JPH06153273A - 通信方法と通信装置 - Google Patents

通信方法と通信装置

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JPH06153273A
JPH06153273A JP31662092A JP31662092A JPH06153273A JP H06153273 A JPH06153273 A JP H06153273A JP 31662092 A JP31662092 A JP 31662092A JP 31662092 A JP31662092 A JP 31662092A JP H06153273 A JPH06153273 A JP H06153273A
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JP
Japan
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information
equipment
control device
management device
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JP31662092A
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English (en)
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Yasuhiko Sato
靖彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の製造設備に対しても装置構成を簡素化す
ることによりコストダウンを図る。 【構成】情報管理装置Cから複数の製造設備Iのそれぞ
れに信号電源12を供給する信号電源線30を設けると
共に、前記情報管理装置Cと前記製造設備Iとの間に情
報信号を送受信する情報信号線31,32を分岐して架
設し、前記情報管理装置Cと前記複数の製造設備Iとの
間で、各種の情報を送受信する通信方法であり、目的と
する製造設備Iをアドレス設定手段21で選択し、前記
信号電源線30を介して、該製造設備Iにのみ信号電源
12を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数の製造設備
と情報管理装置との間で情報通信を行うための通信方法
と通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製造工程では、複数の製造設備と情報管
理装置などを情報通信網により接続して、情報管理装置
から各製造設備に情報を送信したり、あるいは、複数の
製造設備からの情報を一箇所に集約して製造設備の設備
管理や製品の生産管理を行うことが試みられている。
【0003】例えば、各製造設備に複数の接点信号の入
出力スイッチを設け、これらの各製造設備から離れた位
置に配備された情報管理装置に対し、これら複数の接点
信号を出力することにより、各製造設備の動作状況や故
障の発生状況を逐次遠隔位置から把握して、製造設備の
円滑な稼働や製品の生産状況などに対して迅速に対応す
るようにしている。
【0004】また、多数の製造設備と情報管理装置とを
情報通信網で接続することにより、情報管理装置から各
製造設備に対してタイムリーな指令情報を提供したり、
あるいは、各製造設備から現在の稼働状況や生産状況を
情報管理装置に送信することによって、製品の目標生産
数量を精度良く制御したり、あるいは、製造設備の故障
に対して迅速な対応を行うようにしている。
【0005】従来の通信方法としては、各製造設備と情
報管理装置との間にダイレクトな通信ケーブルを設ける
ことにより、各製造設備と情報管理装置との間でそれぞ
れ並行して通信を行う方法が知られている。また、複数
の接点信号をパラレル信号で取り込み、これをシリアル
信号に変換し、さらに、このシリアル信号を周波数変換
した後に、メタルケーブルなどによって目的とする製造
設備に出力する方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各製造
設備と情報管理装置との間でそれぞれ並行して通信を行
う通信方法では、情報が集約される情報管理装置側に必
要な入出力端子が製造設備の入出力端子の総和となるた
め、情報管理装置の構成が複雑になり、またコスト的に
も不利であった。しかも、通信ケーブルも製造設備の入
出力端子の総和だけ必要となるため、配線のレイアウ
ト、取り回しが複雑になり、そのため、製造設備のレイ
アウト変更を行う場合に改造自由度の点でネックとなっ
た。
【0007】一方、シリアル信号を用いた通信方法は、
