JP2001254900A - 流体制御装置 - Google Patents
流体制御装置Info
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Abstract
化流体制御装置を提供する。 【解決手段】 1つのラインA,B,C,Pの下段部材がそれ
ぞれ1枚の副基板3上にねじで取り付けられ、これらの
下段部材の上に上段部材11,12,13,14,15,16,17,18,19が
ねじで取り付けられており、各副基板3が1枚の主基板2
上に取り付けられ、通路接続手段50が上方に取り外し可
能とされている。
Description
に使用される流体制御装置に関し、より詳しくは、保守
点検時に流体制御機器を単独で上方に取り出すことがで
きるように組み立てられた集積化流体制御装置に関す
る。
ついては、図1の上を前、下を後、図2の上下を上下と
いうものとし、左右は前方に向かっていうものとする。
この前後・上下・左右は便宜的なもので、前後が逆にな
ったり、上下が左右になったりして使用されることもあ
る。
置は、種々の流体制御機器が複数列に配置されるととも
に、隣り合う列の流体制御機器の流路同士が所定箇所に
おいて機器接続手段により接続されることにより構成さ
れているが、近年、この種の流体制御装置では、マスフ
ローコントローラや開閉弁などをチューブを介さずに接
続する集積化が進められている(例えば、特開平9−2
9996号公報参照)。この集積化流体制御装置の組立
ては、1枚のパネルに、まず、ブロック継手などの下段
部材をねじで取り付け、次いで、これらの下段部材にま
たがるようにして上段部材を取り付け、隣り合う列の部
材の通路同士を所定箇所において通路接続手段により接
続することにより行われる。
置によると、個々の上段部材は、上方に取り出して点検
・修理・交換が可能であるが、既存の4列のラインに新
たにラインを2列追加するというような変更については
考慮されていなかった。
は、増設・変更時には、ベースブロック固定用のねじ孔
をパネルに追加工する必要が生じるが、このねじ孔には
上段の部材を取り付けるために所要の加工精度が要求さ
れるため、パネル完成後に手作業でねじ孔の追加工を行
うことが困難であるという問題があった。また、上部部
材同士の連結は、すべて下部部材により行われることか
ら、既存のラインから分岐や合流を行う場合、上部部材
を取り外した後、下部部材を交換し、再度上部部材を取
り付けることとなり、工数の増加につながるという問題
もあった。
生した場合には、新たに必要な機器をパネルに取り付
け、パネルごと交換するということが行われるが、この
場合には、長期間の装置停止や現地工事工数の増加につ
ながるという問題がある。
御装置において、ラインの増設および変更が必要になっ
た際でも、容易に対応できることが新たな重要課題とな
っている。
容易に対応できる集積化流体制御装置を提供することに
ある。
明による流体制御装置は、複数の下段部材および上段部
材が直列状に接続されて形成されたラインが並列状に配
置され、隣り合うラインの部材の通路同士が所定箇所に
おいて通路接続手段により接続されている流体制御装置
において、1つのラインの下段部材がそれぞれ1枚の副
基板上にねじで取り付けられ、これらの下段部材の上に
上段部材がねじで取り付けられており、各副基板が1枚
の主基板上に取り付けられ、通路接続手段が上方に取り
外し可能とされていることを特徴とするものである。
を増設する際には、増設すべきラインを1枚の副基板に
取り付け、この副基板を主基板上に取り付けるだけでよ
く、また、ライン変更を行う際には、変更される旧ライ
ンを副基板ごと外し、新ラインを1枚の副基板に取り付
け、この副基板を主基板上に取り付けるだけでよく、ラ
インの増設および変更が容易に行える。通路接続手段に
ついては、これを一旦取り外した後で、ラインの増設ま
たは変更を行い、再び通路接続手段により所要の接続を
行えばよい。こうして、必要最小限の部材を取り外すだ
けでラインの増設・変更が可能となる。
は、各ラインの中心軸を通りかつ上向きに開口した接続
用通路を有していることが好ましい。このようにする
と、ライン幅および副基板幅が統一され、所要のライン
を任意の位置に配置したり、任意のラインに置き換えた
りすることができる。
ることが好ましい。このようにすると、システムにライ
ン増設の要望があった場合に、極めて容易に対応するこ
とができる。
られかつI字状通路を有するブロック継手を備えている
ことがあり、また、通路接続手段が、上からのねじで取
り付けられかつ横向きに開口したマニホールドブロック
継手からなることがある。このようにすると、通路接続
手段を一旦取り外した後で、ラインの増設または変更を
