JP3017295U - 自動車用等クリップ式取付型気化物等収納用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックミラー、オートマチック車のフロアシ
フトレバー中央部等にクリップ止めにすることにより、
清潔で、なおかつ安全な固形香料等収納容器を提供す
る。 【構成】 固形香料等収納容器（１）に脱着可能なクリ
ップ（３）を取り付け、バックミラー等希望の場所に簡
単に取り付けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、特に自動車室内のバックミラー、オートマチック車のフロアシフト レバー中央部等に固形香料等収納容器をクリップ止めにして使用するようにした 容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自動車の室内に固形香料、脱臭剤等を収納した容器や装置品を両面テープ で固定して置き、開蓋することにより適度な芳香を発散させるようにしたものが ある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のものは、次のような欠点があった。 （イ）自動車室内のダッシュボード、フロアシフトレバー周辺、後部ガラスの周 辺、車内の床に置くなどするためほこりなどのよごれがつき易い。更に、 周辺の掃除が困難となる。 （ロ）交換時にダッシュボード、フロアシフトレバー周辺等に両面テープの残骸 が付着する。 （ハ）交換時に両面テープの残骸を隠すために、その上に再度交換品を置くこと が多いので、両面テープの重なりの不具合により、転倒することがある。 （ニ）ダッシュボードに固定した場合はそこが変色する。 （ホ）ダッシュボードに固定した場合、視界に悪影響を与える。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は固形香料、脱臭剤等の容器に関し、特に自動車室内のバックミラー、 オートマチック車のフロアシフトレバー中央部等にクリップ止めにした。

【０００５】

【作用】 この考案は固形香料等収納容器（１）の凸部とクリップ（３）の凹部によりそれ ぞれを一体化させてバックミラー横部、オートマチック車のフロアシフトレバー 中央部等にクリップ止めする。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 固形香料、脱臭剤等の収納容器（１）の本体の側面中央部に凸部を形成し、クリ ップ（３）に凹部を形成し、容器とクリップが脱着可能になるようにした。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）自動車室内のバックミラー横部に取り付けるため、ほこりが着きにくい。 （ロ）クリップを使用するため、使用後に両面テープなどの残骸が付着しない。 （ハ）ダッシュボード等に固定しないのでダッシュボード等が変色しない。 （ニ）ダッシュボード等に固定しないので、ダッシュボード等の掃除が、容易と なる。 （ホ）バックミラー横部に取りつけるので視界に悪影響を与えることがない。 （ヘ）クリップでバックミラー横部に取りつけることにより自動車室内の空気循 環の一番かなめの部分になるため芳香性を良好にする。 （ト）任意の香料を詰め替えることにより半永久的に使用できる。 （チ）バックミラー横部を、強力かつ的確につかむので、転倒したり、落下した りすることがない。 （リ）クリップを使用するため、自動車室内のみならず、トイレ、玄関、事務所 など、場所を選ばず使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の平面図である。

【図４】本考案の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 固形香料等収納容器 ２ 固形香料等収納容器脱着用凸部 ３ 固形香料等収納容器取り付けクリップ ４ 固形香料等収納容器取り付けクリップ脱着用凹部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 固形香料、脱臭剤等を収納して通気部か
   ら香料を発散させるようにした固形香料等収納容器
   （１）において、容器本体の側面部に、クリップ（３）
   をもうけたことを特徴とする容器
2. 【請求項２】 請求項１の容器本体の側面部にきのこ形
   の凸部（２）をもうけまた、クリップ（３）の取手の１
   枚には、先の凸部（２）に対応する穴（４）をもうけ、
   凸部（２）の頭部を穴（４）に挿入した後位置をずらす
   ことによって容器（１）本体が固定され、その逆の手順
   によって、容器本体がクリップ（３）から離脱できるこ
   とを特徴とする容器