JPH0615750B2 - ポリアミド系超極細繊維シートの着色方法 - Google Patents

ポリアミド系超極細繊維シートの着色方法

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JPH0615750B2
JPH0615750B2 JP63013199A JP1319988A JPH0615750B2 JP H0615750 B2 JPH0615750 B2 JP H0615750B2 JP 63013199 A JP63013199 A JP 63013199A JP 1319988 A JP1319988 A JP 1319988A JP H0615750 B2 JPH0615750 B2 JP H0615750B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、染色堅牢性の良好な、特に耐チャージソープ
含有合成溶剤系ドライクリーニング性に優れた非銀付皮
革様のポリアミド系超極細繊維シートの着色方法に関す
るものである。
(従来の技術) 極細繊維を用いた布帛又はシート状物は、従来の普通繊
維使いのものに見られない柔軟性や、弾力性、並びに優
美な光沢などの優れた特性を有するため、近年織物、編
物あるいは不織布などに好んで用いられている。特に人
工皮革分野においては、極細繊維は天然皮革様の柔軟な
風合と、皮革様シート状物が立毛を有するスエード調又
はヌバック調などである場合には、しなやかな感触及び
ライティングエフェクト等に見られる優美な外観を得る
ため、又該皮革様シート状物が銀面付である場合には平
滑かつ緻密な銀面を得るために用いられており、該極細
繊維を用いた編織物又は不織布などにポリウレタンエラ
ストマーなどの高分子弾性体を含有させた皮革様シート
状物に関して数多くの提案がなれている。
かかる人工皮革は、天然皮革には見られないイージーケ
ア性(例えばドライクリーニングが可能、カビなどが発
生しない等)、軽い、シワになりにくい等といった多く
の長所を有しているため、好評を博し、需要は益々増加
している。しかし、近年、より高級なもの、よりしなや
かで軽く、ドレープ性にも優れたものなどが望まれるよ
うになってきており、極細繊維の繊度も0.1デニール
オーダーの時代から更に細い0.01デニールといった
超極細化の時代へと進みつつある。
ところが、繊維が細くなればなる程、上述の特徴は現わ
れてくるのであるが、一方において、繊維が細くなると
繊維の表面積が増大し、表面反射する光の量が増すため
発色性が低下し、濃色に着色することが難しいという欠
点が生じ、特に超極細繊維においては、かかる欠点が最
大の問題となる。
ところで、ナイロン−6またはナイロン−66に代表さ
れるポリアミド系繊維は、ポリエステル繊維などに比較
し、風合が柔軟で、摩耗に強く、かつ美しく着色しうる
という優れた特性を有しており、かかる繊維を例えば皮
革様シート状物に適用すれば、該繊維の特徴を有した皮
革様シート状物が得られるのではないかと考えられる
が、しかし、かかる繊維を超極細繊維として用いると、
濃色が得られないばかりか、普通繊維においては高堅牢
とされる染料を用いて着色しても、詳細な原因について
は未だ不明であるが、チャージソープ含有のドライクリ
ーニング処理においては染料が非常に脱落し易く、極端
にその染色堅牢性(特に変褪色)が低下するため、該繊
維が有する特性を十分生かすことができず、衣料分野へ
の進出が遅れている。
ところで、ポリアミド系極細繊維の染色堅牢性に関して
は、例えば特公昭56−8128号公報のごとく海成分
に特定の重合体を用いた海島型複合繊維を3倍以上延伸
することにより、ナイロン極細繊維の分子配向性を高め
る方法があり、かかる方法において、0.1デニールオ
ーダーの極細繊維に関しては、チャージソープを含有す
る合成溶剤系ドライクリーニングに対しても満足する結
果が得られていた。しかしながら、かかる方法を0.0