行い、再び通路接続手段により所要の接続を行うための
作業が容易となる。
面を参照して説明する。
制御装置の第1実施形態を示している。この流体制御装
置(1)には、図1の左から、プロセスガスAライン(A)、
プロセスガスBライン(B)、プロセスガスCライン(C)お
よびパージガスライン(P)が配置されている。
は、所定の機能を有する流体制御機器が1つの細長い副
基板(3)上に載せられることにより形成されており、こ
れらの副基板(計4枚)(3)が、1つの主基板(2)上に取
り付けられている。主基板(2)の左半部には、同様のラ
インが複数追加できるように、取付け孔付きスペースが
設けられている。
1)、圧力センサ(12)、遮断開放器(13)、マスフローコン
トローラ(14)および開閉弁(15)を主体として構成されて
いる。プロセスガスBライン(B)とプロセスガスCライ
ン(C)とは、同じ構成であり、逆止弁(11)、プレッシャ
レギュレータ(16)、圧力センサ(12)、遮断開放器(13)、
マスフローコントローラ(14)、開閉弁(15)およびフィル
タ(17)を主体として構成されている。パージガスライン
(P)は、逆止弁(11)、プレッシャレギュレータ(16)、圧
力センサ(12)、マスフローメータ(18)、開閉弁(15)、マ
スフローコントローラ(14)、開閉弁(15)およびフィルタ
(17)を主体として構成されている。
に、同じ大きさの副基板(3)上にねじで取り付けられて
いる下段部材(31)(32)(33)(34)と、これらの下段部材(3
1)(32)(33)(34)の上にねじで取り付けられている上段部
材(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)とよりなる。
上段部材(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)は、各
ライン(A)(B)(C)(P)において所要の機能を果たし、下段
部材(31)(32)(33)(34)は、これらの上段部材(11)(12)(1
3)(14)(15)(16)(17)(18)(19)の通路を接続する機能を有
している。また、プロセスガスライン(A)(B)(C)の遮断
開放器(13)同士は、通路接続手段(50)により接続されて
いる。
いて、上段部材として、逆止弁(11)、圧力センサ(12)、
逆V字状通路ブロック(19)、遮断開放器(13)、マスフロ
ーコントローラ(14)および開閉弁(15)が配置されてい
る。
と前側の3ポート弁(62)とが隣り合わせに配置されて構
成されている。2ポート弁(61)は、直方体状弁本体(63)
およびこれの前部に上方から取り付けられたアクチュエ
ータ(64)よりなり、弁本体(63)には、一端が後部上面に
開口し他端が弁室に通じている略V字状の第1流体用流
入通路(65)と、一端が前面に開口し他端が弁室に通じて
おり第1流体用流入通路(65)との連通がアクチュエータ
(64)によって遮断開放される略L字状の第1流体用流出
通路(66)と、両通路(65)(66)の下方に位置し一端が後端
部下面に開口し他端が前面に開口している略逆L字状の
第2流体用流入通路(67)とが設けられている。3ポート
弁(62)も、直方体状弁本体(68)およびこれに上方から取
り付けられたアクチュエータ(69)よりなり、弁本体(68)
には、一端が後面に開口し2ポート弁(61)の第1流体用
流出通路(66)に通じ他端が弁室に通じている略L字状の
第1流体用流入通路(70)と、一端が第1流体用流入通路
(70)の下方において後面に開口し他端が弁室に通じてい
る略L字状の第2流体用流入通路(71)と、一端が下面に
開口し他端が弁室に通じている第1流体と第2流体に共
通の流出通路(72)とが設けられている。
9)および遮断開放器(13)以外の上段部材(11)(12)(14)(1
5)(16)(17)(18)にも下向きに開口した通路が設けられて
いる。
弁(11)に接続されかつ入口継手(31)が取り付けられたL
字状通路ブロック継手(32)と、逆止弁(11)と圧力センサ
(12)とを連通するV字状通路ブロック継手(33)と、圧力
センサ(12)と逆V字状通路ブロック(19)とを連通するV
字状通路ブロック継手(33)と、逆V字状通路ブロック(1
9)と遮断開放器(13)とを連通するV字状通路ブロック継
手(33)と、遮断開放器(13)とマスフローコントローラ(1
4)とを連通するV字状通路ブロック継手(33)と、マスフ
ローコントローラ(14)と開閉弁(15)とを連通するV字状
通路ブロック継手(33)と、開閉弁(15)に接続されかつ出
口継手(34)が取り付けられたL字状通路第ブロック継手
