JP2003116979A - 車両用芳香剤・消臭剤容器 - Google Patents

車両用芳香剤・消臭剤容器

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JP2003116979A
JP2003116979A JP2001318168A JP2001318168A JP2003116979A JP 2003116979 A JP2003116979 A JP 2003116979A JP 2001318168 A JP2001318168 A JP 2001318168A JP 2001318168 A JP2001318168 A JP 2001318168A JP 2003116979 A JP2003116979 A JP 2003116979A
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container
container body
vehicle
deodorant
fragrance
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Kazuo Otsuki
一夫 大槻
Kenji Kono
健司 河野
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PLAN FACTORY KK
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PLAN FACTORY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用芳香剤容器を広告媒体として利用でき
るようにする。 【解決手段】 芳香剤を収納した容器本体1の前面(車
内に対向する面)に、広告したい商品に関する現す絵や
文字11などを直接印刷したり、あるいはそのような絵
や文字などが印刷されたシ−ルを貼着して、車両用芳香
剤・消臭剤容器を積極的に広告媒体として利用できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、特に自動車
の空気吐き出し口に着脱可能に取り付けられ、芳香剤あ
るいは消臭剤(以下これらを総合して「芳香剤など」と
いう)を収納するための容器に関し、特にその前面(乗
員の視界に入る面をいう)を広告面として利用するよう
にした車両用芳香剤・消臭剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車等において、室内の異臭を
抑制したり、あるいは香りの良い空間環境を演出するた
めに、ボンベ式の噴霧器から芳香剤などを室内にスプレ
−することが行われている。そのほか、固形状(粒状)
の芳香剤などを室内に設置し、当該芳香剤などから発生
する香りにより、香りの良い空間を演出したり、車内の
消臭を行ったりするようなことも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスプ
レ−式のものは、フロンガスやプロパンガスを使用して
芳香剤を噴出する構成となっているため、大気汚染の点
で好ましくなく、また空になったボンベの処理に問題が
ある。また、芳香剤などが固形状の場合、その取り付け
に接着剤を使用したり、あるいは磁石を使用したりする
ため、設置場所が限定されたり、固定が不安定である等
の問題がある。また、容器に芳香剤などを入れた芳香剤
容器が市販されているが、それらは単に車内に香りを発
散するだけの機能を有するだけで、設置場所によって
は、芳香剤などを収容した容器が目障りとなるばかりか
運転の邪魔になるなどの問題点がある。
【0004】本発明は、従来のものの上記のような問題
点を解決すると同時に、芳香剤などを収容した容器の前
面を広告面として利用できるようにして、つまり容器本
体の前面に、たとえば、広告したい商品に関する絵や文
字などを直接印刷したり、あるいはそのおような絵や文
字などが印刷されたシ−ルを貼着したりして、芳香剤・
消臭剤容器を広告媒体として利用できるようにすること
で、芳香剤・消臭剤容器を単に車内に香りを発散させる
ための容器としてだけでなく、広告媒体として積極的に
利用できるようにした車両用芳香剤・消臭剤容器を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、内部に芳香剤あるいは消臭剤を収納可能
な容器本体と、同容器本体の上部開口部を閉塞可能な蓋
体とを備えた車両用芳香剤・消臭剤容器において、上記
容器本体の前面を広告面として利用するようにして課題
解決の手段としている。また、本発明は、上記車両用芳
