JPH0515U - 田植機の予備苗台ロツク装置 - Google Patents

田植機の予備苗台ロツク装置

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JPH0515U
JPH0515U JP4573391U JP4573391U JPH0515U JP H0515 U JPH0515 U JP H0515U JP 4573391 U JP4573391 U JP 4573391U JP 4573391 U JP4573391 U JP 4573391U JP H0515 U JPH0515 U JP H0515U
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JP4573391U
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秀樹 松岡
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ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平姿勢を保った状態で前後に移動自在とし
た予備苗台を所定移動位置にて確実に固定するものであ
る。 【構成】 予備苗台10を支持する平行リンク46,47 の基
部を枢支する支持板48側に、ロックピン64を支持するガ
イド板58-1とカラー58-2を設け、ロック板62側にはピン
孔61を複数個設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は苗載台及び植付爪を有する植付部を備え、予備苗台から苗載台に予備 苗を補給しながら田植作業を行う田植機の予備苗台ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実願平2-71889 号明細書に記載する如く、上方を中心に予備苗台を前後 方向に移動可能とする手段がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような手段の予備苗台を、前後方向に移動させた場合には 、該予備苗台の固定が確実にできず、予備苗の補給や取り出しを困難とさせるな どの欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、予備苗台を支持する平行リンクの上部を、二つの回動支点を介して 前後揺動自在に機体に支持させ、かつ、前記予備苗台に予備苗を載せて機体前後 方向に水平姿勢を保った状態で移動可能に構成した田植機の予備苗台において、 上記平行リンクの基部を枢支する支持板側に、ロックピンの後部を支持するガイ ド板と、先端部を支持するカラーを設けて、同ロックピンを押出し状に付勢して 支持すると共に、平行リンク側に設けるロック板側にはピン孔を複数個設けて、 同ピン孔に対してロックピンの先端部を係脱自在にして予備苗台を所定移動位置 に固定することを特徴とする田植機の予備苗台ロック装置を提供せんとするもの である。
【0005】
【作用】
本考案に係る予備苗台は、苗載台上に苗が残っている間は予備苗が予備苗台上 に載置された状態で、かつ、平行リンクが下向きに位置している。そして、ロッ ク装置のロックピンの先端がロック板側のピン孔に嵌装して予備苗台を固定状態 に保つものである。
【0006】 次に、苗載台上の苗の残量が少なくなったときは、手元操作によりロック装置 のロックピンをロック板側のピン孔より抜き出してロック装置を解除する。
【0007】 そして、予備苗台を後方に移動させ、この状態でロック装置のロックピンをロ ック板側のピン孔に嵌装して予備苗台を固定する。
【0008】 したがって、予備苗の取り出し、及び補給が容易にできるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は予備苗台部の側面 説明図、図2は乗用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中1は作業者が 搭乗する走行機体である走行車であり、エンジン2を前側に搭載する車体フレー ム3後端にミッションケース4を装備させ、前記エンジン2の後方両側にフロン トアクスルケース5を介して水田走行用前輪6を支持させると共に、前記ミッシ ョンケース4の後方両側にリヤアクスルケース7を介して水田走行用後輪8を支 持させる。そして前記エンジン2を覆うボンネット9両側外方に予備苗台10を配 設させると共に、ステップ11を形成する車体カバー12によって前記アクスルケー ス5,7等を覆い、前記ミッションケース4上方の前記車体カバー12上部に運転 席13を取付け、その運転席13の前方で前記ボンネット9後部に操向ハンドル14を 設ける。
