JPH06152873A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06152873A
JPH06152873A JP4295607A JP29560792A JPH06152873A JP H06152873 A JPH06152873 A JP H06152873A JP 4295607 A JP4295607 A JP 4295607A JP 29560792 A JP29560792 A JP 29560792A JP H06152873 A JPH06152873 A JP H06152873A
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JP
Japan
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clock
image
light beam
output
signal
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JP4295607A
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Akiko Hasegawa
明子 長谷川
Hiroshi Sato
浩 佐藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロツクの周波数を上げなくとも、スクリー
ンクロツクのジツタを小さくできる画像記録装置を提供
する。 【構成】 遅延クロツク生成器101は、入力したクロ
ツクCLKから、時間ΔTずつ遅れた遅延クロツクCLK1〜C
LK4を生成する。スクリーンクロツク生成回路は、信号B
Dが立上がつてからT1経過後、最初に立上がつたクロツ
クCLKまたは遅延クロツクCLK1〜CLK4の何れかを、スク
リーンクロツクSCLKとして出力する。信号BDが立上がつ
てから、次にスクリーンクロツクSCLKが立上がるまでの
時間は、T1〜T1+ΔTの範囲になり、同期精度(ジツ
タ)は最大でΔTとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス幅変調(PWM)
により画像をパルスに変換し記録する画像記録装置のク
ロツク生成法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的な画像記録装置における画
像とレーザビーム走査とを同期させるBD(Beam Detec
tive)を説明する図である。同図において、既によく知
られているように、ビデオ信号は、パルス幅変調部60
6でパルス信号列に変換されて、レーザダイオード60
2へ送られる。レーザダイオード602から射出された
レーザビームは、回転するポリゴンミラー601によつ
て、感光ドラム603上を走査して、感光ドラム603
上に潜像が形成される。このレーザビームの走査路上に
設けたBDセンサ604をレーザビームが横切ると、B
D検出器605から信号BDが出力される。
【0003】図10は従来のスクリーンクロツク生成回
路の構成を示すブロツク図で、上記信号BDに同期した画
像変調用のスクリーンクロツクを生成する。701はフ
リツプフロツプF/Fで、クロツクCLKの立上りに同期
して、入力された信号BDをラツチする。702はNAN
Dゲートで、信号BDとF/F701の反転出力との否定
論理和を出力する。
【0004】703は2ビツトアツプカウンタで、クロ
ツクCLKの立上りをアツプカウントして、カウント値の
ビツト1をスクリーンクロツクSCLKとして出力する。な
お、2ビツトアツプカウンタ703は、NANDゲート
702からクリア端子CLRへ‘0’が入力されると、カ
ウント値をクリアする。704は三角波発生器で、スク
リーンクロツクSCLKに同期した三角波信号SAWを出力す
る。
【0005】すなわち、従来のスクリーンクロツク発生
回路は、スクリーン周波数の2n倍(図10に示した例
では4倍)のクロツクCLKで信号BDをラツチして、その
後、クロツクCLKを分周してスクリーンクロツクSCLKを
得ることによつて、スクリーンクロツク周期の1/4の同
期精度(ジツタ)を得ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があつた。すなわち、実際
に必要なスクリーンクロツクSCLK周波数の、例えば4倍
といつた高い周波数のクロツクCLKが必要になる上記従
来例においては、プリンタの処理速度を上げようとする
と、さらにクロツクCLKの周波数が高くなつて、クロツ
ク発振器が高価になり、また放射ノイズも大きくなる欠
点があつた。
【0007】また、上記従来例においては、図11に示
すように、信号BDが入力された直後、すなわちラインの
切替り目におけるスクリーンクロツクSCLKの位相変化が
各ラインで異なるために、スクリーンクロツクSCLKから
形成される三角波信号SAWも不安定になつて、形成する
