JPH0615767Y2 - 作業車のクローラ走行装置 - Google Patents
作業車のクローラ走行装置Info
- Publication number
- JPH0615767Y2 JPH0615767Y2 JP8076488U JP8076488U JPH0615767Y2 JP H0615767 Y2 JPH0615767 Y2 JP H0615767Y2 JP 8076488 U JP8076488 U JP 8076488U JP 8076488 U JP8076488 U JP 8076488U JP H0615767 Y2 JPH0615767 Y2 JP H0615767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- traveling device
- axle
- traveling
- crawler traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行クローラの駆動スプロケットのボス部
が、車軸に相対回転不能に外嵌着され、前記走行クロー
ラを案内する転輪を支持するクローラフレームが、前記
車軸を覆うフレームに、前記車軸と同軸芯周りで回転自
在に外嵌着された作業車のクローラ走行装置に関する。
が、車軸に相対回転不能に外嵌着され、前記走行クロー
ラを案内する転輪を支持するクローラフレームが、前記
車軸を覆うフレームに、前記車軸と同軸芯周りで回転自
在に外嵌着された作業車のクローラ走行装置に関する。
従来では、第6図に示すように、クローラフレーム
(5)と、駆動スプロケット(2)とが分離されてお
り、それらが各別に組付けられ、その後走行クローラ
(1)を組付けるようになっていた(本出願人が先に提
案した実願昭63-2177号参照)。
(5)と、駆動スプロケット(2)とが分離されてお
り、それらが各別に組付けられ、その後走行クローラ
(1)を組付けるようになっていた(本出願人が先に提
案した実願昭63-2177号参照)。
クローラ走行装置は、メンテナンスやクローラ走行装置
に代えて車輪を取付けるために、着脱されることがあ
る。
に代えて車輪を取付けるために、着脱されることがあ
る。
従来の作業車では、例えばクローラ走行装置を外す場合
において、クローラを外し、駆動スプロケットを外し、
クローラフレームを外す作業のそれぞれを各別に行わな
ければならないため、着脱作業が煩雑となる。
において、クローラを外し、駆動スプロケットを外し、
クローラフレームを外す作業のそれぞれを各別に行わな
ければならないため、着脱作業が煩雑となる。
本案の目的は上述した従来欠点を解消する点にある。
本考案による作業車のクローラ走行装置の特徴は前記駆
動スプロケットのボス部が、前記クローラフレームに、
前記車軸の軸芯周りで相対回転自在に取付けられている
点にある。
動スプロケットのボス部が、前記クローラフレームに、
前記車軸の軸芯周りで相対回転自在に取付けられている
点にある。
駆動スプロケットとクローラフレームとを1つの部材と
して扱うことができ、それ故に、走行クローラを駆動ス
プロケットや転輪に巻回させたままで、クローラ走行装
置を作業車に対して脱着できる。
して扱うことができ、それ故に、走行クローラを駆動ス
プロケットや転輪に巻回させたままで、クローラ走行装
置を作業車に対して脱着できる。
[考案の効果] 要するに、クローラ走行装置を1つのユニットとして扱
えるので、クローラ走行装置の脱着が容易となるのであ
り、しかも、走行クローラを巻回状態に維持できるか
ら、走行クローラの張り具合の調整等の取付時の調整も
大巾に削減できる。
えるので、クローラ走行装置の脱着が容易となるのであ
り、しかも、走行クローラを巻回状態に維持できるか
ら、走行クローラの張り具合の調整等の取付時の調整も
大巾に削減できる。
以下、本考案の実施例を、収穫作業や薬剤塗布、剪定、
摘花等の育成管理作業に使用する高所作業車について図
面に基づいて説明する。
摘花等の育成管理作業に使用する高所作業車について図
面に基づいて説明する。
第5図に示すように、高所作業車は、走行車体(V)と、
昇降並びに旋回操作される平行四連リンク式のブーム
(7)と、そのブーム(7)の先端部の搭乗バケット(B)とを
備えている。
昇降並びに旋回操作される平行四連リンク式のブーム
(7)と、そのブーム(7)の先端部の搭乗バケット(B)とを
備えている。
前記走行車体(V)には、左右一対のクローラ走行装置(8
L),(8R)と、接地体としての左右一対のキャスタ(9)とが
設けられている。
L),(8R)と、接地体としての左右一対のキャスタ(9)とが
設けられている。
次に、左右のクローラ走行装置(8L),(8R)への伝動構造
