JPS6149218A - スクリ−ン印刷機の自動位置決め方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、スクリーン印刷機におけるプリント基板と
スクリーンとの自動位置決め方法に関する。

（ロ）従来技術 例えば予めスルホール用の小孔が開設されることが多い
産業用のプリント基板のスクリーン印刷では、スクリー
ンとプリント基板との位置関係に僅かなずれが生じても
、スルーホールとランド等がずれた不良のプリント基板
が多発するという問題を生じる。そのため、この種のプ
リント基板へのスクリーン印刷においては、スクリーン
とプリンＩ・基板との高い位置決め精度が要求されてい
る。

従来、スクリーン印刷機において、スクリーンとプリン
ト基板との位置合わせは、作業者がスクリーンをプリン
ト基板に手で押しつけて目視によっておおよその位置を
定めることにより行われている。そして、数回の試し刷
りの後、最終的な位置決めが行われる。

しかしながら、この種の作業は極めて熟練を要し、位置
決めに長時間を必要とするという問題がある。また、最
初に正確な位置決めを行ったとしても、時間が経過する
とスクリーン及びプリント基板の伸縮によってスクリー
ンとプリント基板との位置関係がずれるおそれがある。

一方、最近では視覚センサを用いた自動位置決め方法も
提案実施されている。この方法は、視覚センサによって
プリント基板の位置合わセを予め行い、その後、固定さ
れたスクリーンに対向するように前記プリント基板を１
股送するものである。

しかしながら、この方法の場合、実際に印刷される位置
で位置決めが行われていないため、スクリーンの伸縮及
びプリント基板搬送時の位置ずれ等のために、位置決め
が正確さに欠けるという欠点がある。

（ハ）目的 この発明は、スクリーンとプリント基板の正確な位置決
めを比較に短時間で行い得るスクリーン印刷機の自動位
置決め方法を提供することを目的としている。

（ニ）構成 この発明に係るスクリーン印刷機の自動位置決め方法は
、プリント基板に設けられた基準孔と、前記基準孔より
も小径で、かつ基準孔に対向するスクリーン上の位置に
設けられたマークとの位置関係を視ｉｌｌセンサで検出
し、前記位置関係が所定の関係になるようにスクリーン
とプリント基板との相対位置を変化させることにより、
両者の位置決めを行うことを特徴としている。

（ホ）実施例 第１図及び第２図はこの発明の一実施例に（系るスクリ
ーン印刷機の自動位置決め方法を用いたスクリーン印刷
機の説明図である。

第１（閃（８）は前記スクリーン印刷機の平面図、同し
ン１（ｂ）はその側面図を示している。図において、１
は印刷ベース、２はスキージ、３はスキージ・ガイド、
４はスクリーンである。スクリーン４の両側辺部には例
えば、０．８ｍｍ径のマーク５ａ、−、５ｂが形成され
ている。

６は、印刷ベース１に載置されたプリント基板である。

前記マーク５ａ、５ｂに対応してプリント基板６０両側
辺邪には例えば、３ｍｍ径の基準孔７ａ、７１）が開設
されている。

プリント基板６の基準孔７ａ、７ｂに対向する印刷ベー
ス１のｊ１％分には、前記基準孔７ａ、７ｂよりもさら
に大径の１゛」通孔が形成されている。モして゛光源７
から照射された光を、前記貫通孔に向けて、ハーフミラ
−で反射することにより、基準孔７ａ、７ｂを介してマ
ーク５ａ、５ｂが照明される。基準孔７ａ、■ｂを介し
て見たマーク５ａ、５ｂは、視覚センサとしてのテレビ
カメラｌｌａ　、ｌｌｂによって検知される。

テレビカメラｌｌａ　、ｌｌｂの影像信号は、第２図に
示す画像処理装置１２に与えられ、基準孔７ａ、７ｂと
マーク５ａ、５ｂの映像がモニタ１３ａ　、１３ｂに映
し出される。第３図（ａ）はテレビカメラｌｌａによっ
てモニタ１３ａに映し出された基準孔７ａとマーク５ａ
の映像、同図ｔｂ＋はテレビカメラｌｌｂによって映し
出された基準孔７ｂとマーク５ｂの映像をそれぞれ示し
ている。同図（ａｌ、（ｂｌにおいて、中央０部はマー
ク５ａ、　５ｂを、斜線部は基準孔？ａ、　７ｂをそれ
ぞれ示している。

さらに画像処理装置ｉ￥１２は、基準孔７ａ、７ｂとマ
ーク５ａ、５ｂとの位置関係を検出し、両者が予め定め
られた位置関係になるようにスクリーン位置決め装置１
４を制御する。このスクリーン位置決め装置１４は、ス
クリーン４のＸ、Ｙ方向移動、回転移動を行う駆りＪ機
構から構成される。

