JPH0615425U - 移植機 - Google Patents

移植機

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JPH0615425U
JPH0615425U JP6098692U JP6098692U JPH0615425U JP H0615425 U JPH0615425 U JP H0615425U JP 6098692 U JP6098692 U JP 6098692U JP 6098692 U JP6098692 U JP 6098692U JP H0615425 U JPH0615425 U JP H0615425U
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JP
Japan
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seedling
fixed
seedling table
movable
stand
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Application number
JP6098692U
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English (en)
Inventor
中 秀 城 山
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 予備苗を載せる予備苗台(39)を設ける移植機におい
て、本機に固定させる固定苗台(40)と、該固定苗台
(40)に摺動及び折畳み自在に取付ける可動苗台(4
1)とを、前記予備苗台(39)に備え、固定苗台(4
0)に重合せるように可動苗台(41)を収納させ、ま
た固定苗台(40)外側に可動苗台(41)を展開させ
るように構成したもので、固定苗台(40)と可動苗台
(41)を用いることにより搭載予備苗を容易に増量で
きると共に、不使用時に可動苗台(41)をコンパクト
に収納でき、固定苗台(40)上面に可動苗台(41)
を重ねることにより、空の苗トレイ(15)を挾んで風
などによって吹き飛ばされるのを容易に防止でき、また
可動苗台(41)をアタッチメントとして後付け装着す
ることも容易に行うことができるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば左右往復移動させる苗載台の苗トレイより、苗取出爪により苗 を取出しホッパ形苗植付爪に受継ぎ供給して、該苗植付爪によって1株分毎のポ ット苗を順次圃場に植付ける移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、左右一対の予備苗台を設け、2枚の苗トレイを予備苗として載せていた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、往復植付経路の長い圃場では、途中で苗が不足し易いと共に 、使用後の空の苗トレイを予備苗台に載せると、その空の苗トレイが風で吹き飛 ばされ易い等の作業上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、予備苗を載せる予備苗台を設ける移植機において、本機に 固定させる固定苗台と、該固定苗台に摺動及び折畳み自在に取付ける可動苗台と を、前記予備苗台に備え、固定苗台に重合せるように可動苗台を収納させ、また 固定苗台外側に可動苗台を展開させるように構成したもので、固定苗台と可動苗 台を用いることにより搭載予備苗を容易に増量し得ると共に、不使用時に可動苗 台をコンパクトに収納し得、固定苗台上面に可動苗台を重ねることにより、空の 苗トレイを挾んで風などによって吹き飛ばされるのを容易に防止し得、また可動 苗台をアタッチメントとして後付け装着することも容易に行い得るものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は予備苗台部の正面説 明図、図2は野菜移植機の全体側面図、図3は同平面図、図4は同平面説明図で あり、図中(1)はエンジン(2)を搭載する前フレーム、(3)は前記フレー ム(1)後端に連設するミッションケース、(4)は前記ミッションケース(3 )に左右伝動ケース(5)を介し上下揺動可能に支持する左右の走行駆動輪であ る後輪、(6)は前記前フレーム(1)の前端側にアクスルフレーム(7)を介 し上下揺動可能に支持する左右の前輪、(8)は前記ミッションケース(3)の 後方にシャーシフレーム(9)を介し装設する苗供給装置、(10)は左右の後 輪(4)間で前記ミッションケース(3)に植付伝動ケース(11)を介して装 設する苗植付装置、(12)は畝面(A)を鎮圧する鎮圧ローラ、(13)は前 記苗植付装置(10)を上下揺動可能に支持するゲージ輪であり、前記苗供給装 置(8)における左右往復移動する苗載台(14)上の苗トレイ(15)より1 株分のポット苗を苗取出爪(16)で取出すと共に、この取出されたポット苗を 前記苗植付装置(10)のマルチカッタ(17)と連動して上下動するホッパ形 植付爪(18)に放出供給し、操向ハンドル(19)操作による機体の走行中、 畝面(A)に一定間隔毎のポット苗の植付を行うように構成している。
【0006】 なお、(20)は昇降レバー、(21)は植付クラッチレバー、(22)は主 変速レバー、(23)は株間変速レバー、(24)は植付深さ調節レバー、(2 5)は左右サイドクラッチレバーである。
