JP3208396B2 - 自動車 - Google Patents

自動車

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JP3208396B2
JP3208396B2 JP37045297A JP37045297A JP3208396B2 JP 3208396 B2 JP3208396 B2 JP 3208396B2 JP 37045297 A JP37045297 A JP 37045297A JP 37045297 A JP37045297 A JP 37045297A JP 3208396 B2 JP3208396 B2 JP 3208396B2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートキャンプや
遠距離ドライブ等の必要な場合にのみ寝台を簡易に取付
けて使用できる自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の屋根の上に寝台を一体的
に設置するとともに、車内に簡易厨房システム、シャワ
ー設備、テレビ等を備えたキャンピングカーがオートキ
ャンプ生活用として利用されている。
【0003】しかしながら、このキャンピングカーはレ
ジャー専用でかつ高価なものであり、利用効率の悪いも
のである。また、常に寝台が屋根の上に固定されている
嵩の高いキャンピングカーは、立体駐車場の利用が制限
されるので、通勤や買物用にキャンピングカーのほかに
更に1台車が必要になり、一家に2台必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、高価なレジャー専用のキャンピングカーを購入する
ことなく、普通のワゴン車などの自動車を必要な場合の
み、安眠可能な十分なスペースのある寝台を備えた簡易
キャンピングカーに仕立てあげ、1台の車の多目的使用
を可能にすることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、箱本体部と蓋部とからなる箱形の寝台を車
体の屋根の上に着脱自在に取付けた自動車であって、前
記箱本体部の底面に車内に連通する開口部を設けるとと
もに、蓋部の上面に引っ掛けリングを取付けることによ
り、寝台の取外し時には車庫内において蓋部を吊り上げ
て寝台を車庫内上部空間に保持するようにしたことを手
段とするものである。
【0006】本発明では、寝台が車体に着脱自在であ
り、レジャーや遠距離ドライブなど睡眠用に寝台が必要
な場合にのみ、寝台を屋根の上に取付け固定して使用
し、通常の場合には嵩の高い寝台を取外しておき、普通
の乗用車として日常生活に使用できる。
【0007】また、寝台を取付けた際には、その底面の
開口部を自動車の屋根に設けた天窓などの開口部と連通
させることができ、この開口部を通して車内と寝台とが
連絡しているので、両者間の移動を容易に行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は車体の屋根の上に寝台を取付けた状
態を示す自動車全体の概略外観図である。本発明の自動
車1は、車体上部の屋根2に箱本体部7と蓋部8とから
なる箱形の寝台6が取外し自在に取付けられている。
【0009】寝台6は、図2に示すように、箱本体部7
の底面9から突設されたボルト座孔を有する取付部10
が、取付部10と対向する位置において車体の屋根2か
ら突設されたボルト孔を有する被取付部3にボルト12
により締結されて取付けられている。本実施例では、自
動車1の左右両サイドの前部、中央部および後部の6箇
所において、寝台6がボルト12により車体の屋根2に
取付固定されている。なお、寝台6を屋根2に着脱自在
に取付けるものとして、本実施例ではボルト12を用い
たが、ボルトに限られず他の公知の取付具を使用するこ
とができる。
【0010】また、自動車1の後部寄り付近には、図3
に示すように、箱本体部7の底面8に人が通過できる程
度の大きさの開口部13が形成され、この開口部13と
対向する位置において車体の屋根2にほぼ同じ大きさの
開口部5が形成され、この開口部5,13を通じて車内
と寝台6とが連絡しており、これを通路として人の移動
が可能である。開口部5と開口部13の連通は、開口部
5の周囲に屋根2から突設された上向き鍔部4の外側に
シールパッキン14を介して寝台6の底面9より突設さ
れた下向き鍔部11を嵌合して行なわれる。
【0011】なお、寝台6は蓋部8が図示しない蝶番な
どで開閉自在に構成されており、非就寝時には蓋部8を
押上げて空間を広くするとともに外の景色を眺めること
ができ、一方就寝時には、蓋部8を閉じてロックすると
ともに、この空間に寝袋等を利用して背筋をまっすぐ伸
ばした状態で安心して快適な睡眠をとることができる。
また、この寝台7は非使用時には荷物の収容箱としても
利用できる。
【0012】図4は、上記ボルト12を除去して、寝台
6を車体の屋根2から取外した状態を示す概略図で、蓋
部8上面に取付けた引っ掛けリング15に、車庫16に
配設したフック17を引っ掛けて図示しないチェーンに
より吊り上げて、寝台6を車庫内の上部空間に保持する
ようにしたものである。
【0013】寝台6を取外した自動車1は、屋根2に形
成された開口部5に別途用意した蓋18を取付けて孔を
塞ぐとともに、被取付部3には例えばルーフレール(図
1の点線で示している)を取付固定して日常生活用の乗
用車として利用される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、自動車本体への寝台の
取付け取外しが容易に実施できるので、普通の自動車を
必要に応じてキャンピングカーと同様に使用でき、安い
費用で多目的に効率良く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】寝台を取付けた状態の自動車の概略側面図
【図2】寝台の取付部分の断面図
【図3】寝台の開口部付近の断面図
【図4】寝台を取外した状態の自動車の概略背面図
【符号の説明】
1 自動車 2 屋根 3 被取付部 4 上向き鍔部 5 開口部 6 寝台 7 箱本体部 8 蓋部 9 底面 10 取付部 11 下向き鍔部 12 ボルト 13 開口部 14 シールパッキン 15 引っ掛けリング 16 車庫 17 フック 18 蓋
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/345 B60P 3/34 E04H 6/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体部と蓋部とからなる箱形の寝台を
    車体の屋根の上に着脱自在に取付けた自動車であって、
    前記箱本体部の底面に車内に連通する開口部を設けると
    ともに、蓋部の上面に引っ掛けリングを取付けることに
    より、寝台の取外し時には車庫内において蓋部を吊り上
    げて寝台を車庫内上部空間に保持するようにしたこと
    特徴とする自動車。
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