パラレル信号をシリアル信号に変換したのち周波数変換
して送信する構成であるため、周波数変換回路および通
信制御回路が不可欠となり、部品点数が増加して、コス
ト的にも不利であった。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、複数の製造設備に対しても
装置構成を簡素化することによりコストダウンを図るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の通信方法は、情報管理装置から複数の製造
設備のそれぞれに信号電源を供給する信号電源線を設け
ると共に、前記情報管理装置と前記製造設備との間に情
報信号を送受信する情報信号線を分岐して架設し、前記
情報管理装置と前記複数の製造設備との間で、各種の情
報を送受信する通信方法において、 目的とする製造設
備を選択し、前記信号電源線を介して、該製造設備にの
み信号電源を供給することを特徴としている。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
の通信装置は、少なくとも信号電源と入出力部とを有す
る情報管理装置と、 少なくとも入出力部を有し製造設
備を制御する複数の設備制御装置と、 前記情報管理装
置と前記複数の設備制御装置との間に設けられ、前記情
報管理装置から前記複数の設備制御装置のそれぞれに前
記信号電源を供給する信号用電源線と、 前記情報管理
装置と前記設備制御装置との間に分岐して設けられ、情
報信号を送受信する情報用信号線と、 目的とする設備
制御装置を選択し、前記信号電源線を介して、該設備制
御装置にのみ信号電源を供給するアドレス設定手段とを
備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】例えば、ある特定の設備に指令信号を送信する
場合について説明すると、まず、情報管理装置の制御部
から、その目的とする設備制御装置に対応した信号電源
線に電源を供給するように制御信号を出力する。これに
より、その目的とする設備制御装置の入出力部に信号用
電源が供給されることになる。
【0012】ついで、情報管理装置の制御部から、送信
しようとする情報信号、すなわちON/OFF信号の組
み合せによって定められた情報を情報信号線を介して、
その目的とする設備制御装置の入力部に送信する。設備
制御装置の制御部は入力された情報信号を取り込み、こ
の情報信号に基づいてその設備を制御する。このような
情報信号の送信は、例えば、各設備の自動起動や自動停
止などの操作に用いられる。
【0013】逆に、情報管理装置側で、ある特定の設備
の稼働状況などを検証したい場合には、まず、情報管理
装置の制御部から、その目的とする設備制御装置に対応
した信号電源線に電源を供給するように制御信号を出力
する。これにより、その目的とする設備制御装置の入出
力部に信号用電源が供給されることになる。
【0014】すると、設備制御装置の出力側端子に出力
されている情報信号が、情報信号線を介して、情報管理
装置の入力側端子に入力されることになる。情報管理装
置の制御部は入力された情報信号を取り込み、この情報
信号をCPUで演算処理する。このような情報信号の受
信は、例えば、各設備の故障状況の把握などの操作に用
いられる。
【0015】
【実施例】本発明の通信方法および通信装置について、
好ましい一実施例を挙げ、図面に基づいて具体的に説明
する。図1は本発明の一実施例に係る通信装置の要部を
示す回路構成図、図2は同実施例に係る通信装置の全体
を示す構成図、図3は同実施例に係る情報管理装置用ボ
ードを示す構成図、図4は同実施例に係る設備制御装置
用ボードを示す構成図である。
【0016】本実施例の通信装置は、例えば、図2に示
すように、製品の生産状況や製造設備の稼働状況を集中
管理する情報管理装置Cと、製造工程に配備された複数
の製造設備I(設備1〜設備3)との間で、これら製品
の生産状況に関する情報や製造設備の稼働状況に関する
情報を送受信する場合に用いられる。
【0017】情報管理装置Cは、CPUを有する制御部
1と入出力部2とを備えており、制御部1で演算処理さ
れた指令信号を入出力部2を介して目的とする製造設備
Iに出力する。また、製造設備Iからの各種情報を入出
力部2を介して取り込み、これを制御部1で演算処理す
る。
【0018】図1に示す「9」は、情報信号を送受信す
る際に用いられる信号電源12を供給するための電源用
端子台であり、これらの各端子台9(S1〜Sn)には
それぞれ信号電源線30が接続され、各信号電源線30
は各製造設備Iに対応して連結されている。具体的に
は、n台の製造設備Iが存在する場合はn個の端子台9
(S1〜Sn)が設けられ、各端子台から情報管理装置
用ボードAと設備制御装置用ボードBとを介して、製造
