JPH0614975U - 接栓の自動着脱装置 - Google Patents

接栓の自動着脱装置

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JPH0614975U
JPH0614975U JP5258192U JP5258192U JPH0614975U JP H0614975 U JPH0614975 U JP H0614975U JP 5258192 U JP5258192 U JP 5258192U JP 5258192 U JP5258192 U JP 5258192U JP H0614975 U JPH0614975 U JP H0614975U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 接栓の着脱時における位置ずれ誤差を低減し
て位置精度が向上し、接栓を破壊せず電気性能寿命を高
め、製品の流れを中断せずに接栓の着脱を自動的に行
う。 【構成】 電子機器4が載置されたパレット3はベルト
コンベアにより順次搬送され、パレット搬入センサ26
が停止位置Pに対するパレット3の搬入を検出すると、
エアシリンダ17が駆動して可動ブロック20がガイド
ロッド19に沿ってパレット側着脱接栓6側に前進移動
し、一次ガイドピン21が固定ブロック10の一次ガイ
ド穴11に挿入する。移動側着脱接栓14の二次ガイド
ピン24がパレット側着脱接栓6の二次ガイド穴9に挿
入し、移動側着脱接栓14がパレット側着脱接栓6に接
続される。測定後は、エアシリンダ17の駆動により可
動ブロック20が本体16側に後退移動し、検査側着脱
接栓14がパレット側着脱接栓6から抜き取られる。接
栓抜差センサ18は接栓の抜差状態を検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば各種電子機器の測定検査を行う際に、電気的接続が行われる 接栓の自動着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、製造工程を経た各種電子機器は、検査装置の作業台までベルトコンベア で搬送された時点で、電子機器と検査装置との間を配線して周波数特性等の各種 特性検査を行っていた。
【0003】 すなわち、電子機器の検査を行うにあたって、図7に示すように電子機器50 と検査装置(図示せず)との間の電気的接続には、電子機器50の接栓51に対 応した形状の多極コネクタや同軸ケーブル等による接栓52を用い、電子機器5 0が検査装置に搬送された時点で、接栓52を手作業によって電子機器50の接 栓51に接続していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来、電子機器50の検査を行う場合には、接栓51,52の着 脱を抜き差し操作による手作業で行っていたので、製品の流れが一時的に中断す ることになり、極めて作業効率が悪かった。また、着脱される接栓51,52が 特に複数ピン、例えば25ピン以上の多極コネクタで構成される場合には、接栓 の着脱に大きな力を必要とし、腕に相当の負担がかかり、検査前の準備作業に手 間と時間がかかるという問題があった。
【0005】 また、接栓51,52の着脱を手作業で行っている関係で、接栓51,52が 斜めに抜き差しされると、接栓52のピン52aを破壊して寿命を縮めるおそれ があった。
【0006】 そこで、本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的 は、接栓の着脱時における位置ずれ誤差を低減して位置精度を向上させることが でき、接栓を破壊することなく電気性能寿命が高められ、製品の流れを中断させ ずに接栓の着脱を自動的に行うことができる接栓の自動着脱装置を提供すること にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案による接栓の自動着脱装置は、予め配線パタ ーン5の一端に電気的に接続された電子機器4を載置した状態でベルトコンベア