JPH0615844Y2 - ヒンジ付きキャップ - Google Patents

ヒンジ付きキャップ

Info

Publication number
JPH0615844Y2
JPH0615844Y2 JP1987161061U JP16106187U JPH0615844Y2 JP H0615844 Y2 JPH0615844 Y2 JP H0615844Y2 JP 1987161061 U JP1987161061 U JP 1987161061U JP 16106187 U JP16106187 U JP 16106187U JP H0615844 Y2 JPH0615844 Y2 JP H0615844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid body
plate member
cap base
lid
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987161061U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0166355U (ja
Inventor
彰 西上
哲三 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP1987161061U priority Critical patent/JPH0615844Y2/ja
Publication of JPH0166355U publication Critical patent/JPH0166355U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0615844Y2 publication Critical patent/JPH0615844Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は反転ヒンジ付きのキャップに関する。
〔従来の技術〕
従来より、ヒンジ付きキャップとしては、例えば第4図
に示すように、キャップ基台10に反転ヒンジ11を介して
蓋体12を一体成型し、蓋体12の前縁とキャップ基台10の
前縁に相互に係合する係合部13を夫々形成したものが知
られている。
この係合部13は蓋体が不用意に開いてしまうことを防止
するため、キャップ基台1と蓋体とを係止できるように
設けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、蓋体が不用意に開いてしまうことを防止するた
めにはキャップ基台1と蓋体との係止力をある程度強化
せざるを得ない。
このため、開蓋時には蓋体を強く引き上げてロックを解
除する必要があり、使用感に欠けるという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、蓋体閉鎖時
におけるキャップ基台1と蓋体との係止力を弱めること
なく容易に開蓋できるようにしたヒンジ付きキャップを
提供することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、キャップ基台1に蓋体2を反転ヒンジ3により開
閉自在に蝶着する。
キャップ基台1の上面に板材4をスライド自在に設け
る。
この板材4の前縁にテーパ部5を形成するとともに、こ
のテーパ部5を閉蓋した蓋体2の前縁に当接して押し上
げられるように形成する。
そして、板材4の前縁をキャップ基台1の開口側端縁か
ら突出させる一方、この板材4の後縁に前記反転ヒンジ
3の裏面へ当接し得る突起6を設けてヒンジ付きキャッ
プとした。
〔作用〕
開蓋に際して、板材4の前縁が押圧されると板材4が後
退し、前記テーパ部5で蓋体2を押し上げるとともに、
突起6で反転ヒンジ3の裏面を押圧して蓋体2が開蓋す
る。
このように、テーパ部5の傾斜によって蓋体2を押し上
げた後、反転ヒンジ3のバネ作用によって開蓋するもの
であるため、板材4を押す力は僅かで済む。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
キャップ基台1は角型をなしており、その上面には凹部
1cが形成され、この凹部1cの略中央に注出孔1bが突設さ
れている。そしてこの注出孔1bの前後位置に長穴1a,1a
が穿設されている。前記凹部1cの裏面には容器本体の口
筒部(図示せず)に螺合する筒体7が垂設されており、
筒体7の内側には螺条7aが形成されている。
このキャップ基台1の後縁には蓋体2が反転ヒンジ3を
介して開閉自在に蝶着されており、この蓋体2の裏面に
は前記注出孔1bに嵌合する栓突起2aが突設されている。
前記反転ヒンジ3はヒンジ部3a,3aと、このヒンジ部3a,
3aの間に形成された反転バネ部とからなっており、これ
らは一体成型されている。なお、前記注出孔1bと栓突起
2aとの嵌合強度は不用意に開蓋してしまわない程度に設
定されている。
前記凹部1c内には板材4がスライド自在に設けられてい
る。この板材4の前縁には後縁側に至るにしたがって低
くなるようにしたテーパ部5が形成されている一方、板
材4の後縁には突起6が形成されている。そしてこの突
起6は板材4の後縁を垂直に折り曲げたような形状にな
っている。
さらに、板材4には注出孔1bの逃げのための長穴4aが形
成されているとともに、先端に肥大部を有する係合突起
4b,4bが設けられており、これら係合突起4b,4bを前記長
穴1a,1aにスライド自在に係合してある。
板材4は、蓋体2がキャップ基台1に対して閉鎖状態に
ある時、その前縁がキャップ基台1の蓋体連接側とは正
反対側の側縁部から最大に突出する非作用位置にあっ
て、この時後端の突起6は反転ヒンジ3の裏面近傍に位
置している。この状態から板材4がその前縁を押し込ん
でスライドされ、後端の突起6が反転ヒンジ3の裏面に
当接して蓋体2を完全な開放状態にする時の位置が板材
4の作用位置である。従って、板材4は、この非作用位
置と作用位置との間をキャップ基台1上面凹部1c内を
その底面に沿って移動するのである。
使用に際しては、第2図に示される蓋体2の閉鎖状態で
は板材4は非作用位置にあり、この状態から板材4はキ
ャップ基台1の側縁部から突出している前縁が押し込ま
