JP7438446B1 - キャンピングトライク - Google Patents

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ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクの提供を図る。【課題】ハッチバック車のセンターピラー部より前方部を開放し、その開放された前方部に居住空間を拡張する形状に形成されるフロントボディカバーを装着してリアキャビンを形成し、該リアキャビン内には、後部座席を前方に折り畳んで形成される後部座席背面スペースと後部座席足置きスペースとラゲッジスペースとから成る居住空間スペースを形成し、後部座席足置きスペースを足置きスペースカバーによって覆被することで第一の床下収納スペースとすると共に、ラゲッジスペースの下方のタイヤハウス部をラゲッジスペースカバーによって覆被することで第二の床下収納スペースを形成し、足置きスペースカバーをフロントボディカバーの室内側にカウンターテーブルを設けた手段を採る。【選択図】図1

Description

本発明は、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクに関する。
従来における三輪バイク(トライク)における提案は、例えば、車体と、この車体に取り付けられたハンドルにより操舵される一つの前輪と、前記車体に搭載されたエンジンにより駆動される左右一対の後輪を備えた三輪車(以下「トライク」という)であって、ヨーロッパ製の自動車エンジンや自動二輪車のエンジンを搭載したトライクではなく、信頼性の高い日本製自動車の中古エンジンを搭載したことを特徴とする「日本製自動車の中古エンジンを搭載したトライク」(特許文献-1)が提案されている。
また、自動二輪車の後ろタイヤを外し、シャフト部分にスプロケット(動力伝達装置)を取り付け、チェーン駆動でトライクユニットに動力を伝達させ、トライクユニットはエンジン側のプーリケース、サスペンション、マフラー取り付け穴を利用して車体に取り付ける。そうすることによって、色々なメーカーのトライクユニットも簡単に取り付けができ、軽四輪車用のホウシングにスプロケットを付ければ自動車部品でも製作することができる「トライク」(特許文献-2)が提案されている。
しかしながら、上記における三輪バイク(トライク)のいずれの提案も、本願発明のようなリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクではなかった。
一方、大型バイクの後方にキャンピングトライクを連結したキャンピングトライクがインターネット上で公開されているが、それらは連結されているリアキャビン自体が一定の車長と車幅を有することから、バイク特有のコーナリングにおける運転性能を発揮することができないといった問題があった。
本出願人は、上記の問題点を鑑みてなされたもので、従来より普及している大型の高価格帯のキャンピングトライクと比べて、低価格であると共にコンパクトで運転性に優れたキャンピングトライクの提供ができないものかという構想の下、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクを開発し、本発明における「キャンピングトライク」の提案に至るものである。
実用新案登録第3146929号公報 実用新案登録第3155142号公報
本発明は上記問題点を鑑みてなされるもので、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクの提供を図ることを課題とする。
本発明におけるキャンピングトライクは、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクであって、前記ハッチバック車のセンターピラー部より前方を自走するのに必要な機能ならびに装置を取り外して前方部を開放し、その開放された前方部に居住空間を拡張する形状に形成されるフロントボディカバーを装着してリアキャビンを形成し、前記リアキャビン内には、後部座席を前方に折り畳んで形成される後部座席背面スペースと、後部座席足置きスペースと、ラゲッジスペースと、から成る居住空間スペースを形成し、前記後部座席足置きスペースを足置きスペースカバーによって覆被することで第一の床下収納スペースとすると共に、前記ラゲッジスペースの下方のタイヤハウス部をラゲッジスペースカバーによって覆被することで第二の床下収納スペースを形成し、前記足置きスペースカバーを前記フロントボディカバーの室内側にカウンターテーブルとして機能するように設けた手段を採る。
また、本発明におけるキャンピングトライクは、前記リアキャビンの前方下方両側に接地固定装置を備えると共に、後方に居住空間を拡張する居住空間拡張手段を備えて成る手段を採る。
