JPH06158656A - アンカーの引張り部材を所定の位置で切断するための装置 - Google Patents

アンカーの引張り部材を所定の位置で切断するための装置

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JPH06158656A
JPH06158656A JP19738993A JP19738993A JPH06158656A JP H06158656 A JPH06158656 A JP H06158656A JP 19738993 A JP19738993 A JP 19738993A JP 19738993 A JP19738993 A JP 19738993A JP H06158656 A JPH06158656 A JP H06158656A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンカーの磁鉄鉱の材料から成る引張り部材を
所定の位置において切断するための装置を提供するこ
と。 【構成】 一次巻線としてのコイル9が耐高温性の熱緩
衝層8の間挿下に導電性で、耐熱性でかつ常磁性の材料
から成る管状の心7上に設けられており、この心7が第
一の二次巻線を引張り部材1が第二の二次巻線を形成し
ていること、およびコイルが引張り部材を切断するため
に約5〜30KHzの周波数の電気エネルギーと約50
0〜800Vの電圧を作用させることが可能であるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引張り部材と一緒に埋
設可能であり、この引張り部材を所定の切断位置におい
て管状に囲繞しているコイルを備えており、熱作用によ
り引張り部材の引張り強度の低減により基準破断位置を
形成するために上記コイルに誘導により電流を作用させ
ることが可能な様式の、引張り部材におけるの引張り強
度の低減により基準破断位置が形成される、アンカーの
強磁性の材料から成る引張り部材を所定の位置において
切断するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アンカーは孔内に導入されかつ孔の最も
深い位置において硬化する材料、例えばセメントモルタ
ル或いは類似の材料が注入されることにより孔壁部と、
即ち周辺地山と結合される。これにより、引張り部材の
孔開口部に通じている残りの部分を介してその都度定着
されるべき構築部分と一体的に結合されるアンカー体が
形成される。引張り部材は、自体鋼棒、鋼線、鋼ストラ
ンド或いは鋼管から成るただ一つの部材或いは多数の部
材から形成されている。引張り部材の長さ−この長さに
わたって引張り部材がアンカー体内に埋設されている−
はアンカー長さLv と、そして予張力を得るために自由
に伸長可能な残りの長さは鋼自由長さLfと称する。
【0003】アンカーは地山内における構築物の永続的
な定着を行う。しかも、これらのアンカーは、例えば根
堀の壁部を後方で定着を行う場合のように仮にしか使用
することができない。仮に使用されたアンカーが隣接し
ている地山内にまで延在している場合、このアンカーは
一般に構築作業−アンカーはそのために使用された−が
終了した後取除かれなければならない。
【0004】アンカーを取除くため大抵はアンカー長さ
Lv の鋼自由長さLf への移行部において引張り部材の
ための切断可能な位置が設けられ、これにより引張り部
材の自由部分が孔から引抜かれ、場合によって再使用が
可能である。稀に約4〜8mよりも長い長さを有してい
るアンカー体自体は、隣接地山において例えばブルドー
ザにより堀起こし作業を行って地均しする際大抵容易に
取除くことが可能である。
【0005】アンカーの引張り部材を切断するための色
々な方法のうち、鋼引張り部材の強度を低減するための
熱の適用が最も重要な方法である。何故なら熱を発生さ
せるために必要な手段を孔の径を著しく拡大することな
く引張り部材と共に埋設し、しかも比較的長い時間の間
作業可能性な状態に維持することが可能であるからであ
る。更に、熱が作用する結果、引張り部材の強度の低減
により切断を行うための基準破断位置を形成する、引張
り部材はその使用の全期間の間その全断面が十分に利用
可能である。
【0006】引張り部材の引張り強度を低減するために
必要な熱を発生させるため、引張り部材が基準破断位置
の領域内において例えばアルミニウム灼熱発生混合物に
よるような発熱反応により、加熱することが知られてい
る(フランス特許第22 74 740 号公報参
照)。発熱反応開始させるためには、アンカーが埋設さ
れた状態では−この状態は比較的長い時間持続する−点
火し難い点火システムが必要である。
【0007】更に、熱を発生させるために電気エネルギ
ーを使用することも知られている。この熱発生は、例え
