JPH0615310Y2 - キースイッチ回路 - Google Patents

キースイッチ回路

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JPH0615310Y2
JPH0615310Y2 JP1988076807U JP7680788U JPH0615310Y2 JP H0615310 Y2 JPH0615310 Y2 JP H0615310Y2 JP 1988076807 U JP1988076807 U JP 1988076807U JP 7680788 U JP7680788 U JP 7680788U JP H0615310 Y2 JPH0615310 Y2 JP H0615310Y2
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JP
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key switch
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diode
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祐一 永田
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、カーステレオ等に用いられるキースイッチ
回路に係わり、特に、キースイッチを制御用のマイクロ
コンピュータに接続する場合等に用いて好適なキースイ
ッチ回路に関する。
[従来の技術] 第3図は従来のこの種のキースイッチ回路の構成例を示
し回路図であり、この図において、1はマイクロコンピ
ュータである。このマイクロコンピュータ1において、
D1〜D3はキースイッチをスキャンするためのキース
キャン信号(パルス信号)が繰り返し出力されるスキャ
ン信号出力端子、K1〜K3はキースイッチのオン/オ
フ情報を入力するためのオン/オフ情報入力端子であ
る。ここで、上述したキースキャン信号は、例えば第4
図に示すように、波高値が5V、周期が数msec〜数10
0msecの信号である。そして、このマイクロコンピュー
タ1がプリント基板に取り付けられ、端子D1〜D3,
K1〜K3が各々プリント基板のパターン2を介して基
板コネクタ3に接続されている。また、この基板コネク
タ3はフラットケーブル4等を介して装置のケースに取
り付けられたコネクタ5に接続され、このコネクタ5に
ケーブル6を介してキーボード7の各キースイッチ8,
8……が接続されている。
このような構成において、マイクロコンピュータ1はス
キャン信号出力端子D1〜D3から、常時、繰り返しキ
ースキャン信号を出力し、かつ、このキースキャン信号
に同期してオン/オフ情報入力端子K1〜K3の信号を
チェックし、各キースイッチ8のオン/オフ状態を検出
する。
ところで、上述した従来のキースイッチ回路にあって
は、プリント基板のパターン2,フラットケーブル4,
ケーブル6に、繰り返し0V〜5Vの間で変化するパル
ス電圧が生じ、このため、プリント基板のパターン2に
隣接する他のパターン、フラットケーブル4の走行経路
近傍の他の配線,部品あるいはシャーシ等に雑音が誘導
され、この結果、キースイッチ回路が設けられている装
置(例えば、カーステレオ)のS/Nを劣化させる問題
があった。
そこで、この考案の考案者は、上述した誘導雑音の発生
を極めて小とすることができるキースイッチ回路とし
て、第5図に示す回路を考案した。このキースイッチ回
路において、11〜13はダイオードであり、これらの
ダイオード11〜13の各アノードは短い配線を介して
マイクロコンピュータ1のスキャン信号出力端子D1〜
D3に接続され、各カソードは出力側接続線14の一端
に接続され、この出力側接続線14の他端部にキーボー
ド7の各キースイッチ8の一端が接続されている。15
〜17は各々プルアップ抵抗であり、これらのプルアッ
プ抵抗15〜17の一端が各々ダイオード11〜13の
各カソードに接続され、他端が各々正電源端子18に接
続されている。19は入力側接続線であり、その一端が
マイクロコンピュータ1のオン/オフ情報入力端子K1
〜K3に接続され、その他端部が各キースイッチ8の他
端に接続されている。20〜22は抵抗であり、これら
の抵抗20〜22の各一端が各々オン/オフ情報入力端
