JPH06153669A - 脱穀機の送塵物処理装置 - Google Patents
脱穀機の送塵物処理装置Info
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- JPH06153669A JPH06153669A JP33503692A JP33503692A JPH06153669A JP H06153669 A JPH06153669 A JP H06153669A JP 33503692 A JP33503692 A JP 33503692A JP 33503692 A JP33503692 A JP 33503692A JP H06153669 A JPH06153669 A JP H06153669A
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- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 title claims abstract description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 扱室の送塵口からの送出物の処理胴室内への
取り込みを円滑にするのと処理胴室内での送り作用を安
定させて処理性能を向上する。 【構成】 扱室1の送塵口2からの送出物を処理胴室3
で処理するもので、処理胴4の始端部にスパイラ−5
を、残り周面に処理歯6を植設し、スパイラ−5部分と
一部処理歯6部分とを送塵口2にのぞませるか、また
は、処理胴4の周面に植設する処理歯6のうち、送塵口
2にのぞむ部分と送塵口2から若干入り込む部分に植設
するものにリ−ド角をもたせて密植する。
取り込みを円滑にするのと処理胴室内での送り作用を安
定させて処理性能を向上する。 【構成】 扱室1の送塵口2からの送出物を処理胴室3
で処理するもので、処理胴4の始端部にスパイラ−5
を、残り周面に処理歯6を植設し、スパイラ−5部分と
一部処理歯6部分とを送塵口2にのぞませるか、また
は、処理胴4の周面に植設する処理歯6のうち、送塵口
2にのぞむ部分と送塵口2から若干入り込む部分に植設
するものにリ−ド角をもたせて密植する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室の排稈側に開口す
る送塵口からの未処理物を処理胴室に送出して扱室と処
理胴室で脱穀処理する脱穀機の送塵物処理装置に関する
ものである。
る送塵口からの未処理物を処理胴室に送出して扱室と処
理胴室で脱穀処理する脱穀機の送塵物処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このように扱室の送塵口からの未
処理物を処理する処理胴は、始端部から終端部にかけて
の全周面に処理歯を植設したものや、送塵口にのぞむ部
分にはスパイラ−を巻着したものが一般的である。しか
し、前者のものは送塵口からの送出物の取り込みはよい
が処理胴室内での送り作用は低調になり、また、後者の
ものは送塵口からの取り込みが悪く送出物中の長藁や穂
切れなどの長尺物が送塵口縁にに引っ掛かるようにな
り、送り作用を妨げるという問題点を抱えている。
処理物を処理する処理胴は、始端部から終端部にかけて
の全周面に処理歯を植設したものや、送塵口にのぞむ部
分にはスパイラ−を巻着したものが一般的である。しか
し、前者のものは送塵口からの送出物の取り込みはよい
が処理胴室内での送り作用は低調になり、また、後者の
ものは送塵口からの取り込みが悪く送出物中の長藁や穂
切れなどの長尺物が送塵口縁にに引っ掛かるようにな
り、送り作用を妨げるという問題点を抱えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は従来
のものが上記のような問題点を抱えていることから、こ
の問題点を解決して送塵口からの送出物の取り込みを円
滑にしかつ処理胴室内における送り作用を安定させるこ
とにより処理性能の向上がはかれる送塵物処理装置を提
供するを目的として発明されたものである。
のものが上記のような問題点を抱えていることから、こ
の問題点を解決して送塵口からの送出物の取り込みを円
滑にしかつ処理胴室内における送り作用を安定させるこ
とにより処理性能の向上がはかれる送塵物処理装置を提
