JPH0616033Y2 - 窓付きパネル - Google Patents

窓付きパネル

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JPH0616033Y2
JPH0616033Y2 JP1986180169U JP18016986U JPH0616033Y2 JP H0616033 Y2 JPH0616033 Y2 JP H0616033Y2 JP 1986180169 U JP1986180169 U JP 1986180169U JP 18016986 U JP18016986 U JP 18016986U JP H0616033 Y2 JPH0616033 Y2 JP H0616033Y2
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JP
Japan
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edge
window panel
panel
window
frame rod
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JP1986180169U
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JPS6385719U (ja
Inventor
克己 水谷
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は窓付きパネルに関するものである。
(従来の技術) 従来、クリーンルームの壁を構成する窓付きパネルは、
第5図に示す如く、2枚の金属板(1)(1)の間に難燃性ペ
ーパーコア(2)を挟み、パネルを開設して形成した開口
部に木枠(10)を組み込み、該開口部の内外両面から四角
形の一対の押し縁(9)(90)を嵌め、木ネジ(7)及び釘(71)
にて前記木枠(10)に固定している。
両押し縁(9)(90)の間に形成される嵌込み溝(91)にガラ
ス板等の窓パネル(3)の縁を嵌め、嵌込み溝(91)と窓パ
ネル(3)の隙間にコーキング材(31)を充填して窓パネル
(3)を固定している。
(解決しようとしている問題点) 上記窓付きパネルは、一方の押し縁(90)を固定している
木ネジ(7)の頭部は外部に露出しているため、外側から
該押し縁(90)を簡単に外すことが出来、押し縁(90)は外
せばドライバー等の先端の尖った道具を使ってコーキン
グ材(31)を破壊して間単に窓パネル(3)を外して室内へ
侵入することが可能になっている。
従って、秘密性の高い作業が多く行なわれるクリーンル
ームの保安に問題があった。
然も、押し縁(9)(90)を木ネジ(7)及び釘(71)にて固定す
るには手間が掛かり、窓パネルを取付けるための作業性
が悪かった。
本考案は、窓パネルの組込みが簡単で、然も外側から該
窓パネルを外すことの出来ない窓付きパネルを明らかに
し、前記問題を解決するものである。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の窓付きパネルは、矩形枠体(6)の内面全周に形
成した嵌込み溝条の中の三辺の溝条に窓パネル(3)の側
縁を嵌め、 残りの一辺の溝条に押し縁(9)を装着し、該押し縁に形
成した凹条(91)に窓パネル(3)の残り一辺を装着し、嵌
込み溝条及び押し縁(9)の凹条(91)と窓パネル(3)との間
の隙間にコーキング材(31)を充填して形成され、枠体
(6)、窓パネル(3)及び押し縁(9)の寸法関係は、押し縁
(9)に対向する横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の底面と押し
縁(9)の内端との間の距離bは、窓パネル(3)の縦長さa
よりも少し大で、押し縁(9)に対向する横枠杆(4)の内端
と押し縁(9)の内端との距離dは、窓パネル(3)の縦長さ
aよりも小で、押し縁(9)に対向する横枠杆(4)の溝底に
窓パネル(3)の端部を当てたとき、押し縁(9)を取り付け
た横枠杆(4)の内端と窓パネル(3)との隙間eは、押し縁
(9)の高さfよりも大であることを特徴とする。
(作用及び効果) 矩形枠体(6)の下部の横枠杆(4)に押し縁(9)を装着する
場合について、窓パネル(3)の取付け手順を説明する。
上記作業は、先づ押し縁(9)を外した状態で、窓パネル
(3)の一方の側縁を縦枠杆(5)の嵌込み溝(52)の底に当る
まで挿入してから、他方の側縁を相手縦枠杆(5)の嵌込
み溝条(52)に嵌めることによって、両縦枠杆(5)(5)への
嵌め込みが簡単に出来る。
次で、窓パネル(3)を持ち上げて該パネル(3)の上縁を上
部の横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の奥に嵌め、窓パネル
(3)と下部の横枠杆(4)との間に空間を形成する。
上記空間に押し縁(9)を挿入し、該押し縁(9)の凸条(92)
を横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)に嵌合する。
窓パネル(3)を下方にずらし、該パネル(3)の下縁を押し
縁(9)の凹条(91)に嵌める。
嵌込み溝条(42)(52)(52)及び押し縁(9)の凹条(91)と窓
