのずれ量cxが0の場合
であって、その場合は、第1発明の装置で行った(B)の
作業を省略でき、この場合、カッターヘッドの移動先の
座標は、(x1,y1−cy)、(x2,y2−cy)となる。
【0027】ところで、ガラスカッターは、X方向およ
びY方向にスクライブする時、キャスターの“コロ”の
ようにその移動方向へ倣うようになっているが、図12
で示すように、軸回転可能な中空軸RからアームSを介
して、カッターZを備えるカッターヘッド8'を設け、
このカッターヘッド8'を中空軸Rを回転中心として旋
回自在とし、その軸Rの中空部に光学的読み取り手段を
設置したような場合には、ずれ量cx,cyを共に0にす
ることができる。この第4の発明では、(A)、(B)の両
作業を省略でき、カッターヘッド8'の移動先の座標
は、(x1,y1)、(x2,y2)となる。
【0028】第1および第2のアライメントマークM
1,M2を結ぶ方向と平行にカッターヘッドを移動させ
るX方向移動手段は、請求項6に示したように、上記作
業テーブルが回転自在のものであれば、上記のずれ量
d,eに従って、第1および第2のアライメントマーク
間を結ぶ方向が上記の2点の所定ポイントO間を結ぶ方
向と平行になるよう、前記作業テーブルを回転させ、
又、請求項7に示したように、上記作業テーブルが固定
であって上記カッターヘッドが随意の方向に移動可能で
あれば、上記のずれ量d,eに従って、第1および第2
のアライメントマーク間を結ぶ方向と平行に該カッター
ヘッドを移動させる。
【0029】上述した本発明の装置であれば、光学読み
取り手段がカッターヘッドと一体的に取り付けられてい
るので、光学読み取り手段よりの映像を見ながらカッタ
ーヘッドをスクライブしたい箇所に移動させてスクライ
ブするマニュアル操作に最適であり、又、マニュアル操
作により、カッターヘッドを移動させた時の移動量を設
定データとして装置本体に記憶させるテーチングモード
を行うのにも好都合である。
【0030】
【実施例】図13は、第2発明に係わる装置の1実施例
を示した全体斜視図であり、尚、図13において図7と
同じ部分については同一の符号を付している。本装置
は、図13に示したように、カッターヘッドを備えるカ
ーソル8に1台のCCDカメラ12のみが固定されてお
り、従ってこのCCDカメラ12はカッターヘッドと一
体的に移動する。そのCCDカメラ12の撮像中心は、
カッターヘッドにおけるガラスカッター位置と同じX座
標位置に取り付けられているものとする。即ち、このガ
ラスカッターによりY方向にスクライブした時、そのス
クライブライン上に、CCDカメラ12の撮像中心が位
置する。
【0031】図14に本装置の制御ブロック図を示して
いる。図14において、21は本装置を総括制御するC
PU(中央演算処理装置)であり、22は、CPU21で
なされる制御シーケンスのための制御プログラムおよび
テストプログラム(以下に述べる)を格納するROM(リ
ードオンリーメモリ)である。23は、RAM(ランダム
アクセスメモリ)であり、操作スイッチ14より設定入
力したアライメントマーク位置やスクライブピッチのデ
ータを記憶する。24は、CPU21に対する操作スイ
ッチ14の入力部である。
【0032】CCDカメラ12は、256×256ドッ
トの2次元撮像素子のものである。25は、CCDカメ
ラ12よりの2次元画像に対して画像処理を行うための
画像処理回路であり、詳しくは後で述べる。26,2
6'は、それぞれX軸モータMx,Y軸モータMyを駆
動するためのドライバーであり、27,27'はそれぞ
れモータMx,Myの回転量を検出するためのエンコー
ダである。28は、CPU21に対する出力部であり、
この出力部21よりの制御信号によりガラスカッター2
9が、スクライブ時および移動時に昇降される。30
は、メッセージを表示するための表示器である。
【0033】以下に本装置による制御動作を述べる。ま
ず、最初に初期設定として、テーブル1にテスト用のガ
ラス板を定位置にセットし、操作スイッチ14にあるテ
ストスクライブスイッチを押すと、CPU21はROM
22のテストスクライブのためのプログラムを読み込む
ことにより、ドライバー26に対してのみガラスカッタ
ー29をX方向に移動させる指令を出すと共に、出力部
28にカッター29の切り込み指令を出力する。
【0034】この結果、ガラスカッター29により、ガ
ラス板上にX方向に1本のスクライブラインが刻まれ
る。この後に、CCDカメラ12の撮像中心を前記のス
クライブライン上に位置させるべく、モニター用表示装
置13に映し出されたCCDカメラ12の映像を見なが
ら、操作スイッチ14にあるカーソル移動スイッチを操
作して、カーソル8と共にCCDカメラ12をY方向に
移動させる。撮像中心がスクライブライン上に合致した
時点で操作スイッチ14にある位置確定スイッチを押す
と、このときのCCDカメラ12の移動量が、ガラスカ