香剤・消臭剤容器において、容器本体を筒状体で形成す
るとともにその後面に空気取り入れ口を形成し、上記蓋
体および上記容器本体の底面に空気放出口を形成して課
題解決の手段としている。さらに、上記車両用芳香剤・
消臭剤容器において、上記容器本体を車両の空気吹き出
し口に取り付けるための取付具を同容器本体に設けて課
題解決の手段としている。さらにまた、上記取付具を、
上記車両の空気吹き出し口のル−バ−を保持可能なクリ
ップ式の取付具で形成して課題解決の手段としている。
上述の本発明によれば、容器本体の前面に、例えば、絵
や文字などを直接印刷したり、あるいは絵や文字などが
印刷されたシ−ルを貼着したりすることにより、車両用
芳香剤・消臭剤容器にコマ−シャル効果やアクセサリ−
効果を備えさせることができる。また、車両用芳香剤・
消臭剤容器を、車両の空気吹き出し口のル−バ−に、ク
リップ式の取付具により簡単に着脱することができる。
なお、容器本体の前面に表示する絵や文字として、商品
と関係のない、例えば、風景や人物の顔などを採用する
ことで、良好な車内雰囲気が得られるように変更するこ
とも可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に係
る芳香剤・消臭剤容器の容器本体の側面図、図2は同底
面図、図3は同断面図である。
【0007】図1乃至図3においいて、符号1は芳香剤
・消臭剤容器10の主体部を構成する筒状の容器本体を
示している。この容器本体1は、内部に粒状の芳香剤な
どを収納できるように筒状体に形成されており、この実
施形態では、ポリプロピレンを素材として底部2と一体
成形により円筒体に形成されている。この実施形態のも
のでは、容器本体1は、断面形状が四角形をなす筒体に
形成されているが、断面が円形または楕円形、あるいは
正六角形等の多角形の筒体であってもよい。なお、容器
本体1や後述の蓋体3の素材は、必ずしもポリプロピレ
ンに限定するものではなく、通常の合成樹脂を素材とし
て同様の容器本体を成形できることはいうまでもない。
容器本体1の後面に、空気取り入れ口としての複数個の
スリット1aが、縦方向一列状に設けられている。さら
に底部2に、空気放出口としての複数個の小径の孔2a
が放射状に設けられている。この複数個の小径の孔2a
は、必要としない時には、接着テ−プなどで封鎖してお
くものとする。
【0008】容器本体1の上面は開放されていて、この
上面開口部にポリプロピレンを素材とした蓋板3が着脱
可能に装着されるようになっている。蓋板3には、一方
側に偏った位置に空気放出口としての複数個の小径の孔
3aが設けられている。蓋板3を容器本体1の上面開口
部に装着するときに、容器本体1に設けられている空気
取り入れ口としての複数個のスリット1aから遠い位置
に蓋板3に設けられている複数個の小径の孔3aが来る
位置でしか蓋板3を容器本体1の上面開口部に装着する
ことが出来ないようにするため、蓋板3の下面に小突起
(図示せず)が突設され、この小突起が嵌入する凹部1
bが容器本体1の上面開口部の周縁に形成されている。
【0009】このようにして、蓋板3を容器本体1の上
面開口部に装着するとき、小突起を凹部1bに嵌合させ
ることにより、蓋板3と容器本体1との位置合わせを行
うことができるようになっており、この構成により、蓋
板3に設けられている複数個の小径の孔3aが、容器本
体1に設けられている空気取り入れ口としての複数個の
スリット1aから遠い位置にくるように、蓋板3を容器
本体1の上面開口部に装着することができる。蓋板3に
は、さらに帯状の凹部(図示せず)が形成されている。
一方、容器本体1の内面に、上記帯状の凹部が嵌合する
帯状の凸部1dが形成されていて,蓋板3を容器本体1
の上面開口部に装着したとき、帯状の凸部1dが帯状の
凹部に嵌合して、容器本体1に蓋板3をしっかりと固定
できる構成となっている。なお、蓋板3を容器本体1の
上面開口部に装着したとき、蓋板3の周縁部が容器本体
1の側面部と面一となるようになっていて、容器全体の
美観を損なうことがないよう考慮されている。
【0010】蓋板3は、容器本体1の内部に多数の粒状
の芳香剤などを収納した後、容器本体1の上面開口部に
装着される。また、蓋板3を取り外すことにより、粒状
の芳香剤などの取り替えを行うことができる。
【0011】容器本体1の上面開口部に装着した蓋板3
の上に、ボトルキャップフィギュアを被せて、芳香剤・
消臭剤容器10にアクセサリ−効果を発揮させるように
してもよい。この時には、底部2の複数個の小径の孔2
aを開放し、この小径の孔2aから空気の放出を行うよ
うにする。
【0012】上記のスリット1aあるいは孔2a,3a