パネル(3)との間の隙間にコーキング材(31)を充填し、
窓パネルの組込みが完了する。
押し縁(9)は、凸条(92)が横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)に
嵌まって幅方向への動きが阻止され、窓パネル(3)によ
って上方向への動きも阻止されており、枠体(6)に窓パ
ネル(3)が嵌まっている限り、外側から押し縁(9)を外す
ことは出来ない。
又、押し縁(9)と窓パネル(3)の両端間の長さaは、押し
縁(9)に対向する横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の底面と押
し縁(9)の内縁との間の距離bよりも大きいため、窓パ
ネル(3)は押し縁(9)を外さない限り外れることはない。
従って窓パネル(3)を破壊せずに窓開口部から出入りす
ることは不可能であり、秘密性の高い作業を行なうクリ
ーンルームの壁に最適である。
更に、押し縁(9)をパネルに固定するための釘及び木ネ
ジは不要であり、窓パネル組込みの作業性が向上する。
押し縁(9)は、矩形枠体(6)の嵌込み溝条の一辺のみに装
着するだけであるから、その操作は簡単であり、且つ無
駄な材料を必要とせずコスト安である。
窓パネル(3)を外す必要が生じた場合、コーキング材(3
1)を取除き、前記とは逆の手順にて、窓パネル(3)を外
すことができる。
(実施例) 第1図は本考案に係る窓付きパネルの一例であって、パ
ネルは2枚の金属製化粧板(1)(1)の間に、蜂巣状の空間
が連続した公知のペーパーコア(2)を介在させており、
ペーパーコア(2)と化粧板(1)とを接着剤にて固定してい
る。
パネルの上部に開口部(8)が形成され、該開口部に矩形
枠体(6)が装着される。
矩形枠体(6)はアルミニューム材の押出し成形によって
形成された一対の横枠杆(4)(4)及び一対の縦枠杆(5)(5)
にて構成される。
両枠杆(4)(5)は、共に長手方向の両側縁が外側に平行に
屈曲して被せ片(41)(41)、(51)(51)を形成し、杆の内側
には幅の中央に杆の全長に亘って嵌込み溝条(42)(52)を
形成している。
被せ片(41)(41)の内面の距離(40)はパネルの厚みに対応
している。
嵌込み溝条(42)(52)の裏側はペーパーコア(2)を押圧す
る突条(43)(53)になっている。
横枠杆(4)の長さは、開口部(8)の横長さより、少し長
く、両端は、第4図の如く開口条側を切削し、後記する
縦枠杆(5)が嵌まる段部(44)が形成されている。
段部(44)の長さ(45)は、縦枠杆(5)の被せ片(51)の突出
高さ(54)と等しい。
縦枠杆(5)の高さは、開口部(8)の縦長さより少し短い。
枠体(6)の組込みは、横枠杆(4)(4)を互いの凸条(43)(4
3)を外向きにしてパネルの開口部(8)の上下縁に嵌め、
被せ片(41)(41)をパネルの両板(1)(1)の開口縁に被せ
る。
次に、上下の横枠杆(4)(4)の間へ縦枠杆(5)を挿入し、
縦枠杆(5)の両端を各横枠杆(4)の端部へ押し当て、パネ
ルの開口縁に強く押し込み、第2図に示す如く、その突
条(53)でペーパーコア(2)を押圧して開口縁に装着し、
縦枠杆(5)の端部を横枠杆(4)の切欠段部(44)に嵌める。
横枠杆(4)(4)を上下に押圧している力を解放するとペー
パーコア(2)の弾性復帰力により各杆(4)(5)は内向きに
付勢され、縦枠杆(5)の端部は横枠杆(4)を切欠段部(44)
に強く係合し、横枠杆(4)と縦枠杆(5)が突っ張りあうか
ら、杆が外れることはない。
上記矩形枠体(6)の一辺、実施例では下部の横枠杆(4)上
に本考案の特徴とする押し縁(9)が装着される。
押し縁(9)はアルミニューム材の押出し成形によって形
成され、断面は山状を呈し、全長は前記横枠杆(4)の全
長から両端の切欠段部(44)の長さ(45)を減じた長さに等
しく、幅は横枠杆(4)の幅に等しい。
押し縁(9)の稜線部には全長に亘って凹条(91)が形成さ
れ、凹条(91)の裏側には押し縁(9)の全長に亘って前記
横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)に嵌まる凸条(92)が突設さ
れている。
実施例の凸条(92)は嵌込み溝条(42)の内幅に対応する間
隔を存して2条を平行に突設して形成されている。
凸条(92)の先端縁は、第3図に鎖線で示す如く、押し縁
(9)の両端縁を含む平面Lより僅か下方に突出してい
る。
上記枠体(6)及び押し縁(9)によって取り付けられる矩形
の窓パネル(3)は、ガラス板、合成樹脂板、通気孔を形
成した通気性板等、必要に応じて材質、特性を選択すれ
ば可い。
窓パネル(3)の縦長さa及び横長さは、枠(6)に嵌まっ
て、且つ外れない様に下記のとおり規定されている。
窓パネル(3)の横長さは、第2図に示すとおり、矩形枠
体(6)の縦枠杆(5)(5)の内面間の距離より大で、嵌込み
溝(52)(52)に底部間の距離より小さい。
窓パネル(3)の縦長さaは、第3図に示すとおり、矩形
枠体(6)の上下横枠杆(5)(5)の内面間の距離cより僅か
小さい。
下方の横枠杆(4)に押し縁(9)を取り付けた状態では、上
横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の底内面と押し縁(9)の凹条
