JPH1155477A - 画像形成装置およびその方法 - Google Patents

画像形成装置およびその方法

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JPH1155477A
JPH1155477A JP9206632A JP20663297A JPH1155477A JP H1155477 A JPH1155477 A JP H1155477A JP 9206632 A JP9206632 A JP 9206632A JP 20663297 A JP20663297 A JP 20663297A JP H1155477 A JPH1155477 A JP H1155477A
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clock
image
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Michio Kawase
道夫 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4ドラムの画像形成装置では画像同期精度の
向上が不可欠で、1/4画素以下の画像位置制御を行うた
めに、画像クロックの位相をBD信号に対して1/4画素以
下で制御し、かつ、各色の画像形成を所定のスクリーン
角、スクリーン線数で行うことが必要である。 【解決手段】 同期制御部110は、BD信号に同期したク
ロックBCKの位相を制御して画像クロックPCLKを生成す
る。クロック変換器505は、PCLKを微小時間遅延した遅
延クロックおよびPCLKを所定の周波数に変換した変換ク
ロックを生成し、入力画像信号の特徴に基づく線数設定
信号S20により遅延クロックまたは変換クロックの何れ
かを選択しスクリーンクロックSCKを出力する。文字領
域用PWM506はPCLKに基づき入力画像信号PVをパルス幅変
調し、非文字領域用PWM507はSCKおよび線数設定信号S20
に基づきPVをパルス幅変調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置および
その方法に関し、例えば、画像同期制御、画像位置制
御、スクリーン線制御などを行う画像形成装置およびそ
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機、レーザビームプリン
タなどに代表される画像形成装置における画像同期制御
を説明する。
【0003】画像同期制御の第一の方法は、画素クロッ
ク周波数より高い周波数の原発振クロックを水晶発振器
で生成し、カウンタを用いて原発振クロックをカウント
する。このカウンタのカウント動作を、レーザ光の検知
信号であるBD(Beam Detect)信号に同期して制御するこ
とにより、原発振クロックを分周して得たクロックを画
素クロックにする。第一の方法は、原発振クロックの周
波数が画素クロック周波数の四倍未満では、BD信号に対
する画像クロックの主走査同期精度が悪化し画像品位が
劣化するため、一般に、原発振クロックの周波数を画素
クロック周波数の四倍以上にする。
【0004】画像同期制御の第二の方法は、原発振クロ
ックを微小量ずつ遅延した複数の遅延クロックと、BD信
号との位相を比較し、BD信号の所定エッジの位相に最も
近い位相をもつ遅延クロックを選択して、BD信号に同期
した画像クロックを生成する。第二の方法は、原発振ク
ロックと画像クロックの周波数は同程度、原発振クロッ
クの微小遅延量は画像クロックの1/10程度でよく、1/10
画素程度の同期精度を容易に得ることができる。
【0005】また、主走査方向の画像位置の制御方法と
しては、一画素単位での制御が一般的である。例えば、
前記画像クロックの同期制御により1/4〜1/10画素程度
の精度でBD信号に同期した画像クロックを生成した後、
BD信号に同期して画像クロックをカウントする主走査カ
ウンタにより、画像書出位置を制御する。
【0006】また、スクリーン画像制御としては、以下
のような方法が知られている。BD信号に同期した所定周
波数のスクリーン生成クロックから三角波を生成し、デ
ィジタル画像信号をD/A変換したアナログ画像信号と、
三角波とをコンパレータで比較してパルス幅変調を行
う。そして、このパルス幅変調信号に基づいてレーザを
駆動し画像形成する画像形成装置において、BD信号に基
づいてスクリーン生成クロックの位相を所定の手順で切
換えることにより、三角波とアナログ画像信号との位相
を切換え、1ライン毎の画像のドット形成位置を異なら
せることにより、所定のスクリーン角をもたせた画像を
再現する。
【0007】このようなスクリーン画像形成に際して
は、パルス幅変調、レーザ光強度変調、あるいは、パル
ス幅変調とレーザ光強度変調の併用など、変調方法に限
定されずに、何れもBD信号に同期した画像信号のドット
形成位置を、一画素未満の精度で制御する必要がある。
そのために、BD信号に同期して、所定周波数、所定位相
のスクリーン生成クロックを生成する。
【0008】さらに、同期クロックの生成においては、
立ち上がり周期および立ち下がり周期を均一にすること
も重要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。
【0010】カラー画像形成装置は、一つの感光ドラム
上をレーザビームで走査することにより、イエロー(Y)
成分の画像信号に応じた潜像の形成を行い、形成された
潜像をYトナーで現像して得られたトナー像を記録紙に
転写する。続いて、同様の手順で、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)成分の画像信号に応じて、潜像形
成、現像、転写を行い、記録紙上に四色のトナー像を重
ねた後、記録紙にトナー像を熱ローラで加熱定着する。
【0011】このカラー画像形成装置において、解像度
や画像形成速度の向上が試みられている。それに伴い、
高い周波数の画像クロックが必要になっている。例え
ば、現在主流であるプロセス速度130mm/秒、解像度400d
piのカラー画像形成装置では、その画像クロックは20MH
z程度になる。つまり、前述した画像同期制御の第一の
方法で、1/4画素以下のBD同期精度が得られる画像クロ
ックを生成するためには原発振クロックの周波数を80MH
zに、1/10画素以下のBD同期精度を得るためには原発振
クロックの周波数を200MHzにする必要がある。
【0012】さらに、解像度およびプロセス速度をそれ
ぞれ二倍にして、高解像度および高速のカラー画像形成
を行うには、1/4画素以下のBD同期精度を得るためには
原発振クロックの周波数は300〜400MHz以上、1/10画素
以下のBD同期精度を得るためには原発振クロックの周波
数は800MHz〜1GHzが必要になる。
【0013】画像クロックの高周波化に伴い、原発振ク
ロックの周波数はさらに高周波化され、高価な水晶発振
器や高周波回路が必要になり、装置のコストアップを招
く。また、様々な装置環境で高周波の発振回路を高精度
かつ安定に動作させる必要があるが、画素クロックの不