設備Iの動作を司る設備制御装置Dに結線されている。
したがって、情報管理装置Cに設けられた内部回路3を
操作することにより、リレー4を介して電源12を供給
したい製造設備Iを一つだけ選択できるようになってい
る。
【0019】さらに具体的に説明すれば、図1に示すよ
うに、情報管理装置Cの端子台S1は、ケーブルEに設
けられた信号電源線30を介して情報管理装置用ボード
Aの端子台13に接続され、さらに、情報管理装置用ボ
ードAのコネクタ16から、ケーブルFに設けられた信
号電源線30を介して第1の製造設備(図2参照、設備
1)に対応した設備制御装置用ボードBのコネクタ17
に接続されている。さらに、ケーブルGに設けられた信
号電源線30を介して、この第1の製造設備の設備制御
装置DのCOM側に接続されている。第1の製造設備の
設備制御装置Dには、セレクトスイッチ(アドレス設定
手段)21が設けられており、第1の設備制御装置に対
して電源12を供給できる位置(図1に示す「1」の位
置)が選択されている。
【0020】一方、情報管理装置Cの端子台S2は、ケ
ーブルEに設けられた信号電源線30を介して情報管理
装置用ボードAの端子台13に接続され、さらに、情報
管理装置用ボードAのコネクタ16から、ケーブルFに
設けられた信号電源線30を介して第1の製造設備(図
2参照)に対応した設備制御装置用ボードBを通過した
のち、第2の製造設備に対応した設備制御装置用ボード
Bのコネクタ17に接続されている。
【0021】さらに、ケーブルG2 に設けられた信号電
源線30を介して、この第2の製造設備の設備制御装置
DのCOM側に接続されている。第2の製造設備の設備
制御装置Dにも、第1の製造設備の設備制御装置Dと同
様に、セレクトスイッチ(アドレス設定手段)21が設
けられており、この場合は、第2の設備制御装置Dに対
して電源12を供給できる位置(図1に示す「2」の位
置)が選択されている。
【0022】以下同様にして、情報管理装置Cの端子台
Snは、ケーブルEに設けられた信号電源線30を介し
て情報管理装置用ボードAの端子台13に接続され、さ
らに、第1〜第(n−1)の製造設備Iに対応した設備
制御装置用ボードBをそれぞれ通過したのち、第nの製
造設備Iに対応した設備制御装置用ボードBのコネクタ
17を介して、この第nの製造設備の設備制御装置Dの
COM側に接続されている。
【0023】第nの製造設備Iの設備制御装置Dにも、
セレクトスイッチ(アドレス設定手段)21が設けられ
ており、この場合は、第nの設備制御装置Iに対して電
源12を供給できる位置(図1に示す「n」の位置)が
選択されている。
【0024】図1に示す「10」は情報信号を情報管理
装置Cから各設備制御装置Dへ出力するための端子台で
あり、一端が供給電源12に接続され、他端のそれぞれ
は情報管理装置用ボードAを介して設備制御装置用ボー
ドBに接続され、さらに設備制御装置Dの入力側端子台
22に接続されている。
【0025】具体的には、n台の製造設備Iが存在する
場合はn個の端子台(O1〜On)が設けられ、各端子
台10(O1〜On)から情報管理装置用ボードAと設
備制御装置用ボードBとを介して各設備制御装置Dに対
し、いわゆるマルチドロップ方式で結線されている。し
たがって、情報管理装置Cと各設備制御装置Dとを結ぶ
電線の本数はn本で足りることになる。
【0026】さらに具体的に説明すれば、図1に示すよ
うに、情報管理装置の端子台O1は、ケーブルEに設け
られた情報信号線31を介して、情報管理装置用ボード
Aの端子台14に接続され、さらに、第1の製造設備
(図2参照、設備1)に対応した設備制御装置用ボード
Bのコネクタ17および端子台19を介して、この第1
の製造設備の設備制御装置Dの端子台22に接続されて
いる。
【0027】一方、情報管理装置の端子台O2は、ケー
ブルEに設けられた情報信号線31を介して情報管理装
置用ボードAの端子台14に接続され、さらに、第1の
製造設備(図2参照)に対応した設備制御装置用ボード
Bを通過したのち、第2の製造設備に対応した設備制御
装置用ボードBのコネクタ17を介して、この第2の製
造設備の設備制御装置Dの端子台22に接続されてい
る。
【0028】以下同様にして、情報管理装置の端子台S
nは、情報管理装置用ボードAの端子台14に接続さ
れ、さらに、第1〜第(n−1)の製造設備に対応した
設備制御装置用ボードBをそれぞれ通過したのち、第n
の製造設備に対応した設備制御装置用ボードBのコネク
タ17を介して、この第nの製造設備の設備制御装置D
の端子台22に接続されている。
【0029】なお、設備制御装置Dの端子台22に入力
した信号は、リレー25を介して内部回路24に至り、
この入出力部28から制御部29のCPUで演算処理さ