供するを目的として発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成できるものを提供するために、扱室の排稈側に開口
する送塵口からの送出物を処理胴室に送出して扱室と処
理胴室で脱穀処理するものにおいて、次に記載する2つ
の技術的手段を講じたのである。即ち、処理胴室に内装
する処理胴の始端部周面にスパイラ−を巻着し、残り周
面に処理歯を植設して、スパイラ−部分とこのスパイラ
−に続く一部処理歯部分とを前記送塵口にのぞませる構
成のものにするか、または、処理胴室に内装する処理胴
の周面に処理歯を植設し、その処理歯のうち、送塵口に
のぞむ部分およびこの送塵口から若干入り込む部分に植
設するものにリ−ド角をもたせて密植する構成のものに
したのである。
達成できるものを提供するために、扱室の排稈側に開口
する送塵口からの送出物を処理胴室に送出して扱室と処
理胴室で脱穀処理するものにおいて、次に記載する2つ
の技術的手段を講じたのである。即ち、処理胴室に内装
する処理胴の始端部周面にスパイラ−を巻着し、残り周
面に処理歯を植設して、スパイラ−部分とこのスパイラ
−に続く一部処理歯部分とを前記送塵口にのぞませる構
成のものにするか、または、処理胴室に内装する処理胴
の周面に処理歯を植設し、その処理歯のうち、送塵口に
のぞむ部分およびこの送塵口から若干入り込む部分に植
設するものにリ−ド角をもたせて密植する構成のものに
したのである。
【0005】
【作用】したがって、前項に記載の技術的手段で、前者
に記載するような構成にすれば、扱室の送塵口から処理
胴室内に送出された送出物は処理胴の始端部に巻着する
スパイラ−によって処理胴室内の奥がわ(終端がわ)に
向けて送り込まれるとともに、送塵口にのぞむ処理歯の
回転によって順序よく処理胴室内に取り込まれるのであ
る。特に、この場合に送出物中の長藁や穂切れなどの長
尺物を引っ掛けて取り込むから送塵口縁の送り込みがわ
に引っ掛かることなく円滑に取り込むようになる。
に記載するような構成にすれば、扱室の送塵口から処理
胴室内に送出された送出物は処理胴の始端部に巻着する
スパイラ−によって処理胴室内の奥がわ(終端がわ)に
向けて送り込まれるとともに、送塵口にのぞむ処理歯の
回転によって順序よく処理胴室内に取り込まれるのであ
る。特に、この場合に送出物中の長藁や穂切れなどの長
尺物を引っ掛けて取り込むから送塵口縁の送り込みがわ
に引っ掛かることなく円滑に取り込むようになる。
【0006】また、後者に記載する構成のものによれ
ば、送塵口から送出される送出物を処理歯の回転により
引っ掛けて取り込むとともに、その処理歯がリ−ド角を
もちかつ密植されているので処理胴室内に取り込んだも
のを処理胴室の奥深く送り込みながら脱穀処理するので
ある。
ば、送塵口から送出される送出物を処理歯の回転により
引っ掛けて取り込むとともに、その処理歯がリ−ド角を
もちかつ密植されているので処理胴室内に取り込んだも
のを処理胴室の奥深く送り込みながら脱穀処理するので
ある。
【0007】
【実施例】以下、この発明による送塵物処理装置に関し
て実施例図を参照し説明すると、先ず、この脱穀機は
「図7」と「図8」に示すように構成されていて、
(1)は扱胴(7)を内蔵する扱室、(8)は扱室
(1)の下方から後方の排塵室(9)内に延出して前後
方向に揺動し扱室(1)からの漏下物と、 扱室(1)の
排稈側の排稈口(10)から脱穀後の排藁とともに排出
されて落下するものと、処理胴室(3)内から漏下する
ものとを受けて選別する揺動選別体で、前方がわからグ
レンパン(11)とチャフシ−ブ(12)とストロ−ラ
ック(13)が配設され、チャフシ−ブ(12)の下方
にグレンシ−ブ(14)が張設されて、これらが一体と
なって揺動するように構成されている。
て実施例図を参照し説明すると、先ず、この脱穀機は
「図7」と「図8」に示すように構成されていて、
(1)は扱胴(7)を内蔵する扱室、(8)は扱室
(1)の下方から後方の排塵室(9)内に延出して前後
方向に揺動し扱室(1)からの漏下物と、 扱室(1)の
排稈側の排稈口(10)から脱穀後の排藁とともに排出
されて落下するものと、処理胴室(3)内から漏下する
ものとを受けて選別する揺動選別体で、前方がわからグ
レンパン(11)とチャフシ−ブ(12)とストロ−ラ
ック(13)が配設され、チャフシ−ブ(12)の下方
にグレンシ−ブ(14)が張設されて、これらが一体と
なって揺動するように構成されている。
【0008】(15)は前記グレンパン(11)の下方
