JPS5912843Y2 - ドライバユニツトの短絡保護回路 - Google Patents

ドライバユニツトの短絡保護回路

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JPS5912843Y2
JPS5912843Y2 JP1206678U JP1206678U JPS5912843Y2 JP S5912843 Y2 JPS5912843 Y2 JP S5912843Y2 JP 1206678 U JP1206678 U JP 1206678U JP 1206678 U JP1206678 U JP 1206678U JP S5912843 Y2 JPS5912843 Y2 JP S5912843Y2
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JP
Japan
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transistor
short
circuit
circuit protection
transistors
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Expired
Application number
JP1206678U
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JPS54115807U (ja
Inventor
慶一 水口
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2芯専用線を用いて遠隔制御を行う場合等に
制御信号その他の信号を正負電圧のパルスとして送出す
るドライバユニットを回線短絡から保護するドライバユ
ニットの短絡保護回路に関し、出力部のソース用および
シンク用の両トランジスタのうちいずれか一方のトラン
ジスタの短絡保護用のトランジスタをダイオードに置き
換えることにより部品コストを低減して組立性を良好と
したドライバユニットの短絡保護回路を提供することを
目的とするものである。
第1図は従来のドライバユニット及びその短絡保護回路
の回路図を示すものであって、図示実施例においてソー
ス用及びシンク用の出力部は夫々パワートランジスタ1
,2と駆動トランジスタ12、13をダーリントン接続
して構成されており、ソース側回路はNPN)ランジス
タで、シンク側回路はPNP)ランジスタで夫々構成さ
れている。
令弟1図回路が正常動作しているとすると、ロジック信
号発生回路14は例えば第2図タイムチャートのaに示
すような出力信号を生じ、これがドライブトランジスタ
15のベースに印加されてこのトランジスタ15のコレ
クタ電圧は第2図すのように変化することになる。
そこでこのドライブトランジスタ15がオンになったと
きを考えると、このオン動作によりスライド駆動用のト
ランジスタ4がオンされ、ソース側のダーリントン回路
を構成するトランジスタ12,1もオンになり、端子1
6゜17のうち非アース側の端子16の対アース電圧は
正極側電源電圧に等しい+EVとなる。
またドライブトランジスタ15がオフになると、前記各
トランジスタ4.12. 1も全てオフになり、一方電
圧シフト用のトランジスタ18はレベルシフト用ツェナ
ーダイオード19によりベース印加電圧がレベルシフト
された状態で常時オンになるようにバイアスされている
ため、上記のようにドライブトランジスタ15がオフに
なると、シンク側のダーリントン回路を構成するトラン
ジスタ13,2がオンになり、端子16の対アース電圧
は負極側電源電圧に等しい−Evとなる。
かくて端子16の電圧は対アース電圧に対して第2図C
のように変化し、この正負両極性電圧信号が端子16,
17に接続される伝送線5,6により送出されることに
なる。
ところでこの第1図従来例回路において伝送線5,6端
末の負荷が短絡すると、伝送線5,6に大電流が流れる
と、電流検出用としてパワトランジスタ1.2のエミッ
タに並列接続した抵抗7,8に大き゛な電圧が生じて短
絡保護用のトランジスタ11゜20を充分ドライブでき
るようになり、従ってこれらトランジスタ11.20が
オンされ、トランジスタ4のコレクタからトランジスタ
12のベースに至るバイアス電流及び、トランジスタ1
8のコレクタからトランジスタ13のベースに至るバイ
アス電流が大巾に制限されることになるものであり、こ
のためパワートランジスタ1,2の各出力電流は一定値
に抑えられてこれらトランジスタ1,2が保護されるこ
とになる。
図中21,22は分圧抵抗である。
ところがかかる従来例回路においては、トランジスタ1
1.20を用いて短絡保護回路部を構成しているため、
小電流でパワートランジスタ1゜2のバイアス電流を制
御できる利点を有するのであるが、反面ソース用とシン
ク用との両方のパワートランジスタ1,2を保護するた
め、夫々別個の短絡保護用のトランジスタ11.20を
必要とし、部品点数が多くなって部品コストが高くなり
、また回路構成が複雑になって組立が難しくなるという
問題があった。
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、以下
本考案を実施例図により詳述する。
第3図は本考案の一実施例回路を示すものであって、ソ
ース用のトランジスタ1の短絡保護回路部としては、短
絡保護用のトランジスタ11のベースを、電流検出用の
抵抗7の両端電圧を分圧抵抗21で分圧した電圧により
制御するようにして第1図従来例と同様の回路を構成し
、シンク用のトランジスタ2の短絡保護回路部を形成す
るために、上記トランジスタ11のコレクタエミッタ間
に限流用の抵抗7,21を介して逆並列に短絡保護用の
ダイオード9を付加接続して構成したものであり、他は
第1図従来例と同様の構成を有し、従って正常時の動作