本発明におけるキャンピングトライクによれば、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクの提供ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、リアキャビンのベース車両に中古車、不動車、スクラップ車、廃車、事故車等のユースドカーを利用することによって、従来にない極めて低価格帯のキャンピングトライクの提供ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、リアキャビンが既存の車メーカーの車装デザイン(車体設計)を流用するため、コンパクト性、軽量性、運転性、外装デザイン性、多様性、堅牢性、防水性、防音性、耐久性、耐候性、安全性、利便性、修理部品の調達性などの車体設計性能に優れたキャンピングトライクの提供ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、リアキャビンの製造時において既存のユースドカーの一部を加工する作業に留まることから、従来のハンドメイド製造のキャンピングトライクと比して製作コストならびに製作日数及び製作工程が大幅に低減される、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、既存の車メーカーの車幅灯、方向指示灯、ストップランプ、室内灯、ナンバープレート照明灯、ハザードランプ、バッテリー、施錠キー、オートドアロック装置、ドアガラス昇降装置、盗難防止警告装置、ラジオ、シュガーライター等は、既存のユースドカーに備えられている装置を流用して再利用することができることから、防犯性ならびに利便性に優れたキャンピングトライクが提供できる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、リアキャビンの窓ガラス部に遮蔽フィルムを貼付することによって、完全なプライバシー空間の確保ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、リアキャビンのベース車両に中古車、不動車、スクラップ車、廃車、事故車等の車両価値が下がったユースドカーを利用することによって、スクラップ処理される車両資源の有効活用が図られる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、低価格であると共に各車メーカーの多様なカーデザインが施されたリアキャビンのラインアップが図られることによってキャンピングユーザーの購買意欲を増すことができるため、事前に生産しておける在庫展示販売が可能になる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるキャンピングトライクによれば、フロントボディカバーの素材がFRP、鉄板、アルミ板、合成樹脂材等を使用していることによって、形状デザインをユーザーの嗜好や年式に合わせて多様且つ斬新なカーデザインを要して提供することができる、といった優れた効果を奏する。
本発明のキャンピングトライクの実施形態を示す説明図である。 (実施例1) 本発明のキャンピングトライクのリアキャビンにおける断面説明図である。 本発明のキャンピングトライクの別の実施形態を示す説明図である。 (実施例2)
本発明におけるキャンピングトライク10は、ハッチバック車を改造したリアキャビン11内に足置きスペースカバー19を共有するカウンターテーブル23と、二つの床下収納スペース20、22を備えたリアキャビンを自動二輪車に連結してトライク仕様とした手段を採ったことを最大の特徴とする。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、本発明のキャンピングトライク10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で、適宜変更することができる。
図1は、本発明のキャンピングトライクの実施形態を示す説明図である。
図1(a)は本発明のキャンピングトライク10の使用状態全体図である。
本発明におけるキャンピングトライク10は、ハッチバック車を改造したリアキャビン11内に足置きスペースカバー19を共有するカウンターテーブル23と、二つの床下収納スペース20、22を備えたキャンピングトライク10であって、該ハッチバック車のセンターピラー部より前方を自走するのに必要な機能ならびに装置を取り外して前方部を開放し、その開放された前方部に居住空間Rを拡張する形状に形成されるフロントボディカバー12を装着してリアキャビン11を形成し、該リアキャビン11内には、後部座席13を前方に折り畳んで形成される後部座席背面スペース16と、後部座席足置きスペース15と、ラゲッジスペース17と、から成る居住空間スペース14を形成し、後部座席足置きスペース15を足置きスペースカバー19によって覆被することで第一の床下収納スペース20とすると共に、ラゲッジスペース17のタイヤハウス部18をラゲッジスペースカバー21によって覆被することで第二の床下収納スペース22として形成し、足置きスペースカバー19をフロントボディカバー12の室内側にカウンターテーブル23として機能するように設けた手段を採る。