安定は、画像のよれ、四色画像を重ね合わせたときの位
置ずれ、画像伸縮、色むらなどを招き、画像品位を著し
く低下させる。
【0014】さらに、高周波信号による不要輻射が増大
する問題もあり、画像クロックの高周波化による解像度
や画像形成速度の向上には弊害も多い。
【0015】一方、前述した画像同期制御の第二の方法
で、1/10画素以下のBD同期精度が得られる画像クロック
(20MHz)を生成するためには、原発振クロックの遅延量
を5ns程度にする必要がある。
【0016】さらに、解像度およびプロセス速度をそれ
ぞれ二倍にして、高解像度および高速のカラー画像形成
を行うには、原発振クロックの遅延量を1〜3nsにする必
要があり、第一の方法に比べ、原発振クロックを精度よ
く発振させる必要がある。また、極微少量の遅延量(1〜
3ns)をチェックし、安定して歩留まりのよい製品を仕上
げるには、動作試験などの工数や高価な試験装置が必要
になり、結局、装置のコストアップを招く。
【0017】また、YMCK四色独立の感光ドラムを有し、
各感光ドラムに対応したレーザ走査系を有し、各ドラム
上に形成された静電潜像を現像し、記録紙の搬送過程で
四色のトナー像を重ねた後、記録紙にトナー像を加熱定
着する高速のカラー画像形成装置もある。このような四
連ドラム構成の画像形成装置は、四色の画像位置を精度
よく合わせることが重要になる。環境や装置の温度変
化、経時変化により装置が機械的に歪み、画像の位置ず
れや画像伸縮が生じると、四色画像を重ね合わせた結果
は、色ずれや色むらが生じて品位の低い画像になる。こ
のような画質劣化を防ぐには、一画素単位で行う主走査
方向の画像位置制御では不充分であり、1/4画素以下の
精度で画像位置制御を行い、画像位置精度を向上する方
法が考案されている。
【0018】さらに、YMCK四色の画像に、互いに異なる
スクリーン角をもたせることで、若干の画像位置ずれが
生じても色ずれや色むらが目立たないようにする方法が
考案されている。
【0019】画像クロックを生成する場合、同期クロッ
ク発生器において、1/10画素以下の高精度の同期合わせ
を実現するとともに、主走査方向のレジストレーション
補正のために、少なくとも1/4画素以下のステップで画
像形成位置を制御できる必要がある。簡単には、少なく
とも画像クロックの四倍以上の周波数を有する基準クロ
ックを同期クロック発生器に入力し、BD信号に同期した
同期クロックを生成する。
【0020】さらに、この同期クロックを四分周して所
望周波数の画像クロックを得るようにし、分周の際に、
四種類の異なる位相の同期クロックを得るようにすれば
よい。
【0021】しかし、同期クロック発生器の入力最大ク
ロック周波数は50MHz程度に制限されていることが多
く、画像クロック(20MHz)の四倍の周波数の基準クロッ
ク(80MHz)では、同期クロック発生器の入力最大クロッ
ク周波数をオーバしてしまう。また、同期クロック発生
器の入力最大クロック周波数を数百MHz程度までに改善
しようとすると、同期クロック発生器の同期精度も1ns
未満〜数十ps程度が必要になり、そのような高精度の同
期クロック発生器のチェックにも多額のコストとテスト
時間が必要になり、実用的ではない。
【0022】とくに、四連ドラムの画像形成装置では、
1ドラム系の画像形成装置以上に、画像同期精度の向上
が不可欠であり、さらに、1/4画素以下の画像位置制御
を併せて行うためには、画像クロックの位相をBD信号に
対して、1/4画素以下で制御し、かつ、各色の画像形成
を所定のスクリーン角、スクリーン線数で行うことが必
要である。
【0023】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像クロックの同期精度の向上およびスクリ
ーン制御を両立させることができる画像形成装置および
その方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0025】本発明にかかる画像形成装置は、記録媒体
上をライン走査することにより画像を形成する画像形成
装置であって、画像信号を入力する入力手段と、主走査
方向の走査を開始するタイミング信号に同期して同期ク
ロックを生成する第一の生成手段と、前記画像クロック
を微小時間遅延した遅延クロックを生成する遅延手段
と、前記同期クロックと前記遅延クロックとを用いて画
像クロックを生成する第二の生成手段と、前記画像クロ
ックに基づき、前記入力画像信号をパルス幅変調する第
一の変調手段とを有することを特徴とする。
【0026】また、本発明にかかる画像形成方法は、記
録媒体上をライン走査することにより画像を形成する画
像形成方法であって、画像信号を入力し、主走査方向の
走査を開始するタイミング信号に同期して同期クロック
を生成し、前記画像クロックを微小時間遅延した遅延ク
ロックを生成し、前記同期クロックと前記遅延クロック
とを用いて画像クロックを生成し、前記画像クロックに
基づき、前記入力画像信号をパルス幅変調することを特
徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0028】四連ドラムの画像形成装置では、1ドラム
系の画像形成装置以上に、画像同期精度の向上が不可欠
であり、さらに、1/4画素以下の画像位置制御を併せて
行うためには、画像クロックの位相をBD信号に対して、
1/4画素以下で制御し、かつ、各色の画像形成を所定の
スクリーン角、スクリーン線数で行うことが必要であ
る。これらを同時に満足するような画像形成装置は、四
連ドラムおよび1ドラム系の画像形成装置ともに提案さ
れていない。
【0029】
【第1実施形態】 [プリンタ部の構成]図1は本実施形態のプリンタ部103
の構成例を示す概観図である。
【0030】図1において、301はポリゴンスキャナで、
後述するビデオ処理部116から出力されたレーザビーム
を走査して、後述する画像形成部302〜305の感光ドラム
の所定位置を感光させる。
【0031】302はM画像形成部、303はC画像形成部、30
4はY画像形成部、305はK画像形成部で、それぞれ対応す
る色の画像を形成する。画像形成部302〜305の構成は略
同一なので、以下にM画像形成部302の詳細を説明して、
他の画像形成部の説明は省略する。
【0032】M画像形成部302において、318は感光ドラ
ムで、ポリゴンスキャナ301からのレーザビームによっ
てその表面に潜像が形成される。315は一次帯電器で、
感光ドラム318の表面を所定の電位に帯電させて潜像形
成の準備を施す。313は現像器で、感光ドラム318上の潜
像を現像してトナー画像を形成する。なお、現像器313
には現像バイアスを印加して現像を行うスリーブ314が
含まれている。319は転写帯電器で、転写ベルト306の背
面から放電を行い、感光ドラム318上のトナー画像を転
写ベルト306上の記録紙などへ転写する。
【0033】転写後の感光ドラム318は、クリーナ317で
その表面を清掃され、補助帯電器316で除電され、さら
に前露光ランプ330で残留電荷が消去されて、再び、一
次帯電器315によって良好な帯電が得られるようにされ