【0007】 さらに、図5に示す如く、前記シャーシフレーム(9)は、左右の丸パイプ前 端を前記ミッションケース(3)上側に固設する昇降シリンダ(26)用のシリ ンダフレーム(27)に上下補強板(28)(29)・横フレーム(30)及び 左右連結板(31)を介して連結固定させ、左右丸パイプ後端を門形の前記ハン ドル(19)に連結させ、側面視でシャーシフレーム(9)の中間を下方に膨出 させると共に、該フレーム(9)より後端を上り傾斜に形成し、図4の平面視で 左右の各フレーム(9)(9)の後端側左右間隔幅を前端側左右間隔幅よりも大 きく形成している。また前記フレーム(9)(9)の左右外側に、平面視門形で 側面視L形の左右サイドフレーム(32)(32)基端を固設させ、これらシャ ーシフレーム(9)(9)及びサイドフレーム(32)(32)で囲まれる部分 に前記苗供給装置(8)を配設し、左右横方向に往復摺動する苗載台(14)の 左右側方・後方・下方の4方向に対してこれらフレーム(9)(9)(32)( 32)でガードするように構成している。
【0008】 さらに、図6に示す如く、苗取出し軌跡上を移動させる軸受体(33)に揺動 アーム(34)(34)を設け、ブラケット(35)及び爪押え(36)及びボ ルト(37)によって前記アーム(34)に苗取出爪(16)基部を着脱自在に 固定させ、左右一対の苗取出爪(16)(16)を、苗トレイ(15)のポット 苗に突き差して挾持する苗取出位置と、ポット苗を植付爪(18)のホッパ内部 に落下放出させる苗放出位置に移動させ、苗取出爪(16)によって苗トレイ( 15)のポット苗を植付爪(18)に供給すると共に、苗取出爪(16)先端側 を折曲げて爪(16)軸芯線に対して爪(16)先端をオフセットし、ボルト( 37)の着脱によって左右の取出爪(16)(16)を入れ換え、大口ポット( 15a)の苗トレイ(15)を使用するときは実線のように取出爪(16)(1 6)先端の間隔を大きく形成し、また小口ポット(15b)の苗トレイ(15) を使用するときは仮想線のように取出爪(16)(16)先端の間隔を小さく形 成し、ポット(15a)(15b)形状の異なる苗トレイ(15)に同一の取出 爪(16)を左右入れ換えて共用するように構成している。
【0009】 さらに、図1、図7、図8に示す如く、エンジン(2)などの上側を覆うボン ネット(38)の後部両側に左右一対の予備苗台(39)(39)を装設させる と共に、固定苗台(40)及び可動苗台(41)を予備苗台(39)に備えるも ので、前記連結板(31)のブラケット(42)に苗台支柱(43)中間をボル ト(44)止め固定させ、機外側方に略水平に延出させる前記支柱(43)両端 に固定苗台(40)を取付け、該苗台(40)を本機に固定させると共に、前記 支柱(43)水平部にスライドフレーム(45)基部を摺動自在に取付け、該フ レーム(45)先端側に支点軸(46)(46)を介して可動苗台(41)を上 方に折曲げ自在に連結させ、また可動苗台(41)を展開位置または折畳み位置 に支持する支点越えバネ(47)を設けている。
【0010】 また、前記固定苗台(40)機外側にスライドフレーム(45)を介して摺動 及び折畳み自在に可動苗台(41)を取付け、図1の仮想線の如く、固定苗台( 40)上面側に重合せるように可動苗台(41)を折畳んで本機最外側よりも内 方側に摺動させて収納する一方、図1の実線の如く、固定苗台(40)外側に可 動苗台(41)を展開させ、左右の各苗台(40)(41)によって片側2枚で 全体で4枚の苗トレイ(15)…を予備苗として搭載するもので、固定苗台(4 0)に対して可動苗台(41)を低い位置に展開支持し、機体重心を低くして安 定性を向上させると共に、固定苗台(40)前端に対して可動苗台(41)前端 を前方側に突出させ、固定苗台(40)上面側に可動苗台(41)を折畳んだと き、固定苗台(40)上面の空の苗トレイ(15)前方側に可動苗台(41)の 前フレームを斜交させ、可動苗台(41)によって前面側を塞いで固定苗台(4 0)の空の苗トレイ(15)が前方に飛び出すのを防ぎ、また固定苗台(40) の空の苗トレイ(15)を可動苗台(41)によって上方側から押え、風などに よって空の苗トレイ(15)が吹き飛ばされるのを防ぐように構成している。
【0011】 さらに、図9は変形例を示すもので、ボンネット(38)後側に支柱(48) を立設させ、左右支柱(48)(48)に左右予備苗台(39)(39)を水平 回転自在に取付け、機体前後に長尺になる収納位置(実線)、または機体左右に 長尺になって収納位置よりも後方に移動する苗トレイ取出位置(仮想線)に、手 動回転可能なノブネジ(49)操作により予備苗台(39)の固定を解除して水 平移動させるもので、ボンネット(38)に接近させて予備苗台(39)をコン パクトに収納すると共に、予備苗台(39)を機体後方に移動させ、ハンドル( 19)位置の作業者に予備苗台(39)を近づけ、予備苗台(39)の苗トレイ (15)を苗載台(14)に供給する作業を容易に行えるように構成している。
【0012】 さらに、図10に示す如く、エンジン(2)の出力プーリ(51)にベルト( 52)を介して連結させる入力プーリ(53)をミッションケース(3)の入力 軸(54)に軸支させると共に、走行変速軸(55)を制動するブレーキ体(5 6)をミッションケース(3)に内設させ、変速軸(55)に円板形のブレーキ 体(56)を固定軸支させ、ミッションケース(3)にカム軸(57)を設け、 カム軸(57)の半割り形カム面(58)をブレーキ体(56)外周に対設させ るもので、走行クラッチであるテンションローラ(59)を操作する走行クラッ チレバー(60)と、前記カム軸(57)のブレーキアーム(61)を連結させ る駐車ブレーキレバー(62)を操向ハンドル(19)部に取付けて運転作業者 が手元操作可能にしたもので、走行クラッチを入から切にするクラッチレバー( 60)操作後にブレーキを入にするブレーキレバー(62)の操作により、ブレ ーキ体(56)周面にカム面(58)が圧着し、走行変速軸(55)を制動し、 サイドクラッチ入状態で後輪(4)の転動を阻止するように構成している。