れて、作用位置へ移動させられる。すると前記テーパ部
5の傾斜面が蓋体2の前縁を押し上げる。これにより、
注出孔1bと嵌合状態にあった栓突起2aが注出孔1bから抜
出する。
そして、最終的に板材4が作用位置に移動した時、突起
6が反転ヒンジ3の裏面に当接し、これを押圧する。そ
してある位置まで押圧されると反転ヒンジ3の反転作用
により蓋体2は最大開蓋位置まで自動的に開く(第3
図)。
このように、テーパ部5の傾斜を利用して蓋体2を僅か
に押し上げて嵌合状態にある栓突起2aと注出孔1bとを解
除し、フリーになった蓋体2を突起6で更に押し上げる
ように作用するため開蓋が容易となる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、テーパ部5の傾斜によって蓋体2を押
し上げ、続いて突起6で反転ヒンジ3の裏面を押圧して
蓋体2を完全開放状態にするようにしたものである。そ
のため、開蓋に際してその係止解除が板材4の僅かな押
圧力で可能となり、その後の蓋体の完全開放も板材の押
し込みだけで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
開蓋状態の分解斜視図、第2図は閉蓋状態の断面図、第
3図は開蓋状態の部分断面図、第4図は従来のヒンジ付
きキャップを示す断面図である。 1……キャップ基台、2……蓋体、 3……反転ヒンジ、4……板材、 5……テーパ部、6……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャップ基台1と、このキャップ基台1の
    一側部に反転ヒンジ3により開閉自在に蝶着された蓋体
    2と、前記キャップ基台1の上面に一端が前記キャップ
    基台1の他側部から最大に突出する非作用位置とこの非
    作用位置から前記キャップ基台1上面に沿って前記一側
    部方向へ押込まれた作用位置との間でスライド可能に設
    けられた板材4と、この板材4の前記一端上面に形成さ
    れ、閉鎖状態にある前記蓋体2の前記反転ヒンジとは正
    反対側の端部下面に摺接して前記蓋体2の閉鎖を解除す
    るテーパ部5と、前記板材4の他端に形成され、前記板
    材4の前記作用位置において前記蓋体2の前記反転ヒン
    ジ3裏面に当接して前記蓋体2を持ち上げて完全開放す
    る突起6とから構成されることを特徴とするヒンジ付き
    キャップ。
JP1987161061U 1987-10-21 1987-10-21 ヒンジ付きキャップ Expired - Lifetime JPH0615844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987161061U JPH0615844Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ヒンジ付きキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987161061U JPH0615844Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ヒンジ付きキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0166355U JPH0166355U (ja) 1989-04-27
JPH0615844Y2 true JPH0615844Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31443676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987161061U Expired - Lifetime JPH0615844Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ヒンジ付きキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615844Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE172422T1 (de) * 1994-08-05 1998-11-15 Nifco Inc Behälterverschluss mit durch ein scharnier verbundener erster und zweiter kappe

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0166355U (ja) 1989-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0615844Y2 (ja) ヒンジ付きキャップ
JPS5884007U (ja) コンパクト容器
JPH0269857U (ja)
JPS63105666U (ja)
JPH0647370Y2 (ja) 化粧料容器
JPS6036176Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0513288Y2 (ja)
JPS5836326Y2 (ja) コンパクト
JPH0121604Y2 (ja)
JPH0532003Y2 (ja)
JPH0451684Y2 (ja)
JPS6033850Y2 (ja) 化粧用コンパクト
JPH0513290Y2 (ja)
JP2604353Y2 (ja) 注出キャップ
JPH0733689Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPH0711686Y2 (ja) コンパクト容器
JPH069960Y2 (ja) 蓋付き容器
JPH0112660Y2 (ja)
JPH0451689Y2 (ja)
JPH0446647Y2 (ja)
JPH0513291Y2 (ja)
JPH0535772Y2 (ja)
JPH0454141Y2 (ja)
JP2605555Y2 (ja) 注出キャップ
JPH062562Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器