1デニールオーダーの超極細繊維(本発明では0.02
デニール以下を超極細繊維という)に適用しても、普通
繊維や極細繊維のような耐ドライクリーニング性を有し
得ず、特に0.01デニール未満の超極細繊維において
は、ドライクリーニングで色が全く褪せてしまう結果し
か得られなかった。
かかる超極細ポリアミド繊維からなる不織布にポリウレ
タンを含有してなる皮革様シート状物を、染色方法によ
り解決しようとする試みも種々なされており、該シート
状物を染料種属中最も高堅牢であるとされるスレン系建
染染料などで染色する方法(特開昭55−1365号公
報)などもあるが、かかる方法においては、該染料はポ
リアミド系繊維に対する染着率が低く、濃色が得られな
いばかりか、耐合成溶剤系ドライクリーニング性も十分
なものでなく、更に色相により光ぜい化現象を起こす欠
点を有している上、染色過程中、強アルカリを必要と
し、このためバインダーとして使用されているポリウレ
タンが加水分解作用を受け強度低下するなどの欠点を有
するものであった。
このように、未だ濃色かつ高堅牢にポリアミド系超極細
繊維又は該繊維を用いた繊維シートを着色する技術は見
出されていなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、ポリアミド系超極細繊維の特徴を生か
した、しかやかな感触とソフトな風合を有しつつ、濃色
かつ高堅牢に着色された繊維シート、特に衣料素材とし
た際、裏地や芯地の関係でドライクリーニングが施され
るが、中でも洗浄力の強い合成溶剤系ドライクリーニン
グ(欧米においては、かかる合成溶剤系のドライクリー
ニングが8〜9割を占める)においても優れた堅牢性を
有するポリアミド系超極細繊維を用いた繊維シートを提
供することにある。
本発明において、ポリアミド系超極細繊維シートは、非
銀付皮革様の通常のポリアミド系超極細繊維よりなる繊
維シートをいうものであり、銀付皮革様のものは本発明
では含まないものである。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成する本発明の非銀付皮革様のポリアミ
ド系超極細繊維シートの着色方法は、平均単糸繊度0.
02デニール以下のポリアミド系超極細繊維を、中性型
含金属染料を用いて染色した後、8%owf以上のタンニ
ン及び金属塩にて固着処理を施すことを特徴とするもの
である。
本発明は、0.002デニール以下というポリアミド系
超極細繊維の着色においては、通常繊度の繊維では全く
問題にならなかった染色堅牢度低下がおこる。一方、通
常のポリアミド繊維の着色では、8%owfという高濃
度のタンニンを使用すると、該繊維はゴワゴワになって
しまい、風合の上からは、とても実用できるものではな
い。しかし、超極細繊維においては、このような常識に
反し、8%owf以上でも、一方では何ら風合を損なう
ことなく、他方では染色堅牢度に優れた濃色着色物を提
供することができるのである。
本発明の0.02デニール以下のポリアミド系超極細繊
維は、スーパードロー、あるいは、メルトブローなどの
直接紡糸法で製造してもよく、又次に述べる超極細繊維
形成型繊維を用いて、工程中の適当な段階で超極細繊維
に変性してもよいが、加工のし易さ、取扱いなどの点か
ら後者の方が好ましい。
超極細繊維形成型繊維としては、例えば、1成分を他成
分間に放射状に介在せしめた菊花状断面の繊維、多層バ
イメタル型繊維、トーナツ状断面の多層バイメタル型繊
維、2成分以上の成分を溶融混合して紡糸した混合紡糸
繊維、繊維軸方向に連続した極細繊維が多数配列集合
し、他の成分で結合及び/又は一部結合され1本の繊維
を形成した高分子相互配列体繊維などがある。また、こ
れらの2種以上の繊維を混合あるいは組み合せて使用し
てもよい。
本発明は超極細繊維成分として、繊維形成能を有するポ
リアミド系高分子物質を用いるが、かかるポリアミドと
して、例えば、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロ
