JPH0615792Y2 - 小型車両 - Google Patents

小型車両

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JPH0615792Y2
JPH0615792Y2 JP14341388U JP14341388U JPH0615792Y2 JP H0615792 Y2 JPH0615792 Y2 JP H0615792Y2 JP 14341388 U JP14341388 U JP 14341388U JP 14341388 U JP14341388 U JP 14341388U JP H0615792 Y2 JPH0615792 Y2 JP H0615792Y2
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JP
Japan
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roof member
vehicle body
windshield
seat
rising
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14341388U
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JPH0264494U (ja
Inventor
達 堀池
昭則 杉本
耕司 水田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、雨天の際に雨を避け、かつ冬期には走行風を
強く受けないようにした小型車両に関するものである。
従来技術 雨天時に、運転者が風雨に晒されないようにするため
に、特開昭55-145078号公報に示されるように、運転者
の座席上方を覆うルーフ部材01を開閉自在に備えた二輪
車等の小型車両がある。
このルーフ部材の開閉は座席後方定位置に設けられた枢
支部により開閉自在に支持され、このルーフ部材が開い
た状態では、車体の後方に位置し、閉じた状態では座席
上方に位置するようにしている。
解決しようとする課題 従来のルーフ部材においては、枢支部の位置が、座席後
方低位置であるので、運転者が座った状態でルーフ部材
によって座席を覆うためには、ルーフ部材が大型化する
ので、枢支部を中心として後方へ開放させた時の張出量
が増加し、開放した状態での走行に際し抵抗となる等の
不都合があった。
課題を解決するための手段および作用 本考案はこのような不都合を解消した小型車両の改良に
係り、車体前方に風防を備えかつ車体略中央部に座席を
配置した自動二輪車等の小型車両において、前記車体後
方両側部に上方への立上り部を形成し、該立上り部に、
前記座席の上方を開閉自在に覆うルーフ部材を前後に傾
動自在に枢支する枢支部を配設し、該ルーフ部材を前方
へ傾動させた状態にて、該ルーフ部材の先端を風防上端
に接離自在に形成するとともに、前記ルーフ部材を後方
へ傾動させた状態にて、該ルーフ部材を前記立上り部に
近接可能に、該ルーフ部材の基部を前記立上り枢支部に
枢支したことを特徴とするものである。
本考案では、前記車体後方両側部に上方への立上り部を
形成し、該立上り部に、前記座席の上方を開閉自在に覆
うルーフ部材を前後に傾動自在に枢支する枢支部を配設
し、該ルーフ部材を前方へ傾動させた状態にて、該ルー
フ部材の先端を風防上端に接離自在に形成するととも
に、前記ルーフ部材を後方へ傾動させた状態にて、該ル
ーフ部材を前記立上り部に近接可能に、該ルーフ部材の
基部を前記立上り枢支部に枢支したため、前記ルーフ部
材の先端が前記風防の上端に当接するように、該ルーフ
部材を前方へ傾動させると、前記座席の前方および上方
は前記風防およびルーフ部材で覆われる。
また本考案においては、前記風防の上端に当接した前記
ルーフ部材を後方へ傾動させると、前記座席の上方に位
置したルーフ部材は除去される。
さらに本考案では、後方へ傾動した前記ルーフ部材は、
前記車体後方両側立上り部に近接することができるた
め、該ルーフ部材でもって車体が外方へ張出すことがな
く、車体正面投影面積が広がることもなければ、また車
体に大きな凹凸部が形成されることもない。
実施例 以下本考案をスクータに適用した第2図ないし第5図に
図示の一実施例について説明する。
スクータ1は前後に全車輪2,後車輪3を備え、前車輪
2は操舵ハンドル4によって左右に操舵され、後車輪3
はエンジン6と変速機7とを一体に組込んだパワーユニ
ット5によって回動駆動されるようになっている。
またエンジン6の吸気系には、キャブレター8とエアク
リーナ9とがエンジン6に一体に設けられ、パワーユニ
ット5の前方下部は車体10に上下は揺動自在に取付けら
れ、パワーユニット5と車体10とにクッションユニット
26が介装されている。
さらに車体10には座席であるシート15とバックレスト16
とが設けられ、車体10の後部10bは上方へ延長されて、
背凭支持板11と、これを挟むような両側板12と、この両
側板12の下方後縁から背凭支持板11の下縁に張設された
底板13とでもって車体10は構成され、背凭支持板11,両
側板12および底板13によって収納空間14が形成されてい
る。
さらにまた車体10の前部10aの両側には、斜後上方に指
向したフレーム17が一体に形成され、フレーム17に風防
18が張設されている。
しかも車体後部10bにおける両側板12の上端に、ヒンジ1
9を介してルーフ部材20の基端20aが前後へ傾動自在に枢
着されており、ルーフ部材20が前方へ傾動した場合、ル
ーフ部材20の先端20bが風防18の上端に当接し、ルーフ
部材20が後方へ傾動した場合、ルーフ部材20の頂部20c
は両側板12の間に嵌合されて、収納空間14が座席カバー
頂部20cによって密閉されるようになっている。