る。
【0034】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。
【0035】308は給紙部で、カセット309,310に収納さ
れた記録紙などを転写ベルト306へ供給する。給紙部308
から供給された記録紙は、吸着帯電器311によって帯電
させられ、転写ベルト306に吸着される。312は転写ベル
トローラで、転写ベルト306を回転させ、かつ、吸着帯
電器311と対になって、記録紙などを吸着帯電させる。3
29は紙先端センサで、転写ベルト306上の記録紙などの
先端を検知する。紙先端センサ329の検出信号は、プリ
ンタ部103からリーダ部101へ送られ、リーダ部101で副
走査同期信号として用いられる。
【0036】この後、記録紙などは転写ベルト306によ
って搬送され、画像形成部302〜305によってMCYKの順に
トナー画像がその表面に形成される。K画像形成部305を
通過した記録紙などは、転写ベルト306からの分離を容
易にするため、除電帯電器324で除電された後、転写ベ
ルト306から分離される。325は剥離帯電器で、記録紙な
どが転写ベルト306から分離する際の剥離放電による画
像乱れを防止する。分離された記録紙などは、トナーの
吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電
器326,327で帯電された後、定着器307でトナー画像が熱
定着される。
【0037】他方、記録紙などが分離された転写ベルト
306は、転写ベルト除電帯電器322,323で除電されて静電
気的に初期化され、さらに、ベルトクリーナ328で汚れ
が除去されて、再び記録紙などを吸着する準備が施され
る。
【0038】なお、本発明は、図1に示す構成のプリン
タ部に限らず、他のレーザ走査式カラープリンタにも適
用可能であるが、とくに、四系統の処理回路が必要な画
像形成装置に有効である。
【0039】[ビデオ処理部」図2はビデオ処理部116お
よびその周辺の構成例を示すブロック図で、図示しない
画像読取装置または外部I/Fを介して送られてきたMCYK
のビデオ信号を処理して、PWM変調したレーザ光信号を
生成するものである。なお、同図において、117はプリ
ンタ制御部で、図1に示したプリンタ部を動作させるた
めの図示しない各種モータ、ソレノイドおよびクラッチ
などのプリンタシーケンスをコントロールするととも
に、現像スリーブ314へ供給する現像バイアスや、転写
帯電器319など各種帯電器へ供給する帯電電圧などを生
成する。118はCPU部で、プリンタ全体の制御を行う。
【0040】ビデオ処理部116は、例えば画像読取装置
から入力されたビデオ信号MRV, CRV,YRV, KRV(以下で
はまとめて「RV」と略す場合がある)は、フリップフロ
ップ(以下「F/F」という)101でラッチされた後、セレ
クタ103を介して各色独立に用意されたルックアップテ
ーブル(以下「LUT」という)105へ入力される。セレク
タ103は、CPU部118からの選択信号に応じて、F/F101ま
たはパターン生成部104の出力の何れかを選択する。な
お、パターン生成部104は、CPU部118の指示に応じて、
テストプリント用のパターンや画像に重ねるバックグラ
ンドパターンなどを生成するものである。
【0041】LUT105は、例えば、所望の入出力特性が得
られるプリンタガンマ特性がCPU部118により予め書込ま
れたRAMで構成され、入力された各色のビデオ信号は各
色独立にガンマ補正される。LUT105でガンマ補正された
RVMとRVCはFiFoメモリ106と107に、RVYとRVKはLiFoメモ
リ108と109にそれぞれ入力される。
【0042】FiFoメモリおよびLiFoメモリの書込みおよ
び読出し動作は次のようになる。主走査同期信号RSYNC*
がロー(L)レベルのとき、FiFoメモリまたはLiFoメモリ
の書込アドレスカウンタがリセットされる。また、主走
査ビデオイネーブル信号RLVE*がLレベルのとき、ビデオ
信号の画素クロックRCLKに同期して、各色のビデオ信号
がFiFoメモリやLiFoメモリにそれぞれ書込まれる。そし
て、主走査同期信号PLSYNC*がLレベルのとき、それに対
応する色のFiFoメモリまたはLiFoメモリの読出アドレス
カウンタがリセットされる。また、主走査ビデオイネー
ブル信号PVE*がLレベルのとき、プリンタ部のビデオ信
号に対応した画素クロックPCLKに同期して、各色のビデ
オ信号MPV, CPV, YPV, KPV(以下ではまとめて「PV」と
略す場合がある)が対応するFiFoメモリあるいはLiFoメ
モリから読出される。なお、RSYNC*, RLVE*, RCLKなど
の同期信号は図示しない画像読取装置などから入力さ
れ、PLSYNC*, PVE*, PCLKなどの同期信号は同期制御部1
10によって各色独立に生成される。なお、信号名の末尾
に「*」を付与した信号は負論理信号を示している。
【0043】このようにして、MおよびC色については正
像イメージで、YおよびK色については鏡像イメージで読
出された各色のビデオ信号は、レーザ制御部111へ入力
される。
【0044】[同期制御部110]図3は同期制御部110お
よびレーザ制御部111の構成例を示すブロック図であ
る。なお、図3は、説明を簡単にするために、一色分の
回路構成を示すが、YMCKの各トナー色について、それぞ
れ同じ構成の回路が独立に存在する。
【0045】図2に示したレーザ検知部112〜115は、図3
に示すBD検知部501に相当する。BD検知部501は、レーザ
ビームの検知結果を示すBD信号を、例えば、図4および
図5に示すように、遅延素子901で遅延し、ANDゲート902
で所定のハイ(H)レベル区間TDLを有するワンショットパ
ルスに整形し、新たな主走査同期信号PBDにする。この
同期信号PBDは同期クロック発生器503に入力される。
【0046】また、高精度の水晶発振器502からは、基
準クロックXCLKが同期クロック発生器503のクロック入
力端子に入力される。また、基準クロックXCLKの周波数
は、装置本体のプロセススピードなどにもよるが、400d
pi程度の画像クロックとしては通常20〜40MHz程度を使
用する。基準クロックXCLKの周波数を20MHzとすると、
同期クロック発生器503は、主走査同期信号PBDの立ち下
がりエッジに同期し、かつ、主走査同期信号PBDの立ち
下がりエッジから所定時間TD後に、クロックBCKおよび
同期信号HDを出力する。これらの信号はクロック位相制
御器504に入力される。
【0047】前述したクロック発生器503の同期精度は
±5ns以下である。周波数が20MHz画素クロックの周期は
50nsであり、同期精度が±5ns以下であれば、精度1/10
画素以下の画像同期制御を行うことが可能である。ただ
し、クロック発生器503においては、クロック入力端子
へ入力するクロックの周波数範囲が12〜25MHz程度に制
限されている。一般に、同期クロック発生器の入力クロ
ックの最大周波数は50MHz程度に制限されていることが
多い。