は、これらのスリット1aあるいは孔2a,3aから粒
状の芳香剤などがこぼれ出ない寸法に設定されているこ
とはいうまでもない。また、スリット1aあるいは2
a,孔3aの列数、個数ならびに形状および設置場所
は、任意に設定して差し支えない。たとえば、容器本体
1の側面に複数個の小径の孔を設けたり、蓋体3に複数
列のスリットを設けるようにしてもよい。
【0013】符号4はクリップ状の取付具を示してい
る。この取付具4は、容器本体1の後面(前面と反対側
の面)の上下方向のほぼ中央部に取り付けられており、
容器本体1を自動車の空気吹き出し口のル−バ−20に
着脱可能に装着するためのもので、合成樹脂を素材とし
て、「く」字状の屈曲部が互いに接近する方向になるよ
うな屈曲部を備えた2枚の板体4a,4bで構成されて
いる。2枚の板体4a,4bはそれらの基端部を基板部
4cで連結れており、つまり2枚の板体4a,4bと基
板部4cとは合成樹脂の一体成形で製作されており、基
板部4cに、容器本体1への取り付け部4dが取り付け
られている。基板部4cと取り付け部4dとは一体成形
されている。なお、基板部4cと取り付け部4dとを別
体のものとし、両者の取り付け角度を変えて固着するよ
うにしてもよく、また両者を回転可能に転結する構成に
してもよい。一方の板体4aは他方の板体4bよりもや
や短い長さとなっており、板体4aの先端部は板体4b
側に屈曲されていて、この屈曲先端4eは、取付具4が
自動車の空気吹き出し口のル−バ−20に装着されたと
き、ル−バ−20の内側に係合して、装着後、取付具4
がル−バ−20から簡単に脱落するのを防止するよう作
用する。板体4bの先端部は外側に開く角度に屈曲され
た舌部4fに形成されていて、装着時のガイド機能も備
えている。したがって、容器本体1を持って取付具4を
ル−バ−20に押しつけると、取付具4は舌部4fにガ
イドされ、かつ板体4a、4bは弾性変形するので、取
付具4を簡単にル−バ−20に取り付けることができ
る。取り外しは、上側の板体4aと下側の板体4bとの
間の間隔を開くように、変形させながら、容器本体1を
手前に引っ張ることにより、簡単に行うことができる。
【0014】取付具4はこのような構成であるので、2
枚の板体4a、4bが、合成樹脂材の有する弾性力によ
り、洗濯挟みが物を挟むのと同様に、自動車の空気吹き
出し口のル−バ−20を、保持するように作用する。し
たがって、取付具4を介して容器本体1を自動車の空気
吹き出し口のル−バ−20に簡単に着脱することができ
る。
【0015】取付具4の全長は短い方が望ましい。とい
うのは、取付具4の全長が短いと、容器本体1を自動車
の空気吐き出し口(図示せ)に取り付けた時、容器本体
1を空気吐き出し口に対して極めて接近させた状態にセ
ットすることが可能となり、空気吐き出し口から吐き出
された空気を、容器本体1の側面に形成された複数個の
スリット4から効率良く容器本体1の内部に流入させる
ことができ、芳香剤などの利用効率を高めることができ
るからである。さらに、容器本体1が自動車の空気吐き
出し口に極めて接近してセットされているので、目障り
となるおそれがなく、また運転の邪魔になるというよう
なこともないという効果が期待できるからである。取付
具4の基板部4cと取り付け部4dとを別体のものと
し、両者の取り付け角度を変えて固着するようにした
り、あるいは両者を回転可能に転結する構成にしておく
と、容器本体1の取り付け姿勢を任意の角度に調節する
ことができる。また、ル−バ−が縦方向の場合に90°
回転させることで適用できることになる。
【0016】上記の構成において、容器本体1の後面に
形成されたスリット1aが自動車の空気吐き出し口に対
向するように、取付具4で容器本体1を空気吐き出し口
のル−バ−20に取り付ける。そうすると、空気吐き出
し口から吐き出された空気は、容器本体1の側面に形成
された複数個のスリット4から容器本体1の内部に流入
し、容器本体1の内部に収納(充填)されている粒状の
芳香剤などの間を流れ、その間に芳香剤などの芳香成分
を吸収したり、悪臭を消臭したりして、蓋板3や容器本
体1の底部2に形成された複数個の小径の孔3a、2a
から自動車の室内に流出する。
【0017】さらに、この実施形態のものでは、容器本
体1の前面に、広告したい商品に関する絵や文字11な
どを直接印刷したり、あるいはそのような絵や文字11
などを印刷したシ−ルが貼着してある。その結果、車両
用芳香剤・消臭剤容器10を広告媒体として利用するこ
とができることになる。また、上記のような絵や文字を
容器本体1の前面に表示することにより、芳香剤・消臭
剤容器10が車内のアクセサリ−としても機能し、この