ン−12、ナイロン−610、共重合ナイロン例えばP
ACM−12などが挙げられる。中でも、ナイロン−
6、ナイロン−66が好ましい。また、超極細繊維形成
型繊維を用いる場合、該繊維の結合成分あるいは、溶解
除去成分として、例えば、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレンテレ
フタレート、アルカリ溶液に易溶出型の共重合ポリエチ
レンテレフタレート、ポリビニルアルコール、共重合ポ
リビニルアルコール、スチレン−アクリロニトリル共重
合体、スチレンとアクリル酸の高級アルコールエステル
及び/又はメタクリル酸の高級アルコールエステルとの
共重合体などが挙げられる。紡糸のしやすさ、溶解除去
の容易さの点でポリスチレン、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレンとアクリル酸の高級アルコール
エステル及び/又はメタクリル酸の高級アルコールエス
テルとの共重合体が好ましい。さらに延伸倍率が高くと
れ、強度の高い繊維が得られるという点でスチレンとア
クリル酸の高級アルコールエステル及び/又はメタクリ
ル酸の高級アルコールエステルとの共重合体は特に好ま
しい。
さて、本発明にいう超極細繊維の繊度は、しなやかな感
触、ソフトな風合、優美な光沢などを得るため0.02
デニール以下である必要がある。特に、0.01デニー
ル未満の場合、後述するごとく、超国細繊維同志の緻密
な交絡構造が得られやすく、又、より繊細な感触や風合
を有する繊維シートが得られるため好ましい。
次に、前述した直接紡糸法による超極細繊維又は間接法
である超極細繊維形成型繊維を紡糸する際、該超極細繊
維の染色堅牢性をより高めるために、該繊維の分子配向
度、或いは、結晶化度をなるべく高めることが好まし
く、紡糸後に延伸処理を施すのが好ましい。通常紡糸速
度(600〜1500m/min)の範囲であれば、2.
0倍以上、好ましくは2.5倍以上延伸するとよい。
しかる後、こうして得られた超極細繊維又は超極細繊維
形成型繊維を用いて繊維シートを形成する。ここでいう
繊維シートとは、該超極細繊維をその構成用件の一つと
して有する、織布、編布、不織布あるいはこれらを組合
せたシート状物をいい、又該シート状物には、ポリウレ
タンなどの高分子重合体が含有されていてもよい。また
かかるシート状物が皮革様である場合、その種類、使用
目的等に応じて、例えば、スエード調またはヌバック調
といった立毛品を目的とする際には、バッフィング等の
強制的な立毛あるいは起毛処理を施してもよく、あるい
は、液流染色機や揉機などの揉み作用などによって生じ
る毛羽、又は立毛を有するものでもよく、更に銀面付き
を目的とする際には、銀面形成用樹脂の付与、エンボッ
シング等による型押しなどの処理が施されたものであっ
てもよい。更に、片方が銀面付きで他方が立毛タイプ
か、あるいは、色相、シボ模様などが異なる両面銀面付
きタイプ、あるいは、色相、ナップ長などの立毛状態な
どが異なる両面立毛タイプなどのリバーシブル(ダブル
フェース)タイプの皮革様シート状物であってもよい。
例えば、前述の超極細繊維又は該超極細繊維形成型繊維
をステープルとした後カード、クロスラッパーに通し
て、ウェブを形成し、さらにこれにニードルパンチ等の
手段を用いて、三次元交絡した構造を有する繊維シート
としたり、又は該繊維の紡糸に引続いて延伸を行ない金
網上にランダムに載置し、得られたウエッブに上述と同
様にニードルパンチを行ない繊維シートを形成したり、
あるいは、該繊維を抄造法により抄造シートとなし、普
通繊維又は別の極細繊維又は超極細繊維形成型繊維から
なる不織布、あるいは、織布、編布に該抄造シートを載
置し、ニードルパンチ又は高速流体流にて絡ませ不離一
体にして繊維シートを形成せしめてもよい。本発明では
この様に織布、編布に超極細繊維を絡めたものも不織絡