により順次搬送されるパレット3と、該パレットの停止位置Pに対する搬入を検 出するパレット搬入センサ26と、前記パレットに固設され、両側に一次ガイド 穴11が形成された固定ブロック10と、前記配線パターンの他端に電気的に接 続された状態で前記固定ブロックに固設され、接続部7,8の両側に二次ガイド 穴9が形成されたパレット側着脱接栓6と、前記パレットの停止位置で前記一次 ガイド穴と対応する位置に該一次ガイド穴に挿入する一次ガイドピン21が設け られた可動ブロック20と、該可動ブロックに固設され、前記パレットの停止位 置で前記二次ガイド穴と対応する位置に該二次ガイド穴に挿入する二次ガイドピ ン24が設けられた移動側着脱接栓14と、両側にガイドロッド19を介して前 記可動ブロックが接続された本体16に設けられ、前記パレット搬入センサの検 出に基づいて前記可動ブロックを予め設定された規定荷重により前記ガイドロッ ドに沿って移動制御するエアシリンダ17と、該エアシリンダの移動量に基づい て前記パレット側着脱接栓に対する前記移動側接栓の抜差状態を検出する接栓抜 差センサ18とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
電子機器4を載置したパレット3がベルトコンベアにより順次搬送され、パレ ット搬入センサ26が搬入するパレット3を検出してパレット3が停止位置Pに 到達すると、エアシリンダ17が駆動して予め設定された規定荷重により可動ブ ロック20をガイドロッド19に沿ってパレット側着脱接栓6側に移動制御する 。これにより、まず、可動ブロック20の一次ガイドピン21がパレット3に固 設された固定ブロック10の一次ガイド穴11に挿入し、続いて可動ブロック2 0に固設された移動側着脱接栓14の二次ガイドピン24が固定ブロック10に 固設されたパレット側着脱接栓6の二次ガイド穴9に挿入した後、移動側着脱接 栓14がパレット側着脱接栓6に接続される。また、エアシリンダ17の駆動に より可動ブロック20を逆に移動制御することにより、移動側着脱接栓14がパ レット側着脱接栓6から抜かれる。この時、エアシリンダ17の移動量に基づい て接栓抜差センサ18がパレット側着脱接栓6に対する移動側接栓14の抜差状 態を検出する。
【0009】
【実施例】
図1は本考案による接栓の自動着脱装置の一実施例を示す斜視図、図2は同装 置の接栓着脱機構を示す断面図、図3は同装置の電気的構成の概略を示すブロッ ク図である。 この実施例による接栓の自動着脱装置は、ベルトコンベアにより順次搬送され る電子機器の周波数特性等の各種特性検査を行う際に適用されるものである。
【0010】 図1において、側面板(片側のみ図示)1間には、搬送路をなす2本のガイド レール2(2a,2b)が架設されており、ガイドレール2a,2b間には、板 状のパレット3が移動自在に取り付けられている。パレット3上には、製造工程 を経た検査対象としての電子機器4が載置されており、パレット3内部には、電 子機器4の検査項目に対応して予め回路パターン(配線パターン)5が形成され ている。この回路パターン5の一端5aは予め搬送前に電子機器4の各端子と図 示しない配線ケーブルを介して接続されており、他端5bはパレット3に設けら れた2個のパレット側着脱接栓6に接続されている。
【0011】 パレット側着脱接栓6は接続部7が同軸7aのみで構成される50Ω着脱接栓 6aと、接続部8が例えば25ピン以上の複数のピンを有する多極コネクタ8a と同軸8bの組合せで構成される75Ω着脱接栓6bで構成されており、各接栓 6a,6bの接続部7,8の両側には、所定径の二次ガイド穴9が形成されてい る。また、パレット側着脱接栓6は長方形状の固定ブロック10を介してパレッ ト3の底面端部の両側に固定されており、固定ブロック10の両側には、一次ガ イド穴11が貫通して形成されている。
【0012】 一方のガイドレール2aの下部には、ガイドレール2と平行に支持杆12が架 設されており、この支持杆12には、パレット3と平行な取付台13aを有する L字状のブラケット13が支持されている。また、取付台13a上には、パレッ ト側着脱接栓6と対応する位置に検査側着脱接栓(移動側着脱接栓)14を備え た接栓着脱機構15が設けられている。