ば引張り部材を囲繞する加熱ループの様式の電気加熱部
材により行われるか(ドイツ連邦共和国特許第24 2
8 729号公報参照)、或いは引張り部材を切断位置
において囲繞していてかつ一本或いは多数本の引張り部
材内で誘導により熱を発生させるため電流が供給される
コイルを使用して行われる(スイス特許第603 91
9号公報参照)。この際、熱緩衝層が設けられているに
もかかわらず、供給された熱の大部分が既に熱伝導によ
り引張り部材自体を移動するので、引張り部材の確実な
切断を行うのに十分な温度を得ることができないことが
分かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような背景の下
に、本発明の根底をなす課題は、電気エネルギーを使用
することにより可能な限り短期間に鋼引張り部材内で所
定の切断位置において、切断が確実にかつ完全に行わ
れ、従って鋼自由長さを容易に孔から引抜くことできる
ような高い温度水準を達することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、一次巻線としてのコイルが耐高温性の熱緩衝層の間
挿下に導電性で、耐熱性でかつ常磁性の材料から成る管
状の心上に設けられており、この心が第一の二次巻線を
引張り部材が第二の二次巻線を形成していること、およ
びコイルが引張り部材を切断するために約5〜30KH
zの周波数の電気エネルギーと約500〜800Vの電
圧を作用させることが可能であるように構成されている
ことにより解決される。
【0010】本発明の他の有利な構成は特許請求の範囲
の請求項2と3に記載した。本発明の根底をなす認識
は、市販の給電ケーブルを介した電気エネルギーの伝達
を許容する周波数領域内における誘導を適用することに
より、引張り部材の強磁性材料が、即ち鋼がその後十分
に常磁性になり、これにより誘導による十分なエネルギ
ー供給が極めて限られた範囲で可能であるので、引張り
部材の加熱がキュリー温度までしか可能でないと言うこ
とにある。こう言ったことから本発明の基本思想は、キ
ュリー温度を越えて可能な限り融点までの加熱のために
付加的な可能性を見出すことにある。この可能性は、本
発明により、導電性の、耐熱性のかつ常磁性の材料から
成る、特にオーステナイト鋼から成る管状の心を一次巻
線と切断すべき鋼引張り部材間に設けることによって実
現される。
【0011】本発明により、誘導原理に従った出力の伝
達は本質的に二つの相で、即ち、 −キュリー温度、即ち鋼引張り部材が強磁性の領域から
常磁性の領域へ移行する温度まで、鋼引張り部材がその
内部で誘導される電流の侵入深さと、直接的な半径方向
での電流の流れと管状の心から行われる熱供給とによる
磁性の損失とにより加熱する。 −鋼引張り部材のキュリー温度以上溶融温度まで、主と
して管状の心の熱伝導と熱放射が鋼引張り部材内の温度
を更に上昇させるのに有効である。
【0012】この際、第一の相においては、適当な装置
により発生されかつ約50mの長さにわたって大きな損
失を伴うことなく所定の切断位置にまで伝達される5〜
30kHzの平均周波数の電流により、短絡された二次
巻線のように働く切断されるべき引張り部材内に渦電流
が発生され、この渦電流により引張り部材の全断面が均
一に加熱される。この際、管状の心の内断面に引張り部
材の材料が完全に或いは部分的にのみ充填されている
か、或いは引張り部材の全体が或いは一部分的が管状の
心と熱伝導性の結合されているかどうかは重要ではな
い。万一生じる中間空域はその時の事情に応じてガス状
媒体(例えば空気)、液状媒体(例えば水)或いは固形
状媒体(例えばセメントモルタル、合成物質)により充
填される。電流の侵入深さは、如何なる場合にあって
も、これが、断面の内に存在している引張り部材が一本
の或いは多数本であるかどうかには関係なく、管状の心
の内断面のほぼ中央に到達するように選択される。
【0013】この相において、常磁性の材料から成り電
気エネルギーの引張り部材への通過を可能にする管状の
心は同様に、導電性により加熱する短絡された二次巻線
として働く。この相内において極めて大きな温度勾配が
生じるので、熱は半径方向で内方へと、即ち引張り部材
方向で与えられる。管状の心と一次巻線間の耐高温性の
熱緩衝層により、熱が半径方向で外方へと流出するのが
阻止される。
【0014】第二の相において、即ちキュリー温度が達
せられた後、続けて同じ量の電気エネルギーが供給され
る。引張り部材がこの相において著しく低減された強磁
性の特性を有しているので、誘導の割合が制限され、従
ってほんの僅かなエネルギーが吸収されるに過ぎない。
この相において未だ発生し続けている電気エネルギー
は、専ら管状の心内において変圧効果により熱に変換す
る。この熱は次いで熱伝導および熱放射により引張り部