子K1〜K3に接続され、各他端が接地されている。
このような構成によれば、キースイッチ8がオンとなら
ない限り、各ダイオードの他端に接続された出力側接続
線14は、常時、一定電圧Vddにあり、したがって、こ
の出力側接続線14の周囲の配線や回路部品に雑音を誘
導することがない。また、制御回路からダイオード11
〜13までは短い配線によって接続されており、したが
って、この配線が周囲の部品に誘導雑音を発生させるこ
とはほとんどない。
「考案が解決しようとする問題点」 上述したように、第5図のキースイッチ回路によれば、
キースイッチ8がオフである限り、出力側接続線14の
周囲の配線や回路部品に雑音を誘導することがない。し
かしながら、キーボード7の構成として、キースイッチ
8のいずれかを、第6図に示すように、ダイオード25
によって常時オン状態とする場合があり、このような場
合、第3図の回路と同様に、出力側接続線14に常時キ
ースキャン信号に基づくパルス電圧が生じ、したがっ
て、出力側接続線14の周囲の配線あるいは部品に雑音
信号を誘導する。
そこでこの考案は、キースイッチがオフである場合はも
ちろん、キースイッチが常時オンとされるような場合に
おいても、キースキャン信号に基づく誘導雑音の発生を
極めて小さくすることができるキースイッチ回路を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、キースキャン信号が繰り返し出力される複
数の出力端子と、キースイッチ群を構成する各キースイ
ッチのオン/オフ情報を入力するための入力端子とを有
する制御回路に接続されるキースイッチ回路において、
前記制御回路近傍に設けられる抵抗であって、一端は前
記キースイッチと前記出力端子とを接続する出力側接続
線に接続されるとともに、他端には所定電圧が常時印加
されるプルアップ抵抗と、前記制御回路近傍に設けられ
る抵抗であって、一端は前記キースイッチと前記入力端
子とを接続する入力側接続線に接続されるとともに、他
端は接地されるプルダウン抵抗と、前記プルアップ抵抗
および前記出力端子間の出力側接続線に、アノードが出
力端子側となるように介挿される出力側ダイオードとを
設け、 上記キースイッチ群のうち常時短絡されるキースイッチ
を、 前記制御回路近傍に設けられる回路であって、アノード
が前記出力端子および前記出力側ダイオード間の出力側
接続線に接続されるとともに、カソードが上記キースイ
ッチ群および前記プルダウン抵抗間の入力側接続線に接
続される短絡ダイオードと、該短絡ダイオードおよび上
記キースイッチ群間の入力側接続線にカソードが短絡ダ
イオード側となるように介挿される入力側ダイオードと
からなる短絡回路によって構成することを特徴としてい
る。
[作用] 上記構成によれば、プルアップ抵抗が入力側接続線に接
続されるため、キースイッチがオフである場合、このキ
ースイッチおよび出力側ダイオード間の出力側接続線は
所定電圧一定となる。すなわち、キースイッチがオフで
ある場合、キースキャン信号に基づく誘導雑音の発生が
極めて小さくなる。また、常時短絡されるキースイッチ
を構成する短絡回路が制御回路近傍に設けられるため、
キースキャン信号に基づくパルス電圧は短絡回路に発生
し、短絡回路およびキースイッチ間の出力側接続線およ
び入力側接続線には発生しない。すなわち、キースイッ
チが常時オンとされるような場合、キースキャン信号に
基づく誘導雑音の発生が極めて小さくなる。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す回路図であ
り、この図において第6図の各部に対応する部分には同
一の符号を付し、その説明を省略する。第1図に示すキ
ースイッチ回路が第6図に示す回路と異なる点は、第6
図のキースイッチ短絡用のダイオード25が除去され、
代わりに、マイクロコンピュータ1のスキャン信号出力
端子D3とオン/オフ情報入力端子K2とを最短距離で
短絡する短絡回路27が設けられている点である。ここ
で、短絡回路27はダイオード28および29から構成
され、ダイオード28のアノードはマイクロコンピュー
タ1のスキャン信号出力端子D3に接続され、カソード
はオン/オフ情報入力端子K2に接続され、ダイオード
29のカソードは同端子K2に接続され、アノードは入
力側接続線19の一端に接続されている。
しかして、上記の構成によれば、第6図のダイオード2