本発明のキャンピングトライク10は、ハッチバック車の既存の中古車、不動車、スクラップ車、廃車、事故車等を利用し、車内のエンジン駆動関係、ハンドル操舵関係、座席シート関係、ドライブシャフト、排気マフラー等を取り外した車両を利用するものである。
具体的な車種としては、ワンボックスカー、ワゴン車、商業車バン、軽ワゴン・バン車、ハイルーフ車などの後方に開閉ドアを備えるユースドカーが好適である。
リアキャビン11は、ハッチバック車のセンターピラー部より前方を自走するのに必要な機能ならびに装置を取り外して前方部を開放し、その開放された前方部に居住空間Rを拡張する形状に形成されるフロントボディカバー12を装着して形成されるもので、既存のハッチバック車をベース車両とすることで低価格化を図ると共に、車メーカーのコンパクト性、軽量性、運転性、外装デザイン性、多様性、堅牢性、防水性、防音性、耐久性、耐候性、安全性、利便性、修理部品の調達性などの車体設計性能を流用するものである。
リアキャビン11の構造としては、ユースドカーの車両ボディのリア形状を有して前方と上方が全面的に開口されると共に、車体フレームの下方両側には自動二輪車Bと同サイズの走行車輪34が備えられ、自動二輪車B側のエンジンEから駆動チェーン36と連結フレーム35を介してのリアキャビン11側の中継二連スプロケット軸37に伝達され、さらに該中継二連スプロケット37から延長チェーン38によって差動装置と、制動装置(電磁ブレーキ)を備える従動スプロケット軸39に連動して走行車輪34に伝達されるものである。(図1(b)参照)
尚、走行車輪34が回転トルクを得るために自動二輪車Bの前輪と異なるサイズとした場合は、リアキャビン11のボディ両側に張り出したオーバーフェンダー加工によって取り付けられる。
また、リアキャビン11は、後方に開閉ドアを備える既存の中古車、不動車、スクラップ車、廃車、事故車等を利用することができるもので、車内のエンジン駆動関係、ハンドル操舵関係、ドライブシャフト、排気マフラー等の走行に必要な備品を取り外したワンボックスカー、ワゴン車、商業車バン、軽ワゴン・バン車などを利用して製造することができる。
さらに、リアキャビン11の素材が、例えば、FRP、スチール板、アルミ板、合成樹脂材等を採用している場合は、形状デザインをライダーの嗜好や年式に合わせて多様な車体設計デザインを施すことができる。
フロントボディカバー12は、ハッチバック車のセンターピラー部より前方を自走するのに必要な機能ならびに装置を取り外して前方部を開放したリアキャビン11の前方に居住空間Rを拡張する形状に形成されて装着される。
形状としては、例えば、前方の空気抵抗を減少させる流線形に形成し、ユースドカーから取り外されたフロントガラス部の外周縁を加工して前方のぞき窓が形成される形状に成形される。
また、フロントボディカバー12の形状としては、中型車仕上げと小型車仕上げに分け、既存のユースドカーの形状に合わせてハンドメイド作業で加工することでフロントボディカバー12の定番化ならびに量産化を可能とするもので、特にその形状は特定されない。
さらに、フロントボディカバー12の素材としては、例えば、FRP、鉄板、アルミ板、合成樹脂材等を採用している場合は、形状デザインをユーザーの嗜好や年式に合わせて多様な車体設計デザインを施すことができる。
接地固定装置24は、リアキャビン11の前側下方両側に備えられるもので、走行時は内側に折り畳まれて格納され、接地固定時は折り畳んだ状態から外側に開放し、ハンドル部を回転させて設置固定足を接地させて固定状態とするものである。
連結フレーム35は、補強構造を有してクランク状に形成されて自動二輪車Bのシャシーフレームとリアキャビン11のシャシーフレームを連結するフレームであって、下方には、駆動動力の伝達構造を構成する中継二連スプロケット軸37を備えて形成される。
図1(b)は本発明のキャンピングトライク10の駆動動力の伝達説明図である。
駆動動力は、自動二輪車B側のエンジンEから駆動チェーン36と連結フレーム35を介してのリアキャビン11側の中継二連スプロケット軸37に伝達され、さらに該中継二連スプロケット37から延長チェーン38によって差動装置と、制動装置(電磁ブレーキ)を備える従動スプロケット軸39に連動して走行車輪34に伝達されるものである。