次に、前述した位置関係の検出を詳述する。

第３図に示すようなマーク５ａ、　５ｂの中心から基７
１へ孔までの距離ａ　−ｈが画像処理装置によって求め
られる。そして、ｃ＝ｄ、ｇ＝ｈ、ａ＝ｆ、、’　ｂ＝
０となるようにスクリーン位置決め装置１４が制御され
ることにより、スクリーン４とプリント基板６の位置決
めが行われる。特に、ａ＝ｆ、ｂ−Ｃとしたのはスクリ
ーンのＸ方向の伸縮によって位置決め誤差を生じないよ
うにするためである。

なお、マーク５ａ、５ｂは、スクリーンのＹ方向に直交
する中心Φ１１１上に設けられているので、スクリーン
のＹ方向の伸縮によってはほとんど位置決め誤差は生じ
ない。

スクリーン４とプリント基板６との位置決めが完了する
と、シーケンサ１５は画像処理装置％’、　１２或いは
スクリーン位置決め装置１４から位置決め完了を示す所
定の信号を与えられる。これにより、シーケンサ１５は
スキージ２を駆動して、プリント基板に所定のパターン
を印刷形成する。印刷が完了すると、そのプリント基板
を排出し、新たなプリント基板を搬入する。シーケンサ
１５からプリント基板Ｉｆｆ人を示す信号を画像処理装
置１２が受は取ると、前述したと同様の位置決めが行わ
れ、引き続いて印刷される。以下、同様にプリント基板
への自動印刷が行われる。

なお、前記実施例では、マーク５ａ、　５ｂをスクリー
ン４のＹ方向に直交する中心軸上に形成した。

しかし、この発明はこれに限られるものではなく、例え
ば、二つのマークをスクリーンの対角線上に設けてもよ
い。この場合、スクリーンのＹ方向の伸縮による位置決
め誤差を回避するために、第３図において、ｃ＝ｈ、ｄ
＝ｇＳａ＝ｆ、、ｂ＝ｅとなるようにスクリーン位置決
め装置１４を制ｉｌｌする必要がある。

また、実施例の説明では、スクリーンのマーク及びプリ
ント基板の基準孔をそれぞれ２個設けるとして晶免明し
た。しかし、これらはそれぞれ２（固以上設けられるも
のであってもよいことは勿論である。

さらに、スクリーンのマーク等の照明方法は、実施例で
説明したものに限られず、例えば、印刷ヘース、の下部
スペースが小さい場合等は、光ファイバを介して照明を
行い、また、その反射光を光ファイバを介してテレビカ
メラに伝送してもよい。

また、実施例ではスクリーンの位置を制御させることに
より位置決めを行ったが、これはプリント基板即ち、こ
れが載置される印刷ヘースの位ｉｉ！ｆを制御するもの
であってもよい。

（へ）効果 この発明に係るスクリーン印刷機の自動位置決め方法は
、プリント基板に設けられた基準孔と、前記基準孔より
小径でかつ、前記基準孔に対向するスクリーン上の位置
に設けられたマークとの位；８関係を視覚センサで検出
し、前記位置関係が所定の関係になるようにスクリーン
とブリ７ト基板との相対位置を変化させることにより、
両者の位置決めを行っている。

したがって、この発明によれば、作業者の感覚によって
位置決めを行っていた従来の方法に比較して、位置決め
を短時間で行うことができる。また、プリント基板ごと
に位置決めを行うこともできるから、スクリーンの伸縮
等による位置ずれを回避することもできる。

また、この発明は、スクリーンとプリント基板の位置関
係を直接検知して、これらの相対位置を制御するから、
予め位置決めされたプリント基板をスクリーンに対向す
る位置に搬送していた従来の方法に比較して、位置決め
精度が向上するという効果も奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の一実ｈｔｊ例に係るスク
リーン印刷機の自動位置決め方法を使用したスクリーン
印刷機の説明図、第３図はテレビカメラによってモニタ
に映し出されたスクリーンのマ＝り及びプリント基板の
基準孔の映像を示す説明図である。 ４・・・スクリーン＋５ａ、５ｂ・・・マーク、６・・
・プリント基Ｊ＆、７ａ、７ｂ・・・基準孔、　ｌｌａ
。 １１ｂ　　・・・テレビカメラ、１２・・・画像処理装
置。 箸７図　　　　（Ｑ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも二つの基準孔をプリント基板に開設し
   、かつ、前記基準孔よりも小径のマークを各基準孔に対
   向するスクリーン上の位置に形成し、前記基準孔とマー
   クとの位置的ずれを視覚センサで検出し、両者が所定の
   位置関係になるように、プリント基板とスクリーンの相
   対位置を変化させることを特徴とするスクリーン印刷機
   の自動位置決め方法。