合構造シートという。更にこれらの不織絡合シートに高
速流体流を作用させたものは、特に表層の超極細繊維同
士が緻密に交絡した絡合シートが得られるので好まし
い。かかる繊維シートは、風合が柔らかく、しなやかな
感触が得られるので、皮革様シート状物として最適であ
る。
一方、超極細繊維又は該超極細繊維形成型繊維を紡績糸
又はフイラメント糸となし、かかる加工糸を緯糸に用
い、経糸に普通繊維又は、別の極細繊維又は極細繊維形
成型繊維を用いて製織して繊維シートを形成させたり、
編物として繊維シートを形成してもよい。更に該織布、
編布などに高速流体流を作用させ、超極細繊維を相互に
交絡させてもよく、かかる処理を施すと、従来にない繊
維シートが得られるので好ましい。かかる繊維シート
は、前述のごとく、目的によって異なるが、皮革様シー
ト状物を目的とする場合、該シートにポリウレタンなど
を付与し、しかる後、該ポリウレタンなどの微多孔構造
を形成せしめ、柔軟でかつ厚み感のある天然皮革に酷似
した風合を有する様に加工処理が施される。ところが、
このポリウレタンなどの高分子弾性体の付与量が多すぎ
ると、硬く、ゴム弾性(反発感、パカパカ感)が強くな
りすぎ、せっかくの超極細繊維の有する柔軟な風合が損
われてしまい、また逆に少なすぎると、繊維の交絡が少
ない従来の不織単独構造体のものでは十分な強力が得ら
れなかったが、前述の高速流体流を作用させた繊維シー
トは、超極細繊維同士が緻密に交絡しているため、該シ
ート単独でも形態保持特性が良好で、バインダーとして
の高分子弾性体の付与を必ずしも必要とせず、特にソフ
トでドレープ性のある風合のものが得られるので特に好
ましい。また、皮革様シート状物における高分子弾性体
の微多孔構造形成を行なうような用い方では、該弾性体
の染色堅牢性は極端に悪くなるため、該堅牢性不良の弾
性体量を極力抑えることができることからも、かかる処
理は好ましい。この繊維の交絡度合は繊維が細くなる程
高くなるので、0.01デニール未満の超極細繊維を用
いると、より好ましい。この場合、上述の高速流体流処
理は無論のこと、高速液振動によっても高度に交絡する
ことができる。又0.01デニール未満の超極細繊維の
緻密交絡部分に樹脂を付与し、該緻密交絡部と樹脂との
複合体として銀面層を形成すると、しなやかなタッチを
有し、しかも耐久性のある銀面層が得られ、擦過、揉
み、繰り返し剪断力などを受けても容易には表面が毛羽
立ったり、亀裂が発生したりすることがないので、銀面
付き人工皮革用シート状物としても最適である。
皮革様シート状物としては、前述のごとく、バインダー
としての高分子弾性体にポリウレタンをはじめスチレン
ブタジエン共重合体、アクリロニトリルブタジエン共重
合体などを使用してもよいが、かかる場合、ポリウレタ
ン又はこれに添加剤を加えたものが好ましい。
こうして、前述の繊維シートは、目的により異なるが、
必要によりポリウレタンなどの高分子重合体が付与され
る皮革様シート状物などに形成されるが、かかるシート
において、超極細繊維形成型繊維を用いた場合の、該繊
維を超極細化する段階及び方法については特に限定な
く、適当な段階で、物理的作用を加え剥離させたり、少
なくとも一成分を溶融する溶剤で処理して超極細化すれ
ばよい。
次に、本発明においては、こうして得られた超極細繊維
又は該繊維シートを、中性型含金属染料(1:2型含金
属染料)にて染色後、タンニン及び金属塩にて固着処理
することに大きな特徴がある。一般にポリアミド系繊
維、例えば、ナイロン−6などは酸性染料、分散染料、
金属錯塩染料などで美しくそまるが、前記したごとく、
本発明の0.02デニール以下の超極細繊維になると、
表面反射光量の増大により、発色性が悪くなり、高濃度
染浴を用いて染色しても、酸性染料では、ポリアミドの
末端アミノ基が主とした染着座席であるがため、濃色に
着色するのは困難であり、又詳細な原因は不明である
が、堅牢性も普通繊維及び0.05デニール程度までの
極細繊維に比べ、格段と劣るものであった。特にこの傾
