JP2944871B2 - 自動車に取り付ける靴箱 - Google Patents

自動車に取り付ける靴箱

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JP2944871B2
JP2944871B2 JP29454393A JP29454393A JP2944871B2 JP 2944871 B2 JP2944871 B2 JP 2944871B2 JP 29454393 A JP29454393 A JP 29454393A JP 29454393 A JP29454393 A JP 29454393A JP 2944871 B2 JP2944871 B2 JP 2944871B2
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shoes
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孝 水島
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に取り付ける靴
箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、若者を中心に自動車の車内を
非常に綺麗にする風潮があり、このような場合、車内に
は靴を履いて入らず、裸足になるか、上履きに履き換え
るようにしている。従って、脱いだ靴を保管しておかな
ければならないが、トランク等に入れるわけには行かな
いから(車内に戻るときに足又は上履きが汚れるか
ら)、いきおい箱等に入れて車内に置くようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動車の車内
は思いのほかに狭くて余分な空間はない。従って、脱い
だ靴を車内に置いた場合、場所を取って身体を動かすの
に邪魔になる。本発明は、このような課題を解決するも
のであり、自動車の車内の空間を狭めない箇所に靴箱を
取り付けたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、フロアの外方端に形成されるドア開閉部のシャーシ
部材の下方から外方にかけて断面L字形の底板を連接す
るとともに、底板に、ドアが開いているときに外方回動
可能な断面略逆L字形の蓋を取り付け、底板と蓋とでフ
ロア上に設けられるシートに腰を掛けた状態で靴を出し
入れできる靴箱に形成したことを特徴とする自動車に取
り付ける靴箱を提供する。
【0005】又、本発明は、フロアの外方端に形成され
るドア開閉部より内側のフロアの下方空間に、四方に起
立する側板を取り付けるとともに、側板に、内方端を回
動支点として外方端がドア開閉部に係脱され、且つ、外
方に引出し可能な二重構造の底板を取り付け、側板と底
板とでフロア上に設けられるシートに腰を掛けた状態で
靴を出し入れできる靴箱に形成したことを特徴とする自
動車に取り付ける靴箱を提供する。
【0007】
【作用】以上、いずれの手段をとる場合も、靴箱は車内
空間を狭めない。又、靴箱への靴の出し入れ乗降の際に
フロア上に設けられるシートに腰を掛けた状態でできる
から、脱いだり履いたりするときに足は勿論、車内を汚
さない。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第一の構成を示す自動車のド
ア部分の断面図であるが、自動車のフロア10の外方端
は、通常、ドア12を回動して開閉するためのドア開閉
部14に形成され、その上面はフロア10から一段上が
って外方ほど低い段部に形成されている。ドア開閉部1
4の上方にはドア12が位置するが、ドア12の下端は
適宜シールが図られて前記した段部に沿うように形成さ
れ、その外面はドア開閉部14の外面と連続している。
尚、ドア12は上方へ行くほど外方に膨らんで把手の部
分あたりを最大幅としている(これが道路運送車両法で
いうところの車体幅である)。
【0009】本発明は、このドア開閉部14の外側に、
下方から外方にかけて靴箱16を取り付けるのである。
即ち、ドア開閉部14は、内側がシャーシ(骨)部材1
4a、外側が外板14bで構成されているが、骨部材1
4aの下端に、下方から外方にかけてL字形に屈曲した
底板18を溶接、接着又はビス止めで固定するととも
に、底板18の外方端に蝶番20等で止着された略逆L
字形をした蓋22を取り付けるのである。このとき、ド
ア開閉部14の外板14bのうち、蓋22が被さる箇所
及び靴箱16の中に入り込む箇所(図1における交差鎖
線の部分)は靴箱16の長さだけ切り欠いておく。
【0010】図2は靴箱16に靴24を収容した状態の
断面図であるが、靴24を靴箱16に収納するには、先
ずドア12を開けてシートに腰を掛けて靴24を脱ぎ、
次いで靴箱16の蓋22を開けて中に靴24を収納し、
最後に蓋22を閉めることになる。ところで、ドア12
を閉めることで蓋22が開くことはないが、蓋22の内
側端等に磁石26等を取り付けておき、この磁石26で
ドア開閉部14の骨部材14aに吸着させるような係止
構造をとれば、閉蓋がより確実になり、振動による音等
も防げて一層好ましいものになる(係止構造はこの他に
種々のものが考えられる)。尚、靴24を靴箱16から
取り出すときは、前記と逆の操作をすればよい。
【0011】図3は以上の靴箱16を取り付けた自動車
の側面図であるが、この靴箱16はすべてのドア開閉部
14に取り付けるのが好ましく、4ドアのものであれば
4個取り付けることになる。ところで、この靴箱16は
道路運送車両法に反しないものにする必要があり、その
ためには、靴箱16の外面間の幅Wは車体幅を越えない
ように、又、最低地上高さHは(ホイルベース×0.0
35+30mm)以上にする必要がある。これを中型車
に適用すれば、幅12〜13cm、高さ15〜16cm