について、第4図に基づいて説明する。
について、第4図に基づいて説明する。
前記走行車体(V)の後端側に搭載したエンジン(E)とそれ
の前方側に配置した中継伝動軸(10)とが、伝動ベルト(1
1)を介して連動連結され、中継伝動軸(10)の前方側箇所
に、左側クローラ走行装置(8L)に対する前後進切換用ギ
ヤ伝動装置を収納する左側伝動ケース(12L)、及び右側
クローラ走行装置(8R)に対する前後進切換用ギヤ伝動装
置を収納する右側伝動ケース(12R)の夫々が設けられ、
それら伝動ケース(12L),(12R)と前記中継伝動軸(10)と
が、左側の伝動クラッチ(LC)及び右側の伝動クラッチ(R
C)を介して各別に連動連結され、前記両伝動ケース(12
L),(12R)夫々の出力軸(13L),(13R)が、左右のクローラ
走行装置(8L),(8R)の車軸(3L),(3R)に、伝動チェーン(1
9L),(19R)にて各別に連動連結されている。
の前方側に配置した中継伝動軸(10)とが、伝動ベルト(1
1)を介して連動連結され、中継伝動軸(10)の前方側箇所
に、左側クローラ走行装置(8L)に対する前後進切換用ギ
ヤ伝動装置を収納する左側伝動ケース(12L)、及び右側
クローラ走行装置(8R)に対する前後進切換用ギヤ伝動装
置を収納する右側伝動ケース(12R)の夫々が設けられ、
それら伝動ケース(12L),(12R)と前記中継伝動軸(10)と
が、左側の伝動クラッチ(LC)及び右側の伝動クラッチ(R
C)を介して各別に連動連結され、前記両伝動ケース(12
L),(12R)夫々の出力軸(13L),(13R)が、左右のクローラ
走行装置(8L),(8R)の車軸(3L),(3R)に、伝動チェーン(1
9L),(19R)にて各別に連動連結されている。
前記両伝動クラッチ(Lc),(Rc)の夫々は、両伝動ケース
(12L),(12R)の夫々に支承した前進用入力軸(14L)(14R)
と中継伝動軸(10)との間に介装されるベルトテンション
式の前進用伝動クラッチ(15L),(15R)、及び、両伝動ケ
ース(12L)(12R)夫々に支承した後進用入力軸(16L),(16
R)と中継伝動軸(10)との間に介装されるベルトテンショ
ン式の後進用伝動クラッチ(17L),(17R)を備えている。
(12L),(12R)の夫々に支承した前進用入力軸(14L)(14R)
と中継伝動軸(10)との間に介装されるベルトテンション
式の前進用伝動クラッチ(15L),(15R)、及び、両伝動ケ
ース(12L)(12R)夫々に支承した後進用入力軸(16L),(16
R)と中継伝動軸(10)との間に介装されるベルトテンショ
ン式の後進用伝動クラッチ(17L),(17R)を備えている。
前記左右のクローラ走行装置(8R)(8L)について右側を代
表にして説明すると、第1図及び第3図にも示すよう
に、クローラ走行装置(8R)は、前記車軸(3)に外嵌され
た状態でボルト(18)によって固定される駆動スプロケッ
ト(2)と、その駆動スプロケット(2)が係合する走行クロ
ーラ(1)と、そのクローラ(1)の接地部を案内する4つの
転輪(4)と、それら転輪夫々を支持するクローラフレー
ム(5)とを備えている。
表にして説明すると、第1図及び第3図にも示すよう
に、クローラ走行装置(8R)は、前記車軸(3)に外嵌され
た状態でボルト(18)によって固定される駆動スプロケッ
ト(2)と、その駆動スプロケット(2)が係合する走行クロ
ーラ(1)と、そのクローラ(1)の接地部を案内する4つの
転輪(4)と、それら転輪夫々を支持するクローラフレー
ム(5)とを備えている。
前記クローラフレーム(5)の上方突出部(5a)が、車軸ケ
ース(6)に、車軸(3)の軸芯周りで回転自在に無給油ブッ
シュ(21)を用いて外嵌着されており、もって、クローラ
走行装置(8R)は、前後方向中間部の横軸芯周りで上下揺
動できるようになっている。
ース(6)に、車軸(3)の軸芯周りで回転自在に無給油ブッ
シュ(21)を用いて外嵌着されており、もって、クローラ
走行装置(8R)は、前後方向中間部の横軸芯周りで上下揺
動できるようになっている。
前記スプロケット(2)のボス部(2a)は、前記クローラフ
レーム(5)に、ベアリング(22)によって前記車軸(3)の軸
芯周りで相対回転自在に取付けられている。
レーム(5)に、ベアリング(22)によって前記車軸(3)の軸
芯周りで相対回転自在に取付けられている。
クローラ走行装置(8R)を走行車体(V)に装着する場合に
おいては、駆動スプロケット(2)のボス部(2a)を車軸(3)
の六角軸部(3a)に嵌入し、クローラフレーム(5)の上方
突出部(5a)に設けられた開口部(5b)を利用して、ボルト
(18)を貫通させて連結すれば目的を達成することができ
