JPS60223578A - 折畳み式簡易ガレ−ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は折畳み式簡易ガレージに関するもので、特に、
使用時には自動車の重量で固定させることにより１強風
で吹き飛ばされたりすることなく安全に保護でき、また
、不使用時には折畳んだ状態で容易に移動して片付ける
ことができて場所を取　′らないといった特徴を有する
ものである。

従来から知られる簡易ガレージに、適当間１Ｉｌｌ置き
に起立させた柱の上部に屋根を取付けたものがあるが、
このようなものではちょっとした横雨でも自動車を濡ら
したりして、特に側面のカバーに難点があり、また、固
定して設置するために場所を占有するものであり、設置
場所にも制約を余儀なくされている。一方、簡単に自動
車を保護するカーシートが知られているが、このものは
強風等でしばしば吹き飛ばされてしまって、十分に保護
の目的を達し得ないものであった。

本発明はこのような状況に鑑みなされたものであり、車
体を覆う形状に作られたシートカバーの長手方向に直交
状でかつ定間隔に、略口形状に形成した支持枠体を取着
させると共に、該各支持枠体の両端を夫々−個所に集中
させ、一方、自動車の前後の車軸を載せ得る平板状に基
台を形成して、該基台の前後方向略中夫の外側に前記支
持枠体の集中端部を回動自在に枢着させて構成し、前後
左右いづれからでも容易にシートカバーが開くため自動
車の出し入れに際してはシートカバーと共に支持枠体を
折畳んで基台の長手方向の任意の−側に片寄せて自動車
の走行を前進、後進の何れも容易に行なえ、使用時には
基台に載る自動車の重量を利用して固定させ、強風等を
受けても吹飛ばされたりすることなく自動車を安全に保
護し、また。

不使用時には、シートカバーと支持枠体を夫々折畳んだ
状態で基台ごと移動させて片付けることができるもので
ある。

以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。

図においてｌは展張した状態で自動車の車体全体をすっ
ぽりと被覆するように作られたシートカバーである。２
８〜２ｇは該シートカバー１に直交状に取着させる支持
枠体であり、略口形状に形成したものをシートカバー１
の長手方向に定間隔に７本配して該シートカバー１に固
定させると共に、各支持枠体２ａ〜２ｇの両端を夫々−
個所に集中させて軸承部材３に枢着させる。

４は自動車の前輪と後軸とが同時に載せられる側板５，
５を左右の車軸の間隔に合わせて距で。

その前後の端部を連結板６，６で接続して形成された基
台であり、各側板５の前後端縁は傾斜面７に形成し自動
車がスムーズに通行できるようにしている。さらに、各
側板５，５の長手方向中央の外側に支持軸８を突設し、
該各支持軸８に前記軸承部材３を固定させる。そして、
両端に配設した支持枠体２ａと２ｇにばね作用で伸縮さ
せるように形成された支杆９，９の一端を枢着させると
共に該各支杆９，９の他端を中央に配設した支持枠体２
ｄに支持させている。

このような構成より成る本発明の折畳み式簡易ガレージ
は、基台４を平坦面に置いて、シートカバー１及び各支
持枠体２ａ〜２ｇを折畳んで第３図のように基台４の一
側（図では右方）へ片寄せ、開放状態の基台４に対し左
方から自動車Ａを前進若しくは後進させて、前輪Ｂ及び
後輪Ｃが、側板５上に載った状態で停止させ、ついで支
持枠２ａ〜２ｇを開かせてシートカバー１．を展張させ
テ第５のように自動車Ａの全体を被覆させ、この状態で
支杆９，９を伸長させ、各支持枠体２ａ〜２ｇと共にシ
ートカバー１を固定状態に保たせる。

このようにして使用することにより、基台４は自動車Ａ
の全重量を受止めて固定されるためにシートカバー１が
風圧を受けたりしても、該シートカバー１は定間隔置き
に取着した支持枠体２８〜２ｇの端部を一個所に集めて
基台４に支持させていることで吹き飛ばされることなく
自動車へを安全に保護して、疵を付けさせたりすること
はない。

また、自動車の出し入れに際してはシートカバー１及び
支持枠体２ａ〜２ｇを同時的に折畳んで、基台４の長手
方向の一側に倒すようにして片寄せ、基台４の略全面を
解放して、前進、後進の何れの手段でも容易に車庫入れ
できる。

そして、不使用時にはシー１−カバー１及び支持枠体２
８〜２ｇを折畳んで基台４から取外して。

或いは取外すことなく基台４と共に移動させ片付けた状
態で収納できるから徒らに平坦面を占有することはない
。

前記基台４は第７図に示すように鉄板の左右側縁を長手
方向に角筒状に屈曲させて補強側縁１Ｏ２１０を形成し
、該側縁１０，１０の中央外側に支持軸８を突設して軸
承部材３を固定させるようにしても、さらに第８図に示
すようにパイプ材１１゜１１を長手方向に二本並行させ
、このパイプ材１１．１１の前後両端部にパイプ材１１
ａ、ｌｌｂを夫々二本ずつ直交状に固着させて構成し、
この二本のパイプ材１１ａ、ｌｌｂの間に自動車Ａの前
輪Ｂまたは後輪Ｃを停止させるようにしてもよい。

以上に述べたように本発明の折畳み式簡易ガレージは、
自動車をすっぽりと覆う形状に作られたシートカバーを
複数の支持枠体で支持させると共にこのシートカバーと
支持枠体とを自動車の車輪を載せ得るように形成した基
台に対してその長手方向の一側に片寄せて折畳み自由に
支持させ、使用に際しては基台に載せた自動車の重量に
より安定させ、また車庫入れに際しては基台の略全面を
解放できて操車し易く、さらに不使用時には容易に片付
けて占有面積を小さくすることができるといったように
多くの利点がある。

さらに、ガレージとして使うのに限らず、物置として家
屋の隅等に置いて使用することができる多用性を有して
いる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例に係わるもので第１図は斜視図、第
２図は基台の斜視図、第３図はシートカバー及び支持枠
体を折畳んだ状態の斜視図、第４図は第３図の状態で自
動車を基台に載せた斜視図。 第５図は使用状態の斜視図、第６図は平面図、第７図及
び第８図は基台の他の実施例を示す斜視図である。 ｌ・・・・シートカバー、２８〜２ｇ・・・・支持枠体
。 ３・・・・軸承部材、４・・・・基台、８・・・・支持
軸特許出願人　大　村　模

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体を覆う形状に作られたシートカバーの長手方向に直
   交状でかつ定間隔に、略口形状に形成した支持枠体を取
   着させると共に、該各支持枠体の両端を夫々−個所に集
   中させ、一方、自動車の前後の車輪を載せ得る平板状に
   基台を形成して該基台の前後方向略中夫の外側に前記支
   持枠体の集中端部を回動自在に枢着させて構成した折畳
   み式簡易ガレージ。