JP2589313Y2 - マスフローコントローラ - Google Patents

マスフローコントローラ

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JP2589313Y2
JP2589313Y2 JP1992055937U JP5593792U JP2589313Y2 JP 2589313 Y2 JP2589313 Y2 JP 2589313Y2 JP 1992055937 U JP1992055937 U JP 1992055937U JP 5593792 U JP5593792 U JP 5593792U JP 2589313 Y2 JP2589313 Y2 JP 2589313Y2
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JP
Japan
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flow
flow path
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flow rate
mass flow
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JP1992055937U
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JPH0615107U (ja
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英貴 吉田
正男 山口
正巳 西川
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Estech Corp
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Estech Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、方形状のブロック体の
外部に流体流量を検出する流量検出部と流体流量を制御
する流量制御部とを設けたマスフローコントローラの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】上記マスフローコントローラとして、例
えば図3に示すものがある。この図において、1は方形
状のブロック体で、その一つの側面2には流体導入口3
が開設され、液体または気体などの流体をブロック体1
に導入するための一次側継手4が着脱自在に設けられて
いる。4aは一次側継手4内の流路である。
【0003】5は前記流体導入口3に連なる逆L字状の
流路で、その他端はブロック体1の上面6において開口
していると共に、その水平な部分にはバイパス素子7が
設けられている。また、ブロック体1の側面2に対応す
る側面8には、流体をブロック体1から導出するための
二次側継手9が連設されている。そして、ブロック体1
には、一端が上面6において開口し、他端が二次側継手
9内の流路9aに連なったL字状の流路10が形成され
ている。
【0004】11はブロック体1の上面6に立設される
流量検出部で、ハウジング12内に、図外のブリッジ回
路に接続される2つの検出コイル13を適宜の間隔をお
いて巻設した細い測定管路14を設けて構成されてい
る。測定管路14の上流側および下流側の端部は、前記
バイパス素子7の上流位置および下流位置においてそれ
ぞれ流路5と連通接続されている。
【0005】15はブロック体1の上面6に、前記流量
検出部11と並ぶようにして立設される流量制御部で
記流路5,10の上面6側の開口5a,10aに跨が
って設けられ、これらを開閉する弁体17と、これを駆
動する弁体駆動部18とを収容してなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマスフローコントローラ19においては、一次側継
手4と二次側継手9がブロック体1の対向する側面2,
8にそれぞれ設けられていると共に、流量検出部11と
流量制御部15とが、前記側面2,8と直交する方向の
上面6に設けられているため、ブロック体1が長大であ
ると共に、一次側継手4と弁体17との間の流路5およ
び弁体17と二次側継手9との間の流路10は、共に上
方に折れ曲がった形状をしており、そのため、両流路
5,10のトータル長さが大きくなっていた。そのた
め、所謂デッドボリュームが大きく、ガス置換に時間が
かかると云った不都合があると共に、マスフローコント
ローラ全体の小型が阻まれていた。そして、流路5,1
0内に異物が溜まりやすかった。
【0007】また、上記従来のマスフローコントローラ
19を例えば並列接続するには、図4に示すように、複
数のエルボー20とT字状のチーズ21を用いる必要が
あり、それだけ、部品点数が多くなると云った欠点もあ
った。
【0008】本考案は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、ブロック体そのもの
を短小とし、ブロック体内における流路長をできるだけ
短くすることにより、ガス置換性が優れると共に、流路
内に異物が溜まりにくいコンパクトな構成のマスフロー
コントローラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案においては、方形状のブロック体の外部に流
体流量を検出する流量検出部と流体流量を制御する流量
制御部とを設け、ブロック体内にバイパス素子を備えた
バイパス流路を、流量検出部のハウジング内に設けた測
定管路と並列に設けたマスフローコントローラであっ
前記流量検出部をブロック体の上面に立設する一
方、前記流量制御部を、流体を前記ブロック体に導入す
るための一次側継手が設けられた側面に対応する側面に
設けると共に、流体を前記ブロック体から導出するため
の二次側継手を、前記一次側継手が設けられた側面と直
交する側面に設け、更に、ブロック体内に、前記バイパ
ス流路と流量制御部の弁体との間を接続する流路と、前