画像の端部において、画質が不安定になる要因になつて
いた。
【0008】また、上記従来例においては、ポリンゴン
ミラー601の偏光面は、基準平面から微小にずれた非
常に大きな曲率半径の凸面または凹面に加工されてい
て、このずれ(以下「倍率誤差」という)は偏光面毎に
異なつている。従つて、上記従来例においては、それぞ
れの偏光面でおよび偏光面相互で走査スピードのむらが
発生し、レーザビームを一定周期で明滅したとしても、
該レーザビームが結像する位置に微小なむらを生じてい
た。しかし、上記従来例においては、BDセンサ604
でレーザビームを検出して、走査開始タイミングを制御
するので、各ラインの走査開始近傍ではレーザビームの
結像位置のむらが小さく、他方、各ラインの走査終了近
傍ではレーザビームの結像位置のむらが大きかつた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、感光
体を光ビームで走査して画像を記録する画像記録装置で
あつて、前記光ビームの走査路上の所定位置において前
記光ビームを検出する検出手段と、クロツクを出力する
クロツク手段と、前記クロツク手段から出力されたクロ
ツクから基準信号を発生する発生手段と、前記発生手段
によつて発生された基準信号によつて画像信号をパルス
幅変調したパルス列に変換する変換手段と、前記変換手
段から出力されたパルス列に応じて前記光ビームを発光
する発光手段とを備え、前記クロツク手段は、所定時間
ずつ遅延した複数の遅延クロツクを形成する遅延器を含
み、前記検出手段によつて光ビームが検出されるとクロ
ツク出力を停止し、所定時間経過後、前記遅延器によつ
て形成された複数の遅延クロツクの何れか1つを出力す
る画像記録装置にする。
【0010】また、偏光器によつて偏光した光ビームで
感光体を走査して画像を記録する画像記録装置であつ
て、前記偏光器の偏光面を検出する検出手段と、前記検
出手段の検出結果に応じた周波数のクロツクを発生する
発生手段と、前記発生手段によつて発生されたクロツク
に同期して前記光ビームを発光する発光手段とを備えた
画像記録装置にする。
【0011】
【作用】以上の構成によつて、所定位置で光ビームが検
出されるとクロツク出力を停止し、所定時間経過後、所
定時間ずつ遅延した複数の遅延クロツクの何れか1つを
出力するクロツク手段を備えた画像記録装置を提供でき
る。また、以上の構成によつて、偏光器の偏光面に応じ
た周波数のクロツクに同期して、光ビームを発光する画
像記録装置を提供できる。
【0012】例えば、以上の構成によつて、クロツクの
周波数を上げなくとも、スクリーンクロツクのジツタを
小さくできる画像記録装置を提供できるので、プリンタ
の処理速度を上げようとする場合でも、クロツクの周波
数を必要以上に高くする必要がなく、また、信号BDが入
力された直後、すなわちラインの切替り目において、ス
クリーンクロツクから形成される三角波信号が安定し
て、形成する画像の端部の画質が良好な画像記録装置を
提供できる。
【0013】また、例えば、以上の構成によつて、レー
ザビームが結像位置のむらを低減した画像記録装置を提
供できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例のデイジタルカ
ラー複写機を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
【第1実施例】図1は本実施例の構成例を示すブロツク
図である。同図において、15はCCD、16は画像処
理部、17はレーザスキヤナユニツトである。CCD1
5は、原稿画像を読取つてアナログRGB信号を出力す
る。
【0016】画像処理部16は、詳細は後述するが、対
数変換,UCR,マスキング,階調補正などのデイジタ
ル画像信号処理によつて、CCD15から入力されたR
GB信号をMCYK信号に変換する。レーザスキヤナユ
ニツト17は、画像処理部16から入力された画像信号
に応じて、内蔵する半導体レーザを変調駆動する。公知
の技術なので詳細な説明は省略するが、半導体レーザか
ら出力されたレーザ光は、レーザスキヤナユニツト17
内のポリゴンミラー,レンズ,固定ミラーなどの光学系
を介して、プリンタ部(不図示)内の感光ドラムを走査
して、感光ドラムの表面に静電潜像を形成する。
【0017】18は制御部で、CPU,ROM,RA
M,I/Oなどで構成され、該ROMなどに記憶された
プログラムによつて、本実施例全体の制御を司る。ま
た、制御部18には、本実施例の動作モードなどを、オ
ペレータが指定するための操作部19が接続されてい
る。次に、画像処理部16の構成についてその概要を説
明する。
【0018】302はA/Dコンバータで、CCD15
から入力されたアナログRGB信号を、例えば8ビツト
のデイジタルRGB信号へ変換する。303は補色変換
回路で、A/Dコンバータ302から入力されたRGB
画像信号を、MCY画像信号へ変換する。305は色処
