JPH0616151U - 自動車における履物入れ - Google Patents

自動車における履物入れ

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JPH0616151U
JPH0616151U JP6107692U JP6107692U JPH0616151U JP H0616151 U JPH0616151 U JP H0616151U JP 6107692 U JP6107692 U JP 6107692U JP 6107692 U JP6107692 U JP 6107692U JP H0616151 U JPH0616151 U JP H0616151U
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JP
Japan
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footwear
shoes
floor surface
seat
storage space
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Pending
Application number
JP6107692U
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English (en)
Inventor
義光 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1に、外で靴等の履物に付着していた泥,
ごみ,水分等により、座席足元のフロア面が汚されなく
なり、フロア面が清潔に保たれ、第2に、座席足元の邪
魔がなくなり、特に運転席の場合に足元の運転操作上の
障害がなくなる、自動車における履物入れを提案する。 【構成】 この履物入れ1は、自動車の車室2内におけ
る靴等の履物を収納するものであり、座席足元のフロア
面3下に形成された収納スペース4と、この収納スペー
ス4の上面を開閉可能な蓋部5と、を有してなる。そこ
で乗車時において、外での靴等の履物は、車室2内では
スリッパ等の別の履物に履き替えられるが、この履き替
えられ脱ぎ捨てられた外での靴等の履物は、履物入れ1
の蓋部5を開閉することにより、その収納スペース4内
に収納される。そこで第1に、フロア面3が汚れず、第
2に、フロア面3上に履物が置かれることもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車における履物入れに関する。すなわち、車室内における靴等 の履物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車,トラック等の自動車においては、最近特に車室内の清潔化に留意され ることが多く、座席足元のフロア面も清潔に保たれるようになっており、外での 靴等の履物を車室内ではスリッパ等の別の履物に履き替えることも多々行われて いる。そしてこのような場合、乗車時に脱ぎ捨てられた外での靴等の履物は、車 室内に適当な収納スペースがないので、従来、座席足元のフロア面上に置かれて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第 1に、座席足元のフロア面の汚れがひどいという問題があった。すなわち、外で 靴等の履物に付着していた泥,ごみ,水分等が、乗車時に履物と共に車室内に持 ち込まれ、その履物が履き替えられて座席足元のフロア面上に置かれることによ り、フロア面を汚し、掃除も面倒であるとの指摘があった。第2に、座席足元の 邪魔になるという問題もあった。すなわち、外での靴等の履物が、乗車時に履き 替えられて座席足元のフロア面上に脱ぎ捨てられ置かれていたので、座席足元の 邪魔になり、特に運転席の場合には足元の運転操作上の障害となるという指摘が あった。
【0004】 本考案は、このような実情に鑑み、上記従来例の問題点を解決すべくなされた ものであって、蓋部付の収納スペースをフロア面下に形成し、外での履物を収納 するようにしたことにより、第1に、座席足元のフロア面の汚れが防止され、第 2に、座席足元の邪魔・障害等もなくなる、自動車における履物入れを提案する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本考案の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、こ の自動車における履物入れは、車室内において靴等の履物を収納するものである 。そして、座席足元のフロア面下に形成された収納スペースと、該収納スペース の上面を開閉可能な蓋部と、を有してなる。
【0006】
【作用】
本考案は、このような手段よりなるので、次のごとく作用する。すなわち、こ の自動車には、蓋部付の収納スペースをフロア面下に形成してなる履物入れが、 車室内に設けられており、乗車時に履き替えられ脱ぎ捨てられた外での履物は、 この収納スペース内に収納される。そこで第1に、このように外での履物は収納 スペース内に収納されるので、外でこの履物に付着していた泥,ごみ,水分等が 、座席足元のフロア面を汚すことはなくなる。第2に、同様に外の履物は収納さ れ座席足元に置かれないので、座席足元の邪魔・障害等となることもない。