5と同一のキースイッチ短絡効果が得られ、しかも、各
キースイッチ8がオフ状態にある限り、出力側接続線1
4が一定電圧Vddにあって、周囲の配線,部品に雑音信
号を誘導することがない。
次に、第2図は上記実施例の変形例を示す回路図であ
り、第1図の回路はオン/オフ情報入力端子K1〜K3
がアクティブハイ入力端子であったが、この変形例は端
子K1〜K3がアクティブロウ入力端子となっている。
この結果、この変形例においては、ダイオード11〜1
3,28,29の方向が逆となっており、また、抵抗1
5〜17の共通接続点が接地に、抵抗20〜22の共通
接続点が正電源端子18に各々接続されている。そし
て、この変形例においても、第1図の実施例と同様の効
果が得られる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、プルアップ抵
抗が入力側接続線に接続されるため、キースイッチがオ
フである場合、このキースイッチおよび出力側ダイオー
ド間の出力側接続線は所定電圧一定となる。したがっ
て、キースイッチがオフである場合、キースキャン信号
に基づく誘導雑音の発生が極めて小さくすることができ
る。また、常時短絡されるキースイッチを構成する短絡
回路が制御回路近傍に設けられるため、キースキャン信
号に基づくパルス電圧は短絡回路に発生し、短絡回路お
よびキースイッチ間の出力側接続線および入力側接続線
には発生しない。したがって、キースイッチが常時オン
とされるような場合、キースキャン信号に基づく誘導雑
音の発生を極めて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は同実施例の変形例を示す回路図、第3図は従来のキ
ースイッチ回路の構成例を示す回路図、第4図はスキャ
ン信号出力端子D1〜D3から出力されるキースキャン
信号の一例を示す波形図、第5図は第3図の回路の改良
例を示す回路図、第6図は第5図の回路の問題点を説明
するための回路図である。 1……マイクロコンピュータ(制御回路)、8……キー
スイッチ、27……短絡回路、D1〜D3……スキャン
信号出力端子、K1〜K3……オン/オフ情報入力端
子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キースキャン信号が繰り返し出力される複
    数の出力端子と、キースイッチ群を構成する各キースイ
    ッチのオン/オフ情報を入力するための入力端子とを有
    する制御回路に接続されるキースイッチ回路において、 前記制御回路近傍に設けられる抵抗であって、一端は前
    記キースイッチと前記出力端子とを接続する出力側接続
    線に接続されるとともに、他端には所定電圧が常時印加
    されるプルアップ抵抗と、 前記制御回路近傍に設けられる抵抗であって、一端は前
    記キースイッチと前記入力端子とを接続する入力側接続
    線に接続されるとともに、他端は接地されるプルダウン
    抵抗と、 前記プルアップ抵抗および前記出力端子間の出力側接続
    線に、アノードが出力端子側となるように介挿される出
    力側ダイオードとを設け、 上記キースイッチ群のうち常時短絡されるキースイッチ
    を、 前記制御回路近傍に設けられる回路であって、アノード
    が前記出力端子および前記出力側ダイオード間の出力側
    接続線に接続されるとともに、カソードが上記キースイ
    ッチ群および前記プルダウン抵抗間の入力側接続線に接
    続される短絡ダイオードと、該短絡ダイオードおよび上
    記キースイッチ群間の入力側接続線にカソードが短絡ダ
    イオード側となるように介挿される入力側ダイオードと
    からなる短絡回路によって構成することを特徴とするキ
    ースイッチ回路。
  2. 【請求項2】前記出力側、短絡および入力側ダイオード
    の向きを逆転させるとともに、前記プルアップ抵抗の他
    端は接地され、前記プルダウン抵抗の他端には所定電圧
    が印加されてなることを特徴とする第1請求項に記載の
    キースイッチ回路。
JP1988076807U 1988-06-09 1988-06-09 キースイッチ回路 Expired - Lifetime JPH0615310Y2 (ja)

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