JPH06161291A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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Publication number
JPH06161291A
JPH06161291A JP31060792A JP31060792A JPH06161291A JP H06161291 A JPH06161291 A JP H06161291A JP 31060792 A JP31060792 A JP 31060792A JP 31060792 A JP31060792 A JP 31060792A JP H06161291 A JPH06161291 A JP H06161291A
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JP
Japan
Prior art keywords
transfer
transfer belt
roller
blade
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP31060792A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitaka Okazaki
哲卓 岡崎
Ryuji Watariki
龍司 渡木
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Yuki Ito
由起 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP31060792A priority Critical patent/JPH06161291A/ja
Publication of JPH06161291A publication Critical patent/JPH06161291A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置環境の変化に左右されることなく常に良
好なクリーニング性能を確保することができる転写装置
を提供する。 【構成】 複写機に組み込まれた転写装置D1 は、転写
用ローラ2、駆動用ローラ3、従動用ローラ5、エンド
レス回転可能に掛け渡された転写ベルト4、転写ベルト
4の下方に配されたクリーニング装置8を備えている。
クリーニング装置8は、クリーニングブレード9の他
に、ブレード支持板11、送りネジ12、直流用モータ
13、ブレード制御機構を有している。ブレード制御機
構は、モータ駆動回路、CPU、歪みゲージ、歪みゲー
ジアンプを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は転写装置に関し、さら
に詳しくは、複写機やプリンタなどの画像形成装置に組
み込まれ、感光体上における現像後のトナー画像を、転
写ベルトに載せられて供給された転写紙に、感光体と転
写ベルトとで挟まれる箇所で転写する方式の転写装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転写装置として、図4に
示されるようなものが提案されている。すなわち、その
転写装置は、ドラム状感光体51の直下に配された転写
用ローラ52と、この転写用ローラ52の右側に配され
た駆動用ローラ53と、転写用ローラ52の左側へ一定
距離をおいて配された従動用ローラ55と、転写用ロー
ラ52を介して、駆動用ローラ53および従動用ローラ
55にエンドレス回転可能に掛け渡され、転写用ローラ
52により感光体51に圧接される転写ベルト54とを
備えている。
【0003】転写ベルト54はポリウレタンゴムなどか
ら構成されている。感光体51上における現像後のトナ
ー画像は、転写ベルト54に載せられて供給された転写
紙Pに、感光体51と転写ベルト54とで挟まれる箇所
で転写される。
【0004】駆動用ローラ53の上方には、現像用トナ
ーを収納した現像装置56が配されている。現像装置5
6における現像スリーブ57は感光体51に接してい
る。転写ベルト54の下方には、クリーニング装置58
が配されている。クリーニング装置58は、クリーニン
グブレード59を備えており、そのクリーニングブレー
ド59によって、転写ベルト54の外面から未転写トナ
ーなどによる汚れを除去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような転写装置に
あっては、複写機やプリンタなどの画像形成装置に組み
込まれて用いられる場合、その画像形成装置を設置する
室内の環境条件が常温・常湿(温度20°C,湿度60
%程度)であるとして、転写ベルト54の張力および転
写ベルト54へのクリーニングブレード59の圧接力が
設定される。
【0006】このため、その画像形成装置を設置した室
内の環境条件が高温・高湿(温度35°C,湿度85%
程度)になると、ポリウレタンゴムなどから構成されて
いる転写ベルト54に伸びが生じ、転写ベルト54への
クリーニングブレード59の圧接力が弱くなり、クリー
ニング性能が低下する。すると、次に供給される転写紙
Pの裏面が、転写ベルト54の外面から除去されなかっ
た未転写トナーなどで汚れる恐れがあった。
【0007】この発明は上記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、室内などの設置環境の変化に左
右されることなく常に良好なクリーニング性能を確保す
ることができ、したがってクリーニング不良に起因する
画像裏面汚れを防止することのできる転写装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】この発明
は、感光体の近傍に配された転写用ローラと、この転写
