JPH0627251U - ドアトリム用プルハンドル - Google Patents

ドアトリム用プルハンドル

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Publication number
JPH0627251U
JPH0627251U JP6604592U JP6604592U JPH0627251U JP H0627251 U JPH0627251 U JP H0627251U JP 6604592 U JP6604592 U JP 6604592U JP 6604592 U JP6604592 U JP 6604592U JP H0627251 U JPH0627251 U JP H0627251U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull handle
door trim
water
bracket
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6604592U
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 池谷
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH0627251U publication Critical patent/JPH0627251U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアトリムに装着されるプルハンドル内部に
水あるいはゴミが侵入した場合でも、水,ゴミ等の外部
への排出を簡単かつ迅速に行なうことができ、プルハン
ドル内部を衛生的に保つことができるドアトリム用プル
ハンドルを提供することを目的とする。 【構成】 プルハンドル20の下面に突設形成されたロ
ケートピン24に水抜き孔25を貫通形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用ドアトリムに設置されるドアトリム用プルハンドルに関 する。
【0002】
【従来の技術】
図4,図5は乗用車のドアパネルに内装されるドアトリムを示す正面図ならび に断面図であり、ドアトリム1は、通常、乗員が肘をかけて休めるように中央部 が車室内側に向けて膨出状に形成されたアームレスト部2が設定されており、こ のアームレスト部2の上面開口2aにケース状に成形された樹脂成形体からなる プルハンドル3を取付け、このプルハンドル3によりドアの開閉操作を行なうと ともに、ポケット機能も果たし、使い勝手の向上を図るようにしている。
【0003】 そして、このプルハンドル3をドアトリム1に取付けるには、ドアトリム1に おけるアームレスト部2内面に、図6に示す形状のブラケット4がリベット5を 介して固定されており、このブラケット4の取付孔4a内にビス6をプルハンド ル3の底部を通してネジ止めすることにより、プルハンドル3をドアトリム1に 固定しているが、その際、プルハンドル3を適正位置に位置決めするために、プ ルハンドル3の下面にはロケートピン7が設置されており、このロケートピン7 をブラケット4の切欠き4bに合わせることにより、プルハンドル3を適切箇所 にロケートするようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来、ドアトリム1にはプルハンドル3が設置され、使い勝手の 向上を図るようにしているが、プルハンドル3内部にたまった水やゴミ等を容易 に外部に除去することができず、衛生的でないことはもちろん、プルハンドル3 内部に収容する備品等が汚れたり、濡れたりする等の欠点が指摘されている。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、ドアトリムに装着されるプルハンドルにおいて、プルハンドル内部の水 やゴミ等を容易に外部に除去でき、内部に収容される備品が汚れたり、濡れたり することなく、確実な収容が期待できるとともに、衛生上好ましいドアトリム用 プルハンドルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ドアトリムの開口に嵌着され、ドアト リム内面に固着されたブラケットの取付孔にビス止め固定されるドアトリム用プ ルハンドルにおいて、前記プルハンドルの下面に突設形成された、ロケートピン には、プルハンドル内部の水を外部に除去する水抜き孔が貫通形成されているこ とを特徴とする。
【0007】
【作用】
以上の構成から明らかなように、プルハンドルの下面に設置されたロケートピ ンには水抜き孔が貫通形成されているため、プルハンドル内部に水やゴミ等が侵 入した場合、この水抜き孔を通して容易に外部に排出できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案によるドアトリム用プルハンドルの実施例について、添付図面を 参照しながら詳細に説明する。
【0009】 図1,図2は本考案によるプルハンドルの第1実施例を示す全体斜視図ならび に断面図、図3は本考案によるプルハンドルの第2実施例を示す断面図である。 まず、本考案によるプルハンドルの第1実施例について説明する。
【0010】 図面において、符号10はドアパネルに内装される自動車用ドアトリムであり 、この自動車用ドアトリム10は、所要形状に成形され、保形性ならびに車体パ ネルへの取付剛性を備えた芯材11と、この芯材11の表面側に一体貼着され、 装飾性および緩衝性を備えた表皮材12とから構成されている。
【0011】 さらに、自動車用ドアトリム10はその中央部が車室内側に向けて膨出状に形 成されたアームレスト部13が設置されており、このアームレスト部13の上面 に開口14が開設されている。
【0012】 ところで、自動車用ドアトリム10に設置されるプルハンドル20は、上面を 開口21したケース状の樹脂成形体からなり、底面22に取付孔23が形成され 、この取付孔23の両側にプルハンドル20の下面から下方に延びるロケートピ ン24が突設形成されている。
【0013】 そして、このプルハンドル20をドアトリム10に取付けるには、アームレス ト13内面にブラケット30が固着されており、このブラケット30の上下端に 形成したフランジ部31をリベット40によりアームレスト13内面に固着する ようにしている。また、プルハンドル20をビス41を通じて取付ける取付孔3 2が開設されており、この取付孔32の両側にロケート用切欠き33が形成され ている。