向は0.01デニール未満の超極細繊維において顕著で
ある。また、かかる超極細繊維を濃色に着色するために
強酸性浴を用いて分子鎖中のアミド基への染着を図る
と、繊維のぜい化が生じるばかりでなく、その堅牢性は
更に悪化する問題があった。一方分散染料では、ポリエ
ステル繊維程その繊維構造が密でないため、容易に染ま
るが、繊維との結合基がないため、簡単に脱落してしま
い、かかる染料においては、普通繊維の場合にも堅牢性
は期待できぬものであった。ところが、該超極細繊維を
金属錯塩染料中、中性ないし、弱酸性で染色可能な中性
型含金属染料で染色すると(染色方法については、液浴
であれ、パッドスチーム乾燥、或いはパッド、ドライ乾
燥法などでもよく、特に限定はない)、該染料は末端ア
ミノ基以外にも主鎖のアミド基へ水素結合ないしは無極
ファンデルワールス結合などにより染着するので、酸性
染料より濃色に着色しうる。特に、該中性型含金属染料
中、染料分子内にスルホンアミド基又はスルホンメチル
基などの弱親水基を有するいわゆるイルガラン型含金属
染料で染色すると、以外なことに、0.02デニール以
下の超極細繊維、殊に0.001デニールといった超極
細繊維をも濃色に着色し得ることを見いだした。
ところで、かかる染料は、酸性媒染染料のごとく、染料
分子と金属クロム原子との錯塩形成により染色物との結
合強化を図ったもので、いわば酸性媒染のクロム後処理
を既に染料製造過程で行なった分子内フィックス染料で
あり、高堅牢故、普通繊維及び従来の極細繊維に対して
は、十分な耐ドライクリーニング性を有するものであ
り、本発明の超極細繊維においても、合成溶剤系ドライ
クリーニングに用いられるパークロルエチレンなどの塩
素系有機溶剤単独液に対しては、優れた耐性を有し、A
ATCC85−1963のドライクリーニング堅牢度に
関しては十分な高堅牢を示すものであった。
ところが、チャージソープを含有した合成溶剤系ドライ
クリーニング処理を施すと、本発明の超極細繊維の場合
のみ着色された色相がほとんど抜けてしまうという重大
な問題を有していた。
かかる問題に関し、種々染料と固着剤の組合せや固着法
につき鋭意検討を進めてきたが、十分な固着効果が得ら
れず、一時は、絶望的かと思われたが、意外にも、該中
性型含金属染料で染色した後、タンニン及び金属塩にて
固着処理を施す本発明の方法により、驚くべきことに、
普通繊維や、従来の極細繊維レベルでは必要のなかった
かかる固着処理が、常識を越える超極細繊維になると、
始めて固着効果を顕著に発現するという新知見を見い出
し、本発明に至った。特に0.01デニール未満の超極
細繊維に対しては非常に大きな効果をもたらすことを見
い出した。
本発明にいうタンニンとは加水分解型タンニン、縮合型
タンニン及びこれら両者の性質を有する複合タンニン
(Complex Tannins)を総称し、これらのものは植物
の樹皮、葉、果実などに含まれているが、中でも加水分
解型タンニン中に分類されるガロタンニン(タンニン
酸)がかかる固着には好ましく、五倍子タンニン、没食
子タンニンなどがその代表的にものである。
本発明においては、かかるタンニンを8%以上という高
濃度で使用するところに特徴を有する。かかる濃度で染
色品を処理することによって、染着した染料を脱落させ
ることなく、高い堅牢度のもとに繊維に固着させること
ができる。しかも、通常繊維のようにゴワゴワの粗悪な
風合を惹起することもなく、極めて柔軟で優れた感触の
ポリアミド超極細繊維シートを提供することができる。
また本発明でいう金属塩としては、アンチモン塩、鉄
塩、クロム塩、銅塩、ビスマス塩もしくはこれらの錯化
合物などがあるが、中でもアンチモン錯化合物である酒
石酸アンチモンカリウム(吐酒石)が好ましい。
かかる固着方法については要するにタンニンの濃度が8
%owf以上の処理であれば、染色された繊維シートを
タンニン及び金属塩の二段二浴法により処理しても、ま
たタンニン溶液を含浸、乾燥後金属塩溶液を含浸、乾燥