程度のものにできるから、靴24を上下に二つ重ねて収
納できるものになる(長さは30cm程度あれば充分で
あり、これには法的制限はない)。
【0012】図4は本発明の第二の構成を示すドア部分
の断面図であるが、自動車には、通常、フロア10の底
面の骨部材10aとドア開閉部14との間に上方に窪ん
だ空間が形成されているから、この空間を利用してここ
に靴箱28を取り付けたものである。即ち、この靴箱2
8は、四方に起立した側板30と底板32とで構成し、
このうち、内側の側板30は骨部材10aに固定し、底
板32をこれに蝶番34等で止着する他、底板32を二
重構造の引出式にして外側の側板30をドア開閉部14
等に形成したノッチ36等にその弾性を利用して係止す
るようにしたものである。勿論、この靴箱28も、法の
許容内のものにする必要があるが、中型車に適用した場
合、幅200mm、高さ100mm程度のものは確保で
きる。
【0013】以上により、外側の側板30をドア開閉部
14から外して下に降ろして底板32を外方に引き出す
と、底板32は延長されてその上に靴24を載せること
ができるから、底板32を押し込んで上に上げ、外側の
側板30をドア開閉部14に係止することで靴24を収
納できる。又、靴24を取り出すときはこれと逆の操作
をすればよい。本構成のものは、靴24を横に並べて置
けるとともに、ドア12を閉めた状態でも靴24を出し
入れできる特徴がある。又、外部から見える部分が少な
いから、体裁も良いし、車体を改造する必要もない。
【0014】図5は本発明の第三の構成を示す自動車の
側面図、図6はその断面図であるが、この構成のもの
は、ドア12がスライド式に開閉するバス型の自動車に
適用されるものである。即ち、このタイプではドア開閉
部14にフロア10よりも一段低い乗降用ステップ38
が設けられるのが通常であるから、靴箱40をこの乗降
用ステップ38の下方空間に取り付けるのである。具体
的には、乗降用ステップ38の一部に箱体42をその上
面が乗降用ステップ38とほぼ同じ面になるように嵌め
込み、その上方を蝶番44等によって上下に回動する蓋
46で覆ったものである。
【0015】ところで、中型車における乗降用ステップ
38の長さは約1200mmあるから、靴箱40の長さ
もそれ以下にする必要があるが、靴24を左右に揃えて
収容するものにした場合、搭乗人員の数に応じて少なく
とも前後に3〜4人分程度の靴24が並べられるように
する必要はある。一方、靴箱40に靴24を上下に重ね
て収容するものにすれば(法の許容内であることが必
要)、その倍の数の靴24が収容できることになる。勿
論、運転席や助手席のドア開閉部14には前記した靴箱
を取り付ける。尚、このタイプの自動車では、運転席や
助手席側にも乗降用ステップが設けられるものもある
が、その場合はこの構造のものにする。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば、靴を収納できる
靴箱を車内空間の外側に取り付けたものであるから、乗
降空間を狭めないで靴を収納できる。又、この靴箱は、
乗降する位置であるドア開閉部に設けたものであるか
ら、フロア上に設けられるシートに腰を掛けた状態で靴
を脱いだり履いたりでき、足は勿論、車内を汚さない効
果がある上、出し入れ操作も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の構成を示す自動車のドア部分の
断面図である。
【図2】本発明の第一の構成を示す自動車のドア部分の
断面図である。
【図3】本発明の第一の構成を実施した自動車の側面図
である。
【図4】本発明の第二の構成を示す自動車のドア部分の
断面図である。
【図5】本発明の第三の構成を示す自動車の側面図であ
る。
【図6】本発明の第三の構成を示すドア部分の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 フロア 12 ドア 14 ドア開閉部 14aシャーシ部材 16 靴箱 18 底板 22 蓋 24 靴 28 靴箱 30 側板 32 底板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアの外方端に形成されるドア開閉部
    シャーシ部材の下方から外方にかけて断面L字形の底
    板を連接するとともに、底板に、ドアが開いているとき
    に外方回動可能な断面略逆L字形の蓋を取り付け、底板
    と蓋とでフロア上に設けられるシートに腰を掛けた状態
    で靴を出し入れできる靴箱に形成したことを特徴とする
    自動車に取り付ける靴箱。
  2. 【請求項2】 フロアの外方端に形成されるドア開閉部
    より内側のフロアの下方空間に、四方に起立する側板を
    取り付けるとともに、側板に、内方端を回動支点として
    外方端がドア開閉部に係脱され、且つ、外方に引出し可
    能な二重構造の底板を取り付け、側板と底板とでフロア
    上に設けられるシートに腰を掛けた状態で靴を出し入れ
    できる靴箱に形成したことを特徴とする自動車に取り付
    ける靴箱。
JP29454393A 1993-10-01 1993-10-29 自動車に取り付ける靴箱 Expired - Lifetime JP2944871B2 (ja)

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JP5-269993 1993-10-01
JP26999393 1993-10-01
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JPH07144581A JPH07144581A (ja) 1995-06-06
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