【0013】 接栓着脱機構15はパレット側着脱接栓6の位置に対応して2組配設されてお り、基部をなす矩形状の本体16が取付台13aに固設されている。また、本体 16には、エアシリンダ17が設けられており、このエアシリンダ17は予め設 定された規定荷重で駆動軸17aを収縮している。さらに、本体16には、エア シリンダ17の駆動軸17aの移動量に応じてパレット側着脱接栓6に対する検 査側着脱接栓15の抜き差しを検出する接栓抜差センサ18が設けられている。 また、エアシリンダ17の駆動軸17aの両側には、駆動軸17aの収縮に連動 して平行移動するガイドロッド19が設けられている。また、エアシリンダ17 の駆動軸17aの先端および各ガイドロッド19の先端には、長方体形状の可動 ブロック20が固設されている。
【0014】 可動ブロック20の両側には、パレット3の固定ブロック10に形成された一 次ガイド穴11に挿入する一次ガイドピン21が設けられている。また、可動ブ ロック20における一次ガイドピン21間には、パレット側着脱接栓6と対応す る位置に同一形状の接続部22,23を有する検査側着脱接栓14が固設されて いる。つまり、パレット側着脱接栓6の50Ω着脱接栓6aと対応する位置には 、接続部22が同軸22aのみで構成される50Ω着脱接栓14aが固設されて おり、パレット側着脱接栓6の75Ω着脱接栓6bと対応する位置には、接続部 23が複数ピンを有する多極コネクタ23aと同軸23bとの組合せで構成され る75Ω着脱接栓14bが固設されている。また、検査側着脱接栓14の両側に は、パレット側着脱接栓6の二次ガイド穴9に挿入する二次ガイドピン24が設 けられている。
【0015】 ここで、図2に示すように検査側着脱接栓14における接続部22の接続面を 基準面25とした場合、一次ガイドピン21は二次ガイドピン24よりも基準面 25からパレット側着脱接栓6に対して前方に長く形成されている。すなわち、 基準面25からの一次ガイドピン21と二次ガイドピン24の寸法差L1は、一 次ガイド穴11と二次ガイド穴9の接続面側における端面の寸法差L2よりも大 きく設定されている。
【0016】 これにより、エアシリンダ17が駆動して可動ブロック20がパレット側着脱 接栓6側に前進移動した際には、まず、一次ガイドピン21が固定ブロック10 の一次ガイド穴11に挿入され、続いて二次ガイドピン24がパレット側着脱接 栓6の二次ガイド穴9に挿入された後、検査側着脱接栓14がパレット側着脱接 栓6に接続される。また、エアシリンダ17が駆動して可動ブロック20が本体 16側に後退移動すると、2組のガイドピン21,24は二次ガイドピン24、 一次ガイドピン21の順にガイド穴9,11から抜かれる。
【0017】 一方、ガイドレール2aには、搬入されるパレット3の端部3aを検出するパ レット搬入センサ26が設けられており、このパレット搬入センサ26の検出信 号は側面板1の外側に設けられた制御盤27に出力され、制御盤27からの制御 信号によってパレット3は図1に示す位置Pで停止する。また、ガイドレール2 aにおいて、側面板1に近接した位置には、パレット側着脱接栓6の有無を検出 する接栓有無センサ28が設けられており、この接栓有無センサ28の検出信号 は制御盤27に出力される。
【0018】 制御盤27は機能切替スイッチ29、カウンター30、表示器31、タイマー 32、制御部33を備えて構成されている。 機能切替スイッチ29は接栓6,14の着脱を自動または手動の何れで行うか の切り替えを指定する自動/手動切替スイッチ29a、接栓6,14を自動的に 着脱するシステムを起動させる接栓自動着脱システム開始スイッチ29b、50 Ω着脱接栓14aの挿入を指定する50Ω着脱接栓挿入スイッチ29c、75Ω 着脱接栓14bの挿入を指定する75Ω着脱接栓挿入スイッチ29d、検査項目 に応じて50Ω着脱接栓14bの接続が不要な場合に操作される50Ω着脱接栓 不要スイッチ29eで構成されている。