も第1図従来例と同様の動作を行なうことになるもので
ある。
令弟3図回路において負荷が短絡を生じたとき、ソース
側のパワートランジスタ1が動作しているものとすると
、このときの短絡電流は第3図中1点鎖線のように流れ
、ソース側の電流検出用の抵抗7両端に短絡検知電圧を
発生し、第1図従来例と同様にこの電圧が分圧抵抗21
で分圧されてトランジスタ11のベースバイアス電圧が
与えられることによりこのトランジスタ11がオンされ
、このためトランジスタ1の電流が大巾に制限されて短
絡保護が行なわれることになる。
一方シンク用のトランジスタ2が動作しているときに、
負荷が短絡を生じた場合においては、第3図の破線に示
すように端子16から抵抗8、トランジスタ2.13を
介してトランジスタ18のコレクタに至る第1の電流経
路と、端子16から抵抗7,21.ダイオード9、およ
びダイオード列3゛を介してトランジスタ18のコレク
タに至る第2の電流経路とが生じることになり、この両
軍流経路のうちダイオード列3を通る側の経路の端子1
6に対する電圧降下が、電流制限用の抵抗8よりトラン
ジスタ2.13のエミッタ・ベースを通る側の経路の端
子16に対する電圧降下より小さくなるとき、ダーリン
トン接続されたトランジスタ2,13は逆バイアスされ
ることになるため、トランジスタ2,13は完全にオン
になることができずに抵抗8の両端に発生する電圧によ
り制限されることになる。
またシンク側のトランジスタ2,13の動作時に負荷の
短絡が生じていない場合においては端子16の電圧は電
源電圧−Eとほぼ同程度となっているので、上記第2の
電流経路にはダイオード列3の順方向電圧降下があるた
めにほとんど電流が流れず、したがって正常時の動作に
支障を来たすことはないものである。
本考案は以上のように構成されており、NPNとPNP
との1対のコレクタ接地したトランジスタによりソース
用及びシンク用の出力部を形成し、これら両トランジス
タのベース間を複数個の直列接続されたダイオード列で
接続するようにしたドライバユニットにおいて、出力部
の両トランジスタのエミッタを夫々抵抗を介して非アー
ス側の伝送線に接続し、出力部の一方の極性のトランジ
スタのベースと非アース側の伝送線とに夫々コレクタと
エミッタとを接続した短絡保護用のトランジスタをこの
極性側の出力部のトランジスタのエミッタに接続された
抵抗の短絡時降下電圧で作動させる一方の極性のトラン
ジスタの短絡保護回路部を形成するとともに、上記短絡
保護用のトランジスタのコレクタエミッタ間に限流抵抗
を介して逆並列接続した短絡保護用のダイオードと前記
ダイオード列とにより他方の極性のトランジスタの短絡
保護回路部を形成するようにしたものであるから、出力
部のソース用およびシンク用の両トランジスタについて
従来のようにそれぞれ短絡保護用のトランジスタを設け
る必要がなく、いずれか一方のトランジスタをダイオー
ドに置き換えることができるものであり、これによって
回路構成が簡単になって組立が容易になり、また部品コ
ストも低減することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は同上の動作説明図、
第3図は本考案の一実施例の回路図であり、1,2は出
力用のトランジスタ、3はダイオード列、4はスライド
駆動用のトランジスタ、5゜6は伝送線、7,8は電流
検出用の抵抗、9は短絡保護用のダイオード、11は短
絡保護用のトランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. NPNとPNPとの1対のコレクタ接地したトランジス
    タによりソース用及びシンク用の出力部を形成し、これ
    ら両トランジスタのベース間を複数個の直列接続された
    ダイオード列で接続してこのダイオード列を別のスライ
    ド駆動用のトランジスタにより正負電源間でスライドさ
    せることにより前記出力部の両トランジスタを交互にス
    イッチング動作させ正負電圧のパルスを交互に伝送線に
    送出するようにしたドライバユニットにおいて、出力部
    の両トランジスタのエミッタを夫々抵抗を介して非アー
    ス側の伝送線に接続し、出力部の一方の極性のトランジ
    スタのベースと非アース側の伝送線とに夫々コレクタと
    エミッタとを接続した短絡保護用のトランジスタをこの
    極性側の出力部のトランジスタのエミッタに接続された
    抵抗の短絡時降下電圧で作動させる一方の極性のトラン
    ジスタの短絡保護回路部を形成するとともに、上記短絡
    保護用のトランジスタのコレクタエミッタ間に限流抵抗
    を介して逆並列接続した短絡保護用のダイオードと前記
    ダイオード列とにより他方の極性のトランジスタの短絡
    保護回路部を形成して威るドライバユニットの短絡保護
    回路。
JP1206678U 1978-01-31 1978-01-31 ドライバユニツトの短絡保護回路 Expired JPS5912843Y2 (ja)

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JPS54115807U JPS54115807U (ja) 1979-08-14
JPS5912843Y2 true JPS5912843Y2 (ja) 1984-04-17

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JP1206678U Expired JPS5912843Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 ドライバユニツトの短絡保護回路

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