【0014】 したがって、プルハンドル20をドアトリム10に取付けるには、予めドアト リム10におけるアームレスト13内面に固定されているブラケット30に対し て、プルハンドル20のロケートピン24をロケート用切欠き33に合わせるこ とにより、プルハンドル20を適切箇所に位置決めした後、ビス41をプルハン ドル20底面22の取付孔23内に挿通させて、ブラケット30の取付孔32内 に締着固定すればよい(図2参照)。
【0015】 そして、本考案においては、ロケートピン24に水抜き孔25が貫通形成され ていることが特徴であり、この水抜き孔25により、万一プルハンドル20内部 に水やゴミ等が侵入しても、この水抜き孔25を通じて容易に外部に除去できる ため、プルハンドル20内部を美麗に維持でき、衛生的である。
【0016】 また、プルハンドル20内部に備品を収容する場合でも、汚れたり、濡れたり することがなく、良好な収容が期待できるという利点もある。
【0017】 次いで、図3は本考案によるプルハンドル20の別実施例を示すもので、この 実施例においては、ロケートピン24の先端に可撓性ホース50が接続されてお り、この可撓性ホース50の先端はドアトリム10内部の任意箇所に設定できる という構成である。
【0018】 この実施例によれば、例えば、ロケートピン24の下方にメカ部品等の湿気を 避けたい部品がある場合など、この可撓性ホース50の調整により、メカ部品等 の保護を確実に行なうことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によるドアトリム用プルハンドルは、プルハンドル をドアトリムの適正箇所に位置決めするロケートピンに水抜き孔を貫通形成する という構成であるため、万一、プルハンドル内部に水やゴミ等が侵入した場合で も、この水抜き孔を通じて水やゴミ等を外部に簡単かつ迅速に排除することがで きるため、プルハンドル内部を常に衛生的に保つことができ、また収容備品を良 好に格納できるという効果を有する。
【0020】 さらに、請求項2の考案によれば、ロケートピンに接続される可撓性ホースを 調整することにより、水やゴミ等の排出箇所を任意に設定できるため、メカ部品 等の保護が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるドアトリム用プルハンドルの第1
実施例を示すもので、プルハンドル,ドアトリムをそれ
ぞれ示す全体斜視図。
【図2】図1に示すプルハンドルをドアトリムに取付け
た状態を示す断面図。
【図3】本考案によるドアトリム用プルハンドルの第2
実施例を示す断面図。
【図4】従来のドアトリムを示す正面図。
【図5】図4中V−V線断面図。
【図6】従来のプルハンドルの取付構造を示す斜視図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 13 アームレスト部 14 開口 20 プルハンドル 21 開口 23 取付孔 24 ロケートピン 25 水抜き孔 30 ブラケット 32 取付孔 33 ロケート用切欠き 40 リベット 41 ビス 50 可撓性ホース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム(10)の開口(14)に嵌
    着され、ドアトリム(10)内面に固着されたブラケッ
    ト(30)の取付孔(32)にビス止め固定されるドア
    トリム用プルハンドルにおいて、 前記プルハンドル(20)の下面に突設形成された、ロ
    ケートピン(24)には、プルハンドル(20)内部の
    水を外部に除去する水抜き孔(25)が貫通形成されて
    いることを特徴とするドアトリム用プルハンドル。
  2. 【請求項2】 ロケートピン(24)の先端に可撓性ホ
    ース(50)が接続されていることを特徴とする請求項
    1記載のドアトリム用プルハンドル。
JP6604592U 1992-09-22 1992-09-22 ドアトリム用プルハンドル Withdrawn JPH0627251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6604592U JPH0627251U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 ドアトリム用プルハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6604592U JPH0627251U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 ドアトリム用プルハンドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627251U true JPH0627251U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13304518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6604592U Withdrawn JPH0627251U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 ドアトリム用プルハンドル

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JP (1) JPH0627251U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168010A (ja) * 2000-12-04 2002-06-11 Kazuo Nakajima 車両用ドアハンドル
JP2019059293A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 テイ・エス テック株式会社 車両用ドア
FR3105356A1 (fr) * 2019-12-20 2021-06-25 Psa Automobiles Sa Dispositif d’éclairage et/ou de signalisation pour véhicule automobile

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Legal Events

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Effective date: 19970306