用ローラの一方の側に配された駆動用ローラと、転写用
ローラの他方の側に配された従動用ローラと、転写用ロ
ーラを介して駆動用ローラおよび従動用ローラにエンド
レス回転可能に掛け渡され、転写用ローラにより感光体
に圧接される転写ベルトと、この転写ベルトの近傍に配
され、転写ベルトの外面に圧接されてその外面における
汚れを除去するクリーニングブレードを有するクリーニ
ング装置とを備え、さらに、クリーニング装置が、転写
ベルトの伸縮状態にかかわらず転写ベルトへのクリーニ
ングブレードの圧接力を常時ほぼ一定に保つように制御
するブレード制御機構を具備してなる転写装置である。
【0009】すなわち、この発明の転写装置は、転写ベ
ルトの外面に圧接されてその外面における汚れを除去す
るクリーニングブレードを有するクリーニング装置に、
ブレード制御機構を設けたことを要旨とする。そして、
そのブレード制御機構により、転写ベルトの伸縮状態に
かかわらず転写ベルトへのクリーニングブレードの圧接
力を常時ほぼ一定に保つように制御しようとする。
【0010】ここで、クリーニング装置は、クリーニン
グブレードの他にたとえば、以下の実施例に示すよう
な、クリーニングブレードを回動可能に支持するブレー
ド支持板と、このブレード支持板を回動させるネジ部材
と、このネジ部材を回転させるモータとを有するものが
用いられる。また、ブレード制御機構としてはたとえ
ば、以下の実施例に示すような、上記モータを駆動させ
るモータ駆動回路と、このモータ駆動回路を制御するC
PUと、クリーニングブレードに取り付けられてそのた
わみ量を検出する歪みゲージと、この歪みゲージとCP
Uとを連結する歪みゲージアンプとを備えたものが用い
られる。
【0011】このようなブレード制御機構を用いる場
合、常温・常湿環境下で転写ベルトへのクリーニングブ
レードの圧接力が最適であるときの歪みゲージの検出値
をCPUに記憶させておく。転写ベルトが高温・高湿環
境下で伸びると、クリーニングブレードの圧接力が弱ま
る。すると、クリーニングブレードのたわみ量が減少す
るので、歪みゲージの検出値も小さくなる。その検出値
と記憶させてある検出値とを比較し、その検出値が記憶
検出値に等しくなるようにモータを作動させる。そし
て、ネジ部材によりブレード支持板を回動させ、クリー
ニングブレードを回動させる。これにより、クリーニン
グブレードの最適な圧接力を確保する。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す1つの実施例に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0013】図1において、複写機に組み込まれた転写
装置D1 は、ドラム状感光体1の直下に配された転写用
ローラ2と、転写用ローラ2から水平右側方向へ所定距
離をおいて配された駆動用ローラ3と、転写用ローラ2
から水平左側方向へ所定距離をおいて配された従動用ロ
ーラ5と、転写用ローラ2を介して駆動用ローラ3およ
び従動用ローラ5にエンドレス回転可能に掛け渡され、
転写用ローラ2により感光体1に圧接される転写ベルト
4と、転写ベルト4の下方に配されたクリーニング装置
8とを備えている。
【0014】転写ベルト4は、ポリウレタンゴムとカー
ボンとを混練して得られた導電性ベルト本体にフッ素樹
脂でコーティングを施したものである。感光体1上にお
ける現像後のトナー画像は、転写ベルト4に載せられて
供給された転写紙Pに、感光体1と転写ベルト4とで挟
まれる箇所で転写される。クリーニング装置8は、転写
ベルト4の外面に圧接されてその外面における汚れ(未
転写トナーなど)を除去するクリーニングブレード9を
有している。
【0015】駆動用ローラ3の上方には、現像用トナー
を収納した現像装置6が配されている。現像装置6にお
ける現像スリーブ7は感光体1に接している。図1にお
いて、感光体1は時計回りに回転する。また、転写用ロ
ーラ2、駆動用ローラ3、従動用ローラ5および転写ベ
ルト4は反時計回りに回転する。
【0016】クリーニング装置8は、図2に拡大して示
すように、クリーニングブレード9の他に、ブレードス
テー10を介してクリーニングブレード9を左右回動可
能に支持するブレード支持板11と、このブレード支持
板11を回動させるネジ部材としての水平な送りネジ1
2と、この送りネジ12を正・逆回転させる直流用モー
タ13とを有している。
【0017】クリーニングブレード9とブレードステー
10とは、接着剤により接着されている。ブレードステ
ー10とブレード支持板11とは、固定ピン14により
固定されている。ブレード支持板11は回動軸15によ
り支持されており、下端で送りネジ12にねじ合わされ
ている。
【0018】クリーニング装置8はさらに、ブレード制
御機構16を備えている。ブレード制御機構16は、モ
ータ13を駆動させるモータ駆動回路17と、モータ駆
動回路17を制御するCPU18と、クリーニングブレ
ード9の内側の面に取り付けられてそのたわみ量を検出
する歪みゲージ19と、歪みゲージ19とCPU18と
を連結する歪みゲージアンプ20とを備えている。CP
U18は、歪みゲージ19からの検出値を判断する。図
3は、クリーニング装置8の主要部を右側面から見たも
のである。
【0019】クリーニングブレード9は転写ベルト4の
外面に圧接されているが、その圧接力は、ブレード支持
板11を回動軸15を中心に回動させることで決定され
る。そのときの回動角度は、モータ13により送りネジ
12を正・逆回転させることで調整できる。
【0020】このようなクリーニング装置8を用いる場
合、常温・常湿(温度20°C,湿度60%程度)環境
下で転写ベルト4へのクリーニングブレード9の圧接力
が最適であるときの歪みゲージ19の検出値をあらかじ
めCPU18に記憶させておく。転写ベルト4が高温・