【0048】また、四つの感光ドラムを有するカラー画
像形成装置においては、とくにYMCKトナー像の主走査方
向の画像位置合わせを行う必要がある。レジストレーシ
ョン補正を行う場合は、主走査方向の画像位置につい
て、1/4画素未満の精度で位置制御を行う。YKCK相互の
画像位置のずれが1/2画素から一画素を超えると、色ず
れが目立ち、色むらなどの著しい画質劣化を生じる。ま
た、文字部分の画像品位も著しく劣化する。
【0049】従って、図示しないレジストレーション補
正部を用いて、YMCKトナー像の位置を読取り、主走査方
向および副走査方向の相対的な位置ずれ量を求めて、そ
のずれ分を補正(レジストレーション補正)する。具体
的には、四色独立に、主走査方向については、画像クロ
ックの位相を一画素未満で制御し、それとともにライン
メモリ106〜109の読出しタイミングを一画素単位で制御
することにより、主走査方向の画像位置のずれを一画素
未満にする。このレジストレーション補正は、公知であ
り詳細な説明は省略するが、本実施形態においても実施
されているものとする。
【0050】副走査方向のレジストレーション補正は、
例えば、図示しないページメモリに予め四色の画像デー
タを格納し、YMCKの画像形成タイミングに合わせて、各
ページメモリから画像データを読出すタイミングを制御
する。具体的には、レジストレーション補正部で求めた
副走査方向の補正量に従い、各ページメモリから画像デ
ータを読出すタイミングを1ライン単位で制御する。ま
た、レジストレーション補正部で求めたレーザビームの
走査方向の傾きや倍率の補正量に従い、レーザビーム経
路に含まれるレーザビームの折り返しミラーの位置を制
御することにより、レーザビームの走査方向の傾きや倍
率の補正してもよい。
【0051】従って、主走査方向の画像位置について、
1/4画素未満の精度で位置制御を行うには、例えば、画
像クロックの四倍以上の周波数を有する基準クロックXC
LKを同期クロック発生器503に入力し、BD信号に同期し
た同期信号HDおよび同期クロックBCKを生成し、この同
期クロックBCKを四分周して所望周波数の画像クロック
を得るとともに、分周の際に四種類の異なる位相の画像
クロックを得るようにすればよい。
【0052】しかし、前述したように、同期クロック発
生器の入力クロックの周波数は最大でも50MHz程度に制
限されている。画像クロックの四倍の周波数の基準クロ
ックXCLKを用いると、画像クロックが20MHzとして基準
クロックXCLKは80MHzになり、同期クロック発生器に入
力できるクロックの最大周波数をオーバしてしまう。ま
た、同期クロック発生器の入力クロックの最大周波数を
数百MHz程度まで改善しようとすると、同期クロック発
生器の同期精度も1ns〜数十ps程度が必要になり、その
ような高精度の同期クロック発生器のチェックにも、多
額のコストとテスト時間を必要とし、実用的ではない。
【0053】従って、基準クロックXCLKの周波数は、同
期クロック発生器503の入力クロックの最大周波数以下
に抑え、BD信号に高精度で同期した同期信号HDおよび同
期クロックBCKを生成し、かつ、生成した同期クロックB
CKから1/4画素以下の位相差をもつ複数の同期クロック
を生成し、任意の位相をもつ同期クロックを選択できる
ようにすることが必要である。さらに、こうして生成し
た同期クロックを画像クロックとして用いるだけでな
く、同期クロックに基づいて、所定のスクリーン線数と
スクリーン角を生成するための基準パターンを生成する
ことが必要になる。
【0054】主走査方向の画像同期制御として、画像ク
ロックを生成するにあたり、同期クロック発生器503に
おいて、1/10画素以下の精度で同期された同期クロック
BCKおよび同期信号HDが出力され、クロック位相制御器5
04に入力される。クロック位相制御器504は、CPU118か
らの設定により、例えば、1/4画素単位の位相量をもつ
四種類の同期クロックのうち一つを選択し、選択した同
期クロックを画素クロックPCLKとして出力する。
【0055】●位相制御器504 図6はクロック位相制御器504の詳細な構成例を示すブロ
ック図、図7はクロック位相制御器504の動作例を示すタ
イミングチャートである。
【0056】同期クロックBCKおよび同期信号HDを入力
する二分周器601は、同期信号HDがHレベルの期間はLレ
ベルにクリアされ、同期信号HDがLレベルの期間は同期
クロックBCKを二分周した二分周クロックBCK2を出力す
る。
【0057】二分周クロックBCK2は、遅延器602およびE
XORゲート603に入力される。遅延器602は、二分周クロ
ックBCK2をBCKの1/2周期分遅延した遅延クロックBCK9を
出力する。EXORゲート603は、二分周クロックBCK2と遅
延クロックBCK9とを排他的論理和し、その結果、EXORゲ
ート603からは二分周クロックBCK2を二逓倍した整形ク
ロックBCKEが出力される。このようにして、同期クロッ
クBCKのデューティが正確に50%でなくとも、整形クロッ
クBCKEのデューティは充分な精度で50%になる。
【0058】さらに、遅延器604は、整形クロックBCKE
をBCKの1/4周期分遅延した遅延クロックBCK4を出力す
る。整形クロックBCKEおよび遅延クロックBCK4は、セレ
クタ605の選択端子S0,S1にそれぞれ入力される。セレク
タ605の被選択端子A〜Dには、CPU118から出力され、ラ
ッチ606にラッチされた位相設定データD0〜D3が入力さ
れている。CPU118は、位相設定データD0〜D3の組み合わ
せを次の何れかに設定する。 PCK(a): D0=0, D1=1, D2=0, D3=1 PCK(b): D0=0, D1=0, D2=1, D3=1 PCK(c): D0=1, D1=0, D2=1, D3=0 PCK(d): D0=1, D1=1, D2=0, D3=0
【0059】セレクタ605は、選択端子S0,S1の入力が
‘00’の場合は非選択端子Aを、‘01’の場合は非選択
端子Cを、‘10’の場合は非選択端子Bを、‘11’の場合
は非選択端子Dを、それぞれ選択する。つまり、図7に示
すように、選択端子S0,S1の入力に従い非選択端子はA,
B,D,Cの順に繰り返し選択され、位相設定データの組合
わせによって、BCKの1/4周期ずつ遅延した四つのクロッ
クを得ることができる。言い換えれば、位相設定データ
の組み合わせを設定することにより、1/4画素単位の位
相差をもつ四種類のクロックから一つを選択して、画像
クロックPCLKとして出力することができる。
【0060】セレクタ605により選択された画像クロッ
クPCLKは図8に示す回路に入力される。図8において、D
タイプフリップフロップ(以下「D-F/F」と呼ぶ)903,9
04は、同期信号HDがHレベルのときクリアされる。そし
て、HDがLレベルになると、画像クロックPCLKの立ち上
がりで、D-F/F903のQ出力がLレベルからHレベルに遷移
し、D-F/F904の/Q出力(Qの反転出力)はHレベルが維持
される。従って、PCLKの最初の1クロック期間、NANDゲ
ート905はLレベルの主走査同期信号PLSYNC*を出力す