理回路で、制御部18から入力された色処理制御信号に
応じて、補色変換回路303から入力されたMCY画像
信号に、黒抽出処理,UCR処理,マスキング処理など
を施して、MCYK画像信号を形成する。なお、本実施
例は、MCYKの順に面順次に画像を形成するために、
色処理回路305は、制御部18から入力された色処理
制御信号に応じて、面順次にMCYK画像データを選択
して画像信号V1を出力する。また、黒抽出処理,UC
R処理,マスキング処理などに関しては、公知の技術で
あるので、詳細な説明は省略する。
【0019】306はγオフセツト部で、制御部18か
ら入力されたγ制御信号に応じて、色処理回路305か
ら入力された画像信号V1に階調補正を施して、画像信
号V2を出力する。次に、レーザスキヤナユニツト17
を構成するレーザドライバ307について説明する。
【0020】レーザドライバ307は、γオフセツト回
路306から入力された画像信号V2に応じて、半導体
レーザを変調駆動して、濃淡表現のある画像を形成す
る。図2はレーザドライバ307に含まれるPWM変調
回路の構成例を示すブロツク図である。同図において、
405はD/Aコンバータで、画像クロツクVCLKに同期
して、γオフセツト回路306から入力された画像信号
V2を、アナログ画像信号AVへ変換する。
【0021】406はスクリーンクロツク生成回路で、
詳細は後述するが、例えば画像クロツクVCLKの4倍の周
波数のクロツクCLKから、スクリーンクロツクSCLKを出
力する。なお、スクリーンクロツク生成回路406は、
本実施例の特徴的な回路である。407は三角波発生回
路で、スクリーンクロツク生成回路406から入力され
たスクリーンクロツクSCLKに同期した三角波信号SAWを
出力する。
【0022】408はコンパレータで、D/Aコンバー
タ405から入力されたアナログ画像信号AVのレベル
と、三角波発生回路407から入力された三角波信号SA
Wのレベルとを比較して、比較結果を信号LDとして出力
する。コンパレータ408は、例えば、AV>SAWの場合
は信号LD=‘1’とし、AV≦SAWの場合は信号LD=
‘0’とする。
【0023】409は定電流ドライバで、コンパレータ
408から入力された信号LDに応じて、レーザダイオー
ド410を定電流駆動する。定電流ドライバ409は、
例えば、レーザダイオード410を、信号LD=‘1’の
場合は発光させ、信号LD=‘0’の場合は発光させな
い。すなわち、レーザドライバ307は、三角波信号SA
Wよりアナログ画像信号AVのレベルが高い期間、レーザ
ダイオード410を発光させる。アナログ画像信号AVの
レベルは、形成する画像の濃度を表すので、濃度の濃い
部分ほどレーザの発光時間は長くなり、濃淡表現のある
画像を形成することができる。
【0024】図3はスクリーンクロツク生成回路406
の構成例を示すブロツク図、図4はスクリーンクロツク
生成回路406の動作例を示すタイミングチヤートであ
る。図3において、101は遅延クロツク生成器で、入
力されたクロツクCLKを、一定時間ΔTずつ遅延させた
遅延クロツクCLK1〜CLK4を出力する。107はパルス整
形器で、BDセンサ(不図示)から信号BDを入力して、
信号BDの立上がりに同期して、信号BDのパルス幅を所定
幅T1にした信号BD'を出力する。すなわち、パルス整形
器107は、その立上がりはレーザビーム走査路上の一
点を正確に示すが、そのパルス幅は条件により異なる信
号BDを、所定パルス幅T1の信号BD'に整形する。
【0025】102〜106はそれぞれNORゲート、
108〜112はそれぞれDフリツプフロツプ(以下
「D−F/F」という)、113〜117はそれぞれA
NDゲート、118はORゲートである。図4におい
て、信号BD'が立上がると、NORゲート102〜10
6の出力はすべて‘0’になり、D−F/F108〜1
12はすべてリセツトされて、D−F/F108〜11
2の出力Q1〜Q5はすべて‘0’になる。
【0026】T1経過後信号BD'が立下がつた後、最初に
立上がつたクロツクCLK または遅延クロツクを入力する
D−F/Fの出力が‘1’になる。D−F/Fの出力Q1
〜Q5は、それぞれ自身をリセツトする以外のNORゲー
トへ入力されるので、D−F/Fの出力Q1〜Q5の何れか
1つが‘1’になると、自身をリセツトする以外のNO
Rゲートの出力は再び‘0’になり、出力が‘1’にな
つた以外のD−F/Fは再びリセツトされて、その出力
は‘0’に固定される。
【0027】図4に示した一例においては、遅延クロツ
クCLK2が最初に立上がるので、D−F/F110の出力
Q3が‘1’になり、NORゲート102,103,10
5,106の出力は‘0’になり、他のD−F/Fの出
力は‘0’に固定される。従つて、ANDゲート115
は遅延クロツクCLK2を出力し、他のANDゲートの出力
は‘0’になつて、ORゲート118は遅延クロツクCL
K2をスクリーンクロツクSCLKとして出力する。
【0028】すなわち、スクリーンクロツク生成回路4