(31)とが配置されている。
ロック継手(51)と、I字状通路ブロック継手(51)同士を
接続するチューブ(52)とからなる。
すように、下向きに開口した通路を有する横断面T形の
本体(81)と、本体(81)の頂部に設けられた雄ねじ部にね
じ合わされたチューブ接続部(82)とよりなる。本体(81)
内の通路(83)には、内部圧力がゼロの時には通路を閉
じ、内部圧力が所定圧力以上となった際に通路を開く弁
体(84)が、圧縮コイルばね(85)により下向きに付勢され
て配置されている。本体(81)の両側には、遮断開放器(1
3)への取付用ボルト挿通孔(86)があけられている。遮断
開放器(13)の第1流体用流入通路(65)の上向き開口は、
ラインの中心軸の真上に位置させられており、I字状通
路ブロック継手(51)および接続チューブ(52)は、すべて
同じ寸法のものが使用されている。
2実施形態を示すもので、この流体制御装置は、図1に
示す第1実施形態のものに2つのラインを増設すること
により得られたものである。同図において、第1実施形
態と同じ機能を有する4つのラインの左に、プロセスガ
スDライン(D)およびプロセスガスEライン(E)が付加さ
れ、さらに、プロセスガスBライン(B)およびプロセス
ガスCライン(C)に、若干の変更が加えられている。
1)、プレッシャレギュレータ(16)、圧力センサ(12)、遮
断開放器(13)、マスフローコントローラ(14)および開閉
弁(15)を主体として構成されており、プロセスガスEラ
イン(E)は、遮断開放器(13)、マスフローコントローラ
(14)および開閉弁(15)を主体として構成されている。そ
して、プロセスガスBライン(B)の出口側とプロセスガ
スCライン(C)の入口側および出口側に設けられた逆V
字状通路ブロック継手(20)が後述する形状のものに置き
換えられ、さらに、通路接続手段(53)が、5つのI字状
通路ブロック継手(51)と、これらのI字状通路ブロック
継手(51)同士を接続するチューブ(52)とからなる構成に
変更されている。
いて、上段部材として、逆止弁(11)、プレッシャレギュ
レータ(16)、圧力センサ(12)、逆V字状通路ブロック(2
0)、遮断開放器(13)、マスフローコントローラ(14)、開
閉弁(15)、逆V字状通路ブロック(20)およびフィルタ(1
7)が配置されている。
弁(11)に接続されかつ入口継手(31)が取り付けられたL
字状通路ブロック継手(32)と、逆止弁(11)とプレッシャ
レギュレータ(16)とを連通するV字状通路ブロック継手
(33)と、プレッシャレギュレータ(16)と圧力センサ(12)
とを連通するV字状通路ブロック継手(33)と、圧力セン
サ(12)と逆V字状通路ブロック(20)とを連通するV字状
通路ブロック継手(33)と、逆V字状通路ブロック(20)と
遮断開放器(13)とを連通するV字状通路ブロック継手(3
3)と、遮断開放器(13)とマスフローコントローラ(14)と
を連通するV字状通路ブロック継手(33)と、マスフロー
コントローラ(14)と開閉弁(15)とを連通するV字状通路
ブロック継手(33)と、開閉弁(15)と逆V字状通路ブロッ
ク(20)とを連通するV字状通路ブロック継手(33)と、逆
V字状通路ブロック(20)とフィルタ(17)とを連通するV
字状通路ブロック継手(33)と、フィルタ(17)に接続され
かつ出口継手(34)が取り付けられたL字状通路第ブロッ
ク継手(31)とが配置されている。
ように、逆V字状通路(20a)の頂部を上向きに開口させ
る上向き通路(20b)を有している。
て、出口継手(36)は、上向きに開口したもので、開閉弁
(15)に接続されたV字状通路第ブロック継手(35)の上面
に取り付けられている。また、図6に示すプロセスガス
Eライン(E)において、入口および出口の両方に、図5
に示すプロセスガスDライン(D)と同じ構成の継手(35)
(36)が配置されている。
は、プロセスガスBライン(B)の逆V字状通路ブロック
(20)と接続されており、プロセスガスEライン(E)の出
口継手(36)は、プロセスガスCライン(C)の出口側逆V
字状通路ブロック(20)と接続されている。また、プロセ
スガスEライン(E)の入口継手(36)は、プロセスガスC
ライン(C)の入口側逆V字状通路ブロック(20)と接続さ
れている。
示す第2実施形態のものを得るには、まず、遮断開放器
(13)同士を接続している通路接続手段(50)を取り外し、
プロセスガスDライン(D)およびプロセスガスEライン
(E)をその副基板(3)ごと主基板(2)に取り付け、さら
に、プロセスガスBライン(B)およびプロセスガスCラ
イン(C)の逆V字状通路ブロックを置き換え、最後に、