る。このとき、位相設定データにより設定された画素ク
ロックPCLKの位相に対応して、主走査同期信号PLSYNC*
も四つの位相のうち一つが選択されたことになる。
【0061】四色独立のクロック位相制御器504から出
力された画像クロックYPCLK, MPCLK,CPCLK, KPCLKおよ
び主走査同期信号YPLSYNC*, MPLSYNC*, CPLSYNC*, KPLS
YNC*は、対応する色のラインメモリ106〜109に送られる
(図2参照)。そして、ラインメモリ106〜109から四色
独立に読出された画像データYPV, MPV, CPV, KPVは、各
色独立に用意された図3に示すパルス幅変調器(PWM)506
および507に送られる。
【0062】こうして、一画素未満、および、一画素単
位での主走査方向の画像位置制御が行われる。勿論、副
走査方向の画像位置制御についても、画像データと同様
に制御する。
【0063】[レーザ制御部111]さらに、図示しない
リーダ部の画像特徴抽出回路において生成される領域信
号TPが、図示しない速度変換用ラインメモリにより画像
データと同様の転送速度に変換された後、非文字領域用
PWM506およびインバータ512を介して文字領域用PWM506
に送られる。なお、特徴信号TPは、各色独立に、画像デ
ータが文字領域に含まれるのか、非文字領域に含まれる
のかを示すものであり、画像信号のビット幅を1ビット
増やして、その1ビットに特徴信号であるYTP, MTP, CT
P, KTPを割り当て、画像信号とペアで扱う。その際、特
徴信号YTP, MTP, CTP, KTPはLUT105をスルーし、LUT105
により変換されることはない。
【0064】●文字領域用PWM506 図9は文字領域用PWM506の詳細な構成例を示すブロック
図で、文字領域用PWM506は、入力された文字領域の画像
データPVを、入力された画像クロックPCLKにより、400d
piの解像度でパルス幅変調し、変調画像信号TPWを出力
する。
【0065】つまり、画像データPVは、D-F/F951にラッ
チされ、D/A変換器952でアナログ画像信号に変換され、
比較器954に入力される。一方、画像クロックPCLKは基
準パターン発生器953に入力され、例えば、三角波のよ
うな基準パターン信号に変換される。比較器954は、ア
ナログ画像信号と基準パターン信号とを比較してパルス
幅変調信号を出力する。パルス幅変調器506の出力TPW
は、ANDゲート955により特徴信号TPの反転信号TP*でゲ
ートされる。つまり、TPがLレベルの場合はTPWを出力
し、特徴信号TPがHレベルの場合はTPWをLレベルに固定
する。
【0066】また、非文字領域について、画像クロック
PCLKと、CPU118からの線数設定信号S20およびスクリー
ン制御情報SCRとが、各色独立のクロック変換器505に入
力される。線数設定信号S20は、各色ごとの非文字領域
の解像度を例えばY色266線、M色200線、C色200線、K色2
66線にする場合、CPU118は、各色の線数設定信号をYS20
=‘0’, MS20=‘1’, CS20=‘1’, KS20=‘0’のように
設定する。
【0067】●MおよびC色の画像形成 図10Aはスクリーン制御情報SCRの生成回路の構成例を示
すブロック図である。紙先端信号ITOPかリップルキャリ
ーがHレベルの場合、ORゲート911の出力はHレベルにな
る。MおよびC色の画像形成については、CPU118から初期
値「7」がダウンカウンタ910にロードされる。カウンタ
910は、同期信号HDの立ち上がりでカウントダウンし、
その出力CNTは7,6,…,1,0,7,6,…を繰り返す。カウント
出力CNTは、インバータ914で反転された後、セレクタ91
3の選択端子へ入力される。予めCPU118からスクリーン
制御値がセットされているレジスタ912の出力は、セレ
クタ913の被選択端子へ接続されている。セレクタ913
は、カウント値CNT*に応じて、被選択端子A〜Hを順次選
択するので、8ライン周期で被選択端子A〜Hが繰り返し
選択される。セレクタ913により選択されたレジスタ912
の出力は、スクリーン制御情報SCRとして出力される。
図10Bはセレクタ913の被選択端子に入力される低解像度
用のデータ例を示す図で、ビット0〜4までの5ビットの
八組のデータが入力される。
【0068】クロック変換器505は、線数設定信号S20が
Hレベルの場合、スクリーン制御情報SCRに従い画像クロ
ックPCLKを所定の微小時間遅延したスクリーンクロック
SCKを生成するか、遅延なしのスクリーンクロックSCKを
生成するかを、ラインごとに任意に切換える。例えば、
クロック変換器505は、画像クロックPCLKを1/4画素サイ
クル分だけ遅延したスクリーンクロックSCKを生成す
る。また、クロック変換器505は、線数設定信号S20がL
レベルの場合、所定の周波数に変換したスクリーンクロ
ックSCKを生成する。生成されたスクリーンクロックSCK
は、非文字領域用PWM507に入力される。
【0069】図11はクロック変換器505の詳細な構成例
を示すブロック図で、画像クロックPCLKは、同期信号HD
によりクリアされる二分周器607に入力され、二分周器6
07の出力はセレクタ609および遅延器608に送られる。遅
延器608は、二分周器607の出力をPCLKの1/4クロックサ
イクル分遅延し、その出力はセレクタ609に送られる。
セレクタ609の選択端子には、スクリーン制御情報SCRの
ビット4が入力され、二分周期607または遅延器608の出
力の何れか一方が選択され、分周クロックCKとして出力
される。分周クロックCKは、四相クロック遅延部617に
送られ、CKの1/4クロックサイクルずつ遅延された四種
類の遅延クロックのうち一つが選択され出力される。
【0070】図12は四相クロック遅延部617の詳細な構
成例を示す図で、分周クロックCKは、同期信号HDにより
クリアされる二分周器801に入力され、二分周器801の出
力はEXOR803および遅延器802に送られる。遅延器802
は、二分周器801の出力をCKの1/2クロックサイクル分遅
延し、その出力はEXORゲート803に送られる。EXORゲー
ト803は、二分周器801および遅延器802の出力を排他的
論理和し、分周クロックCKのデューティ50%に整形した
整形クロックを出力する。整形クロックは遅延器804に
よりCKの1/4クロックサイクル分遅延される。EXORゲー
ト803および遅延器804の出力は、セレクタ806の選択端
子S0,S1に入力される。
【0071】一方、セレクタ806の被選択端子には、ラ
ッチ805にラッチされたスクリーン制御情報SCRのビット
0〜3が入力されている。なお、SCRのビット0〜3は、図1
0Bに示したように、2ラインごとに変化するデータであ
る。つまり、紙先端信号ITOPが生成された一番目のライ
ンでは、カウント値CNTは「0」になり、SCRが初期化さ
れ、SCRのビット4は‘0’になる。
【0072】従って、セレクタ609は二分周器607の出力
を選択するとともに、ラッチ805には‘0110’がラッチ