また両側板12の後方上部12aには開口21が形成され、こ
の開口21に網22が張設され、両側板12の後方後辺部12b
にテールランプ23が付設され、ルーフ部材頂部20cの内
面基縁20dと底板13の外面上縁とにフック24が付設され
ており、フック24に紐25の両端が係脱自在に引掛けられ
るようになっている。
第2図ないし第5図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、ルーフ部材20を前方へ傾動させて、
ルーフ部材20の先端20bを風防18の上端に当接させて状
態では、シート15の上方はルーフ部材20で覆われ、その
結果、雨天でも、スクータ1に搭乗した運転者は雨で濡
れることはない。
またこの状態で走行した場合には、雨滴が斜前上方から
飛来するが、風防18およびルーフ部材20で雨が遮られ、
やはり運転者は濡れることはない。
さらに背凭支持板11,両端板12,底板13で形成される収
納空間14にはヘルメット27を収納することができる。
さらにまたルーフ部材20を後方へ傾動させて、ルーフ部
材20の頂部20cを両端板12の間に嵌合させればシート15
の上方を開放させることができるとともに、収納空間14
をルーフ部材頂部20cで密閉させることができる。
しかもこの状態においては、ルーフ部材頂部20cの上面
(内面)に物を載せることができ、フック24に紐25の両
端を引掛けて、この物を確固と固定することができる。
なお両端板12の上縁にフック24を設け、このフック24に
紐25の両端を引掛けるようにしてもよい。
前記実施例では、風防18は固定式であったが、その長手
方向に沿って上下に昇降自在に摺動させ、風防18の上端
をヒンジ19と同じ高さに下降させることができるように
構成すれば、背の低い駐車場にも駐車させることができ
る。
考案の効果 このように本考案において、前記ルーフ部材の先端が前
記風防の上端に当接するように、該ルーフ部材を前方へ
傾動させた状態では、前記座席の前方および上方は前記
風防およびルーフ部材で覆われるので、雨天で走行した
場合には、雨滴は前記風防およびルーフ部材により遮ら
れ、本考案の小型車両に搭乗した運転者は雨に濡れるこ
とはない。
また本考案では、前記風防の上端に当接した前記ルーフ
部材を後方へ傾動させた場合に、前記座席の上方に位置
したルーフ部材は除去されるので、本考案の小型車両に
搭乗した運転者は、開放感を持つことができる。
さらに本考案においては、後方へ傾動した前記ルーフ部
材は、前記車体後方両側立上り部に近接することができ
るので、車体は外方へ張り出すことがなくてコンパクト
に維持され、しかも車体正面投影面積が広がることもな
ければ、また車体に大きな凹凸部が形成されることもな
いので、走行抵抗が増大しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小型車両の一実施例たるスクータ
の斜視図、第2図はその側面図、第3図はルーフ部材を
後方へ傾動させた状態でその要部を斜後方から見た斜視
図、第4図は第3図の要部平面図、第5図は、第2図に
図示の状態における要部平面図である。 1…スクータ、2…前車輪、3…後車輪、4…操舵ハン
ドル、5…パワーユニット、6…エンジン、7…変速
機、8…キャブレター、9…エアクリーナ、10…車体、
11…背凭支持板、12…両側板、13…底板、14…収納空
間、15…シート、16…バックレスト、17…フレーム、18
…風防、19…ヒンジ、19…座席カバー、20…ルーフ部
材、21…開口、22…網、23…テールランプ、24…フッ
ク、25…紐、26…クッションユニット、27…ヘルメッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前方に風防を備えかつ車体略中央部に
    座席を配置した自動二輪車等の小型車両において、前記
    車体後方両側部に上方への立上り部を形成し、該立上り
    部に、前記座席の上方を開閉自在に覆うルーフ部材を前
    後に傾動自在に枢支する枢支部を配設し、該ルーフ部材
    を前方へ傾動させた状態にて、該ルーフ部材の先端を風
    防上端に接離自在に形成するとともに、前記ルーフ部材
    を後方へ傾動させた状態にて、該ルーフ部材を前記立上
    り部に近接可能に、該ルーフ部材の基部を前記立上り枢
    支部に枢支したことを特徴とする小型車両。
JP14341388U 1988-11-04 1988-11-04 小型車両 Expired - Lifetime JPH0615792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14341388U JPH0615792Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 小型車両

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JP14341388U JPH0615792Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 小型車両

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Publication Number Publication Date
JPH0264494U JPH0264494U (ja) 1990-05-15
JPH0615792Y2 true JPH0615792Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31410217

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