【0013】 また、前記ブレーキレバー(62)によって後輪(4)を制動するとき、レバ ー(60)を走行クラッチ入から切にした後にブレーキ入になると共に、ブレー キが切になった後または略同時に走行クラッチが入になるように各レバー(60 )(62)操作が行われるもので、前記各レバー(60)(62)の支点軸(6 3)と別にアーム支点軸(64)を設け、アーム支点軸(64)に設ける操作ア ーム(65)(66)に、レバー(60)(62)に一体固定するローラ(67 )(68)を当接させ、各レバー(60)(62)の揺動により各ローラ(67 )(68)を介して各アーム(65)(66)を各別に揺動させると共に、前記 テンションローラ(59)を設けるクラッチアーム(69)にクラッチワイヤ( 70)を介して前記アーム(65)を連結させ、また前記ブレーキアーム(61 )にブレーキワイヤ(71)を介して前記アーム(66)を連結させる一方、ブ レーキレバー(62)にブレーキ解除ロッド(72)を一体固定させ、走行クラ ッチ切にクラッチレバー(60)が位置し、駐車ブレーキ入にブレーキレバー( 62)が位置しているとき、クラッチレバー(60)を走行クラッチ入操作する ことにより、クラッチレバー(60)がロッド(72)に当接係合してブレーキ レバー(62)を駐車ブレーキ切作動させるもので、ミッションケース(3)内 の変速ギヤロックを阻止でき、また駐車ブレーキ切忘れを防止でき、また駐車ブ レーキを切にすることなく変速動作を行えて傾斜地でのブレーキ性能を向上させ ることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、予備苗を載せる予備苗台(39)を 設ける移植機において、本機に固定させる固定苗台(40)と、該固定苗台(4 0)に摺動及び折畳み自在に取付ける可動苗台(41)とを、前記予備苗台(3 9)に備え、固定苗台(40)に重合せるように可動苗台(41)を収納させ、 また固定苗台(40)外側に可動苗台(41)を展開させるように構成したもの で、固定苗台(40)と可動苗台(41)を用いることにより搭載予備苗を容易 に増量できると共に、不使用時に可動苗台(41)をコンパクトに収納でき、固 定苗台(40)上面に可動苗台(41)を重ねることにより、空の苗トレイ(1 5)を挾んで風などによって吹き飛ばされるのを容易に防止でき、また可動苗台 (41)をアタッチメントとして後付け装着することも容易に行うことができる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】予備苗台部の正面説明図。
【図2】移植機の全体側面図。
【図3】移植機の全体平面図。
【図4】移植機の平面説明図。
【図5】機体フレーム部の側面説明図。
【図6】苗取出爪部の正面説明図。
【図7】予備苗台部の側面説明図。
【図8】同部の平面説明図。
【図9】変形例を示す全体平面図。
【図10】走行クラッチと駐車ブレーキの説明図。
【符号の説明】
(39) 予備苗台 (40) 固定苗台 (41) 可動苗台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予備苗を載せる予備苗台を設ける移植機
    において、本機に固定させる固定苗台と、該固定苗台に
    摺動及び折畳み自在に取付ける可動苗台とを、前記予備
    苗台に備え、固定苗台に重合せるように可動苗台を収納
    させ、また固定苗台外側に可動苗台を展開させるように
    構成したことを特徴とする移植機。
JP6098692U 1992-08-05 1992-08-05 移植機 Pending JPH0615425U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6098692U JPH0615425U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 移植機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6098692U JPH0615425U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 移植機

Publications (1)

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JPH0615425U true JPH0615425U (ja) 1994-03-01

Family

ID=13158272

Family Applications (1)

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JP6098692U Pending JPH0615425U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 移植機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49107270U (ja) * 1972-12-29 1974-09-13
JP2002345310A (ja) * 2001-05-30 2002-12-03 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 歩行型移植機
JP2009284831A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Iseki & Co Ltd 苗移植機のトレイ載置装置

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