に設けた選別風起風用の圧風ファンで、この圧風ファン
(15)から吹出する風によって揺動選別体(8)を下
側から吹き抜ける選別風路(16)が形成され、(1
7)と(18)はスクリュ−コンベヤを内装して横設さ
れた1番物樋と2番物樋、(19)は排塵室(9)の側
部で扱口(20)にそって張架するフィ−ドチエン(2
1)がわに設けた吸引排塵ファンである。
に設けた選別風起風用の圧風ファンで、この圧風ファン
(15)から吹出する風によって揺動選別体(8)を下
側から吹き抜ける選別風路(16)が形成され、(1
7)と(18)はスクリュ−コンベヤを内装して横設さ
れた1番物樋と2番物樋、(19)は排塵室(9)の側
部で扱口(20)にそって張架するフィ−ドチエン(2
1)がわに設けた吸引排塵ファンである。
【0009】前記の処理胴室(3)はフィ−ドチエン
(21)と反対がわで扱室(1)の排稈側から揺動選別
体(8)の一側がわ上方にそって前後方向に設けられて
排塵室(9)の側部まで延設され扱室(1)に並設され
ているのであって、処理胴室(3)内には処理胴(4)
が回転自在に内装され、その始端がわは扱室(1)の排
稈側に開口する送塵口(2)を通して扱室(1)に連通
し、終端がわは排塵室(9)の上部に向け開口してい
る。また、前記2番物樋(18)の搬送終端がわは揚穀
筒(22)によって前記グレンパン(11)の上方に連
通し、フィ−ドチエン(21)の終端部からは斜め後方
に向けて排藁チエン(23)が延設されている。
(21)と反対がわで扱室(1)の排稈側から揺動選別
体(8)の一側がわ上方にそって前後方向に設けられて
排塵室(9)の側部まで延設され扱室(1)に並設され
ているのであって、処理胴室(3)内には処理胴(4)
が回転自在に内装され、その始端がわは扱室(1)の排
稈側に開口する送塵口(2)を通して扱室(1)に連通
し、終端がわは排塵室(9)の上部に向け開口してい
る。また、前記2番物樋(18)の搬送終端がわは揚穀
筒(22)によって前記グレンパン(11)の上方に連
通し、フィ−ドチエン(21)の終端部からは斜め後方
に向けて排藁チエン(23)が延設されている。
【0010】そして、穀稈はフィ−ドチエン(21)に
より穂先側が扱室(1)内を横送され矢印(イ)方向に
回転する扱胴(7)により脱穀されて脱穀済みの排藁は
排稈口(10)から出て排藁チエン(23)に受継され
機体後方に搬出されるとともに、扱室(1)からの漏下
物と排稈口(10)から落下するものは揺動選別体
(8)の揺動作用と圧風ファン(15)により起風され
選別風路(16)を吹き抜ける風によって選別されて、
1番物は1番物樋(17)に集合ののち取出され、2番
物は2番物樋(18)内を終端がわに送られて揚穀筒
(22)によりグレンパン(11)上に返されて再選別
され、排塵室(9)内に吹き上げられた塵埃は吸引排塵
ファン(19)に吸引され機外に排出されるのである。
また、扱室(1)の排稈がわに開口する送塵口(2)か
ら送出される送出物(未処理物を含む)は処理胴室
(3)に内装され矢印(ロ)方向に回転する処理胴
(4)によって終端がわに送られながら脱穀処理されて
漏下する処理物は揺動選別体(8)上に落下して選別さ
れ塵埃は吸引排塵ファン(19)に吸引され機外に排出
される。そして、処理胴室(3)から漏下しないものは
その終端がわからストロ−ラック(13)の上方に向け
て排出されるのである。
より穂先側が扱室(1)内を横送され矢印(イ)方向に
回転する扱胴(7)により脱穀されて脱穀済みの排藁は
排稈口(10)から出て排藁チエン(23)に受継され
機体後方に搬出されるとともに、扱室(1)からの漏下
物と排稈口(10)から落下するものは揺動選別体
(8)の揺動作用と圧風ファン(15)により起風され
選別風路(16)を吹き抜ける風によって選別されて、
1番物は1番物樋(17)に集合ののち取出され、2番
物は2番物樋(18)内を終端がわに送られて揚穀筒
(22)によりグレンパン(11)上に返されて再選別
され、排塵室(9)内に吹き上げられた塵埃は吸引排塵
ファン(19)に吸引され機外に排出されるのである。
また、扱室(1)の排稈がわに開口する送塵口(2)か
ら送出される送出物(未処理物を含む)は処理胴室
(3)に内装され矢印(ロ)方向に回転する処理胴
(4)によって終端がわに送られながら脱穀処理されて
漏下する処理物は揺動選別体(8)上に落下して選別さ