【0007】
【実施例】
以下本考案を、図面に示すその実施例に基づいて、詳細に説明する。図1は本 考案の実施例を示し、(1)図は斜視図、(2)図は正断面図である。図2は同 実施例の正断面図であり、(1)図は履物を収納中の状態を、(2)は履物を収 納した状態を示す。図3は他の実施例の正断面図である。
【0008】 この自動車における履物入れ1は、車室2内において靴等の履物Aを収納する ものである。そして、この履物入れ1は、例えば運転席や助手席等の座席(図示 せず)足元のフロア面3下に形成された収納スペース4と、この収納スペース4 の上面を開閉可能な蓋部5と、を有してなる。これらについて詳述すると、まず 、図示例の収納スペース4は、運転席足元のフロア面3を一部切り欠き、その下 に形成された長方形の凹部空間よりなる。なお、図1中6はアクセルペタル、7 はブレーキペタル、8はフットレストである。
【0009】 次にこの履物入れ1の蓋部5は、収納スペース4の上面に見合った大きさ、つ まり、収納スペース4の上面より若干広めでこれを確実に閉鎖可能な大きさより なり、自由端部である先端部の上面に設けられた取手9と、先端部の下面に設け られた磁石10と、基端部に設けられた回動部11と、を備えてなる。すなわち 取手9は、蓋部5の先端部に形成された小凹部12に掛け渡されてなり、又、磁 石10は、取手9の略裏面側に形成され、蓋部5の閉鎖状態においてフロア面3 側の受段部13に設けられた対応する磁石14と当接すべく位置している。又、 回動部11は、図示例では蓋部5の基端部に突出形成された突片よりなり、フロ ア面3側の受段部15に穿設された開口16内に挿入され、もって、そこを中心 に蓋部5全体が上下に回動可能で、収納スペース4の上面を開閉可能となってい る。なお回動部11は、勿論このような突片によらず、ヒンジ等を用いるように してもよい。そして、このような取手9と磁石10と回動部11とを備えた蓋部 5は、その閉鎖状態(図1の(1)図,(2)図および図2の(2)図参照)で は、その先端部と後端部がフロア面3側の受段部13,15に支承され、その上 面がフロア面3と面一になるように肉厚が設定されており、又、その開放状態( 図2の(1)図参照)では、取手9と回動部11にて支えられる。なお蓋部5は 、このような回動方式のものに限定されることなく、例えば、フロア面3に沿っ て水平に横移動することにより開閉されるもの、その他各種の方式のものが可能 である。
【0010】 本考案は、以上のように構成されている。そこで以下のようになる。すなわち 、この自動車には、蓋部5付の収納スペース4をフロア面3下に形成してなる履 物入れ1が、車室2内設けられている。そして乗車時において、外での靴等の履 物Aは、車室2内ではスリッパ等の別の履物(図示せず)に履き替えられるが、 この履き替えられ脱ぎ捨てられた外での靴等の履物Aは、履物入れ1の収納スペ ース4内に収納される。すなわち履物入れ1は、それ迄は磁石10,14間の磁 力により、蓋部5が閉鎖状態でロックされているが(図1参照)、履物Aの収納 に際しては、蓋部5が取手9により磁石10,14間の磁力に抗し上方に回動さ れ開放状態とされる(図2の(1)図参照)。そして、外での靴等の履物Aを収 納スペース4内に収納した後、再び取手9により蓋部5が下方に回動されて元の 閉鎖状態となり、磁石10,14間の磁力によりロックされる(図2の(2)図 参照)。なお事後、このような履物入れ1内から履物Aを取り出す際は、上述に 準じ蓋部5を開閉する。なお、このような収納スペース4内に防臭剤,乾燥剤等 を予め入れておくと、履物Aの臭い,水分等が収納中に除去されるという利点が ある。
【0011】 さて、この履物入れ1を用いると、次の第1,第2のようになる。まず第1に 、このように外での靴等の履物Aは、乗車時に車室2内では履物入れ1の収納ス ペース4内に収納されるので、外でこの靴等の履物Aに付着していた泥,ごみ, 水分等が、フロア面3を汚すことはなくなる。つまり、この種従来例のように、 外での履物Aが座席足元のフロア面3上に置かれることはないので、履物Aの泥 ,ごみ,水分等がフロア面3に付着することも、確実に防止される。第2に、こ のように外での靴等の履物Aは履物入れ1の収納スペース4内に収納され、この 種従来例のように座席足元のフロア面3上には置かれないので、外での履物Aが 、座席足元の邪魔・障害等となることもない。