ような車両用芳香剤・消臭剤容器10を取り付けること
により、良い香りの雰囲気が車内に醸成されるばかり
か、車内を快適な居住空間に形成できるとう効果も得ら
れる。なお、容器本体1の前面に表示する絵や文字11
として、商品と関係のない、例えば、風景や人物の顔な
どを採用することで、良好な車内雰囲気が得られるよう
に変更することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の芳香剤・消臭剤
容器によれば、以下のような効果が得られる。 (1)容器本体の前面に、広告したい商品に関する絵や
文字などを直接印刷したり、あるいはそのような絵や文
字などを印刷されたシ−ルが貼着してあるので、車両用
芳香剤・消臭剤容器を積極的に広告媒体として利用でき
る。 (2)車両用芳香剤・消臭剤容器を、車両の空気吹き出
し口のル−バ−に、クリップ式の取付具により簡単に着
脱することができる。 (3)空気吐き出し口から吐き出された空気を、芳香剤
・消臭剤容器の側面に形成された複数個のスリットから
容器の内部に流入させることができ、芳香剤などの利用
効率を高めることができる。 (4)容器本体の前面に、絵や文字などを印刷すること
により、芳香剤・消臭剤容器が車内のアクセサリ−とし
ても機能し、良い香りの雰囲気が車内に醸成されるばか
りか、車内空間を快適な空間にすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る芳香剤・消臭剤容器
の容器本体の側面図。
【図2】同底面図。
【図3】同断面図
【符号の説明】
1:容器本体、 1a:(空気取り入れ口としての)ス
リット、 2:底部、3:蓋体、 3a:(空気放出口
としての)小径の孔、 4:取付具、4a,4b:板
体、10:芳香剤・消臭剤容器、11:広告したい商品
に関する現す絵や文字、20:ル−バ−。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に芳香剤あるいは消臭剤を収納可能
    な容器本体と、同容器本体の上部開口部を閉塞可能な蓋
    体とを備え、上記容器本体の前面が広告面として利用さ
    れることを特徴とする車両用芳香剤・消臭剤容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用芳香剤・消臭剤
    容器において、上記容器本体が筒状体で形成されるとと
    もに、その後面に空気取り入れ口が形成され、上記蓋体
    および上記容器本体の底面に空気放出口が形成されてい
    ることを特徴とする車両用芳香剤・消臭剤容器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    芳香剤・消臭剤容器において、上記容器本体を車両の空
    気吹き出し口に取り付けるための取付具が、同容器本体
    の後面に設けられていることを特徴とする車両用芳香剤
    ・消臭剤容器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用芳香剤・消臭剤
    容器において、上記取付具が、上記車両の空気吹き出し
    口のル−バ−を保持可能なクリップ式の取付具であるこ
    とを特徴とする車両用芳香剤・消臭剤容器。
JP2001318168A 2001-10-16 2001-10-16 車両用芳香剤・消臭剤容器 Pending JP2003116979A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200466057Y1 (ko) 2013-01-11 2013-04-03 김린경 송풍구용 방향 장치
KR101661882B1 (ko) * 2016-05-24 2016-10-04 정종문 차량용 방향제
KR20170003927U (ko) * 2016-05-11 2017-11-21 나승협 걸이 겸용으로 사용되는 클립형 차량용 방향제

Cited By (4)

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KR200466057Y1 (ko) 2013-01-11 2013-04-03 김린경 송풍구용 방향 장치
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KR200487680Y1 (ko) 2016-05-11 2018-10-19 (주)요술램프 걸이 겸용으로 사용되는 클립형 차량용 방향제
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