【0019】 カウンター30は例えば1万回程度と比較的寿命の短い50Ω着脱接栓14a の挿入回数を計数している。 表示器31は自動により接栓6,14の着脱を行っている際に点灯する自動運 転灯31a、カウンター30が計数する50Ω着脱接栓14aの挿入回数に応じ て寿命を色表示する寿命表示灯31bを備えて構成されている。
【0020】 タイマー32は接栓自動着脱システム開始スイッチ29bがオンした時、パレ ット側着脱接栓6が確認された時、後述する検査装置34からの受信出力をクリ アした時、接栓6,14の抜き取りが確認された時、次のパレット3の搬入が確 認されなかった時に、次の動作に移行するまでの時間を管理しており、この時間 は予め設定されている。
【0021】 制御部33は機能切替スイッチ29の操作および各センサ18,26,28の 検出信号に基づいてカウンター30、タイマー32、表示器31、接栓挿入時の エアシリンダ17の駆動を制御している。また、制御部33は後述する検査装置 34との間で授受される信号に基づいてエアシリンダ17を駆動して接栓6,1 4の抜き取り時の制御をしている。
【0022】 検査装置34は図示しない配線ケーブルを介して制御盤27と電気的に接続さ れている。この検査装置34は例えばパソコン等で構成され、制御盤27からの 信号を受け、パレット側着脱接栓6に対して検査側着脱接栓14が完全に接続さ れた状態で、パレット3上に載置された電子機器4の周波数特性等の各種特性検 査を測定している。
【0023】 次に、上記のように構成された接栓の自動着脱装置の動作を、図4乃至図6の フローチャート図に基づいて説明する。 準備動作として、まず、制御盤27と検査装置34との間を接続ケーブルを介 して電気的に接続する(ST1)。
【0024】 この状態で、自動/手動切替スイッチ29aが「手動」の場合(ST2−手動 )、50Ω着脱接栓挿入スイッチ29cがオンしていれば(ST3−Yes)、 50Ω着脱接栓14aを対応するパレット側着脱接栓6の50Ω着脱接栓6aに 挿入して取り付ける。また、この時、カウンター30が50Ω着脱接栓14aの 挿入回数を計数し(ST4)、その回数が寿命表示灯31bに表示される。
【0025】 次に、50Ω着脱接栓6a,14aが取り付けられた状態、または50Ω着脱 接栓挿入スイッチ29cがオフの状態で(ST3−No)、75Ω着脱接栓挿入 スイッチ29dがオンすれば(ST5−Yes)、75Ω着脱接栓14bを対応 するパレット側着脱接栓6の75Ω着脱接栓6bに挿入して取り付けた(ST6 )後、ST1に戻る。また、75Ω着脱接栓挿入スイッチ29dがオフであれば (ST5−No)、ST2に戻る。
【0026】 一方、自動/手動切替スイッチ29aが「自動」の場合(ST2−自動)、接 栓自動着脱システム開始スイッチ29bがオンすれば(ST7−Yes)、タイ マー32が5秒経過した後に、自動運転灯31aが緑色に点灯して(ST8)運 転動作に移行する。
【0027】 次に、運転動作において、パレット側着脱接栓6が有ると検出されると(ST 9−Yes)、タイマーが2秒経過した後(ST10)に、エアシリンダ17を 駆動して75Ω着脱接栓14bを対応するパレット側着脱接栓6の75Ω着脱接 栓6bに挿入して取り付ける(ST11)。また、パレット側着脱接栓6が無し と検出されれば(ST9−No)、後述するST34の動作に移行する。
【0028】 ここで、75Ω着脱接栓14bの挿入動作について説明する。 エアシリンダ17が駆動され、2本のガイドロッド19に沿って可動ブロック 20が前進移動すると、まず、一次ガイドピン21がパレット3側における固定 ブロック10の一次ガイド穴11に挿入され、可動ブロック20のパレット3全 体に対する位置決めが行われる。さらに可動ブロック20の前進によって75Ω 着脱接栓14bの二次ガイドピン24がパレット側着脱接栓6の二次ガイド穴9 に挿入され、75Ω着脱接栓14bのパレット側着脱接栓6に対する位置決めが 行われる。そして、さらに可動ブロック20が前進すると、75Ω着脱接栓14 bがパレット側着脱接栓6の75Ω着脱接栓6bと接続される。
