JPH06160416A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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Publication number
JPH06160416A
JPH06160416A JP31336292A JP31336292A JPH06160416A JP H06160416 A JPH06160416 A JP H06160416A JP 31336292 A JP31336292 A JP 31336292A JP 31336292 A JP31336292 A JP 31336292A JP H06160416 A JPH06160416 A JP H06160416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stoppers
pendulum
adhesive
sections
frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31336292A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomishige Tai
富茂 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP31336292A priority Critical patent/JPH06160416A/ja
Publication of JPH06160416A publication Critical patent/JPH06160416A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 質量部とストッパとの間隔をばらつきなく高
い精度で一定のものとする。 【構成】 枠部12内に質量部13がヒンジ部14を通
じて一体に連結されたペンデュラム12、その両側から
ストッパ17及び18を接着剤19にて接着するが、ス
トッパ17、18のその接着部分に浅い凹部26が構成
され、その凹部26の深さの2倍の厚さで接着剤19が
形成され、又接着剤の幅の3倍に凹部26の幅が形成さ
れ、ペンデュラムの枠部12とストッパ17、18とを
その面を密着させて接着剤19で両者を接着するが、そ
の時接着剤19は凹部26の側壁26aから離されて、
接着剤を付ける際の加圧力に無関係に、質量部13及び
ストッパ17、18との間隔は常に一定値となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はペンデュラムの両側に
ストッパを接着剤で接着して、ペンデュラムの質量部の
変位を一定範囲に制限するようにした加速度センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】図3Aに従来のこの種の加速度センサを
示し、図3Bにこれを複数同時に作る場合の連結状態に
ある断面を示す。ペンデュラム11は方形の枠部12内
に方形の質量部13が位置し、質量部13の両端は肉薄
のヒンジ部14により枠部12と一体に連結されてい
る。ヒンジ部14にピエゾ抵抗素子15が付けられて検
出部とされ、ピエゾ抵抗素子15は配線によって、枠部
12の一辺上の端子電極16に接続されている。枠部1
2、質量部13、ヒンジ部14はシリコンウエハをエッ
チングして一体に作られている。
【0003】このペンデュラム11の両側、つまり図に
おいて上下の面にそれぞれ板上のストッパ17及び18
が枠部12の部分において接着剤19により接着されて
いる。ストッパ17、18は枠部12と対向する部分を
除いて浅くえぐられて質量部13が変位可能とされてい
るが、その変位できる範囲はストッパ17、18により
一定値以内に制限されている。
【0004】この様な加速度センサは図3Bに示すよう
に複数個が連結された状態で同時に作り、接着剤19の
接続された位置において、線21で示すように切断され
て、図3Aに示す加速度センサが得られる。図3Bに示
すように、端子電極16が設けられている部分において
は、これと対向するストッパ17の位置にリード線接続
用穴22が開けられており、電極16に対しボンディン
グ接続を行うことができるようにされている。又ストッ
パ17、18により、その内部が密封状態となるためガ
ス抜き用の穴23が一方のストッパ18に形成されてい
る。更にこのペンデュラムを構成するシリコンウエハに
反り、うねり等があっても、各ストッパを各センサ毎に
確実に接着できるように一つの加速度センサ毎にストッ
パの周辺部は肉薄のフレクチャ24とされている。なお
図3Aは電極16が見えるように穴22より右側の部分
を切断して示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の加速度セン
サはペンデュラムの枠部12の平面上に接着剤19が形
成されているため、ペンデュラム11とストッパ17、
18とを接着する際に、その接着剤19の厚さと、接着
剤に加わる圧力とによって質量部13とストッパ17及
び18との間隙がばらつき、質量部13の変位に対する
制限を一定に作ることが困難であった。又検出部として
静電容量式のものを用いる場合は、その質量部13が変
位していない時の静電容量値が一定のものとならず、ば
らつきが生じる問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、ペン
デュラムと枠部の接着されている部分の、その少なくと
も一方に浅い凹部が形成され、これらを接着する接着剤
はその凹部内に設けられ、その接着剤は凹部の側壁と離
されている。
【0007】
【実施例】図1、図2にこの発明による加速度センサの
実施例を示し、図3と対応する部分には同一符号を付け
てある。この実施例においては、ストッパ17、18の
枠部12と対向する面にその枠部17の全周に沿った浅
い凹部26がそれぞれ形成されている。この凹部26内
に接着剤19が配置されて、接着剤19によってストッ
パ17、18と枠部12とが接着されている。この接着
剤19は凹部26の側壁26aと離れている。
【0008】例えばその接着部分を拡大して図2C、図