させるディップ乾燥法により処理してもよい。二段二浴
法にて処理する際の処理温度については、25〜100
℃の範囲で処理すればよいが、あまり温度が低すぎる
と、固着剤の溶解性が悪くなり、また処理する繊維シー
トへの吸着率が低下し、逆に処理温度が高すぎると、染
着されている染料の一部が処理液中へ脱落する傾向にあ
るので、40〜85℃の範囲、特に50〜80℃が好ま
しい。また、この処理温度範囲内であれば、十分期待す
る固着効果を得ることができる。
かかる固着機構については、該極細繊維表面上に固着剤
被膜が形成され、かつ染料と繊維との親和力が該固着剤
によって相乗的に大きくなり、染料の繊維内での移動が
妨げられ、脱落しにくくなることなどが考えられるが、
詳細な要因については不明である。またかかる固着処理
を施すと、風合がやや硬くなる傾向にあるが、該固着処
理後、機械的揉軟処理を行なって柔らかく仕上ても、上
述の効果が全く減少しないものも驚くべきことであっ
た。
かかる揉み処理については、特に限定はなく、例えば、
乾燥による機械揉み、或いは湿熱又は熱水中でのタンブ
ラーによる揉み処理などがあげられる。また固着処理を
液流染色機などを用いて、処理加工中に、揉み作用など
が加わってもよい。更に、必要に応じて、該染色、固着
処理後、洗浄や仕上剤塗布などの処理を行なってもよ
く、また、前述した皮革様シート状物製造にかかるポリ
ウレタンなどの付与、バフィング等の立毛処理などを染
色、固着処理後に行なってもよい。また、ポリアミド系
繊維以外の繊維、例えば、ポリエステル系の普通あるい
は極細繊維を併用した場合など、本発明の方法に従って
ポリアミド系超極細繊維を染色、固着した後、該他繊維
を該繊維に適した染料を用いて染色してもよく、あるい
は、逆に他繊維を染色した後、本発明の方法を施しても
よく、かかる作用は本発明を何ら妨げるものでない。本
発明の方法を用いれば、ポリアミドとポリエステルから
なる分割剥離型の超極細繊維形成型繊維を用いて繊維シ
ートを形成し、ポリアミドとポリエステルとを異色に着
色し、堅牢性の良好な異色模様あるいは、霜降り調など
のシート状物を得ることもできる。
こうして得られたポリアミド系超極細繊維を用いた繊維
シートは、従来にない、しなやかな感触、柔軟な風合
で、濃色かつ高堅牢に着色され、耐合成溶剤系ドライク
リーニングにおいても、優れた堅牢性を有するため、カ
シミヤ調の高級毛織物や、絹様の光沢を有する高級衣料
織物としたり、またスエード調あるいはヌバック調の立
毛タイプシート状物として、主として衣料用素材をはじ
め、家具、袋物などの雑貨品など各種の用途に好ましく
用いることができる。
なお、以上は、シート形成後、繊維の染色及び固着処理
を行なう順序を述べたが、先ず、ポリアミド系超極細繊
維を中性型含金属染料を用いて染色した後固着処理を行
ない、その後、かかる繊維を用いてシート状物を形成す
ることも可能であることは言うまでもない。
(実施例) 以下に示す実施例は、本発明をより明確にするためのも
のであって、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例において、部および%とあるのは特に記載のない
かぎり重量に関するものである。
実施例1 アクリル酸とスチレンの共重合体(以下AS樹脂とい
う)を結合成分として65部、超極細繊維成分としてナ
イロン6が35部からなる割合で1フィラメント中に7
本の島成分を有し、さらにその島成分中に超極細繊維成
分が多数含まれる形態の高分子相互配列体繊維1200
m/minで紡糸した後、2.6倍に延伸し、捲縮をか
け、繊維長51mm、4.0デニールの高分子相互配列体
繊維のステープルを得た。該繊維を超極細化したときの
超極細繊維としての平均繊度は0.002デニールであ
った。
かかるステープルを、カード、クロスラッパーに通して
ウエブを形成し、しかる後フックの数が1ケのニードル
を用いてニードルパンチをして、該高分子相互配列体繊
