JPH0615107U - マスフローコントローラ - Google Patents

マスフローコントローラ

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JPH0615107U
JPH0615107U JP5593792U JP5593792U JPH0615107U JP H0615107 U JPH0615107 U JP H0615107U JP 5593792 U JP5593792 U JP 5593792U JP 5593792 U JP5593792 U JP 5593792U JP H0615107 U JPH0615107 U JP H0615107U
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fluid
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正男 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック体そのものを短小とし、ブロック体
内における流路長をできるだけ短くすることにより、ガ
ス置換性が優れると共に、流路内に異物が溜まりにくい
コンパクトな構成のマスフローコントローラを提供する
こと。 【構成】 方形状のブロック体1の外部に流体流量を検
出する流量検出部11と流体流量を制御する流量制御部
15とを設けたマスフローコントローラ22において、
前記流量制御部15を、流体を前記ブロック体1に導入
するための一次側継手4が設けられた側面2に対応する
側面8に設けると共に、流体を前記ブロック体1から導
出するための二次側継手9を、前記一次側継手4が設け
られた側面2と直交する側面23に設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、方形状のブロック体の外部に流体流量を検出する流量検出部と流体 流量を制御する流量制御部とを設けたマスフローコントローラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記マスフローコントローラとして、例えば図3に示すものがある。この図に おいて、1は方形状のブロック体で、その一つの側面2には流体導入口3が開設 され、液体または気体などの流体をブロック体1に導入するための一次側継手4 が着脱自在に設けられている。4aは一次側継手4内の流路である。
【0003】 5は前記流体導入口3に連なる逆L字状の流路で、その他端はブロック体1の 上面6において開口していると共に、その水平な部分にはバイパス素子7が設け られている。また、ブロック体1の側面2に対応する側面8には、流体をブロッ ク体1から導出するための二次側継手9が連設されている。そして、ブロック体 1には、一端が上面6において開口し、他端が二次側継手9内の流路9aに連な ったL字状の流路10が形成されている。
【0004】 11はブロック体1の上面6に立設される流量検出部で、ハウジング12内に 、図外のブリッジ回路に接続される2つの検出コイル13を適宜の間隔をおいて 巻設した細い測定管路14を設けて構成されている。測定管路14の上流側およ び下流側の端部は、前記バイパス素子7の上流位置および下流位置においてそれ ぞれ流路5と連通接続されている。
【0005】 15はブロック体1の上面6に、前記流量検出部11と並ぶようにして立設さ れる流量制御部で、ハウジング16内に、前記流路5,10の上面6側の開口5 a,10aに跨がって設けられ、これらを開閉する弁体17と、これを駆動する 弁体駆動部18とを収容してなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマスフローコントローラ19においては、一次側継 手4と二次側継手9がブロック体1の対向する側面2,8にそれぞれ設けられて いると共に、流量検出部11と流量制御部15とが、前記側面2,8と直交する 方向の上面6に設けられているため、ブロック体1が長大であると共に、一次側 継手4と弁体17との間の流路5および弁体17と二次側継手9との間の流路1 0は、共に上方に折れ曲がった形状をしており、そのため、両流路5,10のト ータル長さが大きくなっていた。そのため、所謂デッドボリュームが大きく、ガ ス置換に時間がかかると云った不都合があると共に、マスフローコントローラ全 体の小型が阻まれていた。そして、流路5,10内に異物が溜まりやすかった。
【0007】 また、上記従来のマスフローコントローラ19を例えば並列接続するには、図 4に示すように、複数のエルボー20とT字状のチーズ21を用いる必要があり 、それだけ、部品点数が多くなると云った欠点もあった。
【0008】 本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、 ブロック体そのものを短小とし、ブロック体内における流路長をできるだけ短く することにより、ガス置換性が優れると共に、流路内に異物が溜まりにくいコン パクトな構成のマスフローコントローラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案においては、方形状のブロック体の外部に流 体流量を検出する流量検出部と流体流量を制御する流量制御部とを設けたマスフ ローコントローラにおいて、前記流量制御部を、流体を前記ブロック体に導入す るための一次側継手が設けられた側面に対応する側面に設けると共に、流体を前 記ブロック体から導出するための二次側継手を、前記一次側継手が設けられた側 面と直交する側面に設けている。
【0010】
【作用】
上記特徴的構成よりなるマスフローコントローラにおいては、バイパス素子か ら弁体までの流路長および弁体から二次側継手までの流路長が大幅に短縮され、 これに伴って、ブロック体内における流路長が短くなると共に、ブロック体内に おけるデッドスペースがなくなったので、ガス置換性が向上すると共に、流路内 に異物が溜まりにくくなる。また、マスフローコントローラを含むガス供給系全 体がコンパクトになる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は例えば微少流量制御を行うための所謂ノルマルクローズタイプのマスフ ローコントローラ22を示している。この図において、図3に示した符号と同一 のものは同一物を示している。