2Dに示すが、凹部26の深さは例えば10μm乃至1
2μm、幅は1.2mm程度とされ、図2Cに示すよう
にその凹部26の中央にスクリーン印刷により接着剤1
9を形成し、その接着剤19の厚さは20μm乃至25
μm、つまり凹部26の深さより厚く、例えば倍程度と
し、その幅は0.4mm即ち凹部26の幅より小さく、
この例では1/3程度の幅とする。この状態でペンデュ
ラム11とストッパ17及び18とを接着し、その両対
接面を密着させる。この時図2Dに示すように接着剤の
幅は0.8mm乃至1.0mm程度と広がるが、その凹
部26の幅1.2mm以下となって、接着剤19は凹部
26の側壁26aと接しないようにされている。この例
においても図1Bに示すように、各加速度センサ単位に
ストッパ17、18の周辺部には肉薄のフレクチャ24
を形成しておき、ペンデュラムが形成されるシリコンウ
エハの全体の反りやうねりがあっても、各加速度センサ
単位にストッパ17、18がペンデュラムに密着して、
質量部13とストッパ17及び18との間隙が必ず一定
値となるようにされる。
【0009】尚上述においては、ストッパ17、18と
しては、例えばガラス板で作られ、ペンデュラム11は
シリコンウエハから作られる。しかしこれに限られるこ
となくストッパもシリコンウエハで作っても良く、又そ
の他の材料でもよく、同様にペンデュラム11もシリコ
ンウエハに限られることなくその他の材料から作っても
よい。又検出部としてはピエゾ抵抗素子に限られること
なく静電容量式のものを用いてもよい。更にストッパ1
7、18に対して凹部26を形成したが、枠部12側に
凹部を形成してもよく、或いは枠部及びストッパの両者
に凹部を形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ペ
ンデュラムの枠部とストッパとの接着部分に凹部が形成
され、その凹部に接着剤が位置しており、且つ凹部の側
面壁に接着剤が接触しないように構成され、また、この
凹部の深さは高い精度で作ることは容易であるから、質
量部13とストッパ17、18との間隔を常にばらつき
のない、高い精度で一定の値のものとすることが可能で
あり、質量部13の変位の制限範囲が常に一定のものを
得ることができ、又検出部として静電容量式のものとし
た場合に、その質量部が変位していない場合における静
電容量値が一定のものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を示す一部破断した斜視
図、Bは複数のセンサ素子を作る場合におけるペンデュ
ラム及びストッパを接着した状態を示す断面図、Cは接
着前のストッパ上の接着剤を示す図、Dはストッパに枠
部12を接着した状態を示す断面図である。
【図2】図1Aの分解斜視図。
【図3】Aは従来の加速度センサを示す一部破断した斜
視図、Bはそれを複数同時生産する場合におけるペンデ
ュラム及びストッパを接着し切断前の状態の一部を示す
断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量部がヒンジ部を介して枠部に一体に
    連結され、上記質量部の変位を検出する検出部が設けら
    れてペンデュラムが構成され、 そのペンデュラムの両側に上記質量部の変位を一定範囲
    に限定する第1、第2ストッパが、上記枠部に接着剤に
    て接着された加速度センサにおいて、 上記接着部において、上記枠部及びストッパの少なくと
    も一方に浅い凹部が形成され、 その凹部内に上記接着剤が位置し、その接着剤は上記凹
    部の側壁から離されていることを特徴とする加速度セン
    サ。
JP31336292A 1992-11-24 1992-11-24 加速度センサ Withdrawn JPH06160416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31336292A JPH06160416A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 加速度センサ

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JP31336292A JPH06160416A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 加速度センサ

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Publication Number Publication Date
JPH06160416A true JPH06160416A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18040348

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31336292A Withdrawn JPH06160416A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 加速度センサ

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JP (1) JPH06160416A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153519A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Matsushita Electric Works Ltd 加速度センサ
JP2009122113A (ja) * 2008-12-22 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 加速度センサの製造方法
JP2009222687A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Kyocera Corp 加速度センサ装置および加速度センサ装置の製造方法

Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201