【0029】 この時、エアシリンダ17は予め設定された規定荷重以上の力を接栓6b,1 4bに加えないので、接栓6b,14b間に負荷が生じた場合でも、接栓抜差セ ンサ18の出力によって75Ω着脱接栓6b,14bが完全に接続された否かが 検出される。
【0030】 次に、50Ω着脱接栓不要スイッチ29eがオフしていれば(ST12−Ye s)、エアシリンダ17を駆動して50Ω着脱接栓14aを対応するパレット側 着脱接栓6の50Ω着脱接栓6aに挿入して取り付ける(ST13)。この時、 カウンター30が計数し、1万回を越えれば、寿命表示灯31bが黄色に点灯す る(ST14)。また、50Ω着脱接栓不要スイッチ29eがオンしていれば( ST12−No)、後述するST16の動作に移行する。
【0031】 次に、接栓抜差センサ18により50Ω着脱接栓14aの挿入が確認され(S T15)、75Ω着脱接栓14bの挿入が確認されると(ST16)、着脱接栓 接続完了およびパレット番号を示す信号を検査装置34に送信する(ST17) 。検査装置34では、制御盤27より送信信号を受けてパレット番号を受信し( ST18)、着脱接栓接続完了を受信すると(ST19)、制御盤27に対して 応答の受信出力を送信する(ST20)。制御盤27では、検査装置34より受 信出力を受けて確認すると(ST21−Yes)、着脱接栓接続完了の送信をク リアしてその旨を検査装置34に出力する(ST22)。制御盤27はこの送信 クリアを確認すると(ST23−Yes)、受信出力をクリアして(ST24) 所望の周波数特性等の各種特性検査の測定を行う(ST25)。
【0032】 そして、検査装置34により検査が終了すると、測定終了を示す信号が制御盤 27に送信され(ST26)、制御盤27はこの測定終了の信号を受けると(S T27−Yes)、検査装置34に対して応答の受信出力を送信する(ST28 )。検査装置34では、制御盤27より受信出力を受けて確認すると(ST29 −Yes)、測定終了の送信をクリアしてその旨を制御盤27に出力する(ST 30)。制御盤27はこの送信クリアを確認すると(ST31−Yes)、受信 出力をクリアして(ST32)タイマー32が2秒経過した後に、エアシリンダ 17を駆動して検査側着脱接栓14(75Ω着脱接栓14bおよび50Ω着脱接 栓14a)を抜き取る(ST33)。この時、接栓抜差センサ18によって検査 側着脱接栓14がパレット側着脱接栓6から完全に抜き取られたか否か検出され る。
【0033】 そして、接栓抜差センサ18により接栓6,14の抜き取りが確認されると( ST34−Yes)、タイマー32が5秒経過した後に、パレット3のリクエス トを示す信号を送信し(ST35)、パレット搬入センサ26により次のパレッ ト3の搬入が確認されると(ST36−Yes)、ST9の動作に移行する。ま た、次のパレット3の搬入が確認されなければ(ST36−No)、タイマー3 2が420秒経過した後に、リクエストを停止して動作を終了する。
【0034】 従って、上述した実施例では、検査側着脱接栓14の固設された可動ブロック が、エアシリンダ17の駆動により2本のガイドロッドに沿って移動し、パレッ ト3に対する検査側着脱接栓14の全体の位置合わせを一次ガイドピン21で行 った後、パレット側着脱接栓6に対する検査側着脱接栓14の位置合わせを二次 ガイドピン24で行っており、2組のガイドピン21,24により2段階で位置 合わせして接栓6,14の着脱を行う構成なので、製品の流れを中断させずに接 栓の着脱を自動的に制御して電子機器4の検査を行うことができる。また、回転 を防止して可動ブロック20をパレット3の載置面3bに対して平行に移動制御 でき、着脱時における接栓の位置ずれ誤差を低減して位置精度を向上させること ができる。
【0035】 さらに、検査側着脱接栓14の移動の制御をエアシリンダ17で行っており、 予め設定された規定荷重以上の力が接栓6,14に加わらない構成なので、接栓 6,14間に負荷が生じた場合でも、検査側着脱接栓14はエアシリンダ17に より規定荷重が加えられた時点で停止し、従来のように斜め抜き差しにより接栓 を破壊することなく、電気性能寿命の向上を図ることができる。