06は、信号BD'の立下がり後、つまり信号BDが立上が
つてからT1経過後、最初に立上がつたクロツクCLKまた
は遅延クロツクCLK1〜CLK4の何れかを、スクリーンクロ
ツクSCLKとして出力する。なお、図4に示した一例にお
いて、信号BD'の2度目の立下がり後は、遅延クロツクC
LK1がスクリーンクロツクSCLKとして出力される。
【0029】さて、スクリーンクロツク生成回路406
において、信号BDが立上がつてから、次にスクリーンク
ロツクSCLKが立上がるまでの時間は、T1〜T1+ΔTの
範囲になり、同期精度(ジツタ)は最大でΔTである。
従つて、遅延クロツク生成器101の精度を上げること
によつて、ジツタを充分小さくすることができる。ま
た、スクリーンクロツク生成回路406は、信号BDの立
上り後の一定時間T1、スクリーンクロツクSCLKを停止
するので、クロツクの切替り目においても、三角波SAW
は乱れない。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
遅延クロツク生成器101の精度を上げることによつ
て、ジツタを充分小さくすることができるので、従来例
のように、ジツタを小さくするためにクロツクCLKの周
波数を上げる必要はない。さらに、本実施例によれば、
信号BDが入力された直後、すなわちラインの切替り目に
おいても、スクリーンクロツクSCLKから形成される三角
波信号SAWは安定しているので、形成する画像の端部に
おいて画質を安定させることができる。
【0031】なお、スクリーンクロツク生成回路406
について、上記の説明および図3においては、遅延回路
クロツク生成器101と、その他のロジツク回路とを別
々に構成する例を示したが、例えば、その構成を図5に
示すM66235P(三菱電機製)を、スクリーンクロ
ツク生成回路406として応用することができ、スクリ
ーンクロツク生成回路406の部品点数および実装面積
を低減できる。
【0032】
【第2実施例】以下、本発明に係る第2実施例を説明す
る。第1実施例においては、信号BDの立上がりにおい
て、スクリーンクロツクSCLKを停止して、一定時間T1
経過後、最初に立上がつた遅延クロツクを選択して、新
たなスクリーンクロツクSCLKとしたが、この方法の欠点
として、信号BDとスクリーンクロツクSCLKが非同期であ
るため、スクリーンクロツクSCLKの立上がり直後に信号
BDが立上がると、スクリーンクロツク生成回路406か
ら、幅の狭いスパイク状のパルスが出力されて、スクリ
ーンクロツクSCLKをカウントするカウンタなどがある場
合、該カウンタのカウント誤差の原因になる。
【0033】従つて、第2実施例は、スクリーンクロツ
クSCLKをカウントするカウンタなどがある場合を考慮し
たものであり、該カウンタのカウント出力を利用して、
1ラインの画像形成が終了した時点で、幅の狭いスパイ
ク状のパルスを出さないように、スクリーンクロツクSC
LKを停止した後、続く信号BDによつて、第1実施例と略
同様にスクリーンクロツクSCLKを出力するものである。
【0034】図6は本実施例の構成例を示すブロツク
図、図7は本実施例の動作例を示すタイミングチヤート
である。図6において、501はD−F/Fで、後述の
1ラインの終了を表す信号EOLと、インバータ507で
反転したスクリーンクロツクSCLKと、後述の1ラインの
終了を表す信号EOLとの論理積信号を、ANDゲート5
06からをクロツク端子へ、また、インバータ505を
介して、信号BDをリセツト端子へ、それぞれ入力する。
【0035】502はスクリーンクロツク生成回路で、
例えば図5に示したM66235Pを用いた一例であ
り、D−F/F501の出力をトリガ端子TRへ、クロツ
クCLKをクロツク端子へそれぞれ入力し、同期クロツク
出力端子CKOからスクリーンクロツクSCLKを出力する。
503は主走査カウンタで、スクリーンクロツクSCLKを
カウントする。
【0036】504はコンパレータで、主走査カウンタ
503のカウント値Nと、1ライン画素数NDOTとを比較
して、その結果を1ラインの終了を表す信号EOLとして
出力する。すなわち、コンパレータ504は、N=NDOT
の場合は信号EOL=‘1’を、N≠NDOTの場合は信号EOL
=‘0’をそれぞれ出力する。なお、1ライン画素数ND
OTは、図1に示した制御部18から送られてくる。
【0037】図7において、D−F/F501は、信号
EOLが立上がつた後、スクリーンクロツクSCLKが立下が
ると、‘1’を出力する。D−F/F501からトリガ
端子TRへ‘1’を入力されたスクリーンクロツク生成回
路502は、スクリーンクロツクSCLKを停止する。続い
て、信号BDが立上がると、D−F/F501はリセツト
されて‘0’を出力する。D−F/F501からトリガ
端子TRへ‘0’を入力されたスクリーンクロツク生成回
路502は、スクリーンクロツクSCLKの出力を再開す
る。
【0038】なお、本実施例において、信号EOLを直接