ッター刃先とCCDカメラ12の撮像中心との間のY方
向のずれ量cyとしてRAM23に記憶される。
【0035】次にテーブル1に被加工のガラス板をセッ
トし、操作スイッチ14にある自動スクライブスイッチ
を押す。これにより、第1のアライメントマークM1の
座標(x1,y1)のデータに基づき、ガラスカッター29
が座標(x1,y1−cy)に来るように、カーソル8を移
動することで、このカーソル8と一体的に移動するCC
Dカメラ12の撮像中心Oが座標(x1,y1)へ移動され
る。この時、既述したように、ガラス板の寸法およびテ
ーブル1へのセットが正確であれば、CCDカメラ12
の撮像中心Oが、第1のアライメントマークM1に完全
に合致する筈であるが、今、図15に示すように、撮像
中心Oと実際のアライメントマークM1とがずれていた
とする。このアライメントマークM1と撮像中心O(ガ
ラス板上での座標をPo1とする)とのずれ量は、画像処
理回路25にて求められる。
【0036】即ち、まず、アライメントマークM1の実
際のX座標を知るために、図15の行(横)方向の画素列
に対して例えば左から右方向への走査で読み出した信号
が所定レベル以上であったか否かが判定される。尚、ア
ライメントマークM1は反射により、その箇所に対応す
る画素からは明の信号が得られる。Y1ないしY9行の走
査では明信号は検出されないが、Y10行の走査において
は、X80で暗から明となり、X90で明から暗となり、
又、X100で暗から明と変化する。このX90とX100の中
間、(X90+X100)/2がアライメントマークM1の位
置におけるX座標XM11とされる。同様に列(縦)方向の
走査によりアライメントマークM1のY座標YM11が求
められる。尚、図15の撮像中心Oより上方(Y方向)に
あるC点は、テーブル1上で撮像中心Oよりcyだけ隔
たったガラスカッター29の位置を示している。
【0037】アライメントマークM1の座標(XM11,Y
M11)が求まれば、次にカーソル8の移動によりCCDカ
メラ12の撮像中心Oが第2のアライメントマークM2
の座標(x2,y2)へ移動され(この時の撮像中心Oのガ
ラス板上での座標をPo2とする)この場合も上述と同様
の画像処理により、アライメントマークM2の実際の座
標(XM22,YM22)が求められる。
【0038】その後は、CPU21にて、前記り座標P
o1−Po2を結ぶラインに対する、座標(XM11,YM11),
(XM22,YM22)間を結ぶラインL1の式が求められる。
アライメントマークから第1スクライブまでの予め設定
された距離をGとすると、このラインL1よりGだけ隔
たったラインL2上をガラスカッター29がなぞるよう
に、カーソル8を移動させれば、前記第1スクライブ上
にスクライブされる。その後は、カーソル8をY方向に
スクライブピッチPyづつ移動する毎にラインL1また
はL2と平行にスクライブされる。
【0039】X方向のスクライブが終了すれば、次にガ
ラスカッター29が90°旋回され、カーソル8がX方
向のスクライブピッチPxづつ移動する毎に前記ライン
1またはL2と直交する方向にスクライブされる。
【0040】この後に、被加工のガラス板の種別が変わ
り、そのアライメントマークの位置も変わった場合で
も、そのガラス板のアライメントマークの位置およびス
クライブピッチPx,Pyを入力するだけで良く、初期
設定(テストスクライブ)は必要ない。即ち、異種のガラ
ス板をセットした場合、上述した段落番号[0035]
から制御を開始できる。
【0041】上記の実施例は、ガラスカッター刃先と撮
像中心とのX方向のずれ量cxが0の場合(請求項3)に
対する実施例であったが、cx,ガラスカッター刃先と
撮像中心とのY方向のずれ量cyが共に0でない場合(請
求項1)、cyが0の場合(請求項4)、およびcx,cyが
共に0の場合(請求項5)の場合は、上述の作用の欄で述
べたように行われる。
【0042】ところで、ガラス板に記されるアライメン
トマークは、通常、ガラス端面に平行な2点とされる
が、最近、製造工程上あるいは電子回路設計上の問題か
ら、不特定の2点にアライメントマークが記されること
がある。
【0043】例えば、図16のガラス板Zで示すよう
に、上記のアライメントマークM2とは別の位置に第2
のアライメントマークM2(座標(x2,y2)を有する場合
で、セットした加工対象のガラス板Z'のアライメント
マークがM1',M2'がアライメントマークM1,M2
から位置がずれていたとする。この場合も、撮像中心O
を第1のアライメントマークM1の座標データ(x1,y
1)へ移動させ、撮像中心Oと第1のアライメントマーク
M1'とのずれ量を求め、又、撮像中心Oを第2のアラ
イメントマークM2の座標データ(x2,y2)へ移動さ
せ、撮像中心Oと第2のアライメントマークM2'との
ずれ量を求め、これらのアライメントマークM1',M
