JP2591044Y2 - 車両のポップアップルーフ - Google Patents

車両のポップアップルーフ

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JP2591044Y2
JP2591044Y2 JP1991109837U JP10983791U JP2591044Y2 JP 2591044 Y2 JP2591044 Y2 JP 2591044Y2 JP 1991109837 U JP1991109837 U JP 1991109837U JP 10983791 U JP10983791 U JP 10983791U JP 2591044 Y2 JP2591044 Y2 JP 2591044Y2
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JP
Japan
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roof
lower shell
ceiling
opening
vehicle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991109837U
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English (en)
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JPH0549438U (ja
Inventor
正晴 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両のポップアップルー
フに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャンピングカーにおいて、車室
のスペースを上方へ拡大し、主としてベッド設備を確保
するために、車両ハウス本体の天井に開口を形成し、ル
ーフをはね上げ式のポップアップルーフとしたものがあ
る。
【0003】この種のルーフ構造は一般に図6に示すよ
うに、ハウス本体1の後部上端に該本体1の天井とほぼ
同じ幅のポップアップルーフ(以下、単にルーフとい
う)2の後端をヒンジ4で連結し、左右の前端を折りた
たみ式の持ち上げリンク6にて所定の上昇位置で保持せ
しめる構造としてある。ルーフ2の中間部にはルーフ持
ち上げ操作力を付勢するガスダンパ5が設けてある。そ
してハウス本体1の天井の外周とルーフ2の外周との間
にはルーフテント3が取付けてある。
【0004】ところで、従来のキャンピングカーは1ボ
ックスをベースとしたものが主流であって、天井幅は一
般に110cm程度あるため、ポップアップルーフにおい
て2人分のベット幅を充分に確保することができる。
【0005】しかしながら、日本の狭い国土および都市
の交通事情ではサイズの大きい1ボックス型車両は日常
の足として使うには大きすぎて普及に限度がある。従っ
て、乗用車派生のステーションワゴンなどをポップアッ
プ式のルーフにすれば、より便利なキャンピングカーと
なるのであるが、従来のルーフ構造を用いたのでは幅や
長さが不足して2人分のベッドを確保することができな
い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、乗用
車派生の車両に適用しても、2人分のベッドの設置に必
要なスペースを確保できるルーフを提供することを課題
としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のルーフは、図1
ないし図5に示すようにシェル型で、車両ハウス本体1
の天井10の天井開口11に取付けられるロアシェル2
Aと、ロアシェル2Aを開閉するはね上げ式のアッパシ
ェル2Bと、ロアシェル2Aおよびアッパシェル2Bの
外周をつなぐルーフテント3を基本構造として備える。
そして、ロアシェル2Aの側面22は、上記天井10よ
りも外方へ張り出す形状とする。
【0008】
【作用】しかして、この張り出しにより、ロアシェル2
A内のスペースは天井よりも広く拡張され、2人分のベ
ッドスペース確保を可能とする。
【0009】
【実施例】図1に示すように、ステーションワゴン車の
車両ハウス本体1の天井10には、そのほぼ全面積にわ
たる四角形の天井開口11が形成してある。そして図2
に示すように上記天井開口11には、ロアシェル2Aお
よびアッパシェル2Bよりなるシェル型のルーフ2が設
置してある。
【0010】図3(ルーフ2の幅方向の縦断面を示す)
および図4(ルーフ2の前部の前後方向の縦断面を示
す)に示すように、ロアシェル2Aは、底面に天井開口
11と合致する開口21を有しており、その開口縁を天
井開口11の開口縁に嵌込みまたはボルト締め等により
固定される。
【0011】ロアシェル2Aの側面22は、椀状に上方
へ向け、天井10よりも外方に張り出す形状としてあ
る。但し、後端部側面は図2および図5に示すように、
斜め後方へ反るように立ち上る傾斜面としてあり、ロア
シェル2Aの一般部の上縁よりも上方へ伸び出す延出部
23を形成している。これによりバックドア7の上方へ
の開放を可能ならしめる。
【0012】アッパシェル2Bは下側が開口し、その下
縁とロアシェル2Aの上縁が合致する。ロアシェル2A
の前部とアッパシェル2Bの前部とは、図6に示すパン
タグラフ式ヒンジ4と同種のヒンジで結合せしめてあ
る。また、アッパシェル2Bの後端は左右両端において
ロアシェル2Aに持ち上げリンク6により連結せしめて
ある。
【0013】ロアシェル2Aとアッパシェル2Bの内面
外周部間には、ルーフ2内の外周部を囲むようにルーフ
テント3が取付けてある。
【0014】上記のように構成したルーフ2において、
ベッドを設置するときには、持ち上げリンク6が折り
たたまれて閉状態としたルーフ2を、持ち上げリンク6
を起立せしめることによりアッパシェル2Bの後端を持
ち上げ保持せしめてルーフ2を開く(図5)。このとき
ルーフテント3はたたまれた状態から広げられる。そし
て、図3および図4に示すようにロアシェル2Aの開口
21の開口縁上にサポートボード8を載置して開口21
を閉じ、サポートボード8の上に、ロアシェル2A内の
上部スペースにほぼいっぱいの大きさのベッド9を載置
する。この場合、サポートボード8を分割形式にすれ
ば、ベッド9を車内から容易に設置することができる。
ルーフ2を閉じ、ベッド9を使用しないときはベッド9
およびサポートボード8を取りはずして車両の荷室等に
収納することもできる。なお、バックドア形式でない車
種では、アッパシェル2Bの前部を持ち上げ式としても
よい。
【0015】
【考案の効果】しかして本考案では、ルーフをシェル構
造とし、ベッド設置部のスペースを車両ハウス本体の天
井面積よりも拡大できるようにしたから、天井面積が2
人用のベッド要件を満たさない場合でも、2人用のベッ
ドの設置を可能ならしめる。従って、日常生活および業
務用に通常用いられている1ボックス型車よりも小型の
車両をキャンピングカーとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されるステーションワゴンの天井
の開口を示す図である。
【図2】本考案のポップアップルーフの側面図である。
【図3】本考案のポップアップルーフの幅方向縦断面図
である。
【図4】本考案のポップアップルーフの前部の前後方向
縦断面図である。
【図5】本考案のポップアップルーフの後部の側面図で
ある。
【図6】従来のポップアップルーフを備えた車両の側面
図である。
【符号の説明】
1 車両ハウス本体 10 天井 11 天井開口 2 ポップアップルーフ 2A ロアシェル 2B アッパシェル 3 ルーフテント 4 ヒンジ 6 持ち上げリンク 9 ベッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に開口を有し、該開口の開口縁が車
    両ハウス本体の天井に形成した天井開口の開口縁に固定
    され、側面が上方へ向けて上記天井よりも外方へ張り出
    す形状として上記天井よりも広い面積のベッドを設置可
    能としたロアシェルと、ロアシェルを覆い、前端および
    後端のいずれかをロアシェルに回動可能に連結し、他端
    を持上げ可能としたアッパシェルと、上記ロアシェルお
    よびアッパシェルの周縁をつなぐルーフテントを具備せ
    しめたことを特徴とする車両のポップアップルーフ。
JP1991109837U 1991-12-12 1991-12-12 車両のポップアップルーフ Expired - Lifetime JP2591044Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0549438U JPH0549438U (ja) 1993-06-29
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JPS4896990A (ja) * 1972-03-24 1973-12-11

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JPH0549438U (ja) 1993-06-29

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