される。セレクタ806は、EXORゲート803および遅延器80
4の出力に基づき、ラッチ805にラッチされたデータを選
択する。セレクタ806に選択されたデータは、四相遅延
器617の出力としてセレクタ610へ送られる。
【0073】各色ごとの非文字領域の解像度を例えばY
色266線、M色200線、C色200線、K色266線にする場合、C
PU118は、各色の線数設定信号をYS20=‘0’, MS20=
‘1’, CS20=‘1’, KS20=‘0’のように設定するか
ら、セレクタ610は、四相遅延器617の出力を選択してス
クリーンクロックSCKとして出力する(低解像度用のス
クリーン形成タイミング例を示す図13のSCK(1))。
【0074】次に、二番目のラインでは、カウント値CN
Tは「1」になり、SCRのビット4は‘1’になるから、セ
レクタ609は遅延器608の出力を選択するとともに、ラッ
チ805には‘0110’がラッチされる。従って、図13のSCK
(5)に示すように、二番目のラインでは、PCLKの1/4クロ
ックサイクル分、スクリーンクロックSCKの位相がシフ
トされる。
【0075】以下同様にして、三、四、…、八番目のラ
インでは、図13に示すSCK(2)(6)(3)(7)(4)(8)の順に、
順次、PCLKの1/4クロックサイクル分シフトされたスク
リーンクロックSCKが出力され、九番目のライン以降
は、SCK(1)(5)(2)(6)(3)(7)(4)(8)が繰り返される。
【0076】●YおよびK色の画像形成 YおよびK色の画像形成については、CPU118から初期値
「5」が図10Aに示すダウンカウンタ910にロードされ
る。セレクタ913は、カウント値CNT*に応じて、被選択
端子A〜Fを順次選択するので、6ライン周期で被選択端
子A〜Fが繰り返し選択される。セレクタ913により選択
されたレジスタ912の出力は、スクリーン制御情報SCRと
して出力される。図10Cはセレクタ913の被選択端子に入
力される中解像度用のデータ例を示す図で、ビット0〜2
までの3ビットの六組のデータが入力される。
【0077】画像クロックPCLKは、図11に示す同期信号
HDでクリアされる二分周器611に入力され、二分周器611
の出力は遅延器612およびEXORゲート613に送られる。遅
延器612は、二分周期611の出力をPCLKの1/2クロックサ
イクル分遅延し、その出力はEXORゲート613に送られ
る。EXORゲート613は、二分周器611および遅延器612の
出力を排他的論理和し、画像クロックPCLKのデューティ
50%に整形した整形クロックを出力する。整形クロック
は遅延器614によりPCLKの1/4クロックサイクル分遅延さ
れる。EXORゲート613および遅延器614の出力は、セレク
タ615の選択端子S0,S1に入力される。
【0078】セレクタ615は、その被選択端子にA=D=
‘1’, B=C=‘0’がセットされ、端子S0に入力される整
形クロックと、端子S1に入力されるPCLKの1/4クロック
サイクル分遅延された整形クロックにより、順次被選択
端子を選択し、逓倍クロックを生成する。すなわち、画
像クロックPCLKの1/4クロックサイクル分の遅延量ごと
に、セレクタ615は、被選択入力端子A,B,D,Cの順に選択
を繰り返し、逓倍クロックはS0S1=‘00’のとき‘1’、
S0S1=‘10’のとき‘0’、S0S1=‘11’のとき‘1’、S0
S1=‘01’のとき‘0’になる。逓倍クロックは、同期信
号HDでクリアされる三分周器616に入力され、三分周ク
ロックが生成される。
【0079】YおよびK色の場合は266線動作させるため
に、レジスタ912には図10Cに示すようなデータがセット
され、三分周器616には、スクリーン制御情報SCRのビッ
ト0〜2として三分周動作の位相設定情報として入力され
る。三分周器616は、入力されたスクリーン制御情報SCR
に従いPCLKの1/4クロックサイクル単位の遅延量でシフ
トされるため、六種類の位相のうち一つの位相の三分周
クロックを生成する。すなわち、スクリーン制御情報SC
Rのビット0〜2は、図10Cに示すように、1ラインごとに
異なるデータとして送られてくる。
【0080】紙先端信号ITOPが生成され、一番目のライ
ンではカウント値CNT*が「0」になり、スクリーン制御
情報SCRが初期化され、三分周器616にはスクリーン制御
情報SCRのビット0〜2‘000’が入力される。三分周器61
6により生成された三分周クロックは、セレクタ610に入
力される。YおよびK色の場合、CPU118からの線数設定信
号S20は‘0’であるから、セレクタ610は三分周クロッ
クを選択しスクリーンクロックSCKとして出力する。こ
のスクリーンクロックSCK(中解像度用のスクリーン形
成タイミング例を示す図14のSCK(1))は、非文字領域用
PWM507に送られる。
【0081】次に、二番目のラインではカウント値CNT*
が「1」になり、三分周器616にはスクリーン制御情報SC
Rのビット0〜2‘001’が入力される。従って、図14に示
すSCK(2)のように、一番目と二番目のラインでは、スク
リーンクロックSCKの位相がPCLKの1/4クロックサイクル
分シフトされる。
【0082】以下同様にして、三、四、五、六番目のラ
インでは、図14のSCK(3)(4)(5)(6)の順に、順次、PCLK
の1/4クロックサイクル分シフトされたスクリーンクロ
ックSCLKが出力され、七番目のライン以降は、SCK(1)
(2)(3)(4)(5)(6)が繰り返される。
【0083】非文字領域用PWM507は、図15に示すよう
に、D-F/F951によりスクリーンクロックSCKで画像デー
タPVをラッチした後、セレクタ965によりスクリーン制
御情報SCRに基づき選択されるパターン信号に基づきパ
ルス幅変調を行う。非文字領域PWM507によりパルス幅変
調される解像度、すなわち、スクリーン線数は、線数設
定信号YS20=‘0’, MS20=‘1’, CS20=‘1’, KS20=
‘0’のように設定されるため、YおよびK色の非文字領
域用PWM507は基準パターン発生器963で生成された基準
パターン信号により266dpiの解像度で、MおよびC色の非
文字領域用PWM507は基準パターン発生器964で生成され
た基準パターン信号により200dpiの解像度で、それぞれ
パルス幅変調を行うように設定される。
【0084】非文字領域用PWM507の出力PPWは、ANDゲー
ト956により特徴信号TPでゲートされる。つまり、TPがH
レベルの場合はPPWを出力し、特徴信号TPがLレベルの場
合はPPWをLレベルに固定する。
【0085】こうして、文字領域に含まれる画像データ
の場合は、特徴信号TPがLレベルに、特徴信号の反転信
号TP*はHレベルになり、文字領域用PWM506からは画像デ
ータに応じてパルス幅変調された変調画像信号TPWが出
力され、非文字領域用PWM507の出力PPWはLレベルに固定
される。また、非文字領域に含まれる画像データの場合
は、特徴信号TPがHレベルに、特徴信号の反転信号TP*は
Lレベルになり、文字領域用PWM506の出力はLレベルで固