【0036】 ところで、上述した実施例では、2組のガイド穴11,9をパレット側着脱接 栓6側に設け、2組のガイドピン21,24を検査側着脱接栓14側に設けた構 成について説明したが、逆に設ける構成としてもよい。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の接栓の自動着脱装置によれば、製品の流れを中 断させずに接栓の着脱を自動的に行うことができる。また、2組のガイドピンに より2段階で位置合わせして接栓の着脱を行う構成なので、着脱時における位置 ずれ誤差を低減して位置精度を向上させることができる。さらに、接栓の着脱を エアシリンダで行い、接栓に対して規定荷重以上の力が加わらない構成なので、 従来のように斜め抜き差しを起こして接栓を破壊することなく、電気性能寿命を 高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による接栓の自動着脱装置の一実施例を
示す斜視図
【図2】同装置の接栓着脱機構を示す断面図
【図3】同装置の電気的構成の概略を示すブロック図
【図4】同装置における接栓の自動着脱動作を説明する
ためのフローチャート図
【図5】図4に続く接栓の自動着脱動作を説明するため
のフローチャート図
【図6】図5に続く接栓の自動着脱動作を説明するため
のフローチャート図
【図7】従来の接栓の着脱構成を示す図
【符号の説明】
3…パレット、4…電子機器、5…配線パターン(回路
パターン)、6…パレット側着脱接栓、7,8…接続
部、9…二次ガイド穴、10…固定ブロック、11…一
次ガイド穴、14…移動側着脱接栓(検査側着脱接
栓)、15…接栓着脱機構、16…本体、17…エアシ
リンダ、18…接栓抜差センサ、20…可動ブロック、
21…一次ガイドピン、24…二次ガイドピン、26…
パレット搬入センサ、P…停止位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め配線パターン(5)の一端に電気的
    に接続された電子機器(4)を載置した状態でベルトコ
    ンベアにより順次搬送されるパレット(3)と、該パレ
    ットの停止位置(P)に対する搬入を検出するパレット
    搬入センサ(26)と、前記パレットに固設され、両側
    に一次ガイド穴(11)が形成された固定ブロック(1
    0)と、前記配線パターンの他端に電気的に接続された
    状態で前記固定ブロックに固設され、接続部(7,8)
    の両側に二次ガイド穴(9)が形成されたパレット側着
    脱接栓(6)と、前記パレットの停止位置で前記一次ガ
    イド穴と対応する位置に該一次ガイド穴に挿入する一次
    ガイドピン(21)が設けられた可動ブロック(20)
    と、該可動ブロックに固設され、前記パレットの停止位
    置で前記二次ガイド穴と対応する位置に該二次ガイド穴
    に挿入する二次ガイドピン(24)が設けられた移動側
    着脱接栓(14)と、両側にガイドロッド(19)を介
    して前記可動ブロックが接続された本体(16)に設け
    られ、前記パレット搬入センサの検出に基づいて前記可
    動ブロックを前記ガイドロッドに沿って移動制御するエ
    アシリンダ(17)と、該エアシリンダの移動量に基づ
    いて前記パレット側着脱接栓に対する前記移動側接栓の
    抜差状態を検出する接栓抜差センサ(18)とを備えた
    ことを特徴とする接栓の自動着脱装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107832061A (zh) * 2017-11-29 2018-03-23 东风电动车辆股份有限公司 汽车发动机ecu自动灌装装置、系统及方法

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