材に伝達され、従ってコイルの寿命内で融点が達せられ
る。
【0015】鋼引張り部材を切断するのに必要な温度水
準は一方では引張り部材の材料特性により、他方では引
張り力が与えられるか或いは生成されることによる引張
り部材内に存在している張力比或いは伸び率により並び
に引張り部材の自由に運動可能な或いは自由に伸び可能
な部分長さの長さにより定まる。引張り部材の個々の部
材間に万一生じる中間空域を充填している媒体は、温度
上昇の速度を断面積の割合に応じて実際にキュリー温度
以下にならないように、そして僅かに、即ち充填媒体が
固形の形でかつ大きな割合で断面積を占めている時にの
み、キュリー温度以上になるように作用する。
【0016】本発明の適用可能性の限界は、一方では切
断のために実際に融解されなければならない弛緩した鋼
引張り部材により、他方では純粋に機械的に破断−鋼自
由長さLf の領域内の何処にあっても加熱されることな
し行われない−するまで緊張された、鋼引張り部材によ
り与えられる機械的な引張力によって定まる。
【0017】以下に添付した図面に図示した実施例に付
き本発明を詳しく説明する。
【0018】
【実施例】図1は、ボーリング2内に挿入される鋼引張
り部材1から、例えば鋼ストランドの束から成るアンカ
ーを縦断面図で示している。ボーリング孔2の下方部分
内には、硬化する材料、例えばセメントモルタルが注入
されることによりアンカー体3が形成されている。この
アンカー体3内には鋼引張り部材1はその全長−いわゆ
るアンカー長さLv −の一部分1′を介して定着されて
いる。その全長の残りの部分1″−いわゆる鋼自由長さ
Lf を介して、鋼引張り部材1は自由に伸長可能であ
る。ボーリング孔2の出口において、鋼引張り部材1
は、例えば根堀壁4を保護するためアンカ5により定着
されている。このアンカー5は本発明の対象ではない。
【0019】アンカー長さLv から鋼自由長さLf への
移行部の領域内において、装置6が設けられており、こ
の装置により鋼引張り部材1に熱が作用することにより
基準破断位置が形成される。この基準破断位置において
鋼引張り部材1は切断され、従ってその鋼自由長さLf
の領域にわたって延在している部分1″をボーリング孔
2から引抜くことが可能となる。装置6は鋼引張り部材
1の自由部分1″内において、即ちアンカー体3の外方
に存在しているか、或いは図示したようにアンカー体3
の中に埋設されている。
【0020】アンカー長さLv の全長にわたって延在し
ている鋼引張り部材1の部分1′を付加的に解体しよう
とする場合、この部分は長手方向でアンカー体3を経て
案内され、その下端部において適当な定着部材、例えば
加圧された管体により定着される。この場合、装置6は
鋼引張り部材1の下端部に存在している。
【0021】基準破断位置を形成するための装置6の本
発明による構成の実施例は2と図3に、拡大縦断面図と
拡大横断面図で示した。図示した実施例にあっては、装
置6は環形スリーブの形をしており、この環形スリーブ
は鋼引張り部材1にこれがボーリング孔2内に埋設され
る以前に挿入される。装置6はオーステナイト鋼から成
る管状の心、いわゆる担持管体7とその上に設けられる
耐高温性の熱緩衝層8とから内方から外方へと組立てら
れる。この熱緩衝層8の上に変圧器の一次巻線と同様に
作用するコイル9の巻線が設けられている。このコイル
9は特に偶数の層、例えば二つの層から成り、これによ
り給電線10の二つの相がコイル9の側面に沿ってアン
カー5へと案内されている。コイル9の巻線は耐高温性
で絶縁処理されている。例えば先ず熱可塑性ラッカーに
より被覆され、次いでガラスフアイバーが周囲に巻付け
られている。
【0022】図示した実施例にあっては、鋼引張り部材
1は七本の鋼ストランド11の束から成り、これらの鋼
ストランドはアンカー長さLv の領域内において直接ア
ンカー体3内に埋設されており、鋼自由長さLf の領域
内においてはそれぞれ個別に合成物質、例えばPEから
成る保護管体12により被覆されている。層を安定させ
るため或いは万一侵入して来る水に対して保護するた
め、個々の鋼ストランド11と担持管体7の内壁間の中
間空域は例えば発泡ポリウレタンが充填されている。
【0023】本発明による装置の他の実施例は図4に示
した。装置6自体の構成は図2に関連して記載したと同
じ構成であるが、鋼引張り部材1の鋼ストランド11は
この実施例にあってはただ一つの保護管体13内の鋼自
由長さLf の領域内に設けられている。アンカー体3を
形成するために注入される硬化材料はパッキン14によ
り保護管体13の内部に侵入するのが阻止されている。
【0024】鋼引張り部材1を切断するために、コイル
9に給電線10を介して約5〜30KHzの周波数と約
500〜800Vの電圧の電流が供給される。電気エネ
ルギーは高周波数の電気エネルギーを発生させるための