【0012】 次に図3は、本考案の他の実施例の正断面図である。そして、この図3の実施 例の履物入れ1では、上述の図1,図2の実施例の構成に加え、更に、収納スペ ース4にほぼ見合った形状と大きさで上面が開放されたトレイ17と、トレイ1 7内の底部に設けられた除去部材18と、を備えている。まずトレイ17は、収 納スペース4から分離取り外し可能となっており、又、除去部材18としては、 例えば略すのこ状のもの、その他の凹凸を備えたもの、略たわし状のもの、スポ ンジ状のもの等々、各種形状のものが考えられる。そして、この図3の他の実施 例の履物入れ1では、このような収納スペース4のトレイ17底部の除去部材1 8上に、外での靴等の履物Aを載せて置くことにより、収納された履物Aに付着 していた泥,ごみ,水分等が、払拭除去されるという利点がある。なお、除去部 材18にて払拭除去された泥,ごみ,水分等は、トレイ17の底部に溜まるが、 適宜、トレイ17を履物入れ1の収納スペース4内から取り出すことにより、廃 棄処分される。又、この図3の他の実施例において、その他の構成および作動等 は、前述した図1,図2の実施例のものに準じるので、同符号を付しその説明を 省略する。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る自動車における履物入れは、以上説明したように、蓋部付の収納 スペースをフロア面下に形成し、外での履物を収納するようにしたことにより、 次の効果を発揮する。
【0014】 第1に、座席足元のフロア面が清潔に保たれる。すなわち、外で靴等の履物に 付着していた泥,ごみ,水分等により座席足元のフロア面が汚されなくなり、フ ロア面が清潔に保たれるので、掃除の手間もかからない。第2に、座席足元の邪 魔・障害等もなくなる。すなわち、座席足元のフロア面に外での靴等の履物は置 かれないので、座席足元の邪魔がなくなり、特に運転席の場合に足元の運転操作 上の障害がなくなる。このように、この種従来例に存した問題点が一掃される等 、本考案の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車における履物入れの実施例
を示し、(1)図は斜視図、(2)図は正断面図であ
る。
【図2】同実施例の正断面図であり、(1)図は履物を
収納中の状態を、(2)図は履物を収納した状態を示
す。
【図3】本考案の他の実施例の正断面図である。
【符号の説明】
1 履物入れ 2 車室 3 フロア面 4 収納スペース 5 蓋部 6 アクセルペタル 7 ブレーキペタル 8 フットレスト 9 取手 10 磁石 11 回動部 12 小凹部 13 受段部 14 磁石 15 受段部 16 開口 17 トレイ 18 除去部材 A 履物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車室内における靴等の履物入れ
    であって、座席足元のフロア面下に形成された収納スペ
    ースと、該収納スペースの上面を開閉可能な蓋部とを有
    してなること、を特徴とする自動車における履物入れ。
JP6107692U 1992-08-05 1992-08-05 自動車における履物入れ Pending JPH0616151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107692U JPH0616151U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 自動車における履物入れ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6107692U JPH0616151U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 自動車における履物入れ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616151U true JPH0616151U (ja) 1994-03-01

Family

ID=13160684

Family Applications (1)

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JP6107692U Pending JPH0616151U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 自動車における履物入れ

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JP (1) JPH0616151U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177472A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Mitsubishi Motors Corp フロア開口の開閉装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260642B2 (ja) * 1981-02-17 1990-12-17 Maruho Kk
JPH0374233A (ja) * 1989-08-16 1991-03-28 Kazunari Katayama はき物入れを塔載した乗物

Patent Citations (2)

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JPH0260642B2 (ja) * 1981-02-17 1990-12-17 Maruho Kk
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