2'の実際の座標を求め、第1のアライメントマークM
1'からX方向へ仮想的にラインLx'を引き、第2のア
ライメントマークM2'からY方向へ仮想的にラインL
y'を引いた時の両ラインの交点Zを求め、この交点の
座標を図9における第2のアライメントマークM2の実
際の位置とすれば、以下は、上述した実施例と同じよう
に処理できる。
【0044】次に本装置によりマニュアルでスクライブ
する場合について述べる。この場合、段落番号[003
3]、[0034]で述べた初期設定(ガラスカッター
刃先とCCDカメラの撮像中心とのずれ量aの検出)を
一旦行ってあればこの操作は省略でき、その場合は、直
ちにテーブル1に被加工ガラス板をセットし、操作スイ
ッチ14にあるカーソル移動スイッチを操作して、CC
Dカメラ12の撮像中心Oをスクライブしたい位置へ移
動させる。その後に、操作スイッチ14にある手動スク
ライブスイッチを押せば、カーソル8が前記ずれ量aだ
けY方向に移動することにより、ガラスカッター29の
刃先が前記のスクライブポイント上に位置し、この位置
からX方向にスクライブが開始され、その後はY方向の
スクライブピッチPyづつ移動する毎にX方向にスクラ
イブされる。Y方向のスクライブに対しても同様に行な
うことができる。
【0045】以上説明したように、本装置によれば、カ
ッターヘッドの移動に際しては、CCDカメラよりの映
像を見ながら行うことができ、又、予めカッターヘッド
刃先とCCDカメラの撮像中心とのずれを把握しておく
ことで、カッターヘッドの移動を、CCDカメラの移動
に置き替えることができるので、特にマニュアル操作に
よるスクライブ操作に適しており、それ故、CCDカメ
ラ12の撮像中心OをアライメントマークM1,M2上
に移動させて、その時のCCDカメラ12の移動量をア
ライメントマークの位置データとして装置本体に記憶さ
せるティーチングモードを行うのにも好都合である。
【0046】上記実施例では、固定テーブル上のガラス
板に対してカッターヘッドを随意の方向へ移動する装置
(図7)に本発明を適用したが、回転自在のテーブルがY
方向に移動し、カッターヘッドがX方向に移動する装置
(図1,図2)、および回転自在のテーブルに対してカッ
ターヘッドがXおよびY方向に移動する装置(図5,図
6)に対しても1基のCCDカメラをカッターヘッドに
直結することで本発明を適用することができる。
【0047】即ち、図1,図2の装置では、段落番号
[0003]の処理に代えて、本実施例で述べた初期設
定(段落番号[0033],[0034])を一旦行え
ば、その後、ガラス板の種別が変わっても段落番号[0
004]の制御から開始でき、再度の初期設定は不要で
ある。又、図5,図6の装置においても同様に再度の初
期設定を省略できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カッタ
ーヘッドと一体的にCCDカメラを設け、初期設定とし
て、カッターヘッドとカメラの例えば撮像中心とのずれ
を予め求めておき、加工対象のガラス板の二つのアライ
メントマークの座標データに従って、カッターヘッドを
移動させ、そして、各アライメントマークとカメラの撮
像中心とのずれを光学的に読み取ることで、各アライメ
ントマークの実際の座標を知り、それらの2点の実際の
座標を結ぶラインと平行にスクライブしている。この方
法であれば、加工対象のガラス板に記されたアライメン
トマークの位置が異なっても、そのアライメントマーク
の座標データに従ってCCDカメラをアライメントマー
クの箇所へ容易に移動できるので、ガラス板の種別変更
に容易に対処できる。又、CCDカメラによる撮像情報
に基づきカッターヘッドの移動を行うことができるので
位置合わせが容易となるので、マニュアルによるスクラ
イブも容易となり、カッターヘッドの移動量を設定デー
タとして記憶させるティーチングモードも容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転自在のテーブルがY方向に移動し、カッ
ターヘッドがX方向に移動する方式のガラスクライバー
の側面図
【図2】 図1の装置の正面図
【図3】 図1の2基のCCDカメラによる撮像例を示
した図
【図4】 図1の装置におけるアライメント操作を示し
た図
【図5】 回転自在のテーブルに対してカッターヘッド
がXおよびY方向に移動する方式のガラスクライバーの
側面図
【図6】 図5の装置の正面図
【図7】 固定テーブルに対して、カッターヘッドが随
意の方向に移動可能としたガラスクライバーの斜視図
【図8】 図7の装置においてダミーガラスに対するア
ライメント操作を示した図
【図9】 図7の装置において被加工ガラス板に対する
アライメント操作を示した図
【図10】 第1発明の説明に用いた図
【図11】 第3発明の説明に用いた図
【図12】 第4発明の説明に用いた図
【図13】 第2発明を適用したガラスクライバーの一