【0010】 さらに、図中15は多条植え用の苗載台16並びに複数の植付爪17…などを具有す る植付部であり、前高後低の後傾式の苗載台16を案内レール18及びガイドレール 19を介して植付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速 回転させるロータリケース21を前記植付ケース20に支持させ、該ケース21の回転 軸芯を中心に対称位置に一対の植付ケースである爪ケース22,22 を配設し、その 爪ケース22先端に植付爪17,17 を取付ける。また前記植付ケース20の前側に回動 支点軸23を介して支持フレーム24を設け、トップリンク25及びロワーリンク26を 含む三点リンク機構27を介して走行車1後側に支持フレーム24を連結させ、前記 リンク機構27を介して植付部15を昇降させる昇降シリンダ28を走行車1に備え、 前記前後輪6,8を走行駆動して略定速で移動すると同時に、左右に往復摺動さ せる苗載台16からロータリケース21の1回転で2本の植付爪17,17 によって2株 の苗を取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
【0011】 また、図中29は走行変速レバー、30は植付操作レバー、31は主クラッチペダル 、32,32 は左右ブレーキペダル、33…は田面均平用フロートである。
【0012】 また、図1及び図4に示す如く、前記予備苗台10を支持させる前後支柱34,35 を備えるもので、前記車体フレーム3の前後ブラケット36,37 に固設する支柱受 け38,39 の受軸部38a,39a に、各ボルト40を介し取外し自在に前記支柱34,35 の 基端を嵌合立設させると共に、ボンネット9上側を跨ぐように前面視門形の連結 フレーム41…基端をボルト40を介し取外し自在に前記後支柱35の上端受軸部35a に連結固定させている。
【0013】 また、図5に示す如く、内外側枠42,43 に前後ロッド44,45 を介し予備苗台10 を多段に支持する前後の平行リンク46,47 を前記支柱34,35 に備えるもので、前 後支柱34,35 の上部間に固設する支持板48に平行リンク46,47 上端の2つの回動 支点である支点軸49,50 を同一高さ位置に前後揺動自在に取付けると共に、上下 多段に備える内側枠42を各回動枢軸51を介して平行リンク46,47 に連結支持させ て、前記予備苗台10を水平姿勢を保持させた状態で前後方向に移動可能とするよ うに構成している。
【0014】 また、前記支柱34,35 の略上下中央間にガイド板52を固設し、該ガイド板52の 円弧状ガイド溝53に、上方より3段目の内側枠42に取付けるガイド軸54を揺動自 在に係入させると共に、前記支柱34,35 の下端部間に固設する横フレーム55の略 中央部の軸55a と前記ガイド軸54間に伸張作用力を有するガススプリング56を介 設して、通常状態の予備苗台10収納時にあってはガススプリング56を最縮小状態 とさせて、該スプリング56でもって苗台10の重量支持の補助を行わしめる一方、 予備苗台10を前後方向に移動させるときその伸張作用力でもってこの操作力の軽 減を図るように構成している。
【0015】 なお57a,57b は平行リンク46,47 に設けてガイド板52に転接させるガイドロー ラである。
【0016】 一方、前記支持板48の内側面には予備苗台10の位置固定を行うロック装置58を 設けると共に、該ロック装置58のロック解除を行うロック解除レバー59,60 を苗 台10の前後2個所に設けている。
【0017】 前記ロック装置58は、前記前側平行リンク46の上端に固設する多数位置決め用 ピン孔61を有するロック板62と、支持板48に回動支点軸63を介して支持させて前 記ピン孔61にロックピン64を係脱させるロックアーム65とを備えると共に、前記 平行リンク46,47 の前及び後側面に固設する予備苗台移動操作ハンドル66,67 に 前記解除レバー59,60 をそれぞれ備えて、ロックアーム65と各解除レバー59,60 間を各ワイヤ68,69 で連結させ、予備苗台10の前後のいずれの方向からも解除レ バー59,60 を操作しての予備苗台10の移動を可能とするように構成している。
【0018】 また、図5において、58-1は、ロックピン64の後部64-1を支持するガイド板で 、同ガイド板58-1は、L字形に形成されながら基部を支持板48に固着されている 。58-2はロックピン64の先端部64-2を支持するカラーで、支持板48に直接固着さ れている。65-1はロックアーム65とロックピン64とを連結する連結ピン、65-2は 回動支点軸63とロックアーム65との間に設ける巻きバネであって、ロックピン64 を常時押出し状態に付勢して、同ロックピン64の先端部64-2がロック板62側のピ ン孔61に嵌挿できるようにしている。
【0019】 また、前記平行リンク46,47 に支持する予備苗台10のさらに外側に予備苗台10 の取付けを可能とさせるもので、左右に並設される予備苗台10の内側位置の外側 枠43外面に取付用の係合軸を設けるとともに、外側位置の外側苗台10a の内側枠 42a 外面に前記係合軸に係合保持させるフック金具を固設してこれらの一体支持 を行うように構成している。