図2は本発明のキャンピングトライクのリアキャビンにおける断面説明図である。
図2(a)は本発明のキャンピングトライク10の後部座席13を前方に押し倒して床面Fをフラットの状態にした断面説明図である。
居住空間スペース14は、足置きスペースカバー19で覆い被せた後部座席足置きスペース15と、後部座席13を前方に押し倒して形成される後部座席背面スペース16と、ラゲッジスペースカバー21で覆い被せたラゲッジスペース17と、によって構成される。
第一の床下収納スペース20は、足置きスペースカバー19で覆い被せた後部座席足置きスペース15によって形成されるもので、伝達系統の駆動チェーンの伝達スペースを回避して左右対称に分断されて(図示省略)形成される。
足置きスペースカバー19の機能としては、第一の床下収納スペース20をカバーする機能と、上方に移動して装着することによって食事、読書、パソコン操作、事務作業などができるテーブル機能を備えるものである。
第二の床下収納スペース22は、ラゲッジスペース17をラゲッジスペースカバー21で覆い被せたタイヤハウス部18によって形成される。
図2(b)は本発明のキャンピングトライク10の後部座席13を起こした状態の断面説明図である。
後部座席13を起こし、後部座席足置きスペース15に足を置いて着座して休息状態とする。
また、後部座席足置きスペース15を覆い被せていた足置きスペースカバー19をフロントボディカバー12の室内側に任意の高さに着脱自在に設けられるカウンターテーブル23として機能するよう設けられる。
カウンターテーブル23は、足置きスペースカバー19と機能を共有する形状に形成され、フロントボディカバー12の室内側に設けられている棚掛け穴プレート23aに棚受けブラケット23bを介して着脱自在に引っ掛けられる。
カウンターテーブル23の機能としては、食事、読書、パソコン操作、事務作業などができるテーブル機能と、床面Fとフラット状態にすることによって、第一の床下収納スペース20を覆い被せるスペースカバー機能を備える。
以上の構成による本発明のキャンピングトライク10は、後部座席13を起こした状態で利用する場合は、使用者が後部座席13に腰掛けて、後部座席足置きスペース15に足を置いた状態で、食事、読書、パソコン操作、事務作業などができる居住空間Rの提供可能にする。
図3は、本発明のキャンピングトライクの別の実施形態を示す説明図である。
図3(a)は、リアキャビン11後方に居住空間拡張手段26を装着しようとする状態を示す側面図である。
本発明のキャンピングトライク10は、リアキャビン11の前方下方両側に接地固定装置24を備えると共に、後方に就寝スペース25を確保する居住空間拡張手段26を備えて成るものである。
居住空間拡張手段26は、拡張テント27と、掛止連結手段30と水平吊持手段31を備える延長床板パネル28と、から成るものである。
拡張テント27は、前方と下方が開口する略縦型直方形のテントシートから成るもので、上端部はクリップによってテールゲートTの縁周部が挟持固定され、中間部は延長床板パネル28の側面周縁部に設けられる抑え留め手段(図示省略)によって係止され、下端部は通し穴にペグを打ち込むことにより軟弱な地盤や強風時の拡張テント27のバタつきを抑える手段として設けられるものである。
また、後方面に出入口ファスナーを設けることで後方からの乗り降りを可能にすることもできる。
延長床板パネル28は、補強リブを構成した踏板状の矩形のパネルプレートで形成され、側面周縁部には拡張テント27のバタつきを抑える抑え留め手段(図示省略)を列設して形成される。前方には掛止連結手段30を備えると共に、該両側にはハッチバック車のテールゲート開口段部Dに嵌め合う形状に形成され、さらにリブ構造によって剛性を高めた金属または樹脂製の所要の長さと幅と厚みをもって形成される。
また、丁番等を介して折り畳み式とすることでリアキャビン11内にコンパクトに折り畳んで収納することもできる。
掛止連結手段30は、例えば、延長床板パネル28の前方側面に少なくても二以上設けられるカギ状のフックによって形成されるもので、ハッチバック車のテールゲート開口段部Dの床面F位置高さに設けられる複数のグロメット穴Gに引っ掛けて掛止連結される。
水平吊持手段31は、延長床板パネル28の長さ方向の略中間位置の両側に備えられ、ハッチバック車のテールゲート開口段部Dの両側のグロメット穴Gに先端に掛止連結手段30を設けたチェーン、ベルト帯等によって水平状態が維持されるように連結される。就寝時においては、水平状態に固定された延長床板パネル28の延長床板パネルスペース29を利用することによって就寝スペース25を確保することができる。
図3(b)は、リアキャビン11の後方に居住空間拡張手段26を装着した状態を示す側断面図である。(掛止連結手段30と水平吊持手段31は図示省略)