維を絡合させ不織布をつくった。不織布の目付は430
g/m2、見掛け密度は0.17g/cm3であった。この
不織布の両面に、孔径0.25mm、ピッチ2.5mmで一
列に並んだノズルから100kg/cm2の圧力でノズルを
振動させながら、それぞれ2回、高速流体流を噴き当て
た。得られた不織布は高分子相互配列体繊維が超極細繊
維やその束に枝分かれしており、かつ相互に緻密に交絡
した繊維構造を有するものであった。
次いで85℃の熱水中で収縮させた後、乾燥し、しかる
後トリクロルエチレン中につけ、浸漬、絞液を繰り返
し、ほぼ完全にAS樹脂を抽出除去した。その後ロール
サンダー型バフマシンにて片面を軽くバッフィングして
立毛シートを得た。
次いで該シートをウィンス型染色機を用い、下記の条件
にて染色、固着処理を行なった。
染色条件 染料:Irgalan Red Brown RL−200%、10
%owf 染色温度×時間:98℃×60min. 固着処理条件 固着剤:タンニン酸、吐酒石 処理方法:タンニン酸10%owfの弱酸性浴中で50
℃、50min.処理後、吐酒石5%owfの弱酸性浴中で5
0℃、50min.処理。
しかる後、湯洗、乾燥し、ワインカラーのヌバック調人
工皮革を得た。かかるシートはバインダーとしてのポリ
ウレタンを付与していないにもかかわらず形態保持特性
が良好であり、表面(立毛面)は超極細繊維のナップを
有し、しなやかなタッチでドレープ性に優れ、かつ濃色
に染色されたものであり、外観はあたかも天然のヌバッ
クと区別のつかぬ程の優美さであった。また、チャージ
ソープを2%含有する合成溶剤系ドライクリーニング処
理を行なってもほとんど変退色(色褪せ)は認められな
かった。
比較例1 実施例1のタンニン酸及び吐酒石による固着処理を行な
わず、染色後、湯染、乾燥して得られた比較例のヌバッ
ク調人工皮革は、外見上は実施例1と同様、高級イメー
ジをかもし出すものであったが、チャージソープを含有
する合成溶剤系ドライクリーニング処理を施すと、着色
した色相がほとんど脱落し、色褪せが激しく商品価値の
ないものであった。
実施例2 AS樹脂を結合成分として60部、超極細繊維成分とし
てナイロン−6が40部からなる割合で1フィラメント
中に12本の島成分を有し、さらにその島成分中に超極
細繊維成分が多数含まれる形態の高分子相互配列体繊維
を紡糸した後、3.0倍に延伸し、76デニール/20
フィラメントのフィラメント糸を得た(超極細単糸繊度
は平均0.008デニールであった)。かかるフィラメ
ント糸を第1の緯糸となし、経糸及び第2の緯糸にナイ
ロン−6の75デニール/100フィラメント加工糸を
用いて、表組織が上記高分子相互配列体繊維からなる5
枚朱子織、裏組織が2/3ツイルとなる様製織し、ヨコ
二重織物を得た。この時の織密度は経110本/イン
チ、緯165本/インチであった。
この織物を85℃の熱水中に浸漬し、経糸整経時の糊剤
の除去と同時に収縮処理を行ない、乾燥した。
次にトリクロルエチレン中にて浸漬、絞液を繰り返しA
S樹脂をほぼ完全に抽出除去し、緯糸の超極細化処理を
行なった。次いで、これに起毛油剤を付与した後、起毛
機にかけ、起毛処理を施した。しかる後、液流染色機を
用いて次の条件にて染色、固着処理を施した。
染色条件 染料:Irgaian Navy Blue B(中性型含金属染料)
6%owf 染色温度×時間:98℃×60min. 固着処理条件 固着剤:タンニン酸、吐酒石 処理方法:タンニン酸10%owfの弱酸性浴中で60
℃、30min.処理後、吐酒石5%owfの弱酸性浴中で6
0℃、30min.処理。
しかる後、湯洗、乾燥し、仕上剤を付与して仕上げた。
このものは、極めて立毛が緻密で、表面のタッチがしな
やかで、かつ光沢のある紺色に着色されており、高級感
のあるヌバック調織物となった。
また、2%チャージソープを含むパークロルエチレンに
てドライクリーニング処理しても、色落ち、表面(立毛
部)の色あせもほとんど認められない堅牢性の優れたも