記弁体と二次側継手との間を接続する流路とを設けてい
る。
【0010】
【作用】上記特徴的構成よりなるマスフローコントロー
ラにおいては、バイパス素子から弁体までの流路長およ
び弁体から二次側継手までの流路長が大幅に短縮され、
これに伴って、ブロック体内における流路長が短くなる
と共に、ブロック体内におけるデッドスペースがなくな
ったので、ガス置換性が向上すると共に、流路内に異物
が溜まりにくくなる。また、マスフローコントローラを
含むガス供給系全体がコンパクトになる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は例えば微少流量制御を行うための所謂ノ
ルマルクローズタイプのマスフローコントローラ22を
示している。この図において、図3に示した符号と同一
のものは同一物を示している。
【0012】この実施例に係るマスフローコントローラ
22が、前記図3に示したマスフローコントローラ19
と大きく異なる点は、流量制御部15を、一次側継手4
が設けられた側面2に対応する側面8に設けると共に、
二次側継手9を、側面2,8と直交する面(図示例では
下面)23に設けたことである。24は測定流路14と
並列に設けられ、バイパス素子7を備えたバイパス流
路、25はこのバイパス流路24と流量制御部15の弁
体17との間を接続する流路、26は弁体17と二次側
継手9との間を接続する流路で、いずれもブロック体1
内に設けられている。すなわち、両流路25,26の側
面8側の開口25a,26aに跨がって前記流量制御部
15を設けている。
【0013】上記構成のマスフローコントローラ22に
おいては、バイパス素子7から弁体17までの流路25
が極めて短くなると共に、弁体17から二次側継手9ま
での流路26も短くなる。従って、ブロック体1内にお
ける流路長が大幅に短くなると共に、ブロック体1内に
おけるデッドスペースがなくなったので、ガス置換性が
向上すると共に、流路内に異物が溜まりにくくなる。ま
た、マスフローコントローラ全体22がコンパクトにな
る。
【0014】前記実施例においては、二次側継手9をブ
ロック体1の下面23に設けたが、これを、側面2,8
の間の左右の側面に設けてもよい。図2は、二次側継手
9を互いに対称の位置に設けた2つのマスフローコント
ローラ22をチーズ21によって並列的接続した状態を
示す図である。この図から理解されるように、従来のマ
スフローコントローラ19では必要であったエルボー2
0(図4参照)が不要になり、極めてコンパクトな状態
で接続することできる。前記図1に示したマスフローコ
ントローラ22においても同様に接続できることは云う
までもない。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
バイパス素子から弁体までの流路長が大幅に短縮され、
これに伴って、ブロック体内における流路長が短くなる
と共に、ブロック体内におけるデッドスペースがなくな
ったので、ガス置換性が向上すると共に、流路内に異物
が溜まりにくくなる。また、マスフローコントローラ全
体がコンパクトになる。また、マスフローコントローラ
どうしを並列接続するような場合、継手部材が少なくて
済み、極めてコンパクトな状態で接続することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマスフローコントローラの一例を
示す縦断面図である。
【図2】本考案の他の実施例に係るマスフローコントロ
ーラを並列的に接続した状態を示す断面斜視図である。
【図3】従来のマスフローコントローラを示す縦断面図
である。
【図4】従来のマスフローコントローラを並列的に接続
した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ブロック体、2,8,23…側面、4…一次側継
手、7…バイパス素子、9…二次側継手、11…流量検
出部、12…ハウジング、14…測定管路、15…流量
制御部、22…マスフローコントローラ、24…バイパ
ス流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 7/06 G01F 1/68

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状のブロック体の外部に流体流量を
    検出する流量検出部と流体流量を制御する流量制御部と
    を設け、ブロック体内にバイパス素子を備えたバイパス
    流路を、流量検出部のハウジング内に設けた測定管路と
    並列に設けたマスフローコントローラであって前記流
    量検出部をブロック体の上面に立設する一方、前記流量
    制御部を、流体を前記ブロック体に導入するための一次
    側継手が設けられた側面に対応する側面に設けると共
    に、流体を前記ブロック体から導出するための二次側継
    手を、前記一次側継手が設けられた側面と直交する側面
    に設け、更に、ブロック体内に、前記バイパス流路と流
    量制御部の弁体との間を接続する流路と、前記弁体と二
    次側継手との間を接続する流路とを設けたことを特徴と
    するマスフローコントローラ。
JP1992055937U 1992-07-15 1992-07-15 マスフローコントローラ Expired - Lifetime JP2589313Y2 (ja)

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JPH0615107U JPH0615107U (ja) 1994-02-25
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JP4505009B2 (ja) * 2007-12-28 2010-07-14 株式会社堀場エステック 集積タイプのマスフローコントローラ及びガス供給ライン

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