(91)の開口縁との間の距離bは、窓パネル(3)の縦長さ
aよりも少し大である。又、上横枠杆(4)の内端と押し
縁(9)の凹条(91)の開口端との距離dは、窓パネル(3)の
縦長さaよりも小さい。
上横枠杆(4)の溝底に窓パネル(3)の上縁の端部を当てた
とき、下横枠杆(4)の内端と窓パネル(3)下縁との隙間e
は、押し縁(9)の高さfよりも大である。
次に、窓パネル(3)の取付け手順を説明する。先ず、窓
パネル(3)の縦縁を枠体(6)の縦枠杆(5)(5)の嵌込み溝条
(52)(52)に嵌める。
上記の嵌作業は窓パネル(3)の一方の側縁を、縦枠杆(5)
の嵌込み溝条(52)の底に当たるまで挿入してから他方の
側縁を相手嵌込み溝条(52)に嵌めることによって簡単に
出来る。
次で、窓パネル(3)を持ち上げて、該パネル(3)の上縁を
上横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の奥に嵌め、窓パネル(3)
と下横枠杆(4)との間に空間を形成する。
この空間eは、押し縁(9)の高さfよりも大であるか
ら、この隙間に押し縁(9)を挿入し、該押し縁(9)の凸条
(92)を横枠杆(4)の嵌込み溝(42)に嵌める。
窓パネル(3)を下方にずらし、該パネル(3)の下縁を押し
縁(9)の凹条(91)に嵌める。
押し縁(9)に対向する横枠杆(4)の内端と押し縁(9)の内
端との距離dは、窓パネル(3)の縦長さaよりも小さい
ため、窓パネル(3)が外れることはない。
嵌込み溝条(42)(52)(52)及び押し縁(9)の凹条(91)と窓
パネル(3)との間の隙間にコーキング材(31)を充填して
窓パネルの組込みが完了する。
押し縁(9)は、その凸条(92)が横枠杆(4)の嵌込み溝(42)
に嵌まって前後方向への動きが阻止され、窓パネル(3)
によって上方向への動きも阻止されており、枠体(6)に
窓パネル(3)が嵌まっている限り、押し縁(9)を外すこと
は出来ない。
又、窓パネル(3)は、押し縁(9)を外さない限り外れるこ
とはない。
従って窓パネル(3)を破壊せずに窓開口部から出入りす
ることは不可能であり、秘密性の高い作業を行なうクリ
ーンルームの壁に最適である。
尚、本考案は、住宅又はオフィスの窓構造にも実施でき
ることは勿論である。
更に、押し縁(9)をパネルに固定するために釘及び木ネ
ジは不要であり、窓パネル組込みの作業性が向上する。
本考案は上記実施例に限定されることはなく実用新案登
録請求の範囲に記載の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面で表した窓付きパネルの正面図、第
2図は第1図II−II線に沿う断面図、第3図は第1図II
I−III線に沿う断面図、第4図は縦枠杆及び横枠杆の端
部の斜面図、第5図は従来例の窓部の断面図である。 (1)……板、(2)……ペーパーコア (3)……窓パネル、(4)……横枠杆 (5)……縦枠杆、(9)……押し縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形枠体(6)の全面全周に形成した嵌込み
    溝条の中の三辺の溝条に窓パネル(3)の側縁を嵌め、残
    りの一辺の溝条に押し縁(9)を装着し、該押し縁に形成
    した凹条(91)に窓パネル(3)の残り一辺を装着し、嵌込
    み溝条及び押し縁(9)の凹条(91)と窓パネル(3)との間の
    隙間にコーキング材(31)を充填して形成され、枠体
    (6)、窓パネル(3)及び押し縁(9)の寸法関係は、押し縁
    (9)の内端と該押し縁(9)に対し窓パネルの向い側に位置
    する横枠杆(4)の嵌込み溝条(42)の底面との間の距離b
    は、窓パネル(3)の縦長さよりも少し大であり押し縁(9)
    の内端と該押し縁(9)に対し窓パネルの向い側に位置す
    る横枠杆(4)の内端との距離dは、窓パネル(3)の縦長さ
    aよりも小であり、押し縁(9)に対向する横枠杆(4)の溝
    底に窓パネル(3)の端部を当てたとき、押し縁(9)を取り
    付けた横枠杆(4)の内端と窓パネル(3)との隙間eは、押
    し縁(9)の高さfよりも大である窓付きパネル。
JP1986180169U 1986-11-21 1986-11-21 窓付きパネル Expired - Lifetime JPH0616033Y2 (ja)

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JPS6385719U JPS6385719U (ja) 1988-06-04
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579343Y2 (ja) * 1977-08-29 1982-02-23
JPS6010085U (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 宇都宮 昭之 片引窓のついた障子

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JPS6385719U (ja) 1988-06-04

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