5つのI字状通路ブロック継手(51)およびチューブ(52)
からなる通路接続手段(53)を取り付けるとともに、チュ
ーブにより所要の接続を行えばよい。ここで、新しい通
路接続手段(53)は、もとの通路接続手段(50)と比べて、
I字状通路ブロック継手(51)およびチューブ(53)の数が
異なるのみであり、簡単に製作できかつ簡単に取り付け
ることができる。
すもので、これは、図1に示す第1実施形態のものに2
つのラインを増設することにより得られるもので、第2
実施形態のものと全く同じ機能を有している。この実施
形態は、第1実施形態に2つのラインを増設するに際
し、第2実施形態のように、ただ単にその左に2列増設
するのではなく、増設後の使用しやすさを考慮して、プ
ロセスガスAライン(A)とプロセスガスBライン(B)との
間に、プロセスガスDライン(D)が付加され、プロセス
ガスBライン(B)とプロセスガスCライン(C)との間に、
プロセスガスEライン(E)が付加されている。そして、
第2実施形態では、プロセスガスEライン(E)およびプ
ロセスガスCライン(C)にそれぞれに設けられていた逆
V字状通路ブロック(20)が取り除かれ、これら両ライン
(E)(C)に共通のマニホールドブロック継手(53)が設けら
れている。
に示すように、断面が逆V字状の通路(54a)(同図
(a)参照)の頂部同士が、左右にのびる通路(54b)に
よって接続されている(同図(b)参照)もので、その
右端部には、雌ねじ部(55)が設けられている。
示す第3実施形態のものを得るには、まず、遮断開放器
(13)同士を接続している通路接続手段(50)を取り外し、
さらに、プロセスガスAライン(A)およびプロセスガス
Bライン(B)をその副基板(3)ごと主基板(2)から取り外
した後、プロセスガスAライン(A)、プロセスガスBラ
イン(B)、プロセスガスDライン(D)およびプロセスガス
Eライン(E)をその副基板(3)ごと主基板(2)の所定位置
に取り付け、さらに、プロセスガスEライン(E)および
プロセスガスCライン(C)の逆V字状通路ブロックをマ
ニホールドブロック継手に置き換え、最後に、5つのI
字状通路ブロック継手(51)およびチューブ(52)からなる
通路接続手段(53)を取り付ければよい。これ以外のチュ
ーブによる接続は必要ない。
スラインの位置を変更するとともに、マニホールドブロ
ック継手(54)を使用することにより、チューブを使用し
た接続が遮断開放器同士の接続だけとなり、溶接箇所が
少ないため改造が容易であり、しかも、配管が簡素化さ
れてメンテナンスが容易となるという利点を有してい
る。
示す平面図である。
示す平面図である。
示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の下段部材(31)(32)(33)(34)および
上段部材(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)が直列
状に接続されて形成されたライン(A)(B)(C)(D)(E)(P)が
並列状に配置され、隣り合うライン(A)(B)(C)(D)(E)(P)
の部材の通路同士が所定箇所において通路接続手段(50)
(53)(54)により接続されている流体制御装置において、 1つのライン(A)(B)(C)(D)(E)(P)の下段部材(31)(32)(3
3)(34)がそれぞれ1枚の副基板(3)上にねじで取り付け
られ、これらの下段部材(31)(32)(33)(34)の上に上段部
材(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)がねじで取り
付けられており、各副基板(3)が1枚の主基板(2)上に取
り付けられ、通路接続手段(50)(53)(54)が上方に取り外
し可能とされていることを特徴とする流体制御装置。 - 【請求項2】 通路接続手段(50)(53)(54)によって接続
されている部材(13)は、各ライン(A)(B)(C)(D)(E)(P)の
中心軸を通りかつ上向きに開口した接続用通路を有して
いる請求項1の流体制御装置。 - 【請求項3】 主基板(2)に、増設用スペースが設けら
れている請求項1の流体制御装置。 - 【請求項4】 通路接続手段(50)(53)が、上からのねじ
で取り付けられかつI字状通路(83)を有するブロック継
手(51)を備えている請求項1の流体制御装置。 - 【請求項5】 通路接続手段(54)が、上からのねじで取
り付けられかつ横向きに開口したマニホールドブロック
継手からなる請求項1の流体制御装置。
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