れ塵埃は吸引排塵ファン(19)に吸引され機外に排出
される。そして、処理胴室(3)から漏下しないものは
その終端がわからストロ−ラック(13)の上方に向け
て排出されるのである。
【0011】次に本発明の核心部分について、「図1」
と「図2」に示す第1実施例のものについて記載する
と、前記処理胴室(3)内に内装される処理胴(4)の
始端部周面にスパイラ−(5)が巻着され、また、この
始端部以降の残り周面には処理歯(6)が植設されてい
て、スパイラ−(5)を巻着した処理胴(4)の部分
(a)とこのスパイラ−(5)に続けて処理歯(6)が
植設されている処理胴(4)の一部分(b)とを前記の
送塵口(2)に対向させてのぞませている。そして、処
理歯(6)は「図2」のように螺旋状に処理胴(4)に
植設するとともに処理胴室(3)壁には切刃(24)が
取着されている。
と「図2」に示す第1実施例のものについて記載する
と、前記処理胴室(3)内に内装される処理胴(4)の
始端部周面にスパイラ−(5)が巻着され、また、この
始端部以降の残り周面には処理歯(6)が植設されてい
て、スパイラ−(5)を巻着した処理胴(4)の部分
(a)とこのスパイラ−(5)に続けて処理歯(6)が
植設されている処理胴(4)の一部分(b)とを前記の
送塵口(2)に対向させてのぞませている。そして、処
理歯(6)は「図2」のように螺旋状に処理胴(4)に
植設するとともに処理胴室(3)壁には切刃(24)が
取着されている。
【0012】したがって、前記の扱室(1)の排稈がわ
に開口する送塵口(2)から送出される送出物は矢印
(ロ)のように回転する処理胴(4)の送塵口(2)に
のぞむ部分(a)に巻着する一方のスパイラ−(5)に
よって処理胴室(3)内を(ハ)の如く奥がわに向けて
送り込まれ、他方送塵口(2)にのぞむ処理胴(4)の
部分(b)に植設された処理歯(6)の回転によって順
序よく処理胴室(3)内に取り込まれるのであって、特
に、この場合に送出物中に含まれるの長藁や穂切れなど
の長尺物を引っ掛けて取り込むから送塵口(2)縁の送
り込みがわ(c)部に引っ掛かることなく円滑に取り込
むようになり、螺旋状に植設する処理歯(6)の送り作
用と共働して奥がわに送りながら脱穀処理するのであ
る。
に開口する送塵口(2)から送出される送出物は矢印
(ロ)のように回転する処理胴(4)の送塵口(2)に
のぞむ部分(a)に巻着する一方のスパイラ−(5)に
よって処理胴室(3)内を(ハ)の如く奥がわに向けて
送り込まれ、他方送塵口(2)にのぞむ処理胴(4)の
部分(b)に植設された処理歯(6)の回転によって順
序よく処理胴室(3)内に取り込まれるのであって、特
に、この場合に送出物中に含まれるの長藁や穂切れなど
の長尺物を引っ掛けて取り込むから送塵口(2)縁の送
り込みがわ(c)部に引っ掛かることなく円滑に取り込
むようになり、螺旋状に植設する処理歯(6)の送り作
用と共働して奥がわに送りながら脱穀処理するのであ
る。
【0013】また、「図3」と「図4」に示す第2実施
例のものを説明すると、このものは処理胴室(3)に内
装する処理胴(4)の全周面に処理歯(6)を植設して
いるものであるが、その処理歯(6)のうち、送塵口
(2)にのぞむ処理胴(4)の部分(d)とこの送塵口
(2)から奥がわに若干入り込む処理胴(4)の部分
(e)に植設する処理歯(6)のものに「図4」のよう
にリ−ド角(α)をもたせかつ回転方向の処理歯(6)
とのピッチ(p)および隣設するものとの間隔(s)を
詰めて密植してある。なお、(24)は切刃であり、そ
の他の中程部から終端がわの処理歯(6)も螺旋状に植
設されている。
例のものを説明すると、このものは処理胴室(3)に内
装する処理胴(4)の全周面に処理歯(6)を植設して
いるものであるが、その処理歯(6)のうち、送塵口
(2)にのぞむ処理胴(4)の部分(d)とこの送塵口
(2)から奥がわに若干入り込む処理胴(4)の部分
(e)に植設する処理歯(6)のものに「図4」のよう
にリ−ド角(α)をもたせかつ回転方向の処理歯(6)
とのピッチ(p)および隣設するものとの間隔(s)を
詰めて密植してある。なお、(24)は切刃であり、そ
の他の中程部から終端がわの処理歯(6)も螺旋状に植
設されている。
【0014】このものの構成によれば、送塵口(2)か
ら送出される送出物を送塵口(2)にのぞむ処理胴
(4)の部分(d)に植設する処理歯(6)の(ロ)方
向の回転により引っ掛けて処理胴室(3)内に取り込み
