JPH0144692Y2 - - Google Patents

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JPH0144692Y2
JPH0144692Y2 JP1983135536U JP13553683U JPH0144692Y2 JP H0144692 Y2 JPH0144692 Y2 JP H0144692Y2 JP 1983135536 U JP1983135536 U JP 1983135536U JP 13553683 U JP13553683 U JP 13553683U JP H0144692 Y2 JPH0144692 Y2 JP H0144692Y2
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JP
Japan
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rotating member
fixed base
opening
wheeled vehicle
keel
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JP1983135536U
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JPS6042856U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自転車、原動機付き自転車及び自動
二輪車に使用される簡易型格納庫に関する。
従来、前記二輪車においては、二輪車外形とほ
ぼ同形に形成した防水シートを利用して雨露をし
のいでいたが、かかる防水シートではそのまま地
面に載置させる事が出来ない為、使用の都度該シ
ートを収納取り出しを行なわなければならず、
又、取外し時にシート上面に溜まつた雨露が取外
し者側に流れ落ち、取外し者の衣服を汚したりす
る場合が多々あつた。
かかる欠点を解消する為、上面をシート等で覆
つた固定式の格納庫が種々提案されているが、二
輪車の場合、運転者が引導して該二輪車を格納す
る方法を取る為、二輪車車幅に加えて引導する為
の運転者の幅を必要とし、全体として格納スペー
スが不必要に大きくなる。
前記欠点を解消する為、第1図に示す如く扇状
に折り畳み可能に構成した簡易形の格納車100
が存在するが、かかる格納車100においては一
側の回動部材101を上方に持上げる事により入
口が形成され、且つ引導も容易であるが、二輪車
1の場合は、前輪2上方の最も高い位置にハンド
ル3が存在する為、前記格納車100全長即ち扇
部直径を二輪車1全長と同一に形成すると、該扇
部を拡開する際前記ハンドル3にぶつかつてしま
い、収納出来ない。この為かかる扇状の格納車1
00の場合は格納車100全長を二輪車1全長よ
り長く取る必要があり、前記従来技術と同様に格
納スペースが不必要に大きくなつてしまう。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、安価に
して且つ簡易に製作可能にして、格納スペースが
小さくてすみ、場所を取る事のない簡易形二輪車
用格納庫を提供する事を目的とし、その特徴とす
る所は、平行に配設された両側壁を有し、一側を
開口させて前記側壁周囲を包被した固定台と、該
固定台の二輪車車軸位置よりハンドル高さ位置ま
での間の任意の位置を支点として回動自在に軸支
された回動部材と、該回動部材と反開口部側固定
台間上面を包被する軟質薄膜状のカバー体とより
なり、前記固定台の回動部材取付部側を反開口部
側に向け斜め上方に傾斜させるとともに、該回動
部材取付部のほぼ中間位置に軸支された回動部材
が開口部側の略水平位置まで倒伏可能に構成した
事にある。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第2図乃至第3図は本考案の実施例で、10は
固定台、20は回動部材、30はカバー体であ
る。
固定台10は、U字状に折り曲げた3本のキー
ル材11,12,13と、該キール材11,1
2,13を所定の角度で保持する一対の角度保持
板14と、該角度保持板間に配設されたキール材
固定板15とを有し、前記キール材11,12,
13のU字状幅を二輪車1幅、具体的にはハンド
ル3長さより大に構成する。そして該キール材1
1,12,13は、二輪車1の後輪車軸4a位置
付近を支点として各々所定の角度を隔てて前輪3
側、即ち反開口部B側に放射状に、即ち一のキー
ル材11は水平に、二のキール材12は略前輪2
上端方向に、三のキール材13は更に二のキール
材12より垂直側に角度を隔ててサドル5方向に
各々延伸されており、そして一のキール材シート
11先端と二のキール材12先端とを結ぶ線より
内側に前輪2が収納可能な如く一と二のキール材
11,12長さを決定すると共に、三のキール材
13長さにおいては、斜め上方に延伸させた先端
部より地面までの高さが少なく共ハンドル3高さ
より高い位置になるように設定する。
又前記一のキール材11と三のキール材13と
により囲まれたキール材11,12,13外周に
は樹脂被膜、防水布又は金属薄板等を貼着すると
共に、他側を開口させ、二輪車1が導入可能に構
成する。尚、前記キール材固定板15は平板状を
なし、二輪車1導入の障害にならないようにして
いる。
回動部材20も同様にU字状のキール材により
形成され、その基端を、固定台10の端側に位置
するキール材13上の約中間点、即ちハンドル3
高さ位置と車軸2a,4a間の任意の位置、例え
ばサドル5取付位置付近を支点20aとして回動
自在に軸支すると共に、該回動部材20を開口部
A側に水平位置で静止可能に構成する。そして該
回動部材20長さを前記支点20aよりキール材
13上端までの長さと同一に設定する事により、
該水平位置で静止させた際、前記回動部材20先
端が収納された二輪車1の後端より後方(開口部
A側)に位置し、該回動部材20と前記キール材
13との間に囲設されたカバー体30により雨露
を防止する。
カバー体30は防水布又は軟質樹脂被膜等の折
り畳み可能な軟質被膜で形成され、前記回動部材