定され、非文字領域用PWM507からは画像データに応じて
パルス幅変調された変調画像信号PPWが出力される。
【0086】●LD制御部508 LD駆動部508は、図示しないORゲートにより変調画像信
号TPWとPPWをOR演算し、その結果によりレーザ素子509
を駆動する。また、レーザ素子509から出力されたレー
ザ光は、フォトダイオード510によってモニタされ、フ
ォトダイオード510から出力される光量信号はAPC(Auto
Power Control)回路511に入力され、APC511により公知
のレーザパワー制御が行われ、所定のレーザ光強度でレ
ーザ素子509が発光するようにレーザ素子509の電流が制
御される。従って、レーザ素子509の発光は、画像デー
タに応じてパルス幅変調されるとともに、所定のレーザ
光強度が得られる。
【0087】こうして、各色の特徴信号TPに対応して、
画像データが文字領域にある場合は、高解像度のトナー
画像が形成され、画像データが非文字領域にある場合
は、中解像度あるいは低解像度のトナー画像が形成され
ることにより、文字や線画のエッジなどはシャープに再
現され、写真画像などは滑らかな階調が再現される。
【0088】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、四色独立にラッチ606に設定する位相設定データを
制御して、主走査方向は画像クロックPCLKの位相を一画
素未満で制御するとともに、ラインメモリ106〜109の読
出しタイミングを一画素単位で制御することにより、主
走査方向の画像位置を一画素未満で制御することが可能
になる。
【0089】また、四色独立に線数設定信号S20および
スクリーン制御情報SCRを設定することにより、四色独
立にスクリーン線数とスクリーン角を任意に設定するこ
とができる。なお、上述においては、非文字領域につい
ては200dpiまたは266dpiのスクリーン線数を例に説明し
たが、これ以外のスクリーン線数(解像度)やスクリー
ン角であってよい。
【0090】また、特に高いクロック周波数の同期クロ
ック発生器を用いることなく、安価な同期クロック発生
器を用いて、高精度の同期制御およびスクリーン制御を
実現することができる。また、極小の遅延量を精度よく
生成し、極小の遅延量を制御にするにもかかわらず、装
置の試験工数を削減し、安価な試験装置を利用すること
ができる。
【0091】また、画像の特徴に応じて、画像データが
文字領域にある場合は、高解像度のトナー画像を形成
し、画像データが非文字領域にある場合は、中解像度あ
るいは低解像度のトナー画像を形成するので、文字や線
画のエッジ部はシャープに再現され、写真画像などはハ
イライトからダークまで滑らかな階調で再現される。
【0092】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像形成装置およびその方法を説明する。なお、本実施形
態において、第1実施形態と略同様の構成については、
同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0093】前述したように、四連ドラムの画像形成装
置では、1ドラム系の画像形成装置以上に、画像同期精
度の向上が不可欠であり、さらに、1/4画素以下の画像
位置制御を併せて行うためには、画像クロックの位相を
BD信号に対して、1/4画素以下で制御し、かつ、各色の
画像形成を所定のスクリーン角、スクリーン線数で行う
ことが必要である。
【0094】第1実施形態においては、これらを同時に
満足するような画像形成装置として、画像クロックを所
定の微小時間遅延したクロックを生成するか、あるい
は、所定の周波数に変換したスクリーンクロックを生成
するか、少なくとも一方を選択的に可変することができ
るクロック変換部を備えた装置を説明した。このような
構成によれば、同期精度の向上およびスクリーン制御を
両立させることができる。
【0095】第1実施形態によれば、同期精度の向上お
よびスクリーン制御を両立させることができるが、実際
の製品においては、個々の回路で生成されるスクリーン
クロックの微小な周期差や、繰り返しパターンの組み合
わせの差異、などを完全に除去することはできない。従
って、スクリーンクロックの微小な周期差や、繰り返し
パターンの組み合わせの差異などが、パルス幅変調結果
に微小なパルス幅差を与えることになる。
【0096】一方、画像形成装置のプロセススピードを
向上させ、高解像度化するための画像クロックの高周波
数化に伴い、画像信号をパルス幅変調する場合のパルス
幅制御精度の要求も格段に高くなっている。さらに、プ
ロセス技術の進歩に伴い、微妙な階調差を再現させるた
めに階調再現性の向上が必要である。高階調の画像を得
るためには、画像位置の制御が重要であり、やはりパル
ス幅制御に高い精度が要求される。このため、前述した
スクリーンクロックの微小な周期差や、繰り返しパター
ンの組み合わせの差異などによる、パルス幅変調結果の
微小なパルス幅差が無視できないことがある。図6に示
したクロック位相制御器504のセレクタ605から出力され
る画像クロックPCLKは、そのデューティが50%一定であ
り、BD信号に同期した後はそのクロックサイクルも一定
であることが理想である。しかしながら、遅延器604の
遅延量に僅かなばらつきがあったり、セレクタ605にお
ける伝送遅延量に僅かなばらつきがあった場合、セレク
タ605から出力される画像クロックPCLKのデューティや
クロックサイクルが常に一定しているとは限らない。さ
らに、三分周されるような場合、三分周器616の出力は1
クロックごとのクロックサイクルが不均一になり易く、
画像濃度に不均一を生じ易い。
【0097】図15はクロックの微調回路の構成例を示す
図で、図6に示したセレクタ605と図11に示した二分周器
607,611との間に挿入される。つまり、セレクタ605の出
力である画像クロックPCLKは、直接、二分周器607,611
に入力されずに、一旦、図15に示すクロックの微調回路
へ入力される。
【0098】図15において、微調回路の入力端子CKI
は、D-F/F851のクロック端子へ接続されるとともに、抵
抗器852を介して出力端子CKOに接続されている。D-F/F8
51のD入力は/Q出力へ接続され、Q出力および/Q出力はそ
れぞれ可変抵抗器853の両端に接続されている。可変抵
抗器853のスライダ端子は、抵抗器854を介して出力端子
CKOに接続されている。
【0099】従って、D-F/F851のQ端子および/Q端子に
は、画像クロックPCLKが二分周され、互いに位相が反転
されたクロックが出力される。可変抵抗器853のスライ
ダ端子には、スライダの位置に応じたピーク電圧値をも
つクロックCKAが得られ、抵抗器854を介して画像クロッ
クPCLKと合成される。
【0100】従って、出力端子CKOから出力される画像
クロックには、可変抵抗器853の設定に応じた摂動が合
成され、二分周器607,611のスレッショルド電圧によ
り、二分周器607,611の出力である二分周クロックは1ク