長尺物を送塵口(2)縁の(c)部に引っ掛けて停滞さ
せることなく円滑に取り込むとともに、部分(e)の処
理歯(6)がリ−ド角(α)をもちかつピッチ(p)と
間隔(s)を詰めて密植されているので取り込んだもの
に引き続き送り作用を与えて処理胴室(3)の奥深く送
り込みながら以後第1実施例と同様にして脱穀処理する
のである。
ら送出される送出物を送塵口(2)にのぞむ処理胴
(4)の部分(d)に植設する処理歯(6)の(ロ)方
向の回転により引っ掛けて処理胴室(3)内に取り込み
長尺物を送塵口(2)縁の(c)部に引っ掛けて停滞さ
せることなく円滑に取り込むとともに、部分(e)の処
理歯(6)がリ−ド角(α)をもちかつピッチ(p)と
間隔(s)を詰めて密植されているので取り込んだもの
に引き続き送り作用を与えて処理胴室(3)の奥深く送
り込みながら以後第1実施例と同様にして脱穀処理する
のである。
【0015】さらに、前記の第1実施例に示す処理胴
(4)には、「図5」と「図6」のように、処理胴室
(3)壁に取着する切刃(24)の脇をよぎる切刃(2
5)を処理胴(4)の周面に固設してあって、処理胴室
(3)内における処理作用を一層向上させる手段が付与
されている。
(4)には、「図5」と「図6」のように、処理胴室
(3)壁に取着する切刃(24)の脇をよぎる切刃(2
5)を処理胴(4)の周面に固設してあって、処理胴室
(3)内における処理作用を一層向上させる手段が付与
されている。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、扱室
(1)の排稈側に開口する送塵口(2)からの送出物を
処理胴室(3)に送出して扱室(1)と処理胴室(3)
で脱穀処理するもので、処理胴室(3)に内装する処理
胴(4)の始端部周面にスパイラ−(5)を巻着し、残
り周面に処理歯(6)を植設して、スパイラ−(5)部
分とこのスパイラ−(5)に続く一部処理歯(6)部分
とを前記送塵口(2)にのぞませた構成のものにする
か、または、処理胴室(3)に内装する処理胴(4)の
周面に処理歯(6)を植設し、その処理歯(6)のう
ち、送塵口(2)にのぞむ部分およびこの送塵口(2)
から若干入り込む部分に植設するものにリ−ド角(α)
をもたせて密植した構成にしてあるから、扱室(1)の
送塵口(2)から処理胴室(3)内への送出物中に含ま
れる長藁や穂切れなどの長尺物が送塵口(2)縁に引っ
掛かることがなくその取り込みを円滑にしかつ処理胴室
(3)内の奥がわに順序よく送り込むようになって送り
作用を安定させ処理性能を向上することができたのであ
る。
(1)の排稈側に開口する送塵口(2)からの送出物を
処理胴室(3)に送出して扱室(1)と処理胴室(3)
で脱穀処理するもので、処理胴室(3)に内装する処理
胴(4)の始端部周面にスパイラ−(5)を巻着し、残
り周面に処理歯(6)を植設して、スパイラ−(5)部
分とこのスパイラ−(5)に続く一部処理歯(6)部分
とを前記送塵口(2)にのぞませた構成のものにする
か、または、処理胴室(3)に内装する処理胴(4)の
周面に処理歯(6)を植設し、その処理歯(6)のう
ち、送塵口(2)にのぞむ部分およびこの送塵口(2)
から若干入り込む部分に植設するものにリ−ド角(α)
をもたせて密植した構成にしてあるから、扱室(1)の
送塵口(2)から処理胴室(3)内への送出物中に含ま
れる長藁や穂切れなどの長尺物が送塵口(2)縁に引っ
掛かることがなくその取り込みを円滑にしかつ処理胴室
(3)内の奥がわに順序よく送り込むようになって送り
作用を安定させ処理性能を向上することができたのであ
る。
【図1】第1実施例における処理胴室の横断平面図であ
る。
る。
【図2】同例のものの処理歯を植設する処理胴部の展開
図である。
図である。
【図3】第2実施例における処理胴室の横断平面図であ
る。
る。
【図4】同例のものの処理胴の展開図である。
【図5】第1実施例のものの付属構成を示す横断平面図
である。
である。
【図6】同処理歯を植設する処理胴部の展開図である。
【図7】脱穀機全体の縦断側面図である。
【図8】同脱穀機全体の縦断面図である。
1 扱室 2 送塵口 3 処理胴室 4 処理胴 5 スパイラ− 6 処理歯 α リ−ド角
Claims (2)
- 【請求項1】 扱室(1)の排稈側に開口する送塵口
(2)からの送出物を処理胴室(3)に送出して扱室
(1)と処理胴室(3)で脱穀処理するもので、処理胴