【0020】 本考案の実施例は上記の如く構成するものにして、前記解除レバー59,60 でも ってロック装置58のロックを解除して、予備苗台10の移動操作時にあっては、前 記ガススプリング56の伸張作用力の付勢でもって軽快に操作が行え、また苗台10 を前方の苗補給位置或いは後方の苗取出し位置に位置保持させた状態下にあって も苗台10は傾くことなく水平姿勢を保持して予備苗がずり落ちるなどの不都合も なく、しかもこの場合、下段の予備苗台10程順次前後移動が大となる結果、各上 段の予備苗台10に対し各下段の苗台10の前後端が一定寸法まで突出する状態とな って、苗の補給や取出し作業を一層良好なものとさせることができる。
【0021】 また、このような予備苗台10の移動操作の際には、作業者は作業位置をその都 度変更させることなく、苗台10前方の苗補給位置或いは苗台10後方の苗取出し位 置のいずれからも容易にその操作が可能にできて、作業性を向上させることがで きる。
【0022】 また、図6及び図7は他の実施例を示すものであって、サイドマーカの取付構 造を示している。
【0023】 図中80は、先端にサイドマーカ81を連結するマーカアームで、基部80-1は、後 側支柱受け39に取付けられている。82は締付手段であって、同マーカアーム80を 支柱受け39を中心に機体横方向に突出してセットされた状態と、同支柱受け39を 中心に前方に回動して収納された状態とに固定できるものである。また、84はマ ーカアーム80の先端部に設ける連結手段であって、サイドマーカ81は横軸85を中 心に上下に回動させてセット状態と収納状態に固定することができるものである 。
【0024】 したがって、上記実施例によれば、予備苗台の縁とほぼ一致させて確実に収納 できるのでサイドマーカが引掛りにくく、また、邪魔にならないものである。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、予備苗台を平行リンクにて支持して、機体前後方向に水平姿 勢を保った状態で移動可能に構成すると共に、上記平行リンクの基部を枢支する 支持板側には、ロックピンの後端を支持するガイド板と先端部を支持するカラー を設けて、同ロックピンを押し出し状に付勢支持しながら平行リンク側に設ける ロック板のピン孔に係脱自在にし、予備苗台を所定移動位置に固定する田植機の 予備苗台ロック装置であるから、予備苗台を前側、又は後側に移動させた状態で 上記ロックピンを戻し状態にすると自動的にロックされるので操作が容易である 。
【0026】 また、同ロックピンは後部と先端部が確実に支持されるものであるから、不測 にロックピンが損傷するようなことがないものである。
【0027】 また、平行リンク側にロック板を設けて、かつ、同ロック板にピン孔を設けた 構造であるから、ロックピンとピン孔のガタの発生が少ないものである。
【0028】 そして、予備苗台ロック装置全体の構造が簡単でありながら、予備苗の補給と 取出しが容易にできて苗の植付作業を能率的にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】予備苗台部の側面説明図。
【図2】田植機の全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】予備苗台部の正面説明図。
【図5】予備苗台ロック装置の平面説明図。
【図6】サイドマーカの取付状態を示す側面図。
【図7】同平面図。
【符号の説明】
10 予備苗台 46 平行リンク 47 平行リンク 48 支持板 58-1 ガイド板 58-2 カラー 61 ピン孔 62 ロック板 64 ロックピン 64-1 後部 64-2 先端部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 予備苗台10を支持する平行リンク46,47
    の上部を、二つの回動支点を介して前後揺動自在に機体
    に支持させ、かつ、前記予備苗台10に予備苗を載せて機
    体前後方向に水平姿勢を保った状態で移動可能に構成し
    た田植機の予備苗台において、上記平行リンク46,47 の
    基部を枢支する支持板48側に、ロックピン64の後部64-1
    を支持するガイド板58-1と、先端部64-2を支持するカラ
    ー58-2を設けて、同ロックピン64を押出し状に付勢して
    支持すると共に、平行リンク46側に設けるロック板62側
    にはピン孔61を複数個設けて、同ピン孔61に対してロッ
    クピン64の先端部64-2を係脱自在にして予備苗台10を所
    定移動位置に固定することを特徴とする田植機の予備苗
    台ロック装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232809A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Kubota Corp 農作業機
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JPH02111218U (ja) * 1989-02-23 1990-09-05

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