D−F/F501へ入力して、スクリーンクロツク生成
回路502のリセツトに用いたのでは、信号EOLがスク
リーンクロツクSCLKの立上がりに同期しているので、ス
クリーンクロツク生成回路502から幅の狭いスパイク
状のパルスが出力される。そこで、本実施例において
は、前述したように、インバータ507およびANDゲ
ート506を用いて、1ライン終了後にスクリーンクロ
ツクSCLKが‘0’になつた時点で、スクリーンクロツク
生成回路502をリセツトしている。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
第1実施例と同様の効果があるほか、主走査カウンタ5
03のカウント出力を利用して、1ラインの画像形成が
終了した時点で、幅の狭いスパイク状のパルスを出さな
いように、スクリーンクロツクSCLKを停止することがで
きる。さらに、本実施例によれば、カウンタ出力を利用
することで、第1実施例で使用した信号BDのパルス幅を
所定値にするパルス整形器107を削除してコストを低
減できるとともに、充分なスクリーンクロツク停止時間
を得ることができるので、三角波信号SAWの乱れも抑え
ることができる。
【0040】
【第3実施例】以下、本発明に係る第3実施例を説明す
る。なお、第3実施例において、第1実施例と略同様の
構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省
略する。図8は本実施例のクロツク生成回路の構成例を
示すブロツク図である。
【0041】同図において、1001はクロツク発生器
で、例えば水晶発振器などによつて構成され、基本クロ
ツク信号であるクロツクCLKを発生する。1002はエ
ンコーダで、ポリゴンミラー(不図示)の回転軸に取付
られていて、該ポリゴンミラーの偏光面に対応する信号
PMを出力する。1003はセレクタで、クロツク発生器
1001から入力されたクロツクCLKを、エンコーダ1
002から入力された信号PMに応じて、出力端子X1〜Xn
の何れかに出力する。
【0042】1004a〜1004nは分周器で、セレ
クタ1003の対応する出力端子から入力されたクロツ
クCLKを、設定された分周比で分周する。なお、分周器
1004は、例えば、ポリゴンミラーの偏光面数に等し
い数だけ用意して、対応する偏光面の倍率誤差を補正す
るような分周比に、予め設定しておく。1005はOR
ゲートで、分周器1004a〜1004nの何れかから
入力された信号を、クロツクCLK'として出力する。
【0043】レーザドライバ17は、ORゲート100
5から入力されたポリゴンミラーの偏光面に対応したク
ロツクCLK'に同期して、画像処理部16から入力された
画像信号V2から画像を形成する。以上説明したように、
本実施例は、ポリゴンミラーのそれぞれの偏光面に対応
した複数の分周器を用意して、その分周比を対応する偏
光面の倍率誤差を補正するように設定するので、それぞ
れの偏光面でおよび偏光面相互で発生する走査スピード
むらを低減して、レーザビームが結像する位置の微小な
むらを低減できる。
【0044】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによつて達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上、本発明によれば、所定位置で光ビ
ームが検出されるとクロツク出力を停止し、所定時間経
過後、所定時間ずつ遅延した複数の遅延クロツクの何れ
か1つを出力するクロツク手段を備えた画像記録装置を
提供できる。また、本発明によれば、偏光器の偏光面に
応じた周波数のクロツクに同期して、光ビームを発光す
る画像記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構成例を示すブロツク
図である。
【図2】本実施例のレーザドライバに含まれるPWM変
調回路の構成例を示すブロツク図である。
【図3】本実施例のスクリーンクロツク生成回路の構成
例を示すブロツク図である。
【図4】本実施例のスクリーンクロツク生成回路の動作
例を示すタイミングチヤートである。
【図5】一般的なLSI(M66235P)の構成を示
すブロツク図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の構成例を示すブロツ
ク図である。
【図7】第2実施例の動作例を示すタイミングチヤート
である。
【図8】本発明に係る第3本実施例のクロツク生成回路
の構成例を示すブロツク図である。
【図9】一般的な画像記録装置における画像とレーザビ
ーム走査とを同期させるBD(Beam Detective)を説明
する図である。
【図10】従来のスクリーンクロツク生成回路の構成を
示すブロツク図である。
【図11】従来のスクリーンクロツク生成回路の動作を
示すタイミングチヤートである。
【符号の説明】