実施例を示す斜視図
【図14】 図13の装置の制御ブロック図
【図15】 図13の装置においてアライメントマーク
の位置検出の説明に用いた図
【図16】 図13の装置においてアライメントマーク
が不特定な点に記されたガラス板に対するスクライブ動
作を示した図
【符号の説明】
1 テーブル 2 基準ピン 3 ブリッジ 4 レール 5 雌ネジ 6 ボールネジ 7 レール 8 カーソル 9 ボールネジ 12 CCDカメラ 13 モニター用表示装置 14 操作スイッチ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 入力部 25 画像処理回路 26 ドライバー 27 エンコーダ 28 出力部 29 ガラスカッター 30 メッセージ表示器 Mx X軸モータ My Y軸モータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工のガラス板に記された2箇所のア
    ライメントマークM1,M2の位置を、光学的読み取り
    手段により読み取り、検出した位置を基準点として、指
    定のピッチでスクライブする自動ガラススクライバーに
    おいて、 ガラスカッターを具備するカッターヘッドと一体的に設
    けた1基の光学的読み取り手段と;作業テーブルにセッ
    トしたテスト用のガラス板をガラスカッターによりX方
    向へスクライブさせ、その時のスクライブラインに、前
    記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイント
    1が合致するようにカッターヘッドをY方向に移動さ
    せた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター
    刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイ
    ントO1とのY方向のずれ量cyとして記憶するY方向ず
    れ量記憶手段と;次に前記ガラス板をガラスカッターに
    よりY方向へスクライブさせ、その時のスクライブライ
    ンに、前記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定
    ポイントO1が合致するようにカッターヘッドをX方向
    に移動させた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラス
    カッター刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の
    所定ポイントとのX方向のずれ量cxとして記憶するX
    方向ずれ量記憶手段と;作業テーブルにセットした被加
    工のガラス板に対して、予め設定入力した第1および第
    2のアライメントマークM1,M2の座標データ(x1
    1)、(x2,y2)に従って、カッターヘッドを座標(x1
    −cx,y1−cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段
    による撮像領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座
    標をPo1とする)と第1のアライメントマークM1との
    ずれ量dおよび、カッターヘッドを座標(x2−cx,y2
    −cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮像
    領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo2
    する)と第2のアライメントマークM2とのずれ量e
    を、該光学的読み取り手段よりの映像から求めることで
    第1および第2のアライメントマークM1,M2の実際
    の座標を求める画像処理手段と;第1および第2のアラ
    イメントマークM1,M2の座標に基づき求めたアライ
    メントマークM1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカ
    ッターヘッドを平行移動させることで、および/又は前
    記ラインLm1m2と直交する方向に対してカッターヘッド
    を平行移動させることで、被加工のガラス板にX方向お
    よび/又はY方向にスクライブするスクライブ手段と;
    を備えたことを特徴とする自動ガラススクライバー。
  2. 【請求項2】 請求項1の被加工のガラス板に対し随意
    の箇所に2箇所のアライメントマークM1,M2'が記
    されている場合であって、 作業テーブルにセットした被加工のガラス板に対して、
    予め設定入力した各アライメントマークM1,M2'の