室(3)に内装する処理胴(4)の始端部周面にスパイ
ラ−(5)を巻着し、残り周面に処理歯(6)を植設し
て、スパイラ−(5)部分とこのスパイラ−(5)に続
く一部処理歯(6)部分とを前記送塵口(2)にのぞま
せたことを特徴とする脱穀機の送塵物処理装置。 - 【請求項2】 扱室(1)の排稈側に開口する送塵口
(2)からの送出物を処理胴室(3)に送出して扱室
(1)と処理胴室(3)で脱穀処理するもので、処理胴
室(3)に内装する処理胴(4)の周面に処理歯(6)
を植設し、その処理歯(6)のうち、送塵口(2)にの
ぞむ部分およびこの送塵口(2)から若干入り込む部分
に植設するものにリ−ド角(α)をもたせて密植してあ
ることを特徴とする脱穀機の送塵物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33503692A JP3315740B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 脱穀機の送塵物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33503692A JP3315740B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 脱穀機の送塵物処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06153669A true JPH06153669A (ja) | 1994-06-03 |
JP3315740B2 JP3315740B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=18284028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33503692A Expired - Fee Related JP3315740B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 脱穀機の送塵物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3315740B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7811162B2 (en) | 2007-08-07 | 2010-10-12 | Cnh America Llc | Combine rotor assembly with progressive pitch element pattern |
CN105103801A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-02 | 新津县宝龙生态家庭农场 | 一种持续作业谷物脱粒机 |
CN105123136A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-09 | 新津县宝龙生态家庭农场 | 一种脱粒机 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP33503692A patent/JP3315740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7811162B2 (en) | 2007-08-07 | 2010-10-12 | Cnh America Llc | Combine rotor assembly with progressive pitch element pattern |
CN105103801A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-02 | 新津县宝龙生态家庭农场 | 一种持续作业谷物脱粒机 |
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Publication number | Publication date |
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JP3315740B2 (ja) | 2002-08-19 |
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