15 CCD 16 画像処理部 17 レーザスキヤナユニツト 18 制御部 302 A/Dコンバータ 303 補色変換回路 305 色処理回路 306 γオフセツト部 405 D/Aコンバータ 406 スクリーンクロツク生成回路 407 三角波発生回路 408 コンパレータ 409 定電流ドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を光ビームで走査して画像を記録
    する画像記録装置であつて、 前記光ビームの走査路上の所定位置において前記光ビー
    ムを検出する検出手段と、 クロツクを出力するクロツク手段と、 前記クロツク手段から出力されたクロツクから基準信号
    を発生する発生手段と、 前記発生手段によつて発生された基準信号によつて画像
    信号をパルス幅変調したパルス列に変換する変換手段
    と、 前記変換手段から出力されたパルス列に応じて前記光ビ
    ームを発光する発光手段とを備え、 前記クロツク手段は、 所定時間ずつ遅延した複数の遅延クロツクを形成する遅
    延器を含み、 前記検出手段によつて光ビームが検出されるとクロツク
    出力を停止し、所定時間経過後、前記遅延器によつて形
    成された複数の遅延クロツクの何れか1つを出力するこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記クロツク手段は、前記検出手段の検
    出結果の立上がりでクロツク出力を停止し、所定時間経
    過後、前記複数の遅延クロツクのうち最初に立上がつた
    該遅延クロツクを出力することを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 感光体を光ビームで走査して画像を記録
    する画像記録装置であつて、 前記光ビームの走査路上の所定位置において前記光ビー
    ムを検出する検出手段と、 クロツクを出力するクロツク手段と、 前記クロツク手段から出力されたクロツクをカウントす
    るカウント手段と、 前記クロツク手段から出力されたクロツクから基準信号
    を発生する発生手段と、 前記発生手段によつて発生された基準信号によつて画像
    信号をパルス幅変調したパルス列に変換する変換手段
    と、 前記変換手段から出力されたパルス列に応じて前記光ビ
    ームを発光する発光手段とを備え、 前記クロツク手段は、前記カウント手段のカウント値に
    応じてクロツク出力を停止した後、前記検出手段によつ
    て光ビームが検出されるとクロツク出力を再開すること
    を特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記クロツク手段は、前記カウント手段
    のカウント値が画像1ラインの画素数に達した場合にク
    ロツク出力を停止した後、前記検出手段の検出結果の立
    上がりでクロツク出力を再開することを特徴とする請求
    項3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 偏光器によつて偏光した光ビームで感光
    体を走査して画像を記録する画像記録装置であつて、 前記偏光器の偏光面を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じた周波数のクロツクを発
    生する発生手段と、 前記発生手段によつて発生されたクロツクに同期して前
    記光ビームを発光する発光手段とを有することを特徴と
    する画像記録装置。
JP4295607A 1992-11-05 1992-11-05 画像記録装置 Withdrawn JPH06152873A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989007952A1 (en) * 1988-03-03 1989-09-08 Hoya Corporation Process for producing intraocular lens for correcting cyanopia
KR100863874B1 (ko) * 2005-04-08 2008-10-15 가부시끼가이샤 메니콘 신규 중합성 염료 및 이를 포함하는 안용 렌즈

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WO1989007952A1 (en) * 1988-03-03 1989-09-08 Hoya Corporation Process for producing intraocular lens for correcting cyanopia
KR100863874B1 (ko) * 2005-04-08 2008-10-15 가부시끼가이샤 메니콘 신규 중합성 염료 및 이를 포함하는 안용 렌즈

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