高湿(温度35°C,湿度85%程度)環境下で伸びる
と、クリーニングブレード9の圧接力が弱まる。する
と、クリーニングブレード9のたわみ量が減少するの
で、歪みゲージ19の検出値も小さくなる。その検出値
と記憶させてある検出値とを比較し、その検出値が記憶
検出値に等しくなるようにモータ13を作動させる。そ
して、送りネジ12によりブレード支持板11を回動さ
せ、クリーニングブレード9を回動させる。これによ
り、クリーニングブレード9の最適な圧接力を確保す
る。
【0021】この転写装置D1 にあっては、転写ベルト
4が上記のように配され、クリーニング装置8が上記の
ようなブレード制御機構16を備えているので、転写ベ
ルト4の伸縮状態にかかわらず転写ベルト4へのクリー
ニングブレード9の圧接力を常時ほぼ一定に保つことが
できる。したがって、この転写装置D1 が組み込まれた
複写機にあっては、室内などの設置環境の変化に左右さ
れることなく常に良好なクリーニング性能を確保するこ
とができ、クリーニング不良に起因する画像裏面汚れを
防止することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る転写装置は上記のように
構成されているので、この発明に係る転写装置が組み込
まれた画像形成装置にあっては、室内などの設置環境の
変化に左右されることなく常に良好なクリーニング性能
を確保することができ、したがってクリーニング不良に
起因する画像裏面汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例に係る転写装置の概略構成
説明図。
【図2】その転写装置を正面から見た要部構成説明図。
【図3】その転写装置を右側面から見た要部構成説明
図。
【図4】従来の転写装置の概略構成説明図。
【符号の説明】
1 感光体 2 転写用ローラ 3 駆動用ローラ 4 転写ベルト 5 従動用ローラ 8 クリーニング装置 9 クリーニングブレード 16 ブレード制御機構 17 モータ駆動回路 18 CPU 19 歪みゲージ 20 歪みゲージアンプ
フロントページの続き (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の近傍に配された転写用ローラ
    と、この転写用ローラの一方の側に配された駆動用ロー
    ラと、転写用ローラの他方の側に配された従動用ローラ
    と、転写用ローラを介して駆動用ローラおよび従動用ロ
    ーラにエンドレス回転可能に掛け渡され、転写用ローラ
    により感光体に圧接される転写ベルトと、この転写ベル
    トの近傍に配され、転写ベルトの外面に圧接されてその
    外面における汚れを除去するクリーニングブレードを有
    するクリーニング装置とを備え、 さらに、クリーニング装置が、転写ベルトの伸縮状態に
    かかわらず転写ベルトへのクリーニングブレードの圧接
    力を常時ほぼ一定に保つように制御するブレード制御機
    構を具備してなる転写装置。
JP31060792A 1992-11-19 1992-11-19 転写装置 Pending JPH06161291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31060792A JPH06161291A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 転写装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP31060792A JPH06161291A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 転写装置

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Publication Number Publication Date
JPH06161291A true JPH06161291A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18007297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31060792A Pending JPH06161291A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 転写装置

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JP (1) JPH06161291A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130089356A1 (en) * 2011-10-06 2013-04-11 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2018116167A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US10942474B2 (en) 2019-06-24 2021-03-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus having a cleaning blade supported by a supporting member

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JP2013083676A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
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