装置で準備され、給電ケーブルを介して供給される。こ
れにより、鋼引張り部材1内で誘導される電流の侵入深
さに依存して、鋼引張り部材1内に或いはその個々の要
素内に渦電流が誘起され、これらの部材はキュリー温度
が達せられるまで比較的急速に加熱される。この時間の
間、オーステナイト鋼から成る担持管体7は、鋼引張り
部材1と同様に、短絡された巻体として働き、同様に加
熱する。この初期の工程相において大きな温度勾配が生
じるので、極めて多量の熱が内方へと鋼引張り部材1に
対して与えられる。耐高温性の熱緩衝部材および熱絶縁
部材が設けられているので、外部へと流れる熱の量は極
めて僅かである。担持管体7がこの温度範囲において鋼
引張り部材1よりも僅かな温度上昇勾配を有しているの
で、同時にコイル9の熱的なかつ機械的な保護が保証さ
れる。
【0025】キュリー温度が達せられた後、鋼引張り部
材1の鋼はその強磁性の性質を全く失い、実際に常磁性
の挙動を示す。電気エネルギーが更に供給し続けられる
ので、しかしこの電気エネルギーが鋼引張り部材1によ
り消費されることがますます僅かとなるので、以前より
も大きな電気的な出力が相変わらず二次巻線として作用
する担持管体7の加熱に供される。このようにして鋼引
張り部材1の加熱は実際に融点にまで上昇される。強度
の低減が誘起される度合いは鋼引張り部材1内において
未だ存在している張力或いは伸びに依存している。鋼引
張り部材が切断の時点においてなの緊張されていると、
鋼引張り部材がほんの僅かな張力を有しているに過ぎな
いか、或いは全く張力を有していない場合よりは、切断
には僅かな温度で十分である。
【0026】
【発明の効果】装置6の本発明による構成の利点は、そ
の機能性並びに電気的な給電ケーブルの機能性が、如何
なる時点にあっても、通常の測定方法で検査することが
可能であることである。装置6は周波数が高い適当な電
気的な装置によってのみ作動可能である。例えば異質な
エネルギー源、例えば閃光による装置の不都合なかつ不
適当な作動は行われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンカーの概略縦断面図である。
【図2】基準破断位置を形成するための本発明による装
置の縦断面図である。
【図3】図2の切断線III−IIIに沿った横断面図
である。
【図4】図2による装置の他の実施例の図である。
【図5】図4の切断線V−Vに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 鋼引張り部材 2 ボーリング孔 3 アンカー体 4 堀根 5 アンカー 6 装置 7 担持管体 8 熱緩衝層 9 コイル 10 給電導線 11 ストランド 12,13 保護管体 14 パキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張り部材と一緒に埋設可能であり、こ
    の引張り部材を所定の切断位置において管状に囲繞して
    いるコイルを備えており、熱作用により引張り部材の引
    張り強度の低減により基準破断位置を形成するために上
    記コイルに誘導により電流を作用させることが可能な様
    式の、引張り部材におけるの引張り強度の低減により基
    準破断位置が形成される、アンカーの強磁性の材料から
    成る引張り部材を所定の位置において切断するための装
    置において、 一次巻線としてのコイル(9)が耐高温性の熱緩衝層
    (8)の間挿下に導電性で、耐熱性でかつ常磁性の材料
    から成る管状の心(7)上に設けられており、この心
    (7)が第一の二次巻線を引張り部材(1)が第二の二
    次巻線を形成していること、およびコイル(9)が引張
    り部材を切断するために約5〜30KHzの周波数の電
    気エネルギーと約500〜800Vの電圧を作用させる
    ことが可能であるように構成されていることを特徴とす
    るアンカーの強磁性の材料から成る引張り部材を所定の
    位置において切断するための装置。
  2. 【請求項2】 管状の心(7)がオーステナイト鋼から
    成ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 コイル(9)が偶数の数の巻を有してい
    ることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
JP19738993A 1992-08-17 1993-08-09 アンカーの引張り部材を所定の位置で切断するための装置 Expired - Fee Related JP3163207B2 (ja)

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