る。同様にボルト(18)を外せば、クローラ走行装置を走
行車体(V)から抜脱することができる。
おいては、駆動スプロケット(2)のボス部(2a)を車軸(3)
の六角軸部(3a)に嵌入し、クローラフレーム(5)の上方
突出部(5a)に設けられた開口部(5b)を利用して、ボルト
(18)を貫通させて連結すれば目的を達成することができ
る。同様にボルト(18)を外せば、クローラ走行装置を走
行車体(V)から抜脱することができる。
本考案は、高所作業車に適用する他、運搬車等の各種作
業車に適用できる。そして、左右のクローラ走行装置(8
L),(8R)の具体構成は各種変更でき、又、接地体として
は、キャスター(9)の他、リリ体等の各種のものが使用
できる。
業車に適用できる。そして、左右のクローラ走行装置(8
L),(8R)の具体構成は各種変更でき、又、接地体として
は、キャスター(9)の他、リリ体等の各種のものが使用
できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る作業車のクローラ走行装置の実施例
を示し、第1図はクローラ走行装置の切欠き正面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図はクローラ走行
装置の側面図、第4図は作業車の伝動系を示す概略図、
第5図は高所作業車の側面図、また、第6図は従来例に
おけるクローラ走行装置の切欠き正面図である。 (1)……走行クローラ、(2)……駆動スプロケット、(2a)
……駆動スプロケットのボス部、(3)……車軸、(4)……
転輪、(5)……クローラフレーム。
を示し、第1図はクローラ走行装置の切欠き正面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図はクローラ走行
装置の側面図、第4図は作業車の伝動系を示す概略図、
第5図は高所作業車の側面図、また、第6図は従来例に
おけるクローラ走行装置の切欠き正面図である。 (1)……走行クローラ、(2)……駆動スプロケット、(2a)
……駆動スプロケットのボス部、(3)……車軸、(4)……
転輪、(5)……クローラフレーム。
Claims (1)
- 【請求項1】走行クローラ(1)の駆動スプロケット
(2)のボス部(2a)が、車軸(3)に相対回転不能
に外嵌着され、前記走行クローラ(1)を案内する転輪
(4)を支持するクローラフレーム(5)が、前記車軸
(3)を覆うフレーム(6)に、前記車軸(3)と同軸
芯周りで回転自在に外嵌着された作業車のクローラ走行
装置であって、前記駆動スプロケット(2)のボス部
(2a)が、前記クローラフレーム(5)に、前記車軸
(3)の軸芯周りで相対回転自在に取付けられている作
業車のクローラ走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076488U JPH0615767Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 作業車のクローラ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076488U JPH0615767Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 作業車のクローラ走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022289U JPH022289U (ja) | 1990-01-09 |
JPH0615767Y2 true JPH0615767Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31305581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8076488U Expired - Lifetime JPH0615767Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 作業車のクローラ走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615767Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP8076488U patent/JPH0615767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022289U (ja) | 1990-01-09 |
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