    座標データ(x1,y1)、(x2',y2')に従って、カッタ
    ーヘッドを座標(x1−cx,y1−cy)へ移動させた時
    に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定ポイント
    1とアライメントマークM1とのずれ量dおよび、カ
    ッターヘッドを座標(x2'−cx,y2'−cy)へ移動させ
    た時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定ポイ
    ントO1とアライメントマークM2'とのずれ量eを、該
    光学的読み取り手段よりの映像から画像処理手段によっ
    て求め、これらのずれ量から解る、作業テーブル上の被
    加工のガラス板のアライメントマークM1,M2'から
    それぞれX方向およびY方向にラインを伸ばした時の交
    点を上記の第2のアライメントマークM2の実際の座標
    とする請求項1記載の自動ガラススクライバー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の自動ガラススクライ
    バーにおいて、ガラスカッター刃先と撮像領域内の所定
    ポイントO1とのX方向のずれ量cxが0の場合であっ
    て、 ガラスカッターを具備するカッターヘッドと一体的に設
    けた1基の光学的読み取り手段と;作業テーブルにセッ
    トしたテスト用のガラス板をガラスカッターによりX方
    向へスクライブさせ、その時のスクライブラインに、前
    記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイント
    1が合致するようにカッターヘッドをY方向に移動さ
    せた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター
    刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイ
    ントO1とのY方向のずれ量cyとして記憶するY方向ず
    れ量記憶手段と;作業テーブルにセットした被加工のガ
    ラス板に対して、予め設定入力した第1および第2のア
    ライメントマークM1,M2の座標データ(x1,y1)、
    (x2,y2)に従って、カッターヘッドを座標(x1,y1
    −cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮像
    領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo1
    する)と第1のアライメントマークM1とのずれ量dお
    よび、カッターヘッドを座標(x2,y2−cy)へ移動さ
    せた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定ポ
    イントO1(ガラス板上での座標をPo2とする)と第2の
    アライメントマークM2とのずれ量eを、該光学的読み
    取り手段よりの映像から求めることで第1および第2の
    アライメントマークM1,M2の実際の座標を求める画
    像処理手段と;第1および第2のアライメントマークM
    1,M2の座標に基づき求めたアライメントマークM
    1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカッターヘッドを
    平行移動させることで、および/又は前記ラインLm1m2
    と直交する方向に対してカッターヘッドを平行移動させ
    ることで、被加工のガラス板にX方向および/又はY方
    向にスクライブするスクライブ手段と;を備えたことを
    特徴とする自動ガラススクライバー。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の自動ガラススクライ
    バーにおいて、ガラスカッター刃先と撮像領域内の所定
    ポイントO1とのY方向のずれ量cyが0の場合であっ
    て、 ガラスカッターを具備するカッターヘッドと一体的に設
    けた1基の光学的読み取り手段と;作業テーブルにセッ
    トしたテスト用のガラス板をガラスカッターによりY方
    向へスクライブさせ、その時のスクライブラインに、前
    記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイント
    1が合致するようにカッターヘッドをX方向に移動さ
    せた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター
    刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイ
    ントO1とのX方向のずれ量cxとして記憶するX方向ず
    れ量記憶手段と;作業テーブルにセットした被加工のガ
    ラス板に対して、予め設定入力した第1および第2のア
    ライメントマークM1,M2の座標データ(x1,y1)、
    (x2,y2)に従って、カッターヘッドを座標(x1−c
    x,y1)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮
    像領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo1
    とする)と第1のアライメントマークM1とのずれ量d
    および、カッターヘッドを座標(x2−cx,y2)へ移動
    させた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定
    ポイントO1(ガラス板上での座標をPo2とする)と第2
    のアライメントマークM2とのずれ量eを、該光学的読
    み取り手段よりの映像から求めることで第1および第2
    のアライメントマークM1,M2の実際の座標を求める
    画像処理手段と;第1および第2のアライメントマーク
    M1,M2の座標に基づき求めたアライメントマークM
    1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカッターヘッドを
    平行移動させることで、および/又は前記ラインLm1m2
    と直交する方向に対してカッターヘッドを平行移動させ
    ることで、被加工のガラス板にX方向および/又はY方
    向にスクライブするスクライブ手段と;を備えたことを
    特徴とする自動ガラススクライバー。
  5. 【請求項5】 請求項1または2の自動ガラススクライ
    バーにおいて、ガラスカッター刃先と撮像領域内の所定
    ポイントO1とのX方向のずれ量cxおよび、ガラスカッ
    ター刃先と撮像領域内の所定ポイントO1とのY方向の
    ずれ量cyが共に0の場合であって、 ガラスカッターを具備するカッターヘッドと一体的に設
    けた1基の光学的読み取り手段と;作業テーブルにセッ
    トした被加工のガラス板に対して、予め設定入力した第
    1および第2のアライメントマークM1,M2の座標デ
    ータ(x1,y1)、(x2,y2)に従って、カッターヘッド
    を座標(x1,y1)へ移動させた時に、光学読み取り手段
    による撮像領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座
    標をPo1とする)と第1のアライメントマークM1との
    ずれ量dおよび、カッターヘッドを座標(x2,y2)へ移
    動させた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所
    定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo2とする)と第
    2のアライメントマークM2とのずれ量eを、該光学的
    読み取り手段よりの映像から求めることで第1および第
    2のアライメントマークM1,M2の実際の座標を求め
    る画像処理手段と;第1および第2のアライメントマー
    クM1,M2の座標に基づき求めたアライメントマーク
    M1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカッターヘッド
    を平行移動させることで、および/又は前記ラインLm1
    m2と直交する方向に対してカッターヘッドを平行移動さ
    せることで、被加工のガラス板にX方向および/又はY
    方向にスクライブするスクライブ手段と;を備えたこと
    を特徴とする自動ガラススクライバー。
  6. 【請求項6】 上記のX方向スクライブ手段は、上記作
    業テーブルが回転自在のものであれば、上記のずれ量
    d,eに従って、第1および第2のアライメントマーク
    間を結ぶ方向が上記2点の位置Po1−Po2を結ぶ方向と
    平行になるよう、前記作業テーブルを回転させる手段を
    備える請求項1または2記載の自動ガラススクライバ
    ー。
  7. 【請求項7】 上記のX方向スクライブ手段は、上記作
    業テーブルが固定であって上記カッターヘッドが随意の
    方向に移動可能であれば、上記のずれ量d,eに従っ
    て、第1および第2のアライメントマーク間を結ぶ方向
    と平行に該カッターヘッドを移動させる請求項1または
    2記載の自動ガラススクライバー。
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