ロックごとに交互に微小変化を示すことになる。従っ
て、可変抵抗器803を調整することでこの微小変化を与
え、スクリーンクロックSCKの微小な周期差を補正し
て、パルス幅変調結果の微小なパルス幅差を低減するこ
とができる。
【0101】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像クロックを所定の微小時間遅延したクロックを
生成するか、あるいは、所定の周波数に変換したスクリ
ーンクロックを生成するか、少なくとも一方を選択的に
可変することができるクロック変換部を備えることによ
りクロックを制御して、同期精度の向上およびスクリー
ン制御を両立させることができるとともに、個々の回路
で生成されるスクリーンクロックの微小な周期差や、繰
り返しパターンの組み合わせの差異などの影響によるパ
ルス幅変調結果の微小なパルス幅差を低減して、画像濃
度の不均一や画像形成位置のずれを無視できる程度に改
善することができる。
【0102】とくに、回路構成上の制約を軽減し、ユニ
ット間の互換性、回路分割の自由度、製造上の歩留りを
向上するなどの効果を得ることができる。さらに、回路
動作の検査を容易化するので、試験工数を低減し、試験
装置のコスト上昇を抑えて、装置の製造コストを抑える
ことができる。
【0103】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0104】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読出した
プログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0105】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像クロックの同期精度の向上およびスクリーン制御を
両立させる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタ部の構成例を示す概観
図、
【図2】ビデオ処理部およびその周辺の構成例を示すブ
ロック図、
【図3】同期制御部およびレーザ制御部の構成例を示す
ブロック図、
【図4】BD信号の整形回路例を示す図、
【図5】BD信号の整形例を示すタイミングチャート、
【図6】クロック位相制御器の詳細な構成例を示すブロ
ック図、
【図7】クロック位相制御器の動作例を示すタイミング
チャート、
【図8】主走査同期信号PLSYNC*の生成回路を示す図、
【図9】文字領域用PWMの詳細な構成例を示すブロック
図、
【図10A】スクリーン制御情報SCRの生成回路の構成
例を示すブロック図、
【図10B】セレクタ913の被選択端子に入力される低
解像度用のデータ例を示す図、
【図10C】セレクタ913の被選択端子に入力される中
解像度用のデータ例を示す図、
【図11】クロック変換器の詳細な構成例を示すブロッ
ク図、
【図12】四相クロック遅延部の詳細な構成例を示す
図、
【図13】低解像度用のスクリーン形成タイミング例を
示す図、
【図14】中解像度用のスクリーン形成タイミング例を
示す図、
【図15】非文字領域用PWMの詳細な構成例を示すブロ
ック図、
【図16】第2実施形態におけるクロックの微調回路の
構成例を示す図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上をライン走査することにより
    画像を形成する画像形成装置であって、 画像信号を入力する入力手段と、 主走査方向の走査を開始するタイミング信号に同期して
    同期クロックを生成する第一の生成手段と、 前記画像クロックを微小時間遅延した遅延クロックを生
    成する遅延手段と、 前記同期クロックと前記遅延クロックとを用いて画像ク
    ロックを生成する第二の生成手段と、 前記画像クロックに基づき、前記入力画像信号をパルス
    幅変調する第一の変調手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の生成手段は位相の異なる複数
    主の画素クロックを生成することができることを特徴と
    する請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の変調手段は、前記複数種の画
    像クロックから所望する画像クロックを選択してパルス
    幅変調を行うことを特徴とする請求項2に記載された画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像クロックの選択は画像のライン
    ごとに行うことができることを特徴とする請求項3に記
    載された画像形成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記画像クロックを所定周波数
    に変換した変換クロックを生成する変換手段と、 前記変換クロックに基づいて、前記入力画像信号をパル
    ス幅変調する第二の変調手段と、 前記入力画像信号の特徴に応じて、前記第一あるいは第
    二の変調手段の出力を選択する選択手段とを有すること
    を特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載された
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、前記入力画像信号の特
    徴が文字を示す画像領域では前記第一の変調手段の出力
    を選択し、前記入力画像信号の特徴が非文字を示す画像
    領域では前記第二の変調手段の出力を選択することを特
    徴とする請求項5に記載された画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の変調手段は、前記入力画像信
    号の解像度に等しい解像度の変調信号を出力し、前記第
    二の変調手段は、前記第一の変調手段より粗い解像度の
    変調信号を出力することを特徴とする請求項5または請
    求項6に記載された画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記入力画像信号は複数の色成分信号に
    より構成されたカラー画像信号であり、前記各手段を前
    記複数の色成分ごとに備えることを特徴とする請求項1
    から請求項7の何れかに記載された画像形成装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体上をライン走査することにより
    画像を形成する画像形成方法であって、 画像信号を入力し、 主走査方向の走査を開始するタイミング信号に同期して
    同期クロックを生成し、 前記画像クロックを微小時間遅延した遅延クロックを生
    成し、 前記同期クロックと前記遅延クロックとを用いて画像ク
    ロックを生成し、 前記画像クロックに基づき、前記入力画像信号をパルス
    幅変調することを特徴とする画像形成方法。
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