20を開口部A側に水平状態に到伏させた際、前
記カバー体30が張設されるように設定する。
かかる実施例によれば、回動部材20を上方に
持上げる事により、二輪車1高さ以上の開口部A
が形成出来ると共に、固定台10の回動部材取付
部として機能する端側キール材13は反開口部B
側の斜め上方に延伸されている為、運転者は前記
固定台10の側方より簡単に二輪車1を引導収納
する事が出来、又該固定台10の載置スペースは
二輪車1全長より小に形成する事が出来、不必要
な収納スペースを必要としない。更に前記回動部
材20は固定台10端側の二輪車1後輪4部のみ
を隠蔽すればよい為、回動半径を小さくする事が
出来、且つ水平に到伏させる事により二輪車1全
体を覆う事が出来、雨露を防ぐ事が出来る。
第4図は本考案の他の実施例で、前記実施例と
同様に一側が開口する上面U字状にして側面形状
が略長方形状の固定台40と、該固定台40の上
面中央部より僅かに開口部側Aに寄つた位置を支
点50aとして放射状に延びるU字状のキール材
を回動可能に軸支し扇状に折畳み可能に構成した
回動部材50と、該回動部材50上面を包被する
カバー体60よりなる。
固定台40はその回動部材取付部として機能す
る上面41を反開口部B側に向け僅かに斜め上方
にずり上がる様に形成すると共に、地面までの高
さが二輪車1車輪軸心2a,4aより高く且つハ
ンドル3位置より低い範囲内の任意の位置に設定
する。そしてかかる固定台40の全長は二輪車1
全長と同等か又は僅かに小になるよう設定する。
回動部材50長さは前記支点50aより反開口部
B側の固定台40端側までの長さと同一にして、
扇状に拡開した際二輪車1全体が隠蔽されるよう
構成する。カバー体60は前記実施例と同一の材
料で形成され、同様に、該回動部材50を開口部
A側に拡開させた際、前記カバー体60が前記回
動部材50全面を包被且つ張設される如く構成す
る。
かかる実施例によれば、前記固定台40上面4
1はハンドル3取付位置より下方にある為、回動
部材50を反開口部B側に折り畳んだ後、運転者
が前記固定台40の側方より簡単に二輪車1を引
導収納する事が出来、又固定台40の載置スペー
スは二輪車1全長より小に形成する事が出来、不
必要な格納スペースを必要としない。更に前記回
動部材50は固定台上面よりり露出した部分のみ
を隠蔽すればよい為、回動半径を小さくする事が
出来、且つ回動部材50を開口部A側に拡開させ
る事により二輪車1全体を覆う事が出来、雨露を
防ぐ事が出来る。
以上記載した如く本考案によれば、安価に且つ
簡易に製作可能にして、載置スペースが小さくて
すみ、場所を取る事のなく、更には二輪車を簡単
に収納出来ると共に、雨露等を確実に防ぐ事の出
来る簡易形二輪車用格納庫を提供する事が出来
る。等に種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知の二輪車用格納庫の概略図、
第2図乃至第3図は本考案の実施例で、第2図は
正面図、第3図は平面図である。第4図は本考案
の他の実施例を示す正面図である。 1……二輪車、3……ハンドル、2a,4a…
…二輪車車軸、10,40……固定台、20,5
0……回動部材、30,60……カバー体、A…
…開口部、B……反開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行に配設された両側壁を有し、一側を開口さ
    せて前記側壁周辺を包被した固定台と、該固定台
    の二輪車車軸位置よりハンドル高さ位置までの間
    の任意の位置を支点として回動自在に軸支された
    回動部材と、該回動部材と反開口部側固定台間上
    面を包被する軟質薄膜状のカバー体とよりなり、
    前記固定台の回動部材取付部となる側縁を反開口
    部側に向け斜め上方に傾斜させるとともに、該回
    動部材取付部に軸支された回動部材が開口部側の
    略水平位置まで倒伏可能に構成した事を特徴とす
    る二輪車用格納庫。
JP13553683U 1983-09-02 1983-09-02 二輪車用格納庫 Granted JPS6042856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13553683U JPS6042856U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 二輪車用格納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13553683U JPS6042856U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 二輪車用格納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042856U JPS6042856U (ja) 1985-03-26
JPH0144692Y2 true JPH0144692Y2 (ja) 1989-12-25

Family

ID=30305035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13553683U Granted JPS6042856U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 二輪車用格納庫

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JP (1) JPS6042856U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112303U (ja) * 1980-01-31 1981-08-29

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Publication number Publication date
JPS6042856U (ja) 1985-03-26

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