JPS63122818A - 除去式アンカ− - Google Patents

除去式アンカ−

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Publication number
JPS63122818A
JPS63122818A JP26562686A JP26562686A JPS63122818A JP S63122818 A JPS63122818 A JP S63122818A JP 26562686 A JP26562686 A JP 26562686A JP 26562686 A JP26562686 A JP 26562686A JP S63122818 A JPS63122818 A JP S63122818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
grout
anchor
fixing
exothermic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26562686A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Naito
内藤 禎二
Seiji Naito
内藤 清司
Kanji Higaki
桧垣 貫司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP26562686A priority Critical patent/JPS63122818A/ja
Publication of JPS63122818A publication Critical patent/JPS63122818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は除去式アンカーに関するものである。
〈本発明の目的〉 本発明は簡易な構造で、小さい抜き取り力で確実にアン
カーを除去できる除去式アンカーを提供することを目的
とする。
く本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
くイ〉アンカーの構造 第1図に定着時における除去式アンカーの一例を示す。
図中1はアンカー孔、2はPCM線などの引張材、3は
アンカ一定着部内に埋設された発熱性シース、4は外側
グラウト、5はアンカーの自由長部の外周に位置する防
錆シース、6はパッカー材、7は内側グラウトである。
以下に主要な基材について詳述する。
く口〉発熱性シース(第1.3図) 発熱性シース3は定着グラウト生白に埋設されたシース
材であり、熱可塑性を有するシース31と発熱体32と
の積層体からなる。
本実施例では発熱体32の両側にシース31を積層させ
た場合について説明するが、発熱体32のいずれか一面
側のみにシース31を積層して形成した発熱性シース3
を使用することも可能である。
この発熱性シース3は、工場などでシース31と発熱体
32の偕層体を容易に製作できる。
発熱性シース3は有底筒状に形成し、その側面の形状は
ストレート形または波形に形成する。
[シース] 発熱性シース3を構成するシース31の素材としては、
酢酸ビニル等の熱可塑性を有する樹脂を使用する。
[発熱体] 発熱体32は、アンカーの除去時に前記シース31の溶
融を目的としたもので、例えば通電によって発熱するカ
ーボンを主材とする公知の発熱性物質を使用し、その形
状も線状あるいは面状のものを使用する。
発熱性シース3の開口端には電源コード33を接続し、
アンカー孔1の外部から発熱体32へ給電できるよう構
成する。
くハ〉アンカーの定着方法(第1図) (1)アンカー孔の削孔 アンカ一定着地盤に所定の深さのアンカー孔1を削孔す
る。
(2)アンカ一体の挿入 定着長と等しい長さの発熱性シース3と防錆シース5を
接続した筒体内に複数の引張材2を挿入する。
この際、発熱性シース3と防錆シース5の境界付近の内
部には、定着グラウトの流出を規制するためにパッカー
材6を位置させておき、また発熱性シース3に接続する
電源コード33は防錆シース5の内側を通してアンカー
孔1の孔外に案内しておく。
このようにして製作したアンカ一体をアンカー孔1内に
挿入する。
(3)定着グラウトの注入、定着 アンカー孔1内に注入ホース等を挿入し、発熱性シース
3の内側および外側に定着グラウトを注入する。
定着グラウトは発熱性シース3の内外で二分されて、発
熱性シース3の外周とアンカー孔1との間には外側グラ
ウト4が形成され、またパッカー材6によって閉塞され
た発熱性シース3の内空には内側グラウト7が形成され
る。
外側グラウト4および内側グラウト7が硬化したらアン
カー孔1の孔外に露出する各引張材2にジヤツキを取り
付け、緊張して定着する。
(5)アンカーの耐力について 一般にアンカーの引き抜き耐力は、引張材2と定着グラ
ウト間の付着力が定着グラウトと地山間の付着力につり
合うことによるが、本発明の場合には、前記した二つの
付着力に加えて発熱性シース3と定着グラウト間の付着
力が問題となる。
しかし、数度の実験により定着グラウトと発熱性シース
3との付着力については、引張材2に導入する緊張力を
下まわることがなく何ら問題のないことが確認できた。
なお、発熱性シース3とこの発熱性シース3の内外周に
接触する各グラウト4.7との間の付着力が問題となる
ときは、発熱性シース3の側面の形状を波形に形成する
などして対処する。
く二〉除去方法(第2.4図) (1)発熱性シースの溶融 アンカー孔1の孔外に露出する電源コート33を経て発
熱性シース3を構成する発熱体32に給電して発熱させ
る。
発熱体32の発熱により、発熱体32と一体に接層する
シース31が軟化を開始し、発熱体32の発熱温度が上
昇するにつれてシース31の溶融が進行する。
(2)引張材の引き抜き シース31の溶融開始と同時に各引張材2に抜き取り力
を与える。
発熱性シース3の溶融により定着グラウトと発熱性シー
ス3間の付着力が非常に小さくなる。
この状態で引張材2に抜き取り力を与えると、発熱性シ
ース、3内の内側グラウトクが引張材2と共に、発熱性
シース3の外周に位置する外側グラウト生から剥離して
抜き出る。
従って、溶融した発熱性シース3と定着グラウト間の非
常に小さい付着力を抗するだけの小さい引き抜き力を引
張材2に与えることで、引張材2を容易に除去できる。
くその他の実施例〉 第5図に示すように、両端を開放して形成した発熱性シ
ース3を使用することも考えられる。
本例のアンカーを除去する場合、発熱性シース3の前端
をアンカー孔1の底面まで延長させてお・く。
そして、地山にを発熱させて溶融することにより発熱性
シース3の周面と定着グラウトキ間の付着力を非常に小
さくした状態で引張材2を除去することは前記した実施
例と同様である。
また両端を解放して形成した発熱性シース3の先端を、
アンカー孔1の底面に接触させないで接近させて施工す
ることも考えられる。
また、発熱性シース3を筒体としての形状を与えないで
袋状に形成したものを使用することも考えられる。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
得ることができる。
(イ)引張材の周囲の定着グラウト内に、定着部の引張
材を包囲するように熱可塑性を有するシース材を埋設し
てアンカーを造成する。
アンカーの除去時にはこのシース材を発熱させて溶融さ
せることによって、シース材を境界として定着グラウト
を部分できる。
従って、小さい抜き取り力で確実に引張材を除去できる
(ロ)熱可塑性を有するシース材は常温時には充分な強
度を有し、しかも定着グラウトとの付着力も充分に得ら
れるので、アンカーの耐力に悪影響を与える心配がない
【図面の簡単な説明】
第1間部本発明に係る除去式アンカーの定着時の断面説
明図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アンカー孔内に定着グラウトを注入して引張材を定着す
    るアンカーにおいて、 引張材と定着グラウトとの間に、 熱可塑性樹脂と発熱体を一体に形成したシース材を位置
    させた、 除去式アンカー
JP26562686A 1986-11-10 1986-11-10 除去式アンカ− Pending JPS63122818A (ja)

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JP26562686A JPS63122818A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 除去式アンカ−

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JP26562686A JPS63122818A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 除去式アンカ−

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JPS63122818A true JPS63122818A (ja) 1988-05-26

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JP26562686A Pending JPS63122818A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 除去式アンカ−

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465834U (ja) * 1990-10-18 1992-06-09

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JPS5752201U (ja) * 1980-09-10 1982-03-26

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