就寝スペース25は、後部座席足置きスペース15と、後部座席背面スペース16と、ラゲッジスペース17と、延長床板パネルスペース29と、によって確保される。
以上の構成による本発明のキャンピングトライク10は、後部座席13を前方に折り畳んだ状態で利用する場合は、使用者が就寝スペース25上に寝転んだ状態で、就寝、ごろ寝休憩、テレビ鑑賞などができる居住空間Rの提供が可能になるものである。
さらに、延長床板パネルの中央部に床下収納口を設けることによって、人が立った状態で料理や、キャンプ作業などができる床下収納庫を兼ねるユーティリティスペースを確保することもできる。
図3(c)は、リアキャビン11の休憩時における使用状態を示す説明図である。
拡張テント27をハッチバック車のテールゲートTから取り外すことで、休息時には野外テラスデッキとして使用することができるもので、キャンパーの使用目的に合わせて居住空間Rと野外空間Yの使い分けができるものである。
以上の構成による本発明のキャンピングトライク10は、ハッチバック車のテールゲートTを天井部のルーフとして利用することで居住空間Rの拡張が容易に図れると共に延長床板パネル28を水平吊持手段31で維持することによって就寝用テント仕様としてや、ウッドデッキ仕様として使用できるキャンピングトライク10の提供を可能にする。
本発明のキャンピングトライクは、ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、居住空間スペースと二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクであることから、製造に当たって新規製造は元より、既存のユースドカーを利用することで低価格を実現すると共に、コンパクト性、軽量性、運転性、外装デザイン性、多様性、堅牢性、防水性、防音性、耐久性、耐候性、安全性、利便性、修理部品の調達性などの車体設計性能に優れた本発明の「キャンピングトライク」は、産業上の利用可能性は極めて大であるものと思料する。
10 キャンピングトライク
11 リアキャビン
12 フロントボディカバー
13 後部座席
14 居住空間スペース
15 後部座席足置きスペース
16 後部座席背面スペース
17 ラゲッジスペース
18 タイヤハウス部
19 足置きスペースカバー(カウンターテーブルと共有)
20 第一の床下収納スペース(後部座席足置きスペース)
21 ラゲッジスペースカバー
22 第二の床下収納スペース(タイヤハウス部)
23 カウンターテーブル(足置きスペースカバーと共有)
23a棚掛け穴プレート
23b棚受けブラケット
24 接地固定装置
25 就寝スペース
26 居住空間拡張手段
27 拡張テント
28 延長床板パネル
29 延長床板パネルスペース
30 掛止連結手段
31 水平吊持手段
32 連結牽引装置
33 中折れ牽引装置
34 走行車輪
35 連結フレーム
36 駆動チェーン
37 中継二連スプロケット軸
38 延長チェーン
39 従動スプロケット軸
40 走行車輪
B 自動二輪車
W 車体幅寸法
R 居住空間
Y 野外空間
T テールゲート
D テールゲート開口段部
G グロメット穴
F 床面
E エンジン

Claims (2)

  1. ハッチバック車を改造したリアキャビン内に足置きスペースカバーを共有するカウンターテーブルと、二つの床下収納スペースを備えたキャンピングトライクであって、
    前記ハッチバック車のセンターピラー部より前方を自走するのに必要な機能ならびに装置を取り外して前方部を開放し、その開放された前方部に居住空間を拡張する形状に形成されるフロントボディカバーを装着してリアキャビンを形成し、
    前記リアキャビン内には、後部座席を前方に折り畳んで形成される後部座席背面スペースと、後部座席足置きスペースと、ラゲッジスペースと、から成る居住空間スペースを形成し、
    前記後部座席足置きスペースを足置きスペースカバーによって覆被することで第一の床下収納スペースとすると共に、前記ラゲッジスペースの下方のタイヤハウス部をラゲッジスペースカバーによって覆被することで第二の床下収納スペースを形成し、
    前記足置きスペースカバーを前記フロントボディカバーの室内側にカウンターテーブルとして機能するように設けて成ることを特徴とするキャンピングトライク。
  2. 前記リアキャビンの前方下方両側に接地固定装置を備えると共に、後方に居住空間を拡張する居住空間拡張手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のキャンピングトライク。
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