れるようになっている。
【0030】また、図1に示す「11」は各設備制御装
置Dから出力された情報信号を情報管理装置Cへ入力す
るための端子台であり、一端が供給電源12に接続さ
れ、他端のそれぞれは情報管理装置用ボードAを介して
設備制御装置用ボードBに接続され、さらに設備制御装
置Dの出力側端子台23に接続されている。
【0031】具体的には、n台の製造設備Iが存在する
場合はn個の端子台(I1〜In)が設けられ、各端子
台11(I1〜In)から情報管理装置用ボードAと設
備制御装置用ボードBとを介して各設備制御装置Dに対
し、いわゆるマルチドロップ方式で結線されている。し
たがって、情報管理装置Cと各設備制御装置Dとを結ぶ
電線の本数はn本で足りることになる。
【0032】さらに具体的に説明すれば、図1に示すよ
うに、情報管理装置の端子台I1は、ケーブルEに設け
られた情報信号線32を介して、情報管理装置用ボード
Aの端子台15に接続され、さらに、第1の製造設備
(図2参照、設備1)に対応した設備制御装置用ボード
Bのコネクタ17および端子台20を介して、この第1
の製造設備の設備制御装置Dの端子台23に接続されて
いる。
【0033】一方、情報管理装置の端子台I2は、ケー
ブルEに設けられた情報信号線32を介して情報管理装
置用ボードAの端子台15に接続され、さらに、第1の
製造設備(図2参照)に対応した設備制御装置用ボード
Bを通過したのち、第2の製造設備に対応した設備制御
装置用ボードBのコネクタ17および端子台20を介し
て、この第2の製造設備の設備制御装置Dの端子台23
に接続されている。
【0034】以下同様にして、情報管理装置の端子台I
nは、情報管理装置用ボードAの端子台15に接続さ
れ、さらに、第1〜第(n−1)の製造設備に対応した
設備制御装置用ボードBをそれぞれ通過したのち、第n
の製造設備に対応した設備制御装置用ボードBのコネク
タ17および端子台20を介して、この第nの製造設備
の設備制御装置Dの端子台23に接続されている。
【0035】なお、設備制御装置Dの制御部29からの
情報信号は、内部回路26およびリレー27を介して端
子台23から出力され、この情報信号が情報管理装置の
端子台11に入力されると、リレー8を介して内部回路
7に至り、この入出力部2から制御部1のCPUで演算
処理されるようになっている。
【0036】このような情報信号の通信に必要な情報信
号線31,32の本数nは、目的とする通信に応じて種
々に選択することができるが、各線による信号はON/
OFF信号、すなわち「0」または「1」の信号で構成
されることから、種々に組み合わせて多数の信号を送受
信することができる。
【0037】図3は情報管理装置用ボードAの構成を示
す図であり、情報管理装置Cの入出力部2との接続を行
う端子台13,14,15と設備制御装置用ボードBと
の接続を行うコネクタ16が示されているが、接続に要
する具体的構成は特に本実施例にのみ限定されることは
ない。したがって、全ての接続を端子台により構成して
も良いし、逆に全ての接続をコネクタにより構成するこ
とも可能である。
【0038】同様に、図4は設備制御装置用ボードBの
構成を示す図であり、情報管理装置用ボードAとの接続
を行うコネクタ17、次の工程に配備された設備制御装
置用ボードBとの接続を行うコネクタ18、および該工
程の設備制御装置Dの入出力部28との接続を行う端子
台22,23が示されているが、このボードBについて
も、接続に要する具体的構成は特に本実施例にのみ限定
されることはない。したがって、全ての接続を端子台に
より構成しても良いし、逆に全ての接続をコネクタによ
り構成することも可能である。
【0039】次に作用を説明する。図2に示すように配
備された複数の製造設備I,I…に対し、一つの情報管
理装置Cから種々の指令信号を与える場合には、以下の
ように機能する。すなわち、例えば、第1の設備(図2
に示す設備1)に指令信号を送信する場合について説明
すると、まず、情報管理装置Cの制御部1から入出力部
2の内部回路3に対し、端子台S1に電源12を供給す
るように制御信号を出力する。内部回路3の作動によっ
てリレー4を介して電源12と端子台S1とが導通し、
これにより第1の設備制御装置の入出力部28に信号用
電源12が供給されることになる。
【0040】ついで、情報管理装置Cの制御部1から内
部回路5を制御して、送信しようとする情報信号を出力
側端子台10に出力する。これにより、出力側端子台O
1〜OnそれぞれのON/OFF信号の組み合せによっ
て定められた情報が、ケーブルE,F,Gに設けられた
情報信号線31を介して、その第1の設備制御装置の入
力側端子台22に入力される。設備制御装置Dの制御部
29は内部回路24を制御して端子台22に入力された