【0012】 この実施例に係るマスフローコントローラ22が、前記図3に示したマスフロ ーコントローラ19と大きく異なる点は、流量制御部15を、一次側継手4が設 けられた側面2に対応する側面8に設けると共に、二次側継手9を、側面2,8 と直交する面(図示例では下面)23に設けたことである。24は測定流路14 と並列に設けられ、バイパス素子7を備えたバイパス流路、25はこのバイパス 流路24と流量制御部15の弁体17との間を接続する流路、26は弁体17と 二次側継手9との間を接続する流路で、いずれもブロック体1内に設けられてい る。
【0013】 上記構成のマスフローコントローラ22においては、バイパス素子7から弁体 17までの流路25が極めて短くなると共に、弁体17から二次側継手9までの 流路26も短くなる。従って、ブロック体1内における流路長が大幅に短くなる と共に、ブロック体1内におけるデッドスペースがなくなったので、ガス置換性 が向上すると共に、流路内に異物が溜まりにくくなる。また、マスフローコント ローラ全体22がコンパクトになる。
【0014】 前記実施例においては、二次側継手9をブロック体1の下面23に設けたが、 これを、側面2,8の間の左右の側面に設けてもよい。図2は、二次側継手9を 互いに対称の位置に設けた2つのマスフローコントローラ22をチーズ21によ って並列的接続した状態を示す図である。この図から理解されるように、従来の マスフローコントローラ19では必要であったエルボー20(図4参照)が不要 になり、極めてコンパクトな状態で接続することできる。前記図1に示したマス フローコントローラ22においても同様に接続できることは云うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、バイパス素子から弁体までの流路長が 大幅に短縮され、これに伴って、ブロック体内における流路長が短くなると共に 、ブロック体内におけるデッドスペースがなくなったので、ガス置換性が向上す ると共に、流路内に異物が溜まりにくくなる。また、マスフローコントローラ全 体がコンパクトになる。また、マスフローコントローラどうしを並列接続するよ うな場合、継手部材が少なくて済み、極めてコンパクトな状態で接続することで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマスフローコントローラの一例を
示す縦断面図である。
【図2】本考案の他の実施例に係るマスフローコントロ
ーラを並列的に接続した状態を示す断面斜視図である。
【図3】従来のマスフローコントローラを示す縦断面図
である。
【図4】従来のマスフローコントローラを並列的に接続
した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ブロック体、2,8,23…側面、4…一次側継
手、9…二次側継手、11…流量検出部、15…流量制
御部、22…マスフローコントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状のブロック体の外部に流体流量を
    検出する流量検出部と流体流量を制御する流量制御部と
    を設けたマスフローコントローラにおいて、前記流量制
    御部を、流体を前記ブロック体に導入するための一次側
    継手が設けられた側面に対応する側面に設けると共に、
    流体を前記ブロック体から導出するための二次側継手
    を、前記一次側継手が設けられた側面と直交する側面に
    設けたことを特徴とするマスフローコントローラ。
JP1992055937U 1992-07-15 1992-07-15 マスフローコントローラ Expired - Lifetime JP2589313Y2 (ja)

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JP1992055937U JP2589313Y2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 マスフローコントローラ

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Publication Number Publication Date
JPH0615107U true JPH0615107U (ja) 1994-02-25
JP2589313Y2 JP2589313Y2 (ja) 1999-01-27

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ID=13012992

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53162183U (ja) * 1977-05-25 1978-12-19
JP2008108277A (ja) * 2007-12-28 2008-05-08 Horiba Stec Co Ltd 集積タイプのマスフローコントローラ

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JPS5451026A (en) * 1977-09-29 1979-04-21 Hidekuni Yokota Variable constant flow valve apparatus

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JP2589313Y2 (ja) 1999-01-27

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