のであった。
比較例2 実施例2で染料としてNylosan BlueF−GBL(高
堅牢酸性染料)固着剤としてナイロンfix−TH(多価
フェノール誘導体)を用いる以外は全く同一の処理を施
してヌバック調織物をつくったところ、このものはくす
んだ青色をしていた。
これを2%チャージソープを含むパークロルエチレンに
て洗浄したところ、表面の立毛部(超極細繊維部)が色
あせてしまって、非常に見にくいものとなり、商品品価
値として全く劣るものであった。
比較例3、4 AS樹脂を結合成分として50部、極細繊維成分として
ナイロン−6が50部からなる割合で1フィラメント中
に36本の島成分を有する高分子相互配列体繊維(極細
単糸繊度は0.05デニール)を緯糸に用いる以外は全
く実施例2と同様の処理を施し、染色、固着処理を行な
い立毛布帛を得た(比較例3)。
一方、中性型含有金属染料にて染色した後、固着剤処理
を施すことなく仕上げて比較例4の立毛布帛を得た。
かかる比較例3、4の立毛布帛は実施例2のヌバック調
織物と比較して、表面のタッチが劣り、天然皮革分野で
は最高級とされるヌバック調というよりはむしろスエー
ド調といった立毛布帛で高級感に欠けるものであった。
ところが、かかる比較例3、4の立毛布帛は、2%チャ
ージソープを含むパークロルエチレン系ドライクリーニ
ング処理を行なっても殆ど変褪色は見られず高堅牢なも
のであり、両者に差は認められなかった。
比較例5 実施例1において、タンニン酸の濃度を6%owfに変
更して固着処理する以外は同一条件、同一処理をした。
その結果、着色濃度や風合は、実施例1と差異がない
が、ドライクリーニング処理すると、染料が脱落し、色
相の淡いものとなり、染色堅牢度の低いものであった。
(発明の効果) 本発明の繊維シートは0.02デニール以下のポリアミ
ド系超極細繊維を用いて、織布、編布、あるいは不織布
となし、また必要によりポリウレタンなどを付与して皮
革様シート状物となし、かかるシート状物を中性型含金
属染料で染色した後、タンニン及び金属塩にて固着処理
することを基本としており、この組み合せによってはじ
めて、しなやかな感触と柔軟な風合を有し、濃色かつ高
堅牢に着色され、耐合成溶剤系ドライクリーニング性に
も優れた繊維シートを提供することが可能となったので
ある。
以上本発明は、従来の極細繊維レベルまででは必要なか
った固着処理が、常識を越える超極細繊維になると、始
めて固着効果を顕著に発現するという驚くべき新知見を
発見したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−252784(JP,A) 特開 昭52−12902(JP,A) 特開 昭50−101667(JP,A) 特開 昭56−53291(JP,A) 特公 昭45−2785(JP,B1) 特公 昭58−44794(JP,B1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均単糸繊度0.02デニール以下のポリ
    アミド系超極細繊維を、中性型含金属染料を用いて染色
    した後、8%、owf以上のタンニン及び金属塩にて固着
    処理を施すことを特徴とする非銀付皮革様のポリアミド
    系超極細繊維シートの着色方法。
  2. 【請求項2】タンニン及び金属塩にて固着処理をした
    後、揉み処理を施すことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項に記載の非銀付皮革様のポリアミド系超極細繊維
    シートの着色方法。
  3. 【請求項3】超極細繊維シートに立毛処理を行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記
    載の非銀付皮革様のポリアミド系超極細繊維シートの着
    色方法。
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