情報信号を取り込み、この情報信号に基づいて第1の設
備Iを制御する。このような情報信号の送信は、例え
ば、各設備の自動起動や自動停止などの操作に用いられ
る。
【0041】逆に、情報管理装置側で、ある特定の設備
の稼働状況などを検証したい場合には、以下のようにし
て行う。すなわち、例えば、第1の設備(図2に示す設
備1)からの情報信号(例えば、正常運転中か否か)を
受信する場合について説明すると、まず、情報管理装置
Cの制御部1から入出力部2の内部回路3に対し、端子
台S1に電源12を供給するように制御信号を出力す
る。内部回路3の作動によってリレー4を介して電源1
2と端子台S1とが導通し、これにより第1の設備制御
装置の入出力部28に信号用電源12が供給されること
になる。
【0042】すると、設備制御装置Dの出力側端子台2
3に出力されている情報信号が、ケーブルE,F,Gに
設けられた情報信号線32を介して、情報管理装置Cの
入力側端子台11に入力されることになる。そして、情
報管理装置Cの制御部1は内部回路7を制御して端子台
11に入力された情報信号を取り込み、この情報信号を
CPUで演算処理する。このような情報信号の受信は、
例えば、各設備の故障状況の把握などの操作に用いられ
る。
【0043】以上説明した実施例は、本発明の理解を容
易にするために記載されたものであって、本発明を限定
するために記載されたものではない。したがって、上述
した実施例に開示された各要素は、本発明の技術的範囲
に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0044】
【発明の効果】本発明の通信方法および通信装置は、目
的とする製造設備あるいは設備制御装置を選択し、信号
電源線を介して、選択された製造設備あるいは設備制御
装置にのみ信号電源を供給するようにしているので、情
報用信号線をいわゆるマルチドロップ方式で結線しても
所望の送受信を行うことができる。その結果、情報信号
線の配線数を削減することができ、通信装置のコストダ
ウンや設備改造時の自由度が高まることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信装置の要部を示す
回路構成図である。
【図2】同実施例に係る通信装置の全体を示す構成図で
ある。
【図3】同実施例に係る情報管理装置用ボードを示す構
成図である。
【図4】同実施例に係る設備制御装置用ボードを示す構
成図である。
【符号の説明】
1,29…制御部 2,28…入出力部 3,5,7,24,26…内部回路 4,6,8,25,27…リレー 9,10,11,13,14,15,19,20,2
2,23…端子台 12…電源 16,17,18…コネクタ 21…セレクトスイッチ(アドレス設定手段) 30…信号電源線 31,32…情報信号線 A…情報管理装置用ボード B…設備制御装置用ボード C…情報管理装置 D…設備制御装置 E,F,G…ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報管理装置(C)から複数の製造設備
    (I)のそれぞれに信号電源を供給する信号電源線(3
    0)を設けると共に、前記情報管理装置(C)と前記製
    造設備(I)との間に情報信号を送受信する情報信号線
    (31,32)を分岐して架設し、前記情報管理装置
    (C)と前記複数の製造設備(I)との間で、各種の情
    報を送受信する通信方法において、 目的とする製造設備(I)を選択し、前記信号電源線
    (30)を介して、該製造設備(I)にのみ信号電源
    (12)を供給することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】少なくとも信号電源(12)と入出力部
    (2)とを有する情報管理装置(C)と、 少なくとも入出力部(28)を有し製造設備(I)を制
    御する複数の設備制御装置(D)と、 前記情報管理装置(C)と前記複数の設備制御装置
    (D)との間に設けられ、前記情報管理装置(C)から
    前記複数の設備制御装置(D)のそれぞれに前記信号電
    源(12)を供給する信号用電源線(30)と、 前記情報管理装置(C)と前記設備制御装置(D)との
    間に分岐して設けられ、情報信号を送受信する情報用信
    号線(31,32)と、 目的とする設備制御装置(D)を選択し、前記信号電源
    線(30)を介して、該設備制御装置(D)にのみ信号
    電源(12)を供給するアドレス設定手段(21)とを
    備えたことを特徴とする通信装置。
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